──大陸極東、JAPAN。
大陸から分かたれたその地の最北部に、エゾという土地がある。
かつては人の手、そして現在では魔軍の手が多く入った京や江戸、なにわといった土地と違い、その地は深山幽谷で人の手の入らない土地であるがゆえに、JAPAN特有の妖怪が多く住まう自然の土地だった。
だが現在では少なからず魔物の手が入る場所となっていた。
その山の麓。そこに住まう異形の妖怪達は口々に言い合う。
「まさか末知女殿様がお戻りになられるとはな……」
「ああ。しかも使徒になって俺達を統治するなんて……」
「つーことは俺達ってあれか? 魔物の仲間ってことになるのか?」
「さあ……でも別に何が変わるって訳でもないようだぜ。なんか命令があるまでは好きにしていいってよ」
「その辺りも今日聞かされるだろうぜ。なんか末知女殿様の主の魔人も来てるらしいし」
「そうだな。……ああ、そういやその名前はもう捨てたって話じゃなかったか?」
「え、マジかよ。じゃあなんて呼べばいいんだ?」
「さあ……それも後で聞かされるんじゃねぇか?」
「そうか……まあ、なんでもいいけどな。おかげでまた楽に暴れられそうだしよ」
──かつて妖怪王、狂星九尾・末知女殿の下、統治されていたJAPANの妖怪軍団。
その妖怪王が大陸に渡って魔人に嫁いだという話が広がってからというもの、妖怪達は統率する者を失い、自由に過ごしていた。
だが現在ではその妖怪達の多くが再びかつての妖怪王の下に付いていた。実際には、その妖怪王は妖怪ではないのだがその彼女の強さも恐ろしさも知っている上、使徒になってからも妖怪としての気配を漂わせる彼女に多くの妖怪達は恭順の意を見せた。
彼女の指示通りに山の奥に屋敷を建てたのも忠誠の証。かの魔人の別荘として使用するからしっかり作れという要請を受け、その要望通りにちょっとした規模の屋敷を建ててみせた。
「ズズ……」
そしてその日は魔人とその使徒──かつての妖怪王が屋敷を初めて訪れる記念すべき日であった。
屋敷の縁側。絶景とも言える大自然を見渡すことの出来るその場所に、普段の格好とは違う紅い紋様が浮かぶ黒色の着流しを身に着けたその魔人がいた。
「ふぅ……落ち着くな」
「お、お気に召しましたでしょうか……?」
「ああ。良い仕事をしている。妖怪とはいえ、さすがは日の本に住む日本人だな」
「ははっ……過分なお言葉を頂き感謝致します」
湯呑で熱いお茶を口に含み、息を漏らした魔人レオンハルトは、顔を右に向けて景色の邪魔にならぬように少し離れた場所で膝を突く妖怪に心からの称賛を送る。
元よりJAPANの文化を好んでいるレオンハルトにとって、この確かな和風建築のその趣は何よりも落ち着けるものであった。
JAPANにも少ないながらも人間牧場があるため、そちらにもちょっとした建物は作っているものの、そちらは魔軍が仕事をするための施設といった用途の場所なので遊びの部分はあまりない。
だがこの別荘は違った。このエゾに建てた別荘は、魔軍とは全く関係のないレオンハルト個人の所有物であり、外装や内装にも仲介を通じて色々と注文をつけた。庭園が欲しいとか池でコイを飼いたいとか絶景を見渡せる露天風呂が欲しいとか襖の紋様はこれがいいなどと様々な要望を実現させた。
そしてJAPANの人間牧場の視察ついでに今日は実際に泊まりに来た。つまりこれが初使用であり、この目で完成した屋敷を見るのは初めてである。そしてその感想は、
……やはり作ってよかったな。
レオンハルトは内心で何度も頷く。大陸式の建物にはもう慣れきっているし不満も特にないのだが、やはりJAPAN式は落ち着く。
今度作る新たな城もJAPAN風にしてみようかなどと思ってしまうほどだ。……実際には、様々な理由で大陸式に落ち着くだろうが、JAPANに作る別荘には自分の趣味を詰め込んでも全く問題ないし、こうして景色を見ているだけで心が安らぐのを感じていた。
普段から飲んでいるお茶もいつもより味わい深く感じる──そう思っていると、左右から声が掛けられた。どちらも女のもので、
