加蓮「八幡さん、この日って奏の付き添いの後は何も予定ないよね?」
八幡「あぁ、その日は予定変更だ」
加蓮「え......忙しいの?」
八幡「少しな。藍子の舞台をアインフェリアのメンバーで観に行くんだ」
加蓮「(ピクッ)ふーん......そう」
八幡「か、加蓮さん? なんか怒ってません?」
加蓮「べっつに〜......ふ〜ん......『藍子』を観に行くんだ......」
......もしかして地雷踏んだ?
八幡「い、いや、藍子を観に行くわけじゃなくてだn「藍子の舞台を観に行くって言ったじゃん!」......そうだが......」
加蓮「いつも藍子藍子って......少しは......アタシも見てよ......」
泣くなよ......
八幡「......なら、行くか? 加蓮も」
加蓮「......いいの?」
八幡「おう」
加蓮「うん!」だきっ
八幡「ちゃんと見てるからな」なでなで
加蓮「うん。ありがと......大好き」ぎゅぅ
八幡「......おう」
これは......どっちなんだろうな......
なんてことは言わん。さすがに気づくよな......
加蓮「ねぇ、八幡さん」
八幡「......なんだ?」
加蓮「......アタシも挑戦したい」
八幡「......何にだ?」
加蓮「新しいユニット」
八幡「......本気か?」
加蓮「うん。そのユニットでライブに出たい」
八幡「無理だ。時間が足りん」
加蓮「間に合わせるから!」
八幡「お前は良くても他はどうする」
加蓮「それは!......ごめん。」
八幡「......やりたいか?」
加蓮「......」コク
八幡「......待ってろ」
加蓮「え?」
......やるか、アレ。
八幡「......今全員呼んだ。」
加蓮「え? 何の話?」
加蓮に構想案と楽曲、歌詞を渡す。
加蓮「な、なにこれ......」
八幡「うちと765の差を考えててな......どちらにもない、新しい形だ。センターを立てるわけじゃない。だが、フロントの2人の圧倒的存在感。その中でバックの3人も最大限に活かす......難しいぞ。」
加蓮「......」
八幡「コンセプトは『愛』だ。笑顔じゃなく、観客に愛を届ける」
加蓮「......自分の中の愛を......届ける」
八幡「そうだ。気持ちを......全て歌にのせる」
加蓮「......」
八幡「......」
沈黙が続く。
「コンコンコン」
八幡「どうぞ」
「失礼します」
来たのは、佐久間、小日向、智絵里、李衣菜。
八幡「悪いな。急に呼んで」
李衣菜「大丈夫。このメンバーってことは.......アレ?」
八幡「おう。......確認したい。このメンバーで6月のライブに一曲仕上げられるか?」
智絵里「えっ......合同ライブまでに......ですか?」
八幡「ああ。本音を言ってくれ」
李衣菜「わたしはできると思う!」
佐久間「......はい。できます」
智絵里「わたしは......あまり自信ないです」
小日向「やりたいですけど......」
見事に半々。やっぱ無理か。
加蓮「......アタシはやりたい。挑戦したい! コレ見てから決めて!」
4人に構想案と歌詞を渡す。
加蓮「八幡さん、曲も聞かせて」
八幡「おう」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪」
次第に全員でゆっくりと歌い出す。......うん。いいな。コレならLIPPSよりも上に行ける。
八幡「......歌う時はだな......好きなヤツの事だけ考えろ。誰でもいい。1番大切な人の事だ」
加蓮「......うん」
佐久間「......はい」
智絵里「は、はい......(チラチラ)」ポッ
小日向「ふぁ......(ボフッ)」
李衣菜「......」
八幡「もう一度聞く。どうだ?」
智絵里「う、歌いたいです(チラチラ)」
小日向「わ、わたしも......」
八幡「3人も変わりないか?」
2人「うん!」
佐久間「はい。......まゆの愛......八幡さんに届けます♡」
八幡「そ、それはほどほどにしてくれ。」
加蓮「......どういう事?」
八幡「そ、それは佐久m「まゆです。」......さk「まゆです。」......まゆが勝手に言ってるだけだ。」
加蓮「ふ〜ん......藍子だけじゃないんだ......」
まゆ「まゆと八幡さんは......赤い糸で結ばれているんです......ほら......八幡さん......見えますよね?......そうですよね?」
八幡「お、俺にはさっぱり......」
まゆ「うふふっ......照れなくてもいいんですよ? まゆは全部わかってますから......」
「ぶちっ」
......今の何の音?
