※この作品はR-18です。

かルとホらーのヒろイんに囲まレた爛レた日常   作:SHV(元MHV)

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温泉でなにするかって?エロいことしかねえだろうが!!




【温泉へ行こう!】① ★

姦姦蛇螺との山ひとつを崩壊させかねない戦いは蔵木一行の勝利に終わった。

 

なぜか懐いた姦姦蛇螺改めダラちゃんを引き連れ、一行は溝呂木運転の下宿泊予定の日光温泉へと来ていた。

 

「はあ……いつか来るとは思っちゃいたが……ヤったな、京介?」

 

溝呂木が蔵木を名前で呼ぶときはそれとなく怒っているときである。普段はどんな無茶振りをされようと決して怒ることのない彼だが、娘同然に思っている柑菜のこととなればまた別である。とはいえそれも長続きはしない。柑菜本人がこの場にいるからだ。

 

「おじさん……?」

 

ルームミラー越しに蔵木を睨む溝呂木だったが、彼の視線はすぐに逸らされた。貞子もかくやという眼力で、柑菜が睨んでいたからだ。

 

「……柑菜ちゃん。僕からとやかく言うことじゃないのは十分にわかっているが、これだけは言わせてくれ。後(・)悔(・)し(・)て(・)な(・)い(・)ん(・)だ(・)な(・)?」

 

その言葉に、溝呂木の真剣な眼差しにハッと息を飲む柑菜。

 

彼女は蔵木の女になる意味を再確認する。彼はある意味で“怪異”そのものなのだ。彼と深く関わるということは、すなわち今後の人生を呪いと共に過ごすも一緒であることを。それは溝呂木が出くわす怪異の比ではない。

 

だから柑菜は笑顔で溝呂木に答える。本気で自分を心配し、今も真剣に今後について考えてくれている優しい叔父に。

 

「うん、後悔なんてしてないよ。それに、蔵木さん絶倫だから私も参加しないと皆が大変だよ」

 

「それに関しては否定しないわ」

 

「時々、手加減してくれますよ……?」

 

「もっとしてほしい……♡」

 

「ちなみにダラちゃん、あれでまだ腹五分ってところだよ」

 

「なん……だと……?」

 

「ぽ」

 

あっけらかんと言ってのける柑菜。そんな彼女に同意する富江。フォローになってないフォローをする貞子。欲望全開の伽椰子。半実体化して富江の影から顔を出すダラちゃんへ語りかける美津子。戦慄する姦姦蛇螺ことダラちゃん。なぜか自慢げな八尺様。ボックスワゴンに搭乗可能な人数など無視しきった人数である。まあそもそも体重の関係ない存在が数名いるが。

 

集まりも集まれり、かつて怪異と呼ばれあらゆるものに呪いを振りかけんとした女達。彼女らは全員がひとりの男に惹かれ、かつての悪意は薄れ呪いの力は弱まった。

 

だがそれは一時的なものに過ぎない。蔵木は楔でもあるのだ。怨念と悪念が渦巻く亡者となるきっかけなど、世界にはいくらでも転がっている。

 

ゆえに蔵木は揺るがない。負けることを許さない。どんな悪意にも、どんな敵意にも、折れず立ち向かう決意と覚悟を決めたのだ。──あの日、富江と共に赤子を見殺しにした日から。

 

「一応代表して聞いておくけど、まともな宿なの?」

 

富江が流れを切るように助手席の蔵木へと訪ねる。蔵木はその巨体ゆえに、少々窮屈そうだ。

 

「……以前祓った場所だ。貸しきりにしてある」

 

「だと思った。断言してあげるわ! この面子で行く以上、絶対また出るわよそこ!」

 

「あー、それはちょっと納得です」

 

「ならさっさと始末しましょう。そのあとはしっぽりと……♡」

 

「あ、じゃああたし貞子ちゃんイジりたい!」

 

「じゃあわたしダラちゃん」

 

「ぽ(わたしも)」

 

「なにを勝手に決めておるか! んゅ? 待て八尺、今お主普通に意思疏通せんかったか!?」

 

「ぽ?」

 

「しらばっくれるでないわ!」

 

女3人集まれば姦(かしま)しいとはよく言ったものである。この場合七人であるので余計騒がしいが、溝呂木も慣れたもので聞いてない振りで平然と車を走らせるのであった。

 

 

◇▫️◇▫️◇▫️◇▫️◇

 

 

 

到着した一行を出迎えたのは、少々やつれた美熟女と言っていい女将だった。

 

