※この作品はR-18です。

八幡奮闘記   作:ナマケモノmkⅡ

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13話?

 サマーフェスも終わり、高校生達はそろそろ夏休みを終える頃、俺はまたやらかしていた......

 

武内「比企谷さん......また......」

 

八幡「......今回は自覚してます。」

 

武内「では、明日から今月いっぱい、ゆっくりしてください。すみません。忙しさのあまり、お休みさせてあげられなくて......」

 

八幡「いえ、大丈夫です。こうして後からまとめて貰えますし......」

 

武内「そう言っていただけると助かります......それと、お詫びと言ってはなんですが、よかったらこれをどうぞ。」

 

八幡「......こ、これは......」

 

武内「お使いください。」

 

八幡「は、はぁ、どうも。」

 

武内「では、時間まで宜しくお願いします。」

 

八幡「......うす。」

 

 

 プロデューサールームを後にし、チケット片手に考える。さて、どうしたもんか......手元のチケットは4枚。なんでいつも4枚なのん?

 まあ、貰えるのならなんでもいいが......

 貰った手前、全てあげてしまうのは申し訳ない。まずh「ハッチー何持ってんの?」......なんで君はいつもタイミングよく話しかけてくるのかな?

 

未央「ん?何持ってんの?」

 

八幡「コレか?これは我らが千葉の誇る、日本最大のテーマパークのチケットだ。」

 

未央「こ、この女性だらけの事務所でなんて物を......」

 

八幡「さっき武内さんに貰ってな。どうするか考えてたんだ。」

 

未央「これは由々しき事態......皆の者!集まれ〜い!」

 

 おぉ!由々しきなんて言葉知ってたのか......成長したな。お兄ちゃん嬉しいよ......ぐすんっ

 って、何集めちゃってんの?

 ホントに集まってるし......

 

 集まったのは7人。ニュージェネ、蘭子、C-Iだ。他のメンバーは仕事で出払っている。

 

卯月「どうしたんですか?」

 

 未央にチケットを奪われる。コラ、返しなさい!

 

未央「ここに......某夢の国のチケットがあります......」

 

 全員がピクッと反応する。......怖い。

 

未央「あるのは4枚。1枚はハッチーの分だから残りは3枚......よってここに、夢の国チケット争奪戦を宣言します!」

 

八幡「コラ、勝手に宣言s「ほんとですか!」......」

 

卯月「行きたいです!」

 

凛「八幡と......悪くないね。」

 

蘭子「行ってみたいです!」

 

 ん?行ってみたい?

 

智絵里「わ、私も......」

 

かな子「いいですね〜。」

 

杏「ただで行けるなら行こうかな〜。」

 

未央「では第一回s「ちょっと待て。」......何?ハッチー。今いいとこなんだけど。」

 

八幡「なんで俺が怒られてんの?おかしくない?......まあいい、1つ教えてくれ。蘭子、行ったことないのか?」

 

蘭子「は、はい......実家が熊本だったので......」

 

八幡「なら、1人は蘭子だ。」

 

蘭子「いいんですかっ!」

 

八幡「おう、構わん。」

 

未央「ぐぬぬぬ......枠が1つ......」

 

凛「仕方ないよ。」

 

卯月「ですね。」

 

未央「はぁ。では改めて!みんなでジャンケンだ!」

 

全員「最初はグー!ジャンケンポンッ!」

 

 グーが5人とパーが1人......

 

未央「なん......だと?」

 

凛「嘘......」

 

智絵里「や、やった!勝ちました!」

 

かな子「よかったね!智絵里ちゃん!」

 

杏「クローバーのおかげかな〜?」

 

卯月「......次です!」

 

智絵里「八幡さん!勝てました!」

 

八幡「お、おう。よかったな......」

 

 俺の手を両手で掴み、ぴょんぴょんする智絵里......何これ?超可愛いんですけど......これはみりあに次ぐ天使か?チエリエルなのか⁉︎

 

卯凛「「じー......」

 

 うっ!視線が......

