ギャスパー・ヴラディ(女)になって木場祐斗(絶倫巨根)に愛された少年 作:早見 彼方
真夜中。照明に照らされ、精液の臭いで満ちた部屋の中、膣内の異物感と共にぐちゅぐちゅと湿った音が響く。僕は湧き立つ熱を発散するように荒い呼吸を吐きつつ、時折高い声音で甘い声を放つ。そうすると、下から僕の膣内を突き上げる立派な男性器が速度を上げ、痺れるような快感が僕を襲った。
「ゆ、
僕は、テーブルの上に置いたノートパソコンから手を離し、目線を下に向けた。
「どうしたの、ギャスパーちゃん」
僕は腰を落ち着かせる場所に、僕より1つ年上の
「もうそろそろやめにしませんか……?」
「まだ3回しか射精してないよ?」
「さ、3回もすれば十分では……?」
「ははは、面白いことを言うね。その程度で僕のギャスパーちゃんへの愛は鎮まらないよ」
「えぇ……」
その巨根が、僕の膣内に押し込まれている。もう3回も中出しされているというのに、全然萎えずに僕の中で元気に動き回っている。子宮では大量の精子が元気に泳ぎ回っている。でも祐斗先輩も涼しい顔だ。僕は祐斗先輩の精力に畏怖を覚えつつ、小さなため息をついた。
どうして、こんな状況になっているのか。
事の始まりは、一ヶ月前からだ。
一ヶ月前、僕は男子中学生だった。容姿は中性的で、あまり男らしくなかった。学校の催し物で女装を勧められる程度には女性寄りで、小さい頃は何度か女の子に間違われた。それでも僕はれっきとした男で、欲情を抱くのも女性に対してだった。
その僕が、ある日目を覚ますと僕は少女になっていた。金糸のようなショートヘアと、ルビーのように綺麗な瞳。目はぱっちりとしていて、物語に登場するエルフみたいに耳が少し尖った小柄で華奢な美少女。
名前は、ギャスパー・ヴラディというらしかった。リアス・グレモリーさんという美少女悪魔の庇護下で、駒王町という場所に暮らしていて、どうやら人間ではなく元吸血鬼の転生悪魔と呼ばれる存在らしかった。僕以外にもリアスさんの下には転生悪魔の仲間達が何人かいるけど、男性は祐斗先輩だけだった。さり気なさを装って話を聞き出して、わかった情報だ。
もう一つわかった情報は、僕には恋人がいるということだった。
その恋人こそ、祐斗先輩だ。僕にベタベタとスキンシップをしてくるからどうしてかと思ったら、夜になっていきなり襲われた。何故か駒王学園という学校にある旧校舎に暮らす僕の部屋にやって来て、出会って四秒で合体された。
男に犯されて怖気を震う。慌てて逃げようとしても、上から覆い被さられて巨根で膣内に杭を打たれているために逃げられなかった。濃厚なキスを受けて、強烈な種付けプレスの末に祐斗先輩は僕の中で盛大に果てた。
あり得ない量の精液だった。でも、これが普通らしかった。祐斗先輩は僕を求め続け、何度も僕に子種を植え付けた。どうやら僕を孕ませてお嫁さんにするのが祐斗先輩の直近の目標らしかった。種付けセックス後に抱きしめられて、耳元で甘く囁かれた。
「挙式はどこであげようか」
「今度デートに行こう」
「メイド服を着てご奉仕してくれないかな?」
やめてほしかった。僕の心は男なのに、男に犯されたくない。
そう思っているはずなのに、祐斗先輩の卓越したテクニックと精力の前では僕は素直になれない。女の子のように喘ぎ声を出して、体が祐斗先輩を求めてしまう。男なのに、祐斗先輩とのセックスを楽しみにしている自分がいた。まるで変態だ。
自分に嫌悪しつつ、僕は祐斗先輩や仲間達との日々を送る。仲間達は僕と祐斗先輩との関係を快く思っているらしい。祐斗先輩は仲間達の前では僕を犯すことはしない。代わりに小柄な僕を膝の上に乗せて、抱きしめる程度のことはする。
仲間達はそれを微笑ましそうに見てくるけど、僕のお尻に押し当てられる祐斗先輩の凶悪な肉棒の存在は知っているのだろうか。多分、知らないと思う。
