※この作品はR-18です。

オムニバス形式・ヒロインたちのその後   作:しゃもじん

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忍者は酒にも強いはず......というのは実際どうなんでしょう、お薬には耐性ありそうだけど
茉子の場合、本編後どうなってるかわからないから割と適当な設定を付与せざるを得ないのが書きにくさを高めてる気はします
まぁ、それでも今まで書いたこと無いヒロインで書くのは楽しいですね


従者の暇に(茉子)

「あれー……将臣さんがいっぱい、ワタシの目、おかしくなっちゃってます」

「茉子、これで何杯目?」

「大丈夫ですよ、大丈夫……」

 

 目の前で眠たそうにしている茉子の目はすでにトロンとしていて、いつでも寝てしまいそうな様子だ。外はまだ明るく、夕刻というのにもまだ少し早いかもしれない。どうして、こんなことになったのか。きっかけは今日の昼間まで遡る。

 

 

 

「将臣さん、お神酒が余ってたので飲みますか?」

「そう言えば神事用に買い込んでたんだっけ」

「はい、参拝客に振る舞ってもまだ余っちゃったので」

 

 そう言って、部屋でくつろいでいた俺のところに、いくつかの瓶を抱えて茉子が現れた。

もとより忍者として、朝武家の従者として付き従い続けていた彼女は、俺と付き合い、結婚した後も巫女の手伝いを続けていた。かくいう俺も、住処を茉子の家に移させてもらったとはいえ、今までの恩も含めて神社の手伝いをしている。そろそろ神主の資格をとったらどうかと、安晴さんに誘われる程度には力になれているはずだ。

 

「この時間に帰ってきたってことは、今日のお勤めはもう終わったの?」

「はい、まだ掃除が終わってないところもあったのですが、芳乃様に追い返されてしまったので」

「ははは、まぁせっかくの休みなら一緒に過ごそうか」

 

 茉子と正式に婚約してから、朝武さんは俺に遠慮しているのか、比較的頻繁に茉子を家に返してくれるようになった。従者とは言えど、茉子には茉子の、俺と過ごすという生活があるということを意識してくれているらしく、ありがたいやら申し訳ないやら、そんな気持ちだ。

 

「朝武さんも相変わらずだなぁ」

「ワタシも、無理はなさらぬようにと申し上げたんですが」

「まぁ、それはそれとして。茉子もこの後は特に用事はないよね」

「はい、それがどうかしましたか」

「出歩くのも何だし、ここで一つ酒盛りなんてどうかな」

 

 そう言って戸棚からお猪口と徳利を取り出す。穂織に来てから気付いたのだが、意外と酒豪が多い。確かに娯楽らしい娯楽が存在しない、景観を意識したのか遊技場のたぐいも少ないこの町では休みの日の昼間を持て余すのも道理だ。そうなると、必然的に大人は酒に逃げる。ご多分に漏れず、俺も最近では鍛錬を済ませた後の一杯を楽しみにしている節すらある。

 

「確かにワタシは、このあと用事はないですが」

「よし、それなら決まりだな」

「えっ、ちょっと」

 

 少しためらいがちな茉子の手を引き、その場に座らせる。彼女の顔に一瞬の躊躇が見えたが、それはすぐに無くなり、俺の差し出した杯を手に取り酌の用意を始める。

 

「そういえば、供物も一緒にもらってきたので、おつまみにこれを」

「おっ、気が利くな」

 

 真っ昼間どころか、まだ時計の針は頂点を指していないような時間だというのに日本酒の瓶に手がかかる。昼間から飲む酒ほど旨いものはない、なんてよく言うがその相手が妻となればまた格別だ。茉子も俺も、ちょっと前までは繁忙期だったのもあってまともに休みが取れてなかった。色々、それこそ境内の売店みたいなところやガイドみたいなことも含めて、働き詰めだったのだからたまの休みに酒に溺れるのも悪くないだろう。

 

「それじゃ、将臣さん」

「おっと、すまん」

 