「レオンハルト様、どうぞ」
「ああ」
右側からレオンハルトの持つ湯呑に急須で茶を入れるのは白髪を簪でJAPAN風に結って女中の格好をしたメイド長さんで──
「レオンハルトが気に入ったようで何よりだ……」
「ああ。これもお前が妖怪をまとめてくれたおかげだ」
「それも元はと言えばレオンハルトが我を救ってくれたからだ。気にする必要はない……」
「そういう訳にはいかないな。俺の使徒が俺のために働いたならそれを労い褒めるのが俺の務めだ」
「レオンハルト……」
「だが勘違いするな。これは魔人としての義務じゃない。他ならぬ俺がそうしたいからしてるだけだ。……だから素直に礼は受け取っておけ」
「っ……ああっ……レオンハルト……っ」
そして左側からレオンハルトの身体に抱きつくのは元妖怪王であり使徒のお町だ。
お町はレオンハルトの言葉を受けると頬を紅潮させ、抱いていたレオンハルトの左腕を更に自らの内側に抱き寄せ、その肩にすりすりと頭を擦り付ける。
使徒になってからもあまり変わらない関係性。お町にとってレオンハルトは主人であると同時に愛しい恋人であるがゆえに。
そしてレオンハルトもそれを許しているので主従関係でありながらも関わり方はあまり変わらない。同じ使徒のハンティが主従関係をあまり感じさせない在り方であるように、お町もまた使徒となってもこうしてレオンハルトによく甘えていた。
紅魔城においてはもはや見慣れた光景でもあるため──そしてそうでなくともメイド長さんは微笑を浮かべたままレオンハルトの右側で控えている。
だがその場に居合わせた女の妖怪……お町の元部下である黒い羽の生えた天狗の鎧武者のような姿の妖怪は居た堪れずに無言を貫いていた。
内心ではまさか妖怪王がここまで落ちているとはと驚きを持つと共に、出来ればここを早く離れたいとも思っている。
そしてそれを見抜いたのだろう。レオンハルトは再び顔をお町の方から妖怪に向けると欲しい言葉を口にする。
「もう下がっていいぞ」
「ははっ! それでは失礼致します!」
畏まり、礼をすると足早に去っていく妖怪。
そうして3人きりになるとレオンハルトも改めて息を入れ、気持ちを仕事時のものから休日のものへと切り替えた。
「さて、メイド長」
「はい。何でしょうご主人様」
だがまだ命じなければならないことがあるとレオンハルトは左側で綺麗に正座をしたまま控えているメイド長さんに顔を向けて告げる。
「今これより明日まで、お前に休みを与える。俺達と共に休日を楽しむことを許す」
「……はい。畏まりました」
メイド長さんにしては珍しく、答えるまでに一瞬の間を置く。
それはメイドである自分が主の世話をせず共に休日を楽しむということをしても良いのかという迷いだが、それを行ってもいいことはもう理解している。──幾度と繰り返されたやり取りだからだ。
それゆえにメイド長さんは頭を下げてそれを了承した。そしてレオンハルトも別の者に命じる。屋敷の奥からやって来たもう1人のメイドに対して。
「メイド長が休みの間、俺達の世話は……紅月。お前に任せる」
「──はい。承知致しました」
恭しく。品のある慣れた様で一礼し、主の命令を受け取ったのは副メイド長の1人であり、白兎の母親でもある紅月だった。
JAPAN出身。それも名家の生まれということもあり、JAPANの女中の礼儀作法やJAPAN料理などJAPANの文化のあらゆるものに精通している紅月は今回の別荘の初使用に際してレオンハルトの世話をするために連れて来られていた。
また彼女自身としても故郷であるJAPANの地を踏めたことは喜ばしいことでもある。その心情を理解しているがゆえに、レオンハルトは更に言葉を追加した。
「次は白兎や他の者も連れて来たいところだな。その時にはお前にも羽を伸ばせる時を用意する」
「……はい。ありがとうございますレオンハルト様。その時を私も楽しみにしております。……ですがこうして故郷の土地でレオンハルト様にご奉仕出来るだけでも私は十分安らいでおりますわ」