加蓮「......八幡」
八幡「......は? ど、どうs......」
加蓮「んむ......ちゅ......はぁん......ん......」
小日向「きゃっ......」
李衣菜「わぁ......」
智絵里「そ、そんな......」
まゆ「......」プルプル
加蓮「ぷはっ......八幡はアタシの......誰にも渡さない! 藍子にも......まゆにも!」
八幡「お、おい......」
加蓮「......アタシだけ見て」ウルウル
......なんだこいつ......こんなに可愛いかったのか......
八幡「......少し待ってくれ」
加蓮「うん。待ってる」
まゆ「......加蓮ちゃん。まゆ......負けませんから......八幡さんは......まゆの......まゆのものです......」
や、待ってね? 俺は誰のものでもないからね?
加蓮「八幡は......アタシのだから!」
加蓮まで⁉︎ 止めて! 2人を止めて!
3人「(ガタガタ)」
あ、ダメですね。
八幡「と、とりあえず落ち着け」
加蓮「うん。ごめん......」
まゆ「すみません......」
八幡「ま、まあ、時間はないが......頼んだ」
全員「はい(うん)っ!」
八幡「それと智絵里」
智絵里「は、はいっ!」
八幡「智絵里はエンディングからオープニングにシフトする。それなら負担は減るだろ?」
智絵里「は、はい。ありがとうございます!」
八幡「それと李衣菜」
李衣菜「うぇっ? な、何?」
八幡「お前にはリーダーを任せる」
李衣菜「う、嘘でしょ?」
加蓮「何でアタシじゃないの!」
まゆ「リーダーならまゆが!」
八幡「お前らは自我が強すぎだ」
加蓮「うっ......」
まゆ「......」しょぼん
八幡「この中じゃ李衣菜が適任なんだよ」
加蓮「......わかった」
まゆ「よろしくお願いします......」
八幡「スケジュールの調整はやっておく。まずはお前らでユニット名を決めろ。それと......コレはサプライズだ。言うなよ?」
5人「はい!」
八幡「おし、解散!」
さぁて......俺もいっちょ頑張りますか!
はぁ......いい天気ですね......
今日は藍子の舞台を観に行く日だ。参加者は藍子を除くアインフェリアのメンバーと加蓮。
と、まゆ。
最近まゆがマジで怖い。なんかだんだんと......ストーカーっぽくなってきている。なぜか俺の行くところに絶対にいる。......怖えよ。
ま、俺は舞台を楽しもう。4人にはできれば観に来た理由に気づいて欲しいが......
会場まではみんなでお散歩。右手はありすとつなぎ、左手は加蓮に抱きつかれ......背中にはまゆがまとわりつき......
周囲の男からは射殺すような視線を浴びる。
勘弁してくれ......
会場に着き指定された席に座る......
待て。
八幡「ちょっと加蓮ちゃん? 座るところ間違ってるからね?」
加蓮「え? 何のこと?」
八幡「いや、椅子に座れよ。何で俺に乗ってんだよ」
加蓮「嬉しいでしょ?」
八幡「いや、そう言う問題じゃないよね? 舞台見えないからね? あと周りの視線考えようね?」
加蓮「はぁい」
ふぅ......やっと普通に座ってくれた......
まゆ「八幡さんの隣が......」
ちなみに俺の右はありすが陣取っている。コレは頼んだことだ。加蓮とまゆに挟まれたら舞台どころじゃなくなる......
今回は藍子と日野を中心に観ていこう。前は未央に集中してたしな......
はじまった......
......うむ。やはり名作だ。何度観てもいい。それにしても......藍子は本当に表情豊かだ。それを曲にも出せばもっとよくなるんだが......
