※この作品はR-18です。

シルクロードオンライン¬(differentiam)   作:hachu

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強制百合 ✛超能力者の恋愛事情④✛

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 

 

無事に契約を交わし、美鈴という奴隷の主人になった呂晶は、

奴隷の美鈴に大きく口を開けさせ、なるべく汚いキスをしながら、

執拗に搾乳するように、美鈴の胸を絞っている。

 

『声を出すな』と厳命したにも関わらず、美鈴に問いかける。

 

 

 

 

「ねぇ、この胸さぁ……どうして、こんなに腫らしてんの……?」

 

 

 

 

手を休めずに話し掛け、”ある事” を邪魔している。

 

 

 

 

『……。』

 

 

 

 

美鈴は目と口をキツく閉じ、意識を閉ざそうとする。

 

 

 

 

「おい」

 

 

『……っ! わっ、わかりませ、あんっ……!』

 

 

 

 

そうしないと声が出てしまう。

力を入れていないと、意思と無関係に横隔膜が痙攣する。

 

声を出してしまうのが許せない為、出さないように健気な努力をしている。

呂晶はそれを邪魔している。

 

 

 

 

「ほーら、絞りしましょうねぇ……この、“生理前で” 腫れたお胸が、“乳絞りしてくれなきゃダメェ~ん” って言ってるもんね……だろ?」

 

 

 

 

目を見開いて、美鈴の顔を覗き込む。

脅しだ。

 

 

 

 

『……は……い』

 

 

 

 

普段より大きく張り、服がこすれても感じるほど敏感になっていた。

誰にも言わないような恥ずかしい事実が、この女には見透かされてしまう。

男なら判らなかった事なのに――――

 

胸を揉まれる程度、女同士なら日常茶飯事だ。

でも、今は気持ち悪くて吐きそうだ。

 

 

 

 

「ほーらほーら、ぎゅーっ……ぎゅーっ……あは、ウケる」

 

 

『うっ……!』

 

 

 

 

悔しい――――

自分の大切な部分を玩具にされて、笑われている。

 

 

 

 

「ここが、くすぐったいんだよねぇ~? ほらほら……」

 

 

 

 

花雪のような絶世の美人のそれに比べれば、

自分の物には価値が無いなんて判ってる。

それでも自分にとっては、どんな宝石より大切な物なのに。

 

 

 

 

「おい、いっちょ前に “ピクついて” んじゃねーよ」

 

 

 

 

勝手にそれを使っておきながら、笑って馬鹿にしている。

 

 

 

 

(この女っ……! 殺してやりたいっ……!)

 

 

『……んっ!?』

 

 

 

 

急にくすぐったい、思わず体が反応してしまう部分を、

指先が深く押し込んだ。

 

 

 

 

『……んっ……んん……っ!?』

 

 

 

 

口を抑える。気持ち悪いのに声が出た。

気持ち悪いから出たんだ。

 

 

 

 

『ふっ……うっ……んん……っ!!』

 

 

 

 

胸を絞った状態から、

今まで触らなかった突起を、爪先で一瞬だけ弾かれる。

 

 

 

 

『……ッ!? ……んんっ!? ふっ、んっ……っ!?』

 

 

 

 

急な突起への責めに意表を突かれ、声を我慢する準備が出来ていなかった。

恥を捨てて口を抑えなければ漏れ出てしまう。

 

 

 

 

(私の、ここ……なんで……なんでこんなに……立って……)

 

 

 

 

ズルイ――――

 

そんな風に触れば、その気がなくても、女なら誰でも声が出てしまう。

指を喉に突っ込まれれば、絶対に嘔吐(えず)いてしまうのと同じだ。

 

 

 

 

『ひあんっ……! う、ああ……』

 

 

 

 

耳を舐められる。

ねちっこく、渦に吸い込まれるように穴の中に舌が侵入してくる。

唾に濡れる嫌悪感で頭が空っぽになる。

 

もう片方の穴は小指を奥まで突っ込まれて、

耳穴に唾液が流れ込む音しか聞こえない。

 

 

 

 

(そっか、これ……この人……そうなんだ……)

 

 

 

 

