マジで可愛いので、リドルジョーカーで七海推しとか言ってる人間は今すぐ買ってプレーしてほしいな、って思いますはい。
おっと話がそれてしまいました、とは言え実のところ幼馴染属性に弱い私にとって、葵はど直球ピンズドのヤバイヒロインでした。何なのこの子、健気すぎてつらすぎるよ。
そんなわけで今回は葵ちゃんとデートします。放課後デート、高校生の時にもっと経験しておきたかった......なんて話をすると心の傷をえぐりそうなのでやめときましょうね。
会長としての威厳……とは程遠いが、葵なりに試行錯誤して新しい学校行事の盛り上げ方を考えているらしい。暇な時には俺や、他の連中が助けにいくことが恒常化してきた。今日の生徒会室には庵と佐奈、そして俺の3人がお邪魔している。
「ありがと、ハル。今日はもうこのぐらいで良いかな。他のみんなもお疲れ様」
「それじゃまた明日な」
「兄さん、私は先に帰ってますね」
2人が部屋から出ていき、一気に部屋が静かになる。時刻は夕刻、というには少し早いぐらいで、まだ急いで帰る必要はない。だというのに葵はさっきから少し急ぎ足で帰り支度を始めていた。
「あれ、ハル。どうしたのそんな不思議な顔して」
「まだ急がなきゃならない時間でもないから、どうしたのかなって」
「それは……。ねぇ、この後暇?」
問いかけには答えず、むしろ質問で返してくる。何を隠そうとしていたのか、気になるといえば気になるが無理に聞き出す必要もないか。
「そりゃ暇だけど、どうした?」
「やった、それじゃこの後、行きたいところがあるんだ」
なるほど、それが原因か。素直に理由を言えば良いものを、なんてのは野暮なものだろうか。それにしても、張り切って行きたいところってどこだろうか。
「実は、駅前の新しいカラオケの招待券もらっちゃって。2枚だから、行くならハルとしか思いつかなかったんだ」
「カラオケって、俺行ったことないんだよな」
「えっ、そうなの? でも、あのお小遣いじゃ行けないか」
「それは……まぁそうだけど」
ちなみにだが、お小遣いは天罰がなくなったことで増額された。弁当があるからそんなに使うことはないが、学食でラーメンを食べられる程度にはもらっている。いろいろ言われはしたが、今日まで落とさず生活できているあたり、本当に天罰はなくなったんだろう。
「ほらほら、そんな悲しそうな顔しないで。実はちょっと憧れてたんだ。好きな人と、学校帰りにカラオケデートなんて」
「ちょっと前まで恋なんて無縁、みたいな態度をしていた人間とは思えないな」
「仕方ないじゃない……。でも、ハルだって興味ないわけじゃないでしょ」
「もちろん、葵とならどこだって行くよ」
「えへへ、ハルならそう言ってくれると思ってた♪」
上機嫌な葵と人気のない校舎を出ていく。それにしてもカラオケか、祖父さんが話すには歌いたい曲のテープを入れて……ってあれ、俺が歌える曲はあるのだろうか。もしなかったら、ずっと葵が歌っているのも悪くないか。
受付を済ませて店へと入る。小綺麗なフロントを通って、部屋へと入ると大きなテレビと見慣れない機械が置いてあった。戸惑う俺のことを気に留める様子も無く、ソファに腰掛けて机の上に置いてある本を開き始める。
「……あれ、俺はどうすれば」
「そっか、初めてだもんね。ハルは好きな歌とかあるの?」
「ないわけじゃないが……。佐奈が見ているドラマとかなら、ちょっとだけ」
「なら、このあたりとか知ってるんじゃない?」
慣れた手付きで本を開いていく。指し示された曲名はどこかで見たことがあるような気がしたが、とりあえず聞いてみたら分かるかもしれない。無言でうなずくと、葵はリモコンを操作し、すぐに曲が流れ始めた。
「これなら俺も知ってるかな」
「良かったぁ! それなら、ほら」
流れる曲は最近流行りのアイドルグループが歌う、ドラマの主題歌。本人はそういうのにそこまで興味があるわけではないが、クラスの話題についていこうとすると、多少は見てないとダメらしい。
「~~♪」
マイクはすでに電源が入っていて、あとは曲に合わせて歌うだけ。葵の期待あふれる目に応えられるような歌は歌えないが、それでも精一杯歌ってみよう。前はこのマイクが突然故障したり、あるいは落下してきたりしたんだろうな、なんて思いつつも気付いたら一曲歌い上げていた。
「すごいじゃんハル、ちゃんと歌えてるよ」
「そ、そうか……。ってほら、葵が行きたいって言ったんだし歌いなよ」
