ようこそ強姦魔のいる教室へ 作:生太郎
針の筵とはこのことだろう。
クラスの連中は授業中もずっと俺ばっか見てやがった。
男子は嫉妬の視線。
ポイントのペナルティが無ければ物を投げられていたかもしれない。
女子は好奇の視線。一部は嫌悪。
恋バナ好きの少女たちは大騒ぎだ。一方で汚らわしい三股男として見る者もいる。俺としては後者の方がポイントが高い。
三股って最低だよね。実際は一之瀬を含めて五股になる。……なんだこれ。
俺は一之瀬にメールを送った。
放っておいたら確実に教室に来るからだ。
堀北と櫛田、一之瀬の対決なんて俺は絶対に御免だからな。
待ち合わせ場所の中庭に向かう。
櫛田たちは何か言いたそうな顔をしていたが、須藤の件で平田に声をかけられて名残惜しそうに俺を見送っていた。
一之瀬は百合少女に俺との関係を疑われていると言っていた。だから俺と恋人らしいことをして百合少女を納得させようとするだろう。
考え付くのは一緒に帰宅するとか、放課後にデートするとかだ。
と思っていたら。
俺の携帯が震えていた。送金リクエストだった。
『五万ポイント送金します。よろしければ確認を押して下さい』と表示されている。
「やっほー。待たせた?」
一之瀬がニヤニヤ笑いながら俺を見ていた。
「俺の心が金で買えると思うのか」
俺は確認ボタンを押した。がっぽがっぽだぜ。
「田中君って最低だよね」
「お前に言われたくはないな」
一之瀬と並んで歩き始める。
するといきなり俺の腕に抱き着いてきた。
ボディタッチは早すぎるだろうと半眼で見ていると、一之瀬が小声で「つけられてる」とささやきかける。
「……千尋ってやつか?」
「違うかな。神崎君と柴田君。たぶん千尋ちゃんに頼まれたんだと思う」
神崎はBクラスの副リーダー的なポジションだったような気がする。
柴田というのは記憶にないが、君付けで呼んでいるから男子なのだろう。
そんなキャラが一之瀬を尾行するとは、どうやら相当疑われているようだ。
俺はふと思った。
……これ、一之瀬のカリスマ性が大暴落してないか?
Bクラスの結束力がガタガタになっている。蟻の一穴と言うが、一之瀬は自分のクラスの急所を自分で抉っているのではないだろうか。
「ところで私との会話を録音して、千尋ちゃんに密告しようなんて考えてないよね?」
突然、一之瀬がボソッと呟いた。
たしかにそれも一つの手段かもしれない。
一之瀬を悪者にして強引に幕を下ろす。一之瀬からの恨みは買うだろうが、最速で終わらせるならそれが一番だろう。
まぁ、俺は契約は守る男だ。社畜舐めんな。
「まさか。そんなわけないだろう」
真面目な顔をしていたのに一之瀬は俺の太股を強い力でつねってきた。
まったく信用されてねぇ。
「ま、別にいいけどね」
一之瀬が携帯をポチポチと操作する。
またしても五万ポイントが送られてきた。謎の方法でポイントを荒稼ぎしている一之瀬にとっては、この程度は端金なのだろう。
「……ふん」
しかし、俺は気に入らなかった。
ポイントを拒否。さらに先ほど送られてきたポイントも送り返す。
「ちょ! どういうつもり!?」
「ポイントはいらない。そんなことをしなくてもお前に逆らうつもりはないからな」
「待ってよ! ねぇ! 私、田中君を怒らせるようなことをした?」
俺をたった五万ポイントで買えると思われたのは心外だった。
そこまで安い男ではないつもりだ。
俺が受け取ったのは最初の五万ポイントだけだ。五万ポイント分の仕事をするつもりでそのポイントを受け取ったのである。
ノリで追加の五万ポイント受け取ってしまったのは失敗だったな。かっこ悪い。
「どこに行く? 適当に買い物でもするか?」
「ごめんなさい。私、なんか間違っちゃったんだよね」
雰囲気が悪くなりそうだったので話題を変えようとした俺だったが、一之瀬は引き下がってくれなかった。
一之瀬は叱られた子どもみたいに落ち込んでいる。
「怒ってないから、あまり気にするな」
「本当?」
「本当だ。だから、あまりらしくない顔をするな」
「う、うん。そうだよね。ごめんね」
そう言っても一之瀬はしばらく落ち込んでいた。
やらかした感があるのは俺の方だ。謝る気はないけどな。