 

八幡「ほれ、後1人決めちまえ。」

 

卯月「負けません!」

 

凛「負けない!」

 

未央「勝つよー!」

 

かな子「あははは......」

 

杏「いいや〜。杏降りる〜。」

 

かな子「じゃ、じゃあ。私も......」

 

 怖じ気付いたな......仕方ないよね。怖いもんね。......卯月と凛。

 

3人「さーいしょーはグー!ジャンケンポンッ!」

 

 ............決まった。長い長いあいこの末、パーが2人にチョキが1人。勝者.....

 

 

 

 島村卯月!

 

卯月「やりました!ぶいっ!!」

 

 勝利のダブルピースですね。

 

 

 

 さて、本日向かうはデスティニーランド。リア充の集まる巣窟だ。蘭子が非常に楽しみにしていたため、朝早くから向かっている。開園と同時に入場するために......

 ちなみに俺だけ家が逆方向のため1人で、そう、1人電車に乗り、現地に向かっている......

 

八幡「......」

 

材木座「八幡よ、奇遇だな。」

 

八幡「......」

 

材木座「八幡よ、我だ。見えているのだろう?」

 

八幡「......」

 

材木座「え?見えてるよね?我ちゃんと見えてるよね?」

 

八幡「......うるさいぞ材木座。黙れないなら息の根を止めてやろうか?」

 

材木座「ぴいっ!......は、八幡、お主以前より言葉に棘があるのではないか?」

 

八幡「......そうか?お前への対応なんざ、前からこんなもんだ。」

 

材木座「確かに......ところで八幡、お主今日暇か?暇だったら我と秋葉原に......」

 

八幡「残念だが暇じゃない。」

 

材木座「まさかお主......女子と遊びに行くのではあるまいな......」

 

八幡「そうだが......文句あるか?」

 

材木座「へぶぅっ!み、見損なったぞ八幡!貴様がリア充の真似事など!......ところで雪ノ下女史か?それとも由比ヶ浜女史か?」

 

八幡「......あ?どっちでもないが?」

 

材木座「な......なんだと?......ち、ちなみに女子は何人おるのだ?」

 

八幡「......3人だな。」

 

材木座「......可愛い?」

 

八幡「3人とも超絶美少女だ。」

 

材木座「......我m「あ、降りるわ。じゃあな。」......デスティニーランド......だと......女子3人と......はちむぁ〜「プシュー」......」

 

 哀れ材木座。出る寸前にドアが閉まるとか美味しすぎんだろ......

 駅を出て、事前に決めていたところで3人を待つ。さっきからチラチラと見られている......え?何?俺そんなに怪しい?......くっ!目から汗が......

 15分ほど待ち、約束の時間まであと10分......

 

「八幡さーん!」

 

 やめて!そんなに大きい声で呼ばないで!ほら君!注目されてるよ!自覚して!

 

卯月「おまたせしました!」

 

智絵里「遅くなって......その......ごめんなさい!」

 

蘭子「待たせたな、我が友よ。」

 

 ほらー!超目立っちゃってんじゃん!うぅ......視線が痛い......

 

八幡「い、いや。大丈夫だ。待ち合わせ時間にもなってないしな。」

 

智絵里「な、なら、よかったです。」

 

八幡「んじゃ、行くか?」

 

3人「はいっ!」

 

 3人を連れてゲートへ向かう。さて、今日は遊びt「はっちむぁ〜ん!」......げっ!あいつ戻ってきやがった......

