※この作品はR-18です。

八幡奮闘記   作:ナマケモノmkⅡ

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抜けていました。すみません。


3話?

 7月夏休み初日

 両親に呼び出され久し振りに実家に向かっている。

バイトを始めて早1ヶ月と少し。特に問題もな...あったな。期末テストの数学で赤点を取り見事補習を受けた。そのせいでバイトを休むことになりちひろさんにこっぴどく説教された。

逆にいいこともあった。国語2位!ついに...ついに葉山に勝ったのだ。返却時に葉山の顔を見たら目が合ってしまい、思わずにやけてしまった。あの時の葉山の顔......フヒッ。その時血の雨(海老名さんの)が降ったのは見なかったことに...。

 

八幡「たで〜ま〜」

 

小町「あっ、お兄ちゃんおかえり。お父さんとお母さん待ってるよ」

 

八幡「おう。すぐ行く。」

 

 リビングに行くと2人に「おかえり」と迎えられる。...なんかいいもんだな。

 

母「一人暮らしはどう?」

 

八幡「特に問題ない。」

 

母「バイトは?」

 

八幡「そっちもだ。」

 

母「なら良かった。そう!武内君から連絡来たわよ!紹介してくれてありがとうって言ってたわ。」

 

八幡「ならよかったわ...」

 

小町「お兄ちゃんが素直で怖いんだけど...」

 

八幡「俺はいつだって素直だぞ。」キリッ

 

小町「あ、いつものゴミいちゃんだ。」

 

 ...お兄ちゃん泣いちゃうよ?

 

父「本題に入るが...生活は問題ないだろう。成績も落ちてるわけじゃない。小町...どうする?お父さんとしては一緒に行く以外の選択肢は無いんだが。行くよな。一緒に行くよな?」

 

小町「ごめんお父さん、本当に気持ち悪い。小町は残ってお兄ちゃんと暮らします。ごめんなさい。」

 

父「......」

 

 無言で泣くなよ親父...マジで気持ち悪いぞ。それより小町ちゃん?今のは誰の真似?あんなの真似しちゃいけませんよ?

 

小町「安心してお兄ちゃん。ただのネタだから!」

 

 しっかり心も読んでくるんですね...

 

母「わかったよ。寂しくなるけど仕方ないね。小町、しっかり支えてやるんだよ。八幡もちゃんと小町を守ること!」

 

八小「「おう(はいっ)」」

 

母「あと八幡。仕送りは今の額で間に合うかい?」

 

八幡「それは問題ない。今でも多いくらいだ。小町が来たらわからんが額の増減は連絡する。」

 

母「...あんた変わったね。」

 

八幡「そうか?」

 

母「そうだよ。今までなら増やすのはともかく減らすなんて絶対に言わなかったでしょ?」

 

八幡「まぁ...働いてみて金を稼ぐ大変さが少しは分かったからな」

 

母「そう...。さぁ引越しの準備しましょう。」

 

八幡「その前に一個いいか?」

 

母「どうしたの?」

 

八幡「あー...武内さんになんだが、プロデューサーにならないかって誘われてる。」

 

母「......ホントに?」

 

八幡「あぁ。大学行くから無理だとは言ったんだが、卒業後でもいいって言われてな。2人に聞いてみたい」

 

父「お前はどうしたいんだ?」

 

 あっ、親父戻って来てたのね?

 

八幡「まだわからん」

 

父「そうか...まだ時間はある。大学行ってる間に考えてみろ。」

 

八幡「...おう。」

 

母「さぁ、はじめましょう。」

 

 こうして小町の引越しが始まった。

 

小町「ところでお兄ちゃん。アイドルには会えた?」

 

八幡「まぁ...そりゃな。」

 

小町「えっ⁉︎誰々?」

 

八幡「流石に言えねぇよ...」

 

小町「そっかー、そうだよね。小町も会ってみたいな〜城ヶ崎美嘉ちゃんとか!」

 

 ‼︎えっ⁉︎何?小町美嘉のこと知ってんの?

 

小町「...お兄ちゃん?今の何?」

 

八幡「ひっ、今のってなんでしゅかね?」

 

小町「何年お兄ちゃんの妹やってると思ってるの?わからないとでも思ってるの?」

 

 ですよね〜...仕方ないか。変に隠そうとするとボロ出るしな。

 

八幡「あぁ、会ったよ。城ヶ崎美嘉。てか何?み...城ヶ崎の事知ってんの?」

 

小町「あったりまえじゃん!カリスマJKモデルだよ!知らないなんてありえないよ!それよりも今名前で呼ぼうとしなかった?」

 

 何で気づきますかね...