微妙な雰囲気のまま繁華街に入る。
「で、何時まで腕にくっついてるんだ?」
「え、こ、これは違うんだよ! 恋人のフリをするためだから!」
「……あまり大声で言うなよ。尾行者に聞こえるぞ」
一之瀬が真っ赤な顔をしてパッと俺から離れた。
が、何を思ったのか「えいっ!」と俺の腕に戻ってくる。
俺は何も言っていないのに、一之瀬がごにょごにょと弁明を始めた。
「だって、せっかく尾行されてるんだよ。ラブラブなところをアピールするチャンスだよ」
「お前がいいなら俺は構わないが」
俺にとっては役得である。
すでにハーレムの主人なので有難みは薄かったが。
「田中君、あまり照れてないよね。やっぱり慣れてるんだ、こう言うこと」
「櫛田がよく抱き付いてくる」
俺の太股がつねられる。
一之瀬がジト目で俺を見上げていた。
「デート中に他の女の子の名前を出すとか、マジで有り得ないから」
偽装彼女が嫉妬してるんじゃねぇよ。
話は変わるがスタンフォード監獄実験という割と有名な話がある。
被験者に監守と囚人という役割を与えて生活させると、看守はどんどん凶暴になり、囚人はどんどん従順になっていくらしい。
人は立場や役割に合わせて性格を変えるということだ。
偽装とはいえ恋人になった一之瀬にも、いずれはその影響が出てくるのだろうか。
そんなどうでもいいことを考えながら、俺と一之瀬はウインドウショッピングを楽しんだ。
日没後。
俺は綾小路を呼び出していた。
場所は最初に長谷部をレイプした水道設備のある建物だ。
この建物は重要なインフラ設備の一つなのだが、施錠されており他者の侵入が想定されていない。よって防犯カメラは設置されていなかった。
こういう場所は学校に幾つも存在していた。予算的な都合があるのだろう。
「こんなところに呼び出して、一体何の用だ?」
こんなところ言うな。住めば都だぞ。住んでないけど。
「そろそろ須藤事件の決着を付けようかと思ってな」
綾小路が不信感丸出しの視線を俺に向ける。
原作通りにハッタリで石崎たちを追い詰める手を考えていたが、俺のせいで原作通りに進むとは思えない状況になっていた。バタフライエフェクトさんは普段はサボっているくせに、ここぞと言う時に仕事を始めやがるからな。
櫛田は須藤を助ける気持ちは皆無。俺への点数稼ぎしか考えていない。
おかげで須藤とはあまりコミュニケーションを取れていない。
佐倉との繋がりも原作よりも薄くなっていた。佐倉がグラドルだとバレるイベントが発生していないのだ。
「佐倉のことはどうなっている?」
「一応、明日の審議会で証言してくれるという内諾は得ている。本人はあまり自信がなさそうだったがな」
佐倉が出てくれるのか。
綾小路が孤軍奮闘したおかげだろう。
たしか佐倉の自撮り写真には須藤と石崎たちが映り込んでいた。
それを使えば痛み分け(それでも須藤の方が分が悪いが)までは持っていけるはずだ。
しかし、所詮はそれまで。
須藤の無実が証明されるわけではない。
「明日には審議が始まる。その前に一つ手を打っておきたい」
「俺にそれを手伝えと言うことか」
俺はポケットから携帯を取り出した。
綾小路がそれがどうしたという目をする。
しかしこれこそが秘密兵器。石崎を地獄に叩き落す死神の大鎌である。
「これには石崎の携帯からコピってきたSIMカードが入っている」
綾小路が目を見開いた。
「お前……それは犯罪だぞ?」
「バレなければいい。違うか?」
学校のサーバーをクラックして生徒名簿から部屋を割り出し、深夜にこっそりと石崎の部屋に侵入。櫛田の時のように寝ている石崎に眠たくなる薬を盛って携帯を拝借。SIMカードを抜き取って自作アプリで複製を作成しておいた。
「そもそも須藤に殴りかかった石崎たちにも傷害の罪がある。須藤は殴り返しているけどな」
目には目を歯には歯をだ。
ハンムラビさんはいいことを言った。
綾小路は黙り込んだ。
こいつも軽井沢を追い詰める際にレイプをチラつかせる男である。必要とあらば非情な手段に出られるからこそ、俺は綾小路に声をかけていた。
ついでに共犯者になってしまえば俺の身も安全になるからな!
