失敗が続いて、腹が痛くて気分が落ち込んでましたが、米と肉とビールでなんだか気分がよくなりました。
思えば、食欲が沸かないからって、2日で食べたのが焼きそばの残りと、コンビニのおむすび一つだったもんなぁ。
思い返せば、そりゃゲームする気力も仕事に向ける情熱も無くなるってもんよ。後者は元からあまりないですが。
執筆も滞り、狩りゲー世界の方も本気でエターも考えてたものです。
…ロクなプロットもなく無駄に時間のかかる展開にしちゃったから、行き詰ってるのは事実ですけど。
と言うか、想定外に長くなりました。それだけゲーム攻略中に死んでるって事ですが、ダクソは1ステージの長さが極端だなぁ…。
不死教区が何度も死んだのに、下層はアッサリクリアできました。
下層に辿り着く前に、小ロンド遺跡とか墓地とかに迷い込んでエライ目にあいましたが。
城下町からご機嫌よう、亡者です。
つい先程、イキ疲れて眠っていた素晴らしい乳の彼女に名残惜しく見送られ、私は道を進んでいる。
進んでいるのだが、一つ考えている…いや、悩んでいる事があるのだ。
彼女に『私の子を産んでくれ』と言った以上、避けて通れない問題に気が付いたのだ。
今更でなんだが、私は亡者である。水面や美少女達の瞳に映った自分の姿を見てみると、普通の不死のように見えるが、私は亡者なのである。
大体、気持ちよくなる為なら死んでもOKなんて理論を実践している時点で、色欲的な意味でも亡者以外の何物でもあるまい。
私自身もMODの影響下にある為か、触れてもシワシワカサカサな手触りはないのだが、その実態はミイラのようなものである。
つまり、美少女達はミイラに縋りついてペロペロぬちょぬちょしている訳だな。衛生的にどうかと思うが、それは置いといて。
美少女(元亡者)の一人に聞いたのだが、亡者は人間性なるものを篝火に注ぐ事で、亡者からまだ大丈夫な不死に戻る事ができるらしい。
ちょっと何言ってるか分からないですね。
むしろ、人間性とやらを火に捧げるからこそ、人は亡者になるのではなかろうか。読んで字のごとく、人間性が人である為に必要な『何か』であるというなら、それを手放せば人として壊れていくのは道理である。
……何かの形で得た人間性を取り込んで、自分のモノとする…と言うのが正しいのだろうか? だが捧げよと言うからには、手元にある物を差し出して手放せという意味であるな。
実際のところ、そこはどうでもいいのだ。問題は、私がまだ亡者である事なのだ。
亡者である事に何かデメリットがあるのか? と言うと…現状、特にないのだが…一つも懸念がある。
不死淫に居た頃から疑問であったが、この世界の時間の流れはどうなっているのだろうか? 少なくとも、私は不死淫で数か月を過ごしたと思っている。…もしも篝火に当たったり、それに戻されたりする事で時間的な巻き戻しが発生しているとしたら、この感覚は当てにならないが。
だが、その間に妊娠らしい症状を見せた美少女達は居ない。腹が大きくなる事もなく、吐き気を感じた者も居ない。皆、良くも悪くもセックスに没頭できる健康体そのものであった。
…腹下死して復活する度に、妊娠というステータス異常がリセットされたのではないかと思わない事もない。
ともあれ、その…亡者ではなく、通常の不死の状態である事について、ダークソウルと言うゲームはそれを争っていたように思う。
他プレイヤーから何かを…恐らくは人間性とやらを何らかの方法で略奪し、自分の為に使う。それがダークソウルというゲームだったと思う。
詳細と是非はともかくとして、このシステムにMODが手を加えていないと思うか? 私は思わない。
このシステムの設定は、必ず、何かとてつもなくバカバカしく。バカエロ的に書き換えられている事だろう。
例えば……そう……。
人間性=種とか。
別に植物の種子の事を言っているのではない。生物学的な種の事だ。
亡者ではなく不死である間は、美少女達を孕ませる事ができる。だが、人間性を失い亡者となれば、射精はできても種は死ぬ。
故に、ああ、不死よ。人間性を奪い合い給えよ。己が子を仕込まんとするならば。
…いやね、こう、道を歩いているとだね。色んな物が見える訳だよ。
最初は錯覚かと思っていたのだけど、道のあちこちに目玉みたいな模様が見えたり、なんか文章みたいなのが刻まれてたり。この前なんか、赤い人型に襲われた。
なんだか挙動がバグっていたような気がする。何をしに来たのだろうか、あの赤いのは。
思うに、あれは本来のダークソウルという世界からの侵入者だったのではないだろうか。あれに殺されたら、私は一体どうなるのか。MODは奪われてしまうのか。
…考えただけでも、恐ろしい事態だ。対策を考えておかずにはいられない。
だけども、意外と大丈夫のような気もする。楽観視はよろしくないが、あれもMODの影響を受けているのは間違いなさそうなのだ。
その、あちこちに現れる、目玉みたいな模様だが…じっと見ている内に、何だか違う形に見えてきてね?
お察しだと思うが………くぱぁしてる女性器に見えてきてね? 流石にねぇよな、と半ば祈りつつも、愛人に手伝ってもらって勃起させたちんこを押し付けてみたら…。
引っ張り込まれました。こう、グイッと。体全体ではなくて、オッキしたちんこだけが。
引っ張り込まれた先は……どうなんだろう。多分、誰かの口の中だと思うんだけど。物凄くねちっこく、フェラされました。多分。
すっごいテクニックでした。それはもう、危うく何もできずに果てて、そのまま篝火行になってしまいそうなほど。
しかし、私にも意地がある。顔も見えない、姿形も分からない、何処の誰かも知らない相手にフェラされて、隣には心配してくれている愛人。
愛人達に、みっともない姿は見せられません。何より、出すなら愛人達の腹の中に出したいのです。…正直、壁越しのフェラ…グローリーホールみたいで興奮したけど。誰も居なかったら、多分遠慮なくイッてました。
歯を食い縛って堪えていると、女性器模様の向こうで残念そうに、名残惜し気に溜息を吐かれて、最期に一撫でされて離れていくのが分かりました。
…なんとか穴から引き抜くと…なんだろ、これ…。
よく分からないナニカを得ました。何やらバグっている何かとしか言いようがない。MODでエラーが出てるのかな?
