※この作品はR-18です。

もう悪役令嬢なんて言わせない!   作:億田夢人

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第3章 海と山の街編
第13話


 ザッパーーーン!

 打ち寄せる荒々しい波。

 一人の若者が漁を終え、防波堤のテトラポットの上に座りペットボトルの水を飲んでいた。

 

「あー疲れた。でも今日は大漁だったなや」

 

 そこへコツコツコツと一人の女が近づいてきた。

 

「ねえ、あなた」

「ん?ふぁあ、こりゃまたべっぴんさんだなや」

「・・・あなた、地元の人?」

「んだや」

「・・・なんか方言おかしくない?」

「そげんこつなかとよ」

「・・・はぁ、まあいいわ。漁って儲かるの?」

「儲かる日もあれば儲からない日もあるぞよ」

「・・・運、次第ってこと?」

「まあ、いろいろ技はあるんだけどな。ここでは教えられん。企業秘密じゃき。わっはっは」

「・・・私、漁をやってみたいんだけど教えてくれないかしら?」

「やめときやめとき、おまんこみたいなべっぴんさんがやる仕事じゃない」

「おまんこ?バカにしてるの?」

「ああ、ごめんごめん。あなたみたいなべっぴんさんがやる仕事じゃなかろうもん」

「・・・はあ」

「こうちゃああんーーー!」

 

 そこへ若い女が若者を呼んで、駆けてきた。

 

「おお、小百合ー!」

「はあはあ、その女の人さ、だれ?」

「さあ?今、会ったんだべし。言葉使いから東京の人じゃねか?」

「ふぅん。わたしは永井小百合(ながいさゆり)!よろしくね!」

「・・・大貫秋菜(おおぬきあきな)です。よろしく」

「おっと!おっと!俺は井川光一(いがわこういち)よろしくな!」

「・・・2人は恋人同士なの?」

「そうです!」

 

 女の問いに永井小百合は元気よく即答した。

 

「まあ、来年、一緒になる予定なんだわ。俺がようやく一人前になったことだし。な!小百合!」

「えへへへ」

「へー、それはそれは。おめでとうございます」

 

 ニヤニヤと不敵な笑みを浮かべながら女はそう言った。

 

「ありがとうございます!」

 

 小百合はニコニコしながらそう応えた。

 

「えと、大貫さんはご旅行ですか?」

「いいえ?最近、引越ししてきたんですけど仕事がなくて探してるの。とはいっても漁くらいしかこの辺なさそうだし」

「ふぁあーなんでまたこんなところに?」

「ま、まあ、いろいろありまして」

「それで俺に漁を教えてくれってきたのか」

「まあ、そんなとこです」

「・・・ねえ、こうちゃん」

「なんだ?」

「漁を教えてあげれば?」

「はあ?無理無理おなごがやる仕事じゃねえべ。」

「でもさ、他にこの町で仕事なんかないじゃない?」

「・・・まあな」

「いいえ、無理ならいいんです。突然、変なこと言ってごめんなさい。じゃあ、私はこれで失礼しますね」

 

 女はそう言うとコツコツコツとその場を離れていった。

 

「あ!あんたさ、どこに泊まってるん?」

「え?なんで?」

「あとで今日、とれたマグロを1本持ってってやるべさ」

「え?いいんですか?」

「ええよ。漁を教えられんおわびじゃき」

「そんな悪いですよ」

「いいっていいって」

「・・・そうですかあ?私は『らびざみすてり荘』の201号室に住んでます」

「ああ、あそこか。近いな。後で持ってくわ」

「ありがとうございます」

 

 女の後姿を井川光一と永井小百合は見送った。

 

「・・・こうちゃん」

「なに?」

「そこまでしなくてもいいんじゃない?」

「んだなあ、でも、漁を教えるの断ったからなあ、おわびじゃき」

「もう!こうちゃんは美人さんには親切だよね!」

 

 ドカッ!

 

 小百合は思いっきり光一の足を踏んづけた。

 

「イデデデー!いてえって!。」

「んもう!」

 

 

  ◇

 

 

 コンコン!

