彼女はよくママなんて言われてるけど、どちらかといえばオカン的な強さがあるとは思います。
もっとも、その側面だけを押し出しちゃうと非常に甘えるのが難しくなっちゃうので書く上ではバランスが大事だなと。
部活も終わったその日の夕暮れ時、いつもと変わらぬように部活動の皆を見送った。何事もなかったかのように、いつものように相談者のお悩みを解決して、そしてスッキリした気持ちで送り出す、それ自体はいつもどおり、何の問題もなかったはずだったのに。
「はぁ……」
「そんな落ち込まないの、今日は柊史くんには難しかったかもしれないから……」
誰も居なくなった部室で、紬の膝に頭を乗せる。オレが居なかったら、こんなややこしい話にならなかったかもしれないのに、それでも彼女はいつもと変わらぬ慈愛に満ちた顔でオレを見つめてくれる。まるで幼子をあやすように撫でるその姿を、遠い記憶の母親に重ねてしまうのは性分なのか。
「ほら、こんな顔してたら皆に心配されちゃうよ?」
「紬しか居ないし、たまにはこうなっても良いだろ」
「ワタシにはそんな顔見せていいと思ってるんだ……ふーん……」
どこかつまらなさそうな顔をしてみせた彼女が、ちょっとだけ前かがみになる。たわわに実った2つの果実はすぐ目の前にやってきて、視野の殆どが彼女の乳房で覆われてしまった。布越しだというのに、魅力的なそれに目を奪われてしまうぐらいには、どこか邪な感情も同時に抱いていた。
夢のような時間はすぐに過ぎ去り、彼女が起き上がってまたオレの方を見る。顔に出ていたのか、さっきよりもちょっとだけ不機嫌そうな顔をして、彼女は頭を撫でる手を緩めてしまった。名残惜しいけれども、それ以上に彼女が見せた表情に見惚れてしまう。
「このままこうしていると、日が暮れちゃうよ」
「オレはこのままでも良いけど」
「そんなこと言わないの、放課後の居残りはめっ、だよ」
彼女がそっと立ち上がろうとした動きを悟り、諦めて体を起こす。柔らかな太腿の感触を少し思い出しながら、なんとか体を起こすもそれ以上の抵抗は虚しく、彼女は荷物をまとめて部室を出ようとする。遅れないようにオレも身なりを正して、そそくさと部屋を後にした。
「えっと、もし柊史くんが良かったら、カラオケなんてどうかな」
「……いいけど、どうしたの」
「たまには良いかなって、それに柊史くんになら恥ずかしくないから」
前にライブのときだっただろうか、人前で歌うのは恥ずかしいなんて言ってた彼女の美声が聞けるなんて、正直ドキドキせずには居られない。一も二もなく了承し、彼女に手を引かれながら学校から少し離れたカラオケ店へと入っていった。
「さ、最近のカラオケってこんな感じなんだ」
「最近って、そんなに来てなかったんだ」
「だって、一人で入るとちょっと寂しいから……それに、柊史くんがこんなに落ち込んでるのに放っておけないよ」
そんな彼女の心遣いに感謝しながら、さっきのように彼女がオレをあやしてくれる。今度は教室ではない、本当に二人っきりの空間。自然とさっきはできなかったような甘え方もしてしまう。
「だめだよぉ……そんなことしちゃ……」
「さっきから目の前にあったから」
「もう、柊史くんのえっち……」
そんな事を言いながらも紬はシャツのボタンを外し、少し肌をはだけさせる。白いそれが頭上で揺れるその魅力的な様子は、オレのモノを硬く昂ぶらせるのに十分だった。誰も居ない、二人きりのその状況で我慢できるわけもなく、その手で彼女の乳房を鷲掴みにしていた。
「そんなにしたかったんだ」
彼女のちょっと軽蔑したかのような声にまた興奮する。ズボンの下で主張をやめないそれを彼女がさすりはじめ、一層高まりがやってきた。彼女はそっと、オレの頭をソファの上におろして、靴を脱ぎ頭の上にまたがるようになっていた。
彼女がズボンに手をかけ、そっと下ろす。スカートじゃなくてズボンだからこの姿勢でも何も見えないけれども、目の前に彼女の大事なところがあって、それがまた背徳的な感情を掻き立てた。
「こんなに固くして……でも、今日はワタシが元気にしてあげるね」
屹立したそれに乳房を押し当てる。柔らかなモノに挟まれたペニスはゆっくりとしごかれ、頭がクラクラするような刺激に身を任せるしかなかった。脳を溶かすような艶めかしいそれに抗うように、彼女のズボンにも手をかける。ベルトでしっかりと留められているけれども、少し緩めてすぐに脱がせてしまった。
