※この作品はR-18です。

魔軍参謀の憂鬱   作:黒岩

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悪魔と性豪

 ──新たに復讐ちゃんを仲間に加えた魔人白兎は一行と共に天満橋を超え、一先ずの目的地であるJAPANに到着しました。

 

「はぐはぐ…………」

 

「大福気にいったんですか?」

 

「んぐ……そんなことない……早く殺したい相手言え」

 

「なら残った大福はもういらぬか?」

 

「………………………………仕方ないから食べる」

 

「何が仕方ねぇんだ?」

 

「キキー!」

 

「でも杏さんの大福……というか料理は中々美味しいですね」

 

「妾はこの時代の人間ではないからの。先祖秘伝のレシピも受け継いでおるしJAPANの料理であれば大抵は作れるぞ」

 

「そりゃいいな」

 

「キー!」

 

「食事は杏さんに任せてれば大丈夫そうです」

 

「んぐんぐ…………あ、人間来た」

 

「──おいガキ共! 何美味そうなの食ってんだぁ!?」

 

「そいつを寄越しな!」

 

「身包み全部置いてけば命だけは助けてやるぜ!」

 

「ほうほう。またよくいる輩達じゃのう」

 

「お……中々良い男もいんな……なあ白兎……」

 

「私、エロはあんまり好きじゃないんですが……まあ仕方ありませんね。わたし達はそこで休憩してます」

 

「いや妾も一緒にヤろう」

 

「え……もしかして杏さんもそっち側ですか?」

 

「嫌そうな顔しとるとこ悪いが妾はエロ大好きじゃぞ。まあちょっとつまみ食いしてくるだけじゃから主よ、諦めてくれ」

 

「むぅ……まあ、わかりました。わたしも大人ですからね。口出しはしませんよ。復讐ちゃんと藤吉郎はあっちに行って大福でも食べてましょうか……」

 

「……?」

 

「キー」

 

「ようしお前ら! やられた方は何でもされるってことでいいよな?」

 

「脂ぎった男達の精……ふふふ、滾るのう」

 

「な……なんだこいつら……?」

 

「う、ウワ──!?」

 

「南無……」

 

 そうしてJAPANにやって来た一行は相変わらず襲いかかってくる野盗を撃退しました。

 

「ふぅ……ま、悪くはなかったな」

 

「妾的には不満じゃのう……まったく、少し掘られた程度で萎えるとは……おかげで少ししか楽しめんかったわ」

 

「……こいつら何をした?」

 

「……何でしょうね(感覚的に遠くにいても分かってしまうから最悪です……)」

 

「キキ」

 

 野盗から奪うものを奪った一行は更に先に進みます。

 そうして彼らが赤ヘルと呼ばれる土地を通過した辺りで、一行はある一団に遭遇しました。

 

「ん…………これは……」

 

「どうした? 何か感じたのか?」

 

「はい。1キロ先に集団の足音が」

 

「魔物討伐隊かの」

 

「いえ、人間っぽくないです。これはおそらく……」

 

「また殺すのか?」

 

「キキ」

 

「いいえ──ちょっと近づいて声を掛けてみましょうか」

 

 白兎の超感覚は遠くにいる集団の足音を拾います。人間ではない体格で、それでいて同じ体格だらけの集団に白兎は心当たりがありました。

 なので少し歩いて一行はその集団の元へ向かいます。しかし──

 

「魔軍か」

 

「はい。それも……戦闘後みたいです」

 

 山奥を少し歩いたところで発見したその集団は魔軍の一個軍。それもかなり数を減らした敗残兵でした。彼らは白兎達を見かけてぎょっとします。

 

「げっ!? また武士か!?」

 

「あれ? でもなんか魔物っぽい気配が……」

 

「!? 全軍停止!」

 

「お、見つかったみたいだぜ」

 

「でっかい魔物……」

 

「魔物将軍じゃの。こっちに近づいてくるぞ」

 

「こっちは魔人と使徒に女の子モンスターですからね。気配というか本能でわたし達の正体がわかったみたいです」

 

 一行を見かけたとある魔物将軍は行軍を停止させ、白兎達の元へと駆け寄って跪きました。

 しかもその魔物将軍は少し変わった武者風の魔物将軍で。

 

「失礼。あなた様は……もしや魔人、ですか?」

 

「はい。白兎と言います。つい最近魔王ガイ様の手で魔人になりました。あなたは?」

 

「第21人間牧場所属、第2軍の将を務めるサコンと申します」

 

 武者風の魔物将軍はサコンと名乗りました。

 その名を覚えた一行は、次にそのサコンも含めた兵達が泥や血によって汚れているところに注目します。

 

「ふむ。ではサコンさん。行った先で何があったんですか?」

 

「は……お恥ずかしながら、人間との戦闘で敗走致しました……」

 

「人間とですか?」

 

 てっきり鬼や妖怪と戦ったのかと思っていた一行は驚きます。魔軍が人間に負けることは少ない。特にこの時代は野良の人間の数も少なく、魔軍と戦って勝てる人間となると本当に限られています。

 

「……我々はこの付近に人斬りの鬼が出るという情報を入手し、その討伐にやって来ました」

 

「人斬りの鬼……」

 

「人間なのに鬼……意味不明。んぐんぐ……」

 

「というかそこは魔物斬りじゃねぇのか?」

 

「いえ、人斬りです。その人間は人間牧場にいる人間を夜闇に乗じて尽く斬り殺して回っています故」

 

「ほう、人間相手の辻切りか。それはまた奇妙じゃのう」

 

「無論、魔物兵も多数被害にあっておりますが主な被害は人間でありまして……幾ら人間とはいえ我らが管理する家畜に対するこの暴虐は許すことが出来ませぬ。同胞も多数やられてしまい、放置は出来ぬと討伐に出ることにしたのですが……」

