薄暗い閨。足を踏み入れると、心が高揚してくるようだった。
冀城に戻ったのはいいが、すぐに軍議を開き、洛陽遠征に向けて軍を再編成する必要があるのだ。それでも、身体が温もりを求めるのを抑えられなかった。急かしてくる郭嘉を抑え、一刀は一旦の解散を命じた。名目など、なんとでもなった。役所に人をやって呼び出すと、目当ての人物はすぐに屋敷へやって来た。
女を抱き寄せる。小さな身体。かすかな震えは、緊張によるものなのだろうか。
腰まで伸びた金髪。何度か指を通していると、安堵のため息が聞こえてくる。女の背は、自分より頭一つ分ほど小さかった。上を向かせ、少しふくれた頬を指で撫で付ける。しっとりとした肌。からかうようにして指の腹を押し込んでやると、不機嫌そうに口がへの字に曲がってしまう。こうして程昱の細い腰を抱くのも、久しぶりのことだった。
「んっ、んうっ……!? ン、ちゅぱ、ちゅく……、ちゅうぅう……」
程昱はなにか言いたげにしていたが、無視して唇を塞いでしまった。甘みのある口内。思うままに舌で味わい、唾液を流し込んでいく。たどたどしく触れてくる両腕。緊張というより、興奮しているのかもしれない。互いに求めあっている分だけ、気持ちはずっと盛り上がっていく。
「ン……。ただいま、
「ふぁう……。んっ、おかえりなさいませ、ご主君さま」
「急に呼び出したりして、悪かった。だけど、洛陽に行く前に、どうしても風を抱きたいと思ったんだ。許して、もらえるかな」
「あんっ……、んんっ……。許す、許さないという話しではありません。ご主君さまに命じられて、風が断れるはずなんてないでしょう? んはあっ……。けれども、ちょっとばかし引っかかる部分がありますねー。まあ、それはさておき」
もっと、口づけをしたい。そう言わんばかりに、程昱はつま先立ちとなって、懇願するように目を閉じてしまう。いまは戦の話を聞きたくない。一連の所作には、そんな意味も込められているのだろうか。
「わかったよ」
「ご主君さま……。ちゅ、はむぅ……、んっ、こくっ」
唇を合わせるかたわら、程昱の薄い身体を手でまさぐっていく。体格差だけで考えれば、小さな子にイケナイいたずらをしているようなものだ。比べられると張飛は怒るのだろうが、程昱の身体のあちらこちらにも幼さが残っている。なだらかな膨らみをみせる胸。つるっとしていて、どこか神秘的でさえある恥丘。その内側に秘めた柔らかさは、自分だけのものだった。
「んっ、んくっ、じゅうぅう……」
顎から下を撫でていると、喉の動きで唾液を嚥下していることがよくわかる。深い口付け。長くそうしていると、ほかのことを考えるのが億劫になってくるほどだ。
「ちゅ……。ご主君さま、さっきの続きですけど、風はまたお留守番なのでしょうか?」
「留守番、といえばそうなってしまうのかも。だけど、風がウチで待っていてくれると思うと、ずっと頑張れるような気がしてくるな」
「むむむ……。ご主君さまはすぐにそうやって、ずるい言い方をされるのですから。ずるいご主君さまには、こうしてしまいます。はむっ、んっ……」
服をめくりあげられる。甘美な刺激。程昱が、乳首に僅かだが歯を立てているようだった。しかし、嫌な感じではない。時折舐めあげてくる舌の感触が、妙に心地よく思えてくるのだ。
「拗ねるなよ、風。なにも、お前のことを遠ざけようとしているわけではないんだから。涼州は、まだまだ問題が山積だ。それは、わかっているだろう?」
先の戦で、韓遂を破りはした。とはいえ、それで全てが終わったわけではないのだ。
ここからは、血を流しすぎてはいけない。一刀は、そう考えている。馬騰には、別の腹積もりがあるのかもしれない。韓遂を強引にでも討ち取ってしまえば、長きにわたる闘いに決着をつけることができるのである。それでも、自身の主張を抑えて従ってくれているのだ。その姿勢が内外に伝われば、天の御遣いの名声は涼州において、さらに確固たるものになっていくのだろう。