八幡「んじゃ、楽屋にいく......のは後にするか」
全員ボロ泣き状態。すぐには無理ですね。はい。
加蓮「なんで八幡は平気なの!......ズッ......」
八幡「俺2回目だし......原作も読んでたしな......」
加蓮「......ずるい。アタシばっかり泣顔見られてる......」
八幡「俺の泣顔なんか見てもしょうがねえだろ......それに、加蓮の泣き顔も可愛いぞ」
加蓮「っ!!......バカ......」
ありす「お兄さん、連れて来てくれて......ズズッ......ありがとうございます」
八幡「おう。どうだった?」
ありす「......とてもよかったです。あと......突然来た理由がわかりました」
八幡「......そうか。ならよかった」なでなで
ありす「〜〜♪」
八幡「......そろそろ落ち着いたか?」
全員「はい(うん)っ!」
八幡「んじゃ、楽屋に挨拶行くか」
全員「おー!」
スタッフさんに挨拶して楽屋まで案内してもらう。前も思ったが新鮮だな......
八幡「うーす。おつかれさん」
未央「あ! 来てくれたんだ!」
八幡「おう。みんなもいるぞ」
全員「お疲れ様でした!」
未央「うぅ......嬉しいよ......」
藍子「八幡さん!」にぎっ
八幡「藍子もおつかれさん。よかったぞ。」
藍子「八幡さんにそう言ってもらえるのが1番嬉しいです......」スリスリ
未央「あ、あーちゃん? 何をしてるのかな?」
藍子「え? 特に何も......」
未央「ハッチーの手!」
藍子「何かおかしい?」
未央「おぉぅ......少しの間にこんな......」
加蓮「......藍子、今は譲る」ムスー
藍子「加蓮ちゃんの許可は必要ないよね?」ニコニコ
加蓮「......」
藍子「......」
と、止めて! 誰か止めて!
日野「比企谷さんお疲れ様です! 来てくれてありがとうございます!」
救世主はお前か!
八幡「おつかれさん。日野も前見たときよりよかったな」
日野「そうですか! ありがとうございます! 頑張ってきた甲斐がありますね!」
八幡「新ユニットもあって......大変だよな。すまん」
日野「いいえ! 毎日充実してます」
八幡「そうか。ならよかった」なでなで
日野「おぉっ! コレが噂のなでなで......ですか......こ、コレはなかなか......」とろ〜ん
未央「は、ハッチーストップ!」
八幡「ん?」
日野「はっ! 一体なにが......」
加蓮「......」じー
藍子「......」じー
未央「あちゃ〜......」
八幡「......そうだ。美波、差し入れを......」
美波「このタイミングで⁉︎」
夕美「無理矢理だなぁ......」
美波「もう......はい、未央ちゃん。みんなでどうぞ」
未央「ありがとう! ミナミン! こ、コレは......」
美波「実は私も中身は知らないの......」
未央「ご......」
美波「ご?」
未央「ゴージャスセレブプリン⁉︎」
全員「えっ⁉︎」
おぉぅ......すげえ反応だな......
未央「ミナミンこれ......」
美波「八幡君!」
八幡「ああ、朝一で駄犬に並ばせた」
夕美「駄犬?」
八幡「高町だ」
夕美「ついに犬扱い......」
八幡「駄をつけろ駄を。犬に失礼だろ」
夕美「そこまで⁉︎」
ありす「......」じー
八幡「まあ、他の共演者さんと食ってくれ」
ありす「お兄さん......」クイクイ
八幡「......未央、ありすに一個やってくれ」
未央「う、うん」
ありす「ありがとうございます!」パァ
5人「......」じー
5人の視線がありすの手......もといプリンに集中してる......
ありす「い、いただきます」
5人「......(ゴクリ)」じー
ありす「......パク......んん〜♪」
5人「あぁっ!」
ありす「とってもおいしいですっ♪」
加蓮「八幡! アタシの分は!」
八幡「......ない」
加蓮「そんなぁ......」
八幡「帰りにポテト買ってやるから」
加蓮「......うん」
藍子「わ、私もいただいていいですか?」
未央「私も!」
八幡「おう。日野もな。それとみんなにも配ってこい」
日野「ありがとうございます! いただきます!」じゅる
藍子と日野にプリンを渡して未央は駆け回る。......急がんでもプリンは逃げねえよ。
ありす「文香さん、どうぞ」
文香「......よろしいのですか?」
ありす「はい!」
文香「......では......はむ............おいしいですね......」キラキラ
ふ、文香さんの笑顔が眩しい! 浄化されるぅ!
ありす「皆さんも」
4人「ありがとう! ありすちゃん!」
みんなで回し食べ。幸せそうですね。
すると......監督さんが挨拶に来てくれた。あなたも嬉しそうですね。すげえなプリン......