「……来たぞ」

 

「お待ち申し上げておりました……!!」

 

今にも平伏しそうな女将を見て一同は“ああ、やっぱり”といった表情を浮かべる。

 

そんな中さっそく伽椰子が動く。

 

「富江さん、あの窓のところ」

 

「十五雷正法! 一尖(いちせん)!!」

 

伽椰子の指示に従い、いつの間にか手にした投げナイフに呪符を刺した富江が二階の窓へ向かってそれを投げ放つ。

 

ライフル弾もかくやという勢いで飛びかかったナイフは、狙い通りに窓から覗く女の悪霊の頭を撃ち抜いた。

 

──ギャアアアアアアアア!!──

 

おぞましい悲鳴が響き、それを聞いた女将が腰を抜かす。旅館の中からは従業員らしき青年と料理人らしき中年の男が何事かと外へ飛び出してきた。

 

「……面倒な話は抜きだ。また出(・)た(・)んだろ? さっさと終わらせるぞ」

 

「じゃあ私蔵木さんと一緒に行きますね!」

 

「美津子ちゃん、合体する?」

 

「いいよ」

 

「なんじゃ、雑霊ごときに大騒ぎしおって」

 

「ぽ(いくよ)」

 

「こ、これ! 勝手に我を影から出すでない! んゅ!? わかった、わかったから触手はらめぇ……!」

 

両手をポケットに入れたまま悠然と歩き出す蔵木。土足で上がることを謝って以降は声も出さずに旅館へと入っていく。その後ろから腕に絡み付き嬉しそうについていく貞子。

 

柑菜は美津子を憑依させ、浴場へと向かう。富江はそれをフォローするつもりか後へと続いた。

 

ダラちゃんは八尺様の触手に絡めとられつつ、弄られる前に自ら這い出てその蛇体をくねらせていく。

 

すっかり腰を抜かした女将を、溝呂木が助け起こしていた。

 

「あ、あの方は、いつから百鬼夜行を引き連れるようになったのですか……?」

 

「あー、それ言い得て妙だね。今度から依頼人が来たときの売り文句にさせてもらいますよ。ささ、ひとまず僕のボックスワゴンへ。下手な場所より安全ですよ」

 

蔵木特性マトリョーシカがたっぷりと座席下に仕込まれたボックスワゴンは中に入って鍵を閉めればそれだけで結界の役目を果たす。そんな説明を信じてか、それとも恐怖から少しでも逃れたくてか、急いでボックスワゴンへと乗り込む旅館従業員一同。

 

そんなとき、ふと従業員らしき青年が自分達以外に足りない人間がいることに気づいた。

 

「女将さんッッ! 絹子ちゃんがいないッッ……!!」 

 

それは彼の恋人でもある絹子という名の女性従業員。その言葉を受けてはじめて気がついたのか、女将が急いで車から降りようとする。

 

「ダメだ」

 

しかし、それを溝呂木は手元を操作して背後の鍵を強制ロックすることで防いでしまう。

 

「な、なにをされるんですか!」

 

「責任感が強いのは結構だけど、この車に乗った以上僕の指示に従ってもらう。それに、窓を見れば降りるつもりにはならないと思うけどね……?」

 

「ひぃっ……!!」

 

「ああっ……!! うわあああああッッ!!」

 

「あ……ああ……」

 

溝呂木の指摘通り、窓の外にはどこから集まってきたのか無数の手がベタベタと窓を撫でていた。

 

物理的に窓を破壊するわけでもない様子に気がついた溝呂木は、落ち着いてマウン○ンデューの缶を開けて飲み込む。

 

「漏らさんでくださいよ? ま、あの面子で解決できない怪異なんぞありませんから少しの間待ちましょう」

 

そう言って、どこからともなくコーヒーの缶を取りだし配っていく溝呂木。不思議なもので、怪現象に巻き込まれていても誰かが冷静ならば人間とは意外と落ち着こうと思えるのだ。

 

それでも窓を撫でる手への恐怖が抜けず、女将をはじめとした3人は怖々と身を寄せあって震えるのであった。

 

 

◇▫️◇▫️◇▫️◇▫️◇

 

 

旅館へと入った一行はその探索範囲を三手へと分けていた。

 

二階から三階を蔵木及び貞子。二階を美津子in柑菜。そして地下に通じる入り口を伽椰子が発見したので、そちらを八尺及びダラちゃんが担当することとなった。

 

今回、ダラちゃんこと姦姦蛇螺は蔵木から血を貰うことで、わずかだが力を取り戻していた。

 