 

八幡「そっそんなk...『Prrrrr...』小町電話鳴ってるぞ」

 

小町「小町じゃないよ?」

 

八幡「あぁ、俺か。一体誰だ...」

 

 何でこのタイミングでかけてきますかねぇ...

 

小町「出ないの?」

 

八幡「.......」

 

小町「誰?小町の知ってる人?」

 

八幡「.......」

 

小町「貸して。小町がでる。」

 

八幡「いっ、いや。それはまず「いいから!」.........」

 

小町「おおおおおおおお兄ちゃんこれっ!」

 

八幡「だから言ったじゃねぇか...」

 

 あっ、切れた。

 

小町「ごめんなさい...」

 

八幡「はぁ、掛け直してくるわ...」

 

小町「うん...」

 

 Prrrrr.....

『もしもし...』

 

八幡「おう。悪いな出られなくって。横に妹がいたんだわ。」

 

『いいよ★掛け直してくれたし!』

 

八幡「で、どしたの?」

 

『そうそう!夏休み入ったじゃん?だから遊びに行きたいな〜と思って!今日か明日って空いてないかな...』

 

八幡「...今日は無理だ。妹の引越しがある。」

 

『そっか...そだよね...いきなりごめんね!また連絡するね!』

 

 そんな悲しそうにすんなよ...

 

八幡「待て待て。早とちりすんな。今日はって言っただろ。」

 

『‼︎明日ならいいの⁉︎』

 

八幡「おう。大丈夫だ。」

 

『アリガト!あっ、妹も一緒だけどいい?』

 

八幡「あっ、あぁ構わんぞ?.........なぁ、俺も妹連れてっていいか?」

 

『いいけど...何で?』

 

八幡「妹がお前のファンみたいなんだわ。さっきその話ししててな。」

 

『全然いいよ★嬉しいな♪そだっ、八幡さんて千葉だったよね?』

 

八幡「そうだが...」

 

『行ってみたい!...ダメ?』

 

八幡「‼︎...いや、大丈夫だ。考えとくわ。」

 

『やった!じゃ、また明日ね★』

 

八幡「おう。場所と時間後で連絡する。じゃぁな美嘉。」

 

 はぁ...どうしてこうなった...今は引越しだな。

 

 

 

 引越しも終わり小町と夕飯を食べている。もちろんカマクラもいるぞ?忘れないでね!食べているのだが...天使コマチエルが目に見えて落ち込んでいる。何?堕ちちゃうの?堕天使コマチエルになっちゃうの?...ありだな!ではなく。

 

八幡「あー、こm「お兄ちゃん!」おっ、おう。」

 

 ビックリするからね?いきなり大きな声出さないでね?

 

八幡「どしたの。」

 

小町「昼間はごめんなさいでした。」

 

 昼間の事気にしてたのか...可愛い奴め。

 

八幡「おう。気にすんな。俺も気にしてない。」

 

小町「ありがと。で、さっき何を言おうとしてたの?」

 

八幡「そうだった...明日暇か?知り合いが妹つれてこっちに来るんだが、お前も連れてくって言っちまったんだわ。すまんが来れるか?」

 

小町「まったくゴミいちゃんなんだから...」

 

八幡「す、すまん。無理なら構わん。相手には言っとく。」

 

小町「はぁ、今回は許すけど。次からはちゃんと確認してよね!」

 

八幡「おう。気いつけるわ。」

 

小町「と・こ・ろ・で!相手の人って女の人?」

 

八幡「そ、そうだが...」

 

小町「どんな人⁉︎可愛い?小町のお義姉ちゃんになってくれそう⁈」

 

 ふぉー!お兄ちゃんポイント高いよ!カンストだよ!と熱くなっている...

 

八幡「ちょっと小町ちゃん?少し落ち着きなさい?一軒家じゃないんだから周りに聞こえちゃうわよ?」

 

小町「あっ、ごめんごめん。」

 

八幡「まぁどんなやつかは明日紹介するから気にすんな。10時に千葉駅だからな。」

 

小町「了解であります!」

 

 どんな人かな〜楽しみだな〜とふわふわしているが...小町の将来がお兄ちゃんは心配です。...明日大丈夫か?

 

 

 

 現在時刻9時40分

 先程美嘉から駅に着いたと連絡があった。

 

美嘉「あっ!いた!」

 

 ほぼ同時に発見。妹?と思われる人物と小走りで寄って来る。おぉ...二つのお山が...眼福です。

 

小町「お兄ちゃん顔がイヤらしいよ...」

 

八幡「......しょんな事ないじょ。」

 

 噛んだ...

