※この作品はR-18です。

オムニバス形式・ヒロインたちのその後   作:しゃもじん

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七海ちゃんほんとにエッチシーンの擬音語とかがえっちだったので、書くために一度本編見返してたら相当ムラムラしますね。
一人きりの夜は寂しい、そんなアナタに七海ちゃんとの添い寝を提案します(?


一人きりの夜は(七海)

あの日から幾月が経っただろうか。あの夜の出来事は親父が上手く処理したことで、今では規制派の動きは極めて穏やかになった。しかし、一方であの晩を知ってる残党は、俺たちに並々ならぬ恨みがあるわけで。今までとは違って、ただ俺たちを苦しめるためだけに動く連中を相手しなければならなくなった。

 

 

 

「……ということでだ、春休みの間に何日か尾行等の調査活動をお願いしたい」

「了解しました。長期休暇は警備や門限も比較的緩くなってるので、夜間に抜け出すのは普段より楽だと思います」

「助かる。ああそうだ、今回はレヴィ6単体で任務にあたってくれ。レヴィ9には必要に応じて任務を与える」

「了解。そう伝えておきます」

 

春休みに俺たちが帰る選択肢もあったが、あまり長期間寮を無人にするのは良くないだろう、という判断もあり殆どの期間をここで過ごすことにした。他の人も、長期休み中まるまる帰省しているという人は少ないみたいだ。

 

「あー、その、ウチにはいつ帰ってくる?」

「さっき潜入しろって指示したその口が言ってるとは思えないな……」

「だって、俺だってそろそろ久々に七海ちゃんの餃子が食べたいなーって」

「それなら七海だけ一旦帰しても」

「そんな、二人を引き裂くようなことが俺にできるわけあるか」

「大げさな……」

 

 苦笑いしつつ、親父との電話を切る。七海との仲はもう親父も知るところだからか、任務の面でもできる限りセットで動かそうとしている様子は見て取れる。ただ、今回の任務はそんな中でも単独を指定してきたあたり、多少は危険が伴う任務なのが想像できた。体がなまった感じはしていないが、ちょっとだけトレーニングの強度を上げておくか。

 

 

 

「今度の任務、珍しいね。お父さんがお兄ちゃんだけを指定なんて。何かあったら連絡してね、すぐに行くから」

「言われなくても。それに俺だってひとりでなんとかなる」

「でも、前はあの爆発に……ううん、なんでもない。お兄ちゃんなら大丈夫だよね」

「大丈夫だって、それに本当に困ったら七海を頼るからさ」

「……なんか意外。お兄ちゃんが、こんなにあっさりわたしを頼るって言うなんて」

 

 ある日の夜。任務の内容を簡単に説明してから話をしていたら、七海に驚かれた。確かに昔の俺なら七海に頼ろうなんて考えもしなかっただろう。でも、あの爆発に巻き込まれて以降、自分の中でも認識が変わってきているような気はした。

 

「そりゃ相棒なんだから」

「相棒、ねぇ……ここで恋人とか言わない辺りが、お兄ちゃんらしいって言うか、なんと言うか」

 

 耳が痛い、確かにここでもうちょっとクサイことが言えるほうがモテたのかもしれない。とはいえ、今更モテても困る気はするが。

 

「ともかく、任務の間は一応電話に出られる状態で待機を頼む」

「了解、寂しくても電話していいからね」

 

 

 

 そして、任務当日。迷彩をオンにして、ひっそりと寮から抜け出しいつものルートで校外に。何度も抜け出したお陰で、どこが監視カメラの死角なのか、警備のルートがどこを通るかすら分かっているからスムーズなものだ。

 

「こちらレヴィ6。校外へは出ました。この後は?」

「最寄りのコンビニに車を手配している。それで市内まで移動してくれ」

 

 普段のオペレーターではなく、親父が出てくる。実際、小規模かつほぼ単独の任務だからこの程度ならオペレーターを置く必要がないのだろう。この夜は特に事件もなく、尾行対象がコンビニに行くのをただ追いかけた程度で、時間が来てしまった。

 