恋人の色目込みなことは間違いないが、褒められて悪いはしない。むしろ葵からここまで率直に褒められてしまうのはこそばゆいぐらいだ。そういえば、今までこんなに素直な賛辞を受けたことはあっただろうか。幼馴染の期間が長いのも少しは考えものかもしれない。
「えぇ、だって、あたしはハルが歌うのが見たくて」
「そんなこと言わないで、ほら歌って」
気が進まない様子の葵に、強引にマイクを押し付けて歌わせる。最初は渋々といった様子の葵も結局嬉しそうに歌い始めた。何でもそつなくこなせる葵らしく、遠くまで通る声でいろんな曲を歌いこなしていった。
結局それからは3曲に1回ぐらいのペースで俺も歌った。流石に待っているばかりだと多少は飽きてきたわけで、葵と交代しながら歌っていると楽しい時間はあっという間に過ぎていった。
「ふぅ……歌った歌った、ハルは楽しかった?」
「もちろん、一人じゃ来ることもなかったし、楽しかったよ」
嬉しそうに距離を詰めてくる葵を、しっかり抱きしめる。肩に頬を寄せて、スリスリとするその様子が愛おしくて頭をなでてみる。気持ちよさそうに顔をほころばせているのを見て、ちょっと強めに頭をなでてみたら少し膨れ始めた。
「もう、ちょっと強すぎるって……髪が乱れちゃうじゃない」
「ごめんごめん、葵が可愛いからつい」
「もう、そんなこと言って……。それじゃ、もうちょっとだけなら、良いよ」
頬を赤らめ、俺の手を受け入れる。なめらかな茶色の長髪は少しぐちゃぐちゃになってしまったが、こんな可愛い少女を前に我慢はできるわけもなかった。最初は少し抵抗してみせていた葵も、今では甘んじて受け入れてくれた。ふわっと香る女の子の香りに鼻腔をくすぐられ、よく見知った少女だというのに緊張してしまう。
「ね、ねぇ……。そろそろ、やめにしない? これ以上されちゃうと」
「されちゃうと?」
恥ずかしそうに身体をよじらせるその様子が可愛くて、少し意地悪したくなってしまった。質問で返して、答えをためらいながらも俺との距離を詰めたままの葵を片手で引き寄せる。
「そんなこと言わせないでよ……。だって、カラオケって二人きりだからもっといっぱいイチャイチャしてもいいかなって」
顔をそむけて言う葵を前に、理性ではもう耐えきれるわけがなかった。肩を掴んで引き寄せ、目線が合うより早くキスを交わす。少し強引だったおかげで、歯と歯が少し当たってしまった。そんな痛みさえも今は少し愛おしいぐらいに、少し血の味がする口のまま口づけをする。
「んっ、ハル、ハルぅ……」
「今の葵、すっごく可愛い」
お互いの名前を呼び、唾液を交換しあう。それからはお互いに求め合うように舌を絡ませ、口腔内を弄ぶかのように撫でる。葵が俺を求めるように、俺も無我夢中で葵を求めるおかげで時折ぎこちなくなってしまうが、それでもやめることは出来なかった。
「んっ、ふう……んちゅ、ハルったら、がっつきすぎだって」
「こんなの見て、我慢できるわけないし」
少し前までは幼馴染同士、恋愛なんて考えたこともなかったような間柄だったとは思えないほどに乱れながら口づけを交わす。前に、神様から「ふたりとも自分勝手すぎる」なんて言われたけれども、お互いにこの激しい感情の波に押し流されて考える余裕などない。
しばらくの間、ソファに座り向かい合って激しい接吻を続けていた。軽い酸欠になりながら、それでもまだ葵を欲してやまない。葵の方にもまだやめるつもりはないらしく、目をつぶり俺の腰に手を回して離そうとしない。
「葵、俺、もう」
「うん、良いよ。来て……」
甘えたような声を出して、俺を求めてくる。もう我慢することはない。ソファに押し倒し、少し制服をはだけさせる。可愛らしいピンクのブラが隙間からちらちらと見え、それがまた更に劣情をかきたてる。
「ね、ねぇ……その、恥ずかしいから電気消してくれないかな」
言われたとおりに照明を暗くする。機械から発せられる明かりがうっすらとその白い肌を照らし、いっそうその美しさを際立たせていく。普段遣いにしてはあまりに可愛いその下着に見惚れてしまい、黙って見下ろしていた。葵は徐々に足をくねらせ、太ももをすり合わせ始める。
「その、今日……。ハルを誘ってカラオケに行ったら、二人きりだったらこんなこともあるかも……って。ああっ、あたし、なんてこと言って」
「好きだよ、葵。正直、カラオケに入ったときからちょっと緊張してたぐらいだから」