「涼州を、ひとまとめにする。そのためには、腰を据えた調略が必要になってくるはずだ。それを任せられるのは、風しかいないと俺は思っている。どうかな、風」
「ふむう、そうですねー。どちらかといえば、
「ははっ。そう言うと思って、風鈴先生には先回りして伝えてあるんだ。涼州に残って、風の手伝いをしてくれるかってね」
「おおう? 風は、ご主君さまの手のひらで転がされていたというわけですか。これは、一杯食わされてしまったようですねえ」
乳首に与えられる刺激。それが、じんわりと強くなっていく。
「ん、んちゅう、れろっ……。くふふー、ご主君さまのここも、すっかり固くなっていますねえ」
噛まれた部分。かすかな痛みの残るそこに、唾液が丁寧に塗り込まれていっている。あまり感じたことのない快楽に、下腹部をびくりと脈打たせてしまう。そのことに気がついたのか、程昱はいたく嬉しそうにしていた。
「はあっ……。風たちの他には、
「
「そうか。風のお墨付きがあると、なんだか心強いな。よし、そろそろ寝台にいこうか。服、脱がせるよ」
「んっ……。はい、ご主君さま。ちょっと気恥ずかしいですけど、たっぷりじっくり、見つめちゃってください」
「言われずとも、そうさせてもらうよ。風の可愛いおっぱい、いつでも思い出せるようにしておかないとな」
「あんっ、やあっ……。ご主君さま、なんだか変態さんみたいです……。んんっ、そこペロペロってされると、感じてしまいますからあ……」
「さっき、風だって気持ちよくしてくれただろう? だったら、そのお返しをしてあげないとな」
全裸に剥いた程昱を押し倒し、胸に舌を這わせていく。尖った乳頭。口に含んで転がしてみると、ほんのりと甘さが伝わってくるような気がしていた。
「んっ、ふあっ……。ご主君さま、居残りついでというわけではありませんが、風の要望を聞いていただいてもー?」
「乳首でこんなに感じていても、やっぱり風は風なんだな。ン……、言ってごらん」
程昱が話しやすくなるようにと、胸への愛撫を一時的に弱めていった。
たっぷりと唾液をまとった可憐な突起。指の腹で表面を撫でてやると、程昱は薄い胸を反らして喘ぎをもらす。
「やあっ、いじわるなんですからぁ……」
「風のおっぱいが魅力的すぎるのが、いけないんだよ。それで、要望っていうのは?」
「はうぅ、あぁあんっ……! はあっ……、ええと、ですねぇ……」
乱れた息遣い。程昱は、それをなんとか整えようとしている。呼吸によって上下する胸。手のひらで包み込むようにしながら、待つことにした。
「涼州を獲得することは、もちろんご主君さまにとっての大事です。とはいえ、その先を早めに考えておいても、損はないですよねー?」
「ああ、それはその通りだろうな」
「洛陽での闘いがどうなるかにもよりますが、いずれ益州を獲ることができればいいと、風は考えているのですよ。そのためには、玄関口となっている漢中を、どうにかしなければなりません」
「漢中には、五斗米道の軍がいるんだったな。劉璋とは争っているそうだが、まさか軍勢を素通りなんてさせてくれるはずがないか」
「ふむう。五斗米道の首脳陣がそんな融通の利く人たちであれば、どれだけ助かるものやら。とはいえ、手をこまねいているつもりはありません。五斗米道軍の根幹にあるのは、宗教によって結ばれた強い絆です。その結束力を崩すためにも、いまから探りを入れておこうと考えているのですよ。そこで、協力を願いたい方々がいます」
「結束力を崩す、か。ン……、となると……」