「ご苦労、とりあえず今晩はここまでだ。七海ちゃんも心配してることだろうし、電話ぐらいしたらどうだ?」

「任務終わったらいきなりそれかよ……言われなくても、かけるつもり」

「あぁそうだ、今度七海ちゃんが餃子作ったら、ウチに冷凍して送ってくれないか?」

「任務後の連絡はそれが主題か……」

 

 親父との電話を切り、カードを差し替える。そして言われたとおり七海へ電話をかける。元々、心配そうにしてたのだから、電話ぐらい入れておこうとは思っていたが。

 

 

 

「お兄ちゃん……もう行ってたんだ」

 

 無人の部屋、窓の鍵は開けっ放しで、ベランダから入るのは簡単だった。ロープ伝いにスルスルと、お兄ちゃんの部屋に入ってみる。ベッドの脇には干しっぱなしの洗濯物や、溜めたままの郵便物。

 

「全く、お兄ちゃんったら、やっぱり家事できないんだから……」

 

 任務中に通信での応援要請がないか待っておくように、との指示で起きていたけれども、自室で待っているのがどうにも落ち着かなくて、気付いたらお兄ちゃんの部屋へと入り込んでしまった。勝手に家事をしている妹、といえばただのダメ兄とできる妹なのだが、今はそれよりも親密な、恋人。

 

「わたしなしだったら普通の生活すらできなさそう……はぁ……ダメな兄で妹は心配です」

 

 洗濯物をたたみつつ、そのズボラな生活ぶりを嘆く。ふと、洗濯物の中にある下着に目が行く。実家の頃はお父さんの下着やら、お兄ちゃんのやらごちゃごちゃで考えたこともなかったけど、これがお兄ちゃんの……。改めて意識して、一人で勝手に赤面してしまう。お兄ちゃんは普段これを履いててて、そしてわたしと……。これ以上考えたら暴走する一方になると、分かっていても自制が効かない。

 

「お兄ちゃんの……これが、普段のお兄ちゃんの……」

 

 周りに誰もいないというのに、ちらりと周りを見てから匂いを嗅いでみる。もちろん、するのはただの洗剤の香り。しかも自分の服と全く同じ。同じ寮の洗濯機なのだから当然なのに、なぜかその匂いですら、お兄ちゃんの姿が思い浮かんで落ち着けなくなってしまう。

 

「お兄ちゃん……寂しいよ、もう、早く帰ってきてよ、不安で、怖いよ……」

 

 勝手に布団に入って、また匂いをかぐ。今度は洗剤の匂いよりもお兄ちゃんの匂いが強い。前に抱きしめられた時、こんな匂いがしたのを思い出して、身体が熱くなる。ふとんに潜ってみると、まるでお兄ちゃんに包まれているようでとても落ち着く。

 

「そ、そうだ、メールなら……任務終わってすぐに連絡くれるかな。でも、邪魔になったらどうしよう」

 

 不安な顔でスマートフォンの画面を眺めている。そろそろ任務も終わった時間かな。なら電話しても……でももし長引いていたら……。すると、突然携帯に着信が入る。相手は、さっきまで自分がかけようとしてた相手。待ち望んでいたお兄ちゃんからの電話なのに、あまりに突然過ぎて出るのに時間がかかってしまった

 

「もしもし、まだ起きてた?」

「ひゃっ、う、うん。いつ呼び出されるかわからないし、一応ね」

「こっちはちょうど任務が終わった。今から帰るから、大体1時間ぐらいかな」

「それじゃわたしはお兄ちゃんが帰ってくる前に寝ちゃってるかも」

「わかった、それじゃおやすみ」

 

 お兄ちゃんとの短い電話が終わり、とりあえずは部屋に戻ろうと廊下に出る。すでに消灯時間を過ぎた廊下は真っ暗で、人の影も見えない。これなら誰にも見つからず部屋まで……。

 

