今回事後・色気もクソもない最中の描写がありますが、抜けないしエロくもないので期待せずに読んでください?
え?イチャラブを書け?
……こういうのってまず過程が大事なので、ゆっくり進めていきたいと思います。
以下新キャラクター
フィーネ
新たに任命された最上級死神の1人
若輩でありながら最上級死神の中でも頭一つ抜けた戦闘力を持つが、詳しい情報は伏せられている。何故か己より位が下の半死神ベンニーアの事をさん付している。名前は終わりを意味する「Fine」から。
ぶっちゃけるとオリ主の兵藤正自である。
「やっちまった………」
最上級死神の1人、フィーネこと兵藤正自はベッドで頭を抱えている。
他の最上級死神と違い、人間から死神に取り立てられた4人目の最上級死神フィーネは、普段は髑髏の面を着けているものの姿そのものは人間と差異はない。生前の兵藤正自と変わらず、よく鍛えられて引き締まった上半身に整った顔立ちをしている。その胸分厚く大きく正に鉄塊であった。
人間上がりと侮るなかれ、彼の者はその戦闘能力の高さ故に存在は秘匿されているものの、死者の魂を掻っ攫う者を罰す「執行者」である。
具体的に言えば、死者の魂を玩弄する
そんな彼が何故狼狽えているか、それはフィーネの周りを見れば理解いただけるだろう。
己の上半身は裸。下半身も布団で隠れているが裸。
二日酔い特有の気だるさと頭痛が酷く、頭を橦木で殴られているようだ。
動かぬ証拠であるベットシーツに染み付いた赤と白の染み。
トドメとばかりに何者かが布団にくるまり、規則正しい呼吸によって上下している。
賢明な読者諸君のお察の通り、フィーネは致してしまったのだ。
ご存知の通り、彼は元々女を寝取ってでもハーレムを作ろうと他の世界から来た転生者である。しかし、その
そんな彼の心中は脱童貞を喜ぶ事より、行きずりの相手を抱いた己の軽薄さを嫌悪した。お前よくそんなザマで寝取りハーレムとかイキってたな、と言わないであげてほしい。本人はその時過労死で頭がハイになっていて、頭が冷えて産まれてきた時点で後悔していたから。「自分の方に惚れさせれば寝取りじゃないからセーフセーフ」と震え声で言い聞かせていたから。
閑話休題
早鐘の如く打ちつける心臓を抑え、恐る恐る布団に手を掛ける。
起こさないようにそっと布団を捲ると、そこには己の先輩である半死神のベンニーアが寝息を立てていた。心地良さそうに、無防備に眠る彼女は衣一枚纏わぬ産まれたままの姿であり、白く柔らかい身体の至る所にはかぴかぴに乾いた精液がこびりつき、しまいには股から白く濁った液体が漏れだしている。
この光景を目の当たりにしたフィーネの心情は如何なるものであったか?
それは当人のみしか知りえないが、概ね何を考えていたかは分かる。
この世の終わりと言わんばかりの表情で布団を取り零していた。
美しいものを穢してしまったと言わんばかりに。
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『どうしようねびろすさんおれさいていなことしたかも』
死神の友人から突然とんでもないメッセージが入っているのを見て、インディゴ=ネビロスは思わず三度見した。
痩せぎすのこの男が知る死神フィーネはひょけうきんな言動はあるものの、不誠実な行いをする様な輩ではないからだ。混乱しながらもインディゴは返信を送った。
何分情報が少なすぎる。もう少し、詳しく話してもらわねば解決の糸口すら掴めない。
『落ち着け盟友、自罰する前に俺に一回洗いざらい話せ。今のお前は冷静では居られないだろうから、俺が分析してお前に教えてやる。』
メッセージを送信してから間を置かずに直ぐ返信が来た
『よったいきおいでべんにーあさんをおそってしまったおれはなんてさいていなんだ』
その返答が来た時、インディゴは思わず声を上げた。
「お前性欲あったのか!!」
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(っべーやっべー……想像以上に狼狽えてるでやんす……)
薄目でチラリと狼狽えるフィーネを見ると内心冷や汗をかくも、表情に出さないよう努める。
いやぁ昨日は燃え上がったでやんすなぁ、初めてだったでやんすが身体の相性が良かったようで5回も致してしまいやした。
ちゅーかフィーネが上手過ぎるでやんすよ、なんなんでやんすか。
アンタ過去に童貞っ言ってたでやんすよね??なんでベロンベロンに酔っ払っててあんなにペッティング上手いんでやんすか。あっし3回くらいイカされて漸く本番に移行してもすぐイったでやんすよ………