オレの抵抗にちょっと驚いたようだったけれども、押し当てられる乳房は柔らかく、しかも気持ちよくしようとひたすら動き続ける。唾液を垂らしてより滑りが良くなり、上下にこするたびに体が跳ねそうになってしまう。
「んむっ……柊史くん、こんなに興奮してるんだ……あむっ、ちゅぱっ……」
乳房の先端からはみ出た亀頭を彼女に舐められ、声が出そうになる。彼女のズボンはもう脱ぎ捨てられ、目の前には純白のショーツだけ。体を起こしてオレも彼女の秘所にむしゃぶりつきたいのに、それを許してくれそうにはない。
「めっ……だよ、今日はワタシが柊史くんを気持ちよくしてあげるから」
手で寄せてみたり、先端を舐めたり咥えたり、繰り返し続く愛撫にもはや体の自由は奪われていた。彼女の体温をダイレクトに感じたペニスからは、もはや耐えきれないほどの快感が伝えられている。まもなくやって来る絶頂を、すべて彼女にぶつけたい。そんな願望は紬が叶えてくれた。
「はむっ……れろっ、ちゅっ、ちゅっっ」
吸い付き、体の奥から精を吸い出すように紬がそのフェラチオを強める。まるで糸で引っ張られたかのように、彼女の口の中に精液が引っ張り出され、そして一気に解き放たれる。口いっぱいに自分の子種を吐き出し、めまいがするほどの快楽に体を支配されてしまった。
一度射精したというのに、彼女はまだ満足せず。亀頭を咥えたまま、オレの精液を舌で転がしゆっくりと嚥下する。舌が鈴口に触れ、イッたばかりのオレにはその快感が筆舌に尽くしがたいほどの刺激となって襲いかかった。
「っっ、すごい、ネバネバしてて、こんなの……ワタシのなかに出しちゃったらどうなっちゃうのかな」
表情は見えないけれども、その言葉を発したときの彼女は小悪魔のような笑みを浮かべていたに違いない。血流が一気にまた股間へと集まり、少し力を失いかけていたソレに力がみなぎる。それに満足したのか、彼女はショーツをずらし、オレのものの上にまたがったかと思えば一息に挿し入れてしまった。
「お……奥まで、届いちゃった……えへへ、柊史くんの、まだこんなに固いんだね」
唾液やいろんな液で暗闇でも光る乳房を揺らしながら、彼女がオレの上で跳ねる。膣壁はうねり、オレの一物を捕まえては離そうとしない。何度も何度も、その形を覚えているかのように、最も敏感なところを刺激してきてはやめようとしない。
どこか遠くでBGMのように流れるカラオケの販促のMVが聞こえて来るけれども、それ以上に水音が部屋に響く。膣内はすでに狭く、少し動くだけで彼女の体をぐちゃぐちゃにしているような感覚になるけれども、今のオレに自由なんて与えられてなかった。紬が動きたいように動き、ペニスを、体を、そしてオレの心まですべて支配している。すべてを包み込む聖母のような笑みを浮かべたまま、その実は精を搾り取るサキュバスのように体を動かす彼女に見とれていた。
「ワタシのここは、もう、柊史くん専用……なんだからっ、あうっ……はぁっ」
その言葉にまた陰茎が反応し、今度は紬の膣奥、子宮口辺りを突き上げる。コツンと固いところに触れたかと思えば、紬の乳房が大きく揺れ、股の間に暖かなものが流れる。時折伝わる彼女の震えで何度かの絶頂は迎えているのだろうけれども、ひときわ大きな波が今やってきたらしい。
「柊史くん、柊史くんっ……ひゃっ、はぁぁぁっ、あっ、ああっ、ふぁぁっ!」
名前を呼びながら、何度目かの絶頂に体を任せる紬が愛おしく、そして同時に二度目の絶頂もやって来る。彼女の膣内にすべて解き放って、楽になりたい。彼女の膣内を、オレのでいっぱいにしたい。そんな欲求に身を任せ、二度目のそれをしっかりと奥で解き放つ。彼女の秘所はもはや愛液でトロトロになっていて、オレのものを出しても混ざり合い境界なんて分からなくなるほどだった。
大きな絶頂を迎え、ペニスが力をなくしていく。彼女もどこか満足気に、オレの体へともたれかかり、そのはだけた胸をオレの胸板へと乗せる。柔らかな感触は確かに気持ちいいけれども、二度目の射精を迎えたあとのオレに、それ以上の反応はできなかった。
「はぁぁぁ……もう、こんなに出しちゃって……でも、元気になったならよかったな」
まだ残る余韻の中、彼女がさっきのように頭をなでてくれる。ちょっと背伸びしてきた紬とキスをして、一時の微睡みの中へと落ちていった。