「絶対にバレない。俺のハッキング技術を信用しろ。もしバレたら俺が責任を取るから」
「……そこまで言うなら話だけなら聞いてやってもいいが」
俺は綾小路に計画を打ち明けた。
綾小路は「こいつ正気か?」という目を俺に向ける。
「……有効的な策であることは認める。しかし、他に手はないのか?」
「あるにはあるが、これが一番成功率が高いと思う」
原作通りにハッタリを効かせる策もある。
しかし石崎たちが訴えを取り下げなければ須藤はギルティである。原作通りの結果が出るとは限らないのだ。ならば少しでも成功率の高い手段を選ぶべきだろう。
綾小路は溜息を吐いた。
「わかった。吐いた言葉は呑み込むなよ。何かあれば責任はお前が取れ」
「交渉成立だな。頼んだぞ、相棒」
綾小路が胡散臭そうに俺を眺めた。
時刻は午後九時を回っていた。
街灯の明かりが道を照らしている。
外食でもしていたのだろうか。二人組の男子が弛緩した顔をしながら学生寮に戻ってきた。
俺と綾小路は同時に茂みの中から飛び出した。
男子二人を挟み撃ちにする。
「な、何だお前ら!?」
「ちょっとツラかせよ。すぐに済むからよぉ」
俺は目の前の少年の胸倉をつかむと林の中に引きずり込んだ。
綾小路は腹パンを入れて少年を制圧。肩にかついで林に入ってくる。
「クソッ、何なんだ!? こんなことをしてタダで済むと思っているのか?」
「うるせぇ! 黙れよ! うざいんだよ! 死ね!」
俺は少年を投げ飛ばすと、ガシッ、ボカッと蹴り飛ばした。スイーツ。
少年は潰れたカエルのような声を上げる。
平和ボケした日本人は一発殴られただけで戦意を喪失するものだ。アメリカだと銃を向けられるけどな。アメリカこわい。
少年もすぐに顔面を両手で庇い、泣きそうな声をして「すいません、許して下さい」と惨めに命乞いを始めた。
俺は少年のポケットに手を突っ込み、携帯を取り出した。
「お前、どこのクラスだよ?」
「……二年のCクラスです」
「先輩かよ。ならポイントもたんまり貯めこんでるんだろうな」
俺は少年の携帯を操作してポイントを管理するアプリを立ち上げた。
入っていたのは六万ポイントだ。予想以上にシケてやがる。
この先輩が浪費家なのか、それともクラス対抗戦でポイントをむしり取られたのか。夜遊びしているあたり前者っぽい。
「チッ。おい小宮、たったの六万ポイントしか入ってねぇぞ」
「石崎。頼むから俺の名前は呼ばないでくれよ」
「うるせぇ小宮! 俺に指図するんじゃねぇ!」