 

 サコンの頭部には刀傷と思われるものがあった。

 

「後一歩まで追い詰めておきながらこの様……魔王様や魔人であらせられる白兎様には申し開きのしようも御座いませぬ……」

 

「なるほど。確かにそれは困りましたね」

 

 と、心底申し訳なさそうに謝罪をするサコンの前で白兎は真剣な表情で軽く腰の刀の位置を直すと一行に目配せした上でサコンに告げます。

 

「わかりました。ではその人斬りの鬼とやら、この魔人白兎とその一行が退治してあげましょう」

 

「! は、いえ、しかし……白兎様にそのような手間を取らせるわけには参りませぬ……!」

 

「気にしないでください。実のところここには強者を探しにやって来たので。魔軍が敗走するほどの強者でしたらたとえ相手が人間だとしても不足はありません」

 

「魔軍を退けるってんなら弱くはなさそうだな」

 

「とはいえ相手になるとも思えんがのう。まあちょっとばかし確かめにいくのもありじゃな」

 

「キー!」

 

「……その人間殺す? なら私に言え」

 

「言いません。みんなで向かいましょう」

 

 試す価値はある。そして、その人斬りの鬼がなぜ人間を殺戮しているのかも気になる。

 だからこそ白兎はそう申し出た。一行もそれほどの相手ならばとやる気を出す。

 そしてそれらを呆気に取られた様子で見ていたサコンは……。

 

「……承知しました。ではこのサコンめも連れて行って頂きたい」

 

「あなたも?」

 

「この軍も一緒にってか?」

 

「まあ確実じゃが大勢で向かうのは……」

 

 魔軍が同行すれば標的を見つけられる可能性も上がるかもしれないが、逃げられるかもしれないしそもそも白兎達があまり大勢で向かうことを望んでいません。そのことを伝えた白兎達でしたが、サコンはそこで首を振りました。

 

「いえ、行くのは私のみ」

 

「おいおい魔物将軍が一体だけでついてくるってのか?」

 

「左様。私はこれでも腕に自信を持っております。それだけに、あの人間に返り討ちにあってしまったのが口惜しく……」

 

 と、そこでサコンは更に深く頭を下げた。

 

「どうか、どうかお願い致します! このサコンを供としてお連れください!!」

 

「って言ってるが……」

 

「どうするんじゃ?」

 

「……………………」

 

 一行の旅の決定権は魔人である白兎にあります。

 故に白兎もまた頭を下げた魔物将軍サコンをその紅い瞳で見下ろします。通常の魔物将軍と違って背中に専用の大刀を背負っているその個体は確かに普通の魔物将軍よりも強そうで、性格もどこか武将染みたものを感じます。

 そしてその心意気。人間をただ殺したいと憎しみを抱くのではなく、純粋に武の競い合いで負けてしまったことを恥じているその様子は白兎に認められるのに十分なものでした。

 

「──わかりました。あなたの同行を認めます」

 

「……! 有難う御座います!!」

 

「また同行者が増えたな」

 

「見事に人外ばかりじゃのう」

 

「キー!」

 

「丸い…………大福みたいだな」

 

「それではサコンさん! この白兎に付いて来て下さい! よろしくお願いしますね!」

 

「ははっ! ──お前達! 先に駐屯地へ戻っておけ!」

 

「えー!?」

 

 ──白兎に認められ、新たにちょっと変わった武者風の魔物将軍サコンを仲間に加えた一行は部隊を先に帰らせ、人斬り鬼がいるというJAPANの山奥へと向かっていくのでした。

 

 

 

 

 

 生まれた瞬間にあたしは捨てられました! そして拾われました! 

 

 ──と、そんなあたしの名前はアナノトラ! 大悪魔ニャングザイ様によって生み出された第十二階級悪魔で好きな食べ物はお魚! ちっちゃい悪魔の角と縞々の耳に尻尾が特徴的な0歳です! 

 

 だからまだまだ元気いっぱい! これから魂を沢山集めて階級を上げるぞー! と、悪魔的本能で気合十分だったんですけど……。

 

「お、重いです……」

 

「あ、トラちゃんおはよー」

 

「トラちゃん今日もかわいー♡ 頭撫でさせてー!」

 

 今はレオンハルト様という魔人の元で飼われて……じゃなくて働いています。

 理由は捨てられて、それどころか生贄にされてしまったので必死に命乞いして拾って貰ったからです。

 そしてそれ自体はまあ構わないのですが、どうにもここには人間が沢山いてわたしを見ると頭を撫でてきたり餌を上げようとしてくるんです。信じられないです! わたしは悪魔なんですよ! 

 なのでわたしは怖い悪魔として人間を怖がらせます。

 

「むぐぐ……触るなです人間! 食べるですよ! がうー!」

 

「きゃーこわーい」

 

「これは魂取られちゃうなー」

 

「……本当に分かってるんですか? どうもそんな気がしないんですが……」

 

「いやいや、そんなことないよー」

 

「ちょろかわ……いや、超こわーい」

 

「絶対思ってないです……」

 

 ……ですがわたしが爪と牙を見せつけて威嚇しても人間達は怖がってくれません……やっぱりわたしがまだ弱くて舐められてるみたいです……それに可愛いとも言ってきますが、ま、まあそれはちょっと嬉しく思わなくも……。

 

「いやいやいや! わたしは悪魔! 悪魔です! そんな可愛がられて満足してたら本当にペットみたいじゃないですか!」

 

 首を振ってわたし自身の考えを否定します。そうです。わたしは捨てられたとはいえ悪魔です。人間とは格が違う存在。今は下級使徒なんて立場に甘んじてますけど、いずれはすごくかっこいい大悪魔なんかになっちゃったりして──

 

「朝食とはあああああああああああああああああああ!!!」

 

「ぴゃああああああああ!!?」

 

 ──ひゃあ!? な、なんですか!? ば、化け物!? 