…とにかく、アレはマルチプレイで対人戦的な何かだろう。それすらエロい行為に塗れているのだから、物理的に危害を加えられる可能性は、非常に低いと思うのだ。
…話が逸れた。
とにかく、私は気が付いたのだ。この人間性…恐らく、孕ませ可能な子種的な意味での残弾になる訳だが、私はこれを今まで何度も取りこぼしてきていた。
不死淫でも、城下町でも、私は自分が死ぬ事について…少なくとも、ヤりすぎて絞り尽くされて死ぬ事について、特に抵抗を持っていなかった。むしろ、それを楽しんですらいた。
前回、精根尽きて朽ちた場所に再度行く事にも拘らず、ただ好きな時に好きなように性欲を貪り、逆に好き放題に貪られ、悦楽の果てで何度も命を落としていたのだ。
死を迎えた時、取りこぼしていたソウル?と、人間性?を失っている事にも気づかずに。
……うむむ、これはどうしたものか。あの子を孕ませると決めた以上、あのよく分からぬ人間性なるナニカを取りこぼすのは、正直言って歓迎できる事ではない。
ソウルも同じだ。ここに至るまで…ゲーム的に言えば、チュートリアルの次のステージである、言わば1-2か2-1をクリアするまで、何度搾り取られた事だろう。
何せ、私はレベル1…いや、一度レベルアップしていたな。それでも精々がレベル2だ。
エッチぃ関係のステータスしか上がらなかったが、今はそれが何よりも重要だ。
肉欲に狂う美少女達に貪られるのもよいが、やはり男たるもの、それらを喰らっては孕ませ喰らっては孕ませするのが本懐だろう。
…真面目な話、この世界に活気を取り戻そうと思ったら、MOD以外にも人を増やす事が必要不可欠である。
昔の偉い人(人ではないが)は言った。産めよ増やせよ、地に満ちよ。元亡者の美少女の腹から生まれる、新しい命。連綿と受け継がれる命の螺旋が必要なのだ。
決して、私の自己満足と性欲の為に孕ませようとしているのではない。
と言うか、そもそもこのMOD、誰が作ってどういう理屈で適用されているのか分からないが、人の営みを取り戻そうとするには、致命的な欠点がある。
男が居ないのだ。私としては、ネトラレの危険が無くて一安心だが…いやこの前の城下町で、寝取りの喜びに目覚めかけていたが、やっぱり男性が本当にいるとなるとな…。女性を奪う優越感を覚えてしまった事は否定しないが、男性を傷つけたいとは思わないのだ。優しくしようとも思わないが。
ともあれ、私の心情はともかくとして、種が私しかいない、しかも時と場合によっては種無しとなると、どうやったって人を増やすには足りてない。
かといって、MODを増やしたり改造したりする事は私にはできないから、せめて種がある状態…人間性を持った状態を務めて維持する事しかできないのだ。
…こんなMOD作る程業の深い人であれば、そのうち男の娘くらいは出てきそうなものであるがなぁ。ふたなりも有り得る。
ところで、今、私の手元には非常に大切な物がある。ソウルだ。
いや多分ソウルなんだろう。あの子に見送られて道を進む前に、「私の大事なものです。一緒にいけないから、せめて私と思って連れて行ってください」と手渡された。
静かに萌えるような(誤字にあらず)その炎は、見ているとあの子の笑顔のように、心の中を暖かくしてくれる。
と同時に、手の上に乗せていると、なんだか覚えのある感触がしてくる。具体的には、あの子のおっぱいを掌に載せているような気がしてくるのだ。ついついモミモミすると、あの子が悦ぶ声が聞こえてくる。
……いっそ、ちんこ突っ込んでみようかと思ったが、流石にそれは止めておいた。本人の顔を見ながら抱くのが礼儀だろう。
ソウルはとても大事な物だ。命そのものと言っていい、らしい。不死や…あの子の本来の姿、デーモンにとってどのような物なのかは今一分からんが、心を差し出されたようなものだろうか。
お好きにお使いくださいご主人様、という意味か? …あの時の様子を見るに、あながち間違っていない気がする。
大事に、大事に持っていこう。旅路の中、あの子の事を忘れてしまわないように。きっといつか、改めて彼女を孕ませる為に、戻ってこられるように。
…持っていると、ついつい彼女を抱きたくなって、路を逆走してしまったのは秘密だ。城下町の皆さまにも色々バレて、またしても種が消え去ってしまった…。
そんな間抜けな私の話は置いといて、少し道を進むと、意外な出会いがあった。
こんな場所にも、まともな人は居るのだな。いやまともではないかもしれないが、人ではあった。
「…驚きました。亡者ではない方も居るのですね」
いいえ亡者です。見かけはそうではありませんが。
私は、金色に出会った。小柄で、一見するとひ弱にすら見えるが…彼女は唯者ではないようだ。佇まいに、全く隙が無い。ような気がする。
少なくとも、体躯において私は大きく勝っている筈だが、彼女を押し倒す事ができるイメージは全く沸かなかった。
「私ですか? 私は…金色の闇と申します」
金色…の、ヤミ? 金色の国の生まれの、ヤミ殿?
「違いますが…それでもいいです。私は、私の太陽を探す為にここに来ました」
ヤミ殿の…太陽、ですか?
「皆、怪訝な顔をしますが…文字通りの意味です。私は太陽が欲しい。私を照らす光が欲しいのです」
ああ…人生的な意味で、ですな。
このような世界です。導がほしいと思う事に、何の不思議も感じません。
「…話が分かる人は貴重です。この世界においては、猶更。…どうにも、私達には縁があるのかもしれません。どうでしょう、この世界で助け合うと言うのは」
助け合いは吝かではありませんが、私は荒事は苦手です。あまり力になれるとは思えませんが、それでもよいなら。
「ええ。…私にも苦手としている物はあります。そちらを引き受けてくれるだけでも、充分です。…私は、もう暫くここで太陽を眺めています。…太陽はいいですね。大きく、暖かく、偉大で…。私もあのようになりたいのです」
ヤミ殿……。そういうセリフは、自分の胸のサイズを気にしながら言うセリフではないでござる…。
と言うか、大きくしたいのですか、そこを…。確かに太陽に当たると発育がよくなるとは聞きますが…よもやその為に太陽を欲しているのでは?
…流石に聞けなかった。折角できた友人が、そのまま敵対しそうな気がしたのだ。
胸を反らして、太陽に精一杯おっぱいを充てようとしている彼女を置いて、私は立ち去った。
…ところで、彼女はMODの影響を受けているのであろうか? そうだとしたら、どこで影響されたのだろうか…。
ヤミ殿と別れ、大きな橋を渡ろうとする私は、またしても一つの悩みを抱えていた。
彼女は、金色のヤミと名乗った。本名なのか、渾名のようなものなのかは分からないが……私の名前は何だっただろうか。戯れにつけた名前さえも思い出せない。
いやそれ以上に、今まで抱き合ってきた彼女達の名前は? 元亡者に名前を聞いても無駄化もしれない。だが、設定上の名前であっても、あってもおかしくないのだ。
私は、それを聞いて来なかった。自分自身からして、名前という概念が半ば抜け落ちていたようなものとはいえ…。
ああいや、一人だけ名前があった子が居たな。初めての相手…鹿島。
……皆、元気にしているであろうか。亡者に戻っていたりしないだろうか。
あの元烏の子は、いつ頃になれば飛べるようになるだろう。
…少なくとも、一度戻らなければならない。そして、またこの道を通るような事があれば、その時は愛人達に改めて名前を聞くとしよう。
うむ、しかしそうなると、私自身の名前が必要になってくるな。彼女達の愛らしい唇で、私の名前を呼んでほしい。
私の名前は……。
考えつく前に、私は炎に焼かれて篝火に戻っていた。えっ、何で?
とりあえず、篝火から進んで戻って来た。
うぅむ、またもソウルと人間性を失ってしまった…と言うか、ソウルはともかく、人間性を得る条件が分からんな。
まぁ、気にしても仕方ない。最終目的の為にいつかは解明せねばならない事であるが、考えても分からないのなら、分かるようになるまでそっとしておくのが吉。
…大体、今回ソウルを失ったのは、最初の死因はともかくとして、そこから戻る最中に、またしてもデーモンの彼女とイタしてしまった為だ。
城下町の愛人達とペットは、奇襲を受けずにこちらから仕掛ければ、容易く腰砕けから失禁まで持っていけるようになったのだが、やはり彼女だけは格が違う。ボスキャラの風格であるな。
ついつい彼女との逢瀬に熱中し過ぎてしまって、またしても死んでしまったのだ。
それは別にいい。どうせ、いつ得たのかも分からない、あぶく銭ならぬあぶく人間性である。ここから先も何度も死に続けるであろうし、そう気にしても仕方がない。
失ったソウルの数を数えるのは、亡くなった子の年齢を数えるのに似ている、という言葉もあるしな。人間性も大差なかろう。
はて、誰に言われたのだったか…。何となく、このMODを作っている者が、誰かからのアドバイスとして言われた言葉のような気がする。
それは置いといて…む、ヤミ殿は既にどこかに立ち去ってしまったようだ。もう一度語りたかったが、仕方あるまい。
問題は、先程死んだ場所…。うぅむ、これ程分かりやすい死因も珍しい。
ドラゴンだ。ドラゴンが居るぞ。正直、ちょっと興奮してしまった。ドラゴンは男のロマンだ。ハーレムとは別の意味で浪漫だ。
しかし浪漫なのは構わないが、実際どうしたものか…ここからあのドラゴンに、MODの効果は届くのだろうか? そもそもからして、あのドラゴン、ゲーム的に考えれば間違いなくステージギミックの類である。だって、どうやったって勝てそうにないんだもの。
…むぅ、物は試しだ。どうせ死んでも死なぬのだ。丁度、ソウルも人間性も残ってない事だし、一丁試してみるか。
ダメでした。愛人ー、牛ー、慰めて―。
…愛人、牛、なんて呼んでいるが、これは決して彼女達を蔑ろにしているのではない。
考えていた通り、彼女達にも名前はあった。名前はあったのだが…それは設定上のものでしかないらしい。
曰く、『そういう名前を憶えているけど、自分の名前のような気がしない』だそうだ。…考えてみれば無理もない。彼女達は、元々亡者だったのだ。断じて美少女や美女達ではなかった。それが、「今からお前は〇〇だ」という設定だけを付け加えられても、現実感を持って受け入れるのは難しかろう。
…実際のところ、思った以上に恐ろしい事である。彼女達の全ては「設定」なのだから。彼女達が抱えている経験も思い出も、全ては仮初のもの。旦那への思慕も、娘息子への愛情も、ひょっとしたら全てが設定にすぎないかもしれないのだ。
そんな不安は、エッチで慰めて埋めるしかないのだ。うん。
いつかは、彼女達に『自分の名前』を作ってあげたいと思う。…人間性を注げば、いけるかな? つまりは、お腹に新しい命が宿れば、だが。
さて、スッキリしたところでどうしたものか。あのドラゴンをどうにかせねば、先に進めない。どうにかすると言っても、MODを適応するしか方法が無いのだが。
うむむむ…いや待て、あれがフィールドギミックだとしても、案外何とかなるのでは? 私のMODは、どうも建物等にも作用するらしい。事実、ボロボロだった不死淫は、何処のラブホテルかという内装に変わり果てていた。
…いやしかし、やっぱり距離がなぁ。
暫し悩み、数度死んだが、どうにも攻略方法が見いだせない。炎を凌げる場所を発見したので、暫しそこで何とか誘き出せないかと粘ってみたのだが、むしろ絶対近付かないとばかりに滅茶苦茶警戒されている。…MODの事に気付いているんだろうか?