“女だから全て判っている”

どころか、自分の知らない事まで知っている。

 

自分より性経験がずっとずっと多い。

 

耳穴は脳に繋がる器官。

そこを刺激されると感触と大音量で思考が遮断される。

 

必死に保とうとする思考が、音が鳴る度に振り出しに戻されてしまう。

音が鳴る一瞬、一瞬、知能が動物まで退化する。

 

“気持ちだけは屈しまい” とする、

その気持すらも忘れさせる――――悪魔の囁き

 

 

その間にも主人の指先は、太腿の内を下から上に、

少しづつなぞり上げている。

 

感触だけは感じている――――

でも、それが ”どこに向かっているか” 考えられない。

知能が動物と同じになっているから。

 

心地良い感触が、耳と、下の方から上がってくる事しか判らない。

粘着音がして、心地良い感触。

粘着音がして、さっきより少し上で、心地良い感触。

 

その繰り返し。

 

でも、次の粘着音の後に『一番欲しかった場所』にそれが来る。

 

 

 

 

『……――――っ?』

 

 

 

 

そう思った時、動物だった知能が人間に戻った。

耳から、舌が離れてしまった。

 

だから、それがすぐに判って、

泣きたい絶望が込み上げる。

 

 

 

 

(嘘だ……嘘だ……嫌だ、嫌だよぅ……)

 

 

 

 

絶対に苦しかった、絶対に気持ち悪かった――――

なのに、触らなくても判るほど、少しでも動けば卑猥な音を立てるほど、

股間が粘液を溢れさせている。

 

絶望に染まる脳に、舌の代わりに別の物が侵入してくる。

 

 

 

 

「好きよ」

 

 

『――――!?』

 

 

 

 

驚いて目を開ける。

意味が判らないけど、でも、こうしているという事は、

おそらく、そうなのだろうけど――――

 

 

 

 

「な訳ねーだろ、バーカ」

 

 

『……――――ッ!?』

 

 

 

 

一気に怒りが込み上げる。

色々と不満過ぎて、不満の言葉すら思い浮かばない。

目だけでなく口も開いてしまう程の、呆れた言葉。

 

背後の女を睨みつけようと首を振ったのに、

その顔が、勝手にひしゃげてしまった。

 

こんな顔を相手に見せる為に、振り向いた訳じゃない。

これは只の生理現象。

 

股がグショグショに濡れた時に触られたら、

女はこんな風に、情けなくて縋るような顔をしてしまうのだから。

 

 

 

 

『ふっ……ああぁん……っ!!』

 

 

 

 

だからこの顔を、この女に見て欲しかった訳じゃない。

 

 

 

 

(誤解だ……誤解なの! これじゃあ……これじゃあ……)

 

 

 

 

縋るような顔を自分から見せた。

自分から、”もっとして欲しい” と縋ったのと同じだ。

 

 

 

 

「可愛い声……ほら、舌出して……キスしてあげる」

 

 

 

 

声なんて、出した記憶が無い。

自分の愛液の沼に指を突っ込まれた、粘着音しか聞こえなかった。

 

違う、思い出した――――声を出していた

 

耳穴を犯されていた時から、下から上に上がってくる感触に合わせて、

その時から、動物のようにだらしない声を漏らしていた。

耳穴を犯されていたから判らなかった。

 

この女は胸だけでなく、体の隅々まで教え込むつもりだ。

喉にに指を突っ込めば嘔吐くように、くすぐられたら身を捩(よじ)るように、

意思と無関係に感じ、反応してしまう、女の体の不自由さを。

 

 

 

 

“ヌルリ、ピチャリ”

 

 

 

 

蛇が口内を這い回るように、唇と舌とを蹂躙していく。

気持ち悪い物が這い回る、その嫌悪感のせいで、

次第に顔と体の筋肉が弛緩して、ボーっとしてくる。

 

だからこの女の言う事に、従順に従ってしまう。

 

 

 

 

「ほら、横になんな……暖っため合お?」

 

 

 

 

手と手を正面から繋がれ、体の全部が密着する。

 

絶対におかしい、許されない――――

今しているこの格好、この手の繋ぎ方は、

”お互い” そうしたい相手だけがする、『愛し合う二人』がする格好だ。

他人を強姦するような外道は、こんな格好をしてはいけない。

 

こんなに優しく密着する格好なんて

――――好きな人ともした事がなかったのに

 

 

 

 

(外道の癖に……外道の癖に……人でなし(・・・・)の癖にっ!!)

