※この作品はR-18です。

オバロR18もの   作:しうか

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7 王都へ ニニャ

 

 

 冒険者の朝は早い。とは言ってもニニャが起きたのはまだ薄っすらと空の色が変わり始める時間だったが、ニニャの最後の記憶は前日の夕方にもなっていない時間だった。糞尿の臭いが染み付いてしまった部屋での目覚めは最悪だった。

 

 ニニャは途切れ途切れの記憶をたどり、自分の胸を枕に眠るオチパのサラサラとした髪を撫でながら、これからどうするか考えていた。

 

 初めての時のような身体の痛みや違和感はない。きっと無意識でオチパが治癒の魔法を使ったのだろう。

 部屋の臭いは酷い。きっと夜に呼びに来た仲間にはバレたに違いない。起きたら仲間にはあやまろう。女だったことも告白することになるかもしれないが、オチパを手放すつもりはない。

 でもこの部屋の掃除を他人に任せるのは嫌だ。他の人に見られ、どんな状況になるのか知られるのは恥ずかしすぎる。こんな時、《清潔(クリーン)》が使えればな……。

 

 そう考えた瞬間、ニニャの脳内に《清潔(クリーン)》の細かい情報が流れた。そしてオチパに教わった「魔法の覚え方」を思い出し、まさかと思いつつベッドから起き上がり、オチパをどけると、自分の杖を取った。

 

「《清潔(クリーン)》 嘘……、本当!? 《清潔(クリーン)》 ……つ、使えちゃった。じゃあもしかして……。《魔法効果範囲拡大化(ワイデンマジック)・清潔(クリーン)》」

 

 あれだけ汚かった部屋があっという間に掃除したてのような、いや作られた頃のような清潔感を取り戻した。ニニャはその事に驚きながらも助かったと安心した。

 

 ニニャはオチパを性的に撃退したため、職業レベルが大幅に上がっていた。何度も瀕死に陥りながらも、オチパから回復され、無理やり犯され続けたことで、全体的にレベルが上昇していたのだ。新たに性に関する微妙な職業を習得してしまい割を食ったがニニャはそのことを確かめようがなく、思いつきもしなかった。ただ、自分のタレント、魔法適性をここまで実感したのは初めてだった。

 

 ニニャは自分の知識の中から、覚えてみたいと考えていた魔法や名前だけ知っている位階の高すぎる魔法など片っ端から試した。そして再び驚愕する。

 

 《下級筋力増大(レッサー・ストレングス)》や《下級敏捷力増大(レッサー・デクスタリティ)》はまだいい。オチパから教えてもらった通りだ。

 《火球(ファイヤーボール)》や《飛行(フライ)》、《雷撃(ライトニング)》、《電撃球(エレクトロ・スフィア)》も習得期間が短すぎて怖いけどまだ大丈夫。人類の限界と言われる第三位階の魔法だ。魔法強化もまだ想定の範囲だ。

 ただ、第五位階魔法《龍雷(ドラゴン・ライトニング)》はやりすぎだろう。どう考えてもおかしい。第六位階魔法を使い、超越者と呼ばれている帝国の宮廷魔術師のひとつ下だ。

 

「どうしよう……」

 

 ニニャは全く想定していなかった方法で、しかも一日で手に入れてしまった力の大きさと、その力を手に入れたことで激変するであろう環境に恐怖した。しかし、姉を探すためを思えばこの力はとても役に立つ。ただ、それをどう使うのかを考えると、オチパが自分の知らない位階魔法を出し渋っていた時の心情がわかった。

 

 恐怖と嬉しさの間で揺れるニニャは急に不安定になった自分の心の根幹が揺れたことで呆然とし、杖を手放すと、全裸のオチパが眠るベッドへと戻った。そして仰向けに横になるとオチパをぬいぐるみのように胸にかき抱(いだ)き、再びオチパの髪を撫で続けた。

 

 

 ◇

 

「ん……、ニニャさん……」

「ふふっ、あなたのニニャはここにいますよ」

 

 自分の名前を口にしながら眠り続けるオチパにニニャは心に巣食っていた恐怖が薄れ、幸福感が溢れてくるのを感じた。そしてその相手も幸せな夢を見ているのかニニャにしがみつくようにゆるゆると腕を回し、ニニャの薄い胸に横顔をすりつける。

 

 オチバは昨日、MPを消費し尽くし、限界以上射精を続け、気絶したことで普段は起きていたであろう状況でも未だに夢の中にいた。

 

 ニニャは幸福感の中、服越しにすりつけられる胸の感触に散々味わった甘い痺れを感じ、自分の膣内が肉棒を欲しがるようにむずむずとし始めたことがわかった。

 

 そしてニニャは自分のワレメにぬるぬるとした感触を覚えると、「少しならいいかな」とつぶやき、オチパを自分の股の間に挟むとオチパを引き上げた。

 

「んっ、んっ、んんっ……んはっ、はっ、はっ」

 

 寝ているオチパを起こさないように気をつけながら、ニニャは甘い快楽をもう少し、もう少しとねだるように、ゆるゆると身体を擦りつけた。ニニャのワレメからはぬるぬると愛液が滴り始め、自分で股を裂いたズボンとマント、そしてベッドにシミを作っていった。

 

 ニニャは首下に規則正しい寝息を感じ、少し罪悪感を感じたが、それがさらにニニャを高ぶらせ、脳から思考を奪い続けた。そしてニニャの腰はもっともっとと上下に動きだし、その刺激で硬くなりはじめた寝ているはずの肉棒がニニャのワレメをこすった。

 

「んはぁっ、あくっ、んんっ、んんぅっ、あっ、あっ……」

 

