※この作品はR-18です。

魔軍参謀の憂鬱   作:黒岩

157 / 411
ペールVS魔導

 人類軍。南側に布陣する藤原家の本陣では、幾つもの報告が上がっているところであった。

 

「――同士討ちが起こっている、でありますか……」

 

「は、どうやらそのようで」

 

 本陣にて全軍の指揮を行う着流しの男。藤原四天王の一人である菅原ミッチーは、戦場から送られる伝令から、次々に上がってきた報告に訝しむような声で呟いた。

 眼の前の机の上に広げられた戦場の地図。それを見ながら、ミッチーは落ち着くために煙管を吹いて顎に手を当てる。

 

「魔人の使徒達による仲間割れ……それが本当ならこれ以上とないチャンスでありますが……」

 

 と、口では言いながらも、それは本当のことだろうとミッチーは確信する。

 何故なら、ちょうど戦場の、相手方の動きがおかしいと睨み、何が原因かを探っているところであったのだ。特に東部、魔人レオンハルトの軍勢において動揺は激しい。

 また西側のザビエル軍でも、隠密から藤原石丸が魔人ザビエルとの交戦に入ったという情報がもたらされた。それに対して、使徒の邪魔が一切入らないことも、情報の裏付けとなる。魔人ザビエルが一騎打ちを受けるような真摯さを持っている可能性も無くはないが、使徒との交戦が全くないことも、使徒が仲間割れを行っているというなら不思議ではない。

 ならば今こそが千載一遇の好機である、とミッチーは息を呑む。

 石丸が何の障害も無くザビエルと戦えるだけではなく、ザビエル軍とレオンハルト軍、ともに攻勢のチャンスだ。兵が動揺しており、こちらの勢いもある今の内に出来る限り数を減らすのが良いだろう。

 前線で戦っている魔物大将軍コウウや、未だ何の動きも見せない魔人レオンハルトという不安要素もあるが今はとにかく攻める時だ。

 

「……作戦は変えず、今のまま押してしまうのが吉でありましょう」

 

「はっ、では伝令は――」

 

「石丸様や、前線に出てる黒部殿や頼光殿らの結果が分かるまでは今のままですなぁ。ただ、今こそが好機である、とだけ伝えれば石丸様の方に問題が無かったことは伝わるでしょう」

 

 ではそのように、と伝令役の武士が前線へと向かっていった。

 どの道、長引けばこちらの不利であることは明白であり、誰かが負けてしまえば今度はこちらが追い立てられる側になってしまう。

 勿論、こちらの将が敵の将を狩る――特に、石丸が勝てば一気に勝利も見えてくるが、負けた時のことも考えなければならない。そのときのために、今の内に出来るだけ敵の数を減らさなければならないのだ。

 ……それにしても魔人同士で、しかも戦争中に仲間割れでありますか……。

 どうやら魔軍側、魔人同士は一枚岩ではないらしい。四天王と魔人筆頭という高位の、人間でいう権力者なのだから多少はそういうのもあると想像していたが……やはり不仲であったりするのだろうか。

 何にせよ、今はそのおかげでこちらの優勢。攻め立てる戦略は変えず、今は石丸達の勝利を願うのみであった。

 

 

 

 

 

「どうにも騒がしくなってきましたねー」

 

 と、自身の薄紫色の長い髪を指でくるくると弄りながら、ペールは南側を見て呟いた。

 南側。その奥は人類軍と戦っている最前線であり、そのうちこちらまで到達してもおかしくない。向こうの指揮官がこの騒ぎを察知したのなら尚更、激しく攻め立てようとするだろう。

 なので騒ぎは早めに終わらせるに限る。ゆえにペールは髪を弄っていた左手とは逆側の右手を軽く上げ、周囲の魔法魔物兵、魔素漢の兵士達に命じた。

 

「はい。じゃあ一斉射撃」

 

「はっ! 撃て――!!」

 

