それと誤字報告へのお礼もこの場でさせていただきます。ありがとうございました。
静かな林の中での鍛錬を終えた愛紗は、丸木に座って青龍偃月刀の手入れをしながら人心地ついていた。吹き付ける朝方の風が、しっとりと濡れた髪をそよがせている。
ふとした瞬間に思い起こされるのは、あの晩のこと。
(愛していると、側にいてほしいとあの方は仰った。ご主人様との口づけは…………、ってわたしは何を考えている!)
彼女の胸の内に刻まれたかの出来事は、当分薄まるような気配がない。手のひらで顔をぺちぺちと叩くと、少女は武人然としたいつもの表情に立ち戻った。
「……さてと、そろそろ引き返すか。……っと、あれは」
愛紗の視線の先には、並んで歩く一刀と凪がいた。律儀な彼女はさっと立ち上がると、声をかけておこうと足を進める。
だが、一刀たちもそれなりの速度で歩んでいたために、なかなか追いつくことができなかった。
「なっ……、ご主人様……ッ!?」
声を上げそうになった愛紗は、反射的に手で口を塞ぐ。彼女の目には、凪の肩に手を回して抱擁をする一刀の姿が映っている。その格好からして、愛を囁きながら口をついばんでいるのは想像するに難くない。
「ふ……、ふふ……」
そんな現場に居合わせて、なぜすぐ逃げなかったのだろうと愛紗は自問する。丁度彼女はいま、木の陰に身を隠して二人の睦み合いを確認できる位置にいるのだ。
真っ赤になった顔をおかしな笑いをこぼしながら関羽は抑え、またしても二人の方を覗き見る。
「……凪とご主人様は、かねてより昵懇の間柄と聞いている。あの方のことだ、男女の交わりがあるのもなんらおかしくはない。だが、なんだこの気持は……?」
愛紗は、胸の奥がじくじくと痛むような感覚に苛まれていた。そんなことは知らず、凪は少女らしさを全面に出して一刀に甘え続けている。小動物のように少女は肩口に頭を擦りつけ、その様はマーキングでもしているかのようであった。
「むむむ……、凪めあのように……」
凪には、自身と似たような雰囲気があると愛紗は思っていた。しかし、現在の彼女は恋する乙女そのものな振る舞いであり、愛紗の焦燥感を強く駆り立てる。
「あっ……、あのように胸に触れられて……。わたしがされているわけでもないのに、こんなにドキドキしてしまう。やはりその、き、気持ちいいものなんだろうか……?」
凪の乳房を撫でる一刀の手に合わせて、愛紗は自らそっと触れてみた。彼に優しく撫でてもらっていると思うと、無性に気が昂ぶってしまう。
愛紗は二人の行為を覗いている背徳感と興奮に、押しつぶされそうになっていた。
「こんな外だというのに、直接触れてしまうのですね……」
熱に浮かされたように、愛紗は服の留め具を外す。凪の震えるようなか細い声が耳に届く度に、もう我慢ならなくなってしまっている。
「わたしは……、どうしてしまったのだろう」
そう呟いてる間も、手ではそそくさと下着を取り去っていた。誰が来るともわからない野外での露出というのも、愛紗の興奮を煽る。
上向きで張りのある乳房は呼吸によって上下し、乳輪は鮮明に色づいていた。
「ふうっ……はあっ……。こ、こんな感じ、だろうか」
たっぷりと柔らかな肉の詰まった塊を、持ち上げるように両手で揉む。そうすると、愛紗の全身になんともいえぬような快感が走り抜けた。
「やあ……、ご主人様……。わたしの胸を、そのようにぃ……。くううううっ……、ふわああああ…………っ!」
存在感抜群の大きな乳を、愛紗は根本から搾る。彼女は「もっとしてください」と空想の一刀に懇願し、さらに力を込めて己の乳肉をいじめていく。
「乳首も、どうにかなってしまいそうなのです……。ご主人様に見られてこんなはしたなく勃起させてしまい……んんっ……」
すっかり立ち上がってしまった色素の薄い乳首を指で転がし、愛紗はなんとか喘ぎ声を堪えた。すっかり出来上がってしまった彼女が再び二人のことを垣間見ると、一刀は凪による奉仕を受けていた。
凪が肉棒をしゃぶる音に感化された愛紗は、その行為さえも真似てみようと試みる。
「んっ……。ご主人様のおちんちん、わたしの口に……。ちゅぱ…………じゅう」
成年の男の屹立した肉棒など見たことのない愛紗には、その形状を正確に想像することはできない。なのでそれとなく凪の動きを模倣し、あとは猛る妄想で補っていくのであった。