藍子「八幡さん」
八幡「ん?」
藍子「はい、あ〜ん♪」
八幡「......は?」
藍子「あ〜〜ん♪」
ま、周りから視線が......スタッフさんたち!そんな期待のこもった目で見ないで!
藍子「あ〜ん♪」ニコニコ
さ、さからえん......
八幡「あ、あーん......うん。うまい」
「きゃーーー!」「藍子ちゃんやるなー!」
加蓮「......ふんっ!」ゲシゲシ
まゆ「......」ギュー
この後加蓮に蹴られ続け、まゆにつねられ続けた。
解せん。
舞台を観に行った後、アインフェリアのパフォーマンスは劇的に変わった。ダンスにも歌声にも幅が広がり、ほぼパーフェクトと言った状態。もちろん聖さんにもお墨付きをもらえた。よって後は最終調整のみ。
んじゃ、聖さんには次に行ってもらいますか......
八幡「聖さん、少しお話しがあります」
聖「嫌な予感しかしないな......」
八幡「前に話したユニットの件ですが......」
聖「ライブ後にデビューさせる予定のユニットか?」
八幡「......予定変更です。アレもライブにぶつけます」
聖「無茶苦茶だ......彼女たちは?」
八幡「やる気ですよ」
聖「......わかった。間に合わせる」
八幡「ありがとうございます」
これで今は問題ない。次は麗さんだな。
そうか......今日は合同練習日だったか......
おぉ......765さんのみんながついていけてる......大したもんだな......
指導中の麗さんと目が合い、少し時間をくれとジェスチャーで伝える。「(コクリ)」
麗「よし! 一旦休憩!」
ぐで〜んとなるみんな。少し休んでくださいな。
八幡「智絵里、唯! 話がある、来てくれ」
麗「比企谷、何の話だ?」
八幡「編成の変更です。唯、お前には765の曲をやってもらう。智絵里と交代だ」
唯「え? 何でいきなり?」
八幡「事情があってな。それにあのメンバーの中でお前のダンスはピカイチだ。それに期待したい」
唯「うん! 八幡ちゃんに言われたら断れないよ!」
八幡「よろしくな」
唯「うん! まっかせて〜!」
八幡「頼んだ。んじゃ、唯は休憩に戻ってくれ」
唯「は〜い♪」
麗「......どう言う事だ?」
八幡「......新ユニットを立ち上げます」
麗「無茶苦茶だ......」
八幡「聖さんにも同じ事言われましたよ」
麗「そのユニットに緒方が入っている。だから慣れていて負担の少ない曲にシフトか」
八幡「はい。急ですみません」
麗「......緒方は大丈夫か?」
智絵里「はい! やってみたいんです!」
麗「わかった。だが、こちらも手を抜くなよ?」
智絵里「はい! よろしくお願いします!」
八幡「んじゃ、智絵里も戻ってくれ」
智絵里「はい! 失礼します!」
麗「......かなり厳しいぞ」
八幡「わかってます。本来ならライブ後にデビューさせるつもりだったんですよ」
麗「ならなぜ......」
八幡「本人たちの希望です。......コレ見てください」
麗「......まったく......難易度は既存曲の比じゃないぞ......」
八幡「見せて諦めさせようとしたんすけど......」
麗「逆に火がついたか?」
八幡「ええ」
麗「当然だ。コレを見て燃えなかったら失格だよ。......比企谷、音源と譜を準備してくれ」
八幡「あります」すっ
麗「さすがだな」
八幡「いいんすか?」
麗「......私も見てみたい」
八幡「お願いします」
麗「聖には歌を、ダンスは私が担当する」
八幡「ありがとうございます」
麗さんの引き込みにも成功した......
さて、レッスンの見学でもしますかね。
踊り続けるアイドルたち。ホントすげえ運動量......
ん?萩原さん......顔色が悪いな......しかもやけに辛そうだ。......止めるか。
八幡「すまん。一旦止めてくれ」
麗「なんだ?」
八幡「......萩原さん、ちょっと来てくれ」
萩原「は、はい......」
八幡「止めてすんません。どうぞ」
唯「あっ! なるほどね〜!」
八幡「......」
萩原「あ、あの......」
おでこに手を当てる。
萩原「ひゃっ......」
......異常な熱さだ。
八幡「座って待ってろ」
萩原「ヒッ! はい......」
無理しやがって......倒れたらどうすんだよ!とりあえず少し休ませてから医務室だな。冷やピタは〜......あったあった。
八幡「萩原さん、寝転がれ」
萩原「え? えええっ?」
八幡「早くしろ」
萩原「ヒッ! はいぃ!」
......このままじゃ辛いか。恥ずかしいが......