 

 

 

 

陶器のように滑る熱い肌。

左腹部に傷がある意外は、幼女のような体。

 

さっき掬い取られたぬめりを、前と前とで繋いだ手に擦り付けられる。

口内だけでは足りないとばかりに、

美鈴のぬめりで、美鈴の指の間を愛撫してくる。

 

 

本当に、本当に、本当に気持ち悪い

 

――――憎い

 

憎くて気持ち悪くて、

もう、目を開けていられない。

 

 

 

 

(何が ”暖ため合おう” だ……! 私は、私はそれで良かったのに……こんな事をして、ほんの少しだけ触って、指を離して、私を、切ない気持ちにさせて……っ!!)

 

 

 

 

欲求不満など感じていなかったのに、

自分で太腿を擦りつけても届かない深い所に、

たまらない切なさを植え付けられてしまった。

 

何でも良いから、刺激が欲しい――――

 

耐えきれないもどかしさから、口内に入ったそれに吸い付いて、

握ってくるそれを握り返し、自分でも気付かぬ間に、

相手の足に股間を擦り付けてしまう。

 

 

 

 

( ”気持ち良い” って、どんな気持ちだったっけ……”気持ち悪い” のと、あんまり変わらないのかなぁ……)

 

 

 

 

 

 

◆

 

 

 

 

 

 

美鈴は何度も何度も、

大刀の柄、その辺りにあった屈辱的な物を突っ込まれ、

望まぬ絶頂を強いられた。

 

声が出てしまいそうになると口を塞がれ、

いつしかそれに安心して声を我慢する事も怠けている。

 

 

 

 

『あぁっ、はあぁん……』

 

 

 

 

完全に弛緩し切って、

嬌声を上げそうになっては塞がれるだけの人形に成り下がった。

考えるのはとうの昔に面倒になり、意識も朦朧としている。

 

 

 

 

『あん、あん、はっ、あぁ……――――ッ!?』

 

 

 

 

休まず続いていた刺激が無くなっていた事に気付き、

急いで口を抑える。

 

 

 

 

「くっくっく、気付くの遅すぎ……」

 

 

 

 

嘲笑されている。

『言い訳の出来ない粗相』を犯してしまったことを。

 

 

 

 

(恥をかかされた……! 一生忘れられないような、恥をかかされたっ! もう嫌だ……!!)

 

 

 

 

責めながら少しづつ口の拘束を緩められ、

気付けば吐息が全て声になっていた。

快感をおねだりする為の、嬌声を上げてしまったのだ。

 

 

 

 

「あはは、判ってるよね? アンタ今、自(・)分(・)で(・)腰(・)振(・)っ(・)て(・)た(・)よ(・)? アンアン言って、必死で自分ん中に急須突っ込んでたぞ」

 

 

 

 

嘲笑している時でも、胸を焦らすような愛撫は継続する。

これさえしていればお前は発情しっぱなしなんだろう、と言わんばかりに。

 

 

 

 

「最低ぇ~……うわっ、ベットベト……次飲む人カワイソぉ~ん、宿の人に謝りなぁ?」

 

 

 

 

わざわざ大袈裟な口調で羞恥を煽る。

 

 

 

 

(最低なのは……お前だ……っ!)

