2019/11/21 風鈴の口調を修正。
「周辺確認よし……、っと」
兵のたむろしている陣から少し離れた雑木林の入り口で、北郷一刀はあたりをきょろきょろと見回している。そうして人の気配がないことを確信すると、ズボンのチャックをおろしてふにゃりとしたペニスを取り出した。
とはいえ、なにもここまでわざわざ自慰をしにきたわけではない。この世界には公衆トイレといった便利なものが存在していないため、静かに用を足したければ相応の労力をかける必要がある。
なので陣の近くでは落ち着くものも落ち着かないとあって、こうして距離をとっているのであった。
「はあぁあああ……、ふう……」
筒先からじょろじょろと液体が流れ出し、木の表面を濡らしていく。目標物があったほうがしやすいのは心理的な問題なのかもしれないが、一刀は快調に排泄を行う相棒を見て爽快な気分に浸っていた。
そんな明確に気の緩みがうかがえる一刀の背後に、気配を消して接近する女性の姿がある。実は本人の思っている以上に足音を立ててしまってはいるが、幸運なことに鼻歌交じりの天の御遣いの耳に届くことはない。
やがて女性は必殺の間合いにまで入り込むと、一刀の背後からさっと腕を回したのである。
「うおっ、だ……誰だっ!?」
「うふふ、捕まえちゃった。あら、まだかわいいままだわ」
排泄中のペニスをいきなり知らない手に奪われ、一刀の素っ頓狂な叫びが雑木林に木霊した。男としてもっとも危機的状況にあるというのに排尿を続ける下半身に一刀は脱帽するが、何者かに背中からぴったりとくっつかれているために身動きがとれないでいる。
「しっかりぜんぶ出してしまうのよ? そうしたら先生が、気持ちいいご褒美あげますからねえ」
くにゅくにゅと竿を揉み込む手のやわらかさと同時に、後ろから押し付けられるバストの圧力を一刀はひしひしと感じていた。
それが誰あろう盧植のものだと判明した途端、残りを吐き出したペニスはぶるっと震えて海綿体に力を込め始めたのである。
「ふ、風鈴先生、なんでこんな……くうっ」
うなじにふうっと吐息を吹きかけられて、一刀は背中をゾクリとさせてしまう。
盧植の意図はわからないが、膀胱のすっきりした下腹部はじつに明確に次なる意思を示しだす。小水で濡れた女の指がぬちゅぬちゅと膨張しかけた亀頭を撫で回すと、じゃれる子犬のようにひくひくと先端を持ち上げだしているのである。
その反応に気を良くした盧植は、逸物全体をマッサージするかのごとく指を動かしていく。手慣れた愛撫によって臨戦態勢だったそこはすぐに硬化させられてしまい、否応なしに一刀はそういった気分にさせられていったのであった。
「月ちゃんとってもかわいいから、一刀くんがおかしな気持ちになったら困るでしょう? だから、先生がすっきりさせてあげますからねえ……」
「はあっ……、先生……っ。そんな……ことって……っ」
性感帯を確実に刺激してくる盧植の指に翻弄され、一刀は熱い吐息を放っている。はやくも脳内では、彼女の手で射精させられたいという思いだけがぐるぐると回りかけていた。
「いいわ一刀くん、わたし素直な生徒って大好きよ。んんっ……、すううぅうううう、はあぁあああ……。おちんちんの匂い、ここまで漂ってくるみたいで、んはあっ……わたしまで興奮してきてしまうわ」
すんすんと鼻を鳴らし、盧植は勃起したペニスから発せられる性臭を嗅いでいる。にちにちと尿道口を責める指遣いは巧みで、一刀が臀部の筋肉をぶるっと震わせてしまうほどであった。
「うふふっ……。どうしたの一刀くん、おちんちん気持ちいいのかしら? わたしの手の中で、ぴくっ、ぴくっ、てかわいらしく跳ねてしまっているわよ」
「そ、それは風鈴先生が、すごく上手いから……ん、ううっ。そこ、擦られると……っ」
充血した肉竿を右手を使って入念にしごきあげつつ、盧植はもう片方の手をシャツの隙間へと侵入させる。そして指で腹筋をなぞると、一刀の背に頬ずりしながら満足気に笑みを浮かべるのだった。
「えらいえらい、男の子らしくしっかり身体も鍛えているみたいね。でも、こっちはどうかしら?」
