※この作品はR-18です。

私はフロム脳ではないッ! エロゲ脳だッッ!!   作:時守 暦

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シフトが…仕事のシフトが…。
重要スタッフが怪我で2週間以上休むし、今度の月末は余計なイベントがあって棚卸も自分でやらなきゃならんだろうし、ガチのキチガイに遭遇するし、酷いなぁ。

と言うかあの女、冗談抜きで薬でもやってたんじゃないだろうか。
会話が全く通じないし、瞳孔が完全に開いてガンギマリ状態だったし。
警察があと3分早く来てくれてれば、薬物判定もできてたかもしれない。

俺が書いてる小説の狂人なんて、マイルドなんだなーって思いました。真似したいとは思いませんが。


不死街城下下層

 教会の屋上のベッドからごきげんよう、不死です。連れの二人からの視線の冷たさで、凍死しそうです。

 

 と言っても、金色のヤミ殿は、既に出立の準備を進めているのだけど。

 まぁ、正直言って、ここまで付き合ってくれただけでも充分すぎる。何せ彼女がやっていた事と言えば、見苦しく啼く野郎の喘ぎ声を、ちょっと離れた所で延々と聞かされていただけだ。そりゃ死にたくなるよ。

 とは言え、この試練によって得られる力の重要性は、彼女も認めるところである。何せ、子供を作る力だ。

 産まれてくる子供が不死なのかは分からないが、上手く増え続ければ、かつてのような賑わいに満ちた世界を、多少なりとも取り戻せるかもしれない。私の何よりの目的である。それは、彼女にとっても決して悪い事ではない。

 

 なので、彼女は去り際に、「えっちぃのは嫌いなので、自分の居ない所でやってほしい」と残していった。消極的肯定…とでも言えばいいのだろうか。目的はともかく、手段が受け入れられないらしい。…あらゆる意味で、えっちぃのは正しい手段だと思うのだけど。

 

 

 

 もう一人の連れであるKOS-MOSは、半ば死んだ目になりつつも、安全な拠点を確保しようと考えているようだ。

 心当たりはないかと聞かれたが…そう、私に紹介できる安全な場所と言えば、祭祀場くらいである。そこでいいので連れていくよう要請された。

 

 …予想外の方法で、そこに向かう事になったが。

 試練を担当していた二人によると、この教会には祭祀場に繋がるリフトがあるらしい。何でそんな物があるのか分からないが、とりあえず便利ならいいか。

 

 …? ああ、間違ってない。試練を担当していた、カラフルょぅι゛ょと少女の二人の言だ。

 勿論、彼女達は死んでなどいない。いや、腹下死はさせたんだけど、しっかり蘇って来た。死んだら二度と現れないボスとは違うのだよ。普通の人間とも違うが。

 と言うか、彼女達は不死なんだろうか? 確かに死んでも蘇ってはくるが、自分の体の構造を自在に変化させるとか、人ではない気もする。…いや、人でないものなど珍しくもないか。ドラゴンとかデーモンとか。

 

 彼女達は、私が試練を突破した事で、何かしらの責務を終えたらしい。これからどうするのかと聞いたが、これまで通りに生活するだけとの事。

 その「これまで」が、MODで作られた過去なのかは知らないが、とりあえずこの教会で暮らしていくそうだ。

 

 「子供を作る力が無くなったら困るから、時々会いに来て」とも言われたな。

 

 

 

 …そうそう、その子供を作る力なんだが、要は人間性を失わなくなる力、らしい。もう一つの試練で得られる力については教えてもらえなかったが、これは有難い。

 私は人間性=子種と考えていたからなぁ。度々死んで、それを失ってしまっていた。そうなれば、セックスはできても子供は出来ない。

 それが、いくら死んでも…いや限度はあるらしいのだが、とにかく無くならない訳だ。これは大きな進歩であるもう一つの試練にも期待が高まる。

 

 

 

 

 もう一つ出会いがあった事を追記しておく。

 試練を終えて、梯子を下りた所に何故か居た人。教戒師、と名乗っているが…何ですかそりゃ? 神父とかとは違うんだろうか。

 

 和風な服装…濃い紫の羽織に、薄い紫に着物。頭の上で結った黒く長い髪、首にかけているネックレスは何故か勾玉。

 

 

 何だかよく分からないが、対価は必要だが、罪を許してくれるらしい。…つまり…免罪符を売るの? 和風とかいう以前に、教会でそれはまずいんじゃなかろうか。 

 否定された。

 じゃあ、どうやって罪を許すの?

 

 

「勿論、話し合いです。居なくなった人とだってお話できますよ! 名弁護士と名霊媒師と名タマゴの名イトコですから」

 

 

 …話し合い、できるのか…。と言うか、ミックスし過ぎでよく分からない。

 でもまぁ、自分の行動が色んな意味でアレだって言うのは自覚してるし…ちょっと罪を許してもらいたい。

 

 

「はい、任されました! それでは対価ですが…」

 

 

 む、そう言えばそうだったっけ。具体的に、どれくらいのソウルが必要ですか? さっき試練を突破したばかりで一度も死んでないから、そこそこ持ち合わせはある。

 

 

「必要なのは、ソウルなんかじゃありませんよ…」

 

 

 妖しく笑った彼女は、帯を緩めて羽織を脱ぎ捨てる。スラリとした足が、着物の裾を割る。

 成程、魂で理解した。

 

 

 対価は白くてドロドロしたので充分だったが、結局ソウルはロストしてしまった。

 篝火から戻ってKOS-MOSと合流したら、諦めたような表情をされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…これは、何でしょう」

 

 

 …これは、恐らくリフトです。

 

 

「それは分かります。私は、何故リフトの側面にある壁から、人の臀部が飛び出しているのかと聞いているのです」

 

 

 そんなの、MODを作った人に聞かなきゃ分かる筈もない。

 …そうです、リフト+壁尻なんです。リフトの横の壁じゃなくて、リフトに壁がついてて、そこで壁尻している。

 

 壁尻。ニッチなシチュエーションではあるが、分かりやすくもあると思う。

 その名の通り、壁に穴を空け、そこを女性に潜らせる。そうすると、お腹の辺りでつっかえて、前にも後ろにも動けなくなる。これを後ろの方から見ると、誰の物だか分からない下半身が壁から飛び出しており、女性の側からは、自分の下半身がどうなっているのか全く見えない、というものだ。

 そして、竿役である男性は、その飛び出している尻を好きにできる。例え強姦紛いの事をしでかしても、壁の向こうにある女性の顔からは全く認識できず、抵抗らしい抵抗もできない、誰がやっているのか分からないから睨みつける事も、犯人の顔を覚える事もできない。

 

 実にバカエロで素晴らしいシチュエーションだが……なんだ、その。目の前にデンと置かれると、反応に困るな、白くて丸くて、いい尻だ。隠す物など寸毫すらない、完全に真っ裸の尻。

 この現実感の無さも、壁尻の重要ポイント……なのかな?

 

 

「生体反応あり。何者かは分かりませんが、生きているのは確かです」

 

 

 マジか…。しかし、これがリフトだとするなら…。

 

 

 じっと見ていると、視線に気が付いたのか、じんわりと愛液が滲み始めた。催促するように、くねくねと腰を捻って見せる。

 とりあえず、何をしろと言っているのかは理解した。

 迷わず股間の武器を取り出すと、隣で成大に溜息が吐かれた。邪魔にならない場所に移動してくれる。

 

 では…インサート! おおぅ、これはまた中々の名器。試練で何度も極上名器に搾り取られてなかったら、我慢する事もできなかったかもしれない。

 

 …む? 突っ込んだけど、リフトが動かない……ああ、私が動けばいいのか。

 顔も見えないから、感じているのか分かりにくいけど…容赦なく腰を振ると、一突き毎にリフトが下がり始めた。

 

 リフトの速度が安定しないなぁ…。私の腰の振り方に緩急をつけているのもあると思うけど、この壁尻が意図的にやってる気もする。もっと長く楽しみたいから、リフトをゆっくり下すとか。思い切り感じさせたら、ご褒美とでも言うように下がる速さが変わるとか。

 実に頭の悪い機構である。私は愉しいからいいけど、隣の人はもう完全に自閉モードに入っちゃってる感じである。

 

 

 

 ちなみに、逆に教会まで上がる場合は、尻を責めなければいけなかった。

 

 

 

 

 名前も知らない壁尻を一頻堪能し、私達は祭祀場に到着した。後始末もせずに去るが、それも含めて壁尻の醍醐味よ。…結局、相手だ誰だったのか分からず終いなのも。

 

 

 

 

 祭祀場で、私はKOS-MOSと別れる事になった。清々する、と言いたげな表情だが、アンドロイドの彼女にそのような機能はあるのだろうか?