 

卯月「ん?八幡さん呼ばれてませんか?」

 

八幡「......いいか?3人とも、絶対に反応するなよ?」

 

3人「わ、わかりました......」

 

材木座「ひどいではないか!まだ話は済んでいないぞ!」

 

八幡「......」

 

材木座「はちまーん......」

 

八幡「......」

 

材木座「お、おーい......」

 

八幡「......」

 

卯月「は、八幡さん、いいんですか?」

 

八幡「大丈夫だ。問題ない。」

 

材木座「八幡!気づいておるのだろう!」

 

智絵里「なんだか可哀想です......」

 

 智絵里は優しいな......さすがチエリエル。

 

八幡「はぁ、しゃあねえ......うるさいぞ材木座。なんで付いてきてんだよ......」

 

材木座「我だって女子と遊びたいのだ!貴様ばっかりずるいぞ!」

 

卯月「な、なんだか......」

 

智蘭「「怖いです......」」

 

材木座「ぐはぁ!」

 

 奇声をあげながら胸を押さえて蹲る材木座。よし、ここだな。

 

八幡「材木座、安心しろ......」

 

材木座「八幡......」

 

 材木座の肩に手を乗せ......

 

八幡「お前は怖いだけじゃなくて、キモくてウザいからな。」

 

材木座「..................」

 

 放心する材木座。

 

八幡「よし!行くか!」

 

卯月「よ、容赦なしですね......」

 

八幡「ん?そうか?いつも通りだ。」

 

蘭子「禍々しき言の葉であった......」

 

智絵里「だ、大丈夫なんですか?あの人」

 

八幡「ん?問題ないぞ。気にしなくても大丈夫だ。」

 

智絵里「そ、そうですか......」

 

八幡「智絵里は優しいな。」なでなで

 

智絵里「はぅ......そ、そんなことないでしゅ......」

 

 でしゅって......それ可愛すぎんだろ......

 

 

 開園時間になり、揃って入場する。

 

蘭子「はわー......」

 

 メインゲートを抜けたところで、蘭子が感嘆の声をあげる。

 

蘭子「ここがデスティニーランド......綺麗......」

 

 キラキラと目を輝かせキョロキョロしている。

 

八幡「人がすごいからな。はぐれないように気いつけろよ。」

 

智絵里「は、はい......その......えっと......」

 

八幡「ん?どした?智絵里。」

 

智絵里「えっと......」

 

 手が前に出たり戻ったり......あぁ、そういうことね......恥ずかしいが、逸れるよりはマシだな。

 

八幡「あー、智絵里、不安だったら適当なとこ持ってくれて構わん。」

 

智絵里「!!は、はいっ!」

 

 そう言いつつ左腕の肘のあたりを控えめに摘んでくる......かわええのう......

 

蘭子「わ、私も......」

 

 蘭子は右腕の袖口を......

 

卯月「わ、私は何処を......」

 

 と、わちゃわちゃしている卯月......

 

八幡「とりあえず蘭子か智絵里に捕まっとけ。」

 

卯月「むー......わかりました。」

 

八幡「んじゃ、回るか。」

 

3人「はい!」

 

 

 こうして回り始める。

 様々なアトラクションに乗りキャーキャー言ったり、2人がけの席は誰がペアで乗るか争ったり、3人でお揃いの耳を付けたり......

 何それ、超可愛いんですけど......カメラに収めました。

 歩きながらチュロスも食べたよ?みんなにアーンされて恥ずかしかったが......

 3人はずっと笑顔だ。連れてきてよかったな......

 そういえば......いつのまにか智絵里と手を繋いでいる......俺、手汗大丈夫?あとでキモいとか言われない?

 ま、いいか。可愛い妹たちの好きにさせよう。

 

 こうして一日中遊び倒し、今はパレード。みんなで並んで見ていると、左手がギュッと握られる......

 

八幡「どうした?」

 

智絵里「い、いえ。その......終わっちゃうなって思ったら、その......寂しくって......」

 

八幡「......なら、また来ればいい。」

 

智絵里「はい......その、一緒に......きてくれますか?」

 

八幡「おう。いいぞ。」

 

智絵里「はい!お願いします。............今度は2人で......」

 

八幡「ん?すまん。最後聞こえなかったわ。」

 

智絵里「な、何でもないです!」

 

八幡「......?ならいいが......ほれ、パレード見とけ」

 

智絵里「はいっ!」

 

 3人はいつも笑顔にさせる側だ。

 苦労だってするし、辛い思いだって沢山する。

 だからこんなときくらいは......なんも気にせず笑顔になったっていいよな?

