※この作品はR-18です。

アズールレーンのえっちなSS   作:ゅきゃま

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ベルファストさんに見抜きしてもらうお話

「それで、ご主人様――まだ弁明する事はありますでしょうか?」

 

 

 とある鎮守府の一室、そこで二人の男女が向かい合っていた。

 “ご主人様”と呼ばれた男性――否、まだ男の子と呼ぶのが相応しいであろう幼い容貌の小柄な彼女の言葉を耳にすると肩をびくりと震わせて顔を蒼褪めながら目線を反らす様に俯いてしまう。沈黙の時間が数秒流れ、少し肩の震えが収まった彼が意を決して口を開く。

 

 

“こ、これはっ……違っ……!”

 

「何が違うのでしょうかご主人様、ご主人様には以前から相談させて頂いた筈ですが? 近頃私の下着が何者かに盗まれている、と」

 

 

 だが、その必死の思いで口にした言葉は“彼女”の一言に黙らされてしまう。

 “ご主人様”と向き合うようにして立つもう片方の女性、ベルファストと呼ばれた女性は艦船少女と呼ばれる人間とも兵器とも呼べる曖昧な存在の内の一人である。腰まで伸ばした上質な白絹を思わせる銀糸の如き髪、端正な顔立ちには常に余裕さを堪えた笑み、何時いかなる時も動じず優雅に振る舞う見目麗しい彼女はこの鎮守府に“彼”が着任したその時からずっとその傍らで秘書艦としての業務をこなしてきたこの鎮守府の重鎮であり最古参である。そしてそれと同時に彼女はメイド長と呼ばれる唯一無二の少々特殊な役職に就いていた。

 メイド長の仕事は多岐に渡る。それは例えば鎮守府内で用いられる日用品の管理であったり菓子の調理、紅茶の準備など一般的に“メイド”と聞いて連想されるであろう雑務もあれば。その中にはご主人様への教育、そして彼が道を踏み違えたならばその矯正を行うといった少々物騒な内容も存在した。“ご主人様の矯正もまたメイドの務め”そう言って憚らない彼女はその言葉を実践する様にこれまでも未熟さが節々に目立つまだ幼い指揮官にその都度助言を与え、時に厳しく叱責し。ゆくゆくは立派な男性として一人前になれるように“矯正”を行ってきた。否――行っていたつもりだった。

 

 

「最初にご主人様にこの事を報告させて頂いたのは二週間前です。私が入浴している最中に脱衣所に置いてあった下着が上下共に無くなり、そしてその報告を聞いたご主人様はこう仰られました。“きっとまだ幼稚な駆逐艦の娘たちがイタズラでもしたのだろう”と……。そしてその一週間後には私のストッキング一足紛失、それを聞いた時もご主人様はこう仰っておりましたね? “僕が盗んだとでも言いたいのか。僕は女なんかに、ましてやただの布切れなんかに興味なんてない”と……まるで逆上するかのように」

 

 

 一部分だけを見れば確かにベルファストの“矯正”は限りなく成功していたと言えるだろう。

 士官学校を優秀な成績で卒業する程に才能に溢れた少年は実戦経験の少なさという欠点を秘書艦である彼女の助言や補佐によってカバーすることにより途轍もない速さで成長した。始めの頃は鎮守府に支給された装備や資材も少なく、また彼の少しばかり強情な性格から他の艦船少女とのコミュニケーションに苦戦していた有様だったものが数か月もしないうちに鎮守府の運営や資材管理、艦隊指揮に部隊内交流と全てにおいて非の打ち所が無い優秀な指揮官へと上り詰めた。ほんの数週間前、実戦形式で行われる他鎮守府との演習において勝利に勝利を重ね遂に総司令部より上級大将として認められた時はベルファストもそれが自分自身の事かの様に共に喜んだものだ。