 さてこれからどうしようか…と悩んでいたが、またしても新たな出会い。

 

 何ともおっとりしており、善良そうな僧侶は、この世界には似合わないなぁ…。いやそんな事言い出したら、私のMOD以上に世界を乱している物はないだろうけど。

 金色の長い髪、丸い眼鏡、青と白の野暮ったい…と言うと悪口のように聞こえるが、露出の少ない清楚なローブは、暖かい雰囲気と、朗らかな雰囲気を醸し出している。

 

 何と言うか…陽だまりが似合う人だなぁ。話をしてみたけど、中身が外見を裏切ってない。常識的で、真面目な人だ。

 

 

 

 

「聖なるポーズ!」

 

 

 

 

 そんな思いは、奇跡とやらを見た瞬間に吹き飛んだが。

 

 

 

 

 いや、分かるのだ。彼女も本意でやっている事ではないのは分かるんだが。実際に、ポーズを取った瞬間に体が光輝き、それこそ奇跡のように私の傷が治ったんだが。(ちなみに、コケて頭をぶつけただけだ)

 野暮ったい印象だった服は、ポーズによって強調される乳とか尻とか太腿とかのムチムチ具合を、更に際立させるコスチュームになり。

 真面目で暖かかった表情は、私情を堪えて奇跡を起こそうとする、恥じらいを湛えた嗜虐心を刺激する表情に変わり。

 僧侶という役職は、それを汚す為にある装飾に成り下がった。

 

 

 …いや、何もしてない、してないよ本当に。いくら私が不死淫や不倫街でブイブイ言わせてても、自分を治してくれた人にいきなり飛び掛かる程、人間性を失ってはいない。まだ。

 と言うか、私が向けた視線で、彼女がひどく落ち込んでしまって…。

 本人も、このポーズに思う所はあるらしい。思う所と言うか、自分の意思でやっている訳じゃないので、当然と言えば当然だが。

 

 私も、言葉と誠意の限りを尽くして謝罪し、立ち直らせようとしたのだ。実際、自分にとって恥ずかしい事でも、必要であれば、或いは誰かの為に躊躇わず行えるのは凄い事だ。

 …そう、本心から言ったのだが…むしろ、余計に落ち込ませてしまった。

 

 むぅ、治療のお礼をするどころか、気を使われさえしてしまった。ただ、奇跡を教えてくれると言うのは……有難いのか、そうでもないのか…。

 

 男があのポーズをするのはどうかと思うが、それこそ彼女の前では死んでも口にしてはならないだろう。男もアレだが、女性にとってはそれ以上に難があるポーズなのだから。

 まぁ、有効な術である事には変わりないし、私に使えるのか(ステータス的に)疑問はあるが、彼女の厚意を無下にする事はできなかった。

 

 

 

 …男性用聖なるポーズは、割とマトモだった。これを考えた奴は、絶対に狙って作っている…。

 

 

 

 

 

 

 さて、私がこれからどうするかだが…とりあえず、不倫街をもう一度歩き回ってみようと思う。

 ご無沙汰している愛人達を満足させてやらないと。それに、子供を作る事が出来るかもしれない、という事を伝えておかなければ。

 彼女達がそれを受け入れるかはともかくとして…まず間違いなく、「いいからセックスしろ」だと思うが…子作りと言うのは私だけで行うものではない。

 むしろ、女性にこそ大きな負担がかかるのだから、事前に伝えておかなければいけないだろう。

 

 

 …不死淫も、心配なんだがな。私が居なくなって、どうなっているのか。

 しかし、戻ったらまず間違いなく監禁コースなので、最低限の事だけはやってから戻らなければいけない。子供を作れるようになってから、だ。

 …そうすれば、監禁されたとしても、全員妊娠させれば脱出はできるだろうから。

 

 …別に孕ませるだけ孕ませて逃げるって言ってる訳じゃなくて…。

 

 

 

 

 

 さて、そういう訳で、不倫街に戻って来た。うむ…私も成長しているんだなぁ。エロ的な意味では。

 かつては取り囲まれたら、何だかんだであっさりと主導権を握られていたと言うのに、今では愛人達を侍らせ、ダブルフェラとかされても余裕の表情で眺めていられる。不感症になったのではなく、堪える事が得意になったのだ。

 更に、技術的にも感性的にも、彼女達蹂躙されていた頃に比べると、随分と変わった。

 今では女盛りの肉欲を、指先一つで圧倒する事も、逆に焦らしに焦らして調教する事も可能なのだ。…ま、人妻と言っても、体系だった訓練を受けた美女達ではないので、この先もっと手ごわくてエロい美女美少女が沢山出てくると思うが。

 

 愛人だけでなく、ペットも足でフミフミして悦び啼かせ、気だるい昼下がり(風のステージ)を淫靡に染め上げた。

 先に進んで、元デーモンの美少女も、今や簡単にノックアウトできる。あの魔乳は脅威で、今の私でも正面から挑めば何もかも放り出して溺れてしまいたくなるが、その衝動を捻じ伏せておっぱい虐めを満喫。

 

 更に先に進んで……元ドラゴンはどうすっかなぁ、セックスなら以前以上に骨抜きに出来るけど、あの歌だけは…。

 

 

 

 と悩んでいたところ、まだ進んでない道がある事に気が付いた。以前は確か鍵がかかっていたと思うが、今は扉が開いている。誰かが通ったのか…?

 まぁ、とりあえず進んでみるとしよう。いつでもMODを発動できるように気をつけながら、扉の向こうにあった階段を下りていく。

 

 うむ…この位置関係なら、橋の上の辺りから見下ろせたかな?

 この辺りは、どんな人が居るんだろうか。ここも不倫街の下層なので、やっぱり大人の女性かな。

 

 

 降りていくと、世界観にそぐわない、清潔で近代的な街並みがあった。どうやら、ここもMODの影響を既に受けているらしい。何度かこの上の通路で使ったからかな。

 …とりあえず、この状況であれば、女騎士達と対面した時のように、突然斬りかかられる事は無い…と思う。

 

 路を歩いていくが、左右は一軒家が立ち並んでいる。庭付きで、立派な門構え、車庫らしき物も見える。ちょっとしたセレブ…いや、金持ち達の住宅街って感じかな。

 実に平和な街並みだが、結局はMODの影響下にある訳で。

 

 

 ……ピンク髪の人妻が、庭先で全裸でオナッてるのを目撃した時には、どうしたものかと。

 ピンクは淫乱って言うけど、淫乱と露出狂はまだ別物だと思うんだ。

 

 

 いや、一応ね、脈絡もなくって訳じゃなさそうなのよ。庭にはビニールプールが広げられていて、そこには水着も放り出されている。

 …MODの効果か、夏っぽい暑さになっているから、涼むつもりでやってみたんだろう。いい年した大人がやる事かとは思うが、童心に帰るのだって時にはいいものだ。

 で、暫くパチャパチャやってたはいいが、周囲に誰も居ないし、つい魔が差して……って設定かな。

 あくまでこの状況を強引に解説すれば、そうなる…かな? ならない気もするな。

 

 

 まぁいいか。目が合った訳でもないし、このまま知らないふりして通り過ぎればいいだろう。幸い、夢中になって楽しんでいるようだから、私に気付いた様子はない。

 コソコソ進むとしましょうか。

 

 

 

 …だが、事はそう甘くなかった。本家ゲームに比べればまだ甘いだろうけども。

 日本風の庭園を見てみれば、何故か日本刀を前にオナッている着物人妻。

 一見普通だが、その実ボディペイントで庭に水撒きをしているポニーテールの人妻。

 そして、背後から何故か尾行(のつもりらしい)してくる、白い人妻。

 

 

 …最後の一人はともかくとして、露出狂の集いなんだろうか、この区域は。類は友を呼びすぎではないかね。

 そもそも、最期の一人が安牌と考えるのは、あまりにも軽率だ。私の前に先回りしてくるや、コートの下に隠れた裸体を晒して淫らに笑うくらいの事は想定しておくべきだろう。

 

 

 さて、どうしたものか…。別にここで行為に及ぶのは構わないのだが、多分また死ぬ。ソウルロストだ。人間性は…試練とやらのおかげである程度ストックできるようだが、無限という訳でもなさそうだ。

 それに、コレがゲームだとするならば、一度くらいは初見ノーミスクリアをやってみたい。

 人妻達は…いや元人妻も居るが愛人達のおかげで充分味わえている。このまま何事もなく進んでもいいだろう。

 

 

 

 

 

 なんて考えは、当然のように覆された。

 ああ、そうだね。平日昼の住宅街に居るのが、人妻だけな訳じゃないよね。

 

 

 でも、流石に雌犬が飛び掛かってくるとは思ってなかったよ。

 しかも、背後を付けていた露出狂女(仮)が「変態よ! ご近所のマーヤさんに、犬みたいな格好させているわ!」と、物凄く嬉しそうに叫びやがった。

 

 この格好をわせたのは私じゃない! どうせ犬として襲ってくるなら、他のキャラからも犬扱いされればよかろうに!

 と言うか狐っぽく見えるんですがこの人!?