「ああ。だが親子で故郷の地で過ごしたくもあるだろう。俺としても時間が出来ればそうしたい。期待していてくれ」
「くす……分かりました。ですが今は私のことはお気になさらぬよう……今日の主賓は御三方でありますゆえ」
「……ああ、そうだな」
くすりと紅月が笑うと同時に、レオンハルトの右側にメイド長さんが腰掛ける。そしてお町がそうしているように、レオンハルトの右腕にそっと抱きつくと、いつもの微笑にほんの僅かな茶目っ気を加えた。
「はしたない真似を失礼しますご主人様。……ですがご主人様が言うように休日ということですので……今日は少々積極的にご奉仕させて頂きますが構いませんか?」
「ああ、構わない」
「ふふ、ありがとうございます」
メイド長さんの腕の力が強まる。
そうしてレオンハルトの右腕はメイド長さんの着物越しでも主張する大きな乳房に沈み込んだ。
──着物で元々押さえつけ気味であるためいつもより弾力を強く感じる。しかし、それでも沈み込む柔らかさを兼ね備えるのはメイド長さんの胸が大きいがゆえだった。
そしてその柔らかさと共に感じるメイド長さんの熱を心地よく享受していたレオンハルトだったが……そうして右ばかり気にしていると、左からもまた。
「……我も今日は積極的に奉仕するぞ……」
──むにゅんっと。レオンハルトの左腕がお町の胸に挟み込まれる。
かなり大きい筈のメイド長さんよりも二回り以上大きいお町の乳房は、その危ない着こなしで谷間が完全に露出しているのも相まってレオンハルトの左腕をみっちりとその圧倒的な大きさで包み込んでしまう。
二の腕が完全に乳房で隠れてしまい、レオンハルトの身に付ける着流し越しに幸せな感触が撒き散らされるが、レオンハルトは眉をぴくりと動かしたのみで表情には出さない。いつも通り落ち着いた声で応対する。
「ああ、構わないぞ。今日は俺も余裕がある。4人でゆっくりと過ごすとしよう」
「ああ……」
「身に余る光栄に感謝します、ご主人様♡」
「ふふ、それでは私はお食事の準備をして参りますので何かありましたらお呼び下さいませ」
紅月が一旦その場を去り、縁側にはレオンハルトとお町とメイド長さんの3人だけとなる。
──そうしてJAPANの別荘を用いた初めての休日は始まった。
──俺は初めての別荘での休暇に心を落ち着けていた。
自分好みの別荘で静かに休日を過ごす。普段の賑やかなのも良いものだが、たまにはこうして少ない人数でゆっくりと時間を過ごすのも良いと。
それをまさに今実感していた。
「ではご主人様。こちらへどうぞ」
「ああ」
畳が敷き詰められた居間で紅月が用意した昼食に舌鼓を打った後、俺はメイド長さんに先導され、露天風呂へと足を運ぶ。
そこは俺が最も楽しみにしていた場所だ。
「おお……」
かっぽんっ──と、どこからか音が鳴る。
思わず感嘆の声を漏らしてしまったのはその露天風呂が俺の好みに合致していたからだ。
天然の温泉を汲み上げて作ったその露天風呂は石造りのものだけでなく檜風呂も存在し、多様ながら趣深いものとなっている。
そしてそこから見える景色はまさに雄大と言うべき大自然の絶景。遠くの山々、山間まで見渡すことが出来るその温泉に、俺は満足する。
風呂は俺が最も好む文化の1つ。魔人となってから遠征などで仕方がない時を除いてほぼ毎日欠かさず入浴しているほどのもの。
それだけにここまで好みの温泉を作ってくれた妖怪達に感謝の意を感じてしまう──が、まだ早い。湯を確認してからだと俺は掛け湯をしようと屈んだが……。
「ご主人様」
「レオンハルト」
たっぽんっ──と、背後からおっぱいが現れる。
脱衣所から俺に続いて露天風呂に足を踏み入れたのはメイド長さんとお町の2人だ。声掛けに反応し、2人に目を向けるが……当然だが2人の身には何も身に着けてはいない。何かで身体を隠すようなことはなく、その身体を惜しげなく俺の前に晒している。
