※この作品はR-18です。

北郷当代記   作:KKS

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十三(稟)

 ――ここまで守ってきた純潔。それだけは、愛する人に捧げたいと郭嘉は思っていた。

 それなのにいまの彼女は余りにも無力で、大した抵抗をすることもできない。最早言うことを聞いてくれない下腹部は淫靡に口を開け、男の欲棒の先を僅かに飲み込んでいく。

 

(いや……っ、だめです……! それだけは、一刀さまに……っ)

 

 郭嘉は半分錯乱したように、ふーっ、ふーっ、と荒い息を立てる。亀頭の熱は女の意識を奪い、我が物としようとしているかのよう。このような逸物を奥まで突き立てられては、いつまで正気を保っていられるか彼女にもわからない。

 するとそこで挿入の動きが止まり、男の顔が耳の側に近づいてきていることを少女は感じ取った。男も昂ぶっているのか、その鼻息が肌を撫でている。

 ――この期に及んでなにを言うつもりだ。憤りを覚えながら、郭嘉は奥歯で丸まった布を噛んだ。

 男の手が彼女の汗ばんだ額を覆っているが、その触れ方が妙に優しく暴漢らしくないことに気づいた様子はない。

 

「ふぐっ……! んおっ……、むうっ……!」

 

 無意味なことだとわかっていても、糾弾の言葉を発しようと郭嘉は必死に顎を動かしている。

 そんな彼女の鼓膜を震わせ、沸騰する脳内まで男の声が通り抜けた。

 

「かふっ……!? ふうううう…………、んぎゅううううぅうううううう…………!!!!!」

 

 その刹那、濡れそぼった膣内の最深部まで、男の肉棒がみっちりと貫いてしまう。郭嘉の淫肉は異物の来訪を悦んでおり、自ら竿に抱きつくように(ひだ)を絡ませている。

 そして処女喪失の余韻を感じる暇もやらないかの如く、肉棒は責めを開始していく。

 

「もごっ……! んおおっ……! ぷはあっ……!?」

 

 郭嘉の内にあった犯されることへの恐怖は消え、気でも違えたのかと思うほど快楽の波を受け入れていた。ようやく布を抜かれて舌が自由になったのだが、その口をつくのは呪詛ではなくて呂律の回らない喘ぎばかり。

 熱気の漂うそこに引き寄せられて男が口を吸うと、彼女は負けじと唇の形を確かめるのである。

 

「あむっ…………ちゅる、ちゅぱっ」

 

 恋人に甘える舌使いで郭嘉は男の歯列をなぞり、自ら内部へと入り込んでいくのだ。そうして流れ落ちてくる唾液を嬉しげに飲み下すと、自分のモノも口の動きで男の口内へと送っていく。

 そんな口での交わりを楽しんでいる間も、彼女に考える時間を与えないように激しく肉棒は出入りを繰り返す。事実女陰は数度感極まっているようで、愛液を分泌する様は涙を流しているようにも見える。

 

「じゅぷ……っ、ちゅうううぅうううう…………くうっ……!?」

 

 一旦唇を離した男は大きなストロークを維持しつつも、郭嘉の耳をねっとりとその舌で味わう。耳たぶを甘噛し、器官を形作る溝へ丁寧に唾液を塗り込んでいく。

 それは彼女が感じたことのないぞくぞくとした刺激を生み出しており、たまらないといった風に頭の動きに合わせて前髪が揺れた。

 

「ああ……、ああ……っ。わたし、わたしはっ…………」

 

 いまになって郭嘉は、目隠しをされていてよかったと思う。

 光を遮る薄布の先には、とても外部に晒したくないほど快楽の色に染まった瞳が鎮座しているのだ。そんなところを見つかってしまっては、参軍としての威厳もなにもあったものではない。

 

「んぐっ……おおおおおおっ!? はあっ……いやあああぁあああっ……」

 

 少女の体内を掻き回す肉棒が、そんな微塵の安堵を押しつぶす。入り口も奥もその道中さえも徹底的に擦り上げ、男は先端からにじみ出る雄の匂いを郭嘉へと染み込ませていく。

 そんな間接的に「お前は俺のものだ」と主張するかのような行為。いつの間にか耳を舐めあげていた舌は場所を変え、今度は彼女の首筋を標的としている。

 男はこのまま郭嘉の全身をマーキングしてしまうつもりであり、それをもってこの女体の征服を成し遂げようというのだ。それに対して彼女は嫌がる素振りを見せず、逆に自分から腰を押し付けては狂い咲いていく。

 

