ようこそ強姦魔のいる教室へ 作:生太郎
長谷部は三日間学校を休んだ。
復帰した彼女は平素通りに見えたが、男子が大声で笑い声を上げたらビクッとしたり、近くを男子が通り過ぎると震えたりと、明らかに男性恐怖症の兆候が出ていた。
長谷部の異常に気付く者は一人もいなかった。
仲のいい友達を作らなかった所為だった。
周りの人間が不審に思うこともないだろう。
これからはジジイの機嫌が悪くなったら長谷部をレイプすればいい。
長谷部には悪いが俺も消えたくないのだ。うむ、完璧すぎる策だな。
「あっ、あっちの席が空いてるよ」
昼休み。
俺は櫛田とカフェに足を運んでいた。
カフェにいるのは女子ばかりで、一部カップルがいる。あとは女子に囲まれている軽薄そうな男子たちだ。
高円寺も三年の女子とイチャイチャしていた。
財閥の御曹司だからモテモテだ。奴は機嫌よさそうに大笑いしている。
こうして彼女と昼飯を取るのも四回目になる。
教室では相変わらず男子が俺を憎々しげに睨んでくるが、もう慣れてしまった。
櫛田は池や山内、姿を見せない黒幕から己の身を守るために、俺の存在を周りにアピールしているようだった。
しかし、同時にこうも思う。
嫌いな相手に抱き着いて胸を触らせるだろうか。何度も昼食を共にしたり、放課後にデートに誘えるだろうか。
……櫛田だからこそやりかねないんだよなぁ。
わからん。まったくわからん。
当の櫛田は楽しそうにメニューを眺めていた。
「何にする? 私はパスタにしようかな」
「どうしようか。コスパ的にはドリアだが」
カフェの昼食メニューはお洒落な洋食ばかりだ。
周りのテーブルを見るに、量も少なそうだった。利用客が女子ばかりだから、それに合わせているのだろう。
注文する前からポイントが勿体なく思えてしまう。学食の方が俺向きだった。
「田中君って勉強できるんだよね」
「まぁそれなりにな」
「私に勉強を教えてくれないかな?」
俺は実力テストで九十点台を取っていた。
チートスペックの頭脳と前世の知識のおかげだ。
百点を取ると悪目立ちしそうだったので、まだ習っていない範囲から出題されていた問題はわざと落としておいた。
櫛田は二週間ほど池たちにレイプされていた。
その間はほとんど勉強が手に付かなかったはずだ。
「まぁ、別にいいぞ」
「ホント!? なら私の部屋で――」
「図書室でいいか?」
ヘタレって言うな。
そんなこんなで月日が過ぎていった。
櫛田と放課後に買い物に行ったり、休日には映画に行ったり、勉強を教えていたら中間テストが始まっていた。
堀北は勉強会などで忙しそうだったので、部屋に行くのは自重しておいた。
代わりにジジイへのガス抜きを兼ねて長谷部を三回呼び出してレイプしておいた。
テスト前日には堀北がクラスの皆に過去問を配っていた。
綾小路が入手したのだろう。
原作では櫛田が入手したことにして配布していたが、今の彼女は俺に付きまとっていて綾小路が声をかける隙もなかった。
綾小路は妥協して堀北に過去問を渡したようだ。
そしてテストの結果が発表された。
須藤が三十二点を取っていた。
原作以下の結果だ。これだけ悪条件を重ねれば点数は下がるか。
むしろ池と山内の赤点を回避させた堀北の手腕を評価したいところだ。
綾小路がトイレと言って教室を出て行く。
おそらく茶柱先生を追いかけたのだろう。
原作ではテストの点数をポイントで買おうとしていたが、今回須藤が赤点を免れるための点数は十点を超えている。俺が原作よりも平均点を底上げしてしまった所為でもあった。果たして茶柱先生は点数を売ってくれるのだろうか。
堀北も席を立った。
綾小路が何かしようとしていると察したのかもしれない。
運動神経抜群の須藤が抜ければDクラスには大打撃だ。