幸い、迂回路は発見したので、そちらから進む事にした。
…正直、未練はある。あのドラゴンが美少女、ないし美女かしたら、一体どれ程の物になるのか。想像しただけで、下半身に不思議でもなんでもない衝動が沸いて来る。自分よりも強く強大な筈の相手を無力化し、組み敷いて思うさまに嬲ってやりたいという、下種な欲望もある。
しかし、ここで躓くのでは、愛人や牛達に申し訳が立たないではないか。前の篝火からのショートカットも見つけたので、進む間に牛達に捕まる事もなくなってしまったし。
そういう訳で、あのドラゴンの擬人化した姿をアレコレ想像しながら進んだのだが…まぁ、真っ当な道ではなかったな。橋の下を通っていくのだから。流石に、ドラゴンの炎を避ける為に…と言うのは予想されてなかったんだろう。
そこにも亡者が居たのは驚いた。危うく突き落とされる所だった…。
勿論、彼女ともセックスした。橋の下で、というのも何だか妙な気分だな。人目を忍んで野外プレイの真っ最中のように思えてくる。
彼女の性格が、何と言うかその……大分、抜けているものであったのも一つの理由だ。マイペース、かつ…妙なところで律儀で、セックスについても殆ど知らない。子供はコウノトリが運んでくる、キャベツ畑から生まれると、本気で信じていたようだった。
服装は、ジャージで、何故か2-3と書かれていたが……。えらく妙な所に拘るな、MOD。
とりあえず、橋の下は彼女のテリトリーだからという事で、通過する度にちんこを使わせてあげる事になった。
その後に印象的だったのは、そうだなぁ…。やはり剣士2人だろうか。
間違いなくMODの効果を受けているにも関わらず、彼女達は私に打ちかかって来た。攻撃してきた。
一人は竹刀だったからまだよかったものの、もう一人は真剣だったぞ。
竹刀の方は……うん、何と言うか…打ちかかって来たのは許さないが、悪いことをしたなぁ…。
あの子、何故か塔の上で一人、ポーズを決めていたんだ。何かのヒーローのポーズだと思うが…。
それを見られて恥ずかしかったのか、それともとりあえず押し倒そうとしたのが悪かったのか、彼女は竹刀を突き付けて俺を拒絶した。
…うん、強姦魔に対する態度だと思うと、何もおかしなところはないね。そのまま、私を打ち据えるなり、さっさと逃げて人(亡者しか居ないが)を呼べばよかったのだ。
……その、ジリジリと睨み合ってると、ね。つい足元が疎かになってね。バランスを崩した所に、面ッ!と一発来ちゃったのよ。
背後の手すりが、丁度壊れていたのが最悪だった。
彼女は、私を突き落としてしまったのだ。無論、篝火行である。
私は不死である為、全く問題はない。もう一度やってくる間、橋の下でついついエキサイトしすぎて、橋の下のあの子と諸共に落下死してしまったが、自由落下セックスも中々だったし、あの子自身も不死なので、普通に復活してきた。流石にちょっと怒られたが。
ソウルと人間性をロストするのはもう諦めたので、どうという事もない。
…が、もう一度、竹刀の子に会いに行ったが…酷いものだった。
そりゃそうだろう。例え正当防衛で…若干過剰防衛気味だったかもしれないが…事故で、不死相手なので法律的にも全く問題はなかったかもしれないが、殺人を行ってしまったのだ。
自分の攻撃を受け、目の前で転落していく人を見た彼女がどんな感情を持ったのか、考えるだに恐ろしい。罪悪感が高まってくる。
事実、もう一度会いに行った時、彼女はそれはもう狂乱していた。私の顔を見るなり、ブンブン竹刀を振り回した。最初の、強烈な打ち込みは見る影もなく、ただパニックのままに腕と竹刀を振り回すだけ。ひ弱で体格にも恵まれない乙女なのに、意外と力はあったが…それこそ、火事場のバカ力か。
そして私は、パニックになった彼女と揉みあいになって、二人揃ってもう一度落下死した。
3度目の正直。…と言いたいところだが、改善できる見込みが全くないので、何とか彼女の死角を通った。落下死した。
いや、今回は半ば意図的にやったんだけども。何故って、そりゃあのドラゴンの為だよ。
前回落下死した時、この塔の下の方にあのドラゴンの姿がある事に気付いたんだ。流石のドラゴンも、上から奇襲を受けるとは思っておるまい!
高笑いしながら…よくよく考えたら竹刀の子が、笑いながら投身自殺するシーンを目撃してしまうような気がした…、私は飛んだ。ダイブした。
ショックで心臓が止まりそうになるのを気合で引き留め、眼下に迫るドラゴンにMODを使用し。そして潰れたトマトになった。
ちょっとショッキングなシーンを量産してしまった気がしたが、性交を…この字でも構わんが、成功を確信して、意気揚々とあのドラゴンの元に向かったのだ。
美少女だった。
うむ、全く問題はないのだ。ボインボイーンで多淫でエッチな大人の女性を想像していたが、これはこれで問題ない。ツルペタでも愛らしく、良い感度であれば全く問題はない。
事実、彼女はとても敏感で、ウブで、そしてドラゴンらしく性欲が強かった。ウブでも性欲が強いのかと言う問いには、世の中にはムッツリという言葉があると返答しよう。
尻尾がある事も、角がある事も問題ない。うむ、まさしくドラゴニュートと言う奴だな。
問題があるとすれば、超音痴だった事だろうか。ドラゴンブレスがドラゴンヴォイスになってしまった。単なる咆哮やん。或いはシャウト。ドラゴンボーン的な意味で。
ああ、彼女の歌に薙ぎ払われたとも。自称駆け出しアイドルの子でね。将来は世界を席巻するトップアイドルになるのだと豪語していた。
うむ、実に好意が持てる夢だ。力の限りに頑張ってくれ。私も、このまま世界が滅びるのは寂しすぎると思っていた。存続するのであればそれも良し、朽ち果てるなら朽ち果てるで、めそめそと火が萎んでいくような終わりではなく、もっと成大な、空を覆う満天の花火のような終わり方であるべきだと常々思い、それを実現するべく旅をしているのだよ。
…言っておくが、これは心の底から出た言葉だ。彼女の夢を、私は間違いなく応援する。ファン第一号であると言うなら、喜んでその名誉を受け取ろうではないか。
……初めてのライブだと言って聞かされた歌によって、かなりその心が揺らいだが。
うん、凄い歌だった…最初の10秒くらいで、私の体は宙を舞った。それはもう、車田的な勢いで。落下先は橋の下だった。普通に死んだ。落下してくる時に、橋が超音波とソニックブームとかまいたちと竜巻と台風と颱宇ジェーンっぽい何かで崩壊しかけているのが見えた。そこまで耐えるって凄いな、橋。
だが、彼女はその惨状を生み出した事に気付かず、感動のあまりに世界が震えたと思ったらしい。メンタル強すぎィ!
