実際のところどうなんでしょうか、有識者の方は教えて下さい
久しぶりに三刀屋の絡み酒かと思ったら、途中からは虎倉先生までやってきてちょっとした宴会になってしまった。比較的酒に強い彼らはまだ上機嫌で酒瓶片手にさまよい歩いているようだが、ボクはもう頭がズキズキと痛む。
暗い道がより一層暗く見えて、我ながら無茶な飲み方をしたものだとちょっと苦笑した。お店の方はもう電気が消えているけれども、まだ動く人影がちらりとみえたからそっとドアを開ける。
「おかえり。もう飲みすぎだよぉ……ほらほら、お水飲んで」
「ごめん、ありがとう」
帰り着くなりソファに腰掛け、真咲からお水を受け取る。ゆっくりと飲まないと気持ち悪くなってしまいそうなぐらいに酔いは回っていて、そんな時に彼女の気遣いはとてもしみる。彼女はと言うと、部屋の片付けをせっせと行いつつ翌日の仕込みに精を出しているようだ。明日は休みとはいえ、どこからこんな体力が出てくるか感心せずには居られない。
「ちょっとは落ち着いた?」
「ありがとう、おかげさまで」
「ふふん、酔いつぶれた旦那を迎えるのもワタシの役目ですぜ」
ニヤニヤと酔って前後不覚に陥りそうなボクを眺める真咲に、いつもなら頭をワシワシと撫でたくなるところだけれどその気力はなく。むしろ立ち上がろうとした瞬間にふらりと体が倒れ、ソファに体を倒してしまう。真上に広がる天井の模様を眺めていたら、いつの間にか意識が遠のいていく。ちょっと慌てた様子の真咲がボクに声をかけてきたけれども、それももはや聞こえない。
「……わふ、もう起きちゃったんだ」
ソファよりも柔らかいものの上、そして見慣れた天井。あのまま意識を失ってしまったというのに、彼女に連れて行ってもらったのだろうか。もう一度、今度はさらに深い眠りに落ちていこうとしたところで、彼女の柔らかな唇が押し当てられた。
「センセったら、ちょっと重くなってる。連れて行くのも一苦労だよ」
「ボク、太ったかな」
「前よりもモチモチしてて、ちょっと美味しそう」
そんな言葉を言いながら、彼女はまたキスを続ける。もはや体の自由は聞かない。完全に彼女の手のひらの上に転がされているような状況。入ってくる舌を受け入れ、口の中をかき混ぜられる。程よくやってくる脱力感に身を任せ、真咲からの目いっぱいのキスを、目をつぶりただ受け入れるだけだった。
彼女はボクにまたがるように体を預け、その豊満な乳房を押し付けるようにキスを続ける。窓から差す光の様子からして、居眠りしてからそんなに時間が経っていなさそうだが、辺りの部屋から物音は聞こえない。真咲もそのことに気づいてか、音を立てるように舌を絡ませ、ボクの口の中を強く吸っている。
「んむ……ちゅぱっ、れろっ、んぷっ。センセ、やっぱりちょっとお酒くさい」
「そんな事言われてもなぁ……」
そんな文句を言いながらもキスをやめようとはしない。真咲の柔らかな唇を味わいつつ、彼女の後頭部をそっと撫でる。紅いくせっ毛はしっかりと手入れされていて、指がスルスルと通っていった。まるで毛づくろいをするように、彼女の髪を解いていると彼女の口からは時折上ずったような声が聞こえ始める。
「やっ……耳は弱いからぁ……わふ……」
頭を撫でていたつもりが、彼女の耳に手が触れていた。暗闇でも分かるほどに彼女の顔は赤く染まっていて、その様子がまた可愛らしくて思わず強く抱きしめてしまった。
「んむっ……はぁっ、センセ、いきなり過ぎだよ」
「真咲が可愛くてつい」
「わふふ……あれ、なんだか、眠くなって来ちゃったよ……」
毛色そっくりに紅潮した顔をした真咲の瞬きはゆっくりになっていく。ボクに体を預けたまま、彼女は突然やってきた眠気に任せて眠りに入ろうとしていた。まだキスは続いていて、彼女の舌が口の中で時折動く。少しはボクの方の酔いも覚めてきたからと、彼女の体をそっと横に寝かせようとしてみたら、突然彼女が強くボクにしがみついてきた。