 

「1日の最初の食事!!! その日の活力にして全ての始まり!!! 故に!!! 抜いていい理由は1つたりとも存在しない!!!」

 

「はいはい。そうですね~それじゃ早く厨房に入ってくださいね~。──あ、ベアトちゃん。レオンハルト様の朝食もう出来てますから持って行っちゃってください~」

 

「──はい。女体盛りですね」

 

「違いますよ~。──さて、それじゃ皆さん、今日もいっぱいお料理作って頑張りましょ~」

 

『ウィ! 副料理長!!』

 

「フハハハハハ!!! 料理……開始だ!!!」

 

 ……と、日もまだ上っていない早朝の大食堂で城の料理人が朝礼を行っていて、あたしはほっと胸を撫で下ろします。化け物は化け物でも知ってる化け物で安心しました……あの仮面をつけた筋肉ムキムキの人は料理長という地上にいる生物で確か魔物だった筈です。前にそんなことを誰かが話してたのを耳にしましたし、間違いないと思います。

 

 まあそもそもの話、この城は化け物が多いですし珍しくはないです。中庭にはすごいおっきいドラゴンもいますし、さっきみたいな料理長やモンスターも強いのが多いし、そもそも使徒や魔人もいます。

 

 そして誰よりも化け物なのはこの城の主であたしの飼い主であるその人。

 

 ──あたしは一度図書室に寄って軽く仕事をしてからその部屋に向かいます。ちゃんとノックをして了解を取って部屋に入るとそこには。

 

「──出すぞ、ベアト」

 

「はいっ……♡ レオンハルト様の濃いのを、なか、で……♡ あ、……あああああっっ♡」

 

 さっき見たメイドの1人が、椅子に腰掛けた男の人に跨り、喘ぎ声をあげてました……うわぁ……すごい……今日もやってます……。

 あたしは入室を許可されながらもそこにあった光景に圧倒されちゃいます。床には10人程のメイドの女の子がいたんですが、全員股から精液を垂れさせながら幸せそうに伸びてました。

 

 そして最後の人、ベアトリスという確か副メイド長さんも中出しされてそのまま恍惚とした表情で……あ、自分で肉棒を引き抜いて何とか立ってます。

 

「あ、ありがとう、御座いました……♡」

 

「ああ。気持ちよかったぞ。──ん、すまないなリム」

 

「れろ、ん……ちゅぽんっ♡ ──ぜーんぜんオッケーです~♡ レオンハルト様のおちんちんを掃除するのもメイドの仕事ですから」

 

「次はわたしらの番だしね~♡」

 

「それも楽しみだ。──アナノトラも来たか」

 

「あ、はい!」

 

 と、何となく見守っていると控えてた新しいメイドさんが男の人のおちんちんを咥えてお掃除をします。床で転がっているメイド達も他のメイドに運ばれて部屋からいなくなってしまい、今度はあたしも名前が呼ばれたため前に進み出ます。

 

 そして目の前に裸でいるのは最強の魔人にしてあたしの飼い主──魔人レオンハルト様。

 

 その立派なおちんちんはあたしの前にさらけ出されていて、それなのに堂々としてて……うう、まださすがに恥ずかしいです……。

 

「今日も可愛いな」

 

「あっ……」

 

 その時、あたしの頭にレオンハルト様の手が差し伸ばされ、そのまま優しくなでなで。するともう……。

 

「ふにゃあ……♡」

 

 あっあっ、これ駄目です……駄目になっちゃうにゃあ~~……。

 その逞しい手で撫でられて思わず頭をその手に擦り付けてしまいます。するとまた顎を撫でられ、それもまた気持ちよくて……もっと撫でてほしくなったので額の辺りをレオンハルト様の胸にぐりぐりと押し付けておねだりしてしまう。恥ずかしいですけどこれがやめられなくてぇ……。

 で、でもこれもレオンハルト様のため。ひいてはあたしのもう1人の主──インデックス様のために仕方のないことなんです……。

 そう。あたしは最初にそれを命じられた時のことを思い出します──

 

『あ、あたしがレオンハルト様の側に?』

 

『ええ、そうよ』

 

 紅魔城にある図書室は1人の大悪魔が支配しています。

 いや別に任されてるだけなんですけど……司書として、その安楽椅子に威厳たっぷりに腰掛けてるのは第参階級悪魔のインデックス様。

 あたしは捨てられてから最初、同じ悪魔だからという理由でインデックス様に拾われたんですが、最初は司書見習いというか悪魔見習いというか下級使徒の1人として城で働くことになると思っていました──そんな時に突然あたしはインデックス様に命じられました。

 

『下級使徒としてレオンハルトの側仕え……主に外出時だけどその際に連れて行く供として推薦しておいたから頑張ってレオンハルトに認められて愛されなさい。下級使徒の中でも認められるようにね。使徒になってくれればなおいいわ』

 

『は、はぁ……』

 

『何よその釈然としない返事は』

 

『い、いえもちろん従いますけど……どうしてあたしなんですか?』

 

『どういう意味かしら?』

 

『インデックス様自らが動いて信頼を勝ち取るとか……それでその……使徒になればいいんじゃないかと思うんですが……』

 

 悪魔は上の階級の相手には絶対服従です。

 だからあたしはインデックス様の命令に逆らえないし逆らう気もないんですが、疑問を恐る恐る口にしてみました。

 インデックス様は他のこの城にいる女の子達同様、レオンハルト様のことが大好きみたいで特に1番を狙ってる……ように思えます。

 だからこそ疑問だったのですが……聞いてみたらインデックス様は椅子に座ったまま、ふっと笑って答えてくれました。

 

『信頼は勝ち取ってるわ。それも唯一無二の、ね』

 