 右手の振り下ろしと同時に、配下の魔物将軍の指示も受け、魔物兵達が一斉に魔法を顔デカの男に向かって放つ。顔デカの不細工男は、何やらファンシーな半透明の獣と応戦していた。それはペールが呼び出した幻獣であり、通常の攻撃を一切通さない厄介な性質を持つ生き物。ゆえに魔法魔物兵らの魔法は幻獣をすり抜けて顔デカ不細工男に激突し、吹き飛ぶ。

 ついでにペールも軽い調子で、“白色破壊光線”を放ち、白光の奔流が顔デカの男に直撃する。更に吹き飛ぶ男は何とか直撃は避けたのだろう、しかし幾つもの魔法でボロボロになって怒声を放つ。

 

「ずずずずずるいだす……! ひ、卑怯だすよ! 何で周囲の兵士まで……!」

 

 魔人ザビエルの使徒、魔導にしてみればこの状況は少し予想外であった。ゆえに言葉をぶつけるも、ペールはそれを受けて軽く小馬鹿にするように嘲り笑う。

 

「はぁ? 魔導さん馬鹿なんじゃないですかぁー? 正面からこっちの軍に乗り込んできて裏切り宣言なんてされたら、部下に命じて全員で攻撃するに決まってるじゃないですか。ねぇ、魔物将軍?」

 

「……まあ、そうですな」

 

「ぐ、ぐぬぬぬ……」

 

 ペールの煽りに静かに魔物将軍が同意する。魔導も、少し考えれば想像の範疇であったことを心の中では認めているのか、顔を赤くし、悔しそうに歯噛みしている。それを見て、ペールは指を頬に当てて首を傾げながら煽りを続ける。

 

「あれ~? 魔人ザビエルの参謀として名高い魔導さんがそんなことにも気づかなかったんですかー?」

 

「うう……!」

 

「そりゃあまあ頭使うのは得意でも、意外と好戦的でノリの良いキャロル先輩や、あれで結構熱いところのある始祖さ――……ハンティ先輩とかなら一対一で相手してくれるかもしれませんけどー……私的には別に魔導さんと戦いたくないどころか関わりたくもないし、さっさと仕事に戻りたいので一対一を受ける義理はありませんよねー?」

 

 まあもっとも、一対一で戦ったところで負けませんがね、とペールは魔導をこれ以上ないくらいに煽り倒す。頭に血を上らせ冷静さを失わせるためだ。

 それにまんまと引っかかっている魔導は傷つきながらも怒りの形相でペールを睨む。

 

「き、きききき貴様……許さんだす……!」

 

「はいはい、負け惜しみお疲れ様ですぅ~。不細工な上に弱くて頭も悪いとかほんと救えないですねぇ。可愛い上に強くて頭の良い私とは生き物としての格が違いますよねー。――てなわけで、発射用意お願いしまーす」

 

「は、はっ! 詠唱開始!」

 

 ペールの煽りに魔物兵も圧倒されながらも命令に従って詠唱を開始する魔物兵達。それを満足そうに笑顔を浮かべながら、ペールは視界に映る魔導のことではなく別の事を考えていた。それは、

 ……他は大丈夫ですかねー……?

 戦場の他の場所にいるキャロルやハンティ、それと別の人達を心配する。

 負けるとは思っていないが、それでも心配なものは心配だ。色々と煽りはしたが、この魔導は使徒の中では優秀な方だし、魔法の腕自体はこちらより上だろう、とペールは見ていた。

 こうやって圧倒出来ているのは単純な力量差や数の暴力で何とか出来るためであり、補助に回られると厳しかっただろう。直接戦闘であればこちらの方が優れていたというだけに過ぎない。

 それを考えると、己は相性も良かったが、他の者達は客観的に見て不安要素がある。

 キャロルは相手との力量差自体はそれほどないだろうし、ハンティに至っては相手は十中八九、あの戯骸だろう。ハンティの強さはペールも知っているし、負けることも捕らえられることもあり得ないはずだが、戯骸も中々に侮れないのだ。

 ……どうしましょうねぇ。終わったら他の手助けに回るか、普通に人間の相手をするか……。

 困った時は誰かに相談してみよう、とペールは傍らの魔物将軍に声を掛けた。

 