「……完全に奪われた我の力をわずかとはいえ戻すとは、あの男一体何者じゃ?」

 

成人男性ほどの体格を取り戻した姦姦蛇螺は、その優れた感覚器官を用いて意外と深い地下を悠々と進んでいく。時折悪霊が襲ってくることがあったが、彼女に食われるか八尺に食われるかの違いしかなかった。

 

「ぽ(いずれわかる)」

 

これまでの呆けた様子とは違い、どこか神秘的な表情でそう告げる八尺様。その全身は仄かに輝いている。

 

「……すっとぼけおって。大体喋れるならば他の連中ともまともに会話すればよいであろうに」

 

「あの人数相手は疲れる。それよりもほれ、来たぞ」

 

八尺様の指摘通り、姦姦蛇螺の前には崩れかけた肉体を持つ首なし鎧武者の姿があった。

 

その手には、切り落とされたのか本人の首が抱かれている。

 

「おゥおゥお、のれィれィ! ゆるゆるゆるる、ぅさぬぅゥぅゥぞ……!!」

 

鎧武者が刀を構えると、同じように首なし鎧武者や、あるいは腸をこぼした鎧武者が現れる。

 

姦姦蛇螺は二本の腕を何度か握りこみ、今現在振るえる力を確認するように力を込める。

 

「ふむ、悪くないのぉ。なんの恨みを抱いて死んだか知らんが、お主ら全員我の糧となってもらおうか……!!」

 

蛇眼を光らせ、姦姦蛇螺がその口を大きく開ける。

 

亡者の鎧武者が刀や槍を構えるが、本来機敏であるはずのその動きが発揮されることはなかった。

 

「うごごご……! うごけぬけぬけぬ……!!」

 

もがく鎧武者達。彼らの足はすべからく八尺様が伸ばした触手に捕らえられ、膝から下を黒く染め上げていた。

 

「ぽ(どうぞ)」

 

「余計なことをするでないわ!」

 

八尺様の手出しが面白くなかったのか、姦姦蛇螺はすさまじい速度で鎧武者へと近づくと一瞬にして全員を締め付け纏めあげる。

 

「我を退治したくば、せめてこの1000倍は用意せい!!」

 

姦姦蛇螺の全身が一瞬光ったかと思った次の瞬間には、鎧武者らは鎧などの武装のみを残してことごとく消え去っていた。

 

「うむ、満腹じゃ。……くくく、この調子でヤツに着いていけば我の力となれるだけの餌にはことかかん! ふっふっふ、ふっはっはっはっは──はゃん♡」

 

高笑いをする姦姦蛇螺から突如として力が抜ける。気がつけば彼女の蛇の下半身に幾本もの触手が絡み付いていた。

 

「ぽ♡(ダメだよ♡)」

 

どこか楽しげな雰囲気を滲ませ、八尺様が姦姦蛇螺の尻穴をほじくりかき回す。

 

「ぉぉ……♡ ぉぉぅ……♡ ま、まへ……♡ ひょうらんじゃ、あえは、ことばのたとえりゃ……♡」

 

絶大な快感を堪えつつ、姦姦蛇螺は今の自身に合わせてその大きさを微調整する触手の感触に、内側から責められ悶絶していた。

 

「ぁぁ……♡ に、にほんで、ホジホジっ……♡ そ、それ、めぇぇ……! ああっ!? と、とぐりょ、まい、て……♡ ぬっけぇ……!?」

 

自身の尻のなかで起きていることをしっかり言葉にしつつ、相変わらず処女のまま尻の穴のみを開発されていく姦姦蛇螺ことダラちゃんであった。

 

「あんゅ……! しょ、しょこは……! ま、まめは、もっとらめじゃ! ま、まめぇぇぇ……♡」

 

クリトリスを触手に吸われ、尻穴を三本の触手に蹂躙されるダラちゃん。彼女はそのまま、蔵木達が上で残りの怪異を退治するまで八尺様に弄ばれるのであった。

 

 




結構とんでもな怪異が起きておりますが、これは溝呂木やら蔵木やらみんなの因果が絡まった結果です。
そのうち海に行こうと思ってますけど、大決戦の予感しかしないや!!(笑)

次回はどうにか早めに投稿したいです、はい。
あ、それと今夜こちらの作品の作者の方と知り合う機会がありました。
カクヨムでも連載していますので、みなさん是非ご覧になってください。自分もこれからです!
https://www.amazon.co.jp/dp/B06XFPXWPJ/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
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