その裸体は見慣れたものとはいえ、何度見ても美しく情欲を誘うものだ。どちらも女性にしては背が高めで、足も長い。スタイルは抜群に良く、太腿からお尻、腰つきは女性らしい丸みを帯び、くびれている。白い肌はかくも美しきもので、見ているだけでその極上の肌質が想像出来る。顔立ちは言うに及ばず、美人という言葉だけでは足りないほどに美しいもの。
だがやはり最も目を奪うのはその乳房──おっぱいだろう。
こちらに歩いてくる度に重そうに、しかし確かに揺れるそのおっぱいはその大きさゆえに重く、そして揺れる。どちらも掌で収まらない程に大きい。特にお町のは顔よりも大きいおっぱいであり、自然と下乳に腕を回して乗せている。桃色の突き出た先端も含めてなんとも趣深いものだ。
「お背中をお流しします」
「身体を洗わせてくれ」
「……ああ、頼んだ」
そしてそれを俺は悠然と受け止める。2人の距離が抱き寄せられるほどに縮まってもそこでむしゃぶりつくようなことはしない。
無論それをしても構わないし、時にはそういう時もあるが──毎日のように入浴時はメイド達に身体を洗って貰っている身としては慣れているし、楽しみ方も全て理解っている。
まずは流れに身を任せてゆったりと楽しんでいった。温泉の雰囲気に合わせるように、2人に掛け湯をしてもらい、身体を洗ってもらう。
「ではいつも通り洗わせて頂きますね♡」
「レオンハルトの好きな乳で……んっ……♡」
そして圧倒的質量の塊が、身体に押し付けられる。
メイド長さんとお町は石鹸で自らの身体に──主におっぱいで泡立て、それをスポンジとして使った。ふわふわでもちもちでたっぷんたっぷんなおっぱいが身体の上を這い回る。
こうして洗われるのはいつものことだ。もっとも、普段であればメイドが10人近くいて全身が挟み込まれるようにして洗われるのだが、2人だけであってもその快感は尊いものに変わりない。両腕を谷間で挟み込んで洗っている2人に、俺は褒め言葉を送る。
「良い心地だ」
「ふふ、ありがとうございます♡」
「我も良い心地だ……レオンハルトが我の奉仕で喜んでいるのを見ると……ずっとこうしてやりたくなる……ん……♡」
「んっ……」
ぎゅうううっ……っと。身体の前面と背面からお町とメイド長さんが同時に抱きついてきて、俺の身体が2人の身体に強く挟み込まれる。
そうすると当然2人の身体の感触が、特大のおっぱいが俺の身体の上で潰れて柔らかい感触で埋め尽くされる。その心地よさに思わず声を出した。耳元に2人が囁いてくる。
「んっ……お町様の言う通りです。今日はご主人様に喜んでもらうために……私達が癒やしの時間をご主人様にお送り致します」
「レオンハルトは何もせずとも良い……ゆったりと身体を投げ出して……日々の疲れを癒やしてくれ」
「ああ……それは助かるな……」
身体を滑らせるようにして、俺の身体に乳房をみっちりたっぷりと押し付けるメイド長さんとお町。
気持ち良すぎて軽く前面のお町の背中に手を回し、その背中や腰、臀部を撫でた。お町が身震いする。そして俺に間近で言った。おっぱいをこちらの胸板から上に滑らせながら。
「ん……無論、欲望を素直に解放してくれてもよいぞ……こうして……んっ……レオンハルトの好きな乳も存分に味わわせるゆえ……」
「ん……っ」
にゅる~~……っ♡ と、お町のおっぱいが胸から首元をなぞり、そのまま眼前まで移動してくる。
するとそのまま俺の顔をおっぱいで挟み込んだ。視界がお町の白い肌──乳間で埋め尽くされる。
「レオンハルトはこうして乳房に甘えるのが好きよな……存分に甘えてくれ……んっ……♡」
「ああ……」
顎の下から頬。目元などは言うに及ばず、耳までたっぷりと密着して包み込んでにゅるにゅるとおっぱいで顔を──もはや頭を挟み込んで洗われる。
だがそれで終わりではない。背後からもメイド長さんが、後頭部にその3桁超えのおっぱいを滑らせてきて。
「そうですよ。こうして……んっ……温かく包み込んであげますから頭を空っぽにして楽しんでください……♡」
「んっ……まだ顔が強張っておるぞ……首から肩まで力を抜いてよい……乳房に顔を預けて甘えてくれ……♡」