 ニニャに残っていた理性が何とか声をあげないように歯止めをかけるが、どんどんと硬くなる肉棒がニニャのクリトリスと穴の入り口を通過するたびに、軽くイってしまい、抑えることができなくなっていった。

 

「あっ、あっ、あくぅっ……ダメ……ダメなのにっ……」

 

 熱を持ち、硬くなった肉棒の先端が何度もニニャの穴の入り口に引っかかりながらもワレメを通過していく感触に、ニニャの腰は穴に入れるため自然に浮いていき、穴を上に向けるため身体は丸まっていった。

 

 そして、ついにニニャのマンコが肉棒をぱくりとくわえると、竿がクリトリスに強く押し付けられながら、ずるりと一気にニニャの中に入り、子宮口からぱくぱくと涎を垂らしながら降りてきていた子宮を抉った。

 

「んぅぁああああ、あっくぅぅうううう……」

 

 一気に来た強い快楽に頭の中でバチンとはじけ、ニニャは頭が真っ白になった。それでも強く抱きつきながら声を出さないようにしつつも抑えきれずニニャは甘い声を出した。

 

「んぐぅ……はあぁぁぁぁ、はぁ、はぁ、はっあぁ、んんっ、んぁっ、あっ」

 

 大きな快楽の波にビクビクっと揺れた身体を落ち着け、その波を鎮めようとニニャは大きく息を吐いた。しかし、呼吸を落ち着けながらもゆるゆると動く自分の腰が再びニニャを押し上げ始めた。ニニャの体液でぬるぬると感じる熱い肉棒をニニャのマンコはキュンキュンと締め付け、降りきった子宮口は精子をよこせとこりこりこすられた。

 

 そして、オチパの身体とニニャの膣内の肉棒ががビクッと震え、ニニャの中に精子の熱が叩きつけられると、ドクンドクンと注ぎ込まれるのを感じるたびにニニャの頭の中はバチンバチンとはじけ、甘い快楽の波に激しく揺すられるようにニニャの身体が痙攣した。

 

「あっ、あっつぅ、ぁあぁぁああんぐっぅぅぅううう」

 

 射精が終わり、硬さを失い小さくなった肉棒がニニャの搾り取るような膣内の圧迫に押し出されると、胎に注ぎ込まれた熱にニニャは満たされた気持ちになり、自然に求めていた身体の動きがようやく止まった。

 

 いつ終わるのかわからない甘い快楽の中、ニニャはそっと目を瞑ると眠りへ落ちていった。

 

 

 

 ◆

 

 漆黒の剣のリーダー、ペテル・モークは木窓から挿し込む光に目を覚ました。昨日珍しく酒を飲みすぎたせいでいつもより少し遅い時間だった。ダインは目を覚ましそうだがさらに飲んでいたルクルットは完全に寝ている。数日前からベッドのひとつは空いたままだ。

 

 一昨日から色々あった。普段あまり飲まない酒が進むのはしょうがない事だった。朝の薄暗闇の中、ぺテルはベッドの脇に置いた自分の新しい装備を見る。昨日買ったばかりのハーフプレートメイルとチェインシャツ、そして無骨なガントレットだ。

 

 フルプレートでも手が届いただろう金はあった。フルプレートメイルに憧れてもいた。

 

 しかし、以前オチパとやった手合わせと、今回バレアレ薬品店を襲った事件がぺテルの意識を変えた。ミスリル級冒険者チームが全滅するような相手に対し、オチパはニニャを護りながら一人を討ち取り、相手に手傷を負わせ、撤退させることに成功した。

 

 手合わせした時は手加減していたのだ。それをぺテルは理解した。彼なりの気遣いもあったのだろう。あの時チーム最年少だったニニャより若い信仰系魔法詠唱者(マジック・キャスター)に一合もできず負けていたら完全に心が折れていただろう。

 

 わざと魔法で強化したうえで手加減し、盾ごしに攻撃をし、上手く勝ってみせたのだ。実際襲撃のあった夜も魔法で強化していたのかもしれない。しかしあの程度の動きでミスリル級冒険者チームに勝てるとは思えなかった。

 

 あのわざとらしい振りかぶりはもはやクセだろうが、それを補って余りある速度と威力を乗せることができるのだろう。全身マジックアイテムでもおかしくないほどの装備の数々がそれを予想させた。

 

 ペテルは装備を選ぶ時、自分が考えたオチパとの幻影と戦った場合を思い浮かべた。ニニャが目で追えないほどの速度で攻防を繰り広げ、分かっていても避けられない重い攻撃。フルプレートメイルに身を包んだとしても素通りされて仲間を殺され、最後は薄ノロなフルプレートメイルを叩き続けて終わりだ。しかもあの剣なら鎧すら両断しかねない。

 

 ルクルットから聞いたオチパがこぼしたセリフ―――『それで装備整えなよ』それがペテルやダイン、ルクルットの意識を変えた。いつまでもゴブリンやオーガが相手ではダメなのだ。装備もそれ相応にしなければ追いつく事も出来ない。

 

 新調した装備はハーフプレートメイルとチェインシャツにガントレットだけだ。ルクルットは肩当と矢筒を変え、矢を増やしただけ、ダインは長袖の分厚い皮で作られたロングコートだけだ。残った金はすべて装備の魔化に費やした。今まででは考えられない量の金貨を一日で使った。

 

 しかし、新しい装備を手にした高揚感はあまりなく、焦りだけが募った。

 

 きっと心の底で、様々なマジックアイテムを持ち、先を行くオチパに「これなら問題ない」と言って欲しかったのだろう。仲間達と共に新しい装備を身に着け、オチパに会いに部屋に向った。ルクルットが部屋から漂う異臭に気付き、中から聞こえる寝息を確認していなかったら色々な意味でドアを蹴破っていたかもしれない。