…正直言って逃げ出したかった。何度も死んだ私でも、この歌はキツい。
しかし彼女は許してくれない。ファン第一号である私が、自分の歌を最後まで聞いた事がないなど、感動のあまりだとしても許せないのだそうだ。
この勘違いは何れどうにかせねばならぬと思うが、彼女を応援したいのは事実。歌さえ何とかなれば、割とイケると思うのだ。
…最悪このままでも、亡者だらけの世界で強い武器となるだろうしな。
何度も何度も歌で吹っ飛ばされた。これでも結構粘ったのだ。最後の方まで耐えた事もある。その時は、なんだかこう、よく分からないバグ的な何かによって世界ごとあががががっががが…。
と、とにかく、彼女の歌から逃げられないと悟った私は、条件をつけた。最後まで歌を聞けば、エッチさせてほしいと頼んだのだ。
「いいわよ。アイドルだって、恋を知ってなきゃね」
スキャンダルではないか、それ。握手会とは違うのだぞ。そもそも、エッチしたからと言って恋を知ったとは言わぬだろう。…やはり、MODが都合よく動いているようだ。
とりあえず、都合がいい事には変わりないので、早速イタした。
角と尻尾が敏感だったなぁ。体力も凄いし、もしも彼女が本来のポテンシャルを発揮したら、私は成す術もなく、パクッと食われるように貪られていただろう。
だが、彼女は初心だった。キスは勿論、服の上から乳首をツンと突いただけで、ピーッと蒸気を出すくらいに。
攻撃力(テクニックとかエロスとか)は高い。体力もある。防御力も高い。レベルも…このゲームでのレベルと言われても基準が分からないが、ストーリーが後半になってようやく出てくる雑魚敵くらいのレベルはあっただろう。
だが、自ら全く行動できない。そんな、レベルも装備も格下の私に責められるのに耐えるだけの、とっても悲しいダッチワ……ゲフンゲフン、負けが確定しているキャラになってしまったのだ。
…リアルに考えるとクソゲーだけどな。HPが1万あって、何も行動しないけど、こっちの攻撃では10ずつしか削れないとか面倒極まりないよ。
…結局、彼女を倒す事はできたんだろうか? イかせる事は出来たけど、まだまだ元気一杯で平然と動いていた。
「いい歌詞が浮かんだから、ちょっと書いて来るわ! また歌ってあげるからね!」と言って、ばひゅーんとどこかに飛んで行ってしまった。
…尻尾の鱗が残っていたのだが…これは貰って行っていいのだろうか? 貰って行ったとして、何か役に立つのだろうか?
ボスかFOEのドロップ品と考えれば、きっと貴重な物だと思うのだが。
さて、塔の上の竹刀少女の話に戻る。顔を合わせずに去った方が、お互いの為になると思いはしたのだが、どうにも気になったのだ。
…4度目に会った時は、流石に慎重を期した。美少女(元亡者)達がどのようにして復活するのか、復活したとしてどれ程状態が継続されるのか、イマイチよく分からないが、とりあえずそーっと、そーっと階段から顔を出した。
彼女は呆然と座り込んでいた。……切腹して死にたくなったが、不死の私に死んでも意味はない。どっかの別作品のように、別世界に飛ぶ訳でもないので、リセットもされない…あれ、何の話だ?
ともかく、今度は紳士的…紳士? ともかく、極力穏やかな接触を心掛けた。一定距離から近付かず、言葉を交わそうとして…強姦魔と好き好んで話す少女など居る筈もないが…とにかく、彼女を宥めようとした。
幸か不幸か、彼女は一度死んだ事で、落ち着いたらしい。落ち着いたと言うか、自分の現状を把握しきれてない、と言った方が正しいか。
憎まれ、拒絶されるのは仕方ないし残念でもなんでもなく当然であるが、彼女を立ち直らせるまで、先に進む訳にはいかない。自分の恥と行為を棚に上げ、そう決意したのだが。
あるぇ~? 何だか妙に好意的ですよ? さっき、君の死因になった強姦魔に対して、どうしてそんなキラキラした視線を向けるんですか?
何? ヒーロー? …誰が?
私!?
あ、うん…そりゃ確かに、さっき二人して落下した時に、君を抱きしめて庇ったけど。それは元々私の軽率って言うか最低な行動が原因で、遅まきながらその罪悪感で、せめて…と思って咄嗟に。
結果だけ見れば、自分の命を顧みずに女の子を助けようとしたヒーロー…と言えなくもないけど…え、君、それでいいの?
しかも、大きくて狂暴なドラゴンをやっつけた? いやMODで美少女にしたのだが。
ドラゴンとの闘いの声が聞こえてきた? あれは歌声…いや戦いの咆哮でいいや。
…疑問はあるが、彼女は本当にそう考えているようだ。防衛本能的なものなのだろうか?
…まぁ、とりあえずちゃんと元気にはなったからいいか。
これ以上の事をする気にもならず…それこそ、最初の強姦未遂を思い出して、またパニックになる気もしたし…立ち去ろうとすると、引き留められた。目がキラキラしたままだった。
「また会えますか?」という彼女に対し、キスをして(ちょっとパニックになりかけていたが)再会の約束とし、今度は続きをしよう、と言って別れた。
すぐ再会して、美味しくいただく事になりましたが。
いやね、塔を降りて進み、続けて出会った騎士に、何度も何度も篝火行にされたのですよ。
なので、橋の下の彼女ともイタして、竹刀の彼女にもついでに会いに行って、あんまり慕ってくれるから、ついついパクッと。…ついついも何も、美少女(元亡者)相手にヤる事なんて決まっていますが。
最初に私を殺してしまった事が引っ掛かっていたのか、罰を受けたがっている節があった。スパンキングですよ、スパンキング。
見晴らしのいい塔の上で、パチンパチンといい音が城下町に響き渡りました。
で、そのまま塔の下に降りて、今度は真剣の騎士。こっちが非常に問題だった。
不死である私が殺されるのも、篝火行になるのも、大した問題ではない。ソウルロストだって目を瞑ろう。
だが、これは重大な案件ですよ、奥さん…奥さんは城下町の方で、旦那さんではなく私の帰りを待っているのですが。
とにかく、あの騎士はMODの効果を受けている。殺されながらも、何度か間近で使って確認した。
しかして、私と未だに敵対している。MODの効果は、姿形を変える事。リアクションや行動を変化させる事であって、敵対関係を変化させるものではない、という事なのだろうか?
何れにせよ、MODを受けた美少女(元亡者)であっても、私をエロ的な意味ではなく、物理的な意味で殺しに来る可能性は、消えてないらしいのだ。
これは、今後の攻略に大きな影響を及ぼす情報である
体の方は、やっぱり盛大に影響を受けてたようですけどね。
あの騎士…女騎士は、結構な重装備を着込んでいた。見るからに重厚な業物で、私ではハンマーを使ったとしても、罅どころか曲げる事すらできなかったろう。
それに反して、動きは軽快、体付きも…女性として考えれば、体格はいい方か。
赤紫の髪をポニーテールにし、炎を纏った剣で機敏に斬りかかってくる。空を飛んでいたような気もするが、あれはジャンプだよな? まぁ、空中浮遊する亡者が出たっておかしくないのだがダークソウルという世界だし、そもそも剣に炎が纏わりつく時点で言うだけ無駄であるが。
炎が出ているのに寒気を感じさせるような、強烈な剣技を奮う女騎士だったが、その行動は単純だった。一定範囲から出ようとせず、道を歩いてきた私を、突進するイノシシのように追い回す。
そして私が、その道を戻ったら、逃げる者を追いはしないとばかりに踵を返し、元の場所に戻っていく。
話しかけても相手にされず、進んでいけばまた追い回される。
どうしたものかと考えた挙句、私が編み出した攻略法は…。
ゾンビアタックならぬ、ゾンビセクハラである。
そもそも、だ。あの女騎士の鎧、全身を包む重装甲だったのだが、どういう訳だか尻の部分だけ開いていたのだ。
…いや、本当にどうしてこんな鎧にしてんだろうね? ケツと言うか背後は明らかに死角なんだから、真っ先に覆うべき場所だと思うのだが。
若干罠を警戒しつつも、私は攻撃と言うかセクハラする。
アナルにズブッと指が入った。切り刻まれた。
篝火から戻って来た。テリトリーに侵入して誘い出した。物凄い目付きで睨んでいたが、距離を取ると後ろを向いて帰っていこうとした。アナルにズブッと指が入った。剣の柄で殴り殺された。
篝火から戻って来た。姿を見せて挑発した。隠れているとまた帰ろうとした。アナルにズブッと指が入った。焼き殺された。
篝火から戻って来た。私のお尻を向けてぺんぺんしてみた。絞め殺された。手が届いたので、アナルにズブッと指を入れて、死ぬまでクイクイしていた。
篝火から戻って来た。
…うーん、効果のほどは如何ほどか。いい線行っているとは思うのだ。
尻に突っ込んだ時にいい声出すようになってきたし、顔を赤くしながらも毎度毎度私に背を向けて戻ろうとするのは、抉られるのをこっそり期待しているからだと思うのだ。
