アイドル達をプロデュースしていたら、なんだか大変なことになっちゃった男の話 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
二次元の世界に転生した元廃課金、音ゲーマニアの
転生者がラブライブの面々と高校時代を過ごし、
デレマスの子たちプロデュースしていたお話。
お気に入り数が300超えたら続きを考える(適当)
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
「あ、社長。僕、今月で辞めます。」
「・・・・・え?」
社長室で一緒にご飯を食べながら、唐突に
俺が言った言葉に呆然とした表情を浮かべる初老の男性。
今の俺を拾ってくれた恩人であり、父親のような
存在であるこの人がそんな顔をするのを見るのは
初めてであり、新鮮であった。
「え?中田くん。ど、どうしてだね?」
「いやあ。担当しているアイドル達も、僕が担当
しなくっても大丈夫なところまで成長したので
そろそろ後進に任せようかなーっと。」
「いやいやいやいやいやいや!!」
ぼけーっとあれこれ考えながらそういう俺に
向かってそれはない、ない、と手を自分の顔の前で
ぶんぶんと激しく横に振る社長。
そういってくれるのはありがたいが、もう決めたことである。
「まあ、大丈夫ですよ。あ、後進にはイケメンを採用
してやってくださいね?女子って基本面食いですから。」
「・・・・・・・君は、自分の状況がわかっているのかね?」
「?はあ・・・・。まあ、ただのサラリーマンですし。」
「・・・・・・・・わかった。こちらで手続きはしておく。
心残りが無いよう、あとの月日を過ごしたまえ。」
「ありがとうございます。」
俺がすっと懐から辞表と書かれた封筒を手渡すと
それを悲しそうに受け取る社長。
ちょっと申し訳ない気もしたが、この会社も大企業と
呼べるまでに大きくなったし、俺もそろそろ別のことを
したかったところだ。
溜めた金でラーメン屋でもやろうかな。
いや、凜の実家みたいに花屋もいいかもしれない。
服のショップを開くのもいいなぁ。
「あー。それでだ。この事については、ぜっっっっっっったいに
アイドル達には言わないように!・・・・いいかね?」
「はあ。」
社長が鬼気迫る様子でそういう理由がわからず
生返事となる。
---ここは346プロ。
前世から俺が知っている場所でもある。
◆
「・・・・デューサー!!」
「・・・んお?」
「んお?じゃなくって!!もう!!
ちゃんと私の話聞いてた?」
「あ、ああ。」
切れ長の目を細め、じっと俺を見つめながら
頬を膨らませて怒る、煌びやかな衣装に身を包んだ
黒髪の少女。
渋谷凛。俺が担当しているアイドルだ。
どうやらおかんむりらしい。
「悪い。ちょっとぼーっとしていた。」
「しっかりしてよね。最近おかしいよ?