さっきまで眠りにつこうとしていたとは思えないような力強さでベッドに押し倒され、驚きのあまり彼女の顔を覗く。彼女の顔はまだ真っ赤に染まっていて、目も蕩けたままだった。何かを言う前に彼女の唇が押し当てられ、また舌が絡みつく。肉を削ぐようなザラザラとした、肉食獣の舌はちょっと痛いけれども幸福感に満たされるような気持ちよさがあった。
「センセ……ワタシ、なんだかおかしいよ」
薄着の寝間着はすでに投げ捨てられ、彼女のたわわな乳房が顕になる。暗い部屋の中でもはっきりと見えるぐらいに白く輝いて見えるそれを揺らしながら、彼女はボクの股間を探る。
「しよ、センセ……」
彼女の手ですぐにペニスが自由にされる。勢いよく屹立したそれを彼女は物珍しそうに眺めつつ、そして自らの股の間で挟み込む。彼女の秘裂からはもう愛液がこぼれ出ていて、跨った瞬間にヌルリと陰茎の上を滑る。熱く滾ったそれに加えられる刺激は思わず声が出るほどだった。
「もうこんなに元気になっちゃってるんだ……はうっ、んっ……わふっ、ふぅぅ……」
彼女の膣内に肉棒が飲み込まれる。一気に奥まで飲み込み、膣内の色んなところが陰茎を捕まえては離さない。痛くない、むしろ気持ちいいぐらいの締め付けが全方位から加えられてすぐにでも絶頂を迎えてしまいそうだ。
彼女はボクの上で股を開き、まるで結合部を見せつけるように腰を振る。少し姿勢を変えようと動くたびに膣内の締め付けが変わって、今までにないところが擦れ電撃が流れるような快感が訪れる。彼女の膣内からもいやらしい音が響き、静かな部屋でお互いが快楽を貪り合う。
「センセのおちんちん、奥のところ、グリグリって……ふぁ、ぁ、あああっ……もっと、擦ってぇ」
いつも以上の積極性で、彼女が自らの気持ちいいところにペニスを導く。普段のセックスとはちょっと違う角度でねじ込まれた肉棒が彼女の膣内を拡げ、そして彼女自身の絶頂を導く。少しかたくなったところをコツンと突き上げると、彼女のか細い声が部屋に響いた。
「ん、ん、んっ、あっ、あああっ、だ、めっ、ああああっーー!」
「ここが気持ちいいんだ」
「イッちゃう、おちんちん、気持ちよすぎてイッちゃうからぁ……」
真咲が小刻みに絶頂するたびに膣肉がペニスを更に強く締め付けてくる。生物の本能に従うような、ただひたすら子種を求めて動く膣内で、ボクの限界も間もなくやってきそうだ。少し腰を引いて、彼女の膣の浅いところにカリを当てる。そして彼女の息が整い始めたところで膣の一番奥を一気に突き上げた。
大きな収縮がやってきて、股の間からトロトロと愛液が溢れる。結合部は泡立った愛液やカウパー液で白く汚れていて、どこか支配欲を満たすような気持ちに包まれた。真咲は最初の絶頂からまだ元に戻ることなく、自分で姿勢を変えるたびにまた体を震わせ、そのたびに膣内を強く締め付け続けてきた。
「あああっ、はぁ、っ、は、あ……」
「真咲だけもうイッちゃうなんて」
「だって、センセが……ぁっ、そこ、またイッちゃうの」
口答えしようとしたところでまた最奥を突く。彼女の息はもう絶え絶えで、陰茎に伝わる彼女の絶頂も数えるのが難しいほどになってきた。もはや我慢は出来ない。一気に彼女の秘穴を突き上げ、そのまま中に自分の情欲を吐き出してしまった。
「あああっ、出てる、いっぱい、白いの……んっ」
自らの身体の中に放たれた精液の感触に、気怠げな表情でペニスの蠕動を楽しむ真咲。すべて出切った頃合いで、彼女がゆっくりと二人が一つになっているところから腰を浮かすと、膣内からボトリと塊になって精液がこぼれた。それをゆっくりと手ですくって、彼女が舐め取るところを見届けたところでボクの限界もやってきた。
「わふ……幸せだよ、センセ」
意識が遠のく中、彼女のささやく声が耳に残る。翌朝、彼女がこの一晩の出来事をすべて忘れているなんてこの時のボクは知るよしもなかった。