 自分から四つん這いになって、ボディスーツのように見える服のおかげで爆乳が腕に挟まれて更に強調されている。

 

 犬(?)は見かけからは想像もつかない俊敏さで私に圧し掛かり、容赦なく私を舐めまわしてくる。単なる犬のよう舐め方ではない。耳、首筋、唇と、明らかに性的な愛撫を意識した舐め方だ。

 しかも、片手は私の股間をまさぐり、大きくなりかけているモノをズボンから引っ張り出そうとしていた。

 

 

「ああ、凄いわ…あんなに大胆に…」

 

 

 大胆ってレベルじゃないぞコレ。と言うか、やっぱり犬とかじゃなくて知り合いなんじゃないか。

 そんな事を呟いている、白い女も白い女だった。

 なんと、逆レされている私を見ながら、白昼堂々路上で自分を慰め始めたのだ。しかも、コートの下は裸でこそなかったものの、それ以上だった。

 

 縄だった。大人の玩具もついている。

 

 縄化粧のまま、捻じ込まれている張り型を動かす動作は非常にスムーズで、彼女がこの行為に慣れ切っている事が容易に理解できる。

 しかも…。

 

 

「なになに~? アブノーマルなエッチ大好きな変態が居るって~?」

 

「あら、それは放っておけないわね。子供達に被害が出る前に、対処しちゃいましょう」

 

「私の家なら、色々『道具』も揃ってるよ」

 

 

 ゾロゾロとやってくる彼女達。しかも、ピンク髪は水着のまま、ポニーテールはボディペイントのまま、着物は何故かオナニーに使っていた日本刀を持ってきている。

 しかも互いの恰好にツッコミ一つ入れない。

 

 そうか、こいつら最初からグルか! 最初の3人のうちの誰かに喰い付けばそれで良し。一人を相手にしている間に、他の人妻達が集まってくる。

 3人を素通りしてそのまま通り過ぎようとすれば、最初から仕込まれていた犬(?)と白い人妻が騒いで、足止めしている間に集まってくる。

 

 彼女達の『対処』がどういうものかは既に分かっているので、安心と言えば安心だが、彼女達は私をすぐに連れていく気はないようだ。

 と言うのも、今私に圧し掛かっている犬(?)が、とうとう肉棒をズボンから引っ張り出して、フェラに移ろうとしているからだ。そうしながらも、彼女は集まって来た3人と、ついてきていた1人に牽制するような視線を投げていた

 『自分が捕まえたのだから、一番搾りは自分のもの』とでも主張しているんだろうか?

 事実、彼女達は私を逃がすまいと取り囲んでも、彼女の邪魔をしようとしない。白い人妻は、相変わらず私と犬(?)を見ながら自分を慰め続けている。

 

 何とか反撃しようとするが…こ、このフェラは…!

 ねっとり、なんてレベルではない。まるで、モノを食べるという機能を放り出してでもフェラに特化しようとしたかのような、凄まじい感触…!

 暖かさよりも熱さ、柔らかさよりも奥深さ、吸い付きよりも拘束感すら感じる口の中。

 大量の蛇が這いまわっているのではないかと思う程に、彼女の口淫は淫靡で、欲深かった。まるで、教え込まれたにも関わらず、何年も放置されてその感覚を忘れていたのが、オスを目の前にして燃え上がったかのような。

 

 こ、これは堪らん…!

 何とか堪えようとしたが、それを許さないとばかりに激しく情熱的なフェラで、私の我慢の栓は、容赦なく引き抜かれてしまった。

 ダムが決壊したように弾け出す精液。それを全て呑み込んで、尚足りないとばかりにバキュームを受ける。

 尿道に残っていた残滓も全て吸い尽され、まるでバキュームだけで私に潮を吹かせようとしているのではないかと思う程の口淫を受けて、ようやく彼女は口を離した。

 

 私は全身の力が抜けてしまい、彼女の下でへたりこんだ。その私に見せつけるように、彼女は口の中を晒してみせる。大量の精液が、彼女の口内に渦巻いていた。それを自らの舌で掻き回し、味わい、そして口を閉じて数回喉を鳴らす。

 多少せき込みはしたものの、次に口を開けると、中には何も残っていなかった…いや、私から取れた陰毛が、一筋くっついている。

 

 それを見て、脱力したままの私の体は、一部だけ力が漲った。それを見て嬉しそうにする彼女だが、今度は横槍が入った。

 

 

「はい、一回は一回だから、そこまでね。力が入らない内に、運んじゃうわよ」

 

「…そうですわね。このまま、と思いましたけど…」

 

「それをやったら戦争だよ、アンタ」

 

「ね~ぇ、やっぱりこの場で一口頂戴?」

 

「絶対に一口じゃ済まないでしょう…」

 

 

 

 口々に好き勝手言いながら、私を担ぎ上げてどこかへ連れていく。

 はいはい、もう好きにして頂戴な。私も、一発だけで本番なしとかスッキリしないからね。

 

 

 …私が連れていかれた先は、私が進んできた道とは真逆の突き当りにある洋風の建物だった。

 一際大きな邸宅で、庭も手入れが行き届いている。

 

 

「ここ? ここは私の家よ」

 

 

 …白い人妻の家か。どうやら相当な金持ちらしい。それともソウル持ちというべきか。

 どうやら名家と言う奴らしいが、そんな所のお嬢様が、縄のオプション付きで露出に励むとは、世も末か。いや、そんな名家で暇を持て余しているからこそだろうか?

 

 そんな目を向けると、ちょっと逸らされた。自分でも思う所はあるらしい。でも止めないようだ。

 

 

 

「あら、これって……この感じ、まさかあの人がいるの?」

 

「ん? 旦那さん居るのかい? それはちょっと困ったねぇ…」

 

「別にいいわ。あの人、ネトラレ趣味だもの」

 

 

 ……えぇ…? それマジ? 自分の妻を他人に抱かせるのが好きなのか?

 

 

「そうよ。だから私も、こうやって好き放題できるの。あの人、普通じゃデキないから」

 

 

 首元の縄を見せて、あっさりと言う白い女。やはりこのMODを作ったヤツは狂っている。

 しかし結局旦那とやらは姿を見せず、本当にいたのか、それとも単なる設定だったのかは分からず終いであった。

 

 この後どうなったかは、言うまでもないと思う。

 確かに、この家には色々あった。白い人妻の趣味なのか、特に拘束系のアイテムが。

 私は抵抗する暇もなくベッドに括り付けられ、散々に嬲られた。

 

 人妻達は露出狂で統一されているのかと思ったが、そうでもない。ソッチ系が好きなのは変わりないようだが、それ以外にもそれぞれ趣味嗜好はある。

 

 犬として襲い掛かって来た女は、それこそエサを貪る犬のように激しく求めてくる。

 

 ピンク色の髪の女は、道具を使う事が多い。と言っても慣れている風ではなく、「流行ったから買ってみた」「一度使ったらもう飽きた」でしまい込まれていた品を、ついでだから使ってみようとしているようだ。…と言うか、旦那に一度でも使ってみたんだろうか…どう見ても、一度も使われてない品だったんだが。

 

 ポニーテールの女は、何というか…励ますと言うか尻を叩くような? スパンキングじゃなくて、「出来る子なんだから、ちゃんと立たせてみなさい!」みたいな感じの。セックスは愛情をたっぷり感じる、しかし根っこは自分の欲を満たす為。包み込まれているような、エサを目の前に吊るして、走らせるのを楽しんでいるような、そんな感触だった。

 

 そして着物の女は……ドSだった。鞭をペチペチする感じの。日本刀だと思っていたら、それは外見だけで、中から鞭が出てきたのだ。更に着物を脱ぐと、既にボンテージが着込まれていた。蝋燭まで持ちだしてきた。絞り殺されるのも突き殺すのも好きで、事故とかで死んでも平気な私だが、痛いのが好きな訳ではないのだ。ついつい興奮して、「あ、なんかいいかも」と思うくらいに上手だったのが悔しい。

 

 彼女達は私の限界など知った事ではないとばかりに好き勝手に私を貪り、遂には私を篝火行にしてしまった。

 完全に拘束されていたので、全く反撃できず。久方ぶりの完全敗北だった。

 

 

 

 篝火から戻ってきて、対策を考える。彼女達は、既に自分の家…最初の配置に戻っているようだ。

 となると、やはり戦術の基本は各個撃破だろう。

 

 まず最初に目についた、やはりビニールプールで露出オナニーをしているピンク髪の彼女に速攻をかけた。

 

 

「ああっ、凄い、凄いのぉ! こんなの知っちゃったら、もう道具やあの人なんかじゃイケないのぉ!」

 

 

 やはり、彼女一人であればどうとでも出来る。暇を持て余しているからか、自慰で散々自分を開発したのだろう。それに任せた不倫の経験が(或いはその設定が)どれだけあるのかは分からないが、技術的にもそこそこ程度でしかない。締まりと体の柔らかさは凄かった。

 ともあれ、彼女をパンパンしていたところ、それを目撃した追跡者…白い人妻に発見され、すぐに前回と同じ面々が集まって来た。また洋館に連れていかれ、篝火行になるまで遊ばれた。

 幸い、繋がれた場所は同じだったので、拘束される直前にソウルと人間性は回収できた。

 

 

 まずは見張り役を倒さねばならない。成程、全く持って道理であった。

 私は白い人妻の行動範囲を予測し、そこに丁度良く公園と茂みが会った為、そこに潜んだ。

 予想通りにやってきて、そのまま気付かずに露出オナニーを始めたので、これ幸いと拘束し、茂みに引き摺り込んで口を塞いで犯した。

 

 