顔だけ出して、こっち来ないかなーと思ってチラチラしつつ考えてみる。真面目な話、ケツに指を突っ込むだけで篭絡できないなら、アプローチを変える必要がある。場合によっては、避けて通らなければならない。
むぅ、いい女なのに…。
そんな風に暫く悩んでちょっかいを出さずにいると、今度は女騎士の方がおろおろし出した。何事か? と眺めていると、どういう訳だか鎧を一部外した。
豊かな…そして凛々しい胸が見えた。凛々しい、凛々しいのだ。ロケットおっぱいの極致なのだ。
鍛えに鍛えたであろう胸筋に支えられた、上向きのおっぱい。この距離で分かる筈もないのだが、乳首もツンと上を向いている。ボッキしている。
何故? …考えるまでもなかった。期待されている。アナルにズブッと入れられるのを。
ほうほうほほう。これはよい女騎士。
ガチガチの鎧を自分から脱ぎ捨て、辛うじて女性としての魅力が残っている(と、多分自分では思っている)胸を服…と言うよりはボディスーツ越しに晒す事で、私が釣られて寄ってくるのを待っているんだろう。
「これでいいのか? 効果があるのか?」という自信なさげな表情が実にそそる。
よいでしょう、乗ってあげようではないですか。
かくして、私は彼女とその取り巻きに近付き、矢によって貫かれつつも彼女の尻をホジホジするのである。
何度も何度も同じ行為を繰り返し、彼女の尻の弱点を全て暴き、女性的魅力に乏しい(と本人は思い込んでいる)彼女が鎧を全て脱ぎ捨てて精一杯のセックスアピールを行うまで、執拗に繰り返す。
その結果、彼女は私の顔を見るや、テリトリーも何もなく剣を抜いて突進してきて、大根役者そのものの演技で虚空を斬り、「去るのであれば、追いはしない」などと言って背を向けるようになった。
無論、背を向けてもすぐには戻らず、もどかしげにフリフリとお尻を振るのだ。それでも突き込まずにニヤニヤしながら眺めていると、ちらりちらりと振り返りながら、お尻を強調する動きをするようになった。
ふむ…。やはり、というべきであろうか。思った通りだ。
初めて見た瞬間に確信していた。彼女の凛とした表情も、MODで侵食され圧し折られる為に変えられた心も、張りのあるけしからんおっぱいも、 剣士のしての腕も、全てが極上の彼女だが。
一目見てピンときたのだ。
絶対、アナルが弱いだろうって。
後ろを見せる彼女の尻を掴み、わざとらしく入口で…本来は出口である筈の入り口をグリグリ刺激し、ゆっくりと開発してやる。泣いて懇願するまで焦らしてやるのは、実に楽しかった。
高潔かつ質実剛健な女騎士を蹂躙する悦びが、ここにある。
更に、彼女の近くにいた…取り巻き? 同僚? とにかく他の美少女(元亡者)達には、リーダーである彼女がケツ穴狂いになった姿を存分に見せつけて、動揺している間に各個撃破ならぬ各個調教してやったものだ。
やぁ、そこの格子の向こうで呆然としている美少女(元亡者)君。次はお前だ。
そこに辿り着くまで、何人か女騎士をくっ殺させたが、そこは置いておこう。望み通り、イキ殺してあげたし。…不死淫にいた女騎士に通じる性癖を持っていたな。どいつもこいつもそんなのばっかりか。マゾが多いのは、S風味な私としては愉しいが。
さて、改めて辿り着いた建物を見てみると………教会…だろうか?
不死者の蔓延るこの地で、まともな宗教などあるものだろうか。まぁ、宗教の自由はあるのだと、私は考える。他者の迷惑にならなければ。テロダメ、ゼッタイ。
少なくとも、人は多くいるようだ。いるようだが……よくよく考えてみれば、私はこの建物で何をするつもりだったのだろうか?
不死淫から烏天狗の女に連れ出され、やさぐれている青いのに会って、何となく道を歩いてきたが…よく考えれば、何かしろと言われた訳ではない。亡者を片っ端から美女、美少女に変えて進んできたが。
…目的らしい目的もないが、亡者が要るなら美少女と美女にしない理由はない。私は教会に踏み込んだ。
「…何なんだアンタ? 一体誰の味方だ…?」
え、誰と言われても…特に誰かに味方したつもりはないのだが。
教会の奥に佇んでいた、一人の少女。教会の側面から侵入し、ばったり会ったのが彼女である。
…この子、元亡者の美少女かな。それとも、ゲームで言う所のNPCか。どうにも、MODを使用した時の有効範囲が安定しないなぁ…。
赤みを帯びた髪、服、そして手に持った槍。年のころは少女で、容姿は例によって美少女である。
野良犬のような警戒心を感じなくもない。と言うか、あからさまに使い慣れた槍を、いつでも触れるように手に持っている。
何なんだと言われれば、答えてあげるが世の情け。明るい世界を作るため。華々しい滅びを描くため。愛と欲望とちょっとばかしの人情を貫く、ラブリーでもチャーミィでもない竿役。名も無き不死! 火の時代を駆ける私には、ホワイトエキス! ザーメンと愛液塗れの明日が待ってるぜ! なーんてな!
「ざーめん? あいえき? って何だ?」
マジレスされると困る。あと、そこは「そぉーなんす!」と言ってくれると嬉しかった。
「いや知らねーよ。…まぁいいや。ここには何もないぞ。さっさと帰りな」
帰れと言われても、不死が篝火以外の何処に帰れと言うのだ。私にも目的があってここに居る。おいそれと帰る訳にはいかない。
…ん、私の目的? うむ、実は理屈も切っ掛けも分からないが、亡者を人に戻せる力を得てな。この荒廃した世界を、少しでも賑やかにしていこうと旅をしているのだ。
そう話すと、物凄く不機嫌そうな顔をされた。何故だ。信じられないからか? 頭のイカレた狂人の戯言だと言われても、反論はできない。
口にすると否定された。彼女は、奇跡の類が大嫌いなのだそうだ。
奇跡…奇跡、かな? ダークソウルで奇跡って、魔法っぽい何かだったけども。それとは明らかに違うとおもんだけど…。
彼女は私を睨みつけながら零す。
「奇跡ってのはタダじゃないんだ。希望を祈ればそれと同じ分だけの絶望が撒き散らされる。そうやって差し引きを0にして世の中のバランスは成り立ってるんだよ」
成程、言い分は確かに分かる。誰かの幸せは、誰かの不幸だ。勝者が居れば敗者が居る。ソウルと人間性を奪われる者が居れば、奪って使う者がいる。世の中にはスプーン一杯分の幸せしかない、という言葉もあったようななかったような。
しかし、世の中のバランスなんぞ、とうの昔に狂いきってしまっているではないか。遺されているのは、心が折れて絶望しきった不死だけだ。ならば、これ以上絶望を振りまいても同じであろう。
「…ああ、そうかい。言って聞かせて分からねぇ、殴っても分からねぇ馬鹿となりゃあ、後は殺しちゃうしかないよねっ!?」
短気だな! と言うか、不死を相手に殺して意味があるのかね。殺し続けて心を折る? 物騒な!
愛と欲望と人情の名の元に、君を説得させてもらう!
普通に死んだ。うーむ、さっきの剣士程じゃないが、槍裁きがすごいなぁ。貫かれて死んでいく私を見る目が、ちょっとだけ罪悪感に曇った気がした。
篝火から戻ってきて、神の像?を見上げて物思いにふけっている所をバックアタックした。
はははは、甘い、甘いのう! 一度死んだ程度で不死が折れるとでも思ったか!
え、何で分身してるの、君?
篝火から戻って来た。うぅむ、どうしようか。普通に強姦の算段を立てている自分に割と引くが、彼女は武力行使してきたからな。こっちに戦闘能力が無い以上、対抗するには別の手段を用いねばならない。故に、無理矢理にでもセックスに持ち込む必要がある。うん、正当化完了。私の中では。
彼女だけを放っておく、という選択肢はない。寂しいし、私がMOD…彼女の言う奇跡によって変質させた美少女(元亡者)達にちょっかいを出しに行かれても困る。
…彼女の主張も、分からないではないし。
亡者達を人の姿に変えて、私はその後の事を考えていない。幸い、食料その他の物資はMODによって生まれ、何もしなくてもふと目を離した隙に復活しているが、人は飯だけで生きていける訳ではない。
群れとしてのルール…社会性を築いていかなければ、いつかは美少女達の間で内輪揉めが起き、また死ぬ…とまではいかないとしても、他人の事など考えもしない亡者同然の生物と成り果てるだろう。
ヤるだけヤってアフターフォローもなしでは、単なるヤリ逃げに過ぎんからなぁ…。
「いや…えっと、あたしは別にそういう小難しい事は考えては…」
隙ありッ! はははは、狡猾さが足りんぞ小娘よ! ちょっと語られた程度で頭から煙が出るとは貴公の理力はとてもとても残念な事になっていると見える! 私も初期ステのままだが。
切っ掛けはともかく、一度もつれ合ってしまえばこっちのものだ。
まだ女の喜びを知らない年齢でも、MODは極めて淫蕩な体を約束する。熟れてない青い果実の奥には、雌の悦びを刻まれた魂が眠っている。
ここまで、散々女体を貪って来た私だ。素質たっぷりの小娘を、チッパイムニムニィして腰砕けにするくらいの技量は備えておるわ!
