※この作品はR-18です。

北郷当代記   作:KKS

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十六(桃香)

 城壁の外で干戈を交えるふたつの部隊。ひとつは十文字旗を掲げており、もう一方は趙旗を揺らしていた。

 ――ちぇすとおおおおおおおおおおおお!!!!!

 十文字旗を掲げる部隊、すなわち楽進率いる天衛兵である。その集団が突撃を開始すると同時に、腹の底から絞り出すような声を発していた。

 

「おわっ……!? 北郷、いまのはなんだったんだ?」

 

 城壁の上からその様子を観ていた公孫賛は、思わず隣に立つ一刀のほうを振り返る。趙雲の指揮する公孫賛軍に比べれば天衛兵はまだまだ練度不足であるが、その気合だけは正規兵にも負けないものがあった。

 

「凪からなにかいい突撃用の掛け声はないかって尋ねられたんだけど、それならあれがいいかなって」

 

 それ自体に特別な意味があるわけではないが、発すればなんとなく感情が昂ぶってくるような不思議な言葉である。

 「ちぇすと、ちぇすとー?」と教わった言葉をかわいらしく反駁する楽進は微笑ましかったが、いまは声を荒げて兵らを鼓舞している最中であった。

 互いに殺傷力のない木製の武器を使用し、実戦さながらの打ち合いをしながら練度を高めていくことが目的である。特に北郷軍のほうは新規に入隊した者も多いので、こういった機会は貴重であった。

 

「お兄ちゃんの生国の言葉……なんだよね? うー、シャンよく見えない」

 

 壁の高さが邪魔をして、背の低い徐晃には戦闘をしているところがはっきりと見えていない。それならばと一刀は身体をかがめ、少女の足の間から頭を出すと肩車をして持ち上げてやった。

 

「わわっ……、お兄ちゃんに乗ってるとすごく背が伸びたみたい。それにシャン、ちょっと飛んでるみたいかも」

 

「おっと、暴れたらだめだからね。普段使ってる人って俺の地元でもほとんどいないとは思うけど、なんか特別感があっていいだろ?」

 

 興奮してぱたぱたと足を動かす徐晃のことを諌めながら、一刀は奮闘する天衛兵に目を移している。その首筋には下着の布越しにでもわかる少女のやわらかな部分が触れており、邪な思考が湧いては消えていくのであった。

 

「あっ……だめ、お兄ちゃん……。そんなところ、くにくにってされたら……」

 

 知ってか知らずか徐晃の方からも一刀の頭を抱えて密着度を増加させていくので、わざとでなくても時折敏感な部分を後頭部で刺激してしまうのである。

 

「そうですねー。いかにも天の御遣いの軍勢という感じがして、よろしいのではないでしょうかー。あ、稟ちゃん稟ちゃん」

 

 同じく訓練を観戦している程昱はそんな感想をもらした。そして肩車をされている徐晃のことを羨ましそうに見つめる親友の袖を引っ張ると、小さな声で忠告をしたのである。

 

「香風ちゃんの真似はさすがにやめておいたほうがいいと思いますよお? あのご主君さまのことですから、頼まれれば無理にでもされるのでしょうが」

 

「だ、誰がそのような……ッ!? ……って寝ないでください!」

 

 ものの数秒で鼻提灯をふくらませている程昱にツッコミを入れつつ、郭嘉は乱れかけた心の内をひと呼吸ついておさめていく。

 あの夜強引に抱かれてから、少女は以前にも増して一刀のことを意識してしまっている気がしてならなかった。そんな気持ちを発散するためにも早く肌を合わせたいと願っているが、いかんせん競争相手は多い。楽しげに肩車をされている徐晃も、まさにそのうちのひとりであった。

 

「稟ちゃんさえよければですけど、今度一緒にご主君さまにかわいがってもらいましょうか。普段と違ってきっと楽しいと思うのですよー」

 

「なっ……、風と一緒にですか……!? あんなところやこんなところを見せあって……ああ……」

 

 小声でささやく程昱の言葉に、郭嘉は思わず鼻の付け根をぐっと抑える。ふたりして一刀にあられもない姿を晒している場面を瞬時に想像してしまうと、普段の倍は興奮してしまうようであった。

 少女らがそんなやり取りをしている間にも模擬戦は進み、公孫賛の軍勢が最終的には押し切りつつある。敗戦濃厚なことで楽進は悔しそうであるが、ここから活かせることは多い。

 

