サマーフェスも終わり、高校生達はそろそろ夏休みを終える頃、俺はまたやらかしていた......
武内「比企谷さん......また......」
八幡「......今回は自覚してます。」
武内「では、明日から今月いっぱい、ゆっくりしてください。すみません。忙しさのあまり、お休みさせてあげられなくて......」
八幡「いえ、大丈夫です。こうして後からまとめて貰えますし......」
武内「そう言っていただけると助かります......それと、お詫びと言ってはなんですが、よかったらこれをどうぞ。」
八幡「......こ、これは......」
武内「お使いください。」
八幡「は、はぁ、どうも。」
武内「では、時間まで宜しくお願いします。」
八幡「......うす。」
プロデューサールームを後にし、チケット片手に考える。さて、どうしたもんか......手元のチケットは4枚。なんでいつも4枚なのん?
まあ、貰えるのならなんでもいいが......
貰った手前、全てあげてしまうのは申し訳ない。まずh「ハッチー何持ってんの?」......なんで君はいつもタイミングよく話しかけてくるのかな?
未央「ん?何持ってんの?」
八幡「コレか?これは我らが千葉の誇る、日本最大のテーマパークのチケットだ。」
未央「こ、この女性だらけの事務所でなんて物を......」
八幡「さっき武内さんに貰ってな。どうするか考えてたんだ。」
未央「これは由々しき事態......皆の者!集まれ〜い!」
おぉ!由々しきなんて言葉知ってたのか......成長したな。お兄ちゃん嬉しいよ......ぐすんっ
って、何集めちゃってんの?
ホントに集まってるし......
集まったのは7人。ニュージェネ、蘭子、C-Iだ。他のメンバーは仕事で出払っている。
卯月「どうしたんですか?」
未央にチケットを奪われる。コラ、返しなさい!
未央「ここに......某夢の国のチケットがあります......」
全員がピクッと反応する。......怖い。
未央「あるのは4枚。1枚はハッチーの分だから残りは3枚......よってここに、夢の国チケット争奪戦を宣言します!」
八幡「コラ、勝手に宣言s「ほんとですか!」......」
卯月「行きたいです!」
凛「八幡と......悪くないね。」
蘭子「行ってみたいです!」
ん?行ってみたい?
智絵里「わ、私も......」
かな子「いいですね〜。」
杏「ただで行けるなら行こうかな〜。」
未央「では第一回s「ちょっと待て。」......何?ハッチー。今いいとこなんだけど。」
八幡「なんで俺が怒られてんの?おかしくない?......まあいい、1つ教えてくれ。蘭子、行ったことないのか?」
蘭子「は、はい......実家が熊本だったので......」
八幡「なら、1人は蘭子だ。」
蘭子「いいんですかっ!」
八幡「おう、構わん。」
未央「ぐぬぬぬ......枠が1つ......」
凛「仕方ないよ。」
卯月「ですね。」
未央「はぁ。では改めて!みんなでジャンケンだ!」
全員「最初はグー!ジャンケンポンッ!」
グーが5人とパーが1人......
未央「なん......だと?」
凛「嘘......」
智絵里「や、やった!勝ちました!」
かな子「よかったね!智絵里ちゃん!」
杏「クローバーのおかげかな〜?」
卯月「......次です!」
智絵里「八幡さん!勝てました!」
八幡「お、おう。よかったな......」
俺の手を両手で掴み、ぴょんぴょんする智絵里......何これ?超可愛いんですけど......これはみりあに次ぐ天使か?チエリエルなのか⁉︎
卯凛「「じー......」
うっ!視線が......
八幡「ほれ、後1人決めちまえ。」
卯月「負けません!」
凛「負けない!」
未央「勝つよー!」
かな子「あははは......」
杏「いいや〜。杏降りる〜。」
かな子「じゃ、じゃあ。私も......」
怖じ気付いたな......仕方ないよね。怖いもんね。......卯月と凛。
3人「さーいしょーはグー!ジャンケンポンッ!」
............決まった。長い長いあいこの末、パーが2人にチョキが1人。勝者.....
島村卯月!
卯月「やりました!ぶいっ!!」
勝利のダブルピースですね。
さて、本日向かうはデスティニーランド。リア充の集まる巣窟だ。蘭子が非常に楽しみにしていたため、朝早くから向かっている。開園と同時に入場するために......