『えっと、それは何なんでしょう?』

 

『わからない? 私は悪魔よ。それもあなたみたいな下っ端悪魔じゃなくて第参階級悪魔。ここまで階級が上がると他の悪魔とは違う特権が与えられるの。それが何かわかる?』

 

『……領地が貰える?』

 

『正解。今の私は悪魔界に領地を持つ大悪魔。部下も大勢出来たし、私に命令できるのは数えるほどしかいない第弐階級以上の悪魔だけよ』

 

 さて、とインデックス様は口元に指を当てて目を細めます。あたしとそんなに身長は変わらないどころか低いのに色気があって羨ましいです……とりあえず続きを聞きました。

 

『それで考えてみてほしいんだけど、レオンハルトの女の中で複数人いる使徒や下級使徒より、領地持ちでレオンハルトと対等に契約している悪魔……どっちの方が特別かしら?』

 

 あたしはそう問われて考えてみます。それはまあ悪魔の方が……でも。

 

『えっと、まだちょっとしか話してないからあれなんですけど、レオンハルト様ってそういう地位で1番とか決めたりしないんじゃ……?』

 

『よくわかってるじゃない。もちろんそうよ。レオンハルトは相当……いえ、この世で最も良い男だから。その点は地位は関係ないでしょうね』

 

 でも、と。インデックス様は一度区切った上で続けます。

 

『ただそれでも使徒になるのはより信頼を得た相手だし、魔人や使徒の方がレオンハルトに相手をしてもらえる時間も回数も多いのは間違いないわ』

 

『ならインデックス様がなればいいのでは?』

 

『私はもう難しいわ。なにせ第参階級悪魔だもの。血の契約なんてしたらむしろ力が落ちてしまうし、せっかく築き上げた悪魔界の領主という立場も失ってしまう。ライブラも困るだろうし、それはできないわ』

 

 ライブラ、というのは確かインデックス様のお子さんでとっても可愛い男の子です。たまに図書館で勉強しているところを見かけます。なるほど。その子のためでもあると……。

 

『だからこそ私は悪魔としての階級を上げて唯一無二の関係性に至ったの。対等ってだけなら魔人もそうだけど魔人の中にも優劣はあってレオンハルトは1番上。──でも悪魔は私1人。領主になってから悪魔界に屋敷も貰ったし、悪魔界の特産品なんかも物々交換で取引したりもしてるの。勿論悪魔界のルールに抵触しないようにね』

 

 地上に居続けてるインデックス様ですが、領地の経営はしっかりやっているようではぐれ悪魔でもないようです。領主の地位にありながら地上で魔人と取引を結んで恋人関係であるというだけ。それが許されてるので問題はないと。

 

『寿命も悪魔になってからなくなったし、下っ端の時は命令されてかなりストレスだったけれどこれで私はレオンハルトと立場上は対等よ。昔で言うところの国同士の同盟みたいなもの。そうなればほら──関係を強固にするための結婚とかも見えてくるでしょう?』

 

 ふふ、とそこでインデックス様は悪魔らしい妖艶な笑みを浮かべます。

 だけど少ししてすぐに肩をすくめてみせました。

 

『──ま、とはいえレオンハルトに迷惑をかけたり争いを起こすのは本意ではないからあくまで外堀から埋めに行くだけよ。子供もいるし、特別であることは間違いない。後は悪魔としてレオンハルトとお付き合いしながら、私の手駒をレオンハルトの近くに置けばより優位になるわ。ガウガウは知っている?』

 

『ガウガウさんですか? えっと、あの白衣を着た自称天才科学者さんですよね?』

 

『大体それで合ってるわ。例えば使徒になるとレオンハルトに優先的に時間を作って貰えるし、抱かれる頻度も多くなるんだけど……ガウガウの場合はそれをパープルアイっていう人工生命体に代わりにやらせているの』

 

『人工生命体! す、すごいです!』

 

『実際凄まじい技術であることは確かね。まあそれはともかく……他の使徒でも同じことが出来ると言えるわ』

 

『同じこと?』

 

『あなたが使徒になった際に使うその権利を、私に移譲してくれればいいのよ。そうすれば私は他の人と比べて2倍はレオンハルトと一緒に過ごせるわ』

 

 それがインデックス様の作戦。いずれは部下の悪魔をどんどんレオンハルト様のハーレムに入れてインデックス様のハーレム内での立場を高くする。

 そのためにあたしは使徒を目指すと……。

 

『ということでそれが貴方の仕事よアナノトラ。レオンハルトの役に立ってどんどん気に入られなさい。もちろん惚れてもいいわ。というか惚れないと信頼を得るのは難しいから惚れた方がいいわね。──ま、どうせ何も言わずともそうなるだろうけれど』

 

『な、なるほど……?』

 

 惚れなさいとかどうせ惚れるって言われてもピンと来ませんでした。

 なのでその時は半信半疑に、インデックス様からレオンハルト様の魔性の説明を聞きました。

 

『いずれわかるわ。レオンハルトはね……色々とずるいのよ』

 

 一度抱かれてみたりすればわかる……と、インデックス様はそう言っていました。

 なのであたしはレオンハルト様の信頼を得るためにレオンハルト様の召使い兼ペットとして働き始めたんですけど……。

 

『──インデックスから話は聞いている。頼むぞ』

 

『はい! 精一杯頑張ります!』

 

『よし。これから俺はサイサイツリー及びプルトンツリーの視察に向かう。お前もついて来い』

 

『了解ですっ!』

 

 ──別に最初はめちゃくちゃ強そうな上に目が鋭いし気配がすごいから怖いなぁとか……。

 

『きゃー!?』

 

『……大丈夫か?』

 

『あ、ありがとうございます……うう……ぬるぬるで気持ち悪いです……』

 

 ──大きな魔物に襲われているところを助けてもらって気を使われて思ったより優しいんだなぁとか……。

 

『うにゃぁ~~……そこ、いいですぅ……』

 

『そんなにいいか。可愛い奴だな』

 

『っ……!』

 

 ──ちょっと撫でてもらったらそれがすごい良くてふにゃふにゃになって……更に可愛いとか言われちゃったりとか……。

 

『お前を抱くぞ。構わないな?』

 

『は、はい……優しくお願いします……あっ』

 

 ──ちょっとまあ、好きって言ってみたりしてそこからなんやかんやあって抱かれることになって、しかもそれがすっごい良かったりしましたが……それでもあたしはインデックス様の下僕なので、絶対本気で好きになったりしません! 