「魔物将軍? これが終わったら襲われているであろう他の人の手助けに行くか、人間を相手にするか、どっちがいいと思います?」

 

「む……そうですな。やはり、人間共を倒すのが先決かと……他の使徒の方々もペール様のようにお強いですし、こちらが向かう頃には終わっている可能性もあります」

 

「おっ、魔物将軍ってば褒めるのが上手ですねぇ。――それなら終わったら人間を駆逐していきますか」

 

 はっ、とそれを改めて了承した魔物将軍にペールはそれをあっさりと受け入れる。

 人間という種に情を持っているハンティと違って、ペールの人間への想いはとてもフラットだ。普通に仲良く出来るし、人間というだけで嫌悪を抱いたりもしない。

 だが命令されれば――いや、命令されてなくても人間を傷つけることに躊躇いの気持ちはあまりない。魔軍を率いて人間を殺すことも、己の手で殺すことも容易に出来る。

 それは昔、カラーの長だった時代に人間と戦ってきたからというのもあるだろう。カラーにとって人間の――特に男は恋愛対象でもあるが、同時に外敵でもあるのだ。長になってそのことを痛感したのも今では懐かしい。

 なので自分は、ハンティよりもキャロルに近いのだろうと思う。もっとも、キャロルほど何とも思っていないわけではないが。

 それに人間は己が主であり愛するレオンハルト様の元の種族であるのだ。それに対する配慮は気をつけている。城にも人間のメイドやペールの個人的な友人は多いので、やはりフラットだな、と思う。

 使徒に対してもそう。基本的に仲は良いが、嫌いな人は嫌いだというだけのこと。なのでペールは、眼前の魔導を見据えて軽い気持ちで魔法を発動した。

 

「“白色破壊光線”――っと」

 

「撃てぇ――!!」

 

 己の魔法と同時に、周囲の魔法魔物兵や魔素漢らの魔法が魔導に殺到する。放ったところで、死なれたら困るな、と思うも、あのザビエルの使徒ならさすがに消し炭にはならないだろうし生き残りはするだろう。

 魔法は不可避。一度放たれたら躱すことは出来ない。ゆえに、

 

「――――」

 

 当たった。魔法光の爆発を見て、ペールは思う。

 ……終わり、かな。

 と、これで一つの仕事が終わったと軽く息を入れる。魔物将軍に命令しようとしたところで、ペールは声を聞いた。

 

「――ここここここからが、ほ、本気の本気だすよ……!」

 

「っ!?」

 

 そのどもったような気持ち悪い声は、魔導のものであった。

 煙の中から現れた巨大な怪物を見て、己も周囲の魔物兵達も騒然とする。

 ……何あれ……?

 そこにいたのは、象と亀を足したような怪物だ。

 正体を口にしたのはその怪物本人であった。

 

「これが真の姿――――玄武だす……!」

 

「玄武……? 魔導さんの正体がこれだったと……」

 

 その巨体に圧倒されたのは、己よりも周囲の兵達だ。その動揺を抑えながら魔物隊長達が魔物将軍とこちらに指示を求める。

 

「ど、どうします……?」

 

「……うーん。まあ大きくて硬そうですけど、先程と同じように魔法を撃ちまくってください。的が大きくなって狙いやすいですね」

 

「……畏まりました。総員、詠唱開始!」

 

「……幻獣ちゃんの攻撃はあまり効きそうにないですね。――戻ってきていいですよー」

 

 と、玄武に攻撃を仕掛けていた幻獣をこちらに呼び戻しながら考える。大きくなったとはいえ、あの程度なら普通に倒せなくもなさそうだが、見た目通り耐久力が高そうではある。

 ……正直、あまり時間を掛けたくないんですよね。うーん、ここはまず搦め手でいきますか。

 方針を新たに決めたところで、ペールはカラー特有の術の準備を始める。前髪で隠れていた青のクリスタルが輝く中、ペールは杖を玄武に向けて、

 

「――“暗闇モルルン”」

 

