新年一本目、去年は和奏ちゃんで今年は茉子(twitterであげたSSはナツメ)と、
今年はいろんなキャラを頑張って書いていきたいという決意表明……ではないですね。
年末年始といえば決まって親戚一同集うもので、自然と俺もあの町へと帰っていく。茉子を家まで送り届けて、俺も志那都荘へと向かって両親含めた皆に挨拶。祖父ちゃんも相変わらず元気そうで、少し安心した。
三が日は初詣の客でごった返した神社も、ようやく静けさを取り戻し始めていた。ちょっと長い冬休みの俺達はその時期まで滞在していたものだから、必然慰労の飲み会に呼ばれてしまったわけで。もちろんこの繁忙期に大車輪の働きをしていた茉子も同席だ。
「遠慮するな、ほれ飲め飲め」
「ちょっと、俺はそんなに飲めないって」
「良いじゃないか、将臣君だって飲まなきゃ強くならないよ」
左右には徳利を握った二人の大人。どちらも俺が尊敬する人だというのに、このときだけは真似したくないような様子で俺にお酒を迫ってきた。一度、こんな感じで彼らに潰されてからというもの、なんとか逃げ回ってきたが今年はそうもいかなさそうだ。
ちらりと周りを見るも、廉太郎は楽しそうに酒を飲みながら談笑にふけっている。しかも隣にはあまり見覚えのない女の子。大方転校生でも引っ掛けたのだろうか、ともかく助け舟を出してくれそうな様子ではない。
「ワシの酒が飲めんというのか、孫に見捨てられ、ワシは、ワシは……」
「ほら、駆けつけ三杯って言うから。玄十郎さんの酌を受けないと」
「別に遅れたわけじゃ……っ」
もう一度ちらりと周囲を見回すも、やはり助けを出してくれそうな人は居ない。朝武さんは来賓たちへのお酌で忙しそうだし、そもそも助けを求める相手としては少し不相応だろう。それ以外の皆もそれぞれの席で談笑しているようで、やはりここは腹を決めるしかないのか。
「それじゃ、ワタシが頂きますね」
「ちょ、大丈夫か」
「んんっ……はぁっ、せっかくの良いお酒なんですから、ゆっくり楽しみましょう」
茉子が二人の猪口を取り上げ、そのまま一気に飲み干す。彼女もまたさほど強いわけではないだろうに、平然とした顔で飲みきってから俺の横にやってきた。
「無理しちゃダメですよ……探したんですから」
「ごめん、思わぬ二人から絡まれてたから」
「……これだけ皆酔ってたら、気付かれなさそうですね」
何を、と聞くより早く彼女はその手を引いて、宴会場を後にする。さっき酒を一気飲みしたとは思えないほどの足並みで、どんどん歓声が後ろへと去っていく。次第に神社から離れ、静かな森の中へ。今はもう祓うべき穢れもいないから静かなそこで、ようやく二人きりになれた。
「せっかく二人になれるのに、将臣さんったら全然声をかけてくれないんですから」
「ごめん、またせた」
「はい、乙女を待たせた責任は取ってくれますよね?」
彼女の白い頬は、こころなしか上気して赤く染まっている。ほんのりとお酒の香りがする彼女にそっと唇を重ね、抱きしめる。夜風はまだ厳しく吹き付けるけれども、二人抱き合っていればそんな事を気にする余裕すらなくなっていた。
「あけましておめでとう、茉子」
「おめでとうございます、今年も一年、よろしくおねがいしますね」
一回キスをやめて向き直り、改めて新年の挨拶。繁忙期だった事もあってここまで落ち着いて言葉を交わすことができなかったその鬱憤を晴らすかのように、またキスを続ける。恋人同士の甘い時間がひたすら楽しくて、また彼女の体を確かめるように抱きしめる。
徐々に舌が絡み、同時にお酒の匂いがただよう。俺を探す間に、茉子はすでにいくらか飲んでいたのだろうか、愛おしさとその匂いだけで俺まで酔いが回ってしまいそうな感覚に陥る。
「まだ、将臣さんは飲み足りないみたいですね。それでは……んんっ」
「茉子、何を」
彼女は懐から徳利を取り出し、そのまま口に含む。そしてキスをして俺にゆっくりと流し込んできた。彼女の体温で温められたお酒は、ほんのり生温くていつも以上に酔いが回る。頭がクラクラするよう。口の中に含まれたそれをしっかりと飲み干し、また彼女と舌を絡めながら口づけを続ける。
「あは……飲んでくれたんですね」
「当たり前だろ、茉子が飲ませてくれたんだから」
体は発熱し、頭はクラクラしてくる。この程度じゃ酔うわけもないのに、それでもこんなことになってしまうのは彼女がいるからか、足元がふらつく俺を茉子が支えつつ、ゆっくりと帰路へとつく。とはいえ一度燃え上がった情熱の炎がかんたんに止むことはなく、いつしか茉子の家へとたどり着いてしまった。
「将臣さん、ワタシ、もう我慢できないんです」