 

「来い。アナノトラ」

 

「あ、はい! えへへ~レオンハルト様大好きです~」

 

 …………ま、まあでもあれですね。惚れた方がいいとは言われてるのである程度なら問題ないです。そうそう、これは命令なので仕方ないこと。インデックス様を優先されるようにすればいい。……でもちょっとくらいならいいですよね? 

 

 というわけで今日もあたしはレオンハルト様に可愛がってもらいますにゃん! 

 

 

 

 

 

 

 大陸西側は野良の魔物が多い地域だ。

 その理由は世界樹と呼ばれる大木。まるで惑星にも似たドーム状の傘があるその木々が食料を大量に生む性質を持っているため、魔物が常に棲み着いているから。

 そして魔軍の食料もこの世界樹周辺で賄っている。城にある食料も一部は近場から採取しているが殆どは西側にある世界樹からの輸送だ。

 

 だからこそ手間がかかる部分もあったが、次に建てる城や都市は少なくとも食料には困ることはないだろう。

 

「おお……!」

 

「これは……道が広がってゆく……!」

 

 そしてその土地の開拓や整備。各種インフラについても早々に整いつつある──たった1人の使徒のおかげで。

 

「ん……こんな感じかな」

 

「ええ、完璧です。ハウセスナース様」

 

 新たに俺の使徒になった元聖女の子モンスターのハウセスナースがその手に持っているハンマーで地面を叩き、ツリー都市周辺の地形を少しずつ操作する。

 地盤を固め、邪魔な木々や岩などをどかし、道を作る。基礎作りという本来ならそれなりに時間がかかる工程を一瞬とは言わずともほんの少しの時間で済ませてしまうハウセスナースはまさに地を司るに相応しい。土木工事に関しては右に出るものは存在しないだろう。

 

「ふふーん。すごいでしょ。ダーリン、褒めて褒めてー♪」

 

「ああ、すごいぞハウセスナース」

 

「あっ優しい……♡ 優しすぎる……好き……♡」

 

「一言褒めただけで大げさだな。──リー。これでどの程度建設時間を短縮出来る?」

 

 今日の分の土地を操作し終えたハウセスナースは一目散に俺の元まで駆け寄って腕に組み付いてきたのでお望み通り褒めてやる。そうしてまたしてもうっとりとし始めたハウセスナースを受け止めながらこのツリー都市開発計画の責任者である俺の使徒リーに問いを投げた。

 

「はっ。既に全体の工程の7割は超えています。このままハウセスナース様が協力してくださるのであれば……あと100年以内にはレオンハルト様の新たな城も含めて全て完成するかと。──そうだな、プティン兄弟」

 

「はい。本来なら後150年はかかる計算でしたがハウセスナース様のおかげで」

 

「一部の建設に使う魔法技術に関してもガウガウ様が協力してくださっているので……早ければ70年程で完成するかもしれません」

 

「この天才が協力してやってるんだから当然だな!」

 

「魔法エレベーターに魔法エスカレーター。更には簡易転移魔法陣と……まあ実際ガウガウさんはよくこんなに色々と思いつきますよねー」

 

「この天才の頭脳だぞ? やる気を出せばこの程度はなんてことはない」

 

『マスターガウガウジーニアス』

 

「コングラッチュレーション……! コングラッチュレーション……!」

 

「イエス、パーフェクト! マスターはやっぱりボクと同じで天才だ!」

 

「ふふふ、もっと褒めてもいいぞ」

 

 ……そしてこの都市の開発には多くの魔法技術が使われているため、ガウガウも当然加わっているし、結界に関してもペールがガウガウを褒めながら頑張ってくれている。ガウガウの作ったグリーンアイも複数が工事に関わっていて数十体で拍手をしているし、パープルアイもいつも通り太鼓持ちをしている。

 更に周囲にはリーの副官として建築家のプティン兄弟がいて跪いているし、他にも大勢の使徒や下級使徒。俺の部下がこのサイサイツリーの開発に本格的に関わり始めていた。

 最初に計画されたのは数百年も前のこと。過去の特A級ル・ゴールという天才建築家が俺に奏上した新たな城と都市の図面を見て、それを元に開発を指示したのが始まりだ。

 

 俺はそれを思い出しながら今いるツリー都市の外部。そこから見える天上の城を見て僅かに感慨深さを感じる。7割は完成している新たな城と都市。これらを出来れば100年以内に完成させておきたい。

 それもハウセスナースやこれだけ優秀な人材がいれば問題はないだろう。……完成した暁には関わった者達に褒美を与えないとな。

 

 だからこそ──女との時間は大切にしないといけない。

 

「ん……レオンハルト好き。ちゅーしよ」

 

「ああ」

 

 視察を終えて城に戻ったある日の夜。そうして俺の膝の上に乗って甘えてきたのは使徒になったセラクロラス。

 周囲にはインデックスやアナノトラ。メイドのリムや親衛隊のトールや獅子またまたもいる。全員が身長149センチ以下のロリというか、小柄な美少女ばかり。

 

「ということでレオンハルト様~♡ 今日はちっちゃい娘デーだよ~♡」

 