槍を取り上げ、分身しようとした(多分)瞬間に股座に手を忍び込ませる。…試してみて分かったが、あの分身、感覚は共有されるらしい。私を囲んで出現した分身達が、同じ声で口々に嬌声を上げて悶える素敵な場面が展開された。
更に、感覚は同じでも体はそれぞれ違うらしい。つまり。
同一人物の処女膜破り7連荘である。最初は痛みと屈辱で睨みつけていた彼女も、二人目の時には涙目になり、三人目では目が呆け、四人目では悦びの痙攣を覚え、五人目では無意識に待ち焦がれて腰を捻るようになり、六人目は痛みも忘れて性感を貪り、最後の7人目は自分から股を開いて強請るようになった。
…むぅ、一人くらい処女のまま残した方がよかったか? そうすれば、それが本体にフィードバックされて、また分身したら処女を食い放題になるとか…。
めでたく全員が純潔を失い、彼女が快感に溺れ初めてからは、神の像の前で台座に腕を突かせて並ばせて、背後から何度も順番に突き上げた。
同じ感覚を得られる、同一人物だと言うのに、みな口々に自分に自分にとせがんでくる。ガンガン突いてやる内に、1体、また1体と姿が消えていった。術の効果が切れて分身が保てなくなったのか、それともイキすぎて腹下死した為か。
ただ一つ言える事は、本体である彼女は、消える感覚と絶頂感を同時に味わい続けたという事だけである。
一段落すると、彼女はドロドロで、逆流してくる精子もそのままに、虚ろな顔で台座に倒れていた。…死んだかな? 今度篝火から戻ってくる時は、彼女の態度次第だが、もう少し優しくしてあげよう。
…次に会った時、
「精子を粗末にするな。殺すぞ」
なんて言われるとは思わなかった。そんなに好きになったか。
奥に進むと階段があり、その先では………大量の修道女に襲われました。無論、性的に。
ちょっと何が何だか分からなかったですね。
…いや、これがこの世界のデフォルトだったっけ? 最近、実力行使に出てくる強キャラの方が多かったんで、こんな風にダイレクトに絞りに来られるのは予想外だ。
初手を取られて体を掴まれ、続いて雪崩れ込んできた一団にまたしても抑え込まれ…。久々に、絞られ過ぎて死んだ。
篝火から戻って来た。女騎士とその同僚、槍の少女を行きがけの駄賃にパコパコして、同じように修道女の集団に搾り取られて死んだ。ううむ、これが数の暴力か。城下町の愛人達とのファーストコンタクトもこんな感じだったか。
数の暴力と言う名のハーレム状態を堪能して、何度か死んでいると、修道女の中にはリーダー的存在? が居る事に気が付いた。
あくまで私の印象なので、本当にリーダーかは分からないが、どうにも彼女が他の修道女達を操っているように見える。
第一印象は…陰鬱な銀、だろうか? 服が黒いのも印象の元だろうが、何だか危険な気配を感じる。…だって、スカート履いてないし。
金色の目を向けられると、自分の内側を覗かれたような気がした。
「フィッシュ」
あと、もうちょっとで修道女集団を突破できそうな時に、赤い布でいきなりグルグル巻きにされた。勿論、そのまま搾り取られた。
気持ちいいし、死んでも次があるので問題はないのだが、もうちょっとで…という所で毎回拘束されてしまうので、割と悔しい。
そのまま集団で嬲られる訳ですが、このリーダー的存在、非常に口が悪い。性格も悪い。
いつでも私を拘束できたのに、突破されそうな時しか赤い布を使わないのは、希望を叩き潰すのが楽しいからだそうな。
一度など、彼女以外を突破できて気が緩んだ瞬間、背後からフィッシュされて、そのまま…。
足コキしながら、彼女は私を罵るのだ。
絞り殺されるのが何より好きな、射精しか頭にない豚と言われたが、割と否定できんな。どうやら、この観察眼と毒舌と性格の悪さで、他の修道女達を操ったり嗾けたりしているらしい。
…修道女達がスキモノなのも確かだが。
そんな彼女も、受けに回ると弱弱しい姿を見せてくれた。他の修道女に目もくれず、彼女を奇襲して押し倒したのだ。
ヘンタイだのレイプ魔だの、反論できない事を色々言ってくれたが、押し倒されただけで既に濡れている彼女も充分ヘンタイだと思う。
どうやら、サディストでありながら、マゾヒストでもあるらしい。厄介な人種だ。
彼女の弱点は、マゾである事以上に、優しくされる事だったのは驚いた。最初に彼女をイかせた後、息を整えている所に、何となくゆっくり髪を撫でていたのだが…それに戸惑ったような表情をしていたので、閃いた。
性癖が性癖だから、普通(定義はともかく)にされた経験が無いんだな。
マゾを相手にするなら彼女はサディスティックに振る舞うし、逆上して襲って来た相手ならマゾヒスティックに振る舞う。時に態度が反転する事はあったかもしれないが、両極端なのには変わりない。
そうと分かれば、話は早い。他の修道女達に見せつける事で、マゾ的な欲望を満たしつつ、優しい愛撫からのスローペースセックス。結局極端な事をやっているのには変わりないが、自分のペースを乱されて、それに付け込まれて乱れる彼女は美しかった。
他の修道女達も腰砕けにした後、イキ疲れて眠る彼女に布団(MODの為か、近くに畳まれていた)をかけて、私は先に進む。
教会の中を探索していると、妙な物を見つけた。…棺…かな?
何故こんな物が教会の中にあるのだろうか。しかも、構造からして一番高い所に。いや屋根の上とかはまた別だが。
葬式…かな? でもそれでこんな所まで運び上げるとは思わない。そもそも、こんなデカいサイズの棺桶、誰がどうやって運んだと言うのだ。少なくとも、縦にしたところで階段を通り抜けられる大きさではない。
死者には悪いが、中を改めるべきか? 場所的に考えれば、ボスキャラであってもおかしくない。
明らかに場にそぐわない存在感からして、既にMODの影響を受けているようだ。
開けるべきか放置するべきか…。MODの影響を受けているから安全、とは既に言えなくなっている。
しかして、理性を持った人を…人じゃないかもしれんが、このまま放置しておけば、それこそ不死が世界ごと消えるまで、ここで眠り続ける事にもなりかねない。
どうしたものかと悩んでいると…勝手に開いた。開いただけならまだしも、こう…プシューっと、なんだかよく分からない煙が噴き出してきた。む、かなり冷たい…冷却液と言う奴か?
明らかにSFチックな、世界観を逸脱しまくっている(下手をすると私よりも)その棺はゆっくりと開き、中の誰かが起き上がった。
全体的に白い印象で、長く青い髪。非生物的なまでに整っている、その顔。神々しささえ感じるスタイル。
鎧…とボディスーツの中間にあるような衣装を纏い、巨乳で下乳がよく見える。黒のガーターベルトが太腿に眩しい。
「おはようございます。すべて非常に順調です。私は対グノーシス専用、ヒト型掃討兵器、シリアルNo.00000000、開発名称KP-X」
待って待って覚えきれない。ぐ、ぐの…? よく分からんけど、人型兵器って事? つまりロボット?