八幡「頭上げてくれ」
萩原「......こう......ですか?」
八幡「おう。んしょ......下ろしていいぞ」
萩原「はい......えええ⁉︎」
八幡「じっとしてろ」
おでこにペタリ。
萩原「ひゃぅっ!」
なんだそれ......かわいいな......
八幡「体調悪いなら無理すんなよ」なでなで
萩原「えっ......はぅ......気づいてたんですか?」
八幡「顔色悪いじゃねえか。ハードなレッスンなのに汗も少ねえし。明らかにおかしいだろ」なでなで
萩原「......すみません」
八幡「倒れてからじゃ遅いからな」
萩原「......はい。ありがとう......ございます」
八幡「目閉じてろ。寝ていいから」
萩原「......はい」
......そういや萩原さんて男苦手だったよな?......ヤバイ?
萩原「......すー......」
......大丈夫そうですね。
安眠ですね。......寝顔めっちゃ可愛いな。うむ765プロの天使に任命しよう。
秋月「すみません! 遅くなりました!」
八幡「あ、ども。お疲れっす」
秋月「ヒィッ! って......比企谷君か......脅かさない......で......よ?」
八幡「あ、あそこにある大きめのタオル取ってくれ」
秋月「う、うん」
八幡「サンキュー」パサッ
萩原「んん......」
秋月「......ねえ、どう言う事?」
八幡「体調不良だな。多分熱中症だろ」なでなで
秋月「えっ......大丈夫なの!」
八幡「おう。倒れる前に休ませた」なでなで
秋月「ほっ......よかった〜」
八幡「ちゃんと指導しろよ。止めなきゃ倒れてたぞ」なでなで
秋月「うっ......面目無い」
八幡「頼むぞ先輩」なでなで
秋月「うぐっ......気をつけさせます。でも......雪歩が......ねえ?」ニヤニヤ
八幡「なんだよ......」なでなで
秋月「膝枕に頭なでなでですかぁ......」
八幡「いつのまに......」
撫でるのをやめる。
萩原「......うぅ......うぅぅ......」
なでなで。
萩原「......ふぁ......」にへ〜
秋月「......ねえ、なんで?」
八幡「......知らん」なでなで
秋月「......幸せそうな顔しちゃって」
八幡「......もしかして起きるまでこのまま?」
秋月「よろしく〜♪」
八幡「よし、起こそう」
秋月「待った!」
八幡「なんだよ......」
秋月「......起こす前に写真撮らせて!」
八幡「天使の寝顔を......」
秋月「ええ、そうよ!」
八幡「......俺にもくれ」
秋月「......あとで送るわ」
八幡「頼んだ」
秋月「ふふ〜ん♪」パシャリ
八幡「......どうだ?」
秋月「......」プルプル
震えながら画面を見せてくる。
八幡「......ゴフッ......コレは......ヤバイな」
秋月「......ええ。ありがとう、比企谷君」
八幡「ああ」
亜美「にいちゃんたち......」
真美「何やってんの?」
......いつのまにか休憩に入っていたようだ。天使の寝顔に見惚れて気づかなかったぜ......
八幡「い、いや、なんでもない」
秋月「そうよ。なんでもないわ......」
真「八幡さん! 雪歩は?」
八幡「多分熱中症だ。熱も引いてきたし起きれば元気になってるだろ」なでなで
萩原「......♪」
真「雪歩可愛い......」
だよな!