しかし須藤が抜けても俺がいる。
俺はチートだ。俺が本気を出せば体育祭でも原作以上の結果を残せるはずだ。
問題は俺が未だにぼっちな点だ。DQNとぼっちならどちらがマシだろうか。
と思っていたら教室に戻ってきた堀北が、須藤の退学が取り消しになったと宣言した。
マジか。茶柱先生は十点を売ってくれたらしい。
表向きはDクラスの生徒を突き放しているように見える茶柱先生だが、その裏では下克上を狙っている。生徒たちには事務的に接し、教えるべき情報を教えなかったり、時には馬鹿にすることもあったが、それは野心を隠すためだ。
茶柱先生は須藤が必要だと判断したのだろう。
後で他の教師に嫌味を言われるのだろうが、それを覚悟で須藤を取った。
須藤が信じられないという顔をしている。
堀北に惚れたとか言い出していた。やめろ。あれは俺のものだ。
放課後、櫛田が俺のところにやってくる。
「田中君のおかげだよ。ありがとう」
「俺は大したことはしていない。櫛田の努力の成果だろう」
と言うか、櫛田は全教科八十点以上だった。
原作では落ちこぼれた天才という設定だったはずだが、普通に優秀だ。
俺が勉強を教える必要はなかったと思ったほどだ。
過去問のおかげもあるのだろう。
むしろそれで赤点を取る須藤のような奴らが問題だ。
「田中君はすごいね。百点を五つも取ってるし」
「過去問があったからな」
社会で一問ミスってしまい九十八点になってしまった。
間違えたのは時事問題だ。新聞ぐらい読んでおくべきだったか。
しかしクラスでは堂々の一位だ。
二位の幸村に睨まれた。
三位は平田、四位は高円寺。
本来なら堀北も上位争いに参加しているはずだが、彼女は自分の点数を下げて平均点を落としていた。池や山内、須藤を赤点から救うためだ。
「テストも無事に乗り切ったし、これから一緒に打ち上げに行かない? 勉強を教えてくれたお礼に私が奢るから」
「打ち上げか。わかった。割り勘でいいぞ」
「そう? でも私、田中君にお礼がしたいな」
「気にするな。俺はポイントに――」
困っているわけではない、と言おうとした時だった。
櫛田が俺の背後を睨んでいた。
ゾッとするような暗い瞳。俺に向けたことはない氷のような表情だった。
しかしそれは一瞬のことだった。
俺が原作を読んでいなければ見間違いだと錯覚しただろう。
「田中君、話があるの。少し付き合って貰えない?」
声でわかった。
話しかけてきたのは堀北だ。
「話というのは?」
「ここでは話せないわ。場所を変えましょう」
「……わかった」
俺は腰を上げた。
話の内容はもう予想が付いていた。
「堀北さん。それって本当にここでは話せない内容なのかな?」
「そうよ。悪いけど櫛田さんは席を外してくれないかしら」
「……田中君、また後でね」
「ああ。終わったらチャットで連絡するよ」
櫛田は自然な笑顔を浮かべて他の女子のところに行った。
俺は堀北の後を追いかける。
屋上のドアを開ける。
肩を寄せ合うカップルが驚いた目を俺たちに向けた。
彼らは恥ずかしそうに頬を染めながら逃げるように屋上から走り去る。
そんな小さなアクシデントを堀北は何事もなかったかのようにスルーしていた。
「田中君、櫛田さんと仲が良いみたいだけど、あなたたちは付き合っているの?」
「いや、付き合ってはいないが」
「そう」
堀北はホッとしたように息を吐く。
フェンスの向こうでは部活に勤しむ運動部の姿があった。
平田がサッカー部で青春の汗を流している。
二年のヤバそうな次期生徒会長もサッカー部に混ざっているようだ。
堀北が不意に言った。
「櫛田さんも私みたいに強姦したの?」
音が消えた。
屋上を吹き抜ける風が止まっている。
堀北が振り返る。俺に挑みかかるような目をしていた。
「……ははっ」