 茉子の酌で酒を飲む。彼女にも同じように注ぎ、そして軽快な音を立てて杯を合わせ、そして一息で飲み込む。まだ日も高いのに、こうやって二人でお酒を飲み楽しむような時間が楽しめることが幸せだ。

 

「将臣さん、もう杯が乾いちゃってますよ」

「そういう茉子だって」

「おっとっと……将臣さん、そうやってワタシを酔い潰そうって魂胆ですか、あはぁ……ワタシはこう見えてお酒にも強いんですよ?」

「ほう、そこまで言うなら」

 

 挑発的な口調の茉子に乗せられ、気付いたら何杯も飲んでいた。かくいう茉子も同じペースで飲むものだから、すでに余り物として持って帰ってきたはずの瓶は二本が空になっていて、気づくと三本目に手がかかっていた。

 

「あれ、将臣、さん?」

「茉子、大丈夫か?」

「あっ、はい……ワタシは、大丈夫です」

 

 そんな言葉を言うものだから、止めるタイミングを失ってしまった。茉子がもう限界なのは、冷静なときの俺ならすぐに気付けていただろうに、このときは乗せられるがままひたすらに飲み続けてしまっていた。正常な判断を失った俺が、茉子の止めどきを失ってしまったとなれば、もうその後は言うまでも無いだろう。

 

 

 

 彼女の手は空を切り、もはや何を見ているのかすらわからないほどに酩酊していた。いくら何でも、ここまで泥酔してしまうとは思っていなかっただけに、俺も混乱してきた。前に何度か茉子と酒を酌み交わすことはあったはずだが、その時にこんな酷い酔い方をしたことがあっただろうか。

 

「茉子?」

「あはぁ……将臣さん、好きぃ……」

「あ、あぁ。うん、俺も好き、だ」

 

 乾いた杯を机に置いて、徳利を倒さないように横に避けてから抱きついてくる。酒に酔っていたとしても意外と冷静さは保っていたようで、彼女は周囲の安全を確認した後に、身体を預けてきた。

 

「将臣さん、将臣さん……好きです、ワタシは将臣さんの奥さんなんですね」

「そうだな、茉子は俺の妻だ」

「あはぁ……やったぁ……」

 

 もはやまともな思考を出来ない様子の茉子が、突然唇を重ねてくる。酒臭い息でも、茉子の甘い口づけは俺を満足させるに十分だった。すぐに舌が絡み、口の中にゆっくりと入ってくる。酔いが回ってクラクラとする頭を軽く揺さぶろうとしても、茉子の手が伸び、しっかりとロックされてしまった。

 

「茉子、ちょっと」

「ワタシ、将臣さんといっぱいしたいです、ん、ちゅっ」

 

 普段の凛としたあの様子からは信じられないほど、顔をほころばせている茉子と見つめ合い、そして少し恥ずかしくなる。たまらず目をそむけようとしても茉子がそれを許さず、ガッチリと掴まれて強引なキスを交わす。

 

「んっ……ましゃおみさん……」

 

 甘えてきた茉子の身体をしっかりと受け止め、そして抱きしめ返す。抱きしめたことでふんわりと茉子の匂いが香ってくる。忍者として、従者として、人一倍努力をして気を張り続けていたから気付かなかったが、やっぱり茉子も可愛い女の子なんだと改めて思わせられる。

 しばらくしてから身体を擦り付けてくるようになり、茉子が何かを期待するような目でこっちを見てくる。潤んだ目で見つめられて、誘いを断れるわけがない。一応、口で確認はしてみるが、絡みつく彼女の柔らかな肢体を前に、焦らされでもしたら我慢できず押し倒してしまいそうだ。

 

「茉子、ほんとに良いのか」

「んんっ、えっち、です、将臣さん……ワタシのおまんこ、こんなに」

 

 彼女がもう一度抱きついてきて、口づけしながら身体を擦り寄せてくる。熱を帯びた身体を預け、全力で甘えてくる茉子なんて久しぶりに見ただろうか。理性が残っているときの茉子は、俺を求めてくれていたとしても、所々でどこかに一線を引いていたようだった。特に最近、明確に婚姻を結んでからは特に。それが、今は口から淫語をこぼしながら快楽に浸っている。

