「んんっ…やっぱり、一番落ち着く……♪」
「まったく本当に甘えん坊だな乱ちゃんは」
「えへへ~でも甘えるのはカミツレさんだけです~♪」
「まあ俺としてもこんなに可愛い恋人の姿を見れるんだからうれしい限りなんだけどね」
室内では他人の目が無い事を良い事に普段は強がったり自己の強さを強調するかのようにしている乱の姿はなく純粋に大好きな人に甘える一人の少女となっていた。2組で普段の彼女を見ているクラスメイトに今の乱を見せたら凄まじく驚いて顎を外しかける事間違いない。
「ねぇカミツレさん」
「んっなんだい?」
「ちゅっ♪」
こちらを見てくる彼へとキスをする、不意打ちのようなキスに驚いて目を白黒させてしまう彼に悪戯が成功して喜ぶ子供のように笑う乱。そんな恋人に彼は怒るそぶりすら見せない、悪意があったわけでもないし恋人にされて嬉しい行為でもあるし彼女がこれほどに喜んでいるのだから喜んで当然だ。しかしそんな悪戯をした悪い子は軽いお仕置きが必要だろうと少し痛いぐらいに抱きしめる。
「ほら参ったか」
「キャ~でもこれぐらいじゃ参らないもん~♪」
「それじゃあこれならどうかな?」
お返しと言わんばかりに乱の唇を奪う。乱の少しだけ触れるものとは違い完全に唇を覆うかのような長いキスと下で軽く唇をノックする。そんなキスを受けた乱は熱っぽい視線をカミツレに送りながら彼を見つめ続けた。
「カミツレ、しゃん……ごめんなさいもう私我慢できない…」
「乱ちゃん……?」
「もう、私、興奮して、興奮してもうダメっ…!!」
乱は再びカミツレの唇を奪う、だがそれだけではなくISの腕部だけを部分展開して彼を抱き上げながらベットへと運ぶ。終わると展開解除しながら彼の上へと座るように陣取って熱い目で彼を見つめ続けながらそのまま制服を脱いでシャツ一枚になった。突然のことに目を瞑ったカミツレだがそんなこと知らないと言わんばかりにその手を取って乱は自分のシャツの裏側へと潜らせる。
「ちょ、ちょっと流石にそれはっ!!?」
「いいんです、だから…そのまま触ってください」
流石に感触でシャツの裏側だとわかったのか腕を止めるカミツレだが、乱の言葉と荒くなっている息遣いに導かれるように目を開いてそのまま彼女が導く先に触れる。
「ぁっ…♡」
セシリア程大きくはないがそれでも程よく実った果実がそこにあった、柔らかな感触が手から伝わって脳髄を刺激していく。そのまま導かれたまま手のひらを胸へとあてて思わず軽く揉んでしまった。身体をビクつかせながらもその快感に悦ぶ乱、そんな乱の胸を触っていると一部ひどく硬くなっている部分があることに気づいてしまった。胸の先端部分だ、それをまた触れる一段と感じてしまうのか声を出してしまう乱。そんな乱に本能が揺さぶれる。
「私、キスだけでこんなに興奮、しちゃってるんです……♡最後まで、シなくて良いですからさせてください……」
「乱ちゃん…えっとその…うんいいよ」
腕を広げて乱を受け入れるような体勢をとったカミツレに乱は今まで以上の強い興奮を覚える、シャツも脱ぎ捨ててながら彼に抱き着いた。大きく過ぎず小さすぎない乱の胸が大きく形を変えながらも密着してくる感触に理性が吹き飛びそうになるのを抑えながらも彼女を抱き締める。
「ぁぁ、ああああっ……カミツレさん、もう大好きっ……愛してますっ……!!」
愛欲のままにカミツレの唇を奪った乱、それを受け入れるカミツレ。二人のキスは最初からトップギア、互いに開いている隙間から舌を出して触れ合わせて互いの熱さを感じる。艶めかしくありながら何処か初々しさが見え隠れしているぎこちない舌を触れ合わせるキス、それでも二人はそれに夢中になっている。
「んっ……んんれぉっ……」
「ちゅっちゅ…はぁっ……」
夢中になりすぎて呼吸すら忘れてしまいそうになってしまうほどに長く続いているキス。実は泳ぎと潜水が得意な乱はそこまで息苦しさは感じなかった。がカミツレにとっては既に限界が近かった。そろそろ一旦休憩を挟まないとキツイ頃合い、カミツレは一旦唇を離して息をしようとするが乱はそれを許してくれずに頭に手をまわしてさらにキスを続けようとする。
「はぁっはぁっ……待って乱ちゃん、いったん休憩をっ―――むぅぅぅっ……!!!」
「ちゅれろぉ……ちゅぅ、ちゅぱっ……ダメもっと唾液を、ください……」
愛欲の深くまで理性が浸かってしまった乱にそう簡単に話は通じなかった。そのままキスを続けられてしまい、満足に呼吸もできないままに深いキスが続いていく。
「はぁ、はぁっはぁっ……」
酸欠によって少しぼぅっとしてきた頭に性欲で興奮してきた事でもう朦朧としてきたカミツレだがそれでも求めてくる乱にはしっかりと応えていた。ある程度満足出来たのか少し離れて見つめてくる乱、それでまともに息をすることができたカミツレだが本能はまだ乱を求めている。そっと伸ばされた手が乱の硬くなったそこを触り摘まんでしまった。
「ひゃん♡ら、らめそこだけは……」
「ご、ごめん……でも、すごい硬いよ…乱ちゃん」
「だってカミツレさんのキスが美味しすぎるから……」
触れ続けているそれに性欲を掻き立てられていく乱はもう一度キスをしながらカミツレを見下ろしながら言う。
「カミツレさんもう、私今日はずっと求め続けますからねっ……?自重はしますけど、出来ないかも……♡」
「乱ちゃん……そ、その言いにくいんだけど……」
「はい……」
「俺の事も……好きにして、いいよ……?」
「カミツレしゃん、卑怯っ―――♡」
卑怯と言いつつも乱は再び性欲に身を任せてカミツレに襲い掛かるかのように彼を求めていった。女である自分を強く刺激する何かがカミツレにはあるのかもしれない、そんな彼の魅力にタジタジになりながらもっと彼を求めて身体を重ねていく……。