 

 

 

 

拷問のような責め苦。

それを続けていたら受け側が朦朧として少し飽きてきた為に、

暇潰しで『心に一生残る傷』を付けて楽しんだ。

 

 

 

 

「雌豚が急須をダメにしちまったから、次はコイツだ……アタシの唾液がたっぷり染み込んでる……嬉しいだろ?」

 

 

 

 

リュックから太めのキセルを取り出し、

これから中に入れる物を目の前でよく見せる。

料理人が丸焼きにする兎を客の前で披露するように。

 

月明かりに照らし、噛んだ後や焦げた跡、

その細部まで記憶に残るように。

 

呂晶はそのキセルの口先で、美鈴のアバラを撫でながら命令する。

 

 

 

 

「ほーら……入れて欲しかったら “私は女相手に腰を振ってしまう変態レズビアンです” だ……言え」

 

 

 

 

美鈴が眉間に皺を寄せると、何度も零れた涙がまた一筋溢れる。

 

 

 

 

『いや……です……っ!』

 

 

 

 

もうこれ以上、絶対に言いなりにはならない。

あんな恥をかかせた女に、何があっても反抗してやる。

 

でなければこの後、一生、

この恥を抱えて生き続けなければならない。

愛する者と性行為をする度に、今日の忌まわしい記憶が蘇ってしまう。

 

 

 

 

「あぁ? 判った、殺されてぇんだな」

 

 

 

 

乳首を引き千切りそうな程、抓る。

比喩では無い、本当に引き千切るつもりだ。

 

 

 

 

『い゛ぃ……っ! あぎゃ……いっ! 言い゛ま゛ずっ……言い゛ま゛ずっ! わっ、わだ、し……はぁっ、はぁ…っ!』

 

 

 

 

強固な意思がものの一捻りで崩れた。

生死を賭けた行商に参加して、

死ぬ覚悟とはいかぬまでも、怪我する位の覚悟はしていたのに。

 

自分はこんなにも弱くて卑しい人間だったなんて。

 

 

 

 

(しょうがないよ……だって、痛いんだもん……こんなに痛かったら誰だって……無理だよ……)

 

 

 

 

蠢く虫を自ら口に招き入れるような――――

頭がおかしくなりそうな嫌悪感。

 

体の拒否反応を必死で抑え込み、

吐き出すように、言ってはならない台詞を口にする。

 

 

 

 

『わたし、は……ああっん、あ……』

 

 

 

 

口にし出すと途端に優しく、

触れるか触れないのタッチで、胸の下からアバラの辺りに、

キセルを下へ下へ這わせてくる。

素直に従うと、おかしい位に優しくしてくれる。

 

神経の上を通ると体が痙攣して跳ねるのに、

触れるか触れないかの位置を保ち続けるから、

痙攣が止まらない。

 

言おうとする言葉が上手く声に出来ない。

キセル一本で、自分の身体を自由にされている。

 

 

 

 

「アソコに届く前に言いな」

 

 

『おん、ひうっ……なに、あっ、腰、を……振る、うぅ……っ』

 

 

 

 

体が跳ねた時、絶望的な物が視界に映った。

 

 

 

 

(矢傷……あんなに、深く……)

 

 

 

 

憎くて仕方の無い女の下腹部にある、深い傷。

 

 

 

 

(嘘だ……乳首を拗じられただけで、あんなに痛いのに……この女が、この女がオカシイんだ……!)

 

 

 

 

痛かったに決っている。

それでもこの女は自分と違い、自分の意思を貫き通した。

 

強く、誇り高く。

 

それに比べて自分はどうしようもなく、

弱くて卑しい――――

 

 

 

 

『へ、変態……んんっ、ひっ……ひぐっ……』

 

 

 

 

嬌声か、嗚咽か、判らない。

泣きながら感じさせられて、体を玩具のように痙攣させる。

恥辱で、辛くて、辛くて仕方がない。

 

痛い事を避け、気持ちの良い方に流れてしまう体が許せない。

 

 

 

 

『レズ……う、あっ……レ、レズビアンです、あぁんっ!』

 

 

 

 

内股まで降りたキセルが急に上がってきたので最後は一息で言い切る。

なんとか、秘部に届く前に間に合った。

 

同時にそこから、泥水に勢い良く足を突っ込んだような、

大きくて粘着質な音が響く。

 

 

 

 

(どうして…?すごく…すごいのっ!)