・・・疲れが溜まっているの?」
「いや、大丈夫。大丈夫。・・・それより、
そろそろ休憩終わるから、早く現場に行って
撮影に交ってこい。」
「あ、うん。・・・・プロデューサー。」
「ん?」
ふああ、と手であくびを隠しながら
まどろんでいると、心臓をきゅっと掴まれる
一言を突如つぶやかれる。
「----何か、私たちに隠し事していない?」
「・・・・・。」
跳ねそうになる体を抑え、平静を装う。
おおおおおおお、おちおちおちおち、おちつけけけけけけ。
俺が今月辞めることはバレていないはず。
だったら、何の問題もない。
「ああ。隠し事してたわ。」
「!」
「・・・凜。」
「な、なに?」
凜の顔をじっと見つめながら
俺は告げる。
「---俺、実は巨乳好きなんだわ。」
「・・・・・・・。」
---ばちぃんっ、と小気味いい音が
撮影スタジオに響いた。
◆
俺の名は中田明弘。転生者である。
別に統合失調症なわけでも、頭がおかしいわけでもない。
この世界は、俺が前世で生きていたころにあった
アニメの世界である。
死因は忘れたが、若くして死んでしまった俺に
目をつけた自称、神様とやらに転生してみないかと
持ち掛けられた。
『いやー。ボバ君や増田くんも面白いんだけど、
もっと別ベクトルで楽しめ・・げふんげふん。
他のタイプの子を助けたいなーって思ってね。』
『はあ・・・』
室内用のプラスチックのちっちゃなブランコに
座り、こぎながらそういうダースベイダーの格好をした
その相手に若干引きながらも話を聴いていく。
『---君。アイドルをプロデュースしてみない?』
『---は?』
そこからはあっという間だった。
転生させられた俺は、新たな世界へと降り立ち、
自分の力だけで生きてきた。
相も変わらない不細工な外見くらい変えてくれよ、と
思いながらも、前世の知識を活かし、中学生のころから
異業種交流会にスーツで出向き、中小企業の社長相手に
売上アップのコンサルティングを受けてみないか、と営業を
かけて行った。
リピーターがつくようになるまで3か月間かかったが、
1年もすると月の収入が40万を超えるようになり、バイトするよりも
大量の金を稼げるようになったころには俺は時間とお金に
余裕ができるようになった。
中学は何とか出ていたモノの、高校に入るかどうかは
最後まで悩んだ。
このままコンサルをやっていれば更に1年後には
年収が1000万を超えるのはわかり切っていたが、働きつつも
高校に行くことにした。
中卒だって噂されるとはずかしいし・・・・(ときめも並感)
しかし、とある知り合いのおばさんの策略によって
俺はとんでもないところに入学することになるのだった。
◆
「うし。パソコンの初期化、おわりっ、と。」
自分が今まで使っていた業務用パソコンの状態を初期化し、
ぱたむ、と画面を閉じる。
椅子から立ち上がり、んー、と両腕を伸ばして伸びをしながら
あたりを見回す。
既に時刻は21時を超えており、あたりには誰もいなかった。
広いオフィスに独りぼっちだからか、余計に寂しく感じる。
(・・・・あのぼろっちい会社が、なあ・・・。)
立ち上げたばかりの頃のことを思い出す。
3階建てのテナントを一つ借りて始めたアイドル業。
どうやったら売り上げをあげ、金を稼げばいいかは知っていたが、
年頃の女子とどういう風に付き合えばいいかなど、わかるわけもなかった。
高校の頃に、なぜか当時人気を博していたアイドルグループの
手伝いをする機会があり、その頃のことを思い出しながら必死に
凛達をプロデュースしたのが遠い昔に思える。
2年。
たったそれだけの月日だというのに、俺が所属している
プロダクションは誰もが知る会社となってしまっていた。
楽〇やアマゾ〇だってここまで速く成長しなかっただろう。
(・・・・はら、減ったな。何食おうかな。)
社長から餞別としてもらった退職金とは別の金一封を
懐から取り出し、考えていると携帯がぶるるる、と振動する。
画面のロックを外し、中を見るとラインにいくつかの
新着が入っているのが見えた。
(・・・多っ!!)
今まで知り合ったアイドルたちのラインが全部入っているからか、
一日に来るメッセージの数もとてつもないことになっていた。
さすがに全部返すのも疲れるので、既読をつけないようにしながら
メッセージだけを読んですぐに返すかどうか考える。
(にこ・・・。まだ妹に胸の大きさを抜かされたこと、
気にしてんのか・・・・。俺にロリ趣味がないか
探るな。文香は・・・・。うん、
いつも通りの恋愛小説トーク全開。・・・ありす。いちご
デスクッキングはやめろ。真姫からは・・・
"あんた今、どこいるのよ?"。・・・・よし、スルーしよう。)
さて、それじゃあ最後にお別れを言っておさらばするとしよう。
誰もいないオフィスの中。
俺は頭を静かにさげ、つぶやく。
「ありがとうございました。」
当たり前だが、返事はなかった。
◆
「・・・・・・。」
かっこつけて会社を辞めた物の、
1か月もしたら暇すぎて死にそうになっている俺がいた。
金はある。時間も。ただ、やることがないが。
(あー。最初は毎朝早く起きなくっていいんだーって
嬉しかったんだけどなぁ・・。)
目覚ましは捨てた。
もう使うことはないだろうから思い切って
ダストシュートである。
とはいえ、今の俺は金と時間だけはある無職である。
服に気を使わなくなってきたからか、最近では
職質をされそうになってきている。
(・・・テレビでも見るか。)
リモコンを右手で取り、電源をつけると
そこには俺の知っている人物が映っていた。
『----では、休止宣言に関して、世間が言うような
理由によるものではないと?』
『ええ。』
「・・・・・え?」
テレビにはこう書かれていた。
-----346プロの人気アイドルグループが、突如休止。
男性俳優との交際は本当か!?