「きもちいい…………、全部きもちいいいぃいいいい…………!!! もっとお……、もっとしてください……あぐううぅううう!!!」

 

 手を縛られているため、男の身体を思い切り抱き寄せられない。もどかしがる郭嘉はそれならばと自由な足を動かし、ずんずんと子宮口を責め立てる男の腰をがっちりとロックする。

 すると自ら抱え込んだために肉棒による圧迫感が増し、気持ちよさも同時に増幅されていく。さらには早く精液を飲ませろと言うように膣の壁はざわめき立って動いており、まさに肉棒の味にのめり込みつつあった。

 

「あがっ…………、くうっ!? ……おくう、奥しゅごッ…………ああっ!!!」

 

 組み付く郭嘉の身体ごと強引に揺さぶり、男は最深部を獣のような腰使いで突く。

 視界を奪われている彼女にはわからないことではあるが、男の顔からも余裕の色が消えつつある。瞑目しながら歯を食いしばり、射精までの時を幾ばくか稼ぐ。男とて、この瞬間を待ちわびていたのだ。少しでも一度目の挿入を長く楽しみたいというのは真理である。

 ――ここ何日か女に隠れて密かに機会を伺い、実行のチャンスを探してきた。昼間から郭嘉を抱くことを考えてしまった時などは、いきり立ちそうになる股間を抑えるので苦労をしたものである。

 タイトな布地に包まれた彼女の手足が視界に入るだけで、妄想が働く脳内はたまらなくなる。じっくりと弄び、蒸れた中身を早く堪能したいと思ったが男は焦らなかった。そしてその成果が、いま解き放たれようとしている。

 

「ごんごん、すごっ……い……! やっ……、ああっ……、もういくっ、いくううううぅうううううう……!?」

 

 絶叫しながら郭嘉が万力のように足を絡めるので、男の腰は限界まで密着していく。そして肉棒の痙攣と同時に門を突き破った遺伝子の大軍は総力を上げ、女の本丸の攻略にかかる。

 その勢いはまさに烈火の如くであり、燃え上がるような熱さと共に彼女の理性を破壊し尽くしていった。

 

「はあっ……、あはっ……」

 

 精を受け入れながら力なく口を開いた郭嘉の様子は、快楽に屈服した証でもある。鼻血を吹くまでもなく赤く染まった肌には艶があり、まだまだ満足には達していないと受け取ることもできよう。

 

「あっ……」

 

 ――もう目隠しをしておく必要もないだろう。そう判断した男は、ゆっくりと結び目をほどき布を取り去っていく。

 郭嘉はそのことに少し緊張を覚えるが、とうに言い訳できない段階に来ていることは確かである。

 

「……さまあ」

 

 彼女の目に、灯火にぼんやりと照らされて男の輪郭が映し出されていく。じわりと合っていくピントは、朧気なこの逢瀬を表しているかのようでもある。

 見間違えようもない。そこには、北郷一刀その人の姿があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 衣服を脱ぎ去った郭嘉は、再び寝台の上に横たわっている。そして最後の砦となった手袋の指先を、一刀は一本ずつ丁寧に舌で愛撫をしていく。唾液に塗れる黒い生地は鈍く輝き、女はそれをうっとりと眺めていた。

 

「んっ……、一刀さま……」

 

 最後の一本が、先から根本まで彼女が思慕する主君の口内に飲み込まれていく。関節の溝を浮き彫りにするかのように舐める一刀の舌使いはねっとりとしており、郭嘉の性感をゆるやかに高める。

 存分に味わった(のち)に彼は惜しみつつも口を離し、肩から腕にかけての肌をまさぐりながら手袋を抜いていく。それがなにかとても恥ずかしい行為をしているように思えてきて、郭嘉は熱っぽい息をひとつ吐いた。

 

「稟の生まれたままの姿、ようやく見ることができたね」

 

 こちらもなにも纏っていない一刀が、彼女の横に寝て額を合わせる。郭嘉の心音はどんどんと大きな音を立てて鳴り響いているが、いつものように血しぶきが上がることはない。

 それは妄想ではなく目の前の一刀に集中できているからであり、それだけ一度抱かれたことによる効果は大きかった。

 

「うう……。それにしても、このやり口はいくらなんでも強引すぎるのでは? 始めは本当に恐ろしかったのですから」

 

 一刀の顔にフレームが当たってしまうことを気にして、郭嘉は眼鏡を外す。そうするとやはり視界にぼやけが発生してしまうのだが、いまはむしろ接近する口実として都合がいい。

 彼女にそういういじらしさもあることを知った一刀は嬉しくなり、望み通りに身体を近づけてやる。すると肌同士が擦れて気持ちがよかったのか、郭嘉は小さく声を漏らした。

 