 だがしかしベルファストが“矯正”に成功したのは彼の公に関わる一面だけで。まだ精神的に未成熟であるが故に様々な欲求を持て余しがちな私生活の面において指揮官はまだまだ幼稚であった。そう……自らにとって最も身近な存在であり日々持て余しがちな性欲を常々擽られる存在であった彼女、ベルファストの下着をこっそりと盗んでしまう程には。

 

 

「では、何故――無くなったはずの私の下着がご主人様の部屋に、まるで隠している様に置いてあったのでしょうか?」

 

 

 彼女がこれに気付いたのはつい先程の事。秘書艦としての激務を処理する傍らでメイドとしての仕事も欠かさないベルファストは毎日鎮守府のどこか一室を必ず自分の手で掃除する事を日課としており、たまたま今日の清掃場所は指揮官の私室だった。

 本来であれば部屋の主である彼の許可を得てから掃除を始める筈だったがタイミングが悪く彼は鎮守府を留守にしていた。ならば指揮官不在の内に片付けてしまおう――そう判断した彼女は普段他の部屋を掃除する時の様に予備の鍵束で扉を開けば慣れた手つきで掃除を始める。とはいえ常日頃から清掃の行き届いている彼の私室に目立って清掃しなければならないような場所はほとんどなく、精々が脱ぎっぱなしにされていた彼の寝間着を“全く……こういう所はまだまだ子供なのですから”などとまるで母親の様に独り言ちりながらそれをクローゼットにしまおうとするくらいだった。しかしその折にふと、クローゼットの最奥に隠す様に押し込まれていた“モノ”の存在に気付いてしまった。

 偶然にもそれと同じタイミングで鎮守府へと戻ってきた指揮官は証拠を押さえたベルファストの詰問から言い逃れる事など出来る訳も無く――

 

 

 

 

 

 

 

「ご主人様、再度確認させて頂きますが――このベルファストの下着、盗まれましたね?」

 

“やっ、それはっ……っ……”

 

「はっきりと仰ってください」

 

“っ……!”

 

 

 もう何度目かの厳しい追及に指揮官はビクリと体を震わせて目を反らす、普段は部下である艦船少女達に対しても“子供だからって舐められないように”と高圧的に振る舞う彼がここまで追い込まれ、まるで叱られた子犬の様に体を縮こまらせている姿はこれまで秘書艦として彼を傍でずっと支えてきたベルファストも始めて見るものだ。

 しかしここで甘やかして追及を緩めては彼の為にもならない。悪いことをした子供にはしっかりと自分の口で何をしたかを語らせて反省を促さなくてはいけないのだから。

 

 

「黙っていては何も分かりませんよ」

 

“だからっ……違くてっ……!”

 

「違う? では何故ベルファストの下着やストッキングがご主人様の部屋に置いてあったのでしょうか?」

 

“そ、それはっ……誰かが、勝手に僕の部屋に入り込んでっ……!”

 

「ご主人様の私室には常に鍵をかけている筈かと」

 

“っ……だ、だけどっ……!”

 

「更に言えばその鍵を所持するのはご主人様とこのベルファストのみ。よもや私を疑っておられるのでしょうか?」

 

“そうじゃなくてっ! だからっ……ぅ、うぅっ……!”

 

「……ご主人様? そろそろ真摯なお答えを頂戴したく思いますが」

 

“………………”

 

「…………ご主人様」

 

 

 まるで年相応の――いや、それよりも幼く見えてしまう詭弁を繰り替えす彼に対し、その言い訳にもならない幼稚な台詞を一つ一つ丁寧に弁舌を以て潰していく。そうされる度に彼は身を縮こまらせ、やがてその様な屁理屈すら思いつかなくなったのか駄々っ子の様に意味のない言葉を口にし始める。余りにも惨めで情けない姿には最早指揮官の威厳など欠片も存在しない。

 そうして追及が始まって早数分。無言のままじっと自分の目を見つめてくる彼女の視線に居た堪れなくなったのだろうか。彼は遂に閉ざしていた口を震えさせながら開く。

 