ちなみに俺だけ家が逆方向のため1人で、そう、1人電車に乗り、現地に向かっている......
八幡「......」
材木座「八幡よ、奇遇だな。」
八幡「......」
材木座「八幡よ、我だ。見えているのだろう?」
八幡「......」
材木座「え?見えてるよね?我ちゃんと見えてるよね?」
八幡「......うるさいぞ材木座。黙れないなら息の根を止めてやろうか?」
材木座「ぴいっ!......は、八幡、お主以前より言葉に棘があるのではないか?」
八幡「......そうか?お前への対応なんざ、前からこんなもんだ。」
材木座「確かに......ところで八幡、お主今日暇か?暇だったら我と秋葉原に......」
八幡「残念だが暇じゃない。」
材木座「まさかお主......女子と遊びに行くのではあるまいな......」
八幡「そうだが......文句あるか?」
材木座「へぶぅっ!み、見損なったぞ八幡!貴様がリア充の真似事など!......ところで雪ノ下女史か?それとも由比ヶ浜女史か?」
八幡「......あ?どっちでもないが?」
材木座「な......なんだと?......ち、ちなみに女子は何人おるのだ?」
八幡「......3人だな。」
材木座「......可愛い?」
八幡「3人とも超絶美少女だ。」
材木座「......我m「あ、降りるわ。じゃあな。」......デスティニーランド......だと......女子3人と......はちむぁ〜「プシュー」......」
哀れ材木座。出る寸前にドアが閉まるとか美味しすぎんだろ......
駅を出て、事前に決めていたところで3人を待つ。さっきからチラチラと見られている......え?何?俺そんなに怪しい?......くっ!目から汗が......
15分ほど待ち、約束の時間まであと10分......
「八幡さーん!」
やめて!そんなに大きい声で呼ばないで!ほら君!注目されてるよ!自覚して!
卯月「おまたせしました!」
智絵里「遅くなって......その......ごめんなさい!」
蘭子「待たせたな、我が友よ。」
ほらー!超目立っちゃってんじゃん!うぅ......視線が痛い......
八幡「い、いや。大丈夫だ。待ち合わせ時間にもなってないしな。」
智絵里「な、なら、よかったです。」
八幡「んじゃ、行くか?」
3人「はいっ!」
3人を連れてゲートへ向かう。さて、今日は遊びt「はっちむぁ〜ん!」......げっ!あいつ戻ってきやがった......
卯月「ん?八幡さん呼ばれてませんか?」
八幡「......いいか?3人とも、絶対に反応するなよ?」
3人「わ、わかりました......」
材木座「ひどいではないか!まだ話は済んでいないぞ!」
八幡「......」
材木座「はちまーん......」
八幡「......」
材木座「お、おーい......」
八幡「......」
卯月「は、八幡さん、いいんですか?」
八幡「大丈夫だ。問題ない。」
材木座「八幡!気づいておるのだろう!」
智絵里「なんだか可哀想です......」
智絵里は優しいな......さすがチエリエル。
八幡「はぁ、しゃあねえ......うるさいぞ材木座。なんで付いてきてんだよ......」
材木座「我だって女子と遊びたいのだ!貴様ばっかりずるいぞ!」
卯月「な、なんだか......」
智蘭「「怖いです......」」
材木座「ぐはぁ!」
奇声をあげながら胸を押さえて蹲る材木座。よし、ここだな。
八幡「材木座、安心しろ......」
材木座「八幡......」
材木座の肩に手を乗せ......
八幡「お前は怖いだけじゃなくて、キモくてウザいからな。」
材木座「..................」
放心する材木座。
八幡「よし!行くか!」
卯月「よ、容赦なしですね......」
八幡「ん?そうか?いつも通りだ。」
蘭子「禍々しき言の葉であった......」
智絵里「だ、大丈夫なんですか?あの人」
八幡「ん?問題ないぞ。気にしなくても大丈夫だ。」
智絵里「そ、そうですか......」
八幡「智絵里は優しいな。」なでなで
智絵里「はぅ......そ、そんなことないでしゅ......」
でしゅって......それ可愛すぎんだろ......