智絵里「八幡さんのなでなで......いいなぁ......」
亜美「にいちゃんにいちゃん!」
八幡「ん? どした?」
亜美「亜美もなでて!」
真美「真美も!」
八幡「あ? ヤダよ」
亜美「え〜!」
真美「なんで!」
八幡「めんどい」
水瀬「本当にめんどくさそうに言うわね......」
八幡「そうだな......水瀬のデコをペシらせてくれたら考える」
水瀬「なっ! あんたね!」
亜美「どうぞどうぞ......」
真美「つまらないデコですが......」
如月「ぷふっ......」プルプル
水瀬「ちょっと! 離しなさいよ!」
星井「美希もペシるの〜!」
唯「ゆいもやる〜♪」
水瀬「あんたたちまで⁉︎」
八幡「よし......遠慮なく......」
水瀬「ちょっと......ちょっとぉ!」
八幡「......なんてな。冗談だ」なでなで
水瀬「あっ......ふぁ......」
星井「デコちゃん気持ち良さそうなの〜......」じー
唯「ホントだね〜......」じー
コイツら......いろいろ似てんな。言動とか......お山様とか......
星井「ねーねー! 美希もなでなでしてなの〜!」
唯「ゆいも〜! ね、いいでしょ!」
八幡「......後でな」
萩原「んう......あれ......私......」
八幡「おう、体調はどうだ?」なでなで
萩原「はぅ......もう、大丈夫ですぅ......」
八幡「ならよかった」ニコ
萩原「はわっ! あ、ありがとうございます......」ポッ
八幡「起きられるか?」
萩原「は、はい......」
八幡「ゆっくりな」
萩原「......だ、大丈夫です」
八幡「よし。......んじゃ、次は立ってみるか」
萩原「は、はい......」
八幡「......ほれ」
萩原の向かって手を差し出す。俺の顔と手を交互に見てるが......何か変?
萩原「し、失礼します」
おずおずと手を握ってくる。......指細っ!
八幡「一気に立つなよ?」
萩原「はい......大丈夫で......」フラッ
八幡「おっと......セーフだな。まだ休んでろ」
萩原「はい......」
亜美「にいちゃんホントに王子みたいだな......」
真美「うんうん」
八幡「こんな目つきの悪い王子がいてたまるか......」
響「そうか? 言うほど悪くないぞ?」
メガネを外し......
八幡「コレでもか?」
11人「ヒィッ!」
響「わ......悪く......ない......ぞ?」
八幡「ちゃんと俺の目を見て言ってもらおうか?」
響「......ごめんなさい」
真「......カッコいい......」ポッ
唯「あーあ。コレはもうダメだね〜」
美波「まったく......すぐこれなんだから......」
みく「また1人はっちゃんの毒牙に......」
八幡「あ? みくいたの?」
みく「にゃっ⁉︎ 最初からいたにゃ!」
八幡「すまんすまん。耳しか見えなかったわ」
みく「逆に怖いにゃ!」
八幡「萩原大丈夫か?」
萩原「は、はい......」
みく「無視⁉︎」
如月「ぷっ......」
みく「しかも笑われたにゃ!」
八幡「うるさいぞみくポン」
みく「みくは猫ちゃんにゃ! たぬきじゃない「ぽん」にゃっ⁉︎ 唯チャン⁉︎」
唯「みくポンだぽ〜ん♪」
如月「ぷっ......ぷふっ!」
みく「千早チャンも笑いすぎにゃ!」
秋月「すごいイジリね......」
みく「好きでいじられてるw「いつまで遊んでる!」おぉぅ......」
麗「前川......お前か......」
みく「違うにゃ! 全部はっちゃn「口答えとはいい度胸だな」......」
八幡「まあまあ、好きにしていいんで許してやってください」
麗「仕方ない。今回だけだ」
秋月「ゆ、許されてないような......」
八幡「......気のせいです」
みく「......」
八幡「ほれ、もうちょい頑張ってこい」
全員「はい!」
レッスン終了後......一体の猫の屍が出来上がった......
八幡「んじゃ、気いつけて帰れよー」
秋月「比企谷君、今日は本当にありがとう」
八幡「何のことだ?」
秋月「雪歩の事よ」
八幡「あぁ。気にしないでいい」
萩原「それでも!......ありがとうございます!」
八幡「ま、無理はすんなよ。身体が資本だからな」
萩原「はいっ! あの......」
八幡「ん? どした?」
萩原「......私も......お名前で呼んでも......いいですか?」
八幡「お、おう。かまわん」
萩原「ありがとうございます! それで......その......」モジモジ
八幡「......またな。雪歩」
雪歩「っ!! はいっ! 八幡さん!」
亜美真美「にいちゃんじゃあなー!」
八幡「転ぶなよー」
765さんまた明日......
ライブまであと1ヶ月......
間に合うかな......