「はぁ……」
メイド長さんが後頭部から頭をおっぱいで包み込んでくると、こちらの首から上は360度。全方位がおっぱいに包まれた。
2人が手で谷間を寄せて、俺の顔におっぱいを強く押し付けてくれる。それがあまりにも心地よくて俺は言われた通りに力を抜いた。そうして顔を自分からゆっくりと動かし、お町の深すぎる谷間を顔で堪能する。
するとお町も更にぱふ、ぱふと何度も俺の顔に乳圧を加えて甘やかし、メイド長さんもそれに呼応して背後から首や肩を中心におっぱいを塗りつけてくれる。
「ふふ……ご主人様の得物も、心地よくなってますよ……♡」
「本当じゃな……ここも、洗ってほしいか……? んっ……♡」
そして気づけばメイド長さんの手は魔剣を掴んでぬるぬると擦っている。
お町の股ぐらに魔剣の先端がぬるんと擦り付けられながら、それもまた心地よさを感じて俺は息を吐いた。このまま洗ってもらってもいい──が、このままじゃ温泉を味わう前にこっちに注力してしまう。
「ん……そうだな。だが……先に湯に浸かりたい」
「はい、分かりました」
「うむ……ならまた後でな……」
俺がそう言うと、メイド長さんとお町が魔剣を2人で掴み、にゅるにゅると軽く擦る。それからしっかりと洗った後、名残惜しそうに手を離し、再び湯で身体を流してくれた。
──そうして魔剣が臨戦態勢に入りながらも落ち着き……3人で湯の中に足を踏み入れた。
「はぁ──……」
「ん……これは……中々に心地よい湯だな……」
「少々熱めですが良い泉質ですね」
湯に身体を沈め、温泉を堪能する。思わず深い息が漏れた。普段溜め込んでいる憂鬱さ。ストレスが僅かでも吐き出されるような心地だった。
「良い湯だ……景色も良いし、気に入ったぞ」
「お気に召したようで何よりです」
「我も気に入った……それをレオンハルトと共に堪能出来る幸福も含めてな……」
「ああ。それは俺も同じ気持ちだ」
左右から、メイド長さんとお町が寄り添うように身を寄せてきたので、腕を広げて2人を迎え入れてやる。先程全身にたっぷりと押し付けられた2人の乳房が再び俺の胸の上に密着した。それもまた心地いい。……やはり熱いお湯とおっぱいの相性は良いな……と、天然物の温泉と天然物の爆乳を感触でも景色でも楽しむ。自然の山間部の雄大さを楽しみ、一息つくと左右でお湯に浮かぶ深い谷間や2人の白い首筋、熱めの温泉でほんのりと紅潮したうなじを目で堪能する。間近で2人の顔を時折見つめ、その美貌と向けられる愛情を享受した。
「ちゅっ……♡」
「ん……」
そしてそうやって間近で2人を見つめていると、自然と唇を落とされる。
しかも今のはお町と見つめている最中に、こちらの左頬に落とされたキスだ。俺は反対を向いてメイド長さんに言う。
「今キスをしたか?」
「さて……どうでしょうか。確かめてみては?」
「どうやってだ」
「直接味わってみれば分かるかもしれませんよ? くす……♡」
メイド長さんが口元に手をやってくすりといたずらっぽく笑う。そうやって気を引いてきたのが妙にいじらしくて可愛らしく、俺はその誘いに応じてメイド長さんに顔を近づけた。
「んっ……はぁ……ご主人様……♡」
そうしてメイド長さんの唇の感触を味わう。愛情たっぷりの、吐息混じりのゆっくりとした接吻を味わった。
「むぅ……レオンハルト……こっちも……」
「っ……ああ……なら次はお町の番だな」
だがそうしているとお町が軽く嫉妬し、こちらの頬に手をやってこっちを向いてくれと誘われる。それに応じ、俺はメイド長さんから唇を離すとそのまま反対を向いてお町の唇を奪った。
「はぁ……ん、ちゅ……レオンハルト……♡ もっと触れて……愛してほしい……♡」
「ああ。愛しているぞ」
「んぅっ……!」
お町のリクエストに応え、そして自身もそうしたいからとお町とキスをしながらそのお湯に浮かんでいた爆乳を揉み上げる。