俺は思わず笑ってしまった。
予想はしていた。それでも笑いが止まらない。
今頃かよ。遅ぇよ。
しかも、一々回りくどいんだよ。
情報源は池か山内だろう。
こうなることは予想できていた。奴らを潰したのは俺だ。
その時に顔も見られている。
しかし堀北は俺を告発するつもりはないだろう。俺は確信していた。
わざわざ俺を呼び出して真意を質しているのがその証拠だ。
本当に俺を告発したいなら茶柱先生や生徒会に訴えている。
「俺が堀北を? 櫛田を強姦したって? どういう冗談だ?」
「――っ!」
ここからどう出て来るのか。
一つでも証拠を見せてくれなければ興醒めもいいところだ。
「あなたは池君や山内君から情報が洩れることを把握していたはずよ」
「だから何のことだ? 池と山内がどうした?」
「……そう。あくまで白を切るわけね」
堀北は携帯電話を取り出した。
携帯に画像が表示されている。
グラフのような謎の画像だった。
「声紋という言葉は知っているわよね。私は強姦魔の声を録音しておいたの。今ここであなたの声を録音すれば、強姦魔とあなたが同一人物かどうかを証明することができるわ」
最近は便利なものがある。
専門知識がなくても声紋鑑定できる時代になっていたとは。
「もう俺の声は録音したんだろ? 調べてみろよ」
「……まだ認めないの?」
いや、俺はアプリの結果が見たかっただけなんだけど。
堀北がショックを受けた顔をする。
俺を睨み付けようとして、目尻から涙がこぼれた。
「あなたは、最低よ」
「ああ、そうだな。話はそれだけか?」
俺はニヤけてしまいそうだったので背中を向ける。
堀北は俺の背中に飛び込んで来た。
「櫛田さんから手を引きなさい。私がいればそれでいいでしょう」
……手を引けって言われても引けない状況なんですけどねぇ。
下手に距離を置いたら俺が黒幕ですって言ってるようなものだ。
「……彼女から手を引かないなら、あなたに強姦されたと訴えるわ」
堀北が後ろから手を伸ばし、俺に再び携帯を見せ付けた。
そこには抱き合いながらセックスしている男女が映っている。イチャイチャとキスをしながら絡み合っていた。
映っているのは俺と堀北だ。
どうやらこの前のセックスは盗撮されていたようだが、これをレイプというのは苦しくないか?
しかし、俺を脅そうとしたのは面白かった。
少し前の堀北では思い付きもしなかっただろう。彼女も俺にレイプされて成長したようだ。
「参ったよ。降参だ」
俺は両手を上げた。と言っても堀北の脅しに屈したわけではない。
あの動画では脅しにならない。
むしろ生徒会長がキレて堀北を退学させるだろう。
これは女のヒステリーだ。最近構ってやらなかったからな。
「俺は櫛田をレイプしていない」
「嘘よ。だって彼女は――」
「常識的に考えろよ。レイプされたのに惚れるお前の方がおかしいんだよ」
堀北の腕を払ってから振り返る。
堀北は目を潤ませていた。頬は朱色に染まり、吐息は色っぽい。
強姦魔に見せるべき表情ではなかった。
「櫛田のことは俺にもよくわからん。気付いたら付きまとわれていた。男としては悪い気はしなかったがな」
「信じられないわ。櫛田さんはあなたに脅されて……」
「なら本人に聞いてみればいい」
俺が断言すると、堀北は黙り込んでしまった。
泣きそうな顔をして俯いている。捨てられた子犬のようだった。
虐めるのはここまでにしておこう。
俺は堀北を抱き寄せた。顔を近付ける。彼女の瞳が期待に揺れた。
「……あっ」
唇を合わせた。堀北は目を閉じ、その瞳から涙が伝う。
「あなたは……やっぱり最低ね。何時もキスで誤魔化そうとするわ」
「ああ、そうだな。今晩お前の部屋に行く。いいよな?」
堀北の身体が揺れる。
「……あなたは卑怯よ。最低よ」
