そして最近プレーした人が「朋花ルートはないんですか」と言っていたあたり、やはりゆずソフトは罪深い。
後頭部がひどく痛む。重たいまぶたをなんとか開くと、目の前には人の頭がひとつ。どうやら木賊がこちらを見つめていること程度は理解できたが、まだしっかりと顔を捉えることができない。しかし、その表情は心配とは程遠いその様子だが、まずは今の状況を理解しようとしてみるが、ここは……
「千歳くん、起きたんだ」
「……っ、いつつ」
起きた俺に気づいた木賊がゆっくりと近寄ってくる。まだ定まらない焦点とはいえ、どうにか目線を合わせようと頭をひねった瞬間、唇に柔らかいものが押し当てられる。突然の刺激に一気に目が覚め、改めて至近にある木賊の表情をしっかりと見てみる。頬を赤らめた彼女の様子は普通じゃないことをすぐに理解させられた。
唇の間からはゆっくりと熱を持った舌が滑り込んできて、俺の口の中をゆっくりと味わうように舌が動き回る。最近は卯ノ花に天罰を弱めてもらうために、唇を重ねる程度のキスなら幾度もしていたが、それでもこんな情熱的なキスは初めてだった。少しはっきりした意識の中、周囲を軽く見回すとどうやら保健室にいるらしい。こんなところで、こんな背徳的な事をしている事実に、びっくりしつつも妙な悦びを感じてしまった。
「んっ、んちゅっ……ボク、千歳くんを見てたらなんだかこう、ドキドキしちゃって」
「それは、違っ」
「でも、この気持ちは」
今のこの感情はあの薬の影響で、なんていう事を言う余裕すら与えられず。舌が絡み、同時にベッドの上で寝ている俺の上にまたがった。普段から元気すぎるほど元気な、言ってしまえば女の子っぽくないとすら思っていたはずの木賊が、今は俺の上でこんな顔をしている。今まで意識すらしていなかったのに、そんな様子を見て何も言えなくなってしまう。
「ちゅっ、んっ、んんんっ……千歳くん、キス、うまいねっ……じゅるっ」
まだまだ収まらない長い口吻の間、彼女がゆっくりと服に手をかけていく。シャツがはだけ、木賊の目の前で、木賊の手によってこんな格好にされた。まだ付き合っているわけでもない女の子にこんな事をされているという事実にすら興奮してしまいそうなほど、今の俺は冷静さを欠いている。
「なんだかボクも暑くなってきちゃったな……よいしょ、っと……」
「ちょっと、待てっ」
「もしかして、千歳くんは脱がないほうが好みだった?」
「そういうのじゃなくて」
もはや反駁は許されないような様子で、木賊が俺の上で制服を脱ぎ捨てる。小ぶりながらもしっかりと存在感のある、ブラに包まれた乳房が顕になった。まだ下半身はスカートをつけていることもあって、そのアンバランスさがなんとも言えない艶めかしさを醸し出していた。
「ボクの身体、やっぱり葵ちゃんとかと比べたら貧相だけど、それでも良い?」
「……そんなこと」
「そっか、千歳くんは優しいね」
こんなことで優しいと言われるのも不思議な気分になる。ただ、言葉にウソはなく、俺の上で素肌を顕にした木賊のその様子に興奮せずにはいられなかった。こんな少女に、目前で恥ずかしい事をしているということがまた興奮を高めていく。
「それじゃ……そろそろ千歳くんを気持ちよくしてあげるよ」
「……!」
俺の顔に臀部を見せつけるようにしつつ、ズボンに手をかけ、スルスルと脱がされる。すぐに顕になった俺の逸物は、こんな状況でありながらもしっかりと血を湛えてカチカチになっていた。
「んっ……ちゅっ、じゅるるっんっ、ちゅっ」
いきなり舌がソレに絡みつく。たどたどしいながらも献身的な愛撫は、生暖かい口内でどんどん強い快楽を伝えてくる。さらに唇にペニスを挟まれ、頭の動きに合わせて上下にしごかれ、すぐにでも射精してしまいそうなほどの快楽につつまれてしまう。さらに目の前には純白のショーツがあり、少しは動くようになった手で、ちょっとつついてみた。
「んっ、ひゃぁぁっ、千歳、くん」
「ここ、もう濡れて」
「そ、そんなことっ、ぼ、ボクは」
口では否定するも、少し触れるたびにしっかりと湿り気を帯びていくことがわかる。布の上から、ゆっくりと筋をなぞるように指を這わせていくと、また嬌声を上げて反応をしてくれる。次第に、今の状況を楽しんでいる自分にも気づいていたが、もう今となってはどうでも良いことに思えてきた。
「れるん、れちゅ、れろ……じゅぷっ、あっ、千歳くんのここ、今ピクって」