「その認識で構いません」
…で、そのグナンタラ専用って事は、不死相手には戦えないという事では? ロボット三原則とか…。
「………死なない人間は、グノーシスとして扱っていいと思うのです。そして、私には自衛の為のシステムが設定されています」
よく分からんが、割と融通は利くらしい。
はぁ、して、そのヒト型相当兵器が何故ここに。
「不明です。製造から起動までの記録が完全に抜け落ちています。システムのエラーの為か、現在位置も日時も特定不能です」
明らかに違う世界観から持ち込まれてるしなぁ。そりゃエラーも起きるわ。
ところで、これからどーするおつもりで? 見た所、この地に縁も所縁も無ければ、拠点の類も無さそうだが。
「…現時点では、生存を優先すべきと判断します。第二に、情報の収集が急務です。協力を要請します」
協力を…って、情報を寄越せと? 知られて困るような事はないけど、多分嘘だと思うぞ。実際に見てみれば分かるだろうが…。
「それは私が判断します。いいから話なさい」
…本当にロボットなのか、こいつ…。
聊か疑問を覚えつつも、話せる事は話す。意外と簡単に信じる事は驚いたが、そう言えば「死なない人気はグノーシス扱いでいい」って言ってたな。不死の存在自体は不思議ではないって事か。
であれば、それらが辿り着く先も、そう不思議ではないだろう。不滅の存在の末路は、狂い果てて盲執の塊となるか、完全な抜け殻になるかのどちらかだ。
この地は、全てが絶え果て、不死のみが残った時の最果て。
「…そこは信じましたが、そのMODとやらはありえません」
有り得ないと言われても、実際にそうできちゃうんだからしゃーない。理屈を聞かれても俺にも分からん。今でも、実は俺一人が完全に狂って妄想しているだけじゃないかと思う事もある。
とりあえず、気になるんなら一緒に来る? 拠点…つー程の物じゃないが、篝火の場所なら案内できるぞ。
「焚火に興味はありませんが、行く当てもありません。亡者でない協力者は貴重だと判断します。暫くは同行します」
うむ。…強力っぽい戦力ゲット。何だか知らんが、この辺は妙に好戦的な美少女(元亡者)が多いから助かるよ。
…え? グノーシス相手じゃないと戦わない? そこはそれ、君を盾にすれば自衛という名目が成り立つからネ!
まぁ、そんな機会は無かったのですが。最終兵器彼女っぽいのを連れて歩いて行くと、見知った顔に出会った。
金色のヤミ殿ではないですか。
「…どうも」
何故ここに? 教会には太陽はないと思いますが…ああいや、信仰という太陽ならあるかな。
「あまり上手い事は言っていません。…私がここに来たのは、太陽に至る手掛かりがあると聞いたからです。曰く、この教会の屋上で何かをすれば、命にとって非常に重要な何かが手に入ると」
…非常に重要な何か?
「はい。そして、太陽程世界にとって重要な物はありません。命をはぐくみ、温める、大きくて偉大な中心。きっと、太陽に繋がる何かがあるのです」
は、はぁ…。まぁ、確かにこれ見よがしに教会が立ってるから、何かあると思ってたが。
あ、紹介するよ、こちら、金色のヤミさん。
「…KOS-MOSです」
「…金色の闇です」
お互い見つめ合っているが、何事だろうか? ヤミ殿の視線は、ロボット娘のオパーイに向いている気がしないでもないが、もっと全体を見ているような。
何だか知らんが、妙なシンパシーが芽生えている気がする。
「…アンドロイドが勘を語るのもおかしいですが、この先にもう一人同志がいる気がします」
「奇遇ですね。私もそんな気がします。…行きましょう」
え、あ、なに?
そういう事になった…のか? 妙に乗り気な二人に、捕まった宇宙人のように腕を掴まれて、あれよあれよという間に屋根の上へ。
この際私を連れて行くのは構わないのだが…何故に、私を出口から放り出して、自分達は出入り口を塞いでいるのかね?
逃げようと思えば、その辺から飛び降りれば篝火まで5秒で到達できるが…何を期待しているのかね。
二人の目力に逆らえず、屋根の上を……その、飛び降りて色んな物を台無しにしたくなりつつ進んでいく。
とりあえず、目前にある塔が目的地でいいか。
…いや待て、人が居る。
…少女…じゃない。ょぅι゛ょだ。
不死淫から連れ去れたばかりのあの場所に居たょぅι゛ょを思い出してヤバい予感に身を震わせるが、股間はいきり立っているのだから私もいい加減慣れたものだ。
君も一回腹上死してみたらどうかね? 意外と恍惚でヤミツキだ。もっと愛を込めてパピ!ヨン!
…ともかく、近付いてみると……お、おぅ? ょぅι゛ょなのはこの際構わんけど、リアクションと言うかテンションが低くて反応に困るな。
どことなく眠たげな視線を寄越す彼女は、整った容姿だったのは間違いない。外見年齢が年齢だから、お人形さんのようだったけど。
「…………捧げに来たの?」
…目付きに反して、言葉は割と明確。
しかしカラフルな子だな。
金の目。褐色の肌。緑色の髪。真っ赤な服に、白いマフラーのような外套。
……なんだろう、後ろから、二人から物凄い目力を感じる。私じゃなくてこの子に。一体何が琴線に触れたんだ。
ともあれ、私はともかく、あっちの子がここで得られる「命にとって非常に重要なもの」に興味があるそうだ。私はそれに協力する立場にある。
「…そう。なら、来て」
踵を返し、塔の上に登っていく。とりあえず私はついていくが、あっちの二人もついてきていいのだろうか? 来るなと言っても来る気がするが。
後ろをついて行くと、階段を上り、外に出て、更に梯子を上った先に……。
キングサイズのベッドがあった。はいはい、いつもの展開ですね。そしてボスキャラがこの子なんですね分かります。
ドでかい鐘の下、鎮座するそれ以上に巨大なキングサイズベッド。尚、吹き曝しなのに埃も汚れも無いし、シーツが捲れる事もない。訳が分からないね。
念のために聞いておくが、誰と誰? 勿論私には否はないが、ここで得られるものを求めているのはヤミ殿の方だ。そういう意味では、私よりもヤミ殿が参加すべきなのではないかと思うが…。
そう言って振り返ってみると、ヤミ殿はとんでもない勢いで飛び出して、近くの尖塔に飛び移り、こちらを威嚇した。いや、本当に他意はなかったのだが…。
貴殿はどうか、KOS-MOS殿。
「私は興味はありません。そもそも、そのような機構自体備わっていません」
むぅ、セクサロイドのような恰好をしておるというのにいやいやいやいや何でもない何でもない落ちても死ぬだけだけど痛いっちゃ痛いの。残るソウルになんかされそうな気もするし。
ふぅ……小芝居はともかくとして、ここで得られる重要な物とは何なのか。それを知らねば、話にならぬ。
ここで「一番の宝は、ここまで育んだ友情そのもの」とか言われたら、きっとこの教会は崩壊の憂き目にあうぞ。
「…子供を作れるようになる」
その話、詳しく。
「正確に言うと、ここと、もう一つの場所に行かなくては、作れるようにはならない。…私が言うのはここまで知りたければ、後は試練を乗り越えて」
うむ、やる気がみなぎって来た。君の年齢が倫理的にアカンとしても、物凄く試練を突破したくなってきた。
隣と尖塔から感じる冷たい視線にもめげず、私は奮起した。ボッキした。
では始めよう! 二人とも、手伝って
篝火から全力ダッシュで戻ってきました。律儀に待っている二人はいい人だと思う。流石に、本番現場を見せ付けられるのは不愉快らしく、塔の下に降りていたが。
塔の梯子を上り、残っている血痕から目を反らしつつ、試練に挑む。
初手、攻めあぐねる。いやだって明らかにロリだし。しかも眠たげな眼で、リアクションが薄い。もうちょっとこう…何なら怯えるフリでもいいからしてもらえると、助かるのだが。
しかしそうも言っていられない。とにかく脱がせよう。
…犯罪臭が増した。手伝って、なんて言っておきながら、あの二人がここに居なくて助かったと心底思う。
だがそれはそれとして、元気になったナニを突き付ける。無言で手を出して、包んでくれた。
妙に事務的な動きだが、行為そのものは凄まじいテクニックだった。誰がこんな子供に、こんなMODを突っ込んだんだ。私じゃないぞ。私はMODを適応させてるだけで、作ってるのは私じゃない。
明らかに、男を射精させる為の動きを知っている幼子の手。今までのマグロのように無反応な態度同様、『なんだこれ?』とでも言うような表情でシコシコされるちんぽを見つめている。
…案外、本当に何をしているのか、理解してなかったのかもしれない。彼女はMODによって変化しただけの、恐らくはボスキャラだ。異形が人間の性交の知識など、持っている筈もない。
何にせよ、早速一回目の限界が来た。篝火からここに戻ってくるまでに、道中の彼女達をモミモミするだけして発射してないから、色々限界なのだ。
アッアッアッアッ
…ふぅ…褐色ょぅι゛ょの顔面にぶっかけ…。何だか負けたような気分にならなくもないが、これで賢者タイムになれる筈もなく。
一層ビキビキきているマイサンを見て、顔にドロドロを付けたままの彼女は、私に圧し掛かってきた。
ょぅι゛ょに組み敷かれるという状況が、ご褒美か否かはさておいて、一言言わせてもらおう。
重っ……!?