ここまで聞けば、大体想像がついてくる。麾下と呼べるような存在ではないが、身近にそういった類のことが得意な少女たちがいるのだ。しかし、調略の片棒を担ぐような真似をさせてもいいのだろうか、という思いがあるのも確かだった。
「風、
「ご主君さまがお考えになられていることは、わかります。風だって、天和ちゃんたちに無理強いなどしたくはありませんから。それだけは、お約束いたしますので」
「その言葉、信じさせてもらうよ。なら、漢中の調略に関しては、風に一任するとしよう。俺の方からも、後で三人に話しはしてみるから」
「ありがとうございます、ご主君さま。あんっ、ひゃうぅ……!?」
肌。与えた紅潮が、冷め始めているようだった。心に引っかかりがあるのは、程昱も同じなのだろう。それを解してやるのも、自分に課せられた役目のはずだ、と一刀は思っている。
程昱の瞳。期待に、揺れている。さすがに、自分という男をよくわかっているのだ。湿り気のある膣口。そこを男根の幹の部分で擦り、愛液を滲ませていく。
「このまま、挿れてしまうよ。風のここも、待ちきれないって言ってるみたいだから」
「やあっ、そんなことないのですよお……。ああっ、ご主君さまの熱いおちんちんが擦れて……。んっ、んんっ、ふあぁあぁあ……ッ!?」
思い切り乳首を吸い上げながら、滾った男根を奥まで一息に突き刺していく。嬌声をもらす程昱。刺激が強すぎたのか、挿れただけで軽く達してしまったようだ。
「そんなに、気持ちよかったんだ? 乳首いじられながらチンコ挿れられて、風のいやらしい身体、すごく喜んでるぞ」
「んんっ、ひゃうぅう!? そんな、あっ、うぅうっ、んあぁあっ……! ご主君さまのぶっといおちんちんに、風のおまんこ拡げられてしまって……ぇ」
「ははっ。また、イッちゃうんだ? ほら、ここのコリコリしたところ、気持ちいいんだろ? 風のなか、もうとろとろになって絡みついて来てるよ」
男根の先に力を込め、引っ掻くようにして膣肉を刺激していく。桜色の乳頭。快楽にあおられて、鮮やかに色づいてしまっている。
「ひゃふうぅう……!? んんっ、んあぁあっ、気持ちいい、気持ちいいんです……っ。だって、だってこんなの我慢するなんて無理なのですよお……! 散々おあずけさせられたせいで、ン、風のおまんこ、疼いてしまっているんです……! 待ちに待った、あうっ……ご主君さまのおちんちんなんですから、んんっ……」
「悪かったよ。こんなになるまで、風のこと待たせてしまって。だけどその分、しっかりと感じさせてあげるから……ッ!」
「あんっ、きてますぅ……! ああっ、熱い……。こんなにぱんぱんに張っているのに、風の形にぴったりとはまってしまうおちんちんなんです……! んあぁあっ、またゾクゾクってぇ……!? ひゃあぁあ……っ、たくさんくる、きてしまいますよお……!」
「くうっ……!? 風のおまんこ、きつくチンコを締め付けてきてるぞ……っ。奥も、気持ちいいんだな」
肉襞。まるで、男根に巻き付いてくるようだった。もとより、小さくて窄まりのある穴なのである。しかも、程昱が断続的にイッているものだから、気を抜ける瞬間がどこにもないのだ。
収縮。程昱の呼吸に合わせて、締め付けの強弱が変化していく。ただでさえ気持ちのいい肉穴が、最高ともいえる挿れ心地になっている。気を紛らわそうと、また胸に吸い付いていく。交わりによって汗をかいているせいなのか、舌が少しだけしょっぱさを感じている。
「んんっ、ひゃうぅうう!? 風の赤ちゃんのお部屋の入口、ご主君さまのおちんちんがトントンってぇ……! んぐっ、ン、んあぁあぁあ……っ」
「風のおまんこ、また締まって……!? ああっ、ほんとに最高だ……!」
「んぐうっ、だめ、だめです! そんなに強く突かれたら、またイッてしまうのですよお……!」