「こんな方法しか思いつかなくて悪かったよ。でも、どうしても稟とこうしたかったから」

 

「……ずるいです、そんな言い方」

 

 そう言われては、郭嘉としては許すしかなくなってしまう。思い描いていた初めてとは随分違うものとなってしまったが、これはこれとして素直に喜ぼうと彼女は無理やり納得する。

 

「稟ってもしかすると、こういう感じがよかったりするの? 気持ちよさそうだったから俺もついつい遊びすぎちゃったよ」

 

 自分は決して夜這いされて嬉しがる変態ではないと言い切りたいが、彼女の内でその自信が揺らぎつつある。本気で楽しみ始めたのは相手が一刀だと確信してからであるが、視界と手の自由を奪われた中で快楽に堕落してしまった事実は消えるものではない。

 

「してほしいことがあるなら教えてほしい。これだけ時間がかかった分、しっかり稟のことを愛してあげたいから」

 

 唇をついばみながら発した一刀の言葉に、郭嘉の心は揺れ動く。その心中にふつふつと湧き上がるのは、彼にまた獣のように犯されてみたいという非倫理的な思い。

 先ほどの脳天まで響くような獰猛(どうもう)な腰使いを思い返すだけでも、純潔を失ったばかりの少女は下腹部がうずいてしまいそうなのである。それを別な形でもう一度。そう考えると、自然に口が動いてしまっていた。

 

「――後ろから、後ろからめちゃくちゃになるまで犯してください。一刀さまのこと以外、なにも考えられなくなるくらいに」

 

 手をもぞもぞとさせながらする郭嘉の嘆願に、一刀の征服欲は大きく煽られる。もう少しこのまま楽しんでみようと思った彼は、ぐちょぐちょになっている割れ目に沿わすように肉棒を差し入れた。

 柔らかな太腿にも挟まれる三角州は心地よく、竿にゆるやかな刺激を与えてくれる。一方郭嘉は強い刺激を欲しているところを外されたような形であり、その顔には不満の色がくすぶっていた。

 

「焦らさないでください……。一刀さまに、もっと奥まで愛してほしいのです…………んっ」

 

 胸を押し当てるようにしながら言う郭嘉には、普段の余裕が寸分もない。対照的に彼女の反応を伺う一刀は、竿で肉ビラをなぞりながら内腿を指先でそっと可愛がる。

 すると郭嘉の身体がびくりと震え、勃起した乳首が男の胸板にコリコリとした感触を残す。

 

「せっかくだし、もっといやらしくおねだりしてもらおうかと思ってさ。賢い稟ならわかるでしょ?」

 

 裸眼越しにも、一刀が不敵に笑っていることが彼女にはわかってしまう。郭嘉が黙り込む間、彼は全く責める気がないというように鎖骨の辺りで舌を動かすだけであった。

 普段ひねくれたところがないだけに、閨ではこうも主導権を握ってくるものなのかと少女は息を呑む。だがそれ以上にこのまま従属してしまいたいという思いがふくらんでいき、鋭利な智嚢を淫靡なおねだりのためにフル回転させるのである。

 

「あなたのお、おちんちんで、わたしの中をいっぱいにしてください……。一刀さまの子種が欲しくて欲しくて、もう我慢していられないのです……」

 

 真っ赤になりながら懸命にそう述べる郭嘉であったが、一刀の態度から察するにいまひとつという感じであった。彼は「そうだなあ」と一拍考えると、なにやら耳元で言葉を吹き込んでいく。

 そのせいで郭嘉はさらに顔を赤くしてしまうが、仕込んだ方の一刀は何食わぬ顔で乳房の弾力を確かめている。赤子のように乳首でもしゃぶりながら待っていようかと考えていた一刀であったが、彼女が折れるのは早かった。

 

「一刀さまの……、その……」

 

 弱々しく指を絡めながら、郭嘉は震えるような声で訴えかける。正気であれば、絶対にこんなことを口走ることはできない。一刀が念を込めて匂い消しにと置いた香が部屋に充満し、おかしな空気を助長させている。

 

「一刀さまのおチンポで稟のぬるぬるのおまんこ、頭が変になるくらいハメ倒してください…………! 早くチンポ…………ちゅる!?」

 

 叫ぶように郭嘉が言い切ると、よくできましたとばかりに一刀は激しく口を吸い上げた。羞恥から体温が上がった分口内は熱く、舌を絡ませているだけで溶け合ってしまいそうである。

 

「……優等生の稟には、しっかりご褒美をあげないとね」

 