そのまま肌の上で指を走らせ、時折くすぐるような動作をしながら胸元へと向かっていく。あまりの倒錯的な快楽に、一刀のペニスは射精をしているわけでもないのにぴくんぴくんと心地よさそうに脈打ちをする始末である。
「あ……ああっ……。先生、くうっ……う、うああぁあ」
亀頭を親指で潰す動きに合わせて、盧植は人差し指の腹を使って男の乳頭をくにくにと弄ぶ。普段であればそれほど感じることのできないそこも、淫靡な雰囲気と女のねっとりとした責めによって脳髄に気持ちいいと働きかけてくるのである。
「いけないわね、一刀くん……。そんな女の子みたいな声を出してしまう生徒には、少しお仕置きが必要かしら」
「うあっ!? あぐっ、これ……っ」
性感帯となった乳首をつまみ上げられながら裏筋を強く愛撫され、一刀の射精への欲求はより高まっていく。
先端から分泌された快楽の証を、盧植は実に楽しそうに全体へとまぶしている。童顔気味な相貌を淫猥に紅潮させていくさまを劉備あたりが目にすれば、いつもとのギャップに卒倒してしまうのではなかろうか。
「もっともっと、先生の手で気持ちよくなりなさい……。びゅーってたくさん射精するとこ、しっかり見ててあげますからねえ」
豊満な胸を押し付けながら、盧植はなおもぬるぬるになった指先で敏感な部分を鋭く刺激していく。
まだこの気持よさを味わっていたいとは思うが、睾丸からせり上がってくる奔流に一刀は抗えそうもない。
「先生、はあっ、俺……もう……イキそうかも……!」
「いいのよ、くすっ。一刀くんの出したいときに、いつでも精液出してくれて……。ぱんぱんにふくらんだおちんちん、もうとっても苦しそうなんだもの」
パクパクと開く鈴口を重点的に責めたてながら、盧植は耳もとでそう優しく呟いた。
五感全てが鋭敏となり、一刀のなかで甘い疼きとなって広がっていく。限界は、すぐそこまで迫ってきていた。
「ああっ、イク……っ! ふううっ……ああっ……先生っ!」
「うふふ、先っぽ真っ赤になって震えてるわ……。イッちゃうのね、一刀くん……!」
射精直前となって、盧植は一刀の乳首と肉竿により激しく快感を与えていく。
「ううっ、出る……出るっ……!」
ぎゅううっ、とひくついた竿を扱き上げられたことで、一刀の視界では火花がバチバチと弾けていった。
それと同時に管を駆け上がった精液は唸りをあげ、尿道口を割って空中へと飛び出していったのである。
「ぐうっ……あああぁあああっ……! 先生、風鈴先生……ッ!」
「んっ、あははっ……ものすごい量の子種ね……! びゅるびゅるって、木の皮に飛び散ってしまっているわ。ほら、もっと射精してもいいのよ? 一刀くんの好きなだけ、気持ちいいお汁出しなさい」
絶頂に震えるペニスをごしごしと搾りあげるように刺激され、声をあげながら一刀は木に向かって精液を噴出させていった。
茶色い木の表面は汚濁した白に変わっていき、その様子を盧植は楽しげに観察している。射精が終わっても彼女はペニスを離すつもりがないようで、精液の匂いをうっとりとした表情で嗅ぎながらゆるゆると愛撫を続けていた。
「くっ……、はあっ……。そこ、イッたばかりだから……」
過敏状態にある亀頭を精液でべとべとになった手でいじられて、一刀は腰が引けそうになる感覚に襲われている。しかしそれとは裏腹に、肉竿は猛りをまだ保った状態にあった。
「ん……ふふっ。素敵ね、一刀くん……。まだまだおちんちん元気みたいで、先生もうれしいんだから」
盧植は怪しげな笑みを浮かべながら一刀の正面に移動すると、手のひらに付着した濃厚な精液を唇を使ってこそぎとっていく。
眼の前でそのような痴態を見せつけられた一刀は下腹部をさらに熱くし、熟した肉体を眺める瞳はわずかに血走ってもいた。
「うふ……、一刀くん。先生のここで、いやらしいことがしたいのね。そんなに熱い視線を向けられたら、胸が高鳴ってしまうわ」
「あっ、ああ……。俺……風鈴先生のことが、ほしくてたまらないんだ。だから、先生のそこに……」
自身の一点をまじまじと見つめる一刀に興奮したのか、盧植は軽く内股を擦り合わせる。
その動きを了承のサインと受け取った一刀が身を寄せようとしたところ、胸をとんと押されてそれ以上の接近を妨げられてしまう。