「魅了のセックス? 既婚の女に向かって、随分な……あっ、あぁ、駄目、駄目なの、ネトラレはプレイなのに…魅了されちゃう…!」

 

 

 彼女も個人戦闘力(エッチ的な)は左程高くはなく、陥落させる事はそうむずかしくなかった。そう、あと1分2分もあれば、肉棒欲しさに私に隷従を申し出ていた事だろう。

 だが、背後から襲って来た犬(?)に捕まり、彼女の遠吠え(と言うか呼び声)でまたしても皆が集まり、逃げ切れずに洋館に連れていかれた。私の味を覚えた、ピンクと白の人妻の勢いが凄かった。篝火に戻っても、まだ吸い付かれている感触が残った。

 ベッドに繋がれる前に、ピンクと白に襲われてそのまま話が進んでしまった為、ソウルはまたしてもロストしてしまった。

 

 

 

 

 むぅ、よもや見張り役が隙を生じぬ二段構えだったとは。

 白い人妻は篭絡できそうだが、どうしても時間はかかる。その間に、犬(?)に気付かれてしまうだろう。

 逆に、犬(?)は…あの貪欲さからも分かるが、相当な欲求が溜まっているようだ。その体力と欲求を全て解消してやろうと思ったら、白い人妻以上に時間がかかる。

 あの口淫も脅威的。下手をすると、返り討ちにあてしまいかねない。

 

 かといって、他の人妻達に仕掛けても、やはり見張り役のどちらかに見つかってしまい、同じ末路が待っている事だろう。

 

 

 

 …ふと思いついた。逆に、あの洋館に先に行ってみるのはどうだろう。どうやら白い人妻は、公園での露出自慰を習慣にしているらしく、一度始めればそこから暫く動かないようだ。

 ならば、その隙を突いて洋館に進む事は、そう難しくないだろう。

 行ってどうするのかは、その時に考えればいい。何なら、私を拘束するいつもの部屋に仕掛けをしておくとか、適当なメイドを篭絡して裏切らせるとか、出来る事は沢山ありそうだ。

 

 そうと決まれば、早速行ってみるとしよう。

 

 …二度篝火まで戻された。一度は白い人妻から隠れている間に、タイミング悪く犬(?)が近くにやってきてバレた。もう一度は、行きがけの駄賃とばかりに不倫街で愛人達+ペット+牛と遊んでたら、限界を見誤ってつい…。

 

 

 

 まぁ、後は運とタイミングの問題で、割とすんなり通る事ができた。いつも洋館まで一直線なので、そこかしこを見物しながら進んだところ、気になる物が二つ。

 ドンドンと内側から叩かれる、鍵のかかった扉。…中から、幼い子供の声がする。

 

 

 

 いやアカン、アカンやろこれ。普通の家なら子供が遊んでるだけって可能性もあるけど、ここどう見ても倉庫やぞ。

 虐待か? 虐待なのか? 仮に虐待だとしたら、人妻達はここの事を知っているのか? せめて、遊んでた子供がうっかり扉を開かなくしちゃっただけだと思いたい。

 戦々恐々しながら、私は扉越しに声をかけた。

 

 

 

「は、はい、私は大丈夫です! いじめられたりとかはないです! えっと、その、お手伝いをしてたら…出られなくなっちゃって。いつも、この時間は外を歩いちゃいけませんって言われてますけど」

 

 

 …とりあえず、家庭裁判所を探す必要はなさそうで一安心だ。それとも警察だったか? 医者か?

 …そう言えば医者は必要だな。特に産婦人科が。

 

 それはともかく、扉の向こうに居るのは幼い子のようだ。声と見た目だけロリで中身は合法という可能性もあるが。

 開けてほしいと言われはしたが、どうやって開けたものか。扉にはガッチリ鍵がかかっており、倉庫の中を覗き込めるような窓もない。空気の心配だけはないようだが、熱中症になる可能性はある。何せ、外はビニールプールで自慰したくなる程度には夏日和だ。

 

 むぅ、人妻達に頼るか? 流石にこの事態なら協力してくれると思うが。

 

 

「あの…ここから出られる方法は知ってるんですけど、私にはそれが分からなくて」

 

 

 何? 知ってるけど分からない…とは?

 

 

「えーっと、そこの辺りの壁に、穴がありませんか?」

 

 

 穴? ……少し探してみると、確かにある。覗き込んでみると、中は真っ暗だった。どうも、倉庫の中まで通じる穴のようだが、大きさは10センチに満たない程度。

 これが?

 

 

「そこに鍵を差し込んで暫くじっとしていれば扉が開くらしいんですけど、その鍵っていうのは、男性が持っている強くておっきい棒らしいんです」

 

 

 

 

 さて、帰るか。

 

 

「え? 何で何で!? 待ってください、何か嫌な事でもあったんですか!?」

 

 

 嫌な事ってお前……いや、失礼ながら、年齢を聞いても?

 

 

「え、私ですか? 〇歳ですけど」

 

 

 一桁ッ……!?

 む、むぅ…人妻ばかりのこの場所に、何故このような子が。いや子供が居てもおかしくない年齢の人は居るけど。

 

 もしもこれが自称ではなく本当の年齢なら、そういう知識がない可能性もあるか…?

 …そう言えば、さっき「いつもこの時間は外を歩いてはいけない」と言うのは? むしろ、時間的には真昼間で、安全な時間だと思うんだが。

 

 

「お母さんから聞きました。この時間は、外を恐ろしい怪物が歩き回るんだそうです。なんでも、裸でなんだかよく分からない事をしたり、その怪物を見つけた人を巣まで連れ去って食べちゃったり、私みたいな子は自分と同じような怪物にしようとしたり」

 

 

 ああうんどう考えてもあいつらですね本当にありがとうございます。外を出歩いてはいけないと言うのは、自分達の趣味を邪魔されない為なのか、それとも流石にこんな子に業の深い性癖を植え付けるのは躊躇われたのか。

 …どうしよう、外に出していいのか不安になってきた。今正に、あちこちウロついていると言うのに。

 

 しかし、やっぱり熱中症のリスクには勝てない。

 …お嬢ちゃん、多分私は、その鍵…男性が持っている強くておっきな棒を持っている。しかし、それを見せる事はあまり良い事ではないんだ。頼むから、倉庫の中で目を瞑っていてほしい。

 

 

「あ、大丈夫です。真っ暗で、殆ど何も見えませんから。…それでも目を閉じた方がいいなら、そうします」

 

 

 では頼む。真っ暗な中、不安で仕方なかったと思うが、もう少しだけ我慢してほしい。

 

 

 念のため、背後と周囲を見回して白い人妻も犬も近くに居ない事を確認する。それでも現れるようであれば、彼女を助ける為の助力を請うとしよう。

 白昼堂々、ナニを出す。…特にエッチな刺激も無かったので、小さいままだ。仕方なく、自分でしごいて刺激し、ある程度大きくしてから、穴に突っ込んだ。

 

 

 

 弄り回されました。…うん、こうなるよね。ちょっと期待はしてたのよ。中に居る子が、本当に何も知らない子だって可能性と、突っ込めば気持ちいい展開になるって可能性の両方に。

 これ、中はしっかり明かりとかあるんだろうか? どうも、中の子が突き込まれたイチモツを、好奇心のままに触り倒している感じがする。

 痛みなどはないが、何と言うか…もどかしい。

 

 ここの所、ドスケベ熟女達に散々しゃぶりつかれ、吸い取られるのに慣れていた為か、柔らかくて暖かい手で、恐る恐る触れられるのは非常にじれったい。

 技術も無い。知識もない。特別な行為と言える事は何もしていない。ただ、罪悪感と言う名のロリコン魂を掻き立てる、ぷよぷよした掌の感触から逃げる気になれない。

 

 時々、鼻息らしきものがかかる。徐々に視線すら感じるようになってきた。壁越しなのに、ゴクリと喉がなる音すら聞こえた。

 私のモノを触る二つ手の掌は、その動きを速めていく。意識してはいないだろう。ただ、無意識であろうその動きは、拙いながらも私の弱点を確実に探しだしていた。

 ビクビクと私の意思に関係なく、モノが反応し。先端に、チュッと何かが押し付けられて。

 

 

 

 …うぅっ!