 

“ぬ、盗みました……ごめん、なさい……”

 

「っ――――♡」

 

 

 詰問を始めてから数十分、ようやく指揮官は重い口を開く。女性の下着を盗むという悪事を、ましてやその本人にバレてしまったという事が余程恥ずかしいのだろう。羞恥心で頬は真っ赤に染まり目尻には涙すら貯めている、捨てられた小動物かイタズラがバレた子犬を思わせるその所作と表情はこれまで軍人という仮面を被り続けてきた少年指揮官が初めて見せる者で。そして余りにもベルファスト“好み”の物だった。

 

 彼女はこの鎮守府に着任してからずっと二つの秘密をこれまでずっと胸のうちに抱え込んで日々を過ごしている。

 一つ目は彼女の好意――即ち眼前の少年にベルファストは男女の恋愛感情としての好意を抱いていること、しかし別にこれ自体は大したことではないのだ。というのもこの鎮守府にいる艦船少女の過半数は大なり小なり彼に好意を抱いており、別にベルファストが好意を抱いていたとしてもそれ自体は別に珍しいことでも何でもないし。何よりも指揮官と艦船少女が恋愛関係に発展するという事は“上”も推奨している為に阻むものは何もない。

 二つ目は彼女の性癖――“羞恥や快楽に悶え歪む表情を見たい”という嗜虐性癖じみた少々特殊な嗜好である。元々彼女はその可憐且つ瀟洒な見た目とは裏腹に悪戯好きな性格だ。顔色一つ変えずに冗談を言ってみたり言葉巧みに相手をからかってみたり、そんな彼女の所作や言動に相手が慌てふためいたり困り顔をしたりするのを見るのが好きで“その困り顔を何度も見てみたい”と思ってしまい。もしも仮に夜伽をするにしても男性にされるがままになるのではなく、寧ろ自分が場を支配し主導権を握り男性を弄びたいという欲望だ。

 

 少年に対する恋愛感情を含んだ好意、恥ずかしがる顔や悶える表情を見たいという性的欲求。今のベルファストの胸中にはその二つが激しくぶつかり合い、うずまいている。

 

 

「然様で御座いますか――では、悪いご主人様には矯正が……いえ。“お仕置き”が必要なようですね♡」

 

 

 だからだろう。本当ならば軽い口頭注意で済ませたはずが、この様な一言が口から漏れ出てしまったのは――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで、ご主人様は私の下着を盗んで何をシていたのでしょうか?」

 

 

 ベルファストの問いに指揮官はびくりと体を震わせた。女性の下着を盗んで何をしていたかなんて決まっているしベルファストだって子供じゃないのだからそんな事だって分かりきっている筈。なのにあえてこの質問をしてきた理由などは彼女の表情を見れば明白だろう。

 

 

“そ、そんなの分かるでしょ……”

 

「くすっ……♡ 申し訳ありません、まだ私はご主人様が何故ベルファストの下着を盗んだのか、やそれで何をしていたかを完璧に理解する事が出来ていない様で……どうか、この不慣れなメイドに教えていただけないでしょうか? ご主人様が私の下着を盗み、毎晩自分の部屋で一体何をなされていたのか……♡」

 

 目を細め、口角をあげた意地悪な笑みで椅子に座っている指揮官を見下すベルファスト。その表情を見た指揮官は理解してしまう。ベルファストは言わせたいのだ、自分が彼女の下着でどれだけ恥ずかしい行為をしたのか、それを他ならぬ自分の口から吐き出させることによって辱め甚振りたいのだ。

 でも、そんなの言える訳がない――思わず黙り込んでしまう指揮官に追い打ちをかけるようにベルファストは軽く微笑むんで更に彼を追い込む為に言葉を紡ぐ。

 

 

「ご主人様にお答えいただけないのでしたらば他の皆に聞いてみましょう」

 

“えっ……ちょ、ちょっと待って!”