「ん、ちょっとそこの君。待ちなさい」

「二条院先輩……?」

「誰かと思ったら七海君か。消灯時間を過ぎてるのに、なんでこの階に」

「それは……その、ちょっと用事があって」

「用事、か……まさか、在原君と、あんなことやそんなことを!?」

「違いますって、そういうのじゃなくて。実家のときは家事とか結構わたし任せだったから、たまに呼ばれて手伝ってるだけですよ」

「そ、そうか失礼した……。まぁ、長期休みの間だから多少消灯時間を過ぎるぐらいは多めに見るが、気をつけるように」

「わかりました、気をつけます。それじゃ、おやすみなさい」

 

 廊下を出てすぐに、二条院先輩と鉢合わせてしまった。とっさに話した内容に嘘偽りはないから、きっと何かバレることもないだろう。ただ、私とお兄ちゃんが二人で何をしていると思ったのかな。あの焦りようは、何か大きな勘違いをされたような気もするけど、深く掘るとこっちも詮索されそうだし、そのまま部屋に向かった。

 

 

 

 部屋に帰ると、一瞬妙な違和感を覚えた。ただ、何が違うのか、大きく変わったはずなのに思い出せない。自分の部屋すら覚えてないような、アストラルを使わなければその程度の記憶力なのだと思い知らされてちょっと頭が痛い。

 

「さて、と。今日はもう寝るか」

 

 布団に入って、すぐにまた大きな違和感を覚える。普段自分しか使わないものだと、自分の匂いが染み付いてるものなのに、今日はなんだか落ち着かない。スプレーでもかけたか、などと色々思い出そうとしてみるが、何も思いつかないまま夢の中へ吸い込まれていった。

 

 

 

「おはよう在原くん。昨日は結構遅い時間まで七海ちゃんを部屋に留めていたようだが、一応寮長の立場から一言だけ注意しておくぞ」

「ん、えっ、七海が?」

「昨日帰り際、廊下で呼び止めたんだが。それとも、そんなワタシに隠すようなことをしていたのか?」

「いや、あぁすまない。昨日ちょっと呼び出して帰省する時期とかを話してたら遅くなっちゃって」

「そうか、まぁあんまり人の家の事情に干渉する気はないからな。二人がよくやってるなら、ワタシから言うこともない」

 

 昨日の違和感の正体が今ようやくつかめた。あの時こっそり七海が部屋に入って、俺の部屋で片付けをしていたのだろう。道理で積み重なった郵便物から洗濯物まで、すべて家にいた時と同じように畳まれているわけだ。ただ、なんでそのことを黙ってたのだろうか。今更勝手に部屋に入った程度で怒ったりはしないのに。

 

 

 

夕方、食事が終わってから七海に連絡する。そういえば今日の任務がないことをまだ話していなかった。

 

「あっ、お兄ちゃん。今日は任務あるの?」

「今日は空けてもらった、それにしても、昨日はなんで俺の部屋に」

「あっあれは……このあと、お兄ちゃんの部屋行くから、その時でいい?」

「ん?それでいいけど」

 

 なぜわざわざ部屋に来るのか、それだけは謎だがまぁ良いだろう。とりあえず目についたものをしまい、七海が来るのを待つ。結局それから10分ぐらいして、やってきた。

 

「昨日はかってに部屋に入って、ごめんね」

「別に怒ってるわっけじゃなくて、単に洗濯物とかが片付いていたから、不思議に思って」

「あっ……そ、それは、お兄ちゃんが帰ってこないから落ち着かなくて」

「任務終わったらすぐ連絡するつもりだったけど、それでもか」

「うん……今度はお兄ちゃんが帰って来なかったらどうしよう、とか。考えてたら不安で、いても立ってもいられなくて……」

「ごめん、心配かけて」

 

 話している間もまだ不安そうな顔をしている七海を抱きしめる。俺が抱きしめたのとおなじぐらい、強く抱きしめてくる七海の感触を確かめつつ、こんどは軽く唇を重ねる。そして、今度は七海がその隙間に舌を挿し入れようとしてきて、自然とディープキスに。

 

「んんっ、お兄ちゃん、お兄ちゃんっ……もうエッチな顔してる」

「七海も、もう我慢できないって表情してる」

「お兄ちゃん、今晩は、お願い」

 