「若干一名一部がおっきい娘もいるけど気にしないでね☆」

 

「ふふ、誰のことかしらね」

 

 水色のウルフカットの髪を持つ挑発的な獅子またまたに最近また髪を切って白い髪にピンクのインナカラーにボブカットになった副メイド長のリム。銀髪の長い髪をツインテールにしているこの中では唯一胸が大きいインデックス。

 

「ふふーん! 今日はあたい達が可愛さでレオンハルト様を悩殺しちゃうんだから!」

 

「頑張ってレオンハルト様を食べちゃいますよ! がうー!」

 

「ちゅっ。ちゅっ。ん……レオンハルトのもう硬い……ばきばき……」

 

 赤いショートカットの元気っ子トールに虎っぽい悪魔のアナノトラ。

 そしてベッドの縁に腰掛ける俺の膝の上でちゅっちゅとキスをし続けているセラクロラスは以前よりも大きな大人形態と言うべき姿で俺を責めようとその小ぶりだが以前と違いしっかり女性らしい丸みと肉の付いた尻で下にある肉棒をぐりぐりと圧迫して確かめている。

 

 そして獅子またまたが最初に言った通り、今日はそういう趣向なのだろう。可愛らしく小柄な女の子だけが揃って俺と愛し合う。──なるほど。それもいい。

 俺は巨乳好きだと思われてるし、実際否定は出来ないが別に巨乳だけが好きなわけじゃない。可愛く美しい女は当然全部好きだ。

 

「ということで……レオンハルト様覚悟ー♡」

 

「えーい!」

 

 だから可愛さに全振りして俺に襲いかかってくる6人の美少女も、俺はしっかりと受け止めてやる。副メイド長のリムの声に合わせて既に抱きついてきているセラクロラスを除いた5人が俺に飛びかかるように抱きついて俺をベッドに押し倒してきた。

 

 そうして腕の中いっぱいに広がる美少女達。甘い香りとすべすべの少女達の肌が擦れ合わさり、気持ちいい。小さくて細い。柔らかい。裸のまま6人分の少女の熱の下敷きになって肉棒を硬くさせながら、俺は手に軽く力を込めて彼女達の肌を堪能した。

 

「やーん♡ レオンハルト様えっち~♡ お尻弄ってきてる~♡」

 

「えへへーレオンハルト様大好き! もっと触っていいよ!」

 

「ん……お尻好き?」

 

 右手と左手でそれぞれリムとトールの尻に触れる。小ぶりで柔らかくふにふにした感触を揉み込めば、リムは挑発的にお尻を自ら押し付け、トールはむしろ強く抱きついてくる。真ん中にいるセラクロラスは真正面からそんなことをストレートに聞いてきたが、胸だろうが尻だろうが女の子の身体など好きに決まっている。

 だから上半身を3人の美少女に抱きつかれ、下半身ではそそり立つ肉棒に少し凹凸のある肌の感触が来ていた。

 

「レオンハルト様のおちんちんかっった~い♡ れろぉ~♡」

 

「はぁ……♡ 顔の間でびくびくしてますぅ……♡ ふにゃあ……♡」

 

「女の子がいっぱいで喜んでる貴方も好きよ。──ちゅっ♡」

 

 左に獅子またまた。右にアナノトラ。真ん中にインデックス。下半身ではその3人が俺の肉棒にその可愛らしい顔を擦り付け、頬ずりし、唇や舌を使って肉棒の表面や亀頭を愛撫してきていた。

 その光景と感触になるほど、と得心する。可愛さで悩殺するというのは確かだったようだ。愛らしい美少女達の甘えてくるようなトリプルフェラと頬ずりは自然と笑みが溢れるような可愛さで溢れている。

 その可愛らしい少女達がすりすりぷにぷにの肌を擦れ合わせて甘えてくる。既に何度も味わっている趣向ではあるが、何度味わおうと極上のものは飽きが来ない。

 

「気持ちいいぞ……」

 

「やったぁ♡」

 

「レオンハルト様のびくびくしてて……♡ んっ♡ ちゅうっ♡」

 

「ん、ならそろそろ咥えてあげないとね……♡」

 

 可愛い少女達に全身を餌のように貪られるような、あるいは啄まれるような奉仕。これもまた俺だけが味わえる至上の快楽の1つだ。

 そしてそんな俺に更なる快楽を与えようとインデックスが肉棒を咥えようとする気配を感じるが……。

 

「んにゅ……まだ今日の分飲んでないからわたしが咥える……あむっ」

 

「ん」

 

「あっ、ちょっと横取り……」

 

 セラクロラスが思い出したように身体を反転させて肉棒を咥え込んでしまった。……今のセラクロラスであれば身体も大きくなったからこそ咥えられるだろうし、俺としても問題はないが、初めてなら最初は色々と教える必要が。

 

「──じゅるるるるるるっっ♡♡♡」

 

「っっ、おっ……!」

 

 ──な、何だと!? いきなり唾液たっぷりで吸われて……。

 

「じゅぷっ♡ じゅぽっ♡ じゅぽっ♡ れろりゅろれろ……♡ んっ……ちゅううううううっっっ♡」

 

「っ……!」

 

「あ、貴方結構上手なのね……」

 

「ほえー……そうやってやるんですね……」

 

「むむむ……わたしより上手いかも……」

 

 ──上手いどころの話じゃない……! なんだこれは、リムやインデックスよりもテクニックが……! 

