ゼルダの伝説『時のオカリナ』ナビィに転生したと思ったら、肉便器だった件 作:はくびしん
リンクとお夕飯を食べた後、ダルニアに案内されて険しい山道を歩くこと少し。
私達はそこへと辿り着いた。
立ち上る湯気、鼻につく硫黄の臭い、波打つ水面。
岩山の中腹付近、崖をくり貫いて作られた、滑らかな岩肌に覆われた飾り気のない無骨な造りのそこ━━━日本人なら誰しもが知っている"温泉"と呼ばれるその場所に。
「温泉だぁ、ふぁぁぁーー!」
思わず溢れた言葉にダルニアさんがニッと笑う。
「知ってやがんのか。妖精っつーのは案外俗物なんだなぁ!がははは!まっ、キングドドンゴの野郎ぶちのめしてくれた礼だ。好きなだけ浸かってくれゴロ」
「これはダルニアさんが?」
「いんや、ちげぇな。最近使ってなかったから、ちと片付けはしたがな。・・・元は自然に出来たお湯溜まりだったらしいんだが、オレの親父の代よりずっと前。爺さんの爺さんが、大の温泉好きでな。テメエ一人ですっかしり拵えちまった場所らしい」
温泉好き・・・ダルニアさんの話を聞いてると温泉に入るっていう文化は、それまで無かった文化なのかも知れない。もしかすると私みたいに転生者だったのかも。
随分昔の事みたいだから、確認する事は出来ないけど。
「なんでも破天荒な爺さんだったらしくてな、若い頃なんざふらっと旅に出ちまうような人だったんだとよ。帰ってくる度に妙なもん持ってきたり作ったりよ。まだダイゴロンとは会ってねぇか?あいつの使ってる工房も、元はといやぁ、その爺さんが作ったもんらしい」
随分とアクティブな感じだな。
なんか凄そう。
「そういやぁ、今は洞窟が崩れて入れねんだが・・・爺さんが使ってた部屋があってよぉ。一面壁絵に覆われた部屋で、昔ハイラル人が来た時はやたらと騒がしかったなぁ。ゴロンの神秘?がどうのってよ」
「ごほっ!?」
それって、絶対あの本書いた人じゃんか。
学者にそこまで言わせる物を残すとか、これもう確定で良いんじゃないかな。何残したか分からないけど、絶対碌なもんじゃないんだろうな。
デクの樹様といい転生者は碌な事しないなぁ。
まったく、もう。
・・・・わ、私は大丈夫だよね?だって、ね。弁えて、るし・・・うん。
「また考え事始めちゃったか・・・・ダルニア、もう帰って良いよ」
「あいよ、リンクの旦那。・・・オレがいうこっちゃねぇんだがよ、程ほどにな━━━━無言のまま笑顔で答えんなよ。全然信用出来ねぇゴロ」
いつの間にかダルニアさんがいなくなってから少し。
リンクと私はダルニアさんのお言葉に甘え、疲れをとる為にも湯船にその身を浸していた。
「ほぅ・・・・・」
溢れた溜息には熱が籠ってる。
どうやら大分温まってきたみたいだ。
気持ちいい。
その気になればずっと入っていられる妖精ボディなんだけど・・・人間の時の記憶のせいか少し涼みたくなる気持ちが首をもたげる。不思議だ。必要なんてないのに。
お湯を取り囲む石の囲いに背中を預け、何とはなしに囲いの外へ視線を向けた。
山の中腹だけあってハイラルの大地が一望出来る。草原や海、コキリの森にハイラル城。流石にゾーラの里は見えなかったけど、麓のココット村の灯りはぼんやり見える。少し視線を上にあげれば、雲が殆んど浮いてないそこには沢山の星が輝いてた。今日は月がない分、星空が本当によく見える。
一人旅していた頃、よく夜間にも移動していたけど・・・あの頃は夜景なんて少しも気にしなかったからなぁ。北極星と同じような星で方角を調べたり、人里を見つけるのが楽だった記憶はあるけど、それくらいだ。懐かしい。
「ナビィ」
ぼやっとしてるとリンクの声が聞こえてきた。
そっとそっちを見れば、浴槽を分けている仕切りの岩の所からリンクの顔がちょこっと覗いてる。
「どうしたの?」
「あっ、いや・・・温泉、気に入ってくれたかなぁって?ほ、ほら!よく前に話してくれてたでしょ?!お風呂のこととかさ!!オレは水浴びとかが精々だし、だから温泉とか詳しいナビィからしたら、どうかなぁって・・・それだけ。それだけなんだけど・・・」
「えっと、まぁ、気持ちいいかな?景色も良いし、私は気に入ったけど」
「そっ、そっか。それなら良かった」
話終えたら戻ると思ったけど、リンクはまだこっちを覗いてる。どうしたのかと首を傾げると真剣な顔で「仕切りいる?」と聞いてきた。全てを察したのでお断りしとく。NO、と。そういう気分じゃない。