 起き上がった一刀はうつ伏せた郭嘉の腰を持ち上げ、臀部を煽情的に突き出させた。そうして手触りのいい尻肉に手を遣りながら逸物を秘裂に当て、言葉責めを続ける。

 

「忘れないようにしっかりと俺のチンポのことを覚えるんだ。このぐちょぐちょでいやらしいおまんこ使って、ちゃんと歓迎するんだよ? ……余計な妄想なんて、したら許さないから」

 

 わざとらしく下品な表現で彼女を煽り、時間をかけて肉棒を挿入していく。荒々しい亀頭の出っ張りや、竿に浮かぶ太い血管ですら神経を集中させている郭嘉には読み取れてしまう。

 ねぶるように犯され、押し拡げられていく感覚。彼女の膣内にある襞のひとつひとつが性感帯になってしまったようであり、びりびりとした快楽を次々に脳へと運んでしまうのである。

 

「はあっ……、入って……来てますう……。一刀さまのおチンポすっごく硬くて、拡げられてしまってる……」

 

 肉棒の再訪に喜ぶ膣内は、さらに愛液の分泌を増して滑りをよくしていく。

 

「いいよ、稟の中。ちゅっちゅっ、ってチンポに吸い付いてくるみたいだ」

 

 郭嘉の内部はきつ過ぎず、かといって締りが緩いというわけでもない。まるで彼女の思いの内側を表すようにそこは肉棒に抱きつき、淫らな愛撫を加えて一刀のことを喜ばせるのだ。

 

「んっ……くうっ……。子宮の入り口に、チンポがくっついているのがわかります。…………はひぃ!」

 

 一刀が試しにぐいっと一突きしてやると、気の抜けたような嬌声を発して郭嘉は歓喜した。それこそがここまで待ちわびていた衝撃であり、彼に愛してもらっているという実感にも繋がっている。

 

「そんな恥ずかしい声出して……。そうまでしてここにチンポ入れて欲しいんだ?」

 

 亀頭で壁の天井を抉りながら、一刀は郭嘉の頭を撫でる。

 

「はいっ、はいいぃいいいいい……! ずっと…………あぐっ……こうしてもらいたかったのです…………お゛……お゛っ……!?」

 

 快楽に溺れる郭嘉は、喘ぎに混ぜて鬱屈した感情を吐き出していく。

 ――楽進(なぎ)が一番に抱かれたことが羨ましかった。しれっと間に入って一刀の側に居場所を作ってしまった程昱(ふう)のことをずるいと思ってしまった。なんの遠慮もなく懐に飛び込んでいける張飛(りんりん)徐晃(しゃんふー)が妬ましかった。

 

「あ゛ぐっ……ふうっ……んああぁああああああっ……!?」

 

 その心中を知ってか知らずか、一刀による責めは郭嘉を狂おしいほどに昂ぶらせていく。

 目下の尻を平手で打ち、小気味よい音を一刀は鳴らす。叩かれる毎に彼女は「お゛っ……!?お゛っ……!?」と言葉にならない声で応え、愛液を撒き散らすほどに感じていた。

 

「もっとおかしくなってしまえ……! どんなになってしまっても、俺が全部受け止めてやる……!」

 

 羽交い締めのような格好で郭嘉の上半身を抱え、一刀は際限なく腰をぶつけていく。肌がぶつかり合ってパンパンと音を鳴らし、聴覚からも交わっているということを教えてくれた。

 

「はひっ……はひぃいいいいいい……!? しゅご、しゅごいのおおおぉおおおおおお!」

 

 絶頂した郭嘉が意識を飛ばしそうになると、一刀は突き刺すようなピストンをして無理やりにでも引き戻す。膣内はここまでくると震えっぱなしであり、なにをされても極上の快感を得てしまうという状態である。

 

「かわいいよ、稟……! こんな稟は俺だけのものだ……!」

 

 そのまま胸を揉みしだかれると、郭嘉は身体を捻るようにして自ら腰をぶつけていった。彼女の行為はそれまであった空白を埋めるようでもあり、一刀の情念の炎にさらなる薪をくべるのである。

 

「ひゃああああぁあああっ……、あひぃいいいぃいいい……!?」

 

 子宮が降りてきているような感覚。郭嘉の膣内は先ほどより情熱的にうねり、一刀から精液を奪い取ろうとしているようだ。

 余りにも激しく求めあっているため、脳髄が焼き切れてしまいそうなほどの快楽が一刀にも波のように押し寄せている。

 

「おまんこ、チンポでいじめられてもうだめなんですうううぅうううう!!!!! かじゅとさま、かじゅとさまもはやくうううぅううう……!?」

 