開園時間になり、揃って入場する。
蘭子「はわー......」
メインゲートを抜けたところで、蘭子が感嘆の声をあげる。
蘭子「ここがデスティニーランド......綺麗......」
キラキラと目を輝かせキョロキョロしている。
八幡「人がすごいからな。はぐれないように気いつけろよ。」
智絵里「は、はい......その......えっと......」
八幡「ん?どした?智絵里。」
智絵里「えっと......」
手が前に出たり戻ったり......あぁ、そういうことね......恥ずかしいが、逸れるよりはマシだな。
八幡「あー、智絵里、不安だったら適当なとこ持ってくれて構わん。」
智絵里「!!は、はいっ!」
そう言いつつ左腕の肘のあたりを控えめに摘んでくる......かわええのう......
蘭子「わ、私も......」
蘭子は右腕の袖口を......
卯月「わ、私は何処を......」
と、わちゃわちゃしている卯月......
八幡「とりあえず蘭子か智絵里に捕まっとけ。」
卯月「むー......わかりました。」
八幡「んじゃ、回るか。」
3人「はい!」
こうして回り始める。
様々なアトラクションに乗りキャーキャー言ったり、2人がけの席は誰がペアで乗るか争ったり、3人でお揃いの耳を付けたり......
何それ、超可愛いんですけど......カメラに収めました。
歩きながらチュロスも食べたよ?みんなにアーンされて恥ずかしかったが......
3人はずっと笑顔だ。連れてきてよかったな......
そういえば......いつのまにか智絵里と手を繋いでいる......俺、手汗大丈夫?あとでキモいとか言われない?
ま、いいか。可愛い妹たちの好きにさせよう。
こうして一日中遊び倒し、今はパレード。みんなで並んで見ていると、左手がギュッと握られる......
八幡「どうした?」
智絵里「い、いえ。その......終わっちゃうなって思ったら、その......寂しくって......」
八幡「......なら、また来ればいい。」
智絵里「はい......その、一緒に......きてくれますか?」
八幡「おう。いいぞ。」
智絵里「はい!お願いします。............今度は2人で......」
八幡「ん?すまん。最後聞こえなかったわ。」
智絵里「な、何でもないです!」
八幡「......?ならいいが......ほれ、パレード見とけ」
智絵里「はいっ!」
3人はいつも笑顔にさせる側だ。
苦労だってするし、辛い思いだって沢山する。
だからこんなときくらいは......なんも気にせず笑顔になったっていいよな?
ホント、連れて来て良かったよ......
3人を夢の国へ連れて行った2日後。
......風邪を引きました。てへっ。
......ダメだマジでシャレにならん。疲れが一気に出たのかしら......
小町「お兄ちゃん大丈夫?」
八幡「......大丈夫だ。問題にゃい。」
小町「ダメだこりゃ......呂律回ってないよ。」
八幡「しょうか?俺はふちゅうに喋ってるちゅもりにゃんだが......」
小町「ごめん。何言ってるかわかんない。」
八幡「......しゅまん。」
小町「いいよ。小町出かけてくるから、大人しく寝てるんだよ?クスリここに置いとくから。」
八幡「......おう。」
小町「......行ってきます。」
八幡「いってら〜」
寝るか......こういう時は寝るのがいちb「Prrrrrr......」......誰だ?
八幡「......もひもひ?」
凛『......誰?』
八幡「......俺だが?」
凛『声おかしいけど......どうしたの?』
八幡「......気のしぇいだ。」
凛『嘘。呂律も回ってないよ......風邪?』
八幡「......しょうらしいにゃ。」
凛『......小町いるの?』
八幡「しゃっき出かけた。」
凛『わかった。今から行くから。』
八幡「......うちゅるとまじゅい。くるにゃ。」
凛『そんな喋り方してる人を放っておく方がまずいから。待ってて。』
八幡「......」
凛『八幡?』
八幡「......」
凛『ね、ねえ!八幡⁉︎』
『ピンポーン』チャイムが聞こえる......
『ピンポーン』まただ......『Prrrrrr......』電話?
八幡「......はい。」
凛『八幡!鍵開けて!』
八幡「......は?にゃに言ってんにょ?」
凛『いいから!家の鍵!』
八幡「......わかった。」
重い身体を起こし、玄関へ。ダメだ。マジだりい。
やっとの思いで玄関へ。鍵を開けた瞬間......