 

 

 

「はにゃっ!? ……あ……は…はにゃ~ん……」

 

 

 この状況で射精してしまうのも屈辱だが、このまま堪えていては話が進まない。…決して、我慢できなかったのではないのだ。ロリコン魂に目覚めて、ついついいつも以上に興奮してしまったのではない。

 ともあれ、私が射精すると、倉庫の中のょぅι゛ょは驚いたような声をあげ、惚けてしまったようだった。

 

 トサッと地面に座り込んだ音が聞こえる。

 

 

 

「……あ…これ………………んっ…にが…」

 

 

 ピチャリと粘着質の音も。…もうこの際、何も言うまい。集団で拉致って、ネトラレ趣味の旦那の居る家で、集団逆レに及ぶ有閑淫乱人妻ズに比べれば余程マシだ。例え、こういう事をする為に、自分から閉じ込められて罠を張っていたのだとしても。

 そう考えて、色々な事を誤魔化そうとしていた私だが、取ってつけたようにキィ、と音がしたのでそちらを向いた。

 

 …扉が開いていた。もう一度閉めて、今度は二度と開かないようにしてやりたい気持ちを抑えながら、肉棒を戻して中を見る。

 

 

「あっ、ありがとうございます! おかげさまで助かりました!」

 

 

 そこに居たのは、一人の少女…いやょぅι゛ょ……S学生はょぅι゛ょに入りますか? 入りますかそうですか。

 何やらマジカルな…いやリリカルでも万華鏡でもないけど…ステッキを片手に持ち、何故かランドセルを背負っている彼女。制服を着ているのはS学生だからと割り切るとして、お手伝いの為に倉庫に来たと言っていたな。何故倉庫にランドセル背負ってくる…。

 ついさっきまでの行為などまるで知りませんとばかりに、彼女は頭を下げた。

 

 

 …あれ、ひょっとして、本当に彼女じゃない? 射精のタイミングからして、少なくとも顔面に思いっきり浴びたであろうに、それらしい痕跡は何もない。

 表情も、赤面しているとか惚けているとかはなく、平静に見える。

 

 …いや待て、平静すぎないか? 倉庫に閉じ込められていたょぅι゛ょが、こうやって解放されてすぐに平静でいられるか?

 何より、私の直感が告げている。この少女、見た目通りの可愛らしい存在ではあるが、同時にジャパン全土の大きなお兄さんから、恐ろしい程の精を搾り取った妖女であると!

 

 …でも実際、痕跡無いな…。

 ところでお嬢ちゃん、これからどうするの?

 

 

「お母さんにお遣いを頼まれてるんで、もう行かないと…。あ、また会った時にお礼させてください!」

 

 

 はいよー。ところで、お母さんってどんな人?

 

 

「? どんなって言われても…優しい、普通のお母さんですよ? 何故か髪が白いけど」

 

 

 オゥフ、白い人妻の子供ですか。雪ん子じゃないんだ。いや何でもないんだ、ちょっと気になっただけなんだ。

 ……あれ、これだけでおしまい? 何かこう、NPC的なイベントは? 金色のヤミ殿や、KOS-MOSと同じような感覚だったんだけど。

 まぁ、何もないなら仕方ないか…。とりあえず行こう。

 

 

 

 

 

 

 

 正直、ここで白い人妻に見つかるんじゃないかと思ってたが、幸いにもそんな事は無かった。

 それはそれとして、洋館にもうすぐ着くのだが、その手前に少し大きめの橋と広場があった。公園にでもなっているのか、そこで数人の少女達が何やら戯れている。

 

 彼女達はモブ敵なのか、それとも背景なのか。どっちにしろ蔑ろにしているようにか聞こえないが、そのモブ敵に散々搾り取られて篝火行になるのが私である。

 警戒しつつも進んだのだが……………?

 

 

 ……気のせい…かな? 何だか、違和感があるような。この場所にではない。戯れている少女達にだ。

 ひのふのみの…計5人。全員が同じグループに居るのではなく、一人で椅子に座っている者も居れば、二人で何やら話し込んでいる者も居る。よく分からない行為をしている者も居る。

 全員が、何やら体よりも大きな棒のようなものを持っているのは…流行だろうか?

 

 じっと観察しているのに気付いたのか、彼女達の内一人が私に近付いてきた。

 

 

「何ジロジロ見てるのよ。気分悪いわねぇ…」

 

 

 これは失礼。何で皆棒を持ってるのか気になったもので。

 

 

「アンタには関係ないでしょ」

 

「まぁまぁ『私』。確かに他人には不思議に思えるでしょうし、そう尖らずに」

 

「ハッ、聖女様はいい子ちゃんねぇ。虫唾が走るわ」

 

 

 

 聖女…?

 いや、それは置いといて。彼女達に違和感を覚えた理由が、ようやく分かった。棒など些末事に過ぎなかった。

 

 彼女達は、みな顔付がソックリだったのだ。双子…いや、五つ子かと思う程に。

 一人、明らかに年齢が低い事を除けば、分身して服を変えただけと言われても納得するだろう。表情が明らかに違うが。

 

 私の前で繰り広げられる…し、姉妹喧嘩? に気を取られ、私は気づかなかった。私が、既に彼女達に包囲されている事に。

 

 突然、私の視界が大きな布に遮られる。

 

 

「トナカイさん、ゲットです!」

 

「よくやったわ小さい私! そのまま抑えつけなさい!」

 

 

 抵抗する暇もなく、なんだか棒……いや、これは旗? でグルグル巻きにされ、地面に抑えつけられてしまった。そして、何故か私の背中に小さな子が騎乗した。

 さっきまで喧嘩していた二人も、険悪な空気は何処へやら。二人係で私を担ぎ、えっほえっほと近くの家に連れ込まれる。

 

 

「さて…とりあえず捕まえたけど、こいつどうする?」

 

「後先考えてなかったんですか…」

 

「うっさいわね。アンタだって大喜びしてコイツを運んでたじゃない」

 

 

 むぅ、同じ顔と声が一杯で誰が誰だか分からなくなりそうだ。

 服装はみんな違うのにな。何故か鎧のような姿の二人は、デザインは似ている部分もあるが、色が白黒の子達。

 体系がよく分かるピッチリした服にミニスカート・ブーツで生足が眩しい子。

 ちっちゃい子は、白い服と…コート? マント? に、緑と赤のリボン。兜(?)には何故かベルがついている。

 

 

 えーと…君達って、ここら辺の子?

 

 

「ええ、そうです。と言うより、ここは私達の家ですよ」

 

 

 あ、そうなんだ。この辺りのこの時間帯は、とんでもないオバケが出るから外を歩いちゃいけないんじゃないの?

 

 

「それ、洋館のオバサンが子供に言い聞かせてるデマでしょ。全く、ヘンタイ共が…」

 

 

 そこまでは知っていると。私はその連中をどうにかしたいんだけど…。

 

 

「どうにかって、どうするつもりよ。アンタ、何度もあの連中に屋敷に連れ込まれてるじゃない。どうせ同類でしょ」

 

 

 頭の中に性欲しかないのは否定できない! ついさっきも、実はこんな事が…。

 

 

「ほうほう……えっ、そんな方法が! 流石私のライバル…でも、トナカイさんをゲットするのは私です!」

 

 

 ライバルって何だよ。確かに、年代的には同じくらいだけど。

 

 

「あっ、待ちなさい、ちょっと待って! 流石にその年齢じゃ!」

 

「サンタだから問題ありません! トナカイさん、合体です!」

 

 

 

 どういう展開なのかよく分からないが、とりあえず合体と言われて素直に従ってしまう自分が悲しい。

 ふふふふ、どうせこうやって拘束されて連れ込まれた時点で、こうなる事は分かっていたとも。

 それで? 君達はどうするのん? 私はこの子と合体するけど、君達だってそのつもりだっただろう? この地区に住んでるんだから、周りに影響されちゃうのは仕方ないよねぇ。

 

 

「そうです…おっきい私も、ちゃんと育った私も、こういう事をしちゃうのは仕方ないんです…」

 

 

 今まで経験してきた穴とは違う、本物のロリマン。試練を受けた時のような、最適な形に変えてから繋がるのではない。まだ使うには早すぎる穴を、強引に使う…どっちかと言うと使われている気がするが…背徳感。

 それをガン見しながら、止める事もせず、言葉を失う彼女の……姉、でいいのかな?

 

 とりあえず、まずはこの子をコマして、主導権を握るとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 堪能させていただきました。揃いも揃ってアヘ顔になるまで気持ちよくさせてあげましたとも。

 確かに、若く健康な肉体は熟女達とは違った魅力がある。溺れてしまいそうになったのは確かだ。

 しかし、全く経験が無く、技術もない彼女達では、私を囲んだ程度で絞り殺す事は不可能だった。

 

 動けなくなった黒い子を、失神しそうになるのを腰で叩き起こしながら外を見る。そこには、私が何度も連れ込まれた洋館が立っていた。

 ふむ、これはよい拠点を手に入れたぞ。偵察するにも休むにも、この子達を嬲って気晴らしをするにも、何とも都合のいい拠点じゃないか。

 

 うん…とりあえず、今日はあの白い人妻が洋館に戻ってくるのを待とう。それまで、この同じ顔の子達を延々とヨガらせるのだ。

 

 

 

 

 抜かずの3連発+急所に対する三段突きで、白い子を腹下死まで追い込んで、静かになった部屋で少し休む。同じ死に方をした少女達が転がっているが、不死なので問題ない。

 そもそもからして最後は自分から『突き殺してください』って叫んでたしね。死に顔は、安らかではないが嬉しそうだった。

 

 さて、それは置いといて…。日も暮れる頃、白い人妻は戻って来た。それに合わせて私も洋館に忍び込む。

 …一応、旦那とやらの姿を探してみたが…影も形もありはしない。やはり設定だけなのか。

 

 

 まぁいいか。とりあえず、白い人妻は、突然不法侵入してきた私を見ても、驚くどころか喜び勇んで歓迎してきた。

 …同じ顔の彼女達を突き殺した残滓を、後始末もせずにやってきたのにな。ていうか、裸だったし。

 