 

 「初めてでここまでやるかぁ?」というルクルットの軽口がすべてを物語っていたが、ニニャのためにもドアを開くことはできなかった。その後は起きてくるのを待ちつつ、気を紛らわせるために酒を飲んだのだ。

 

 ペテルは木窓を開け、ルクルットとダインを起こした。

 

 

 

 ノックの後に続いたダインの「起きているであるか?」という声でニニャは目を覚ました。

 

「え、ええ、おはようございます。ダイン、そのちょっと待ってください」

「うむ。四人部屋で待っているのである」

 

 ニニャは自分の上で未だに幸せそうな寝息をたてるオチパをそっと横にずらし、体をベッドから抜きながら返事をすると、ダインは気を使ってくれた。

 

 まぁ完全にバレてますよね……。

 

 ニニャは仲間に話をするために着替える。ニニャはベッドにだけ《清潔(クリーン)》をかけ、自分とオチパの匂いがついている服をオチパの上に脱ぎ捨てると、オチパは「ニニャさん」と言いながらその服に顔を擦りつけた。

 

 そんなオチパの様子に「ふふっ」と笑うとニニャは胸の形が崩れない程度にさらしをゆるく巻きつけ、予備の服に着替えた。

 

 ニニャは自分の服にしがみついて眠り続けるオチパを起こそうかとも思ったが、そのまま寝かせておき、自分のベッドにかけられた上掛けをオチパの上にかけた。本当は自分のマントをかけたかったが、普段より少し主張している胸が恥ずかしかったのでマントは必須だった。

 

 ニニャはオチパの首筋に痕をつけようと強く唇を押し付け、チュゥっと吸い付いたが、中々痕がつかず、むーっと唸ったあとそこをペロッと舐めた。

 

 そして杖を抱くと部屋から「行ってきます。オチパ」とつぶやくと部屋を出て行った。

 

 ニニャが必死にキスマークをつけようとしていたとき、ようやくオチパは目を覚ました。ニニャのかわいい行動に肉棒が硬くなりそうになったが必死に寝たふりを続けた。そしてニニャが部屋を出て行き、足音が遠くなると、むくりと体を起こした。

 

 ベッドに残されていたニニャの服に一度顔を押し付けて匂いを嗅ぐと、無限の背負い袋(インフィニティ・ハヴァザック)へ入れ、部屋に仕掛けてあったマジックアイテムをすべてアイテムボックスに収納すると、体をマジックタオルで拭き、服を着た。

 

 そして装備を整え、無限の水差し(ピッチャー・オブ・エンドレス・ウォーター)の水を二杯飲み、《完全不可視化》を使ったあと部屋を後にした。

 

 

 

 ニニャが四人部屋に入ると、みんな着替えが終わっており、ルクルットが手を振った。

 

「おはよう、ニニャ。昨日はよく眠れたみたいだなぁ。ってか大丈夫かぁ?」

「ルクルット! お前なぁ……。おはようございます、ニニャ。ルクルットのことは気にせずに……ですね……」

「うむ。改めておはようである」

「お、おはようございます」

 

 ルクルットの「ま、とりあえず座れよ」という言葉でニニャは部屋に入り、自分が使っていたベッドに腰をかけた。ニニャは覚悟を決め、自分が女であること、今まで言わなかった事を謝ると、仲間は苦笑いしながら「知っていた」と答えた。

 

 そして、ニニャが女である事を知りつつ、仲間が自分を気遣い、妹のように思っていたと聞き、ニニャは思わずうるっと涙がこぼれそうになった。そんなニニャを見ながら他のメンバーも気恥ずかしくなり、元の漆黒の剣が戻った事を感じた。

 

 ニニャが自分の正直な気持ちを話し始めると、ルクルットが茶化したがペテルは真剣に聞き、ダインは頷いていた。そして、これからの話を始めようとした所でオチパが部屋に入ってきた。

 

「おはようございます。みなさん」

「おう! おはよう、オチパ。昨日はお楽しみだったみたいだなぁ? お兄さんは全部知ってるぜぇ?」

「おはようございます、オチパ」

「うむ。おはようである」

 

 ルクルットの言葉に《完全不可視化》で盗み聞きしていたオチバはワザと驚いた顔をして「え?」と声を出した。そしてニニャの方を見ると「ニニャさん、全部話しちゃったんですか?」とたずねた。

 

「ええ、まぁ……。全部知られちゃってましたけど」

「えええええ!? ほ、本当ですか?」

「まぁ、長い付き合いですからね」

「うむ。ペテルの言う通りである」

「そうそう、このルクルット様がわからないはずねぇって」

 

 そんな漆黒の剣のメンバーの前でオチバは露骨にうつむき肩をがっくりと落とした。

 

「そ、そんな……。昨日起きたらニニャさんに縛―――もごもご」

「わあああああ! 言うなああああああ! わたしが女だって事ですよおおおお!」

「なっ!? っかぁぁあああ! マジかよ……」

「え? しば?」

「……聞かなかったことにするのである」

 

 ニニャは一瞬で真っ赤になりながらオチバの口を塞いだ。想像したルクルットは頭を抱えて天井を向き、ちょっとよく分からなかったぺテルは疑問符を浮かべながらも狼狽し、何となく察したダインは聞かなかった事にした。

 

「と、とにかくこれからの事を話し合いましょう」

「もごもご、ぺろっ、そうですね」

「うっ、わ、わかりました」

「ああああ、もぅ、やってらんねぇ……」

「うむ。初々しいのである……」

 

