※この作品はR-18です。

オムニバス形式・ヒロインたちのその後   作:しゃもじん

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NTR注意.......
芳乃と付き合っているはずの有地さんを茉子が寝取るお話です。一応そういうのに抵抗ある人はご注意を。


背徳の恋(茉子)

 部屋に入ってくるのはワタシの愛する御方。普段は見せないような、気を抜いて畳に寝転がる様子は見ていて少し可愛らしくも感じる。そんな彼はふと起き上がり、ワタシのほうにそっと寄って来ては突然のキス。あまりにストレートな愛情表現に少し戸惑いながらも受け入れ、滑り込んできた舌を吸い上げて唾液を絡ませ合う。

 

「んっ……んちゅっ……、ちゅっ」

「んんっ、はぁっ」

 

 長いキスの後に、そっと服に手がかかる。触れた手に一瞬体が硬直するも、好きな人に脱がされているのだから、むしろ嬉しさのほうが勝っているというもの。すでに股の間は愛液でうっすら湿り気を帯びていて、自分はこんなに淫乱な女だったのかと少しだけ自己嫌悪する。

 

「芳乃、好きだよ」

「はい……私も、です」

 

 耳元で囁かれる名前はワタシのものではない。これが主への裏切りであることは他ならぬワタシが一番理解している。それでも、こうしなければワタシが有地さんの寵愛を手にすることが出来ないならば……

 

「もうこんなに濡れてる」

「んっ……、有地さんのキスが、はぁっ……上手いのがいけないんですよ」

 

 本来の彼ならば違和感に気づけただろうが、すでに調合済みの媚薬は彼の脳にしっかり作用しているようだ。彼と褥を共にするために、主への擬態は見事に成功した。今はもう私のことが芳乃様に見えているに違いない。些細な違いなど気にすることなく、ただひたすら性欲のままに、こんな形は不本意かも知れないけれど、ワタシがワタシの願いを果たすためにはこれしか方法が思いつかなかった。

 

「あっ、んんっ……すごい音しちゃって、あああっ……!」

 

 彼の指がワタシの秘部に挿し込まれ、溢れ出る愛液を泡立てるように動かす。クチュクチュと股の間から出る音は部屋に響き、否応なしにさらなる興奮を呼ぶ。後ろから抱きつく彼の股間も、すでに痛いぐらいに固く膨張していて、間もなく待ちわびたソレを自らの膣内に受け入れられると思うと、またひどく濡れてしまった。

 顎を捕まれ、有地さんが強引にまたキスをする。少し上を向くような形になったところで、スッと伸びた喉を彼の手が撫でる。無防備な、爪を立てられたら紅く充血してしまいそうなそこに柔らかな指の腹が沿うように流れ、体中が震えるような興奮を覚えた。彼にすべてを支配されているような、普段の彼からは想像出来ないような獣の様相を見せる有地さんにまた恋慕の情は高まっていく。そして同時に、その愛を一人で受けているワタシの主への嫉妬とも憎しみともつかない、複雑に混じり合った感情もより高まっていく。

 

「んんっ……、今日はいつも以上に積極的だね」

「それは、っ、有地さんが……はぁぁっ……さっきから、んあっ」

 

 キスの間も止まることない手淫の刺激が、ワタシの脳を焼くように作用する。皮の上からとはいえ、クリトリスを直で触られた瞬間に体は跳ね、彼の手をまた汚す。すでに彼女のベッドをぐっしょりと濡らすほどに溢れ出た蜜をすくい取り、彼がワタシの目の前で糸を引かせてみせた。

 

「こんなに濡らして、本当にエッチだね」

「ん、ぁ、っ……有地さんが、ぁぁっ、だめぇっ、そこはぁぁぁっ!」

 

 言い返そうとした瞬間にクリトリスをつままれ、返す言葉は嬌声にかき消された。早く彼の逸物がほしい。それだけにもう脳が支配され、力の入らない体を上手に滑らせ、有地さんの股の間に顔を埋めるような形になる。

 あぐらをかいて座る彼の目の前で、生まれたままの姿でうずくまる。まるで発情期の雌犬のような様で、彼のズボンの下に隠されたソレをそっと取り出す。勢いよくピンと立ったソレは独特の匂いを放っていて、それもまたワタシの興奮を誘っていった。すでにワタシの女陰は彼にぐちゃぐちゃにされ、口も唾液で汚れている。

 

「これが……おっきくて、匂いもすごくて」

 