 やはり、以前の…彼女曰く、魅了のセックスで、完堕ちしていたようだ。自ら跪き、他人の破瓜の血と精液と愛液の痕跡が残る私のモノにしゃぶりついてくる。

 私はそれを一端拒絶し、彼女達が私を縛り付けた部屋に連れて行った。当然、彼女の動きを封じるために拘束具をつけてやったが、緊縛が大好きなこの女にとってはご褒美でしかなかったようだ。

 まぁ、個別撃破できるんだから、何でも構わない。程なくして、拘束されたまま、力なく項垂れる女一人出来上がった。

 

 まだ夜は始まったばかり。さぁ、次の家に行こう。

 

 

 

 次に来たのは、あのピンク髪の、庭でビニールプール遊びしていた女の家。こっちもこっちで豪邸だ。だが警備は緩いな。

 一応家の中を探してはみたものの、やはり夫は居ないし、子供居ない。ただ、女の子の部屋らしき場所はあった。どうやら、今は修学旅行に行っている最中らしい。そういう設定なのか、本当に一時居ないだけなのかは分からないが…。

 

 とりあえず、娘のベッドの上で、失禁するまで責め立てる。勿論、制服コスプレさせる事も忘れない。

 こんな光景を見たらきっと娘はグレると思うが、この淫乱ピンクの娘で、MODの補助がある事も考えると、自分にもしてくれと懇願してくる可能性もあるね。

 

 

 

 淫乱ピンク人妻がピクリとも動かなくなった。次からが本番だ。ここからの女は、まだ堕としていない。

 着物か、ポニーテールか…。彼女達の情報は、白い人妻と淫乱ピンク人妻と同じ顔の彼女達から聞き出してある。

 暫し悩んだが、ポニーテール人妻に狙いを定めた。

 

 曰く、二児の母とは思えぬスタイルで、武道の段位持ち、漫画だか雑誌だかの編集長でもあるキャリアウーマン。近所でも有名な肝っ玉母ちゃんなのだそうな。完璧超人か?

 まぁ、その完璧超人が、何でボディペイントでウロウロしてるんだって話になるけど。

 

 その一方で、着物人妻についてだが…これがまた厄介で、所謂『極道の妻』という奴らしい。そんなのが何で、白昼堂々刀使ってオナッてるんだろうねぇ。と言うか、それを目撃した上に何度もヤッて…いやヤられてるんだけど、これ大丈夫だろうか。単なる設定である事を祈る。

 まぁ、そのような背景があるので、着物人妻を堕とすには、他の人妻の協力が必要そうだと思った次第である。

 

 

 さて…では、そのポニーテール人妻だが。

 

 

 

「美味しい?」

 

 

 晩御飯のご相伴に預かっています。いやね、聞き出した情報に従って家に近付いたら、もうその時点でバレちゃってたの。凄いね、武道家。

 

 

「別に武道家って訳じゃないわ。日ごろから、色々な事に気を配っていたら、自然と出来るようになる事よ」

 

 

 パネェ。タツジン!

 

 

「ま、それはともかくとして…今まで悪かったわね。こっちにも付き合いってものがあるから」

 

 

 集団逆レで絞り殺すのを、その一言で済まされても。まぁ私も、不死達を何度も腹下死させて平然としてるから、人の事は言えませんが。

 …ところで、子供が二人いるって聞いたんですが。

 

 

「二人とも、友達の家にお泊りよ。だから…貴方にその気があるなら、今までの『お詫び』もしてあげたいんだけど?」

 

 

 結局、そこに行きつくと。

 私としても否は無い。こうして向かい合ってみると、この人妻はあまりにも魅力的だ。自分の魅力を理解し、その使い方をよく知っている。

 酸いも甘いも自分の魅力に変えてきた、大人の女から火遊びの誘い。

 

 …お詫び何ていいつつ、自分が独占してヤりたいだけでは?

 

 

「否定はしないわ。…でも、そうね…それじゃ、私ばっかり得しちゃうし…こういうのはどう? 私を満足させてくれたら…園崎さんを堕とすのを、手伝ってあげるわよ。その為に、私の所に来たんでしょう? メスを、二人…いえ、5…6…7人くらい抱いて、その直後なのに」

 

 

 

 …本当に、千里眼でも持ってるんだろうか?

 ともあれ、理解しているなら話は早い。Win-Winの取引も出来上がっている。ならば、後は目の前のスタミナ増強料理を食い尽し、極上のデザートに向かって喰らい付くのみである。

 

 

 

 

 

 ポニーテール才女は、一際手ごわくはあったと思う。知的な女は夜が激しい、というのを実感しました。

 だが、やはり元がモブにMOSを適応しただけ、という限界を超えられなかったようだ。率直に言えば、HPが低いのだ。攻めに回ると強いが、3度もイかせれば腰砕け。後は煮るなり焼くなりお好きにどうぞ状態だった。

 それなのに、膣だけは私の精を搾り取ろうと無意識に反応しているのだから素晴らしい。武道の達人だけあって、無意識に戦う術も持っているのか。

 

 

 

 

 さて、夜も更けてまいりました。ポニーテール人妻とゆっくりピロートークで語り合い、夫のモノと比べさせたり、『娘を差し出せてと言ったらどうする?』『そんな事言えないように、絞り尽くしちゃうわ』なんてバカ話をした後。

 残った人妻と、犬をどうするかで話し合った。結論から言ってしまえば、囲まれなければ全く問題はないそうだ。

 確かに、犬は人が犬っぽくふるまっているだけなので、戦闘力は非常に低い。二本足で動いている時の方が、よっぽど強いだろう。そして、本人もエッチが大好きなので、寝技に持ち込んでしまえばどうにかなる。本物の犬よりも貪欲だが、逆を言えばそれだけ感じやすく、防御力は低いのだ。主導権さえ渡さなければ、何とかなる。

 

 着物人妻…つまり極道の妻だが…ポニーテール人妻に言わせると、それこそ大した事は無いらしい。確かに彼女は、大きな組の姐さんポジションにいる。ヤッパの扱いも出来る。

 が、戦闘力で言えば、ちゃんとした武道を修め、実戦レベルで使用できるポニーテール人妻の方が圧倒的に強いのだそうだ。要は、立場と迫力で『恐ろしい』と感じさせる人種な訳だ。

 実際の社会では、個人戦闘力よりも、着物人妻のような人間こそ恐ろしいのだろうが、生憎ここでは違う。組…率直に言えばヤクザ達は存在しないのだから。

 

 

 つまるところ、二人揃って正面から撃破すればいい、というのが結論だったのだが、私はそれに待ったをかけた。

 別に恨んではいないが、着物人妻にはケジメをつけてもらう必要がある。

 

 

「けじめ…? 何かやったかしら? ショック死するまで搾り取ったなら、それは私達も同じだし」

 

 

 それもあるが…アレだ。着物の下のボンテージを開放した時の事を思い出せ。私を拘束具に繋いで、ムチと蝋燭でチーパッパされたのを、私は忘れていない。

 ちょっと特殊性癖に目覚めかけたりもしたが、あれは割と真面目に痛かったんだぞ。

 

 

 と言う訳で。

 

 

 

 

 

 

 

 はい、私がまたしても捕らえられたという報告を聞き、ノコノコと洋館までやってきた着物人妻がこちらになります。

 おーおー、慌てている慌てている。無理もないなぁ。

 私が繋がれているいつもの部屋に来たと思ったら、白い人妻と淫乱ピンク人妻とポニーテール人妻が一気に襲い掛かり、逆に着物人妻を拘束したのだから。

 

 うん? いやいや、見ての通りさね。この3人、ヤリまくって私のいう事なら何でも聞くように躾けただけだよ。

 そして、今度は君の番だ。私を危うくアブない趣味に目覚めさせるところだったのだ。報復を行う事は、私にとって当然の権利である。

 具体的には、その着物の下の女王様ボンテージが、雌奴隷ボンテージになるよう、新しい趣味を掘り起こしてくれよう。

 心配するな、ヤる事は今までと同じで、ちんぽとまんこで合体するだけだ。鞭を振る人が変わっただけでな。

 

 そう言うと、お冠な着物人妻は、ギロリと私を睨みつけて啖呵を切った。

 

 

 

「ここまでバカにされちゃ退けないねぇ!! 鹿骨の鬼姫、園崎茜ッ!! 突っ込まれたチンポは絞り尽くすまで離さないのだけが自慢さぁ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ほーれ絞り尽くすまで離さないんだろう? 抜いちゃうぞ、離れちゃうぞー。

 

 

「ああっ、抜かないで、抜かないでおくれ! もっと奥まで貫いておくれよぅ! あたしが悪かった、悪かったからぁ!」

 

 

 

 着物人妻改め、ボンテージ人妻は、日が昇る頃にはすっかりM奴隷になっていた。

 元々、こういう気質であったのだろうなぁ。組の姐さんという立場の為に、弱い所を見せない、サディスティックな性癖を持っていたが、実際はその逆だったという訳だ。

 今も、目の前で他の人妻達と楽しんでいる私を見ながら、浅ましく自分を慰め、もう一度突っ込んでくれと尻を振っている。戯れに鞭を振るってやっても、悦ぶだけで罰にはならない。