 呪いを掛けた。

 その直後、玄武の動きが散漫なものになる。

 

「な、ななな何が起こってるだす!? ま、前が見えないだすよ……!?」

 

 辺りを探るようにふらふらと足を進め始めた玄武に、己の呪いがなったとほっとするペール。

 しかしそれを見ていた魔物将軍は、疑問符を頭に浮かべて尋ねてきた。

 

「ペール様。あれはいったい……?」

 

「えっと、あれはカラー特有の呪いですねー。とりあえず、目が見えなくなる呪いを掛けました」

 

 ほら、自分の元種族カラーなんで、と言うと魔物将軍は得心したのか覚束ない足取りの玄武を見て息を呑んだ。

 モルルンというカラーだけが使うことの出来る呪いは、カラーの集落を防衛する上ではお世話になった力だ。主にカラーが死んだ際に使われるものが有名ではあるが、モルルンの種類は豊富であり、中にはペールでも相当の準備と時間を掛けないと使えない高難度の呪いもある。

 暗闇モルルンはその名の通り、対象の視界を暗闇にして視界を封じるための呪いだ。単純ではあるが強力であり、個人戦であれば重宝する。もっとも、

 ……効かなかったり、効いても意味なかったりする場合もありますけど、どうやら大丈夫みたいですね。

 玄武はふらふらとしたまま周囲をところかまわず踏み潰しており、暴れてはいるものの、それは暗闇が効いている証拠だ。呪いを解こうとする動きもないので、やはり相性が良いとペールは自分の運の良さに感謝する。人形の、魔法に長けた魔導であれば呪いを解けても不思議ではないため念の為隠していたが、どうやらその心配も無さそうだ。

 と、そうこうしている間に魔物兵達の詠唱が完了する。なのでペールも同じ様に魔法を発動し、

 

「――うあああああああっ!?」

 

 玄武を攻撃する。痛みを感じているのだろう。情けない悲鳴を上げる玄武に、ペールは若干拍子抜けしたように息をつく。このまま続けてるだけで倒せそうだな、と再び詠唱を始めさせたところで、

 

「――た、大変です!」

 

 と、こちらに向かって走ってくる魔物兵を見て、ペールは魔物将軍とともに眉をひそめた。魔物将軍が落ち着いた声で対応する。

 

「どうした、何かあったのか?」

 

「は、はい! その、とんでもない化け物が前線を無理矢理突破して――ひっ、来たぁ!?」

 

 何かに怯えるように魔物兵が声を上げるとほぼ同時、南側を張っていた魔物兵達が吹き飛んだ。

 玄武のものではない。しかし、それを引き起こしたのは同じ黒色の化け物で、

 

「おらぁ! 次にズタズタに引き裂かれたい奴は誰だ!?」

 

 鋭い爪と牙を覗かせて言う化け物に、ペールは目を剥いた。

 ……黒くて大きい犬!?

 なぜ犬が……と思うもよく見ればそれは報告にあった妖怪であった。報告通り、前線を無理矢理突破してきたのだろう。他に供はいない。

 相手をしなければならないが、どうするべきか、と思考を回しているとその妖怪に反応した者がいた。

 

「む、そそそそその声、誰だすか!?」

 

「! 何だ、強そうな魔物もいるじゃねぇか……! テメェがこの部隊の親玉か!?」

 

 などと妖怪が玄武と対峙する。それを見て、ペールは悪い笑みを浮かべた。

 

「ちゃーんす……♪ ――魔物将軍、私に合わせてください」

 

「え……一体何を……?」

 

 いいからいいから、とペールは声を張り上げて妖怪に聞こえるように言う。

 

「きゃーーー! なんて恐ろしい妖怪! 私達ではとても敵いませんよーーーう!」

 

「……は?」

 

「……何だ?」

 

 魔物将軍も妖怪も同じ様に何が起こったのか理解出来ずにペールを見て疑問符を浮かべる。

 だが構わずペールは続け、

 

「こうなったら――()()()! ()()()()()()()()()()()()()()()()()()!」

 