 ギルドから依頼を受けている都合上、ニニャが女だとバレると違約金を払う事になり、漆黒の剣としても評判が悪くなるだろう。オチバとしてもニニャと引き離され、漆黒の剣より劣悪なチームに入れられるより、今の環境の方がよかった。

 

 折角女であることを告白したのに少なくとも依頼の期間が終わるまでこのまま男のふりを続ける事になったニニャは少し釈然としなかったが、チームに迷惑がかかるよりはいいと全員の意見が一致した。

 

「それで、ちょっと王都に行ってみようと思います」

「あん? どうしたいきなり……」

「まぁ王都を往復すればエ・ランテルを離れられますしちょうどいいかもしれませんが……」

「オチパはまだ王都を見てないのであるな……」

「そうですね。オチパも一度王都を見ておくのもよいかもしれませんね」

 

 王都行きの依頼を取り、王都に行って帰ってくればちょうど二週間ほどになる。観光を含めれば何日かオーバーするが、伸びれば伸びるほどギルドとしても問題はないだろう。エ・ランテルを離れる事に難色を示すかもしれないが、そもそも冒険者は危険の変わりに自由を保障されているようなものである。

 

「いえ、それもありますが、ニニャさんのお姉さんを探そうかと……」

「え?」

「はぁ? 王都に何か手がかりがあんのか?」

「ええ、ちょっと知り合いが王都におりまして、いつでも訪ねて来いと言っていたので、いい機会なので借りを作りつつ手伝ってもらおうかと思います」

「貴族とお知り合いなのですか?」

「貴族……」

「王城に勤めてるちょっと偉い人みたいですね。なのでちょうどいいかなーと……」

 

 オチパの服装から一度他国の王族と勘違いしているペテルはオチパに王侯貴族の知り合いがいてもおかしくないと思っていた。しかし、相手は当然、王国戦士長ガゼフ・ストロノーフである。ガゼフは王城に勤めており、王と接する機会が多いとはいえ平民だった。貴族と聞いてニニャは機嫌が悪くなったが、手がかりやニニャの姉の現状がわかるかもしれないと一同は王都に行くことにした。

 

 準備をして宿を引き払い、一度ギルドへ足を運ぶ。手ごろな依頼がなかったため、途中でゴブリンやオーガに出会う事を期待しつつ移動することになった。行動予定の申請だけ届け出る事になり、受付嬢は詳細を知らないウィナだったため、ペテルの申請はあっさり通った。イシュペンは隣に座っていたが忙しい時間帯だったため聞いていなかった。

 

 オチバがギルドを出る前にイシュペンに手を振り、それを偶然目にしたイシュペンが笑顔を浮かべた。隣に座るウィナが「仕事しろ」と隣に殺気を放つと、イシュペンは仕事用の顔に戻り、並ぶ冒険者をてきぱきと捌きはじめたがその頃にはもうオチバは冒険者ギルドを出ていた。冒険者を捌き終え、その事を知ったイシュペンは一気に不機嫌になった。

 

 オチパが手を降った見覚えのある受付嬢が一度笑顔を浮かべ、ニニャはその右手の薬指に光る物がある事に気付くと一気に機嫌が急降下してドロドロとした嫉妬心が顔を出した。

 

 そのことにギルドを出てから気付いたオチバは懐を探るふりをしながらアイテムボックスに手を突っ込んだ。そしてちょうど良さそうな物―――矢護りのペンダントを見つけるとそれを取り出しニニャの首にさげた。

 

「そういえばこれ、ニニャさんにあげるつもりで買ったんです。ずっと首からさげててくださいね」

「え? でも……。あ、ありがとうございます、オチパ」

 

 一瞬「男のふりし続けなきゃいけないのに」と思ったが、初めての男の人からの贈り物が嬉しく、ペンダントなら服の中に隠しておけばいいと考え、ニニャは頬を染めながら素直に受け取った。

 

 そして、ニニャは首から下げられたペンダントを見て歩みが止まった。ミスリルのチェーンに大きな青い宝石のはめ込まれたペンダントトップ。どう見てもすごく高価なものだった。

 

「オチパっ! こ、こんな高価なもの……」

「よく似合ってますよ、ニニャさん」

「その……ありがとうございます」

「さぁ早く行きましょう」

 

 赤くなってうつむいたニニャの胸元にペンダントトップを押し込むとオチパはニニャの手を引き、仲間に追いついた。その様子を見ていたルクルットは、「これはダメっぽいなぁ」と考えつつ、王都に着いたら娼館にでも行こうと決心した。

 

 王都方面の門の前にはいくつもの商隊が並んでおり、ルクルットが知り合いの冒険者を見つけると、ペテルはその冒険者に話しかけた。ペテルが、依頼外だが、緊急時に戦闘に加わる代わりに運んでくれるよう依頼主に話してみてくれるよう頼むと、意外と気安く依頼主に話を通してくれた。

 

 クレマンティーヌがミスリル級冒険者チームを全滅させた事により、エ・ランテルの上級冒険者の数が減り、しかもクレマンティーヌの行方が分からないことで再度襲撃される事を懸念した都市長と冒険者組合長が白金(プラチナ)級以上の冒険者の遠出の依頼を絞ったのだ。

 

 しかし、急ぎで動きたい商隊は金(ゴールド)級冒険者チームと銀(シルバー)級冒険者チームを奪い合った。それでも大きい商隊は白金(プラチナ)チームがいないことで不安があった。そんな中、ほとんどタダ働きで一緒に移動してくれるある程度出処のしっかりした銀(シルバー)チームはありがたい存在だった。

 