 

 

 指揮官が思わず声を張り上げ彼女を静止しようとしてしまったのも無理はないだろう。しかしベルファストはそれを一切意に介さない。

 

 

「ふふ……さて、“ご主人様が私の下着を盗んで部屋に隠し持っていたのですが、ご主人様は私の下着を盗み一体何をなさっていたのでしょうか?”なんて質問、誰ならお答えいただけるでしょうか? フッドかウェールズ、あるいは陛下……あぁ、重桜や鉄血の方に尋ねてみるというのも良いですね……♡」

 

 

 少年の立場からして最も嫌がるのは“自分が何をしていたのか”がベルファスト以外の誰かに露呈する事だろう。彼女に知られてしまっただけでこれだけ恥ずかしがり必死に隠そうとしているのだ――まして艦隊の皆に知られてしまえばどうなるか。まず指揮官としての威厳は地に落ちてしまうだろうし、プリンツ・オイゲンや加賀といった指揮官への好意を隠そうともせず、また頻繁に彼を弄っては楽しむ素振りを見せる様な者達に知らせてしまっては格好の“玩具”にされてしまう。

 結局、元から少年に選択肢などなかったのだ。彼女に弱味を握られてしまった時点で彼の運命はベルファストの掌の上で弄ばれるか、もしくは艦隊の皆の玩具にされるかの二択しか存在しない。

 

 

“っ……お、おなにーしてましたっ……! ベルファストさんの、下着でっ……!”

 

「……♡」

 

 

 か細い声で、羞恥的であろう言葉を口にする少年の真っ赤に染まった表情を見てベルファストは思わず唾を飲む。もしも理性が邪魔していなければすぐにでも彼をベッドに押し倒し、服を剥ぎ、欲望のままに貪ることも出来ていただろう。

 だがそれではあまりにつまらないし無粋であろう。こういった行為、特に支配者の側は順序良く段階を踏んでいく事にこそ愉しみと興奮がある、“発情したから無理矢理に押し倒し目合う”などと獣の交尾と何が違うというのだ。少しずつ、少しずつ――少年の自尊心や羞恥心に閉ざされた性欲と本能を剥き出しにし、蕩けさせてやりたい。だからベルファストはその欲求を押し隠す。

 行為は別に今日しか出来ぬというわけではないのだ。だから今日一日で最後までする必要はない。そう、例えば……

 

 

「ではご主人様、私の目の前でその行為を実演して頂けないでしょうか?」

 

“っ……!? そんなこと、できるわけっ……!”

 

 

 ベルファストの命令に案の定彼は拒否しようとする、しかしその反抗は許されないし少年も薄々と理解しているだろう。

 

 

「ふむ……申し訳ありません、ベルファストは先程ご主人様が仰られた“私の下着でオナニーした”という言葉だけでは具体的にどのような行為をなさったのかが想像できないのです♡ 何を、どの様に扱ったのか。またご主人様が何故その様な行為に及んでしまわれたのか――そういった原因や行為の内容を正確に把握してからでなければご主人様に対する矯正も間違った物になってしまうやもしれませんので♡」

 

 

 彼女の言葉は一見理屈っぽく聞こえるが、その内容に大した意味が存在しないのは彼も理解してるだろう。目が語っているのだ――逆らえば

先程の行為を鎮守府中に言い触らすと。

 結局彼に出来る事は精一杯反抗的にベルファストを睨み付けながら、おずおずと服を脱ぎ捨てる事だけだった。

 

 

 

 

 

 

「あら、まぁ……ふふ、可愛らしゅうございますね♡」

 

“っ……う、うるさいっ……”

 

「ですが……勃起しておりませんね。困りました……これではご主人様が“いつもシていること”をする事が出来ません♡」

 

 