「は、は? な、なななにを言ってるだす!? 何が起こってるだす!?」

 

「そこの妖怪さん! 私達の大将、玄武様が貴方との一騎打ちを挑むそうです!」

 

「……何だと?」

 

 妖怪がそれに反応した。この時点で、魔物将軍はペールの狙いに気づいて、微妙な声を出した。

 

「あー……なるほど、そういうことですか。……汚いですね」

 

「何か言いましたかー?」

 

「……いえ、何でも。――おお、玄武様が一騎打ちを為されるそうだぞ! 皆で応援せねば!」

 

 ペールの笑顔の圧力に負けて、魔物将軍も演技に参加する。要は玄武とこの強そうな妖怪を戦わせて一挙両得を狙おうということだ。

 どっちが勝ってもペールとレオンハルト軍には得しかない。その策が有用であると認めて魔物将軍らが続き、魔物隊長らも遅れて気づく。

 気が付けば周囲の魔物兵からも玄武コールが始まっており、

 

「な、なんだす!? いいい一騎打ちとはどういう――」

 

「さあそこの妖怪さん! 玄武様との一騎打ちを受けますか!?」

 

 玄武の前に出てその声に被せるようにペールが指を妖怪に突きつける。それを見た妖怪は、ややあって、

 

「……よく分かんねぇが、一騎打ちだって言うなら受けねぇ理由はねぇな。――この妖怪王黒部が相手になってやらぁ!」

 

「はい! 成立! 成立しましたよう! ――では両者、構え!」

 

 有無を言わさず仕切り始めたペールに、戸惑いながらも黒部は戦闘態勢を取る。玄武は未だ暗闇モルルンの効果で状況を理解できずにふらふらとしていたが、

 

「こ、こここうなったら全員殺してやるだすよ! み、見えないなら、音の方向に攻撃すればいいだす……!」

 

「はい、バトルスタート! お互いに存分に戦っちゃってください!!」

 

「おおおおおぉぉ!!」

 

 開始の宣言を受けて黒部が玄武に吶喊していく。

 その声に反応した玄武が黒部の方向を向いたところで、ペールは魔物将軍の元まで戻り、ひそひそと、

 

「……では、あの黒部とかいう妖怪が勝ったら玄武さんを連れて一旦撤収。玄武さんが勝ったらその瞬間に一斉に襲いかかって玄武さんをボコボコにしましょう」

 

「……分かりました」

 

 と、頷いた魔物将軍であったが、その視線が気になってペールは半目になる。

 

「……何です? その何か言いたげな顔は」

 

「い、いえ……何でも。……とりあえず、隊長らを集めて周知させます」

 

「ならいいですけど」

 

 と、ペールは魔物隊長らにこそこそと指示を出し始めた魔物将軍を尻目に始まった戦いに視線を戻し、

 ……楽でいいですねぇ、これ。

 あまり使えるような作戦ではないが、成功したことは喜ばしい。

 ペールは後でこのことをレオンハルトに報告して褒めてもらおうと、邪な想像をして笑みを浮かべた。

 

 そして黒部と玄武の戦いが行われる中、魔物将軍や魔物隊長の間では、“ペール様を敵に回したくないな……”と引き気味に恐れの評価を上げていた。

 




レオンハルト「……お前殆ど戦ってないだろ」

スラル「タイトル詐欺よね。これじゃあレオンハルト軍VS魔導か、魔導VS黒部じゃない」

ペール「い、いいんですよう! これが一番有効何です! 他の人達みたいにバトル脳じゃないんですよう私は!」

キャロル「わたくしはバトル脳ではなくてレオンハルト様脳ですわ!」

ハンティ「私も別に――」

レオンハルト「ダウト」

ペール「ダウトです!」

キャロル「ダウトですわー!」

ハンティ「な、何さ! 皆揃って! 私は戦闘狂じゃないんだけど!?」

スラル「戦いの最中にたまに不敵な笑みを浮かべるようになったって聞いてるけど?」

ハンティ「…………ノーコメント」

ラウネア「…………(次回はハンティか、式部の潜入回)」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。