 

 想像以上にドMな変態と化してしまったが、これはこれで良しとしよう。今後は着物の下には、ボンテージだけでなく色々とバリエーションを持たせて仕込ませようと思う。

 

 

 

 

 さて、そうなると、今度は最後の一人。犬と言うか狐と言うか、まぁとにかく道を進んでいくと飛び掛かってきたり、歩き回っては飛び掛かってくるあのメスだ。

 最後の一人だし、気楽に、しかし油断せずに奇襲+袋叩きにしようと思っていたのだが……うーん、失敗したかな。これまで手懐けた4人の人妻が、完全に腰砕け・失神で動かなくなってしまった。

 

 となると、最後は正々堂々と? それでも勝てない事はないと思うけど………ん? あれは…。

 

 

 

 

 

 

 

 とある作戦の仕込を終え、私はいつかの道を歩いていた。よく注意してみると、この先にあの犬だか狐だかの影が見える。

 どうやら、あの時同様に、不意を突いて飛び掛かってくるつもりらしい。

 

 

 だがそこまでは想定内。私は何気なく道を歩き、後ろで小さな音がした瞬間、サイドステップで飛び掛かりを回避した。

 そこに居るのは、予想通りに四つん這いになり、キツネ耳なのに犬のような動きをしているあの人妻。…これまで私を何度も貪った為か、肉感的に色気に深みが出ている気がする。主に腰回りに。

 

 彼女はそのポーズのまま、見せつけるように、挑発するように舌を出して見せた。べろぉ、と擬音が聞こえてきそうなくらいにドロドロの舌で、何かを舐めるような動きをして見せる。

 私は迷わず挑発にのり、いきり立った肉棒を見せ付けた。

 ハートマークになった目を隠そうともせず、彼女はジリジリと近寄ってくる。

 

 焦れったくなる程ゆっくりと、彼女は私のモノに舌を這わせた。…恐らく、これは時間稼ぎだ。

 こうしてゆっくりと私の相手をする事により、より長く楽しむだけではなく、他の人妻がやってくるのを待っているのだろう。そうして、数の力で私を捕らえ、洋館に運んで逃げられなくしてから、私をゆっくりといただこう…という魂胆なのだろう。事実、それと同じやり方で、何度絞り尽くされた事か。

 だが、その思惑を知りながらこうして乗っている以上、私にも策というものがある。

 

 

「へ、へんたい! 変態よ!」

 

 

 声が響く。いつぞやの展開を思い出させるな。あの時は、白い人妻が私を変態扱いしたのだった。

 だが、今回響いた声は、あの白い人妻ではない。それに動揺した女は、闖入者に目を向ける。

 

 そこに居たのは、黒を基調とした服に身を包んだ女。そう、洋館の手前の家の住人だった、同じ顔をした彼女達の一人である。

 しかし、随分と迫真の演技というか叫びである。実際、私もこの女も、変態にしか見えないが。

 

 

 

「何やってるのよ母さん!」

 

 

 

 ………えっ!?

 

 

「し、新宿オルタ…違うの、これは…」

 

 

 新宿オルタってそれ名前かよ。と言うか、マジで親子? 

 

 

「…はい、真に遺憾ながら…私達5人姉妹の実母です…」

 

 

 頭に手を当ててへたりこみながら、白い子が投げやりに返事をした。

 マジか…。これはショックどころの話じゃないなぁ。実母が路地裏で、犬の真似事をしながら男を漁っているとか…。グレるを通り越して、家庭崩壊待ったなしだ。

 しかし、ある意味納得はできるかもしれない。この姉妹のエロさは、この母からの遺伝だろう。特に末っ子。

 

 彼女達は暫く、軽蔑と絶望と失望の目で実母を見ていた。言い訳をする実母は、その間も私のナニから手を離さず、シコシコしていた。言い訳する気があるのかね、本当に。

 

 

 

 そんな状況でも萎えない私に関心していると、へたりこんでいた黒い鎧っぽい服を着た子が、無表情に立ち上がって実母に近付いた。

 そして、四つん這いになったままの母の尻に…いや、メスの証に指をかける。

 

 

「…ここね」

 

「お…オルタ…?

 

「ここね。ここが悪いのね? この恥知らずでどうしようもなく淫乱な、この部分がいけないのね!? そんなに飢えてるなら、私達で満たしてあげるわよ! 尤も、真っ当なやり方でされるとは思わない方がいいけどね! これが、これがいいんでしょ!? 精々楽しみなさいよ変態! あんって啼け!」

 

 

 

 …キレてしまったようだ。無理もない。

 うぅむ、洋館手前の家で、彼女達が復活していたので、一人2発を対価に協力を頼んだのだが…悪いことをしたかな。

 本来なら、白い人妻の代わりに騒ぎ立て、私ではなくこの女を変態扱いして捕縛し、そして一方的に蹂躙…という作戦だった。白い子は難色を示したが、黒い子と小さな子は「合理的」とか「一方的に踏みにじるのがいい」と賛同してくれた。

 多分今、やらなきゃよかったと心底後悔していると思うけど。

 

 

 まぁ、過程はどうあれ、完全に隙だらけになってるんだし…ヤッちゃいますか。

 

 

 

 

 

 

 

 俺+姉妹で母を輪姦し、レイプ目状態で運ばれていく犬はともかくとして。

 私はようやく、この道を超えて先に進む事ができた。

 はて、今度は一体何が出るやら…と思って呑気に構えていたところ、盛大な悪寒が走る。

 

 この悪寒には覚えがある。素晴らしい乳の牛…もとい、あの子がまだMODを適用されてなかった時の悪寒だ。

 私を喰らう存在、デーモンが近くに居る。

 

 …暫し考えたが、私は一度引き返す事にした。今、私はそれなり以上に多いソウルと人間性を持っているからだ。人間性はストックしておくしかないが、ソウルは使用する事が出来る。出来る事と言えばエロ関係の能力を上げる事くらいだが、レベルアップさせて損は無い。

 来た道を引き返し、城下不倫街で逢瀬を楽しみ、篝火までやってくる。

 

 久方ぶりに腰を下せば、相変わらず俯いている青い騎士が目に入った。…この顔、何だかあの子達に似てる気がするなぁ。

 

 

 結構な量のソウルは、私のエロ関係の能力を高めてくれた。バトル的な戦闘力は、やっぱり上がらないままだったが。

 ふーむ、これはどういう育ち方をしているのかな。自分ではよく分からない。

 男たる者、真正面から体力と弾数と精液の量で勝負、というタイプか。それとも、指先一本で聖女を痴女に変えるような超絶テクニックを目指しているのか。はたまた、信仰とか愛とかを高め、色々な術を使ってトリッキーなプレイが出来るようにしているのか。

 

 いずれにせよ、そろそろ魔法的な技の一つも使いたいところであるな。

 

 

 

 

 

 

 尚、元の場所に戻ってくるまで、2桁近く篝火行になった。

 仕方ないじゃないか。より一層貪欲になった人妻達に加え、母をペットとして扱う事にした姉妹達まで大挙しておしかけてくるんだから。 

 

 

 さて、戻って来たはいいが、この先に恐らくデーモンが居る。正直言って、会いたいとは思わない。

 思わないが、デーモンを放っておけば、私と関係を持った女達に被害が出るかもしれない。それだけは避けなければ。

 

 覚悟を決めて、私は進んだ。真っ二つになった。

 

 

 

 

 

 

 

 …うーむ、予想外…。相手の顔を見る前に篝火行になるとは。

 いや、顔以外は見たのだ、ちょっとだけ。デーモンと思しき敵がいた場所は、ひどく狭い場所だった。それに対し、デーモンは両手に大きな剣だか鉈だかを持って、縦横無尽に振り回していたように思う。

 あれはよろしくない。MODを使おうとする時間を確保できない。

 近すぎて、狭すぎて、攻撃範囲から逃げられないのだ。

 

 タイミングが悪かったのだろうか? もう少し…そう、例えばあのデーモンがもっと奥の方に居るとか、或いは背中を向けていたら、何とかなったかもしれない。

 もう一度、試してみるか…。

 

 

 

 縦に真っ二つはグロいと思う。しかし、どうやらあの…山羊、かな? 山羊頭っぽいデーモンは、入ったばかりの場所にスタンバっているらしい。ゲームであれば、ローリングなりなんなりで攻撃を避け、そこから反撃開始なんだろうが、私がローリングなんてしても、でんぐり返しにしかならない。勿論、無敵時間なんてある筈もない。

 

 

 

 暫し考えていると、私は天啓を得た。

 今まで、MODは私の知らない間に適用されていた事が何度もある。つまり、MODを適用するのに必要なのは、私がその対象を認識しているか、ではない。恐らくは、効果範囲に対象が居るのかどうか、なのだ。

 

 と、言う事はだ。あのデーモンの射程範囲に入らなくても、建物の外からMODを使ってしまえばいいのだ。

 出来るかどうかは分からないが、試して失敗したところで損は無い。早速やってみよう。

 

 

 

 

 

 …できた…のかな?