いやマジで。ょぅι゛ょの体重ではない。いやむしろ下手な大人より重い。プロレスラー級ではなかろうか。
比喩も誇張も抜きで、恐らくは100キロ近いょぅι゛ょが俺の上に跨っている。このまま腰を下ろされたら、キンタマが潰れるんじゃないだろうか。痛みを感じる前に篝火に戻りたい。
そんな心配を他所に、彼女は躊躇いも無くズボンを放り出し、くまさんパンツを片足に引っ掛けたまま、躊躇いなく私と繋がった。
ある意味、肩透かしであったかもしれない。
凄まじい体重を感じさせない、非常に配慮の行き届いた体位。何よりも、彼女の中に呑み込まれるのに抵抗らしい抵抗は全く無かったのだ。処女膜どころの話ではない。まるで、私のモノを飲み込む事を最初から想定していたかのような感触。
かと言って、ユルユルなのかと思えばそうではない。一度奥まで達したと思ったら、凄まじい締め付けが私を襲う。
いや、締め付けと言うより、「本来のサイズ」と言った方が正しいのだろうか? 入る筈もない幼子の体に、無理矢理私の息子を捻じ込んだかのような、強烈かつ不自然ですらある狭さ。
なのに、彼女は痛みを訴える事無く、容赦なく腰を動かし始めた。本来なら、入れている私の方も痛みを感じかねない窮屈さなのに、スムーズに出し入れされる。
まるで、膣そのものが私のモノを愛撫する形に変わり、変化しているような…。
そんな疑問を覚えた時、私は背後から両腕を抑えられた。抵抗する暇もなく、グイッと引っ張られて仰向けにされる。
何事!?
……え、あれ? 双子…?
万歳の形で抑え込まれた私を、逆様に覗き込んでいるのは、今正に私と繋がっているょぅι゛ょとそっくりの少女だった。ょぅι゛ょではなく少女とあるように、彼女は恐らく10代後半くらいの外見だ。
にこりと笑った少女は、体を倒して私の上に圧し掛かる。手を抑え込まれ、腰の上にはょぅι゛ょに鎮座され、唇を奪われる。
一頻舌を突き込まれて、口の中全体を嘗め回される。奥の奥まで舌を突き込まれ、喉奥まで愛撫される。
酸欠になりつつ、おかしいと思う。
下半身を搾り取るょぅι゛ょの体内もそうだが、明らかにこの少女の舌は長すぎる。まるで蛇のように長く、そして執拗に送り込まれ、奥の奥まで愛撫される。それこそ、一歩間違えれば吐き気すら感じそうな場所まで侵入してくる。
喉の内側を愛撫されるような感触に悶えながら、薄くなりつつある意識の中で、ょぅι゛ょの中に思いっきり吐き出した事が分かった。その瞬間も、吸引されているかのように私の精が強引に吸い出される。ょぅι゛ょに、いや人間の女に、このような動きが可能なのか?
「…不思議? じゃあ教えてあげる…。私達は、自分の体を好きなように変えられるの。体が小さくても、繋がる時には緩くして、入ってきたら思いっきり狭くするのも。ナカダシされた瞬間に、体の中でバキュームするのも。舌を伸ばして喉の奥まで擽るのも。何だってできるわ」
なん…だと…?
言葉を出す暇すら与えれず、少女は容赦なくまた口付けてきた。腰の上で、またょぅι゛ょが踊り始めたのが分かる。
先程の一発の間に学習したのか、更に具合が良くなっている。少女の証言が確かなら、私の好む締め付けや擦れる部分を調整し、最適な形を作り上げたのだろう。
くっ、これは…ちょっと耐えられないんですが…!? と言うかせめて少女の方が繋がるべきじゃありませんかねぇ!?
「体の形を変えられるから、どっちでもあまり変わりないわ。…でも、子供にも勝てないなら、私になっても、ねぇ?」
勝てないのはどっちかと言うと、体重の為のような気がする。少女も少女で、ょぅι゛ょと同じレベルで重い。200キロの重さに、筋力ステが初期値のままでどうやって覆せると言うのだ。
あっ、またロリマンコでバキュームされるのしゅごぃぃぃぃぃ…。
篝火から戻って来た。私の喘ぎ声が聞こえてしまう二人が、死んだような目をしていた。あれから数回、篝火からここまで走ってくる事になったが、どうにも勝てない。
最初はょぅι゛ょだけが相手で、まず真っ先に私を拘束しにくる。ロリに縛られる愉悦に目覚めた訳ではないが、とにかく俊敏で、あっという間に組み付かれて、体重をかけられて動けなくなってしまう。
そうなると、もう相手の独壇場だ。一度繋がる度に、いや繋がる前の段階でも、彼女達は私の動きや弱点を常に学習し、より的確な対処を発展させている。つまり、私をより気持ちよくさせる為のテクニックを、どんどん開発・発展させているのだ。
100キロ近い体重で動きを抑え込まれ、加速度的に上昇する大火力で防御も体力も削り取られる。
暫く時間が経ったり、何とか抑え込まれずに優勢に事を進めていると、今度は背後から少女が抱き着いて来る。避けられない。そのまま二人係で抑え込まれ、動く事も許されずに吸い尽される。
ょぅι゛ょに抑え込まれてじっと観察されながら、延々と寸止めフェラされるのはご褒美ですか?
もう子供を作る云々も忘れかけて、絞ってもらおうと突撃をかけたところ、ヤミ殿にブン殴られて冷静になった。
「いい加減にしなさい。えっちぃのは嫌いです」
嫌いと言われても。これが試練なのだから、挑むしかないではないか。
元々、ここに用があったのはヤミ殿なのだし。
「確かにそうですが、太陽が無いのならもういいです。それよりも、延々とえっちぃ声を聞かされ、ここで待つ羽目になる私達の身にもなりなさい」
「太陽やら子供やらはともかくとして、いい加減私も時間を無為にするのは許容できません。先程から何度も乗り込んでいますが、勝算はあるのですか。そもそも、貴方達はさっきから性交を繰り返してばかりではないですか。これの何処が試練で、どうすれば突破した事になるのですか」
……そう言えば、それを聞いてなかった。
セックスで勝敗を決めるって、どうするんだ? イッたら負けなのか、イカせたら勝ちなのか、イッた後でもまだまだ元気だったらどうなのか。
そこからかよ、という視線が痛い。
二人係で絞られて、篝火行になる前に聞いた所。
このベッドの上で、二人をドロッドロにすれば試練突破なのだそうな。
…ナニソレ?
「子供を作る為の試練なんだから、当たり前」
えぇ~…道理と言えば道理、なんだろうか? 私が、子供を作るに足る、強くて大量の精を持っているかを確かめる為の試練…何だろうか? MODの結果なんだから言っても仕方ないとは思うけど、元はどのようなイベントだったんだろうか。
差し当たり、もうちょっとで試練突破らしいので、頑張ってみる。
追記
試練突破した後の彼女達は、今度は私の好きにさせてくれた。
攻めのテクニックは私専用に高められたものだったけど、防御はよわよわだった。可愛かった。
城下不倫街~城下不萎教区
太陽の戦士ソラール…金色のヤミ(To Loveる)
龍……エリザベート(Fate)
龍が居た橋の下に居た亡者…ニノ(荒川アンダーザブリッジ)
塔の上に居た騎士…川添珠姫(バンブーブレード)
アーマードタスク…シグナム(魔法少女リリカルなのは)
バーニスの亡者騎士…佐倉杏子(魔法少女まどか・マギカ)
六目の伝道者…カレン・オルテンシア(Fate)
カリムの騎士ロートレク…コスモス(ゼノサーガ)
ガーゴイル…エメラダ子供版・大人版(ゼノギアス)
前話で登場したキャラで、迷ったけど変更した配役
不死院から連れ去る大烏…霧雨魔理沙。強奪して死ぬまで借りてく人。でも頻繁に腎虚になって死ぬので没にした。
太陽の戦士ソラール…霊路空。太陽を探して最後、『私自身が地獄の太陽になるんだよ! うにゅっ!』とか言わせてみようかと思った。
牛頭のデーモン…上白沢慧音。牛頭。東方キャラが多すぎる気がしたので変更
飛龍…ジャンヌ・ダルク。黒か白で迷った。折角沢山いるんだから、一気に出してしまえと思った。
塔の上に居た騎士…桂ヒナギク。あの騎士に散々ヌッ殺されてソウルロストまでしたので、高所恐怖症にしてひどい目にあわせたかった。