 恐る恐る、それを手で握ると有地さんは気持ちよさそうな顔をする。ピンク色というには少し紅く、そして固くそそり立つソレをそっと握り、同時に舌で先端をそっと舐める。ちょっとしょっぱいような、匂いと同様に独特な味が口の中に広がっていった。未知の感触にさらなる興奮を誘われたワタシは、いつしか彼のペニスを握りしめひたすら舐め続けていた。

 

「んっ、れろっ……ちゅっ、有地さんのおちんちん、こんな味なんですね」

「うっ、ちょっとそこは、っ」

 

 一転攻勢とばかりにペニスをねぶられ、有地さんの表情に余裕がなくなる。最初はあぐらをかいて座っていた彼だったが、いつの間にか姿勢が崩れ、もはや畳の上に寝転がるような状態になっていた。匂いに当てられ、また増える愛液をかき混ぜるように自らの指で陰裂をいじる。部屋に響く口淫の音と、ワタシの秘部から鳴る音。彼が気持ちよさそうに上げるうめき声もまた快感を高める材料になっていった。

 

「有地さん、ここ……舐めてくれないんですか?」

 

 たまらず彼の顔に自らの陰部を近づけ、そして押し付ける。すでに愛液で濡れたソレは自分の意志ではどうしようもないほどにピクピクと痙攣していて、さらなる彼の愛撫を受け付けたがっている。彼のペニスもまた脈打ち、近いうちに射精が訪れることを予見させていた。

 

「芳乃のおまんこ、本当にエロい」

「それは、有地さんのココも」

 

 ワタシではない人の名前を呼びながら、ワタシの女性器に顔を埋める。これはきっと冷めない夢、彼の中ではきっとワタシではない想い人とまぐわった記憶だけが残る。分かっていたけれども、その事実があまりに寂しくて、なんとか形を残してほしいと心のどこかで願ってしまった。

 

「芳乃、もう、出るっ」

「ダメですよ、んっ……ちゃんと、中に出してくださいね」

 

 彼が射精を懇願する中、そっと亀頭の先端を指で塞ぐ。鈴口に指が置かれ、行き場を無くした情欲がペニスを震え上がらせるように暴れ、間もなく訪れる絶頂の時を今か今かと待ちわびている。すでに愛液や彼の唾液で濡れた蜜壺に、彼のモノを奥まで受け入れる。膣内に入ってきた異物は何かを突き破り、ワタシの奥で弾けた。

 うっすら紅く染まった股の間から、泡立った愛液とは違う、ドロリとした白いものがこぼれ落ちる。膣奥でしっかりと放たれたソレを受け入れ、吐き出したあとのペニスはなおも小刻みに震え、余韻を楽しむよう。痛みと同時に訪れた初めての絶頂は、視界がチカチカするような刺激的なものだった。

 

「ああああっ、はぁぁっ……いっぱい、ワタシの中に、出しちゃいましたね」

「あ、あぁ……ううっ」

 

 射精後の強烈な反動が彼にやってきたのか、息も絶え絶えになりながら彼の気が遠くなっていく。ワタシの膣内はまだ彼のモノが挿し込まれたままで、もう一度中へ子種を注ぎ込まれたくてそっと腰を動かし始めた。

 なおも震える膣内で全方位から刺激が加えられたからか、彼のペニスは意に反してまた固く、そして太くそそり立つ。膣内は彼のモノを受け入れるように形を変え、少し動くたびにねちょねちょと、密着したモノが擦れ合う音が部屋に響く。力尽き意識も耐えかけた彼だというのに、本能のままに腰を動かすさまはまるで獣のよう。

 

「うっ……あぁ……」

「有地さんの精液、もっとワタシが……そうすれば」

 

 そうすればどうなるのか、もはや先の事なんて考えられない。ただ、どんな手を使ってでも彼を自分のモノにしたい。今までモノとして生きてきた自分が、初めて人に対して抱いた好きという感情、独占欲。我慢が長かったがために爆発した様々な感情は、彼への肉欲にすべて変換されぶつけられてしまっていた。

 

「んっ……有地さん、好きです、好きだから、ワタシは」

 

 意識をほとんど失い、生物的な本能だけで性交に勤しむ彼へとひたすら愛を語る。それがどれだけ無意味な事かは分かっているのに、それでもなお彼への恋慕の情をぶつけ続け、そして彼の精根尽き果てるまで射精を懇願する。こんな光景をもし主に見られたらどうなるか、冷静な思考はもうどこにもなく、ひたすらに肉欲のまま幾度も彼の精を吸い上げた。

 

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