俺は蹲っていた先輩をさらに蹴り飛ばした。
「や、やめろ。それ以上は本当に死ぬぞ」
綾小路が棒読みで答えた。演技力ゼロだな。
軽井沢を追い詰めた時みたいに迫力を出して欲しいものだ。
俺は先輩の携帯を操作して五万ポイントを石崎の携帯に送信する。
綾小路が拉致った先輩はガクガクと震えていた。
俺がDQNっぽく拳に息を吐きかけただけで、ジョロジョロと小便を漏らし始める。
「ひぃぃっ、やめてください! 何でもしますから!」
俺は先輩を蹴飛ばしてから携帯を強奪。ポイントを石崎の携帯に送信する。
こちらも七万ポイントとシケていた。哀れなので一万ポイントだけは残しておいてやる。
それから用済みになった携帯を地面にポイッと投げ捨てた。
「行くぞ、小宮」
「だから俺の名前を呼ぶなよ、石崎」
俺たちはわざとらしく名前を呼び合いながら立ち去った。
綾小路が半眼で俺を睨んでくる。
「本当にこれでよかったのか?」
「ああ、充分だ。大根役者でなければもっとよかったが」
「悪かったな、大根役者で。と言うか、お前のはとても演技とは思えなかったぞ。カツアゲのプロみたいな手慣れた感じがした」
「いや、これが初犯だ。才能があったのかもな」
カツアゲの才能か。いらねぇ。
俺たちは二つ目の襲撃ポイントで待機することにした。
林の中に身をひそめる。
長谷部を襲った時の計画を流用したものである。監視カメラの死角をついていた。
「ん? おい小宮。メイクが崩れてるぞ」
「……それまだ続けるのか」
おそらく先輩を肩に担いだ時に落ちたのだろう。
俺はポケットから化粧道具を取り出した。
俺たちは特殊メイクによって顔を変えていた。Cクラスの石崎と小宮の顔に似せてある。
俺のチート能力……と言いたいところだが、明るいところだとバレる程度の変装である。それを隠すための闇夜でもあった。
須藤にボコられたという設定なので、顔面には包帯を巻いたり痛々しいガーゼを貼っている。おかげで多少の粗は誤魔化せるはずだ。
俺たちが田中や綾小路だとバレなければそれでいい。
相手は殴られたショックで頭が真っ白になっているだろう。
俺たちの顔や声などを覚えておくような心の余裕はないはずだ。特徴的な包帯やガーゼで騙されてくれるだろう。
「次の犠牲者が来たようだぞ」
綾小路が憂鬱そうに溜息を吐いた。
あれはAクラスの――誰だ?
名前が思い出せないが、そいつはハゲだった。
坂柳と対立しているっぽいハゲである。
えっと、か、カツラ、そう、葛城だ!