 

美嘉「ごめん、待った?」

 

八幡「いや、待ってないじょ?」

 

 また噛んだ。ふぇぇぇぇ...。脇をつつかれ紹介してよと小町。

 

八幡「あーと、比企谷八幡だ。でこっちは妹の小町」

 

小町「はじめまして!兄の妹の小町ですっ!高校1年です。」

 

莉嘉「ヤッホー!城ヶ崎莉嘉だよ☆小学6年生!莉嘉って呼んでね☆」

 

 ほう...こやつが噂の妹か。確かに可愛いが小町には敵わん。俺の妹は世界一ぃ!

 

小町「じょうがさき...?えっ?お兄ちゃんまさか⁉︎」

 

美嘉「言ってなかったの?城ヶ崎美嘉です!はじめまして小町ちゃん!よろしくねっ★」

 

小町「えっ...」

 

 あ、まずい。

 

小町「ええ........」

 

 小町が叫ぶ寸前に口を抑える。あっぶねぇ...

 

八幡「とりあえず落ち着け。」

 

小町「おっ落ち着けるわけないじゃん!お兄ちゃんのバカッ!ボケナスッ!八幡!」

 

八幡「ちょっと待て。八幡は悪口じゃないだろ。えっ?違うよね?」

 

美嘉「...ぷっ!ばか!ボケナス!八幡!......ぷふっ」

 

 美嘉さん笑いすぎです...小町もやっと落ち着いたか。にしても城ヶ崎妹は空気だな。

 

小町「それにしても美嘉さん綺麗ですねー。雑誌で見るよりずっと素敵です!」

 

美嘉「小町ちゃんも可愛いじゃん!八幡さんが自慢するだけはあるねっ★」

 

 美嘉さーん!と呼びながら抱きつく小町。なんだそれ。うらy...うらやまけしからん!言い直せてなかったね。私もー☆と抱きつく莉嘉...俺に。.........この子何してくれちゃってんの⁈あぁ発展途上のお山が...ではなく!

 

八幡「おっ、おまっ。何やっって!」

 

莉嘉「えーいいじゃーん。小町ねぇだってお姉ちゃんに抱きついてるしっ!」

 

美嘉「莉嘉離れなさいっ!男の人にだっ抱きつくなんて!」

 

 えーといいながらも離れる莉嘉。小町?状況を読んで離脱済みだぞ。それにしても美嘉さんお顔が真っ赤ですね。タコさんですか?

 

八幡「...こんなとこにいても邪魔になるし、そろそろ行こうぜ。」

 

小美莉「「「さんせー」」」

 

 仲良いですね。

 

 所変わって俺達はららぽへ来たのだが...

 

八幡「(くそっ失敗した。すげぇ目立ってんじゃん。)」

 

 とにかく目線が痛い。嫉妬、羨望等々...おいそこの男!しっかり彼女見てやれよ!あっ、蹴られてる。ざまぁw。

 

美嘉「視線すごいね...」

 

八幡「すまんな。俺の選択ミスだわ。どうする?場所変えるか?」

 

美嘉「大丈夫だよ!楽しいし★八幡さんは?」

 

八幡「...楽しくないこともない。」

 

美嘉「よかった★ほら、行こ?置いてかれちゃうよっ!」

 

 そう言って俺の手を握り走り出す。...手を握り?えっ⁈何?何が起きてんの?柔らかいな〜、なんかいい匂いするし。て、やばいやばい!そうだ!こんな時は戸塚を思い出せ。...くっダメだ!戸塚でも敵わんとは...やるな美嘉!

 

小町「(ふぉぉぉぉぉっ!2人とも顔真っ赤!初々しいですなぁ...これはもしかすると!美嘉さんがお義姉ちゃんか〜...たまりませんなぁ)」ジュルリ

 

莉嘉「(ビクッ‼︎)小町ねぇどーしたの?」

 

小町「何でもないよ!2人が遅れてるから少し待つのです!」

 

莉嘉「?うんっ☆」

 

 その後も散々引っ張りまわされました。途中着せ替え人形にされたりあざと会長を発見して逃げたりもしたが特に問題ない。ないったらない。材木座なんて知りません。

 そして現在駅。

 

美嘉「今日はアリガト!すっごい楽しかった★」

 

八幡「そか。ならよかったわ。」

 

美嘉「小町ちゃんもアリガトねっ★」

 

小町「いえいえ。小町も楽しかったです!お二人ともまたぜひ来てくださいね!」

 

莉嘉「いいの⁉︎お姉ちゃんまた来ようね!」

 

 抱きつく莉嘉を優しく撫でている美嘉...えぇのう...癒されるのぅ...