 服を脱ぎ捨て露わになった彼の幼い、まだ毛も生えておらず皮も被ったままの小さな肉棒を見てベルファストはくすりと微笑んでみせる。

 しかし先程まで羞恥と屈辱の極みにいた彼のソレは勃起しておらず、ふにゃりと曲がり下に垂れてしまっていた。とはいえベルファストとてそれくらいは予想出来ている。だから彼女は椅子に座ったままの彼の正面に立ち――徐に、そのロングスカートの裾を掴みたくし上げた。

 

 

“ぇ、っ……な、なにしてっ……”

 

「何を、とは……慮外な事をお尋ねになられますね? 見ての通りで御座いますよ……ご主人様♡ そのように萎えてしまったままではこれからご主人様がする行為は出来ないと思われましたので、この様にして……♡」

 

 

 常に優雅で完璧な彼女はどのような時でもスカートを翻し、それに遮られ隠された部分を露わにすることはなかった。彼女の肌を完全に隠すその鉄壁スカートは、しかし逆にその奥に隠されたベルファストの“女”の部分を少年に強く想見させる事となり。結果として溜まった性欲を抱えた少年が思わず彼女の下着を盗み、それを彼女が履いているところを想像して自慰行為に耽ってしまう程に。

 そんな彼女の隠された部分が、今少年の目の前に露わに晒されている。

 

 

「これは……流石に少々恥ずかしいものがありますね。どうでしょうか、ご主人様? ベルファストの女の部分……ご主人様がずっと想像し、自慰行為の妄想に使われていた場所は……♡ ふふ、聞くまでもないご様子……♡」

 

 

 そんなものを見せつけられて年頃の少年が我慢など出来るわけもなかった。

 日に焼けていない色白な、むっちりとした肉付きの良い女性的な太股に僅かに食いこむような純白のハイソックスとガーターベルト。そこから少し上に視線を向ければ彼女の秘所が、少年が一度も見たことのない“雌”の部分が純白の薄布一枚隔てた向こう側にある。

 

 

“っ……は、ぁっ……♡ ベルファストっ……♡ ”

 

「あら……多少は恥ずかしがるかと思いましたが、どうやら興奮の余り羞恥心すら吹き飛んでしまった様ですね……♡ 私をじっと見つめながら、見た目によらず激しい手つきで自分のペニスを扱いて……♡ どの様にして私のショーツを自慰行為に使用されていたかと思えばペニスに巻き付けて必死に……♡」

 

“だ、だって……ベルファストが、えっちすぎるからっ……!”

 

「お褒め頂き有難く思います……♡ ですがご主人様、それは少々違いますよ……♡」

 

 

 理性など容易く吹き飛んでしまったのだろうか、少年はじっと彼女の下半身に視線を向けながら皮を被ったままの肉棒を覚束無い手つきで何度も何度も上下に擦る。柔らかな彼女のショーツを巻き付けて行うソレは余程気持ちいいのだろうか、椅子に座ったまま腰は引けてしまいへっぴり腰に似た姿勢になってしまっている。

 そんな彼にベルファストはスカートをたくしあげたままでゆっくりと近づいていく。椅子に座った彼のすぐ前まで歩み寄れば、少年が視線をあげればすぐそこには彼女の下着越しに隠れた秘所が形すら分かってしまいそうなほどはっきりと視界に映ってしまい、それは尚更彼の官能を刺激する……。

 

 

「本来男性というのは女性の秘所を見た時、こう思うのですよ……♡ “この女を孕ませてやる、ペニスを突き立てどちらが上なのかはっきり分からせてやる”と……♡ ですが童貞でまだまだお子様のご主人様には少々刺激が強かったようですね♡ その様に女性の柔肌や下腹部、僅か下着一枚を隔てた雌の場所……それを見てしまわれただけで、その様に理性を喪失してしまわれるなんて♡」

 