 

 ホント、連れて来て良かったよ......

 

 

 

 3人を夢の国へ連れて行った2日後。

 ......風邪を引きました。てへっ。

 ......ダメだマジでシャレにならん。疲れが一気に出たのかしら......

 

小町「お兄ちゃん大丈夫?」

 

八幡「......大丈夫だ。問題にゃい。」

 

小町「ダメだこりゃ......呂律回ってないよ。」

 

八幡「しょうか?俺はふちゅうに喋ってるちゅもりにゃんだが......」

 

小町「ごめん。何言ってるかわかんない。」

 

八幡「......しゅまん。」

 

小町「いいよ。小町出かけてくるから、大人しく寝てるんだよ?クスリここに置いとくから。」

 

八幡「......おう。」

 

小町「......行ってきます。」

 

八幡「いってら〜」

 

 寝るか......こういう時は寝るのがいちb「Prrrrrr......」......誰だ?

 

八幡「......もひもひ?」

 

凛『......誰?』

 

八幡「......俺だが?」

 

凛『声おかしいけど......どうしたの?』

 

八幡「......気のしぇいだ。」

 

凛『嘘。呂律も回ってないよ......風邪?』

 

八幡「......しょうらしいにゃ。」

 

凛『......小町いるの?』

 

八幡「しゃっき出かけた。」

 

凛『わかった。今から行くから。』

 

八幡「......うちゅるとまじゅい。くるにゃ。」

 

凛『そんな喋り方してる人を放っておく方がまずいから。待ってて。』

 

八幡「......」

 

凛『八幡?』

 

八幡「......」

 

凛『ね、ねえ!八幡⁉︎』

 

 

 

 『ピンポーン』チャイムが聞こえる......

 『ピンポーン』まただ......『Prrrrrr......』電話?

 

八幡「......はい。」

 

凛『八幡!鍵開けて!』

 

八幡「......は?にゃに言ってんにょ?」

 

凛『いいから!家の鍵!』

 

八幡「......わかった。」

 

 重い身体を起こし、玄関へ。ダメだ。マジだりい。

 やっとの思いで玄関へ。鍵を開けた瞬間......

 

凛「八幡!」

 

 ものすごい勢いで凛がドアを開け、抱きついてくる。フラフラの俺が耐えられるわけもなく、そのまま倒れこむ。......あー......なんかいい匂いする......

 

凛「ごめん!大丈夫?」

 

八幡「......あ?凛?にゃんでいんにょ?」

 

凛「覚えてないの?」

 

八幡「......よくわかりゃん。」

 

凛「とりあえず、ベッド行くよ。」

 

八幡「......おう。」

 

 

 思わず抱きついちゃった......心配でどうにかなりそうだったから......

 八幡をベッドに寝かせると、すぐに寝ちゃった。

 

凛「熱......計っておかなきゃ。ごめん、ちょっと触るね。」

 

 寝てるから聞かれてないのに、つい断っちゃう。掛け布団をめくり、近くに置いてあった体温計を脇に。

 

凛「いつもはわかんないけど......結構がっしりしてるんだ......」

 

 無意識のうちにペタペタと身体を触ってしまう。

 ペタペタ......

 

凛「こうして寝てると、可愛い顔してるんだね......」

 

 ピピピピッ

 計り終わった体温計を取り確認。38.9°

 これは辛いよね......

 

凛「ごめん。冷蔵庫開けるね。」

 

 氷枕とかあるかな?冷やピタとかあればいいけど......あんまり家の中いじるのもよくないし......