 

 

 

 

恥辱の極みのような台詞を言ってしまった瞬間訪れた、焼けるような羞恥心。

そのタイミングに合わせたようにもたらされた、決して感じてはいけない、

仰け反るような鋭い刺激。

 

堪らない、ただそれを突っ込むより、

何倍も何倍も気持ち良い。

 

 

 

 

(こっちの方が良いよ……痛いの嫌、こっちの方が、全然……ぜんぜん気持ち良いの……)

 

 

 

 

口で吸う為のキセルを、変態のように股間に突っ込んでもらう方が良い。

あんなに沢山出たのに、あんな事を言わされたのに、

また沢山沢山、溢れてきてる。

 

これでもっと、もっとキセルで気持ち良くなれる。

 

 

 

 

「うっわ……グッチョグチョだよぉ~? ねぇ、レズビアンの変態さぁん……どうしてなの? スルーって、吸い込まれるみたいに入っちゃったよ――――おい、よがってないで答えろ」

 

 

『きっ…うぅんっ!! きも、ち、良ぃ……っ、です……んっ、んんっ!』

 

 

 

 

嫌いな女の唾液が染み込んだそれを、中に入れては出してを繰り返される。

身体の中の、奥の奥までそれを染み込まされる。

 

朦朧としていた意識がハッキリ戻ってしまった。

意識がハッキリした状態で、体と心が認めてしまった。

 

せっかく手が自由になったのに、口を抑えてもらえないから、

自分で口を抑えなければならない。

 

 

 

 

「何? 聞こえない、今、すっごく強く掻き回してんだけど? これが良い訳ないよね? 馬鹿になってんじゃない? ほら、痛い? 弱くする?」

 

 

『きっ、もち、いぃ…んんっ! す、すごく、イイ、もっ……もっと……』

 

 

 

 

仕方が無い。気持ち良いことは気持ち良いのだから。

痛いのは気持ち良くないから。

 

あと少しで、大きな波が来るのだから。

屈辱にも気付かない位、何も考えられない位、只々これが欲しい。

あとほんの少し、ほんの少しだから。

 

 

 

 

「もっと大きい声で言え、止めるぞ?」

 

 

『遊っ、しゃん……さん、にぃ……っ……きっ……聞こえ……』

 

 

「いいから言え」

 

 

 

 

乳首をつまんで擦ると、

刺激によるものか、恐怖によるものか、

 

美鈴の上半身が魚のように跳ねる。

 

 

 

 

『すごく、気持ち、良くて……っ! き、気持ち良いですっ!! あぁんっ! あぁっ! 気持ちイッ――――んぐぅっ!?』

 

 

 

 

言い終わるとすかさず口を塞がれる、そして薬指が口内に突っ込まれる。

指を噛んで、子宮に力を入れて、沢山快感を貪れるように。

 

 

 

 

「よーし、良く言った……ほら、ご褒美にアタシの指でかき回しまくってやるよ……お前ガバマンだからキセルじゃ細過ぎだ」

 

 

 

 

素早くキセルを抜き捨て、

間髪入れずに三本の指が突っ込まれる。

 

 

 

 

(これっ……! これなら届くの! これなら、これなら……!)

 

 

 

 

キセルが抜かれる引っ掻くような摩擦と、

同時に沸き起こった耐えられない切なさに体が反応した瞬間、

もっと太い物を突っ込まれ、充足感で一気に満たされる。

 

腰を思い切り振りたい、

沢山、身体の中をかき混ぜたい。

 

一番気持ちの良いものを目の前に吊るされたら、

耳を犯されなくても動物の知能になる事が出来る。

 

 

 

 

「そんなに良いのかよ、口抑えてやるから……ほら、ほら、これ好きなんだよな? うわ、すっご……あっ、ああ~……溢れてきた、ねぇ、超溢れてきてるよ? ねぇ、我慢しなくていいんだぞ? 我慢しなくていいんだぞ? ああ……ああ~…」

 

 

 

 

羽交い締めで口を抑えられ、足で無理やり股を限界まで開かされ、

逃げることも動くことも出来なくされて、

これ以上なく顕にされた秘部に、掻き出すように最大限の刺激を与え続けられる。

 

自分では絶対に出来ないような繊細で力強い指先の動き。

それが自分の意志を無視して、

“お前など、どうなろうと知ったことじゃ無い” とでも言うように、

敏感な部分を擦り削ってくる。

 