「えっ……、先生?」
「こっちは……そうね、一刀くんのことをもっと教えてもらってからにしようかしら」
残念がる一刀であったが、天の御遣いがここで力に訴えかけて女体を犯しにかかるような男であるならば、盧植はさぞ落胆したことであろう。
劉備が懐いていることからもそのような人物ではないと見当をつけてはいたが、やはりそうであったことに盧植はやわらかく口角をあげる。
「くすっ、だから……今日はこっちで、ねっ?」
たっぷりと柔肉のつまった乳房を両手で持ち上げ一刀の視線を誘導すると、盧植は前面を覆った布をゆっくりとずらしていく。
母性と淫靡さという、二つの相反する要素を含んだ双球。そこはいましめから解放されたことで、たぷんっと音がしてきそうなほどたおやかに揺れている。
「先生、すごくきれいだよ……」
「うふふ、ありがとう。一刀くんの素敵なおちんちん、いまからここでたっぷり甘えさせてあげるわね」
興奮によって微妙に上擦った声でそういうと、盧植は一刀の膝元で蹲踞の姿勢をとった。
大胆に開かれた両ももはむっちりとしており、その奥の下着は先ほどの行為によって中心部が濡れてしまっている。
一刀は引き寄せられるように女の長く美しい銀髪を撫で、これから行われるであろう淫事に心を躍らせていた。
「優しい触れかたね……。んっ、ちゅぽっ、じゅる……。それじゃあ……っ」
「うっ……はあっ、すごいよ……先生」
亀頭の先にちょんちょんと口づけてから、盧植は乳房を寄せてペニスを包み込んでいく。
平時であれば無駄に大きいだけだと感じている乳房も、男を喜ばせるということにおいては強力な武器となる。胸の間で一刀の熱を感じながら、盧植は数度上下に乳房を動かしていった。
「風鈴先生の胸、ふわふわで気持ちいい……」
「ふふっ。桃香ちゃんたちは、こういうことをしてくれるのかしら? あら……すごいわね、おっぱいのなかで……おちんちんがこんなに脈打って。先生も、ドキドキしてしまうわ」
ふんわりとした刺激に興奮した亀頭はカウパーを吐き出しはじめ、それによって胸の動きはより潤滑されるのである。
にちゅにちゅと音を立ててペニスを擦る乳房はいやらしくかたちを変え、男の欲望を包括していった。
「はあっ、先生……! ん……ふうっ……」
「やあん……!? 一刀くんのおちんちん大きすぎて、動かすと先っぽまで隠しきれないなんて……。それなら、こうしてみようかしら?」
谷間から顔を覗かせる亀頭に視線を落とし、口内でためた唾をたらしていく。粘液によってねっとりとした光沢を放つ先端を、盧植はぱかっと口を開いて飲み込んでしまう。
「おっぱいも気持ちいいけど、先生の口のなかも温かくていいよ……。んんっ……」
「ん、じゅぶっ……ふふっ……。とっても濃い味で、先生に興奮してくれているのがとってもよくわかるの。このまま気持ちよくなって、一刀くん……?」
わざとらしく水音をたてて亀頭を吸い上げられ、乳房に挟まれたままの竿がぶるっと震える。盧植はそのことに喜ぶと、口と連動させて一刀の快楽を引き出しにかかった。
「んふっ、じゅっ……れろ。おちんちん、じゅぷ……さっきよりかたくなってるわ……」
手で感じていただけの時とは違い、いまは粘膜でその熱量を直接感じているということはある。しかしそれにしても際限を知らない一刀の逸物に対して、盧植は先を頬張りながら目を丸くしていた。
「こんなに先生がしてくれてるんだから、当たり前だろ……? これだったら……何回でも、射精できてしまうかも……ッ」
とめどなく溢れてくる先走りを舌で味わい、盧植はつぎつぎと飲み下していく。そうするごとに脳髄を快楽の炎で焼かれていくようで、精液を求める本能がより表面化していくのである。
「そんなこと言われたら、わたし……っ! んっ、じゅるっ……ちゅう、ちゅううぅうう!」
盧植は我を忘れたかのように、乳房を激しく動かしながら頭を上下させていく。尖らせた舌で鈴口を刺激し、溜まった先走りを吸い出すあたりよほどその味が気に入ったようであった。
むにむにとした感触と、巻き付くようにうごめく舌のざらつきを一刀は感じている。最初遠慮がちであった腰使いも時が経つごとに思い切りがよくなっていき、柔軟な肉をかきわけて口腔を自らうかがっているのだった。