ハゲなのにカツラってそれ如何に。
「行くぞ、小宮」
「了解した、石崎」
俺たちはパッと茂みから飛び出した。
葛城は眉をひそめる。
先ほどの先輩とは異なり、すぐに拳を構えていた。空手だろうか。
「お前たち、これは何のつもりだ?」
「Aクラスの葛城だな。前から気に入らねぇと思ってたんだよ。ぶっ潰してやるぜ!」
「……闇討ちか」
ノリノリの演技だったが葛城はあまり反応してくれなかった。
会話はそれきり。
葛城は歯をぐっと食いしばり、目に力を入れて俺を睨み付けた。
仁王みたいな顔になっていた。つよそう。
俺はすかさず踏み込んだ。
葛城が上半身を守るように両腕でガードする。
がら空きになった胴体に拳を抉り込んだ。
拳が葛城の腹部にめり込んだ。衝撃が内臓を突き抜ける。
葛城は目を見開いた。
しかし「ふぅぅぅっ」と一息で呼吸を整えてからローキックを放ってくる。
マジかよ。こいつ、耐えやがった。
俺は感心しながらキックを回避。葛城の左側に身体を入れて、横から膝に蹴りを入れる。
「むっ!」
葛城の身体がバランスを崩す。
俺は掌底を作り、葛城の左耳をパンッと叩いた。
「ぐわっ! くっ、これは――!」
耳から入った空気が振動して脳を揺らし、強制的に脳震盪を引き起こさせたのだ。これで立っていられる人間がいたら化け物だろう。
俺は崩れ落ちた葛城の身体を林に引きずり込んでいく。
その時に気付いた。
綾小路が冷徹な目をして俺たちの戦闘を観察していた。
俺はチッと舌打ちする。
「おい小宮。少しは手伝ってくれよ」
「別に必要なかっただろう。石崎」
またしても棒読みだった。
葛城は脳震盪を起こして身体が動かないだけだ。意識はまだ残っている。
俺は葛城の携帯を操作してポイントを抜き取った。
「流石はAクラス、二十万ポイントも貯め込んでやがるぜ」
「やったな、石崎。なんか美味いもん食いに行こうぜ」
綾小路が棒読みで言う。
葛城が憎々しげに俺たちを睨んでいた。
「お前たち……このままでは……済まさんからな……」
まだ喋れるのか。すごいすごい。
俺は念のために携帯を服の袖で拭って指紋を落としてからポイ捨てした。
翌日。
学校は普段通りだった。
この日、須藤の起こした暴力事件の審議が行われる。
そこで潔白を証明できなければ、須藤は夏休みが終わるまで停学になるはずだった。
チャイムの後に教室に入ってきた茶柱先生が開口一番に告げてくる。
「須藤への訴えが取り下げられた」
生徒たちは耳を疑った。
聞き間違いではないかと茶柱先生に疑いの目を向ける。
先生はわずかに口角を上げて笑っていた。
「何度も言わせるな。Cクラスが須藤への訴えを取り下げたと言ったんだ」
「え、マジで?」
軽井沢が独り言のように呟く。
一応は平田の掛け声で須藤の無実を証明しようとしていたDクラス一同だが、須藤の無実を信じていたのは少数だった。誰もが「実は殴ったんだろ?」と思いながら協力していた。
日頃の行いは大事である。
須藤には信用というものがまったくなかったのだ。
「よかったな、須藤。お前はこれで無罪放免だ」
「お、おう。ありがとうございます?」
須藤は夢の中にいるような間の抜けた顔をしていた。
それから茶柱先生が俺の方にチラッと意味深な視線を送ってくる。
俺は関係ないとばかりに目を逸らした。
視界の端っこで証言台に立つ必要がなくなった佐倉がホッと安堵の息を吐いていた。
「一体何があったんですか? 急に訴えが取り下げられるなんて、どう考えてもおかしいです」
「せっかく無罪になったんだ。わざわざ蒸し返すことはないだろう」
納得いかない顔をした平田が茶柱先生を問い質していた。
どこまでも真面目な奴だ。
都合がいいからと思考を放棄しないのは美点と言えるが。
「訴えを取り下げられた理由を知っておくべきだと思いました。何もわからないままでは、次に似たような事件が起きた時に対処できませんから」
「ふん、真面目な奴だ。いいだろう」
茶柱先生が苦笑する。
「あまり詳しくは語れんが、須藤に殴られたと主張していた生徒が犯罪行為をしていた疑惑が出て来た。そのため証言に信憑性がなくなり、慌てて訴えを取り下げて来たわけだ。納得したか。ならば今日の予定を説明するぞ」
茶柱先生がホームルームを始めた。
生徒たちは顔を見合わせて囁き合っている。
これにて一件落着。
これで本当に夏休みまでは平和になるはずだ。
何か忘れているような気がしたがラブアンドピース。平和が一番である。
翌日、佐倉が学校を休んだ。
……あっ。