 俺は快楽を感じながら驚く。こちらからはセラクロラスの可愛らしい尻しか見えないが、下半身はその小さい口いっぱいに咥えられ、舌で亀頭を舐め回され、唾液をまぶして首を振って扱き、そして肉棒を思いっきり吸い上げてきている。

 

「んん~~~~~♡ らひて……♡」

 

「っ……ああ、なら出すぞ……!」

 

「んっっ……♡」

 

 いつでも出そうと思えば出せる。それくらいの快楽を与えられた俺は我慢することなくセラクロラスの口内で精液を吐き出した。その量はかなりのものだったはずだが、セラクロラスは喉をこくこくと鳴らしてそれを飲み干してしまう。

 そして口を離して。

 

「んく……ご馳走様」

 

「うわー全部飲んじゃった!」

 

「……やるな、セラクロラス。どこでそんなテクニックを覚えた?」

 

「? レオンハルトが教えてくれた……」

 

「俺が? ──ああ、そういうことか」

 

 丁寧に口元を拭うセラクロラスに俺は納得する。セラクロラスは精神だけ未来に行っている時がある。その感覚で、俺が教えたであろう性行為の知識を入手し、それを会得していた……ということだろう。元々あった素質もあってのことだろうが……とにかく、経験に関しては考える必要はなさそうだ。

 

「なら次はセラクロラスに挿れるぞ」

 

「ん、わかった……」

 

「えーレオンハルト様わたしはー?」

 

「ちゃんと全員可愛がってやるから安心しろ」

 

「はーい♡ じゃあ抱きついちゃおー♡」

 

「あたしもぎゅってします……♡」

 

「貴方の大好きなおっぱいも押し付けてあげる♡」

 

「えへへーおしくらまんじゅうみたーい!」

 

 そしてそのままセラクロラスを抱き抱え、挿入の体勢を整えるとリムやインデックス達が揃って俺の周囲に侍るように抱きついてきた。再び柔肌で囲まれて俺もまた興奮する。既に濡れているセラクロラスの膣の入口に俺は亀頭をあてがった。

 

「ん……狭いが、入るな」

 

「んん……レオンハルトのおっきいおちんちんで、ロリまんこちゅこちゅこして?」

 

「……どこで覚えたんだそれ」

 

「リムが教えた……」

 

「え、教えたっけ? まあでも淫語は大事だし合ってるよ♡」

 

「ん……確かにレオンハルトの硬くなった……レオンハルト様専用のちっちゃい穴にどぷどぷ中出しして?」

 

 きゅっ、と熱く狭い膣で肉棒を締め付けながら俺の腰に足を回し、正面から可愛らしくそんなことを告げてくるセラクロラス。……確かにこれだけ可愛くなったセラクロラスからそんなことを言われると興奮するな……実際にはここにいる面々は身体が小さいだけで本当のロリではないし、小さいだけで肉付きなんかは本当に幼い少女とは違うから間違った表現なのだが、そういうものだと錯覚して楽しむ分には興奮出来る。

 

「ああ、いいだろう……次は中で出してやる。動くぞ」

 

「ん、来て。──あっ……♡ あっ……♡ 気持ちいいー……♡」

 

「やぁんっ♡ レオンハルト様の腰振りつよーい♡」

 

「一緒に抱きしめられてるからこっちまで衝撃来ちゃうねー♡ あんっ♡ あんっ♡」

 

「男らしくて素敵よあなた♡」

 

「あ、あたしもレオンハルト様のおっきいおちんちん、早くほしいです……♡」

 

「レオンハルト様ー! 早く出して出してー♡」

 

 ベッドの上でセラクロラスを正面に、左右にいる他の女達も抱きしめて腰を振る。美少女のすべすべの肌に密着して、細い腰を抱き寄せ、こねこねと尻や胸を触りながら、顔や乳首、首筋なんかにキスを受けて、そしてセラクロラスのきゅぅぅっと締め付けてくる腟内で腰を動かす。キツイがその割に柔らかくて動かすのに支障がない。元聖女の子モンスターとして男の精を搾り取るように出来ているような形だ。

 

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ レオンハルト、好き……♡ ちゅう……♡」

 

 そして首に手を回して他の女の子と一緒にキスをしてくるセラクロラスを更に突き上げてやる。甘え方が素直で子供のようだが、肉体は大人だ。背丈は140センチ程度だが、胸や尻、腰つきなんかは女性らしく丸みを帯びている。

 

「もっと、欲しい……♡」

 

「ああ、俺も気持ちいい。好きだぞ」

 

 だからこそ愛を囁いてやりながら俺は遠慮せずに快楽を得る。

 華奢な身体に何度も腰を叩きつけ、他の少女達と一緒にその肌を好きに擦れ合わせて楽しむ。贅沢なセックスだが、これも毎日のように行っていること。勝手は知っている。相手が絶頂するタイミングでこちらも射精を行い、それを連続で続けて──

 

「ん~~~~~~~~……♡」

 

「──出すぞ、セラクロラス……!」

 

 ──女を満足させるのみだ。

 

 小さくて可愛らしい女達への中出し。狭めの穴をほじくり、肉棒を押し付けて精を吐き出す快感に陶酔しながらも、俺の肉棒は硬度を一切変えないまま、次の穴へと向かう。

 

「──いくぞリム……!」

 

「うんっ♡ レオンハルト様ぁ♡ すきすきすきぃ♡ ちっちゃいおまんこに出してぇ♡」

 

「──次はアナノトラだ……!」

 

「ふにゃああああああっっ♡ レオンハルトしゃまぁ♡ イクぅぅぅぅ♡」

 

「──獅子またまた……!」

 

「レオンハルト様の赤ちゃんほしいです~♡ あっ♡ あっ♡ 濃い精液沢山ください♡ はぁぁぁぁぁ~~~~……♡」

 

「──トール……!」

 

「んっっ♡ レオンハルト様専用のおまんこに出してくださいぃ……♡ ふわぁぁ……♡」

 

「──インデックスもいくぞ……!」

 

「ええ、来て……♡ ほら、ここに……♡ あなたのおまんこに……出して……♡ 2人目、作ったっていいんだから……♡」

 