掌の上にたっぷりの乳肉。手の中に収まりきらず、その大きさに見合った重さを持った、たっぷたぷのおっぱいを堪能する。掌に幸せな感触が弾け、突き立てた五指とそこで一揉み毎に感じる重さと柔らかさはあまりにも極上だった。ふわふわでたぷたぷでもにゅもにゅの感触。聞こえる筈のないオノマトペが頭の中で反復してしまう大きすぎて揉みきれないほどのそれを、何度も何度も、揉みほぐし、揉み回すように手の中で弄んでしまう。
だがそうしてお町に注力していると、やはり反対側からもアピールは来た。
「ご主人様……興奮していらっしゃるのですね……♡ すごく逞しくなられてますよ……?」
「……ああ……2人のおかげでな……」
乳白色の濁ったお湯の中で、メイド長さんの手が魔剣を握って洗っていた。その感触に、再びメイド長さんの方を向くと、もう片方の手でメイド長さんのおっぱいも揉み上げてキスをした。
「レオンハルト……腰を上げてくれ」
「……ああ……」
そうしてメイド長さんの爆乳も掌で楽しんでいると、お町がこちらの右側から正面に移動してきた。その意味を理解しながらも、俺は抗わずにお湯の中に身体を浮かせる。自然とメイド長さんが背もたれになってくれた。
「んっ……相変わらず……硬くて熱い……」
そうして浮き上がったこちらの魔剣は、お町のその3桁どころか120センチを優に超える爆乳でずっぽりと挟み込んでくれる。……熱いお湯の中でゆったりとしながらのそれはあまりにも心地良くて包み込まれた瞬間に息を漏らしてしまった。自然と首から力を抜き、メイド長さんに受け止められる。
「ご主人様、お加減は如何ですか?」
「ああ……どっちも最高だ。熱くてふわふわで……蕩けそうだ……」
「レオンハルトの魔剣も……はぁ……我にとっては包んでいるだけで心地よいぞ……それに使徒化のおかげか……以前にも増して馴染む気がする……」
「お町様の胸は今まででも城の中で1番だったのに以前よりも大きくなりましたからね。きっとご主人様好みになったのでしょう」
「うむ……我の身体は、全てレオンハルトの物だからな……。この乳房も、レオンハルトをより楽しませるためのものとなったのだろう……おかげで以前よりも気持ちよさそうな顔を見せてくれて……我は嬉しい……」
「っ……」
お町が左右から強く、谷間を締めて魔剣を圧迫してくると、どうしようもなく感じてしまった。
だがそれも致し方ない。使徒になる前からお町のおっぱいは、ただでさえ極上だったというのに使徒になってからは大きさも触り心地も更に素晴らしいものになっている。数多のおっぱいを堪能してきたこの俺だが、お町のおっぱいの感触はその中でも随一と言える。おかげでお町が侍ってくると抗い難くて困るし、おまけにお町もこちらの好みをすっかりと熟知しているせいで隙あらばおっぱいを色んなところに押し付け、その気になれば本番の前に自ら挟み込んでこちらを悦ばせてくる。こちらが反応を見せるのが嬉しくて気に入ってしまったようだった。何度も行って単純に上手くなっているのもあってたまらなかった。
「ふふ、ご主人様が気持ちいいようで何よりです……♡」
「メイド長……」
そして間近ではメイド長さんが後頭部をおっぱい枕で受け止め、抱きしめるようにしながら囁いてくる。その色っぽい表情で──
「ですが……まだまだ……♡ もっと気持ちよくして差し上げますから……♡」
──ちゅっ。
「覚悟しておいてくださいね……♡ ご奉仕は、まだまだ始まったばかりですから……2人目が出来ちゃわない程度に頑張ってくださいね?」
「っ……ああ……」
「ふふ、愛してますよ……ご主人様……♡」
「んっ……レオンハルトのが胸の中で硬く……♡」
間近でキスと共に愛を囁かれ、うっとりとしてしまう。
ちゃぷちゃぷ、たっぽたっぽとお町がおっぱいをお湯の上で動かす音とメイド長さんの囁きを受けながら──俺はその休日、最初の昂りを間もなく吐き出すのだった。
今回はこんな感じの健全な話を投稿。サンプル版っぽい。R-18版もそのうち投稿するかもしれないねって。次回はカミーラさんです。お楽しみに。
良ければ感想よろしくねー。