「ふふ……シコ、シコ♡ シコ、シコ……♡ おや……早くも淫らな水音が聞こえて参りましたね? くちゅ、くちゅっ……と♡ ご主人様、もう先走りを漏らしてしまわれているのですね……♡ まだ自慰行為を始めてから三分と経っておりませんが、早くもお射精の準備をされてしまったのですね♡ 腰……引けていらっしゃいますよ♡ 口は開きっぱなしで、涎を垂らしてしまわれて……♡ けれど視線は私のショーツから少しも外せない……♡ 情けない表情……♡ とても、とても可愛らしく思います……♡」

 

 

 見下すようなベルファストの恍惚とした言葉に、少年は歯噛みしながらも反論することが出来ない。

 事実そうなのだ。目の前のベルファストの体が余りにも魅力的すぎて、性経験など微塵も無く立場柄成人向けの写真集や雑誌なども満足に購入することが出来なかった少年には余りにも刺激が強すぎた。

 悔しそうに“うぅ……”と唸り声を上げながらも、その女体から視線を外すことが出来ない。陰茎を擦る手の動きが止まらない。射精欲求がどんどんと下腹部を中心に渦巻き、今にも暴発してしまいそうになってしまう――

 

 

「ご主人様……情けないとは思わないのでしょうか? 女性に見られながら自慰行為に耽り、こうして馬鹿にされながらも自分の肉棒を擦る手の動きを止めることが出来ないだなんて……♡ 自慰行為など、本来ならば人に見せる物ではありません♡ もしかしてご主人様には露出狂の気があるのでしょうか? だとすれば、このベルファストといえどご主人様に少々失望してしまいます♡」

 

“っ……べ、ベルファストがやれって言ったんじゃないかっ……!”

 

 

 しかしその余りにもな言い方に、流石の少年とて反論してしまう。

 そもそも自分が彼女の前で自慰行為を披露する羽目になったのは、発端こそ自分に有れど彼女の命令が理由なのだ。なのにここまで馬鹿にされる謂れはない――

そういう気持ちで口にした言葉だったが。しかしその言葉を聞いた彼女は、思わぬ一言を口にする。

 

 

「あぁ、そうで御座いましたね。ではご主人様、もう止めてよろしいですよ♡」

 

“えっ……と、止める、って……”

 

「お言葉の通りでございます。確かにご主人様はベルファストに命令されて“仕方が無く”自慰行為をさせられていただけ……となれば先程までの私の発言は全て的外れのものでした、大変申し訳ございません♡ えぇ、ですので……ご主人様♡ もう手を動かすのを止めて良いのですよ♡」

 

 

 聞き返したのはその言葉の意味が分からないからではない。

 ここで止める……? 今にも射精しそうなほどに興奮が昂り、快楽が渦巻いているこの状態で? そんなこと――

 

 

「――止められないのですよね、ご主人様」

 

“っ……ぁ、ぅ……”

 

「女性に見られながら自慰行為をする、などという事がどれだけ男性として屈辱的な行為なのか理解しているにも関わらず……ちょっと射精しそうになってしまっただけでちっぽけなプライドを性欲が押しつぶしてしまって、射精することしか考えられなくなってしまう……♡ 恥ずかしいのに、悔しいのに、なのにその行為を止める事が出来ないのですよね。本当に……はしたないご主人様です♡」

 

“ぁ、ぁっ……ご、めんなさっ……”

 

 

 止められない、止められる訳がない。もう射精したいという気持ちしか少年の頭の中にはないのだ、今だって彼女に蔑む様な言葉を投げかけられているにも関わらず手の動きを止めることが出来ない。興奮と、羞恥と。快楽と、屈辱と。様々な感情が彼の胸中で渦巻いてぐちゃぐちゃになってしまいそうになる。

 もうだめ、限界、我慢できない。彼女の言葉に更に興奮を高められてしまう、自分がどれだけはしたない行為をさせられているのかを理解させられる度に被虐の悦びが脳を支配し蕩けさせられてしまう。

 

 

“ご、ごめんなさっ……だめっ、もうでるぅっ……♡”

 