 俺の腕を掴み、そしてショーツの下に触れさせてくる。キスだけですでに、びしょびしょになっていたそこを見せつけるようにされて俺もより一層興奮してくる。俺がちょっと指を動かそうとしたところで、彼女は後ろに少し下がり、今度は俺のズボンに手をかけてきた。

 

「あはぁ……将臣さんのおちんちん、おっきくて、太くて……ひゃぁあっ、これ、ダメですよぉ……」

 

 履いていたズボンを剥がし、屹立したペニスを見た茉子は、すぐに咥えてきた。先端から滴る我慢汁を味わうように舐め、そしてなにかに驚いたように見とれてみせる。幾度も彼女と交わったはずなのに、生娘のような反応を見せる彼女の様子があまりに愛おしくてちょっとばかりちょっかいをかけてみたくなる。

 

「ちょっと、将臣さんっ……やあっ、ひぁああぁっ」

「茉子が可愛いから、もっと感じてる顔見せて」

 

 性器を咥えていた茉子の豊満な乳房を掴む。薄紅色の可愛らしい芽を摘むようにしてみると、彼女の口からは可愛らしい吐息混じりの嬌声がこぼれた。恥ずかしいのか、俺に目線をあわせないようにしつつ愛撫を続けてくる彼女の様子が楽しくて、しっかりと表情をみてみたくなった。

 

「もっとしっかり、俺に顔を見せてよ」

「ああっぁぁっ、なにこれ、ああっ……将臣さん、そんなに見ないでください、っ……」

 

 彼女の状態を引き起こし、向かい合うかたちになる。そして、だらしなく開いた足の間に容赦なく手を伸ばし、そしてお互いのモノを愛撫する。まるで相互にオナニーをしているかのような姿勢だが、好きな人に触られているという興奮はただの自慰ではないもので、彼女の興奮もより高まっていく。

 

「もうこんなになって……良い?」

「あっ、は、はい……将臣さんのおちんちん、ワタシの中に……」

 

 向かい合った形から、すでにどろどろになった秘所にそそり立ったペニスを挿し込む。自重も相まってすぐにズプッと奥までささり、すぐに膣奥をコツンと突き上げた。一方の茉子もその快感にたまらず目を見開き、声を上げ、その身体を揺らしている。息も絶え絶えになりながら、それでも快楽を求めて腰をゆっくりと揺さぶる茉子の様子に、俺の限界はすぐに来てしまいそうだ。

 

「ああっ、はぁ……はぁっ、これ、ワタシの顔、みられちゃっ……」

「気持ちよくなってる顔が見たいんだから」

「そんな、っ……あ、あ、っ……ぅぅああっ」

 

 一突きごとにその色っぽい声を発している様子を見て、我慢するなんて無理だった。結合部からはより隙間のなくなってきたような音がして、感触と音と、そして茉子の反応のすべてがお互いの絶頂に近づいていることを伝えてきた。込み上がる何かを一気に茉子の中に放って、今すぐに気持ちよくなりたい。

 

「茉子、大好きだ……もう、イくよ」

「ましゃおみさん、っ、ワタシもすき、らいすきぃ……んっ、イくイく、イッちゃう!」

 

 愛の言葉を交わしてから茉子の中にすべて放つ。射精してからも少しの間動いていたのもあって、隙間から膣内で愛液と精液が混ざりあったドロドロのものがこぼれてくる。激しいセックスにめまいを起こしそうになっていたそのとき、茉子の手にはいつの間にかさっきの徳利があった。まだお互いに生まれたままの姿で抱き合っている。

 

「あはぁ……将臣さん、お酒飲んでのセックス気持ちいい……」

「待って、まだ飲むの」

「将臣さんがいけないんですよ♪」

 

 せっかく酔いもほどよい程度に覚めてきたというのに、スイッチが入った茉子がまた酒を勧めてくる。断るわけにも行かず、もう一杯と口づけたが最後、その日は一日中酒を飲み、そして茉子の身体を白く染め上げてしまうことになった。

 

 

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