「――ご主人様、白蓮殿! 黄巾軍が再び現れたようです、ただちに練兵を中断いたしましょう」

 

 城壁に続く階段を駆け上がってきた様子の関羽が、ふたりに敵軍出現の報告があったことを知らせる。

 すぐさま部下に出陣の用意をするように命じた公孫賛は、北郷軍からも兵を出してほしいと依頼した。前回の轍を踏まぬよう、今度はそれなりの兵力を城に残しておくつもりなのである。

 

「愛紗、俺たちも出るよ。香風は念のために城の防衛に回ってくれるか?」

 

 一刀の頭上にいる徐晃はうんと頷き、身軽に肩から飛び降りた。そんな少女の短いスカートからは、チラチラと縞模様の下着がのぞいている。

 城壁を下って兵たちのもとへ向かっている最中、一刀は近頃世話を焼いてくれている少女と出会った。彼女も軍が出撃することをわかっているらしく、どこか心配そうでもある。

 

「ちょっと行ってくるよ。桃香は城で待っていてほしい」

 

「うん……、わかりました。怪我、気をつけてくださいね」

 

 待機を命じられた劉備は、少し寂しそうな反応を見せた。自身が戦いで関羽や張飛のように働けないのは理解しているが、できることなら一刀の側に同行したいという思いがある。

 

「――誰かが帰るべき場所にいてくれるっていうのはありがたいことだよ。それが特別なひとなら、なおさらだ」

 

 少女の頬に手を当て、目線を合わせながら一刀はそう言い切った。何度見ても、劉備の大きな碧色の瞳には、他者を惹き付ける魅力が宿っていると一刀は思う。

 青年自身それに魅了されたからだというわけではないが、いまより強く彼女とつながりを持ちたいと心が求めはじめていた。

 

「ふえっ……!? あの……、それって……」

 

「ごめん、ほんとに急ぐから。香風のこと、よければ手伝ってあげて!」

 

 劉備の頭をぽんぽんと撫でると、一刀はそのまま走り出していく。ある意味告白をされたまま置いていかれてしまった少女は、徐晃が通り掛かるまで固まったままでいたのであった。

 

 

 

 

 

 

 その夜。単独で行動していた黄巾軍を撃破した一刀たちは、大きな損害もなくその日のうちに北平へと帰還したのであった。実戦をくぐり抜けることで兵士にも自信がついてきており、それが軍全体の統率にもつながっている。

 そして労いをして回っていた青年がようやく部屋へと戻ってくると、そこにはすでに明かりが灯されていた。

 誰かが気を利かせてくれたのだろうと考えた一刀が座って一息ついていたところ、夜目にも明るい桃髪が開いた扉から見せる。

 

「お帰りなさい、北郷さま。お腹空いてる……よね?」

 

「あ、ああ。それはもちろん」

 

 見れば劉備は、皿に乗った握り飯を持っていた。彼女と料理の組み合わせとなると背筋に嫌な汗が流れそうになる一刀であったが、少女はそれを全力で否定する。

 話を聞いてみると城の侍女にも準備を手伝ってもらったらしく、それならばいつぞやのことのようにはならないだろう。劉備は空いた手で椅子を一刀の隣にまで持っていくと、少し緊張した面持ちで握り飯をすすめた。

 

「お、うまいな、塩加減がいい具合だ。……桃香がこんなに頑張ってくれたのに、疑ったりしてごめんな」

 

「えへへ、許してあげちゃいます。北郷さまに喜んでもらえるのが、何よりだもん」

 

 ニコニコ顔を少女に癒やされながら、一刀は他のものにも手を伸ばす。その中には炒めた野菜などの具材が詰められており、ちょっとした驚きとともに幸せな感覚を青年にもたらしてくれるのである。

 やがて空腹も追い風となって、二個三個と一刀はあるだけの握り飯を平らげてしまったのであった。

 

「――ごちそうさま。また、作ってもらいたいな」

 

「ほんとにっ……!? それならもっともっと練習して、美味しいお料理作れるようにがんばりますね!」

 

 喜びのあまり、劉備はすぐ隣の一刀へ思わず抱きついてしまう。日中の話が中途半端なまま終わってしまっていることもあって、ここは思い切って甘えてみようかと少女は決心したのである。

 それをやんわりと受け止めた一刀は、少女の桃髪を撫でながら次の言葉を待った。

 

「北郷さま」

 

「ん……なにかな」

 