祐斗先輩は僕以外の女性には紳士的で、通っている駒王学園では学校の女子生徒から何度も告白されているそうだけど、全て断っているらしい。何でも、「結婚を前提に突き合っている人がいる」とのことだそうだ。汗だく密着セックス後の祐斗先輩による一方的なピロ―トークで聞かせられた。聞きたくもない情報で僕がそっぽを向いていると、すぐに押さえつけられてお仕置き交尾が始まるから、最近は最低限の会話はするようにはしている。
この生活が続いて、もう一ヶ月が経過した訳だけど、僕は未だにギャスパー・ヴラディのままだった。相変わらず僕が何故ギャスパーとなったのかはわからない。ただわかったことはいくつかあって、この世界は僕がいた元の世界とは違うのではないか、ということだった。
そう思って主な理由が、僕がいるこの駒王町にあった。
駒王町がある場所を何気なく地図で調べたところ、僕が住んでいた町と完全に重なっていた。その町は駒王町という名前ではなく、全く別の名前。試しに、パソコンから衛星写真で僕の家を探して見たけど、僕の家はどこにもなかった。周囲の民家も全く別物。同じ日本の同じ土地にあるはずなのに、僕の知らない町が広がっていた。
「何調べてるの?」
僕が犯されながらパソコンで街並みを観察していると、祐斗先輩が体を起こして僕を抱き締めた。当然、極太の肉棒は僕の狭い膣内を堂々と占有している。軽く腰を揺さ振っているから、精液の溜まった子宮の口に亀頭が食い込み、僕はまた甘い声を出してしまう。
「ま、町の観察を……」
「ふぅん、そっか……」
「ちょ、耳を舐めないで」
「どうして? 君は僕のお嫁さんだよ? お嫁さんなら、何をしてもいいよね?」
「そんな、一方的な……」
祐斗先輩は意地悪そうに笑い、僕の耳を舐めたり甘噛みしたりしてくる。そうしながら僕を抱き締める手で僕の乳首を服の上からコリコリと刺激し、ズンッズンッと子宮に肉棒を押し付けてくる。
もう、助けて欲しい。この変態な先輩を、誰か抑えて欲しい。
そう思っても、僕は実行に移さない。僕や祐斗先輩の主という立場のリアスさんにお願いするという手も考えたけど、試していない。多分、微笑みながら「祐斗はギャスパーのことが好きなだけよ」と言って取り合ってくれないと思う。
このままだと本当に孕まされて、お嫁さんにされてしまう。
少し、ほんの少しだけ、それでもいいかなという考えが浮かんでしまい、慌ててその考えを払い捨てた。何を考えているんだ、僕は。心が男なのに、男のお嫁さんになってもいいだなんて。僕はアブノーマルな人間ではなかったはずだ。
「何を考えているのかな?」
「耳元で、囁かないで……」
「あぁ、可愛いよ。ギャスパーちゃん。早く、孕むといいね」
「僕はまだ高校生なのに……」
「僕達は悪魔だから、年齢は関係ないよ。早く、ギャスパーちゃんの身ごもった姿とウェディングドレス姿が見たいな。絶対可愛いに決まっているから、今から楽しみで仕方ないよ。ギャスパーちゃんもそうだろ」
「ぼ、僕は……」
「そうだよね。返事は、はいかイエスで。さぁ、どっちかな? 早く答えてよ」
祐斗先輩はそう言いながらごつごつと子宮に突きを放ってくる。僕が返事をするまで、止めてくれないようだった。僕は仕方なく頷き、小さな声で「はい」と言った。
すると、祐斗先輩は僕の胸を強く抱きしめて、僕の頬を舐め上げた。
「よく言えました、偉いね。お礼に種付けしてあげるよ」
「んっ、あぁっ……!?」
膣奥で熱い何かが迸った。精液だ。子宮の中にまた新しい生命の素が渦巻く。たったそれだけのことで僕は絶頂してしまい、祐斗先輩に抱かれながらビクビクと体を震わせる。祐斗先輩は僕が達したことに気がついていて、「種付けされながらイクなんて、僕のお嫁さんは本当に変態だね」と囁いて気持ちよさそうに笑っていた。
祐斗先輩は変態だ。普段の紳士的な態度からは想像がつかないほどに、僕を求めるときはケダモノだった。いつか、このケダモノの子供を孕んでしまうだろう。その頃には僕は、元の体に戻れているだろうか。
戻れなかった時の不安以外に、戻れなかったときの期待感も抱いてしまう。
そんな僕は、祐斗先輩のことが言えないくらいに変態だと思った。
変態同士の関係は、まだまだ続く。