にしても……
(なんだか悪いことしたでやんすね………)
フィーネは自分がベンニーアに乱暴したと勘違いしている様だが、事実は違う。酔って泣きじゃくり、なんでも言うことを聞く状態のフィーネを拐かして致したのは紛うことなくベンニーアだ。ただの誘い受け和姦である。
めそめそ泣きながら愛を囁くさまは可愛かったが、どうやら酔っている際の記憶は無いらしく、子供のように好きと連呼していた事に顔を赤くするどころか、逆に真っ青にしてうんうん唸っている様を見ると少しだけ傷ついた。
アレだけ素直になって、自分に愛をぶつけた事を覚えてないというのら堪えるものがある。
心の中でやるせない思いを飲み干していると、フィーネがおもむろに鎌を取り出し、自分の腹を切り裂こうとしたので必死になって止めた。
「落ち着くでやんすフィーネ!!大丈夫でやんすから!!合意の上でやんすから!!」
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「酔って意識のない俺を唆して。」
「うん」
「イチャイチャラブラブセックスをしたと」
「うん」
「そんなの信じられるわけないでしょう!?」
「気持ちは分かるでやんすが事実なんでやんすよ!!」
「そんな童貞の都合の良い妄想が事実なわけないでしょう!?」
「事実は小説よりも奇なりって言うでやんすよ!!」
十分後、ベッドの上で対面する二人は全裸で色気もなく言い争っていた。
かたや彫像の如き美丈夫、かたや青い髪の美少女。
両者共裸で、良い寝台の上にいてとても絵になるというのに、話している内容は犬も食わないような痴話喧嘩。特筆するならば、被害者が何故か許しを来い、加害者が被害者の無実を弁明しているというちんぷんかんぷんな点であろう。正味、傍で聞いていても何の話なのかさっぱりである。
「あーもうまどろっこしい!!そんなにフィーネは嫌でやんすか!!」
「な、なにがですか!!」
「あっしと関係を持ったのがそんなにも嫌かって聞いてるでやんす!!」
「そ、それは……」
「だってフィーネ、さっきからあっしを抱いたのが不本意みたいな言い方でやんすよ!!」
そう言われて竦む最上級死神、そして捲し立てる半死神。
ただの面倒くさいカップルの痴話喧嘩であるが、二人はまだ付き合ってもいない。
……どこかで付き合ってもないのに段階すっ飛ばしすぎだと、最上級死神3人のツッコミが聞こえてくるかもしれないが、それは空耳であるため置いておこう。
「……だって、その……」
「なんすか。」
「……後悔しないのか?こんなオッサンとその……セックスして。」
フィーネの年齢は28歳、立派なアラサーである。
年代によってはオッサンだと嘲笑する年代だ。
「無いっすよ。逆にフィーネはあっしを抱いて後悔してるでやんすか?」
「え!?いや、その………」
「煮え切らない態度っすね!!後悔してるか!してないのか!!はっきり口に出すでやんすよ!!」
「………その、覚えてないのに聞かれても………」
パリンと、何かが割る音がした。踏んではならないものを踏んだ音だ。
記憶が無いのににじり寄られるのは同情するが、その発言はない。ドン引きである。
「……………人をおちょくるのもいい加減にするでやんすよ……。」
気持ちは分からなくもないが落ち着いてほしい、覚えていないからフィーネはうろたえているのである。というか覚えていたらこんな面倒な事になっていないのである。
「えっ」
「その身体に思い出させてあげるでやんすよ!!」
「えっ!?」
そう叫ぶとベンニーアは布団を捲りあげて絶句した。
それは、ちんちんと呼ぶには余りにも大きすぎた。
大きく、太く、そして逞しすぎた。
それは正に雌殺しであった。
昨晩のフィーネの逸物がキングコブラだとするならば、今のフィーネの逸物はニシキヘビと言えよう。亀頭が鎌首を擡げるという、何とも字面が矛盾している光景である。ヒューッ!!正に女泣かせのご立派様である。
何故昨晩セックスした際と大きさが違うのか?
少し保健体育の勉強をしよう。アルコールを過度に摂取すると脳が麻痺して血液循環影響に支障が出る。その際、陰茎の海綿体に行き渡る血液が少なくなるので勃起の際中途半端なものになってしまうのだ。
これはEDの原因の一つでもあるため、あまり酒を飲みすぎないようにしよう。
前後不覚になるまでフィーネは酒を飲んでいた為、血流が良かったとはお世辞にも言えない。それ故に半立ちであったのだ。
ではアルコールが抜けて朝の今はどうなるか?