 青年の手の動きをくすぐったそうにしながら、劉備は思いを固めた瞳を向ける。もうどこにも、少女の気持ちを妨げるものはなかった。

 

「わたしの……、ご主人様になってください。北郷さまやみんなと一緒に、わたしも戦っていきたいんです」

 

 劉備への返答は言うまでもない。一刀は指で軽く顎をあげさせ、緊張で乾いた唇にそっと口づけた。

 少女はぎゅっと拳を握って飛び跳ねそうになる心臓を抑え、初めてとなる異性からの接吻を甘受している。一刀が食むようにして唇を求めると、劉備も懸命に真似をしてちゅうちゅうと吸い付いていく。

 しかし段々と息が苦しくなってきたのか、劉備はぱっと身体を離してしまった。

 

「俺の目指すべきところ、桃香も一緒に探してほしい。……それと、息なら鼻ですればいいよ」

 

「あ……、えへへ……。それならもう一回しよ、ご主人様……?」

 

 一刀からの願いと指摘に顔を赤くすると、少女は自分から唇を近づける。

 首の後ろから肩に手を回し、逸る気持ちをこらえながら唇を吸っていく。劉備の熱をしっかりと感じながら、一刀はそのむっちりとした肉体を抱き寄せた。

 

「ご主人様も、ちゅうってするの気持ちいいの……? わたし、夢中になっちゃいそうかも……」

 

「うん……、俺もすごく気持ちいいよ。桃香の身体もこんなにやわらかくて、もっとくっついていたくなる」

 

 すると青年は舌でちょんちょんと少女の唇をノックし、それを空いた隙間からするりと内部へ入り込ませる。同時に丸みを帯びたヒップを手のひらで撫で、彼女の驚くような反応を楽しんでいた。

 

「ご主人様の舌がにゅるってぇ……。はむっ……ちゅぷ……っ」

 

「もっとふたりで気持ちよくなろう、桃香」

 

 一刀から情熱的な視線を向けられて、劉備の鼓動はさらに高鳴りを増していく。誘われるように彼の膝の上に居場所を移すと、背中をぴったり胸に合わせるのであった。

 

「ちゅう、ちゅぱ……っ。はうぅ……、ちょっと恥ずかしいよお」

 

 キスを途切れることなく重ねながら、一刀は少女の胸のラインが浮かぶ衣服をまさぐる。そしてぷちぷちと留め具を外していくと、下着に包まれながらも存在感抜群の乳房が姿を現した。

 

「すごいな、こんなに手からはみだして……。これも脱がすからね?」

 

 少女の首筋に吸い付きつつも、一刀は下着をゆっくりと外していく。外気にさらされたそこは恥じらうようにしてわずかに赤らみ、露出されるはずの乳首もすっかり頭を隠してしまっていた。

 

「やっ……、そこはあんまり見ないで……」

 

 自らの陥没気味の乳首にコンプレックスを感じているのか、劉備はいやいやと首を振る。安心させるように一刀は強く舌を絡ませ、ぷっくりとふくらんだ乳輪を指で揉み込んでいった。

 外に突起が出ていなくともしっかりと感じてはいるようであり、時々爪でなかをいじるようにして一刀は愛撫を続ける。

 

「はうっ……、おっぱいコリコリってされるの気持ちいいの……。ご主人様の手付き、すごくいやらしいよお」

 

「いやらしいことしてるんだから当たり前でしょ? それにほら……」

 

 丹念に刺激を受けた乳輪からは、乳頭がちらりと先をのぞかせていた。劉備は感じているのが明らかになってしまうのが恥ずかしいようで、青年から顔を背けてしまう。

 

「桃香のよくなっているところ、俺にしっかりと見せてほしい。乳首も赤くなって、触ってほしそうにしてるね」

 

 そう言うと一刀は二本の指で出てきたばかりの突起を優しくつまんで、くりくりとねじるようにいじった。普段刺激を受けていないそこはかなり敏感になっており、その程度の愛撫だけでも劉備は肩を震わせている。

 

「ああ……っ、ああ……あ。ほんと、恥ずかしくて……おかしくなっちゃう……!」

 

 しっかりと勃起した乳首は、乳輪よりも赤く色づいてより主張を強くしていた。一刀は指に唾液をつけると、左右同時に弾くように擦っていく。

 唾液によるぬるっとした感触と、敏感な恥部を責めたてるような感触。そのふたつの刺激は神経を通り抜け、快楽となって少女の理性を犯していった。

 