 とんとん拍子で話が進み、漆黒の剣は三つの馬車に相乗りさせてもらうことになった。オチパはニニャと一緒に行きたかったが、ニニャはオチパと一緒にいるとバレる可能性が高くなるため、ルクルットと一緒に乗ることになった。オチパは結局ペテルと一緒に乗ることになった。妥当である。

 

 いくつかの商会が上級冒険者不足からまとめて送り出した商隊は朝早く門を出て順調に進み出した。冒険者の数は漆黒の剣が入ったことで6チーム、30人にもなったが8台の馬車が連なる商隊にとっては少なく感じた。

 

 直前に入った漆黒の剣に関しては情報が入らなかったが、それを知った襲撃者にとっても大きな獲物だった。

 

 野党化した傭兵団、死を撒く剣団はエ・ランテルにいる連絡員から商隊の情報を受け、襲撃準備をしていた。今回は大物であったため、襲うか迷う所だったが、護衛の質の低さ、数の少なさから成功の可能性は高く、彼らにとっておいしい獲物だった。

 

 塒をほとんど空にし、団長が最高戦力を引きつれ待ち受けていた。途中で塒を探りに来た鉄(アイアン)プレートの冒険者チームがいたが、あっさりと包囲し、男は殺して所持品を剥ぎ取り、一人だけいた女は拘束し、部下に塒に運ばせた。

 

 昼になり、エ・ランテルからかなり離れ、次の逗留地となる村から遠い場所。一番襲われやすいであろう位置は森が近く、草の高い平原が両側にあった。伏せていたならレンジャーがよほど勘がよくなければ見つけられなかっただろう。

 

「賊だ!」

 

 ルクルットの声が響くとルクルットの指示でニニャの魔法が飛んだ。商隊を囲むように移動していた冒険者たちはたちまち警戒態勢になり、襲撃に備えた。ニニャの魔法で数人やられ、ルクルットの放った矢が一人の命を奪うが、ルクルットの声で反応していた死を撒く剣団も同時にボウガンからボルトを放ち、襲撃を開始した。

 

 オチバは御者の頭を伏せさせ、飛んできたボルトを手で振り払い、護りの魔法―――《生命拒否の繭(アンティライフ・コクーン)》と《矢守りの(ウォール・オブ・)障壁(プロテクションフロムアローズ)》をかけた。そして、御者に頭を伏せているように言うと《生命感知(ディテクト・ライフ)》、《敵感知(センス・エネミー)》を使い、ペテルに《下級筋力増大(レッサー・ストレングス)》、《下級敏捷力増大(レッサー・デクスタリティ)》、《鎧強化(リーンフォース・アーマー)》をかけながら共にルクルットとニニャの元へと向った。

 

 途中ボウガンの矢を受けた冒険者がいたのでペテルに先行してもらい、刺さったボルトを引き抜いては《中傷治癒(ミドル・キュアウーンズ)》をかける作業をしながら馬車に護りの魔法をかけていった。

 

 三台の馬車に護りの魔法をかけ、四台目に到着すると、ニニャの隣に座っていた御者は運悪く頭にボルトが刺さり即死していた。ニニャは青い顔をしながら魔法を撃ち続け、ルクルットも太ももにボルトが刺さりながらも矢を撃ちつづけていた。

 

 オチバは馬車に護りの魔法をかけ、ルクルットに刺さったボルトを引き抜いて治癒の魔法をかけると、ダインがいる人だけが乗った馬車へと向った。同じように馬車に護りの魔法をかけ、胸にボルトを生やし、口から血を垂らしながら植物の絡みつき(トワイン・プラント)を使い続けるダインに近づき、ダインの胸からボルトを引き抜くと《魔法最強化(マキシマイズマジック)・中傷治癒(ミドル・キュアウーンズ)》で治癒を施した。

 

 ダインから感謝の言葉を受けながら箱型の馬車の扉を開け、乗っている人たちを見ると、ボルトが何本か貫通したのか数人うずくまり、悲鳴が沸いた。幸い即死した人はいなかった。二人怪我をした男の人がいたのでさっさとボルトを抜いて《中傷治癒(ミドル・キュアウーンズ)》で治療したが、キレイな洋服を着た小さい女の子の肩をボルトが貫いていた。

 

 オチバは抜くのをためらったが、治癒の魔法で矢が抜けるとは限らない。少女を抱きかかえる母親の袖を少女の口に突っ込み、噛んでいるように言うと、オチバは少女に刺さったボルトの先端を落葉(らくよう)の小刀で振動も与えずさっと切り落とし、ボルトを抜き、《大治癒(ヒール)》で傷痕も残さず治療すると「もう大丈夫だよ」と声をかけて《睡眠(スリープ)》で眠らせた。

 

 そして馬車を出ると自分に向ってくる敵が目に入り、落葉(らくよう)を二本引き抜き、カィインと連結させるとオチバの姿が消えた。

 

 

 

 初手のボウガンでの攻撃でかなりの数の冒険者を減らした。即死までとはいかなくともまともに戦える冒険者の数はかなり減った。しかし、先頭の馬車から冒険者と共に降りてきた遠目からでもわかるほど身形のいい少年の魔法詠唱者(マジック・キャスター)が後ろへと移動するたびに戦線に復帰する冒険者が増え、そこに向って撃たれたボルトはすべて外れた。

 

 しかも、中央付近の馬車からは《火球(ファイヤーボール)》が撃ち込まれ、数人単位で数を減らし、それに動揺して足が止まった盗賊は同じ馬車から放たれた矢を受けて即死した。

 

 今回の襲撃は簡単なはずだった。実際今回連れてきた死を撒く剣団の団員数はあちらの冒険者の数の二倍には届かなくとも、圧倒できる数だった。しかし、相手に凄腕の魔法詠唱者(マジック・キャスター)が二人もおり、戦況はあっという間に傾いた。