「そっ、そんな・・・・頑張ったのに」
「がっ、頑張ったのはゴロン族の皆の為でしょ!」
「そ、それもあるけど・・・」
「それしかないの!」
そうやって突っぱねると、リンクは悲しげな表情を浮かべて仕切りの影に潜っていった。去り際の横顔にちょっと胸が傷んだけど、最近は甘やかし過ぎてる自覚あるし簡単に頷く訳にはいかない。駄目だ。うん。何より、教育に悪い・・・今更だけど。
でも、今からでも努力する必要はあると思うのだ。いずれリンクは人々を救う勇者様になるわけで、公の場に出ることもきっとあるだろう。そういう時に笑われないよう、常識や品性は身に付けておいた方が絶対良い。今みたいに自堕落にエッチばかりしてたら本当に馬鹿になっちゃう。好きな人が出来た時、後悔するような選択はして欲しくないのだ。
体に巻いてるタオルをもう一度きつく閉め直し、私は決意を新たに気合いを入れ直す。一応、育ての親であるデクの樹様はもういない。リンクを導いてあげられるのは私だけなんだから。頑張れ、私。うん。
明日からどうやってリンク教育しようか?そんな事を考え始めた頃、隣からリンクのか細い声が聞こえてきた。
「・・・・ねぇ、ナビィ」
「話ならこの状態でも出来るでしょ。だめ」
「そ、そうだけどさ・・・」
少し落ち込んだ声に胸の所がチクりとする。
でもこんなんで負けてたらキリがない。
駄目なものは駄目なのだ。
「少しだけでも?」
「だめ」
「どうしても?」
「だめ」
「なんで?」
「だ・・・・む、むぅ?」
突然言われた言葉に、頭が一瞬真っ白になる。
「なんで、って、だって、リンクは男の子で・・・あのね、前にも教えたけれど、温泉っていうかお風呂は基本的に男女別な━━━」
「でもナビィって妖精で、本来はどっちでもないんだよね?」
「えっ、あ、うん。まぁ、そうだけど・・・でも今は女の子の体な訳で」
「そうかも知れないけど、ナビィのいう男女って体の問題だけなの?昔教えてくれたでしょ?世の中には心が男の子の女の子もいれば、心が女の子な男の子もいるって。そういう人達のことも、体が理由でそうやって分けるべきだと思う?オレは乱暴だと思うな、その考えは」
こ、小話程度そんな話はしたけど・・・・そんなに深く考えた事ないかなぁ。でも、確かにそう言われると乱暴な考えだったかも知れない。性別が曖昧な私ですら初めてリンクに裸を見せる時は恥ずかしかったし・・・いや、今でも恥ずかしいかなぁ。
ひょこっと仕切りの上から顔を覗かせたリンクは真剣な顔で続ける。
「確かに体のつくりが違う事に配慮しないといけないとは思うよ。でも心を蔑ろにしちゃ駄目だと思うんだ。その点ナビィはどちらにでもなれて、どちらでもない事を理解してるから人間的な性別感にあまり関心はないでしょ?オレがトイレいく時とか水浴びする時とか平気でついてきたもんね。妖精の姿だったけどさ」
「あ、あれは、その、舞い上がってたのもあるし、配慮が足らなかったのは反省も・・・」
「謝らなくていいよ、気にしてないからね。でも、ナビィ自身がそういった物が気にならなかったっては本当でしょ?」
言われた言葉に反省の意味も含めて頷く。
舞い上がってたのもあるし、妖精になってから男女のそれが気にならなかったのもある。何より前世の記憶があって、そういう事気にならなかったんだよね。言い訳にもならないけど。
するとそんな私を見て、リンクは凄く良い笑顔を浮かべた。
「でもそれは仕方ない事なんだよ。ナビィは妖精で、そもそもの価値観が違う訳だし。だからナビィはそんな事気にしなくていいんだよ。男の子がとか、女の子がとか・・・・そうじゃないじゃないか。ナビィはナビィなんだ。オレのおよ・・・の相棒でしょ?ナビィが嫌じゃなければ、一緒にお風呂だって入って良いんだよ。勿論、オレは嫌じゃないよ!」
「私も嫌って訳じゃ・・・あのね、リンクそういう事じゃなくて━━━」
「そっかぁ、どうしても嫌なのかぁ・・・ナビィに嫌われちゃったのかぁ・・・」
「━━━そんなっ、違う!リンクのことは好きだよ!嫌いな訳ないじゃない!」
「じゃぁ、大丈夫だね。良かったぁ」
キラキラした目でそう言われ、私は思わず頷いてしまった。嫌いでないのも好きなのも本心だから、それ自体に後悔はないんだけど・・・なんだろ。なにか違うような?うん?