「乳首だけでこんなに感じてしまうなんて、桃香はいやらしい子なのかな? もっとも、俺はそういう子も大歓迎だけどね」

 

 とろけるような劉備の痴態は、一刀の性的興奮を否応なしに駆り立てていく。

 やわらかな彼女の身体が触れている部分が全て気持ちいい。欲情した一刀の分身はズボンを突き破らんとするばかりに大きくなっており、無為な拘束からの解放を求めていた。

 

「ひゃっ……!? これ……、ご主人様のおちんちん……?」

 

 片手で乳首の刺激を続けながら、一刀はチャックの隙間から剛直をさらけ出している。篝火によるほのかな灯りで浮かび上がった男性器はどことなく不気味であり、劉備は目を白黒させながらその様子をうかがっていた。

 

「桃香の乳首が気持ちよくなって大きくなってるのと同じだよ。これでおあいこでしょ?」

 

「そうなんだ……。ご主人様もわたしと一緒……、えへへ」

 

 そう教えられた劉備は、嬉しげに指でちょんちょんと亀頭を揺らす。それに反応した肉棒がびくりと跳ね上がると、少女は小さく驚きの声を上げるのだった。

 一刀からすれば、もっと触れてほしくて仕方がないのである。乳頭への刺激を弱めながらも少女の耳を甘噛すると、青年は己の願いを直情した。

 

「桃香の指で、しっかり包み込むようにしごいてくれないか? 一度抜いておかないと、優しく抱いてあげられる自信がないんだ」

 

 ぞくりとするような感覚。声と舌によって少女の思考を絡め取り、一刀は自らの望むペースで情事のリードを続ける。

 恋人との甘くとろけるような初めては劉備にとっても憧れのひとつであり、そのためとあらば奉仕のひとつやふたつは望むところであった。少女はまるで自分の股の間から生えているような肉棒に両手を伸ばし、要望通りに亀頭と竿を覆う。

 そこは女性の肉体ではありえないほどゴツゴツとした形状をしており、興味深そうに彼女は形を確かめている。

 

「んっ……。このおちんちん、わたしのなかに入っちゃうんですよね? すごく大きいけど、大丈夫かなあ……」

 

 先走りで濡れはじめた亀頭に触れつつも、劉備はそんな心配をもらした。ほとんど周知の事実とはいえ、この場で幼い張飛の膣にも挿入できたから問題ないというわけにもいかない。

 一刀はこの日初めて乳房以外の部分に触れると、その濡れ具合からも情交に支障がないことを確信した。

 

「怖がらなくても大丈夫だよ。それにほら、桃香のここは胸だけでぐちょぐちょになってるくらいだし」

 

「これはその……、ご主人様の触り方がいやらしいからで……」

 

 眼前で指に粘つく愛液を見せつけられ、劉備は肉棒を握りながら赤面する。濡れやすい体質なのであろうが、本人にとっても知らなかったことであり羞恥の感情が湧き上がった。

 

「手、止めちゃだめだよ? 桃香の大好きな乳首と一緒におまんこもしてあげるから、ね」

 

 その言葉通り愛撫を再開させた一刀は、薄っすらとした陰毛の茂った恥丘をくすぐるように撫でる。

 敏感な濡れ方からして少女に才能があるのは明らかであり、青年は複数の指を入り口から侵入させていく。快感に震える劉備は、ぎこちない動きながら手に余る肉棒を懸命に上下に擦っていた。

 普段であれば弱すぎる程度の刺激であるが、感情が昂ぶっている一刀にしてみれば充分な気持ちよさである。蜜壺から流れ出る愛液が竿の上に垂れ落ちる感触が、より気分的な快感を高めていった。

 

「ご主人様……はあっ……。おちんちん、わたしの手の中でどんどん硬くなってるよお……」

 

「桃香だって、さっきよりもずっとぬるぬるが増えてるよ。おまんこの中、ちゃんと気持ちよくなれてる証拠だ」

 

 愛液の涙を垂らしながら、劉備はいやらしさと硬さの増した肉棒を射精へ導こうとしている。ぬめる亀頭の先の手のひらでぐりぐりと押しつぶしながら、竿に浮いた血管を刺激するように摩擦していく。

 

「上手にできてるよ、桃香……! どうせなら、ふたりで一緒にいこう……!」

 