凛「八幡!」
ものすごい勢いで凛がドアを開け、抱きついてくる。フラフラの俺が耐えられるわけもなく、そのまま倒れこむ。......あー......なんかいい匂いする......
凛「ごめん!大丈夫?」
八幡「......あ?凛?にゃんでいんにょ?」
凛「覚えてないの?」
八幡「......よくわかりゃん。」
凛「とりあえず、ベッド行くよ。」
八幡「......おう。」
思わず抱きついちゃった......心配でどうにかなりそうだったから......
八幡をベッドに寝かせると、すぐに寝ちゃった。
凛「熱......計っておかなきゃ。ごめん、ちょっと触るね。」
寝てるから聞かれてないのに、つい断っちゃう。掛け布団をめくり、近くに置いてあった体温計を脇に。
凛「いつもはわかんないけど......結構がっしりしてるんだ......」
無意識のうちにペタペタと身体を触ってしまう。
ペタペタ......
凛「こうして寝てると、可愛い顔してるんだね......」
ピピピピッ
計り終わった体温計を取り確認。38.9°
これは辛いよね......
凛「ごめん。冷蔵庫開けるね。」
氷枕とかあるかな?冷やピタとかあればいいけど......あんまり家の中いじるのもよくないし......
凛「氷枕はないか......氷水とタオルでいっか。」
お風呂から桶を持ってきて氷水を作る。タオルをつけて......
凛「つめたっ!」
我慢しなきゃ。八幡はもっと辛いんだから。そうだ、今のうちに必要そうなもの買ってこよう。
八幡、家の鍵借りるよ。ちょっと出かけてくるね。
来るときに見かけたコンビニでいいや。......そこしかわからないし。
それにしても、さっきから視線を感じる......なんでだろ?そんなことより急がないと!
コンビニに入り、冷やピタと......ヨーグルトとゼリーとあとスポーツドリンク......あんまり買っても食べられないよね?こんなもんでいっか。
店員「しゃーやせー。......うえっ⁉︎」
どうしたんだろ?早くして。八幡が待ってるんだから!
店員「もっ、もしかして!ニュージェネの渋谷凛ちゃんっすか⁉︎」
凛「え?そうですけど......」
店員「俺メッチャファンなんす!さささサインください!」
凛「えっ?あっ、ご、ごめんなさい。今ちょっと急いでて......病人がいて......」
やばっ!焦って変装忘れてた......
店員「そっすか......1596円っす。もしかして未央ちゃんっすか?」
凛「え?あ、はい。そんなとこです。」
店員「1600円っすね。4円お返しっす。お大事にって伝えてください。」
凛「は、はい。伝えておきます。」
店員「応援してるっす!あざっした!また来てください!」
凛「あ、ありがとうございます。」
さっきから感じる視線は......変装してなかったからか......失敗したな。でももう今更!急いで帰らなきゃ!
凛「ただいまー。」
八幡の部屋へ向かう前に買ってきた物を冷蔵庫に。......あれ?八幡て4人家族だよね?なんかおかしい......なんだろ?
疑問に思いながらも部屋へ......
凛「八幡、おきてる?」
......寝てるみたい。
凛「タオルとこれ交換するね。」
タオルを取り、買ってきた冷やピタをおでこにつける。一瞬身体が震えた。......可愛い。
?震えてる?寒いのかな......でも布団の場所とかわかんないし......
凛「し、仕方ないよね!これしか方法ないし。」
誰に言い訳してるんだ?と思いつつ布団の中へ。
凛「お、お邪魔しまーす。」
八幡「んん......」
えっ⁉︎起き......てないか。よかった。
これで少しはあったかいかな......
あったかいな。それにすごく安心する。あと......凄くいい匂い。落ち着く。
この人がいつも、私達を助けてくれてるんだね。
私と3歳しか変わらないのに、ずっと大人で......人の為に自分を犠牲にしちゃう、凄く優しい人。いつも勇気をくれて、安心させてくれる......大切な人。
あぁ、そっか。
私、この人のこと......
好きなんだ。
この人が私の、初恋の人なんだ......
凛「振り向かせて見せるから。覚悟しててね。」
chu!