一緒の湯船に入る許可を出すとリンクは直ぐ私の側にきた。ちょっと近い気がしないでもないし恥ずかしいけど、嫌かどうかと聞かれると嫌でもないし、さっきの事もあるから拒絶の言葉は出てこなかった。胸が馬鹿みたいにドキドキして煩いのだけは困り物だが。
ふと隣に腰かけたリンクに視線を向けると、何処か幸せように顔を緩めてるのが見える。ぼやっとそれを見てると、肌についたかすり傷が目についた。
「・・・ねぇ、リンク。今更かも知れないけど大丈夫だった?何処か怪我とかしてない?」
「大丈夫だよ。全然。なんなら見てみる?」
「じゃぁ、少しだけ良い?」
私の言葉を聞いてリンクが手や足を湯船からあげて見せてくる。かすり傷はあるけど大きな傷は見当たらない。表を確認し終えると何も言わずぐるっと回って背中を見せてくる。そこにも傷らしき傷はなかった。傷は、なかったんだけど、それが目についた。
「なんか、背中大きくなった?」
「そう?どうだろ、自分だと分からないけど」
そっと触れてみると硬い感触が指に伝わる。
子供の背中というか、何だか男の子の背中って感じだ。
少年でこれなら大人になったらどうなるんだろ。ゲームの大人リンクを思うと期待は出来る。顔はカッコ良くて、モンスターも簡単に凪ぎ払う豪傑・・・さぞモテるようになるんだろうなぁ。元男としては羨ましい限りだ。
何となくその背中を撫で撫でしてると、不意にリンクの顔が振り返ってくる。その目は何処か優しげで熱っぽくて・・・何だかいたたまれなくなって手を離したんだけども、その手をリンクに掴まれた。その年齢には不釣り合いな剣ダコのある掌。掴まれた手首に込められた力強さに、ただでさえドキドキしていた鼓動が大きく速くなる。
「リっ、リンク・・・あの、何?」
そうやって何とか声をあげると強く引き寄せられた。
バランスを崩してリンクの体に倒れ込むと、そのまま抱き締められた。恥ずかしくて離れようとしたら『ぎゅっ』てされて頬が熱くなって、力が思うように出てこなくて離れられない。
温泉の沸き上がる音。
リンクと私の息をする音。
風の通り抜ける音。
そんな音を耳にしながら何も出来ずにいると、不意に顔をあげさせられて━━━━唇が重なる。唇に触れる柔らかな感触。触れたそこは酷く熱くなって、それに当てられるみたいに頭までぼぅてしてくる。
でも、ふと少し前に決意した事を思い出して、頑張って唇を離した。
「だっ、だめ。りんく、こういうことはね、すきな━━━っん」
再び重ねられた唇に声が遮られる。
甘い痺れに体から力が抜けて、重なったそれが離せない。耐えられなくなって口を開いてしまうと、リンクの熱くて柔らかいそれが私の口の中に入ってくる。口の中のあっちこっちに熱い感触が這いずり回って、えっちな音が私の口から溢れていく。
不意に少し肌寒さを感じて視線を下げると、体に巻いていたタオルがいつの間にか無くなってる。視線を動かして探せば湯船に揺れるタオルが見えた。
「ナビィ、こっち見て」
「ふぇ?んっ、ぁう・・・ん」
よそ見をしていたらリンクの指に頬を撫でられた。
視線をリンクへと戻すとさっきより強くキスを求められる。応えるように舌を絡ませれば、キスはもっと激しくなった。絡み合う舌から走る甘い刺激に頭の中が蕩けていって、ただただリンクとキスを重ねた。
ぼんやりしながらキスしてるうちに、いつの間にかリンクの手が私の胸に触れる。指は僅かな膨らみを下から撫でていって、小さく立ち上がったそれをつついてきた。
ゾクゾクする刺激に肩を揺らすと、リンクの指は味をしめたようにそれを弄ってくる。最初は遠慮するようにつついたり撫でたりするだけだったのに、つねったりこねたり引っ張ったり。好き放題されて少し痛いくらいなのに、私の口からは苦痛の声ではなく甘さの滲む声が漏れてしまう。
「ナビィ、こういうの好きなの?」
「そっ、んにゃ、こと・・・ひゃぅっ!」
話そうとしたら立ち上がったそれをこねられた。
肩が跳ねてゾクゾクする刺激が身体中に走っていく。
その刺激に応えるようお腹の下の所がきゅうきゅうしちゃって、恥ずかしさから体がもっと火照ってしまう。