自分の意志を無視する、自分の限界を越えるような責めなのに、

自分の身体はそれに堪らない快感を感じている。

今までずっと、これを求めて生きて来たかのように。

 

 

 

 

『ふぅっ……! んんっ! んっんっんっ……んんッ!? んんーーッ!! んんーーッ!!』

 

 

 

 

美鈴は足の指を限界まで開かせ、

女とは思えない程の力で仰け反り、のたうち回ろうとする。

 

でも、呂晶がそれを羽交い締めし、微動だに出来ない。

死んでしまうと思うような激しさで、中を掻き出され続ける。

 

 

 

 

『んううぅっ!! んんんっ!! うんぐううぅっ!!ん゛ん゛ん゛ーーーーッ!!』

 

 

 

 

咥えた指を血が出るほど噛み締め、布団を引き千切るほど握り締める。

口が抑えられていなければ隣の宿まで聞こえるような叫び声を上げながら、

美鈴は股間から勢い良く液体を噴出させ続ける。

 

床と壁を、自分の液体で汚していく。

 

 

 

 

『ふーっ! ふーっ! ふーっ……えあっ。はぁ、はぁ、あっ……はぁ……!』

 

 

 

 

呂晶が口から指を引き抜き、

手を振って痛みを払った後、胸糞悪そうに言い放つ。

 

 

 

 

「っ痛(て)ぇ……おい、お前ばっかりよがってんじゃねーよ」

 

 

 

(私、何……一体、何を出したの……?)

 

 

 

 

小さい方を思い切り漏らしてしまったと思ったが、お漏らしとは絶対に違った。

尿道を押し広げる圧迫感もなかったし、

出るかもしれないと思った時には、もう勝手に通り抜け、流れ出ていた。

 

どこに力を入れたら止まるのか、止め方の見当もつかない、

その癖、アソコに力が入る度に勢いよく排出される。

まるで体が噴水にでもなってしまったような。

 

敏感で長い管を、水流が内側からなぞる爽やかで優しい刺激。

今まで一度も感じた事が無い、今までで最高の、とても嬉しい刺激。

 

 

 

 

(オカシイよ……こんなに、こんなに沢山……出ちゃったら、普通、何かあるでしょう……?)

 

 

 

 

壁まで飛んだ以外は呂晶にとって珍しくなくとも、

美鈴が潮吹きを体験したのは人生で初めてだ。

 

人生で一番大きな絶頂を、女によってもたらされてしまった。

どれだけ否定しても、美鈴はもう “変態” にさせられてしまった。

 

もう他人に対して、変態と罵る権利の無い人間にされてしまった。

 

 

 

 

「アタシのも舐めろ、犬みたいにがっつけ」

 

 

 

 

口を股で塞がれて驚く、陰毛がない。

まるで幼女のような股間、わざわざ処理しているのだろうか。

何の為に?

 

こんな物を舐めるなんて、本当に気持ち悪い。

それに――――

 

 

 

 

『うっ……んっ、じゅる……』

 

 

(気持ち悪い……なんで、女の子のアソコなんか……うぇえ、変な味……足の裏舐めてるみたい)

 

 

 

 

汚い部分を舐めさせられている事実が、

自分が今、人権を踏みにじられている最中なのだと、

美鈴に思い出させる。

 

 

 

 

「いいぞ……もっと突っ込んで掬い取るんだよ、キレイにしたら吸い付け、デケー蛭が血を吸うみたいに、思いっ切りだ」

 

 

(この人って、まるで……)

 

 

 

 

呂晶の普通の女とは違う態度に、ある人種を連想する。

この脅迫と、言葉遣いと、雰囲気。

 

これではまるで、

 

 

まるで――――

 

 

 

 

(盗賊じゃないか…っ!)

 

 

 

 

必死に股に吸い付き、股の間から見上げると、

 

 

 

 

(何を、吸って……煙草?)

 

 

 

 

自分を尻に敷き、さっき自分に突っ込んでいたキセルにしゃぶり付き、

何かを豪快に吸い込んでいる。

 

 

 

 

「……あっひゃっひゃっひゃ、ぐふっ……ひゃっひゃっひゃ……――――アンタもやる?」

 

 

(阿片……ッ!!)