彼女の言葉で何かが壊れた。彼女を強引に抱きしめ、そして布団へと押し倒す。はだけた素肌もまたほんのりと紅みを帯びていて、豊満な乳房を鷲掴みにして肉欲を貪るかのように動かした。
「あは……将臣さんも、我慢できなかったんですね」
「さっきから、結構限界だった」
双丘の上にツンと立ったそれを口でついばむ。彼女の体がビクンと跳ねるのを全身で抑え込むものだから、まるで彼女を強引に犯しているかのような背徳感すら覚える。お互いに酔いが回ってしまっているものだから、いつも以上に行動が乱暴になってしまっているのか、お互いの力加減が怪しくなる。
「やっ……やだぁ、そこばっかり、っ」
彼女の乳房を堪能していると、今度は足を内股にしたままモゾモゾと体をくねらせる。その姿があまりに色っぽくて、また一つ彼女の体を好きにしたくなる。大事なところを覆う布をあっさりと脱がせると、彼女のきれいな割れ目が目の前に現れた。
「ここも、ちょっと色づいてる」
「そんな、見ないで……っ、ひゃっ、あっ、んんっ……しかも音を立てないでっ……」
茉子の陰裂に舌を這わせ、音を立ててすする。何もせずともすでに愛液で溢れていたそこを、綺麗にするように舐めていく。彼女も口では抵抗するものの、俺の頭を押さえつけてくるものだから快感に耐えるので必死そうだ。
舌がクリトリスに触れる。直に触れたそのザラザラしたものが彼女の絶頂をいきなり導き、顔に暖かなものが降りかかる。
「あっ、んぁぁぁああっっっっ、クリ、トリスはっ……!」
茉子の大事なところをすべて味わい尽くすように、今度は舌を中へ差し込む。まだまだ愛液は溢れて止まるところを知らず、何度も何度も膣内を舌でくすぐる。十分に湿り気を帯びたそこに今すぐ挿入したい、そんな欲求も同時に高まってきて、もはや股間は痛いほどに怒張していた。
「もう我慢出来ない、茉子、いいかな」
「はぁぁぁっ、良いも何も、将臣さんのなら、いつでも……大丈夫です」
恥ずかしそうに顔を手で彼女に劣情は高まり、一気にズボンを下ろし彼女の膣口へとあてがう。亀頭はもう軽く我慢汁で汚れていたけれども、茉子の膣から溢れるそれに浸ってすぐに分からなくなった。先端をゆっくりとこすり、彼女の膣内をほぐすような挿入を始める。
「そんな、焦らされても……んんんっ!」
彼女の敏感なところにペニスが当たる。膣が収縮して、先端だけ入っていたモノを押し出し、小刻みに緊張と弛緩を繰り返し始めた。一瞬大きな波が来て、ゆっくりと体の力が抜けた所で陰茎を奥まで押し込む。淫らな水音が部屋に響き、何度も何度も小刻みな動きをするたびにその音は増えていく。
「はぁあっっっ、ん……んんっ、あ、はぁっ……将臣さんの、ここに、入ってるんですね」
「茉子の中に、全部入ってるよ」
「あ、はぁ……なんだか、満たされてるみたいで、んんっ、嬉しいです」
お腹を擦って見せる彼女がまた色っぽくて、限界まで固くなっていたモノにまた力が加わる。もはやはちきれんほどに膨れ上がった肉棒が彼女の膣を限界まで押し広げ、少し擦るだけでたまらないほどの快感がもたらされる。
茉子もまた中に入ったモノから伝わる快感にすべて支配されているようで、さっきから目をつぶったまま必死で受け入れようとしている。視界が歪み、何度目かの抽送で彼女の膣がまた大きく収縮して震えた。
「あっ、はぁぁぁぁっっ、らめ、イッちゃう、イッちゃうから」
「茉子の気持ちよさそうな顔見せて」
「将臣さんと、一緒がいいですっ……ワタシだけ、イッちゃ、うっ……!」
彼女の懇願虚しく、大きな絶頂を迎えた彼女に反して俺のはもう少し先だった。それでも我慢の限界は目の前にやってきていて、肩で息をする茉子の体をゆっくりとペニスでいじめるうちにようやく達しそうになっていた。
「あっ、今、イッたばかりなのに……そんな動かれたら、っ!」
「俺ももうイキそうだから、茉子の中に全部出すから」
「あっあっ、はぁっ……早く、将臣さんのいっぱい出してくださいっ、ワタシのなかに、はぁぁっ……」
彼女の懇願に応えるように、堰を切ったかのような勢いですべて注ぎ込む。彼女の体に染み込ませるように、最奥で放ったそれは彼女の体で受け止めきれず、ところどころ隙間からこぼれてきていた。
「はぁぁぁぁっ……まさおみさん、らいしゅきです……」
さっきまでの絶頂の余韻が残る彼女は、言葉も怪しいままぐったりと地面へと寝転がる。俺も限界を迎え、彼女と同じ布団の上に横たわる。誰も居ない部屋、他の面々はどうせ一晩飲み明かすのだから、今晩は久しぶりに二人きりの時間を楽しみたい。
「茉子、好きだよ」
「はい……ワタシも好き、です」
寝転がったまま、彼女と口づけを交わす。徐々に力を取り戻す下半身のことは気にせず、彼女と長い長い、気持ちを伝え合うようなキスをずっとしていたかった。