葵を落ち着けるための方便も半分、本心も半分。それでも、俺のためにそんなことを考えてくれる彼女に応えたくなってしまう。少しずらし、暗闇でもはっきり見える双丘を手で包みこむ。ひときわ硬いところをたまに口でついばみ、マッサージするかのように寄せてみては緩めてみる。そのたびに柔らかな肉は形を変え、俺の手に吸い付いてきた。
「ああっ、んっ、ハル、ひゃ、ひゃる……。そんな、とこ、触られちゃっ、あ、あ、っっっ」
「ここなら声を出しても大丈夫だよ」
「そんなこと、っ、いわれ、ちゃっ……。ひゃっ、やっ」
しばらくすると葵は我慢ができない様子で、太ももをすり合わせ、懇願しはじめた。その声は普段の元気いっぱいな少女から、恋に恋するような乙女のそれへと変わっていっていた。今までに何度も身体を重ねてはいたものの、またこうやってあたらしい一面が発見できるたびに、少しだけ優越感を感じてしまう。
「ねっ、ハル、お願いだから」
「……わかった」
初めて来たお店の中で、こんなことをしているなんて。一瞬冷静に戻りかけたが、この燃え上がるような性の奔流はとどまることを知らない。すでに愛液でべったりなショーツを剥ぎ取り、ズボンを膝まで下ろして一物を取り出す。すでに愛撫の必要がないほどに濡れたその秘部へと押しやると、ずぷり、と飲み込まれていった。最初の頃のような、何かを破るような感触は無くなったが、今ではしっかりとフィットして、少し動くたびにその肉ひだが敏感なところを舐めるかのように刺激してくる。幾度も交わったことで、身体が身体を覚えてしまったのか、それだけ葵の膣内は気持ちよく、挿れた瞬間に目がくらむほどの刺激を与えてくる。
「あああっ、あ、ん、んっ、くうっ……。ハルの、気持ち良くて、声でちゃ……ああっ!」
「俺もこれ、ちょっとやばいかも」
ソファに斜めに寝転がる葵に、立った状態で斜めから挿入する。普段と違う角度で腟内を押し広げているからか、葵の声に余裕がなくなっていく。普段とはまた違う刺激を味わいながら、徐々に抽送をはじめる。
「うっ、あああっ、あ、ああっ。ハル、ハルぅ……いいよ、ハルのが、中であばれちゃ、ううっ」
「今日の葵、いつもよりも刺激が強い、かも」
「えっ、そんな、あっ、んっ、ん、んっ。だって、ハルが気持ちよくしてくるから、ひぃっ……」
余裕がなさそうな声で喘ぐその様子をよそに、どんどん早くピストンを続けていく。耐えきれるわけもなく、しばらくしないうちに絶頂が訪れる。同時に葵の声も余裕がなくなっていき、二人とも快楽の渦に巻き込まれていった。
「んっ、ねっ、お願い、早く、ハルのいっぱいちょうだい、もっといっぱい、んんっ」
「俺ももう、限界かも……!」
「いいよ、ねっ、ハルのいっぱいらして」
もはや言葉にならない言葉で会話を交わしつつ、絶頂を迎える。強烈に収縮する膣内は俺の敏感なところをくすぐり、そして一気に身体の奥底から精を搾り出そうとしてくる。それに合わせて、俺も中に白濁をぶちまけた。
「ああああああっ、んっ、はぁ……ああっ、ちょっと、まだ抜かないで。こぼれちゃう」
「ちょっと、俺、もう」
限界まで射精したおかげで、頭がくらくらする。まだ繋がったままというのに、姿勢を崩し倒れてしまった。その拍子に、俺の陰茎が抜けたその秘裂からゆっくりと白いモノがこぼれ落ちていく。
それからはお互いに落ち着かず、適当に何曲か歌ってみてから帰った。帰り道も半ばになるといつもどおりの葵が戻ってきた。
「今日はありがと。その……カラオケデートに付き合ってくれて」
「当然だろ、俺は葵の彼氏なんだから」
「そっか、そうだよね……。それじゃ、また明日ね」
帰り道で別れる。今日みたいな日が毎日続けば、なんて思ってしまうけれどもそれは忙しい葵の現状を考えたら難しいだろう。だが、こうやって時間を作ろうと努力してくれる、そんな葵に応えてあげたいって思うのは、当然のことだ。
「また明日、か」
充実感の中に少しだけ忍び寄る寂しさを無理やり追い出しつつ、皆の待つ家に帰る。また明日、今日みたいなデートでなくても、葵を近くに感じられるならそれだけで幸せだ。
次は姫ルートやろっかな、などと考えているところですが、実は葵の次、佐奈と同レベルぐらいで朋花も好きなんですよね。朋花(ともか)じゃないと変換出てこないけど、この子の名前は「ほのか」と、小説を書く上では少し面倒という。
それはそうと、発作的に朋花ルートとかいう構想が思いついてプロットまでは完成したのでそのうち作品に仕上げます。あと葵メイン小説はまた書きたいですね。
余談ですが、なぜか葵と佐奈は親しみを込めてちょっと呼び捨て気味になってしまうのはなぜだろう、基本ヒロインはちゃん付けだったのに。