「十時頃にそっちに行くよ。窓の鍵が締まってたら帰るからな」
俺は涙目で睨んでくる堀北を置いて屋上を去った。
しかしチョロすぎないか。
俺の正体に気付くまでは想定通りだったが、まさか櫛田に嫉妬するとは。
堀北の部屋の窓は開いていた。
彼女は風呂上がりのシャンプーの匂いをさせながら俺に抱き着いてきた。
俺と堀北はキスをしながら絡み合った。
もつれ合うようにしてベッドに倒れ込み、何もしていないのにトロトロになっていた膣にペニスを入れる。
「あ、ああっ、大きい……あなたの、感じるわ……」
堀北は歓喜の声を上げて俺に抱き着いてきた。
燃え上がるような情熱的なセックスだった。
堀北は自分から腰を振って俺を迎え入れている。俺も夢中になって堀北を貪った。
俺専用に拡張された堀北の膣内は、襞が肉棒に絡み付くように蠢いている。
堀北の膣内は俺に使い込まれて名器になっていた。と言っても俺以外が突っ込んだところでガバガバに感じるだろうが。
「あっ、あっ!」
「よし、出すぞ」
「来てっ! 膣内に頂戴!」
最初の一発を膣内に注ぎ込む。
堀北は一滴も逃さないとばかりに俺を抱き締めた。
すぐに二回戦が始まる。
俺は堀北をうつ伏せにすると後ろから貫いた。
堀北は長い黒髪を振り乱してあえぎ声を上げる。
「あっ、あっ、田中君……もっと!」
そう言えば正体がバレていたのか。
俺はもう仮面を付けていない。
堀北が何時もより興奮しているのはその所為だろう。
「あんっ、あぁっ、あっ、はぁ、あ、あ、んんっ!」
パンパンと音がする。
堀北の膣から愛液がこぼれ落ち、シーツの上に水たまりを作っていた。
「あっ、い、イクッ!」
膣がペニスをぎゅっと締め上げる。
どうやら達してしまったようだ。
俺が動きを止めると、堀北は荒い息をしていた。
「どうする。休むか?」
「……ごめんなさい。少しだけ」
結合を解いて、俺は仰向けに寝転がる。
俺の身体の上にぐったりした堀北を乗せた。
「あなたって、こんな顔だったのね」
「普通だろ」
「そうね。でも……」
堀北が俺にキスをする。
それから俺の肉棒に手を添えると、膣の入口に押し付けた。
「もう大丈夫なのか?」
「……もっとあなたを感じたいから」
「今日のお前は何時もより素直だな」
「んっ、くぅっ……」
俺の肉棒が堀北の膣内に入っていく。
彼女は完全に俺のものを受け入れてから、声を震えさせて呟いた。
「はぁ……はぁ……だって、櫛田さんに負けたくないから……」
お、おう。
俺は何も答えられない。
絶句している俺に、堀北は泣きそうな顔をしてから腰を振り始めた。
「あっ、あぁっ、あんっ、ああぁ……!」
涙と汗が混じった水滴が俺の胸板に落ちてくる。
「あんっ! あっ! 田中君も、動いて……」
「……ああ」
唖然としている場合ではない。俺も下から堀北を突き上げる。
リズムを合わせて腰を打ち付ける。それは共同作業のようだった。
「あっ、あっ、あーっ! あっ、だ、だめっ! い、イクッ!」
堀北の身体が絶頂に震える。
しかしこれでは生殺しだ。一度は我慢したが、そろそろ俺も射精したい。
堀北の腰を掴んでパンパンと突き上げる。
「あっ、ま、待って! イッたばかりだから、今は――あああぁ! あああっ! やぁぁ! だめっ! だめぇぇ! 感じ過ぎて、壊れちゃう! いやあぁぁぁ!」
普段はクールな堀北が乱れ狂っているというギャップに俺の興奮が高まった。
射精感が近付くにつれて動きがさらに激しさを増す。
堀北が俺の身体に倒れ込む。
身体が密着して気持ちよさが倍増した。
「はぁ、はぁ、やぁぁぁ! やだ! だめ! ――っ、ああぁぁ!」
「もうちょっとだ。我慢しろ」
「イッて! ああんっ、もうイッて! 早く出して!」