 

凛「氷枕はないか......氷水とタオルでいっか。」

 

 お風呂から桶を持ってきて氷水を作る。タオルをつけて......

 

凛「つめたっ!」

 

 我慢しなきゃ。八幡はもっと辛いんだから。そうだ、今のうちに必要そうなもの買ってこよう。

 八幡、家の鍵借りるよ。ちょっと出かけてくるね。

 

 

 来るときに見かけたコンビニでいいや。......そこしかわからないし。

 それにしても、さっきから視線を感じる......なんでだろ?そんなことより急がないと!

 

 コンビニに入り、冷やピタと......ヨーグルトとゼリーとあとスポーツドリンク......あんまり買っても食べられないよね?こんなもんでいっか。

 

店員「しゃーやせー。......うえっ⁉︎」

 

 どうしたんだろ?早くして。八幡が待ってるんだから!

 

店員「もっ、もしかして!ニュージェネの渋谷凛ちゃんっすか⁉︎」

 

凛「え?そうですけど......」

 

店員「俺メッチャファンなんす!さささサインください!」

 

凛「えっ?あっ、ご、ごめんなさい。今ちょっと急いでて......病人がいて......」

 

 やばっ!焦って変装忘れてた......

 

店員「そっすか......1596円っす。もしかして未央ちゃんっすか?」

 

凛「え?あ、はい。そんなとこです。」

 

店員「1600円っすね。4円お返しっす。お大事にって伝えてください。」

 

凛「は、はい。伝えておきます。」

 

店員「応援してるっす!あざっした!また来てください!」

 

凛「あ、ありがとうございます。」

 

 

 さっきから感じる視線は......変装してなかったからか......失敗したな。でももう今更!急いで帰らなきゃ!

 

 

凛「ただいまー。」

 

 八幡の部屋へ向かう前に買ってきた物を冷蔵庫に。......あれ?八幡て4人家族だよね?なんかおかしい......なんだろ?

 疑問に思いながらも部屋へ......

 

凛「八幡、おきてる?」

 

 ......寝てるみたい。

 

凛「タオルとこれ交換するね。」

 

 タオルを取り、買ってきた冷やピタをおでこにつける。一瞬身体が震えた。......可愛い。

 ?震えてる?寒いのかな......でも布団の場所とかわかんないし......

 

凛「し、仕方ないよね!これしか方法ないし。」

 

 誰に言い訳してるんだ?と思いつつ布団の中へ。

 

凛「お、お邪魔しまーす。」

 

八幡「んん......」

 

 えっ⁉︎起き......てないか。よかった。

 これで少しはあったかいかな......

 あったかいな。それにすごく安心する。あと......凄くいい匂い。落ち着く。

 この人がいつも、私達を助けてくれてるんだね。

 私と3歳しか変わらないのに、ずっと大人で......人の為に自分を犠牲にしちゃう、凄く優しい人。いつも勇気をくれて、安心させてくれる......大切な人。

 

 あぁ、そっか。

 

 私、この人のこと......

 

 

 

 好きなんだ。

 

 

 この人が私の、初恋の人なんだ......

 

 

凛「振り向かせて見せるから。覚悟しててね。」

 

 chu!

 

凛「私のファーストキスだから。」

 

 眠くなってきちゃった......

 

 

 

 

八幡「ん......んあ?」

 

 あれ?今何時?......午後の2時か......ん?なんかついてる......冷やピタ?んん?んんん?右腕があったかい............

 

八幡「うおっ!な、なんで凛いんの?てかなんで一緒に寝てんの?」

 

凛「んん......」

 

 何それエロい......じゃなくて!

 

八幡「お、おい!起きろ!凛!」

 

凛「あんっ......あれ?八幡起きたの?」

 

 やばいです。非常にやばいです。......下半身が。

 

八幡「お、おう。なんで一緒に寝てんの?てかなんでいんの?」

 

凛「覚えてないの?」

 

八幡「......覚えてない。」

 

凛「あんなに激しかったのに?」

 

 そう言い下腹部をおさえる凛。......え?ヤっちゃったの?覚えてないんだけど......惜しい!じゃなくて!