さっきの意趣返しとでも言いたげな激しい口淫が行われる。人気のない部屋に響く淫らな水音と、そして彼女の口腔内の熱で興奮は最高潮に達した。裏筋をゆっくりと舐め、そして今度は奥までズブリ、と深く咥え込む。徐々に慣れてきたのか、俺の気持ちいいところを探るようにする朋花に、俺も目の前に見えるショーツをズラし、彼女の秘部をしっかりと拡げてみせる。
「ひゃ、ああっ、ちょっと、千歳くん、突然そんな」
「木賊のここ、キレイな色してる」
「そんな、んふぁっ、あっ、んっ……」
少し上体を起こして、彼女の膣口を舐める。ピンク色のしっかりと拡げられた粘膜の上には、すでに滴るほどの蜜が満ちていて、それを味わうように舐めていく。声を上げながらも、手と口を止めるつもりは無いらしく、今は咥えつつ、その細い指でペニスの根本を握ってみている。
「千歳くんは、もう……準備、できてる?」
「それは」
「舐めてるだけじゃ、もう、ボクは満足できないから……」
そう言って咥えていたモノから顔を離し、そして俺の上で膝立ちになる。すぐにこっちに振り向いたかと思えば、制服をはだけさせたまま自らの秘裂を逸物の上にこすり合わせ始めた。触れたところはすでに唾液に愛液、他にもいろんな液体が混ざり合って、ドロドロになっている。
「あくぅ……んっ、あっ……ふぁっ、はぁ……!」
「……ぐっ」
彼女の膣内を押し破るようにペニスが中へと飲み込まれていく。痛いほどに押し付けている膣壁は、同時にゆっくりと絡みついて、少しでも動かそうとすると無数のひだに絡め取られてしまいそうだ。脳天を貫くような、言葉を失うほどの快楽に身を任せてしまいたくなる。
「んっ、ああっ、千歳くん、そんな、ああっ……中、ビリビリして……」
彼女が徐々に腰を振り始める。俺の上で顕になっている乳房が動きに合わせて揺れる。視覚的な刺激と、そして絡みつく肉襞の感触が合わさって、いつでも射精してしまいそうだ。こんな刺激的な感覚は、初めてだ。
「んふぁっ! んっ、ああっ! そこ、っ、いいよ、んんぅ……千歳くん」
「木賊、気持ちいい?」
「ん、んっ! 千歳くんは?」
名前を呼びながら、ひたすらに快楽を貪る木賊の姿に俺も理性のタガが外れてしまった。膣内をひたすら突き上げ、俺も同じように彼女の名前を呼び、そして膣奥をひたすら突き上げる。ぐちゃぐちゃになった膣内はまだ俺の物を痛いほどに締め上げて、まるで掴んで離さないとでも言いたげなようだ。そんな中を無理矢理動かすものだから、いつでも一気に射精してしまいそうだ。
「あっ、そこ、はっ! 千歳くん、そんな」
彼女が上げた嬌声が一つまた高い声になる。普段の元気なあの様子からは想像できない、本能のままに乱れる彼女の様子になんとも言えない愉悦を覚え、同時にそれを白く汚してみたいなんて思ってしまった。独占欲のようなその感情に支配されたまま、彼女の腰の動きに合わせて、しっかりと奥を突いていく。深く咥えこまれたそれが彼女の中を深く抉るかのようにした。
「んぅっ、ふあっ! はぁっ……千歳くん、もう、っ、ボク」
「木賊、っ」
少しして、自分の限界がやってくる。膣内をかき混ぜるように激しくピストンするたびに、彼女の声はか細くなり、いつしか懇願するような声になってきた。絡みつき、そして離さないような膣内を堪能しつつも、理性で射精を我慢していた。
「んっ、んふぁっ! ボク、おかしくなっちゃうっ、はやく、千歳くんも、イッて」
「ぐっ……ん、っ、もう、出そう、だ」
懇願するような声にひたすら耐え、滾る情欲をそのままにすべて打ち付ける。そのたびにグチャグチャと音が鳴り、まるでペニスが爆発してしまいそうな程に射精したくなった。
「あぁぁっ、イッて、いっぱい出して、っ!」
木賊の射精を求める声に応えるかのように、体中に電撃が走る。ひときわ大きく震えた膣内の刺激に耐えきれず、口から吐息が溢れる。同時に膣内に白いドロドロを一気に吐き出していった。彼女の中を真っ白に染めていく。その快感と、背徳感がないまぜになって、ハンマーで叩かれたかのような感覚が身体を支配していく。
「ふぁああああっ、あっ、はぁぁぁっ!! あっ、いっぱい、出てるっ……」
膣内に満たされた大量の精液を、愛おしそうに彼女が手ですくっては舐めてみせる。そんな扇情的な姿を見せられて、ペニスの硬さを取り戻していく。彼女もまだ満足できないらしく、自らのクリトリスを手で刺激してみたり、精液まみれの手で乳房を揉んで見せたりしている。
ひたすらにお互いの本能に従って、ひたすらに情欲のまま。お互いの気が飛ぶ寸前まで、身体を求めて激しく交わりあってしまった。それからのことはもう、覚えていない。