ガクガク震える堀北の頭を抱きかかえてながら肉棒を突き入れる。
そして俺は射精した。
「いっ、くぅぅぅぅ!」
二度目だが我慢したからか大量の精液が彼女の膣内に流し込まれる。
堀北は全身を密着させて精液を受け入れた。
深夜。この日は湿気が多いのか暑苦しかった。
「いやっ、もうやだ……」
長谷部波瑠加の顔が恐怖に歪んでいる。
人気のない公園の林の中だった。
長谷部波瑠加は俺に命令されて服を脱いでいた。
「何で私なの? 堀北さんとか櫛田さんみたいに、もっと可愛い子がいるでしょ。彼女たちを犯せばいいじゃない」
俺はガスマスクを装着している。
答えようとしてもくぐもった音しか出て来ない。
安物のジョークグッズなので品質は最低だ。実際に毒ガスを防ぐ機能はありませんとパッケージにも書かれていた。
……暑い。息苦しい。
もう六月だ。仮面のチョイスをミスったかもしれない。
「……何で私なのよ。私が何をしたっていうの」
俺は携帯を触ってから画面を長谷部に向ける。
テキストを見せられた長谷部は悔しそうに唇を噛み締めていた。
『股を広げてオナニーしろ』
「……っ、私が逆らえないからっていい気にならないで」
ガスマスクからコフーと息が漏れる。
長谷部は俺を睨み付けていたが、諦めたように右手を股に持って行った。
長谷部は写真で脅されている。
エロゲなどでは使い古された手法だが、それは逆に言えば使い古されるほど効果があるということだ。
櫛田ですらこの手の脅しには屈したほどだからな。
「……んっ……ぅ……ぅ……ぅっ……っ……」
長谷部のオナニーはお上品だった。
普段からあまり弄っていないのだろう。やり方を知らないようだ。
堀北の本気オナニーと比べたら児戯みたいなものだった。
俺は携帯を長谷部に向けていた。
長谷部がその意味に気付いたのはしばらく経ってからだ。
「えっ、ちょっと! やだ! 撮らないで!」
長谷部は自慰をやめて俺から携帯を奪おうとする。
まだ自分の立場を理解していないらしい。
俺は長谷部の頬にビンタを放った。痕が残らないように優しく叩いたのだが。
「……え?」
彼女は張られた頬に手を当てて唖然としていた。
そう言えば長谷部に直接的な暴力を振るったのはこれが初めてか。
最近は段々と慣れてきたのか俺に口答えすることもあった。付け上がる前に躾ておくべきだろう。
「ご、ごめんなさい……」
俺は携帯のテキストエディタで『尻を出せ』と書き込んだ。
「……はい、わかりました」
長谷部が震えながら俺に背中を向ける。
俺はまだ堀北の愛液で微かに湿っている肉棒を長谷部の膣内に押し込んだ。
「……うっ、くっ、いやぁぁ……入ってくる」
堀北の膣ほど開発されていない。
長谷部の膣内は俺のものを拒むような硬さだった。
堀北に四回出した後だ。射精するには時間がかかるだろう。
元々今日は長谷部とヤルつもりなんてなかった。しかしジジイの顔面がグラップラーみたいになっていたので仕方なく彼女を呼び出したのだ。
「ああっ、いやっ、やだっ、いやあぁぁ!」
長谷部の膣内を傷付けないよう様子を見るようにゆっくりと動く。
最初は半分ほどしか入らなかったが、段々と愛液の量が増えてくる。すぐに奥まで入るようになった。
「あんっ、いやっ、やあぁぁっ! あんっ、やだぁっ、ああんっ!」
長谷部の肉付きのいい尻をつかんでパンパンと腰を叩き付ける。
甘ったるいあえぎ声が気になったが、たぶん四回目だから慣れてきたのだろう。
「ああっ、やだっ、どうしてこんな……無理やりされているのに……」
公園の街灯に照らされた長谷部の身体は朱色に染まっている。
白い背中にじっとりとした汗がにじみ出ていて、愛液の量もどんどん増えていた。
ねちゃ、ねちゃ、という粘液の音が辺りに響いている。
レイプされて感じる淫乱が!