「いいんだ、好きなだけ気持ちよくなってくれれば。それに、俺だって……っ!」
「ああっ、そこぉ……! 熱いの、気持ちいいのぉ……! もっと、もっとしてください、ご主君さまっ……!」
華奢な身体を寝台に押し付けながら、腰を力強く打ち付けていく。きつい締付けによって、すぐにでも射精させられてしまいそうだった。
「風、いいか。くあっ……! ぐちょぐちょになったおまんこ、気持ちよすぎる……っ」
「ひゃふうぅうぅう、んあぁあっ……。何度だって、風は受け止めますからぁ……! ご主君さまのドロドロの子種、風にたくさん出してぇ……!」
「そうか、だったら……!」
「あんっ、やうぅうぅう……!? でてる、びゅうって……風のお腹の上にでてます……っ♡」
男根。程昱の腹の上で、びくりと大きく脈打っている。
吐き出される精液。透き通るような白い肌を、容赦なく染め上げていった。
「まだまだ、もう一度」
「んんっ……!? ご主君さまのおちんちん、また風のなかにぃ……!」
絶頂の最中にある男根を、再び腟内へと潜り込ませていく。過剰なほどの快楽。比喩でもなんでもなく、それが頭の奥の奥の方にまで、響いてきているのだ。
身体にかけられている途中ということもあって、程昱にも油断があったのだろう。膣内は驚きに満ちており、出し入れする度に愛液を噴出してしまっている。
「ああっ、すごいのですよぉ……! それに、ご主君さまのおちんちんが、おまんこの内側でずっと震えていて……っ」
「また、すぐに出すから……っ。もう一回、風も一緒に気持ちよくなろう」
「はい……、んあぅうぅううっ……!? これぇ、ずりずりってされるの感じすぎてしまいますから♡」
快感の波が激しすぎて、辛くなっているのかもしれない。狂おしいほどの情欲に染まった瞳。それが、こちらをじっと見つめている。
また、膣肉の締付けが強くなった。射精を促すような動き。淫靡な襞が、一枚一枚絡みついてきているようでもある。亀頭を狭い最奥部に押し付けると、また目の前で火花が散るような感覚に陥った。
「出る……! 今度は、風のなかに……っ」
「ください! 風もイキますから、おまんこのなかにいっぱい出してぇ……!」
亀頭の先。一度目と同じか、それ以上の快感が、走り続けている。
狭い膣内なのだ。程昱は懸命に閉めようとしているようだったが、溢れた精液が寝台を汚している。
「こんな、こんなの、気持ちよすぎますよぉ。んあっ……!? ご主君さまのおちんちん、まだ子種を出しています……! あんっ、そんなに出されても、風のお腹はとっくにいっぱいなんですからぁ♡」
心底嬉しそうに、程昱は精液を受け止めている。美しい金髪。汗で額に張り付いたそれを剥がしてやると、程昱は妖艶に笑ってみせた。
「んんっ、あはあっ……♡ 幸せなんです、こうされていると。ご主君さま、ぎゅって……してくださいますか?」
「いいとも。それに、これ以上精液がもれないように、しっかりと蓋をしておかないとな」
「きゃうっ♡ そんなにされたら、風の奥つぶれてしまいますよぉ。でも、すごく安心してしまいます。なんだか、ご主君さまのおちんちんで、身体を支えていただいているみたいで……」
程昱が、無邪気に微笑んでいる。
それから、しばらくの間抱き合い続けていた。声をかけたのは、どちらからだったのだろうか。軽い口づけを交わす。程昱の身体と擦れあっているせいで、新たな情欲が生まれつつあるのだ。
「もう一度だけ、させてくれないか」
「くふふ、いいですよぉ? 風の身体に、ご主君さまの雄の匂いをたっぷりと染み込ませちゃってください」
小さな身体。抱きあげて、下から突き上げていく。
結局、そこからさらに三度出すまで、情交が終わることはなかった。