 

美嘉「じゃぁ...そろそろ帰るね?」

 

八幡「おう。気いつけてな。」

 

美嘉「うん!また明日。小町ちゃんもまたねっ★」

 

小町「はいっ!お二人ともお気をつけて!」

 

 小さく手を振る美嘉に「バイバーイ」と元気に手を振る莉嘉を見えなくなるまで見送る。

 

小町「ねぇお兄ちゃん?」

 

八幡「ん?どした?」

 

小町「2人とも可愛かったね...」

 

八幡「...おう。」

 

小町「美嘉さん綺麗でいい人だね...」

 

八幡「まっ、まぁ...そうだな。」

 

小町「...頑張ってね。」

 

八幡「?よくわからんが...まぁ頑張るわ。......んじゃ帰るか。」

 

小町「うん!」

 

 

 8月中旬

 今日家族全員で空港に来た。俺の運転で...許可も降りていたので地道に教習所に通い、誕生日に試験を受けた。平塚先生の助言もありMT免許を取得。それもあり親父の車(N○AH)は俺が貰うことになった。まぁ、ほとんど乗ることはないだろうが...

搭乗手続きを済ませ時間となる。いざとなると寂しいもんだな...

小町「お母さん...」

 

 小町は母ちゃんに抱きつき肩を震わせている。母ちゃんも同様に...親父は俺達に背を向けて上を...くそっ!何だこれ!

 

母「そんなに泣かないの!会えなくなるわけじゃないんだから。」

 

小町「うん...」

 

母「八幡...小町を頼んだよ。」

 

八幡「...おう。任せとけ。...その、なんだ?たまには連絡するわ...」

 

 くそっ!こっぱずかしい‼︎

 

母「ふふっ。待ってるからね。」

 

八幡「...おう。」

 

 ふわり...優しく抱かれ頭を撫でられる。不思議と恥ずかしい気持ちもなく、ただただ安らぐ。

 

母「ごめんね。今まで...あんたはあんまり構ってやれなかったから。ありがとう、ずっと小町を守ってくれて。優しい子に育ってくれて...私たちはちゃんとあんたを愛しているからね。」

 

八幡「...おう。」

 

 上擦った声でそれしか言えない。涙がとめどなく溢れる。あぁ、こんな俺でも愛してくれる人がいるんだ...それが凄く嬉しかった。抱擁が解かれ2人と向き合う。

 

母「それじゃ、行ってくるわね。」

 

親父「行ってくる。」

 

小町「行ってらっしゃい!」

 

八幡「...その、元気でな。身体には気を付けてくれ。」

 

 2人を見送る。姿が見えなくなるまで。

 

小町「行っちゃったね...」

 

八幡「あぁ。」

 

小町「お兄ちゃんがあんな風に泣くの初めてみた。」

 

八幡「...俺も初めてだからな。」

 

小町「今日はやけに素直だね。」

 

八幡「...こんな時くらいはな。」

 

小町「そんなお兄ちゃんも小町的にポイント高いよ!」

 

八幡「八幡的にもポイント高いぞ?」

 

 小町の方を向き自然と笑顔になる。......あれ?小町ちゃん?なんで固まってるのん?お兄ちゃんの笑顔がそんなにキモいの?

 

小町「.........おっ!」

 

八幡「ん?」

 

小町「お兄ちゃん!」

 

八幡「どっ、どうした?」

 

小町「ほとんど目が腐ってないよ!しかも何その笑顔!それじゃただのイケメンさんだよ!小町的にポイント低い!あれっ?高い?わかんないよ!」

 

八幡「おっ、おう...」

 

 何で俺キレられてるのん?てかほとんどってことは腐ってはいるんですね。そうですか。

 

八幡「ま、とりあえず帰るか。」

 

小町「そだね。そうだ!せっかく車で出来てるんだからどっか連れてってよ!」

 

八幡「えー...。俺帰って寝たい。」

 

小町「まったく...お兄ちゃんはイケメンさんになってもゴミいちゃん何だから...」

 

八幡「それが俺だからな」キリッ

 

小町「無駄に似合うからそのキメ顔やめてね。いいの!お兄ちゃんには小町を遊びに連れて行く義務があるのです!」

 

八幡「...へいへい。わかりましたよ。」

 

 たまにはこんなのもいいか...ホントにたまにならな...

 

 今日も比企谷家は平和です。

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