「じゅぽっ……ちゅるっ……。ご主人様、わたしの奉仕でこんなに硬くされているのですね」
嫉妬を重ねるごとに、身体の火照りも増していく。唾液でべとべとにした自分の指をうっとりと見つめる彼女には、普段の高潔さの欠片も感じられなかった。口内で指を扱きながら、もう片方の手では乳首をぎゅっとつねる。
強い刺激が気に入ったのか、跡が残ってしまうほどに愛紗は尖る乳首をいじめ続けた。
「申し訳……、じゅるうう……ありません……。胸の先、気持ちよくてえ……! ひゃぁあああ……っ」
疑似フェラと乳首への愛撫で、彼女は一度目の絶頂を迎える。味わったことのない快楽であり、愛紗は脳内が蕩けてしまいそうであった。そんな彼女を揺り起こすように「いやああぁあああ……、一刀さんのおっきいの……入ってきていますううぅうう……!」という凪の嬌声が耳朶を打つ。
一刀の腕で持ち上げられた凪は、宙にいながら深くまで挿入されていた。いわゆる駅弁の体勢であり、上半身を固定するために一刀の首あたりに抱きついている。
最早微塵も声を我慢することはなく、辺りにまで聞こえるような音量で彼女は鳴いていた。一刀の頭を抱いてよがり狂う凪のことを羨ましそうに見つめながら、愛紗は己の秘部に触れる。
「わたしの股、まるでもらしてしまったようではないか……。こんなにびちょびちょになってしまって……」
何度かそこを指で往復させていると、愛液の滑りによって膣口に入りこんでしまう。またしても感じたことのない刺激に愛紗は唇を噛み、熱い息を吐きながらゆっくりと指を出し入れする。
「指だけでこんなっ……。ご主人様のおちんちんで埋められたら、どうなってしまうのだろう……?」
人差し指で様子を見つつ、入り口の壁を愛紗は擦る。凪の声と同時に一刀の気持ちよさそうな声まで届き、愛紗の脳内を溶かしていく。
「ご主人様……、ご主人さまぁ……! きゃううううぅ…………ひゅううぅううう…………」
場の盛り上がりに合わせて、愛紗の声の発し方も大胆になってきている。そこには、早く気づいて自身のことも抱いてほしいという願いも存在しているのであろう。
「ああっ……、すごいぃいいいい……! ご主人様のおちんちんが、凪のあそこを突き上げている……」
激しく打ち上げられ、凪の尻がぶるんっ、と揺れている。休むことなく一刀は奥を突き続け、凪の快感を引き出していた。
凪の方はもう限界が近いのか「一刀さん……。いっぱい、いっぱい自分の中にぃいいいい……、んぐうううぅううう…………!」と射精をせがみながら声を震わせている。
「出してしまう……! ご主人様が凪の中に、子種を……っ、ひゃああぁあああん!」
愛紗は秘裂と胸をいじりながら、己に精液が注がれているところを想像していく。快楽に堕ちた頭の中では、愛しい人の精で孕むことしか考えられていない。
やがて一刀の動きがさらに激しさを増し、凪が一段と大きな声で鳴いたところでぴたりと止む。
「ご主人……様……。わたし…………いぐっ……いぎますううううぅううううううう……!!!!!」
女の汁が吹き出す膣口をぐちゅぐちゅとかき混ぜながら、螺旋の形に乳首を捻り上げる。火花の散った愛紗の脳内は、真っ白になったかと思うとすぐに快楽に塗り上げられていって。
「アソコもおっぱいも、きもひいいぃいいいれすぅううう……!!!!!!」
愛紗の放った大きなイキ声は、それすら上回る凪の絶叫によって打ち消されていった。彼女は肩で息をしながら粘液でふやけてしまった指を見つめ、一刀の肉棒を清めるかのように付着したものを舐め取っていく。
そんなさなかも、密着した一刀と凪は舌を絡ませあって余韻を楽しんでいる。
「ちゅる……んれろぉ……。ふう…………」
愛していると言われ、口づけまで交わしたのだ。こんな淫らな花を咲かせてしまうほどに、愛紗の心はずっと温もりを求め続けている。
「はあっ……、ご主人様……。わたしのことも、早くあなたのもので満たしてください……。この気持ち、そうでなければ収まりそうにないのです……」
平静に帰りつつある琥珀色の瞳に、寂しさが宿る。不器用な少女はいま、ただそれだけを願うのであった――。
次回はまた週末に更新すると思います。
聖水ゴクゴクする描写を入れることになると思うので、苦手な方はご注意あれ。