 敏感な乳首と陰核、その両方を強く刺激されて少女は快楽に喘いでいる。先ほどから脳内は霧がかったように思考が薄れており、ただ一刀と気持ちよくなることしか頭にはない。

 一刀のほうは絶頂のタイミングを合わせようと、少女の与えてくる快楽を身体に力を入れてやり過ごしていた。

 

「ひゃう、んんっ……。わたし、わたしいぃいいいいい……!!!!!」

 

「そのままどんどん気持ちよくなればいい。桃香のことは俺がしっかり掴まえておいてあげるから」

 

 そのまま唇を奪い、一刀は濃厚に口内で唾液を絡ませていく。劉備の限界はもうすぐそこまでやって来ていて、ほんのわずかな切欠でも引き金となりそうなほどであった。

 

「熱い、ご主人様のおちんちん、すごく熱いの……。んんんんんぅううううううう!?」

 

 ガタガタと椅子を鳴らしながら射精直前の肉棒で秘裂を擦り上げられた劉備は、肉棒を無遠慮な力でしごきながらオーガズムを迎えていた。

 

「俺も出る……ッ。ぐうううぅううううう……!」

 

 それによって一刀もたまらず精液を高々と放ち、噴水のように舞ったそれは少女の衣服を汚していったのである。派手にイッた劉備はほとんど放心状態であり、熱い粘液が降り注ぐ様をただぼーっと見つめていることしかできなかった。

 しばらく彼女の身体は弱々しい痙攣を続け、イクという感覚を脳内に刻みつけていったのである。

 

「はあ……、はあぁあああああ。ご主人様ので、べとべとにされちゃったね。でも、とっても気持ちよかったの……」

 

「それならよかった。でも、まだこれで終わりじゃないから」

 

 息を整えた一刀は、ふっと笑うとイッたばかりの膣口を指を使って拡げていく。そしてどろどろになった性器同士を合わせると、緊張で口を真一文字に結ぶ少女へ向けて宣言した。

 

「入れるよ、桃香。もしも我慢できないくらい痛ければ教えて」

 

 彼女がうんとうなずいたことを確認すると、硬度を維持したままの亀頭が入り口をずるりと抜けていく。太いものが通り抜けていくから多少の痛みは存在しているが、しとどに濡れた膣内はむしろ男の来訪を歓迎しているようであった。

 

「こんなに出したのにまだカチカチだなんて、ご主人様ってすごいんだね……。わたしのアソコ、ぐいぐい拡げられて…………くうっ!?」

 

 閉じた膣壁をみちみちとこじ開けながら進まれ、劉備は時折表情を歪めてしまう。しかし青年とつながること自体への悦びは大きく、身体を愛撫されることで痛みは中和されていった。

 

「もう少しで一番奥まで入るよ。おまんこぬるぬるですごいね……っ」

 

「う……んっ! きっとご主人様が入ってきてくれるのが嬉しくて、わたしの身体反応しちゃってるんだよ……!」

 

 破瓜の血と、それ以上に分泌されていく愛液。それらが潤滑油の役割を果たし、一刀の太い肉棒をみっちりと飲み込んでいく。

 亀頭が最奥まで到達した頃には、すでに少女のなかで痛みより快感が勝っていた。

 

「ね、ご主人様もわたしのなか気持ちいいの? 手でしたときよりカチカチになってるような……?」

 

「桃香のなか、ふわふわなのにきゅって締め付けてきて最高だよ。そうだ、ちょっと体勢変えるね」

 

 一刀は軽く少女の頬にキスをすると、ぐいっと身体を持ち上げて立ち上がった。そうして机の上に手をつかせると、後ろから被さるようにつながっていく。

 

「この体勢、さっきよりおちんちん深くまで来てるよお……。はあっ、んんっ……」

 

 指での愛撫とは比べ物にならないほど奥までしっかり男根を埋められた劉備は、未知なる感覚にうっとりと目を細めた。一刀は重量に引かれてふらふらと揺れている乳房をぎゅっと握ると、腰を前後に引いて抽送をはじめる。

 

「これ、すごいよお……っ。男の人とまぐわうのって、こういうことなんだね……!」

 

 腰がぶつかる反動で尻肉が波打つたび、少女は歓喜に震えながら声をもらす。ぷっくりとなった乳首はもう真っ赤になっていて、乳肉と共に絞られてはびりびりとした甘い衝撃を少女にもたらしている。

 

「桃香がエッチなこと気に入ってくれて嬉しいよ」

 