見ての通りフル勃起するわけである。
女陰を容赦も慈悲もなくこじ開ける形をし、子宮を続くどころか押し潰して侵略するような形状をした、逸脱した逸物としてフル勃起するのである。
そんな代物と対面したベンニーアは一瞬顔を青くするが、すぐに奮い立たせて虚勢を張る。
「か、身体は正直で……やんすね………」
……声が震えていて説得力が皆無であるが。
「……ベンニーアさん」
フィーネが神妙な顔でベンニーアに語りかける。
「な、なんでやんすか……」
「せめてよくほぐしてからにしよう。」
今すぐに挿入しようとしたベンニーアの心情を見透かすように言うと、ベンニーアは肩をはねて睨みつけるが……すぐにため息を吐いて小さな声で返答した
「……お願いするっす……」
え?見るだけで女を発情させるマジカルチンポじゃないのかって?
そんなものありませんよ、人体は不思議があってもファンタジーやメルヘンじゃあないんですから………
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ペッティングという言葉の語源はペットから来ている。意味はそのまんま、愛玩しているという意味だ。肉体に触れて愛を確かめる行為である。
現在ではペニスをヴァギナに入れない前戯全般を指すようになったが、広義的な意味では普段のハグや何気ないボディタッチもペッティングである。
触れ合って、お互いの体温を感じて愛を知るのがペッティングの目的なのだ。
「だからいきなりチンコくわえたりマンコに指突っ込んだりするべきじゃないんですよベンニーアさん!!」
「本当すまないでやんす……!!」
股間を抑えながら絞り出した声で説教をするフィーネ、萎縮するベンニーア。
フィーネのイチモツに真新しい歯形ができた、と言えば何が起こったのか察してもらえるだろう。
噛んだのだ、フィーネのチンチンを。
お陰でフィーネのイチモツはすっかり意気消沈し、ムードもへったくれもなかった状況の為、この後二人はそそくさと着替えてホテルを引き払ったのであった。
«は?あの二人やっとその段階にいったのかい? »
「酔って泣きじゃくるフィーネをベンニーアが押し倒してようやくな……」
« 面倒臭ァ……»
「言ってやるな……アイツいい奴だから……週一でケアしないと壊れるクソザコマシンメンタルだけどさ……」
« これからはクソザコマシンメンタルの手入れをあの娘に丸投げ出来るわけだが……大丈夫?あの娘もクソザコマシンメンタルにならない?»
「多分問題ない……自分より強いフィーネが甘えたになるのが可愛いとか言ってたし。」
話を聞いていて頭痛が酷くなったインディゴは共犯者にも同じ気分をプレゼントしたかったらしく電話を掛けたようだ。電話を受けた相手―破邪は受話器の向こうで大きくため息を吐いて眉間を揉んだ。フィーネ……いや、兵藤正自はこれまで
何故なら彼が弟の兵藤一誠を大切に、そして愛していたのを知っていたからだ。これまでの
……決して生きていたら己の息子と同じ歳だからとか、人懐っこいところやお調子者の所が息子に似ているから見逃したなんてない。断じてない。
そんな彼だが、やはりというか他の異物共と大きく違い自分に対してあまりにも自罰的で見ていて殴りたくなる。
お前は何故そんなに卑屈になるのかと、胸を張って生きていいんだと。
―弟君や御家族を救えなかったからといって、幸せになる権利を放棄しなくて良いのだと。
・本作の世界線について
リアス・グレモリーとの接触時、怒りによって覇龍に達せずとも赤龍帝として目覚めた事により可能性が生じた。
コカビエルによる聖剣強奪事件の際ヴァーリーがイッセーの実力を見るため、任務を放棄し実家がピンチと聞いて慌ててやって来たオリ主に攻撃を仕掛け、オリ主が間に合わなかったルート。
イッセーが全てを棄てて覇龍と化し、コカビエルに挑むも敗死。
その後サーゼクスとセラフォルーと交戦し、コカビエルは敗北するも魔王と堕天使の幹部がぶつかった為結界は耐えきれず消滅。
街は消滅しなかったものの、被害は甚大であった。
この際兵藤夫妻が戦闘に巻き込まれて死亡。
一方その頃衛府はコカビエルが撹乱させるために放った魔物達の駆除に当たっていた為駒王町への救援は不可能であった。
これによりオリ主は心を病み、週一で酒を飲んで腹に溜まったものを吐き出させないと壊れかねないクソザコマシンメンタルと化す。