 

八幡「え?嘘だよね?冗談だよね?」

 

凛「私とは冗談だったんだ......」

 

八幡「ま、マジか......その......すm「なーんて、冗談だよ」......マジで?」

 

凛「うん。お約束でしょ?」

 

八幡「......驚かすなよ。無意識で襲っちまったかと......」

 

凛「からかってごめんね。キスはしたけど。」

 

八幡「......その手には乗らんぞ。」

 

凛「ううん。これはホント。私のファーストキス。」

 

八幡「いやいやいや、そんな演g「演技じゃないよ。本気。私、八幡が好き。」......マジで言ってんの?」

 

凛「こんなこと本気じゃなきゃ言えない。好きな人とじゃなきゃキスもできない。」

 

八幡「......俺h「言わなくていい。何とも思われてないってわかってるから。」......」

 

凛「覚悟してて。絶対に振り向かせて見せるから。」

 

八幡「......そら怖いな。」

 

凛「ふふっ!」

 

八幡「んんっ!でだ、まずなんでいんの?」

 

凛「電話してたら急に喋らなくなったから、心配になって来ちゃった。」

 

八幡「来ちゃったって......まあ、わかった。心配かけてすまん。」

 

凛「いいえ。」

 

八幡「次だ。なんで一緒に寝てたんだ?」

 

凛「寒そうで......でも布団の場所知らなかったから私が温めようと思って......」

 

八幡「そうか......悪かったな。」

 

凛「そうしてたら八幡のこと好きなんだって気づいて、k「よーしわかった。この話はここまでだ。」......ヘタレ。」

 

八幡「うぐっ......」

 

凛「そうだ。体調は?」

 

八幡「......だいぶいいな。少しだるいが......」

 

凛「よかった。熱計って。あと、何か食べられそう?」

 

八幡「食欲はないな......」

 

凛「ヨーグルトとかは?」

 

八幡「それくらいなら。」

 

凛「ん。持ってくるから待ってて。」

 

八幡「......おう。サンキュ。」

 

 部屋を出る凛を見送る。凛が俺を......ねぇ......

 

凛「おまたせ。桃とりんごどっちがいい?」

 

八幡「......りんご。」

 

凛「わかった。じゃあ、あーん......」

 

八幡「ちょっと待て。自分で食える。」

 

凛「ダメ。病人なんだから。言うこと聞いて。」

 

八幡「い、いや。大j「言うこと聞いて」......はい。」

 

凛「じゃ、はい。あーん......」

 

八幡「あ、あーん......」

 

凛「ふふっ♪次行くよ。」

 

 全部食べ終わるまで続きました......

 

 

 

凛「大丈夫そうだし、帰るね。」

 

八幡「色々助かったわ。そうだ、いくらだ?」

 

凛「いいよ。好きでやったことだし。」

 

八幡「そうはいかん。払わせてくれ。」

 

凛「んー、じゃあ今度なんか奢ってよ。」

 

八幡「......わかった。」

 

凛「決まりだね。ちゃんと八幡から誘ってね?」

 

八幡「......意味がわからんぞ?」

 

凛「デートで何か奢ってくれるんでしょ?」

 

八幡「違う。そう言う意味じゃない。」

 

凛「でも約束したし......」

 

八幡「うっ......わかったよ。俺の負けだ。」

 

凛「楽しみにしてる。じゃ、今度こそ帰るね。お大事に。」

 

八幡「おう。悪いな送ってやれなくて。気をつけてな。」

 

凛「アリガト。」

 

 出ていった凛のことを考える。マジだったな......勘違いなんて言える雰囲気じゃなかった。俺も......ちゃんと......考えないとな...............

 

 Zzzzzzzz............

 

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