「・・?・・?????」
自分が見ているものが真実とは思えず、
もう一度目をこする。
だが、それは夢でも幻でもなかった。
「・・・よし。」
右手のリモコンでテレビの電源を切り、
布団にダイブする。
こんな日の高いうちから幻覚を見るなんて、
俺もとうとうイかれたかな?
「さーて。もうひと眠り・・・。」
昼寝しようと布団の中に入ると、今度は
邪魔が入る。
ピンポーン、と呼び鈴がなった。
「・・・・・。」
宅配便は呼んでいないので、どうせ何かの
勧誘だと考えて、無視しで寝ようとすると
今度はどんどんどん、とドアがノックされる。
『開けなさいっ!!いるのはわかっているんだから!!』
『ちょ、ちょっと海未ちゃん・・・。』
『まあ、やっとこさ見つけたわけだしね・・・。』
聞き覚えのある声が聴こえたかと思うと、
他にも何人かの女子の声が聴こえてきて、
首元にじわり、と汗が浮き出てきた。
「・・・・・・。」
完全に脳が覚醒した俺は、トランクケースの中にありったけの金と、
着替えをいくつか詰め込み、窓からロープを垂らして外に降り、
ロープを引っ張って回収し、そのまま逃げ出す。
可愛い女子は好きだ。
だが、肉食獣に襲われて悦ぶ男なんていない。
気が向いたらつづきを書く。
中田明弘
高校生まではとあるラブライブな女子高で
当時、国民的人気を博したとあるアイドルグループの
手伝いをしていた。
高校を卒業し、数年間ぶらぶらと日当の仕事で
食いつないでいた彼は、とある店で出会った
社長にアイドル事務所を作る、という話を聞き、
それに乗っかることに。
結果、AKB4〇と同レベルのアイドルグループを何組も
輩出する『金のなる木』とまで言われる巨大プロダクションへと
成長させることに成功した。
が、そろそろ飽き始めていた中田はあっさりと辞め、
無職に。
自分がかつて担当していたアイドルがよく、ニートになりたいと
言っていたのを思い出し、本当になったらなったでつらくなり、
笑えない模様。
高校時代に彼がμ'sと関わっていることを知っているのは
社長と、彼の知り合い数人のみ。
また、あまり表に出ようとしない性格からか世間からの
認知度はゼロに等しい。
彼が担当したアイドルだけが、彼の本当の姿を知っている。
おしゃれに気を使っていたが、あまりモテないので
辞めることに。
最近、太鼓の達人にハマって、鬼が叩けるようなるため
ゲーセンで連コインしている
ちょっと大人になったμ'sの面々や、シンデレラガールズの
みんなからは例えようのない重い愛情を向けられており。。。
続くとどうなるんだ、これ(絶望)
たぶん、中田君がばらばらにされて、共有(意味深)されると
思うんですけど(名推理)
感想、くれ。
れ。
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"メタルマックスの主人公が入っちゃったガルパン物 ~ある意味、これも逆レイプ~"
の、ガルパンとメタルマックスのクロスオーバーもよろしく。
KEY(ドM)