 このまま二人して、どこまで行ってしまうのだろうか。そんな思いを持ちながら、名を呼ばれた一刀は最後の仕上げへと突入する。

 再び彼女を寝台に組み伏せ、極太の焼けた槍で最深部を何度も何度も貫いていった。白いうなじを舌で(なぶ)り、尖った胸の先を乳搾りをする要領で愛撫していく。

 

「イッてる、イッてますううぅうう……!?」

 

 様々なことから解放され、郭嘉は一刀との情事だけに没頭していた。はしたなく声を上げ、めくれ上がった陰部からは小便のように愛液を漏らしている。

 もうきっと元の自分には戻れないだろうが、それでも構わないと彼女は思う。

 

「しゅきぃ……、しゅきですうぅううううう……!!!」

 

 愛する人が、どうなっても受け止めると言ってくれている。であればこそ、好きなだけ快楽を享受することができているのだ。

 

「愛してるよ、稟……! くううっ……!」

 

 瞬間、鈴口を割って出た精液が行き場を探して彼女の体内を駆け巡る。一刀は射精しながら子宮口にぐりぐりと数度亀頭を押し付けると、さらに中を蹂躙していった。

 

「でてる……!? でてるのにまだおまんこずんずんってぇ……!?」

 

 敏感になった肉棒は腰が引けそうになるくらいの刺激を伝えてくるが、それでも一刀は動き続ける。中を染めた程度ではもう満足できない。彼女の全身に塗りたくるような射精をイメージし、感覚を研ぎ澄ます。

 

「出すぞ……っ! 受け止めて……!」

 

 にゅるっと膣から抜け出した肉棒を手に持ち、一刀はほとばしる熱波を尻から背中にかけて浴びせていく。まさに常人離れした精力であり、おびただしい量の白濁液に郭嘉の肌は(ひた)されていった。

 

「んんっ……、ああっ……! 熱いのがびゅるびゅるでてますう……」

 

 最後の一滴を尻の上に出し終えると、無我夢中といった様子で一刀はそれを塗り拡げる。胸の谷間からヘソの周り。果ては尻穴の中に至るまで、全て自分のものであるというようにマーキングしていった。

 

「すううぅうう…………はああぁああああ…………。ぬるぬるしていて、いい気持ちです……」

 

 郭嘉は己の身体から立ち上る精臭を、ゆっくりと深呼吸して肺に取り入れる。彼女にとってこれは他でもない愛情表現であり、その悦びは絶大であった。

 

「――少しはすっきりした?」

 

「はい、身体中から一刀さまの濃い匂いがしてきてたまりません……。でももっと、このおチンポでしてくださるのでしょう?」

 

 郭嘉は怪しげに微笑むと、連続発射によってしなだれた肉棒を握る。妄想によってこじれた彼女の性欲の沼は深く、抜け出したくなくなるような魅力があった。

 仰向けに寝る郭嘉に覆いかぶさるようになった一刀は、そっと唇を求める。狂おしいほどの情欲が冷めるには、まだまだ時がかかるであろう。

 

「朝起きたら、大変なことになってるかもね」

 

「望むところです。わたしの全ては、あなたのモノなのですから……」

 

 後先のことなど考えない、互いを貪るような情交をどちらともに欲している。しばらくすると寝台がぎっ、ぎっ、と軋む音がし、芯を穿たれて郭嘉は意識を朦朧とさせていく。

 

「稟……。稟……ッ」

 

 こうなれば、精根尽き果てるまで相手をしてやろうと一刀は決意する。二人の爛れた繋がりは鳥の鳴き始める頃まで続き、気力が途切れると折り重なって泥のように眠った。

 昼前になっても両名の姿が見えないことを心配した程昱が様子を見に行ったのだが、あまりに幸せそうな寝顔に呆れながらもふと呟いたという。

 

「――なんというか、いまの稟ちゃんは水を得た魚とでも例えるべきでしょうか」

 

 少し妬けてしまうが、親友の念願が叶ったことについては素直に祝福してあげようと程昱は思う。

 二人だけの時間というのはそう長く続くものではない。それがわかっているから、程昱は少し世話を焼いてやろうとする。

 

「ふわ……あふ。……あれだけ気持ちよさそうに休まれているところを見れば、風までうとうとしてしまうのも道理というものなのですよー」

 

 後ろ手に静かに扉を閉めた彼女は、まるで門番をするかのように自らも船を漕ぎ始めるのであった。






放置プレイ気味な稟ちゃんは自然とこうなってしまいました。
次回は愛紗ちゃん予定です。
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