それを見たリンクは頬を僅かに吊り上げ、私の頬に唇を一つ落とす。ちゅっちゅっとえっちな音をあげながら。リンクは私の体を支えつつ頬から首筋へ、首筋から胸元へと唇を落としていった。
「ナビィのここ、美味しそう」
小さく呟くとリンクは膨らみの中心にある、赤くなったそれに唇を落とした。
唇が触れた瞬間小さな刺激にゾクリとして、甘い嬌声が口から漏れる。
リンクは私の様子を窺いながら、立ち上がったそれを口に含んでいやらしい音をあげながら吸いあげてきた。
少しくすぐったくて、甘い痺れを伴うそれに胸が高鳴る。知らず知らずの内に息も荒くなって、股の所からじわっと熱い物が溢れていってしまう。
ちゃぷちゃぷと水が揺れる音に混じりいやらしさに満ちた啜る音が響いてく。鼓膜を揺らすそれが恥ずかしくて仕方ないし、リンクの教育的に止めた方が良いとは思ったけれど━━━━止めようとは思えなかった。胸に顔を埋めるリンクを見てると、何だか胸の所が温かい気持ちになってしまっていたから。少しだけ子供がいたらこんななんだろうか、なんて考えてしまう。妖精なのに。
リンクの姿が何だかいとおしくて、思わず頭を撫でればリンクがこちらを見た。何だか不服そうな顔をしてる。
不思議に思いながら頭を撫でているとリンクに唇を重ねられて、そのまま石の囲いへ押し付けられた。湯船に入ってない石の部分はひんやりと冷たい。いきなりだった事もあって少し驚いたけど、火照った体には気持ち良いくらいだった。
そんな事を呑気に考えてると股の所に固い物が触れた。視線を落としてみれば、リンクの大きくなったソレが愛液で濡れたそこに当てられている。リンクの顔をみれば今更止められそうには見えなくて・・・・私はリンクのそれを迎え入れる為、指で入り口を押し広げた。
「もぅ・・・・いいよ、りんく」
物欲しそうにくぱくぱしてしまうそこを見せると、ごくりと喉を鳴らす音が聞こえてくる。
「はぁぅっ」
しっかり濡れていたのもあって、一息でリンクのそれは私の中の一番奥まで入ってきた。トントンと、リンクのソレが赤ちゃん部屋の入口をノックする。激しくはない。その動きは労るようにゆっくり優しい。
でも執拗なまでに、何回も私の一番奥へ固いそれを押し付けてくる。まるで私を妊娠させようとしてるみたいに。
「んきゅぅっ♡!・・・・・んんん♡!!」
それに気づくとリンクを咥え込んでる膣が、きゅぅっと固く大きくなったソレを締め付けてしまう。私の女の子の部分が、リンクのソレを受け入れる為に下へ降りていくのが分かる。いつの間にかチュポチュポと吸い付くようないやらしい音に変わってる。
奥を刺激される度、身体中に言葉に出来ない甘い痺れが走る。頭の中が蕩けてしまったように何も考えられない。あるのは私の中で動く、その熱い感触だけ。
魔法で作った体は普通の体と違って、大体の事は把握出来てしまう。体を維持する為に常に魔力を通わせコントロールしているから━━━━だから、分かってしまう。私の子宮口がリンクのソレを咥えて離さない姿が。言い訳しようもないくらい、吐き出される物を受け入れようとしてる姿が。
「ナビィ、ナビィ。凄い、気持ち良いよ。こんなに締め付けて」
「にゃ♡き、きもちぃの♡?」
「うん、本当に・・・ナビィ顔をあげて。ベロ、見せてくれる?」
言われて舌を伸ばすとリンクの唇に食まれた。
リンクは私の小さなベロをしゃぶる、美味しそうに。
舌を伝って溢れていく唾液もじゅるじゅると音を立てて吸われて、私の頭の中はポカポカした物に溢れてもっとふやけていく。
「出すよ、ナビィ!」
「んっ、ぅん♡りんく♡んぁぁぁぁ♡!!」
押し込まれたソレから熱い物が込み上がってきた。
凄い勢いで私の中へリンクの物が注ぎ込まれていく。
温泉と混じった物はいつものより熱い気がする。
注ぎ込まれる感触を流れる魔力から感じてると、リンクのソレでぐりぐり子宮口を刺激された。
自然と下がっていた視線をあげリンクの目を見る。
その二つの瞳は少しも満足していなくて、火傷しそうな程に熱が籠ったままだった。引く気配が見えなくて、仕方なく頷けばまた唇を重ねられた。
そして、また━━━━━。