 ベッドに押し倒して、俺が上からまたがる形に。そのままキスを続けつつ、同時に寝巻きをお腹のところからめくろうとする。柔らかな腹部から、大きな乳房へ。そのふくよかな身体を両手で堪能しつつ、一枚一枚、服を脱がせる。

 

「んっ、はぁっ……お兄ちゃん、今日はいっぱいわたしを気持ちよくして、ね」

「昨日寂しい思いをさせた代わりになるぐらい、いっぱいするから」

 

 顕になったその大きな果実を、二人の唾液にまみれた口でついばむ。ツンと張った先端を舌先や唇で弄ぶたびに、わずかに跳ね上がる身体を押さえ、まるで乳児のように妹の乳房をすする。

 

「んんっ、んあっ、そ、そこはっ、お兄ちゃんに触られたら気持ちよくて、おかしくなっちゃうから」

「今日は七海を気持ちよくしてあげたいから」

 

 舐めるたびに可愛らしい声を上げるその様子を堪能しつつ、片手でショーツの下をなぞる。すでに蜜をたたえた花弁は、俺の指をすぐに飲み込み、熱々のその膣内へと誘い込んでくる。今までに何度も七海と身体を重ねてきたけれども、これだけ熱くなったところに挿れたことはない。どれだけ気持ちいいだろうか……。そんなことを思いつつ、まだ乳房を慰める。

 

「お兄ちゃんっ、そこ、お腹の中でグチュグチュするの、気持ちいいからっ」

「七海の中、もうとっても熱くて気持ちよさそう」

「だって、お兄ちゃんにこんなことされて、んんっ、っっっっ!」

 

 愛液が狭い膣内で動くたび、隙間ができて音がなる。卑猥な音が部屋に広がるのを聞きつつ、俺ももう我慢の限界を迎えた。

 

「俺、もう限界だから……」

「いいよ、お兄ちゃんのおチンチン、早くわたしのなかに」

 

 ゆっくりと、狭い隙間を縫うように入っていくペニスと、少し進むたびに擦れて声を上げる七海。気持ちよさにもう顔は蕩けきって、声ももう普段からじゃ想像できないほど色っぽいそれになっていた。

 

「うぁっ、ここ、ちょっとそんなっ、いきなり動かれたらすぐにイッちゃ、っ……っっ!」

「七海のここ、もうグチョグチョで、気持ちいいから」

「んんんっっっっ、ううっああっ、ダメ、ダメだって、もうイッちゃうっ」

 

 一気に身体を震わせて、一瞬にして電撃が走ったかのように、七海の身体がピンと張る。そして、少しの間断続的に震えたかと思ったら、呼吸と同じリズムで、身体と膣内が震え始めた。

 

「お兄ちゃんにイカされちゃって、ちょっと、まだっ今は敏感すぎるから」

「そんなこと言って、まだたりなさそうな顔してるのは七海でしょ」

「そりゃ、そうだけど……そこっ、んんんっ、はぁっあああ、お兄ちゃん、しゅき、だから、はやく、わたしの中に、お兄ちゃんのドロドロ、いっぱい出して」

 

 すでに一度絶頂を迎えて、さっきよりも愛液の量が増えたそれをペニスで揺さぶり続ける。そして、堰を切ったように一気に膣内へ精液を出す。狭くなったその隙間には、明らかに過剰な量を流し込んだお陰で、全て終わった頃にはお互いの体液で体中ドロドロだった。

 

 

 

「すぅー……すぅー……」

 

 結局、あのあと身体を拭いてあげた後に、添い寝して欲しいと言われてそのまま泊めることになった。消灯時間も過ぎていたことだし、この七海を部屋から帰すのは酷だろう。疲れ切っていたのか、布団に入ってからはすぐに寝息が聞こえてきた。

 

「んんっ、お兄ちゃん……好き」

「俺も、七海のことが好きだ」

「えへへ、よかった」

 




今後書くときに毎回本編プレーし直してたら身体が持たなさそう(小並感)
ちなみに今回のはファンボに先行公開してましたので、もしちょっとでも早く見たい方はこちらからどうぞ
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