 

 

 

 

けたたましく笑ったと思ったら、目を虚ろにして話し掛ける。

その目の焦点も定まっていない。

 

 

 

 

(最悪……だ……)

 

 

 

 

自分は、ヤク中の廃人に強姦された。

 

 

 

 

「じゃ~あ~……一番ヤバイのぉ、してやるからぁ……グチョグチョのを擦り付け合うとたまんないのぉ……これ味わったら、アンタはもう戻れない……“こっち側よ”」

 

 

 

 

そう言いながら美鈴の膝を掴み、まだ濡れそぼった股を、

ガバリと、背の高い草でも払うように開かせる。

 

 

 

 

『――――っ!!』

 

 

 

 

内股でピッタリと閉じていた、

まだ微かに痙攣する秘部が一気に限界まで開かれ、

露出した股間に空気が触れる。

 

散々好き放題責められ、無理やり変態に変えられた、

貞淑の欠片に至るまで破壊された “そこ” でも、

強引に開かれれば耐え難い羞恥を感じてしまう。

 

驚きと羞恥が混ざり、

高い所から飛び降りた時のような、内蔵がせり上がるような感覚。

 

なのにその強引な扱いに反応しように、これからされる事に期待するかのように、

また気持ちの良い愛液がじんわり溢れてくる。

 

その美鈴の大切な部分を、布でも扱うように、

呂晶は乱暴に自分の股間へ擦り付ける。

 

 

 

 

「あぁんっ……! ここ、ここぉん……! ここ、最高なのぉ……アンタのここ、アタシのと擦れてるの、判る? ほら、これ好きなのアタシぃ……っ!! 好きぃっ!超好きぃんっ!」

 

 

 

 

堪らなくなった呂晶は立ち上がって背を反らし、

腰を縦横無尽に振って擦り付ける。

 

美鈴を物のように扱い、快感を得るために様々な角度で、

手拭いのように擦り付ける。

 

 

 

 

「ほらぁ……お前も擦り付けんだよ……! ほら、こう、こうだってぇ……グチュグチュ押し付けるんだよぉ……! 馬でオナる時みたいにぃっ!」

 

 

 

 

乱暴にされているのに、さっきの鋭く連続的な絶頂ではなく、

頭がフワフワするような感覚と、じんわりと広がっていく淫靡な感覚。

 

粘液が絡まって、どこまでもどこまでもピッタリと密着し合う。

股間でパンでもこねているような気持ちだ。

 

 

 

 

『うっ……あ、あぁ……っ』

 

 

 

 

ほとんど意識の無いまま、人形のように扱われる美鈴。

それでも呂晶を悦ばせる為に、

ほとんど逆さまのまま、力なく腰を振って擦り付ける。

 

自分がどんな体勢になっているかも、もう判らないけど、

自分が気持ち良ければ、相手も気持ちが良いハズだから。

 

 

 

 

「あはっ、あひゃひゃひゃ……! あっひゃ……アイヤ~~ン……っ!」

 

 

 

 

拷問は日が昇り、美鈴が意識を失うまで続いた。

 

 

 

 

 

 

◆

 

 

 

 

 

主人の自分勝手な陵辱は、日が昇り、奴隷が意識を失うまで続いた。

 

 

 

 

「あーあ、もう潰れてやんの、ケツもまだだってのに……ま、一回目じゃ早いか、なあ?」

 

 

 

 

水を勢い良く叩いたような乾いた甲高い音が響く。

布団に対して垂直に寝そべっている、

美鈴の染み一つないキレイな尻に、真っ赤な手形が付いてしまった。

 

 

 

 

『…………』

 

 

 

 

薄目を開けた美鈴、

その口から流れ出る涎が、布団に染みを作っている。

 

 

 

 

「もっかい風呂入るのダルいなァ……ま、いっか! あ~、スッキリした!」

 

 

 

 

ふと、遊珊の方を見てみるが、

寝息を立てて泥のように眠っている。

 

バレてしまいそうなスリルも堪らなかったが、

いっそ、バレてしまいたい気持ちもあった。

 