 

 中々減らない相手の冒険者の数にこちらは次々と数を減らしている。

 

 あれに動き回られては負ける。そんな状況を見て死を撒く剣団の団長は鬼札を切った。過去に御前試合で王国最強と言われているガゼフ・ストロノーフと互角の勝負をしたと言われているブレイン・アングラウスだ。

 

「ブレイン、あれを止めてきてくれ。できれば捕まえてくれ」

「おう」

 

 目標に向って走り出したブレインは自分と目標の間にいた三人の仲間の首が少年に飛ばされるのを見て足をとめた。

 

 中々やる。捕まえるのは無理だな……。

 

 ブレインは自分に向ってくる相手を見て、名乗りを上げたい所だったが、相手は待ってくれそうもなかった。ブレインは刀を鞘に納めると腰を落とし、居合いの構えをとった。

 

 ブレインがガゼフを倒すために生み出した《秘剣虎落笛(もがりぶえ)》。知覚不能な神速の一刀、《神閃(しんせん)》とすべてを認識し知覚する《領域(りょういき)》の二つの武技を合わせたブレイン最強の一撃を繰り出すための構えだった。

 

 その構えを見てオチバは「おや?」と思った。それはとても見覚えのある構えだったからだ。オチバが趣味で作ってもらった千景(ちかげ)を使うときの構えだった。できれば千景(ちかげ)で戦いたかった。しかし相手はすでに構えている。このまま戦うしかなかった。

 

 両者の足がとまり、にらみ合う。オチバは雰囲気に飲まれ、右足を大きく引き腰を落とすと切っ先を相手に向けたまま肩の高さに水平に構えた。突きの構えだった。

 

 オチバが動き、一瞬の攻防。キィインという甲高い音を響かせブレインは目を見開き、止まった。

 

 相手の切っ先が領域に入る所までは見えていた。そこからさらに伸びてくる剣も知覚していた。しかし、頸部を落とすのは無理と判断し、相手の突きを避けながら繰り出された神速の一刀、《神閃(しんせん)》が相手の腹を割くため動き出した時、相手の動きが知覚できなくなり、いつの間にか左腕を深く切られていた。

 

 そして後ろから振られた剣を領域で知覚し、首を薄く切られながらもブレインは前に体を投げ出して避けることができた。そして、ブレインは全力で逃走した。

 

 その逃げっぷりに「まぁいいか」とオチバはつぶやくと今度は指示を出していた人間―――団長へと迫り、その独特な剣を振りかぶった。団長も剣を抜いたが両腕を飛ばされ、首を落とされた。

 

 ブレインと戦い、一番高そうな首を獲ったところで、オチバは自分が信仰系魔法詠唱者プレイしていたことを思い出した。オチバはそそくさと落葉(らくよう)をおさめ、負傷者の救助へと向った。

 

 ブレインが逃げ出し、団長が死んだことに気付いた団員が声を上げると、元々押され気味だった死を撒く剣団は総崩れとなり、散り散りに逃げた。それに対し、依頼人の了承を得て、オチバの治癒魔法をうけた冒険者は護衛を残し、追撃に移った。

 

 その日、死を撒く剣団は消滅し、捕らわれていた女は無事保護された。いくつもの首と戦利品と商隊や冒険者の犠牲者を荷に加え、そして商隊は移動を再開した。

 

 

 

 6日後商隊はリ・エスティーゼ王国の王都、リ・エスティーゼへ到着した。時代に取り残された古めかしい街で、流通の拠点となっているエ・ランテルと比べるとしょぼくれた印象が残る。

 

 しかし、オチバはその歴史の古さを感じ、とてもテンションが上がっていた。住むには最悪かもしれないが、観光や見学する分にはその方が楽しいものだ。漆黒の剣は商隊から臨時報酬をもらい、到着の報告をするため冒険者組合へ向った。

 

 冒険者組合で比較的治安の良い場所にある安全な宿を聞くと、そこへと向った。少なくとも数日はこの宿を拠点にすることになる。ガゼフがすぐに会ってくれるかわからないからだ。会ってくれないという考えはオチバにはなかった。

 

 オチバは溜まりに溜まった性欲で切れかけていた。この旅ではとっても我慢を強いられたのだ。ニニャとは別の馬車に乗り、夜にはチーム全員で寝ることになり、助けた幼女に懐かれて手を出しそうになってはドロドロしたニニャやドン引きしたルクルットに釘を刺された。

 

「というわけで断固として個室か二人部屋を希望します」

「ま、まぁ、オチパもとても我慢しましたし、わたしは一緒の部屋でいいですよ」

「お前ら最初から盛りすぎだろ。最初から飛ばすと飽きちまうぜぇ?」

「そうですね、他の女性に手を出さないと約束していただけるなら―――」

「善処します」「出させません!」

「うむ。某もそれで構わないのである」

 

 ニニャ以外の漆黒の剣のメンバーは「なんだかなぁ」と思いつつも二人部屋と三人部屋に分かれて泊まることになった。ルクルットは情報収集してくると言って娼館へと旅立った。

 

 

 

 ◇

 

 ニニャとオチバは夕食を食べ、体を拭くためのお湯を貰うと部屋に入った。オチバはいつものように部屋の中を探索しつつ録画用のマジックアイテムを仕掛けた。ニニャは部屋に入った瞬間襲い掛かられるかもしれないと思い、鍵をかけ、心の準備をしていたのだが、自分より部屋の中に興味深々なオチパに少しイラッとした。

 

 しかしニニャは笑顔を浮かべ、「ふぅ」とため息をつき、わざと衣擦れの音をさせながら一枚一枚脱いでは丁寧に畳んでいった。

 