「ああっ、先生……すごいよ……っ」
「んぶっ……、ふうっ、じゅぶっ……じゅるるっ……!」
自然と一刀の片手は盧植の頭部に据えられ、傍から見ればかしずく女が主のために奉公している光景ともとれるであろう。
徐々にペースを取り戻しつつある一刀はきゅっと窄められた唇を存分に味わい、胸の抱擁感を堪能している。
頭部を優しげに撫でられて盧植も悪い気はしないようで、うっとりと目を細めながらリズミカルに淫らな音を奏でていくのだ。
「ちょうらい、一刀くん……っ! ちゅる、ちゅぱ……ねっとりした、はあっ……とろっとろのせーえき、先生に飲ませてほしいの……!」
胸を揺らして亀頭をぐにぐにと愛撫してくる盧植に対し、一刀は「ああ、もちろん」と息を荒げながら応えていく。
興奮の度合いが違うためか、一度出したばかりだというのにむずむずとした痺れが脳内に早く射精しろと言わんばかりに信号を送っている。
「んっ、れろ、ちゅぱっ……。はあっ、じゅる……きてえ、一刀くん……!」
「ああっ……先生……! しっかり、受け止めてっ……!」
盧植の後頭部をつかまえた一刀は、腰を送るペースを早めて乳肉を蹂躙していく。そして彼女の望み通り、亀頭が口内を突いたところで熱い滾りを発射したのだった。
「でる……っ、ああっ、ぐうぅううっ……風鈴……ッ!」
「うん……らひて、先生のお口にたくさん……! じゅるるっ、ちゅう……、んぶっ……!?」
凄まじい一撃に口腔内を襲われ、盧植は頬をぷっくりとふくらませてしまっている。それでも口の端からはとろりとした精液が溢れ出しており、胸の谷間に白濁した雫を落としていく。
「ふうっ、じゅるっ……んんっ……!」
「風鈴先生、いまそんなにされたら……っ。くうぅうううっ……!?」
必死で亀頭に吸い付かれたことで、一刀のペニスからは再び粘ついた汁が放たれている。
盧植は驚きながらもなんとか精汁を舌で絡め取ると、濃い味わいに頬を上気させながらこくこくと飲み込んでいった。
「ふうっ、ちゅぱっ……ふわあっ……」
「平気、先生?」
ちゅぷっ……、と名残惜しそうな音を立てて口内からペニスを解放され、一刀はようやく一息ついている。盧植のほうはまだ口に出されたものが残っているようで、もごもごとさせながら首を縦に振っていた。
「んくっ……こくっ、ふう……。先生、一刀くんに溺れさせられてしまうのかと思って、驚いてしまったわ……。とっても元気な男の子のお汁、これは合格ね、うふふっ」
先生口調でにっこりと微笑む盧植は、粘つく胸の間で少し疲れた様子のペニスを遊ばせている。それでも一刀のモノはまだじんわりと硬さを保持したままであり、その気になればいつでも勢いを復活させられそうであった。
「うふふ……。このまま続けてしまったら、先生……きっと一刀くんの虜にされてしまうわ。だから、今日のところはここまで……ねっ?」
谷間からペニスを抜いて立ち上がった盧植は、人差し指で一刀の唇をつんと突つく。ほのかに漂う青臭い吐息は、彼女が男のものをしっかりと受け取った証拠でもあった。
その姿に我慢がならなかったのだろう。一刀は盧植の肩に手を置き、自身のモノを飲み込んだばかりの唇をそっと奪う。
「……っ! 風鈴、んっ……」
「あっ……。一刀、くん……んっ、ちゅぷ」
一瞬だけのキスを交わし、一刀はゆっくりと顔を離していく。その真意に気づいてはいないものの、彼女のことを愛おしく感じてしまったことにはかわりはない。
まさか雑木林に用を足しに来ただけで、このような結果を導いてしまうとは思いもよらないことであった。
「これもいけなかったのかな……? だったら、ごめん」
どこか戸惑っているかのような盧植に、まずいことをしたかと一刀は謝罪した。
「あっ……そうじゃないの。いきなりのことで、少しびっくりしてしまっただけだから。一刀くんの気持ちは、ありがたく受け取っておくわね?」
ふんわりと微笑んで、盧植は教え子たちにしてきたように一刀の頭を数度撫でる。その様子に安心した一刀は、童心に戻った気分で母性の宿った手のひらを受け入れたのであった。