と言いたいが、ガスマスクのせいで何も言えない。
なんかこのままいくとヤバイ気がする。……本当に大丈夫か?
「んぅっ! だめっ! あっ、あんっ! ああんっ!!」
俺は長谷部の巨乳を後ろから握り締めると激しく腰を動かした。
いくら深夜だからといって大声を出されるのは不味いのだが。
……ガスマスクェ。
堀北の時のようにガンダムの敵キャラ系の仮面にしておくべきだったか。
「あんっ、くぅぅぅぅ!」
長谷部の膣内がきゅっと締まる。
マジかよ。こいつレイプされてるのにイキやがった……。
「……はぁ……はぁ……どうしてよ……どうして……」
潜在的にマゾだったのか淫乱だったのか。
ジジイが白けた目を俺たちに向けている。
最初は「レイプレイプ」と楽しそうだったのが、今や不気味な沈黙を保っていた。
俺は長谷部をジジイのガス抜きに使うつもりだったが、なぜか失敗してしまったらしい。
こんなことなら池と山内に……でもあいつら隠蔽するのが下手だからな。
とりあえず最後までヤッておくか。
「きゃぁっ!」
俺は脱力した長谷部を抱いて駅弁スタイルで繋がった。
全裸の長谷部を公園の地面に寝かせるわけにはいかないからだ。
腰を叩き込む。
長谷部の巨乳が激しく揺れていた。絶景だった。
「あっ、やぁぁ! これ、すごい! 激しい! いやぁっ!」
長谷部が頭を振り乱して悲鳴を上げる。
膣からこぼれた愛液は俺の太股を伝って踝まで流れ落ちた。
そろそろか。
俺は射精感に逆らわずピストンの速度を上げる。
「あっ! ああっ! ああぁぁ! もう、だめっ! ああぁぁぁ!」
長谷部が俺に抱き着いて嬌声を上げた。
豊かなおっぱいが黒コートに押し付けられる。
感触が楽しめないのが残念だった。
「い、イクッ……だめ、いやぁぁっ……!」
長谷部と腰を密着させる。
彼女は長い髪を噛んで、ふるふると震えていた。
「……はぁ……はぁ……また、中に出したんだ」
長谷部が恨めしそうに俺を睨んできた。
ビンタされてビビッていたのに、もう恐怖心が揺らいでやがる。
射精が終わるまで注ぎ込んでから、結合を解いた。
長谷部は立っていられずに崩れ落ち、俺の足に抱き着いてくる。
仕方ない。
俺は長谷部を抱きかかえる。地面に座ると膝の上に彼女を乗せた。
「……あ」
長谷部は驚いたように俺を見上げると、なぜか俺の胸元にしな垂れかかった。
「……ホント、わけわかんない」
それは俺の台詞なんだけどな。
ジジイがグラップラーみたいに顔面をムキムキにさせていた。
顔面に血管が浮き出てひどい絵面になっている。
「……バッドレイプ」
ですよねー。
はぁ、どうしたものか。