 その音にオチバは「仕掛けるのが遅れた」と残念に思いながらも、あっという間に服を脱ぎ、ベッドに放り投げた。そして、ニニャの着けているものが下着とさらしと冒険者プレートとネックレスのみになり、下着に包まれた小さなお尻を上にあげながらベッドにおいたズボンを畳んでいるニニャに我慢ができなくなった。オチパは後ろからニニャを覆うように抱きつき、下着の上からニニャのお尻のワレメに硬くなった肉棒を押しつけた。

 

「オチパ、もう少し待ってください。まだ脱ぎ終わっていませんから」

「ごめん、もう無理」

「ふふっ、今日は初めてのときみたいに下着を使い物にならなくしてしまうんですか? ダメですよ。長旅でもう洗い換えがありませんし、明日もこれを履かなきゃいけないんですから」

 

 ニニャは《清潔(クリーン)》の魔法を使い、衣類を洗濯することができるがオチパがよく匂いを嗅いでるので自分の匂いをできるだけ染みこませようと、できるだけ使わないようにしていた。それにオチパには仲間と同様に新たに攻撃魔法を使えるようになった事は言ったが、必要以上には話していなかったため、盗撮が趣味のオチバを除けば《清潔(クリーン)》が使えるのを知っているのはニニャだけだった。

 

「もう少しで脱ぎ終わりますから……、あんっ、だからダメ、んっ、ですっ、んんっ」

 

 ニニャがわざとゆっくり下着を下ろし始めると、オチパは突き出された真っ白なお尻を掴んで広げた。そして後ろからニニャのワレメに肉棒をこすりつけた。ニニャのワレメはすでに濡れはじめており、二三度往復すると肉棒全体がニニャの体液ですっかり濡れた。

 

 そして肉棒がニニャのマンコの入り口へ添えられると、ニニャは太ももの上まで下ろしていた下着をそのままにしてお尻を突き出すようにベッドに手をついた。

 

「んっ、もう、下着を脱ぎ終わるまで我慢できないなんて、んっ、んっ、しょうがない子です、ね……んんああああっ」

 

 狭い膣内を押し広げられていく感覚にニニャはさらにお尻を突き上げ、体を反らせた。ニニャはふるふると震えながらゆっくり往復する肉棒の感覚に、オチパの限界の近さがすぐにわかった。イかないように我慢しながらゆっくり動く肉棒をニニャはお尻を揺らしながら締め付け、ぬるぬると膣内をうごめかせて搾り取るように腰を上下に揺らした。

 

「ニニャっ、出ちゃうよ!」

「んっ、んっ、んふっ、溜まったぶん、いっぱい絞りとって。あんっ、あげますっ」

「あぐぅっ」

「あつっぅぅう、ああぁぁあっ……だ、出しながら、うごいちゃっ、あっ、あっ、またっ、またくるっ、ああああぁぁぁあああ!」

 

 あっという間に搾り出された精液は一週間の鬱憤を晴らすかのようにニニャの子宮口を叩き、ニニャをイかせたが、惰性で動き続けた肉棒は精液を膣内に刷り込むように精液を吐き出し続けた。自分の膣内に刷り込まれるような精液の感触にニニャはゾクゾクと背中を振るわせた。

 

「あっ、ああっ、染みこむ、染みこみますっ、わたしの中にっ、タネが染みこむのぉっ……」

 

 ニニャの反らせた背中が目の前にあった。オチパはニニャのさらしを後ろから掴むように右手を差し入れると、ぎゅっと握り手綱を引くようにニニャの身体を起こし、左手でニニャのクリトリスをぐにぐにとしごきはじめた。

 

「あぐっ、あっ、あっ、そこだめっ、あああっ、すぐダメになっちゃ、あぐぅっ、お゛うっ、お゛お゛ううぅぅっ、あ゛あ゛あ゛ぁぁぁああっ!」

 

 乱暴に身体を起こされ、さらしが乳首と胸を乱暴に締め付けながら擦り、クリトリスと奥に抉りこまれる膣内の強すぎる刺激にニニャはビクンビクンと身体を激しく痙攣させた。ニニャの腰がぐりぐりと動き、ニニャの真っ白な小さいお尻が形を変えながら自分の腰に押し付けられ、膣内がギュウギュウと締め付け、肉棒はあっという間に二度目の射精を開始した。

 

「あづぅぅううっ、あああああ! お、オチパっ、落ち着いて、も、もう! これ以上、ああああっ、またっ、まだ出てるのに! 降りてごれなぐなるぅ……」

 

 ニニャの頭の中はすでに甘い刺激で染め上げられ、何度も何度も絶頂し続けたことで限界まで押し上げられつつあった。ニニャの半開きの口からはポタポタと涎が垂れ、ニニャの尿道はクリトリスから反れた指の感触にプシップシッと透明の体液を吐いた。

 

「あっ、だめっ、ああっ、服がよごれっ、あっ、あっ、ダメ、ダメなのぉ、ああっ、みないでっ、みないで、くださっ、あああああぁぁぁああ! むぐぅうううう」

 

 ロデオのように激しくニニャの手綱を上下させ、肉棒が膣内をごりごりと削り、ニニャは引き寄せられてお尻を潰され、涎を撒きながら落とされて奥深くまで抉られ、激しい快楽の中で訴え続ける身体の痛みで何とか意識を保っていた。

 

 しかし、無理やり犯されるような荒い動きに止めようのない尿意を感じ、頭を抱えてベッドに押しつけた。そんなニニャをオチパは抱き起こし、クリトリスを指で激しく削ると、ニニャはベッドの上に畳んだ服にむかって透明な液体をかけ続けながらイった。

 