凛「私のファーストキスだから。」
眠くなってきちゃった......
八幡「ん......んあ?」
あれ?今何時?......午後の2時か......ん?なんかついてる......冷やピタ?んん?んんん?右腕があったかい............
八幡「うおっ!な、なんで凛いんの?てかなんで一緒に寝てんの?」
凛「んん......」
何それエロい......じゃなくて!
八幡「お、おい!起きろ!凛!」
凛「あんっ......あれ?八幡起きたの?」
やばいです。非常にやばいです。......下半身が。
八幡「お、おう。なんで一緒に寝てんの?てかなんでいんの?」
凛「覚えてないの?」
八幡「......覚えてない。」
凛「あんなに激しかったのに?」
そう言い下腹部をおさえる凛。......え?ヤっちゃったの?覚えてないんだけど......惜しい!じゃなくて!
八幡「え?嘘だよね?冗談だよね?」
凛「私とは冗談だったんだ......」
八幡「ま、マジか......その......すm「なーんて、冗談だよ」......マジで?」
凛「うん。お約束でしょ?」
八幡「......驚かすなよ。無意識で襲っちまったかと......」
凛「からかってごめんね。キスはしたけど。」
八幡「......その手には乗らんぞ。」
凛「ううん。これはホント。私のファーストキス。」
八幡「いやいやいや、そんな演g「演技じゃないよ。本気。私、八幡が好き。」......マジで言ってんの?」
凛「こんなこと本気じゃなきゃ言えない。好きな人とじゃなきゃキスもできない。」
八幡「......俺h「言わなくていい。何とも思われてないってわかってるから。」......」
凛「覚悟してて。絶対に振り向かせて見せるから。」
八幡「......そら怖いな。」
凛「ふふっ!」
八幡「んんっ!でだ、まずなんでいんの?」
凛「電話してたら急に喋らなくなったから、心配になって来ちゃった。」
八幡「来ちゃったって......まあ、わかった。心配かけてすまん。」
凛「いいえ。」
八幡「次だ。なんで一緒に寝てたんだ?」
凛「寒そうで......でも布団の場所知らなかったから私が温めようと思って......」
八幡「そうか......悪かったな。」
凛「そうしてたら八幡のこと好きなんだって気づいて、k「よーしわかった。この話はここまでだ。」......ヘタレ。」
八幡「うぐっ......」
凛「そうだ。体調は?」
八幡「......だいぶいいな。少しだるいが......」
凛「よかった。熱計って。あと、何か食べられそう?」
八幡「食欲はないな......」
凛「ヨーグルトとかは?」
八幡「それくらいなら。」
凛「ん。持ってくるから待ってて。」
八幡「......おう。サンキュ。」
部屋を出る凛を見送る。凛が俺を......ねぇ......
凛「おまたせ。桃とりんごどっちがいい?」
八幡「......りんご。」
凛「わかった。じゃあ、あーん......」
八幡「ちょっと待て。自分で食える。」
凛「ダメ。病人なんだから。言うこと聞いて。」
八幡「い、いや。大j「言うこと聞いて」......はい。」
凛「じゃ、はい。あーん......」
八幡「あ、あーん......」
凛「ふふっ♪次行くよ。」
全部食べ終わるまで続きました......
凛「大丈夫そうだし、帰るね。」
八幡「色々助かったわ。そうだ、いくらだ?」
凛「いいよ。好きでやったことだし。」
八幡「そうはいかん。払わせてくれ。」
凛「んー、じゃあ今度なんか奢ってよ。」
八幡「......わかった。」
凛「決まりだね。ちゃんと八幡から誘ってね?」
八幡「......意味がわからんぞ?」
凛「デートで何か奢ってくれるんでしょ?」
八幡「違う。そう言う意味じゃない。」
凛「でも約束したし......」
八幡「うっ......わかったよ。俺の負けだ。」
凛「楽しみにしてる。じゃ、今度こそ帰るね。お大事に。」
八幡「おう。悪いな送ってやれなくて。気をつけてな。」
凛「アリガト。」
出ていった凛のことを考える。マジだったな......勘違いなんて言える雰囲気じゃなかった。俺も......ちゃんと......考えないとな...............
Zzzzzzzz............