 

 井川光一は女の部屋にマグロ1匹を背負って訪れた。

 

「井川ですがー。大貫さんおる?」

 

 がちゃり。

 

 女はキャミソール姿で井川を出迎えた。

 

「あんだ!なんちゅうかっこしとるんや!」

「あら、ごめんなさい。今ちょうどお風呂からあがったところなの」

「あそっか、わり、タイミング悪かったなや」

「いいの。あら本当にマグロを持ってきてくれたのね」

「ああ、約束したからなあ」

「あがってください?」

「え?いいのかい?」

「はい」

 

 井川は女の部屋に上がった。

 

「なんかいいにおいするなや」

「そうですか?ウフフ」

「あ、これマグロあんたさばけるけ?」

「いいえ」

「じゃあ、俺がやっちゃるけん。包丁借りるぞ?」

「はい、どうぞ」

 

 井川は見事な包丁さばきでマグロをあっという間にさばいていった。

 

「あら、とてもお上手なのね」

「こんなん海の男なら当たり前じゃけん」

「そうなの?・・・ならこっちはどうなのかしら?」

 

 女はそう言うと井川の股間に手をあてた。

 

「あんだ!なにを!」

「あら、随分とたくましいわね」

 

 女はそう言いつつも井川の股間をさすり続ける。

 

「やめやめやめ!俺は小百合を裏切れん!」

 

 だが、井川は言葉ではそう言っても本気で抵抗しているようには見えなかった。

 なぜなら女のなすがままにされているからだ。

 

「永井さんには黙ってますので私に一夜の思い出をくださいませんか?」

「あんだ!本気か!」

「本気ですよ。一目見たときからあなたのことタイプでしたの」

「あんだみたいなべっぴんさんにそんなこつ言われたら俺だって男だて止まらんよ?」

「ええ、構いませんわ」

 

 女は井川のジッパーを下ろすとパンツの窓から井川のちんぽを取り出した。

 

 びょん!

 

 井川のちんぽはそそり立っている。

 

「まあ!素晴らしいわ!」

 

 女はそう言うとぱくっとそれを口に咥えた。

 

「おう!」

 

 じゅるじゅるじゅる!

 

「お!お!お!ああ!っ気持ちええよ!」

 

 井川は天井を見つめそう声をあげた。

 

「あ!あ!あ!で、でる!」

 

 びゅわーーーー!

 

 井川は女に口に咥えられたまま大放出した。

 

「けほけほけほ!・・・はあ、すごい量。まさに大量ですわね」

「わははは。あんたうまいこつ言うな!じゃあ、今度は俺があんたを気持ちよくばさせちゃる!」

 

 井川はそう言うと女の着ているキャミソールをたくし上げた。

 女の白い乳房が露になった。

 

「おお!綺麗だ」

「ありがとうございます」

 

 井川は女の乳房をゆっくりと揉みしだくと乳首をおもむろにぱくっと口に含んだ。

 

「あっ!」

 

 女は思わず声を上げた。

 その間に井川は女のクリを指ではじく。

 

「あっ!ああっ!そこダメ!」

 

 そしてゆっくりと中指を女の秘部に挿入していった。

 

「はぁん!」

 

 井川は中指をゆっくりと時には激しく動かした。

 

「あ!はん!あん!もうダ、ダメっ!く、ください!」

「・・・ほんとにええんか?」

「・・・もう、ここまでしといて。いいです、ください!はやくぅ!」

 

 ズボ!

 

「はああー!」

「おー気持ちええ!こ、腰が止まらん!」

 

 ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!

 

 お互いの愛液が入り乱れて井川が激しく腰を動かすたびに淫らなハーモニーを奏でていた。

 

「あ!あん!あん!あん!・・・んっ!」

「俺もイクぞ!イクぞ!うあーーー!」

 

 どうやらお互い同時に果てた様子だった。

 

「はあーすごい良かった。・・・久しぶりだったし」

「え?そうなん?そんなべっぴんさんやなのに」

「ふふ、抱かれる気になれる男に縁があまりなくて」

「は?俺にはその気になったん?」

「ええ」

「おお!なんだか嬉しいな!」

「・・・海の男ってなんか前から憧れてたの」

「そうかそうか、男冥利につきるってやつやな!」

「うふふ。・・・ねえ?」

「なんだ?」

「なんでそんな方言、変なの?」

「ああ、俺はいろいろなところを流れてな。ようやくこの場所に落ち着いたんだ」

「あら、私も同じだわ」

「へ?」

「私もいろいろなところを流れてるの」

「ふぁあー。あんたみたいなべっぴんさんがなあー」

「また。『あんたみたいなべっぴんさんが』そればっかりね」

「わははは」

「ねえ?」

「ん?」

「漁を教えてくださらない?どうしてもダメ?」

「・・・んーーー、仕方ねぇな。ええよ」

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