 未だに放尿を見られることを恥ずかしがるニニャがかわいくてオチパも射精感がこみ上げ、ニニャの顎を横に向けると覆いかぶさるように口を塞ぎ、舌を押し込み、ニニャの中に精液を放出した。

 

 無理な体位での射精だったため、途中で浅い位置にあった肉棒が抜け落ち、ニニャのワレメから脱ぎかけのニニャの下着にタラリと精子と愛液が零れ落ち、タネが叩きつけられた。オチバは片手でニニャを抱えながらニニャの下着を引き揚げると、器用にニニャのさらしをはずした。

 

 ピクピクと痙攣するニニャをそのまま汚れたベッドへと寝かせるとニニャのヒザを開き、こっそり映像記録用のマジックアイテムで正面から撮影した。

 

 そして、マジックアイテムをしまうとニニャの股の間に体を入れ、ニニャの半開きの口に舌を差し入れ、濡れてぬるぬるとする下着に肉棒をこすりつける。

 

「んっ、むぐっ、んはぁ……あむっ、くちゅ、くちゅくちゅ……」

 

 ニニャはされるがままに受け入れ、抱きつくように背中に手を回した。オチバはニニャの頭を片手で撫でながらニニャと舌を交わらせ続けた。ニニャは少し回復し、自分の頭が撫でられる感触にくすぐったいような気持ちよさを感じた。そして、オチパが唇を離すと、ニニャは何となく聞いてみたかった事を口にだした。

 

「やっぱり髪は長い方がいいですか?」

「うん、そうだね。男の子やめたら伸ばして欲しいな」

「わかりました。どんな髪型が似合うんでしょうね」

「うーん、色々な髪型を試してみたいな」

「ふふっ、わたしの髪なのにオチパが選ぶんですね」

「ダメかな?」

「ダメじゃないですよ?」

 

 くすくす笑うニニャの頭を撫で続けると、ニニャがもぞもぞと腰を動かし始めた。その動きに肉棒が硬くなり、ぬめる布越しにニニャの秘所が押し付けられた。

 

「あんっ、また硬くなりましたね」

「うん、ニニャがエッチな動きするから……」

「こう、ですか? あんっ、あんっ」

 

 ニニャの甘い声と布越しに押し付けられる柔らかい股の感触に肉棒はどんどん硬くなり、必死にニニャの入り口を擦りあげるが一枚の布が侵入を阻んでいた。オチパが我慢できずニニャの下着を脱がそうと腰を浮かせると、ニニャは両足をがばっと開き、両足で腰にしがみついてそれを阻んだ。

 

「ふふっ、ダメですよ? オチパが履かせたんですから」

 

 オチパの欲望からくる焦りにニニャは余裕を取り戻していた。腰にしがみついたことでニニャの腰が浮き、ニニャはそのまま腰を押し付けるようにくにくにと動かした。オチバはニニャの下着を脱がそうと両手を自由にするためにニニャの首筋のベッドに頭を差し込み、体を浮かせ、ニニャの下着に手をかけたが両足が大きく開いているため下着は下ろせなかった。

 

 ニニャはその様子を楽しそうに見ていたが、オチバの手が下着のぬめぬめしている所を掴むと、いやな予感を覚えた。

 

「オチパっ! 破る気ですか!? ダメですっ、やぶっちゃダメですっ! あっ、もうっ! あんっ、あああああっ」

 

 ニニャの下着の股間部分がビリッと破られると、肉棒はあっという間にワレメの入り口を見つけ、一気にニニャの中へ侵入した。ニニャはしがみついたまま、顎を上げ、快楽を逃がそうとしたが、一気に来た快楽はニニャの余裕をかき消した。

 

「もおっ、汚すだけじゃなくて、やぶっちゃったらっ、着れなくなっちゃ、あぅっ、んんっ、もぉっ、もぉっ、ああんっ」

 

 それでもしがみつき続けるニニャの白い首筋に唇を這わせると、ニニャは新しい感覚に体全体をこすり付け始めた。ニニャの硬くなった小さな乳首がオチパの胸でこすれ、小さな乳房が形を変えてオチパの胸に自分の匂いをすりつけた。

 

 そしてニニャの首筋に這わせた唇がニニャの首筋を強く吸うと、ニニャはビクッビクッと痙攣を始め、うねっていた膣内がギュウっと絡みつきタネをよこせと子宮が吸い付いた。

 

「ダメっ、あとつけちゃダメっ、あっ、あっ、あっ、だめっ、あとついちゃっ、うっ、女の子だってっ、バレちゃっ、うぅぅうっ、だめぇぇえええええ! あづぅううううう!」

 

 キスマークを首筋につけられるのを嫌がりながらも、ニニャは自分に痕をつけたがるオチパの行動が自分だけに向けられる愛情だと感じ、甘い快楽と共に幸福感が脳内を埋め尽くし、身体が反応した。

 

 吸い取るような子宮口の吸引と、膣内の絞るようなうねうねした締め付けに肉棒は我慢の限界を超え、ドクッドクッと精液を吐き出すと、ニニャはその熱でイき、ガクガクガクガクっと腰を震わせ閉じない足を閉じようとしながら腰をはさみ、一滴も逃さないようにギュっと抱きしめた。

 

 ニニャは甘く痺れる頭と身体が落ち着くまで事後の余韻に身を任せていた。オチパは寝てしまったのかスースーという音と共にくすぐったい寝息が首下に当り、くすぐったかったが、それ以上に幸せを感じた。

 

 ニニャは枕元に置いておいた杖に手を伸ばすと強化した《清潔(クリーン)》で部屋ごとキレイにすると、男を抱いたまま眠りについた。

 

 

 

 

 

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