「はい……♡ もう精液がすぐそこまでこみあげてきて……お漏らし、我慢出来ないのですよね♡ えぇ……ベルファストがじっと、見ていて差し上げます♡ ご主人様が自慰行為――オナニーで子種をお漏らししてしまわれるところ♡ ティッシュ、でございますか? そんなもの必要ありません、どうぞそのまま私の肌にぶちまけてくださいませ♡ ふふ……嫌そうになさっておりますけど、どちらにせよもう我慢なんて出来ないのでしょう? ベルファストがティッシュを取ってくるまで我慢してください……などと言って、素直に我慢できるご主人様じゃない事はベルファストが一番理解しておりますから♡ もう限界ですね……♡ はい、はい……♡ 漏らしてしまわれますね……♡ 先程から“でる、でちゃう、でちゃう”とばかり口にして……本当に、情けないご主人様なのですから……♡ 大丈夫ですよ……ベルファストはそんな情けないご主人様の事でも受け入れて差し上げます♡ はい……♡ さ、ぴゅっぴゅってお射精しましょうね……ご主人様♡ はい、どうぞ……♡」

 

――どぴゅっ♡ どぴゅぅぅっ♡ ぴゅっ♡ ぴゅぅぅっ……♡

 

 

 

 快楽と恍惚感で頭が真っ白になってしまう。

 いつも通り一人でシただけ、それを彼女に見られていただけ。

 なのにその快楽はいつもの何倍も、何十倍も凄まじく。吐き出す精液も止まらない。

 

 

――びゅくっ♡ ぴゅぅっ……♡ 

 

「くすっ……“びゅくびゅく♡ ぴゅーっ……♡”……まるで音が聞こえてきそうな程に元気の良いお射精で御座いますね、ご主人様……♡」

 

「ベルファストの太腿をこんなに汚して、ショーツまで……♡ こんなに勢いよく、濃いのを膣内に射精されていたら……ふふ♡」

 

「……まだ出るのですね♡ はい……どうぞ、最後まで出しきってくださいませ♡ ちゃんと最後まで見ていて差し上げますから……♡」

 

「ええ、気持ちいいですね……♡ お顔、蕩けていらっしゃいますよ……♡ 写真に撮ってしまいたいくらい……♡」

 

 

 何度も何度も肉棒は脈打ち、その度に噴出した白濁液が彼女の肌をべっとりと汚していく。

 けれど彼女は嫌な顔一つせず、むしろそれが少年からの愛情の証であるかのように。自身の肌や衣服に絡みつく精液を愛おしむ様に眺めている。

 射精は何十秒も、何分も続き……。恍惚の時間もそれと同じくらいに続いていく――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ご主人様、お痒いところは御座いませんか?」

 

“う、ううん……無い、けど……”

 

 

 行為が終わってから数十分後、二人は執務室備え付けのシャワールームで体を流していた。

 あの後、貴重な彼女の衣服をべっとりと汚してしまったことに少年が平謝りしたり。若さゆえの回復力か自身の吐き出した白濁に汚れる彼女を見て再度興奮してしまい、屹立した少年の肉棒をベルファストが手で抜いてあげたりといった紆余曲折はあったものの。結局ベルファストは彼が下着を盗んだり、それで自慰行為に耽ったことを追求し叱るような事はしなかった。

 

 

“ねぇ、ベルファスト……”

 

「はい、なんでしょうか? ご主人様」

 

 

 背中を流してもらいながら、少年はおずおずと背後にいる彼女に問いかける。

 先程までもっと恥ずかしい姿を晒していたにも関わらず、こうしてお互いに一糸まとわぬ姿になることに羞恥心を覚えているのだろうか。彼の肌はうなじまで真っ赤に染まっていた。

 

 

“その……今日みたいなこと、またしてもらえるのかな……?”

 

 

 遠慮がちな質問――否、小さなお願いにベルファストはくすりと微笑んで。

 

 

「ええ……ベルファストはご主人様のメイドですから♡ ご主人様の性欲を管理するのも私の務めで御座います♡」

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