女同士の痴態を見て、全てを理解した遊珊の顔を想うと興奮して堪らない。

でも、自分にとっては興奮するシチュエーションでも、

自分以外はそう感じはしない。

 

きっと気持ち悪いと思われてしまう。

だから、バレなくて良かったのだろう。

 

 

 

 

(先生の寝顔、超可愛い……スッキリしてなきゃ絶対襲ってたな、こりゃ……)

 

 

 

 

花魁であった遊珊にとって、この程度は睡眠の妨げにはならない。

寝不足は肌の大敵、ならば寝る。

それが出来るからこそ、花魁なのだ。

 

 

 

 

「とりあえず下着交換しとこ……ほら、アタシの履け、アンタが大好きな体液交換だよ」

 

 

『ぅ……ぁ…………』

 

 

 

 

蹴飛ばしてみたが、まともに返事も出来ない。

体を動かそうとする脳の指令が届かず、わずかに痙攣を起こすだけだ。

 

見た感じは大丈夫そうに見えても人間は意外と簡単に死ぬ。

ここで死なれては色々面倒だし、せっかく良い奴隷を見つけたばかりだ。

 

 

 

 

「クソ……おい、頭パーのビッチ、”脱いだら殺すぞ” ?」

 

 

 

 

仕方が無いので、せっせと美鈴人形に自分の下着を履かせ、

耳を掴んで脅しの言葉を吐き出す。

脳の中に響かせ、洗脳でもするように。

 

人間は簡単にコロッと死んだりするが、少し寝かせれば驚くほど回復もする。

家畜であろうと、雌犬だろうと、エンジニアであろうと、

奴隷は『生かさず殺さず』が基本だ。

 

 

 

 

 

 

◆

 

 

 

 

 

 

夜が明けた朝、呂晶にドラッグレイプされた美鈴は、

激しい嗚咽とトラウマに苛まれ、体調不良を理由に行商の辞退を申し出た。

『商人を辞めて、実家に帰る』と泣き喚いた。

 

その様子を見かけた呂晶が、

 

 

 

 

「美鈴ちゃん抜けるの? アタシ心配だから、家まで送ってあげる」

 

 

 

 

と、堂々と皆の前で告げると、美鈴は顔面を蒼白にさせた後、

嘘のように継続を申し出た。

 

“そこまで迷惑は掛けられないから” と――――

 

 

 

 

呂晶は渡し船に揺られ、

朝日が照らす、広大な黄河の先を眺めながら、その事を思い出す。

 

 

 

 

(あーいう、”オラオラ系” に弱そうなツラしてたから、てっきり、そーいうのがタイプと思ったのにさ……)

 

 

 

 

もう少し ”キャッキャ、ウフフ系” にした方が良かったか――――?

 

あんだけヒィヒィ言って、潮まで吹かせてもらって『帰りたい』だと?

まったく失礼な奴だよ。

 

アタシは “夜通し” 責めてやったんだぞ――――!?

『ギブアンドテイク』がセックスの基本だってのに、あの態度はなんだ!

どうしようもねぇわがまま女だ、商人共はみんなお子様だ。

 

でも逃がしてたまるか。せっかく見つけた玩具だ、

徹底的に調教してやる。

 

 

 

 

(そう、アタシは行商中に女を引っ掛けて――――『彼女』を作ったんだっ!)

 

 

 

 

機嫌が悪そうだが調子は良い呂晶に、

機嫌の良いアラサー男、ウェイが話し掛ける。

 

 

 

 

「どうだ、呂晶!? スゲーだろッ! これ、船の中に馬舎もあるんだぜッ!? 俺もこういう船で、海の行商とかしてみてーなぁ~っ!!」

 

 

「ああそうだな……お前ならやれるさ、童貞」

 

 

 

 

子供のように船にハシャぐウェイに、勝ち誇ったように返す。

恋人を作って独り身を見下す行為は、なんとも甘美だ。

 

呂晶にとって恋人とは、出来るのではなく作るもの。

そして集団での旅路では、発覚しないトラブルなど、日常茶飯事である。

 

 

行商五日目・朝――――

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