「えっち……? それっていやらしいってことなのかな……、ひゃう!?」

 

 もっと劉備の花開く肉体を味わおうと、一刀は彼女の片足を持ち上げながら肉棒を打ち付けていく。強く擦られる箇所が変化し、油断していた少女は上ずった声で鳴いたのである。

 結合部では泡だったふたりの粘液がぐちゅぐちゅと淫靡に音を立てており、さらに興奮を増幅していった。

 

「胸とおまんこ、桃香はどっちが気持ちいいのかな?」

 

「へえ……? そんなの、もうわからないよ……っ! どっちも、どっちもとっても気持ちいいの! ……くううぅううっ!?」

 

 すっかり快楽に浸かりきった劉備は、自分からも腰を擦り付けるようにして楽しんでいる。鷲掴みにされた胸からも、どろどろに泥濘んだ蜜壺からも、絶頂してしまいそうなほどの悦楽が生み出されてしまっていた。

 

「桃香のおまんこ、さっきからきゅうきゅう締め付けてきてる。俺のちんこで、しっかり感じてくれてるみたいだな……っ!」

 

「うん……! だってご主人様の太いおちんちんすごいんだよお……!? ごりごりって奥こすられると、すごく幸せなの……!」

 

 ――嬉しいことを言ってくれる。

 少女の発言で火のついた一刀は、さらに速度を上げて激しく子宮の入り口を突いた。精液を求めて絡みつく膣襞をかきわけて動いていると、思わず苦悶してしまいそうになるほどの快感が駆け上ってくる。

 

「かわいいよ、桃香。子宮のなか、もうすぐいっぱいにしてあげるから……っ」

 

「あんっ、ふうっ、ひゃん……! ご主人様のとろとろ、はやくお腹の中にほしいよお……!」

 

「もう少し頑張って……! さっきみたいに一緒にイケば、きっとすごく気持ちよくなれるから!」

 

 掴んでいた足を離し、一刀は少女の腰を両手でしっかりと抑え込む。そして震える膣内を全力で動き回ると、下腹部の熱さが一層高まっていくようであった。

 半ばイッているような状態の鋭敏な膣を熱い肉棒で擦られ、劉備はガクガクとはしたなく腰を振動させている。

 

「イクぞ……桃香ッ! しっかり受け取ってくれ……!」

 

「はえ……、んんっ!? おちんちん奥でふくらんで……、ひゃうぅうううううううううううう!?」

 

 のしかかるようにぴったりと腰を合わせ、一刀は子種を勢いよく吐き出した。

 どくどくと熱い汁を直接子宮に注ぎ込まれ、少女はだらしなく口元をゆるませている。それでも膣内は断続的に収縮し、ねっとりと肉棒を絞り上げていた。

 

「んん……ああっ……、すごいよお……。ご主人様のおちんちんびくびくって脈打って、わたしのおまんこに熱い精液出しちゃってる……!」

 

 子宮に収まりきらない精液が膣内に溢れかえり、劉備は心地よさそうな吐息をもらす。一刀はその口を唇で塞ぐと、労るように舌を絡ませていった。

 

「ん……ちゅる……ちゅむ……ぷは……っ。気持ちよかったねえ、ご主人様……」

 

「ああ……。してる間に桃香からご主人様って呼ばれるのも慣れてしまったかな」

 

「もしかして変だったかな? 愛紗ちゃんがご主人様って呼んでるの、なんだかいいなあって思ったんだけど……」

 

 少し気落ちしたような劉備の頭を撫で、一刀はそういうわけではないと伝える。これからも「ご主人様」と呼んでいいことがわかると、彼女はぱっと笑顔になった。

 

「それじゃあ改めて……、ご主人様」

 

「よろしく頼むよ、桃香」

 

 身体を起こして向き合った劉備を抱きしめ、青年は少女の桃髪からほのかに漂う甘い香りで胸を満たしていた。誰かを愛し、その思いを受け入れることで強くなっていける気がする。そんな感情を抱きながら、一刀は少女をさらにきつく抱いたのであった。

 翌朝、恋人とまどろんでいた一刀のところへ、またしても黄巾軍が出現したとの報が入っる。しかも今度は烏丸の軍勢が同行しているようであり、その規模は数万であるという。

 急報に飛び起きた一刀は劉備に手伝われて身支度を整えると、程昱らを連れて公孫賛のもとへ向かったのである。天の御遣いの幽州における戦いは、ここに佳境を迎えようとしているのであった――。

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