※この作品はR-18です。

ボイチェビ妄想乱雑集め   作:くっろいの

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6/20追加
じぇろいちジョー様より絵を描いて頂き、挿絵にする許可を頂きました!!!!!!
やったぜ!!!!!!!


CeVIO+先生 ほのぼのパッチ編

「タカくん、これみて!」

 

 最近の四人は少しぐうたらモードに入っていた。全員が全員家でダラダラと好きなことを好きなようにしている。つづみは読書を、タカハシは以前作ったことがある唐揚げを少しアレンジしようと料理本片手にキッチンに立ち、コウは胡坐をかいてつづみを乗せてひたすら愛でている。

 そんな中、ささらがリビングの本体PCで何かを調べておりお目当てのものを見つけたようだ。

 

「ん?ささちゃん、どうしたの?」

「前にちらっと聞いたんだけど、私達ってパッチを入れられるんだって!配布サイトを見つけたの!」

「……パッチ?どういうこと?」

 

 軽く手を洗ってキッチンからささらの元へ向かうタカハシ。そしてささらが見ていたサイトの内容を眺めると思わず声が漏れる。

 

「へえ……面白そうだね。かなりの種類が出てるし……お、猫耳パッチ」

「猫の尻尾パッチもあるよ、三毛も黒も白も!」

「犬に狐に兎に……狸に熊なんてのもあるな」

 

 思わず苦笑しつつパッチを眺めていく。どれも簡単なもので少し大掛かりと言っても子供になるとかその程度だ。まだ技術的に難しいこともあるのかな?などと考えていると視界の隅にアダルトジャンルが目に入る。

 

「……………………ささちゃんは付けるならどれがいい?俺はそうだなぁ、兎なんていいと思うけど」

「うさちゃん?タカくんが言うならちょっと適用してみようかな」

「なになに?楽しそうだけどどうしたの?」

 

 そんな二人に興味が惹かれたのか読書していたつづみと愛でていたコウもやってくる。ささらにパッチのサイトを見せられるとつづみはなるほどと頷く程度だったがコウの目がすっと細くなり口角が吊り上がる。

 

「ねえ、このアダル—――」

「じゃあ簡単にお試しで全員付けてみる?私はうさちゃん、つづみちゃんはねこちゃん、タカくんはわんちゃん、コウくんは……」

「蛇」

「え?つづみちゃん?」

「コウくんは蛇、蛇みたいに絡みついてくるもの」

 

 ささらとタカハシの頭の中に蛇となったコウが浮かんでくる。と言っても耳も尻尾もないので舌や目だけだが……ちろちろと舌を出し蛇の目でこちらを見てくるコウはどこか迫力があり確かに似合っていた。

 

「えー、やだ、俺も可愛いのがいいー」

「えーと……」

「コウは蛇だな、間違いない」

「ちょっとハシくん!?」

「決まりね。じゃあささらちゃん、パッチの適用ってどうやるの?」

「あははは……えとね、説明が載っていたページは……」

 

 不穏なコウの発言を無意識にぶった切ったささらに心の中でGJを送りつつタカハシも真剣に適用の説明を見る。コウの反応から察するにきちんと全員が覚えているべきだと判断したためだ。

 つづみも少し邪念を持ちつつ真剣に眺め、コウは邪念のみで見ていく。無邪気に説明しているささらとはそれぞれ別次元にいる三人だった。

 

 

 

 

 数分後、パッチを適用して少しすると少し頭や腰、コウは目と口に違和感を覚える。その違和感はすぐに消えるが別の違和感がその部位に残ったままだった。本人には分からないがそれがパッチを適用した結果なのだろう。

 そしてささらは自分の変化を触って確認する前にタカハシを見る、するとその場でジャンプからの両腕を広げ、思い切り胸元に飛びついた。

 

「ふむ……匂いとかそういうのは変わらな、うわっ、ささちゃん!?」

「タカくぅぅぅぅぅん!!」

 

 兎の耳と尻尾を生やしたささらだがやはりジャンプ力が上がっているわけでもない。筈だがどこかいつもより高く飛んでいるような気がする。興奮のせいだろうか。

 犬の耳と尻尾を生やしたタカハシは苦笑しつつささらを受け止める。表情はそこまで大きな変化はないが尻尾は千切れんばかりに振られてどう見ても喜んでいるのが丸見えだ。

 

「うーん、俺はあんまり変化がないなぁ……どう、つづ?」

「………………ぞくっとした、食べられそう」

「……へえ……ふーん?」

 

 コウは表面上は大きな変化はない。しかし目は瞳孔が縦に長くなっている。違和感を感じるには十分な変化だ。

 つづみは猫だがどうも雰囲気的に違う。成猫というよりは子猫のような雰囲気だった。まさに蛇の餌と言ってもいい小動物。目を細めたコウが舌をチロチロと意識的に出しては引っ込めて近寄るとつづみは頬を染めつつ青褪めるという器用なことをしつつ後ずさる。

 

「タカくんタカくんわんちゃんだーーー!」

「あははは、ささちゃん耳が、耳が顎に……」

「タカくん、その前にちょっと助けて欲しいの。このままだと食べられちゃうわ……!」

「つづー?なぁんで逃げるのかなー?」

 

 わざと脅かしているのが丸見えのコウを見て少し溜息を吐く。ささらが引っ付いたまま助けに向かうと今度はコウの目がタカハシに向かう。じっと見られてもタカハシはむすっとした表情で見返しているが、よく見ると尻尾が股の間に挟まっている。

 

【挿絵表示】

 

「…………ハシが代わりかな?ふむ……犬は食いでがありそうだな……」

「お前は何を言っているんだ……」

「タカくんタカくん……?兎は寂しいと死んじゃうんだよ?」

「ささちゃん、そこまでの再現性は無いからね?あとちょっとその、胸が押し付けられてるから離れて?」

「耳と尻尾が付くだけよささらちゃん」

 

 四人はそれぞれの変化をわいわいと楽しんでいる。しかしコウだけはどこか白々しい反応ばかり。先程から本体PCを視界の隅から外すことは一度もなく、三人をエモノを見るような目で見つめつつチロチロと舌を出しては引っ込め、これからのこと、これからしたいこと、これからする予定について溢れんばかりの考えを巡らせ続けていた……。




次回、アダルトパッチ編……!
あ、因みに感想とかで意見を貰えたら反映できるものはします、パッチという後付け属性ですからね、アイディアはいくらあっても足りません故に!(隠れた感想乞食)

6/20追加
蛇パッチコウ先生かっこいい!!!!!!!!!
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