 連続で、次々に美少女のおまんこをとっかえひっかえ。

 可愛い尻を並べ、肉棒で品定めして抱きたい女から抱く。途中で肉棒を差し出してお掃除フェラをさせ、別の美少女に挿れる。ふかふかのベッドの上で可愛らしい少女を可愛らしく喘がせてその身体を押し潰し、そのお腹に精液を注ぎ込んで悦に浸る。

 2周、3周、4周──ひたすらに、相手が満足するまで腰を振ってやった。最初に脱落したのはまだ慣れてないアナノトラで、次に親衛隊のトール。その次は同じく親衛隊の獅子またまたで、次が最古参のメイドのリム。そして次に悪魔のインデックスで。

 

「イク……!」

 

「んあああ……♡」

 

 最後に残ったのがなんとセラクロラスだった。

 俺はその小さな身体を抱きしめ、正常位でセラクロラスの中に何発目にもなる精液を注ぎ込む。

 ……おそらくだが全員合わせて50回は射精しただろうか。

 

 とはいえ今日は7P。いつもは一夜に10人ずつをローテーションで抱いたりするし、1日で100回以上出すこともザラにあるため、この程度で俺は萎えたり体力切れに陥ることはない。

 

「……もっと……」

 

「ん、そうか。ならいくぞ……!」

 

 だからセラクロラスにまだ求められても、それに応えることはできる。……使徒になったからか、体力が多いな。まさかインデックスよりも後まで残り、その上でまだ求めてくるとは──と、俺はもう一回戦追加で行い、再びセラクロラスをイカせてやる。

 

「あっ♡ あっ♡ 気持ちいい……♡ そのまま、抜かずにして……♡」

 

「……ああ……! 俺も、興奮してきたぞ……!」

 

 ──そして射精した後も更に腰を自ら動かしておねだりしてきたため、俺も火が点いてきた。いいだろう……! 好きなだけイかせてやる……! 

 

「ん~~~~♡ 気持ちいい……♡ もっと……♡」

 

「よし、ならばくれてやる! 俺の精液を受け取れ……!」

 

 ──何回も何回も……。

 

「レオンハルトもレオンハルトのおちんちんも好き……♡」

 

「ああ、俺もセラクロラスもこのまんこも好きだぞ……!」

 

 ──出し続け、出し続け……。

 

「んっ、レオンハルト……♡」

 

「セラクロラス……!!」

 

 ひたすらに快楽を互いに求め続けた結果……。

 

「…………もう朝か……」

 

「んー……♡ レオンハルトのおちんちん、まだ硬い……♡」

 

 ──気づけば朝日が昇っていた。

 

 もう何回出しただろうか……途中からは数えていない。周囲は酷い有様だし、ベッドの上に倒れるセラクロラスは膣から精液を溢れ出させ、それでもなお俺の肉棒に舌を伸ばして吸い付いてきている。

 

 ……正直、とんだ性豪だったが……何とかなったか。伊達に鍛えていないし、伊達に1000人を超えるハーレムを維持しているわけじゃない。さすがに達成感があるし、全能感すらある。これが王の、俺の力だ……!! 

 

「──ん……えっと……次は……2回目だっけ……?」

 

「──何だと?」

 

 ──突然の、不思議なセラクロラスの首を傾げたその言葉に俺は思わず素で驚いてしまう。馬鹿な……あれだけヤったのに、まだ満足していないどころか2回目……いや、これはまさか……意識だけが過去にいっているのか……? 

 

「おい、待て。これはもう……多分、100回目くらいだぞ。まだ満足してないのか?」

 

「……? セックス? セックスはまだしてないよ?」

 

「お前はボケ老人か!」

 

「?」

 

 くっ……こいつは厄介だな……一応体力にはまだまだ余裕はあるとはいえ、この調子だといつまで続くか分からない上、俺の矜持にも傷がつく……! 女を満足させられないなんてあるまじきことだ。

 こうなったらやるしかないか……と、俺が覚悟を決めたその時。

 

「ん…………身体が……」

 

「?」

 

「…………すぴー……」

 

 ……と、セラクロラスはふと電池が切れたように瞼を下ろし、そのまま寝てしまった。

 俺はそれを見下ろす。身体はびくっと跳ねており快感の残り香がある状態のようだが。

 

「精神より先に身体が限界だったか……なるほど。これは注意しないとな」

 

 気持ちよくて延々と続けていたが、セラクロラスはあくまで聖女の子モンスターで使徒。肉体的な制約や限界は当然存在するため、先に体力が切れてしまったようだ。

 とりあえず満足はさせられたようで良かったが……セラクロラスとヤる時は乗せられ過ぎないようにしようと俺は心に留め置くことにした。




今回はここまで。強いというより便利な聖女の子モンスターズ。ちっちゃいものクラブの回でした。
次回は多分おっぱい回だけど一般下級使徒の話も入れるかも。お楽しみに。
それと白兎のプロフィールは後で使徒とかもまとめて活動報告に載せますが取り急ぎ置いておきますのでどうぞ。技能レベル少なくなってるように見えるのは全体調整の結果ですのであしからず。

名前:白兎
年齢:954歳 GL50年生まれ
身長:138cm
体重:36kg
出身:魔物界
職業:魔人 魔王ガイの側近
レベル:150
才能限界:450
技能LV:剣戦闘LV3 拳法LV2 教育LV2 冒険LV1 護身術LV1 格闘LV1 柔術LV1 学習LV1
特技:超感覚
趣味:冒険
目標:友達を支える
備考:魔王ガイによって魔人となったレオンハルトの長子。魔人になったことで目が見えるようになった。剣の達人であり、素質のあるものを見抜く目にも長けている。かつての魔人ザビエルの使徒である藤吉郎と戯骸ははぐれ使徒だが実質的な使徒扱い。本人的には友達。

感想、評価、良ければよろしくお願いします。
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