 確かに、私はあのデーモンが居る建物の前で、MODを適用した。事実、この建物は何やら姿を変えた。

 ボロボロだった壁はキレイに拭き上げられ、割れていた窓は直ってカーテンもかかり、中からは何だか暖かい光が漏れてくる。

 

 …光の影を見る限り、デーモンのような巨体は居ないようだし、中から粉砕するような音も聞こえない。安全…かな?

 

 

 私は覚悟を決め、ネコの飾りがつけられている扉を開けた。

 …入ってみると、そこには誰も居らず、ただ美味しそうな匂いのする鍋があるばかり。

 

 食堂…にしては、椅子が一つしかない? 奥を見ても、キッチンらしい物はあるが、どう見ても個人用。

 これは一体…。

 

 いや、そう言えばデーモンは何処に?

 

 

「あ、いらっしゃいませ」

 

 

 むぉ!? や、山羊頭!?

 

 

「あっ…」

 

 

 私の声に、怯えたような声をあげて頭を隠す少女。

 ……えっと…失礼しました。

 

 ウェイトレスさん…ですか?

 

 

「はい。どうぞおかけください。ようこそ、注文が多い食堂へ! あなたが初めてのお客さんです」

 

 

 

 …? うん? 注文が多いって、どう見てもお客さん一人分の席しかないんだが。

 いやそれ以前に、何だかその名前は昔話で聞き覚えがあるような。ええと、ここは食堂という事でいいので?

 

 

「はい! …と言っても、私が営業してるんじゃないですし、料理してるのでもないですけど…」

 

 

 どういう事かと尋ねてみると、何とも不思議な…いや、不自然と言うか、明らかに無理の多い話が帰って来た。

 ここは食堂を名乗っているが、それは彼女が勝手にそう呼んでいるだけで、店長も居なければ、彼女以外のスタッフも居ない。

 

 ただ、美味しい料理がいつの間にか完成しており、いくら食べても無くならない。いや無くなりはするが、ちょっと目を離した隙に新しく出来上がっている。

 暖かい物が冷める事もなく、冷たい物が温くなる事もない。

 何が何だかサッパリ分からないが、とりあえず生きていくのに都合がいいから、彼女はここに居座っている。本当のここの主が姿を見せたら、土下座して謝るつもりらしい。

 

 

 

 なんつぅか…無茶苦茶な設定と言うか、無理矢理と言うか…。いや、MODの事を考えれば、ある程度分かる話ではあるのだ。

 美味しい料理が勝手に完成する、無くなっても復活する。間違いなくMODの効果である。これがあるからこそ、私が後先考えずに人を増やしても、食料事情が破綻してないのだ。

 

 そして、無限に沸いて来るそれらを使い何ができるか。成程食堂というのは良い手だろう。

 何せ、材料費もガス代もかからない。ちょっと時間があれば、出来立てほやほやの料理をそのまま提供する事ができる。誰が作ってるのかサッパリ分からないから、不気味で仕方ないという問題はあるが。

 

 「あなたが初めてのお客さんです」と言っていたが、これも分かる。不気味だから利用したくない云々はともかくとしても、ついさっきまで彼女はデーモンだったのだ。食堂だってありはしなかった。

 そこの利用客など、設定に付け加えられていない限り、居る筈もない。

 

 おそらく、本来であれば…いや本来と言うのもおかしいが、彼女が何らかのゲームや漫画をモデルにして作られていたとするなら、ここには本来、店主になる誰かが居たのだろう。しかし、恐らく『男だから』という理由で作られなかった。

 その結果、ウェイトレスである彼女は、明らかに不自然な状況でも、モデルとなった『誰か』のように、この状況でも働くようになった…か。

 

 

「やっぱり…怪しいですよね。私だって、とりあえず生きていくのに便利だから、ここに居るだけですし…。でも、本当なら、誰かもう一人…いえ、二人いた気がするんです。このお店で、一緒に働いていた人…大事な人、だったと思います」

 

 

 大事な人…恋人?

 

 

「いえいえ、そういうんじゃなくて…きっと、恩人だったんじゃないでしょうか。なんとなく、ですけど…」

 

 

 ああ、やはりMODというのは恐ろしいものだ。人の過去も、今のこの瞬間でさえも捏造してしまうのだから。

 

 

 

 

 しかしそれはそれとして、何かご飯は食べられるだろうか。対価はソウルでいいかな?

 

 

 

「はい、自称でも食堂ですから! えーっと、今日のメニューは山芋の……あれ、なんだろう、この紙」

 

 

 ん? 目を向けてみると、山羊の角を持った彼女は、料理に添えられていたと思われるメモ用紙を眺めている。

 えーっと、何々…料理をもっと美味しく食べる方法?

 

 手を洗う…ならまだしも、シャワーを浴びるとか、準備運動をするとか、何だろコレ。そこまでやれば、確かに飯は美味くなるだろうけども。

 こんな事、今まであった?

 

 

「いえ、一度も……どうします? シャワー、奥にありますけど」

 

 

 使っていいなら…折角だし。

 あれ、もう一枚紙がある。

 

 

「あ、ホントだ…えっと、料理をもっと美味しく食べてもらう方法?」

 

 

 …よかったら、協力してくれる?

 

 

「ええ、勿論。とりあえず、シャワーを浴びてきてください」

 

 

 

 はいはい。…普通、シャワーより準備運動の方が先じゃないかな。 

 と言うか、今思い出したけど、これってアレですな。昔話だか童話だかにある、注文の多い……料理屋?

 

 オチがどうだったか覚えてないが、確か鬼だったか山犬だったかが作った店で、客にああしろこうしろと注文をつけた挙句、それは実は料理の下拵えで、最期はぱっくり食べられてしまう。

 …あまり、問題はない…かな?

 このエロMODだし、食べるってイコール『意味深』だろう。もしもカニバリズム的な意味だったとしても、私達の場合は篝火行になるだけだ。

 

 こうやって油断していると、それこそ警戒心ゼロの、童話で食われたような連中みたいだな。

 

 

 

 

 シャワーを浴びて出てくると、丁度ウェイトレスさんも上がったようだった。何だかちょっと、動きがぎこちないようにも見える。

 そっちの準備はどう?

 

 

「私はもうすぐ終わりですね。えっと、これを呑んで……ちょっと準備運動する? 何のジュースだろう…」

 

 

 客に出すものじゃないって事は、賄料理ってヤツかな?

 準備運動、ねぇ…屈伸とか軽いスクワットでいいのかな。店の中であんまり埃が経つような動きはよくないと思うけども。

 

 

「く、屈伸!? スクワット!?」

 

 

 ど、どうした?

 

 

「い…いえいえ、何でも! 大丈夫、大丈夫…騒がなければ気付かれない…」

 

 

 ? まぁいいや。じゃあ、ちょっと失礼して…スクワット。12、12、上下、上下…

 

 自分の隣で、山羊角の子も同じような動作を繰り返す。…けど、なんか不自然だな。スカートを抑えるのは、まぁ分かるけど…。

 軽い準備運動、というのも案外難しいものだ。軽すぎれば運動にはならないし、やりすぎるとしんどい。

 個人個人に体力差があるので猶更である。

 

 基本的にエロ以外は貧弱君な私だけでなく、山羊頭の彼女もあまり体力がある方ではないらしい。1分もしない内に、顔を赤くして止めてしまった。

 

 

 …のはいいんだが、何だか別の意味で顔を赤くしているような…。

 

 

「えっと…次の準備は……………こ、こう…でしょうか」

 

 

 

 彼女は私に背中を向けると、テーブルに手を突き、腰を突き出すような体勢にになった。

 私は、さっき気付いた違和感の元を悟った。

 

 彼女、シャワーを浴びた後、パンツ履いてない。更に言うなら、さっき賄食だと思って呑んでたジュース、あれ媚薬だ。

 その後に軽く体を動かしたもんだから、回るのが早いのなんのって。

 

 

 もうここまで来たら見る必要すらないが…私の「もっと美味しく食べる方法」は…。

 

 

 

『思う存分性欲を満たした後に食べるご飯は美味いぞ』

 

 

 

 …正直、ご飯よりもこの山羊角のウェイトレスさんを美味しく食べたいです!

 いただきまーす!

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、媚薬効果が切れるまでお互いたっぷり楽しんで、程よくお腹が空いた所で二人でご飯を食べました。ゆっくり味わって食べたかったので、この時にはエッチな事はしませんでした。

 ご飯の後は、またエッチしました。山羊角を捏ね回されると、切なげに悶えて年齢不相応な色気を出してました。

 すごく気持ちよくて楽しくておいしかったのでバッチリです。

 

 

「ありがとうございました! また来てくださいね…お代は…その、今度も…ソレで、いい…です…はぅ…」

 

 

 

 

 …後始末をするまでもなく、MODの効果で情事の痕跡は消えていた。

 私はウェイトレスさんに見送られ、店を後にする。

 

 …色々疑問はあるが、あの店はどうなるのだろうか。誰か利用する人は居るのか。居ないとしたら、あのウェイトレスさんは、私がまた訪れるまでずっと一人きりなのか。

 しばし考え、この近辺の人妻達に、あの店の事を宣伝しておこうと決めた。

 

 少なくとも、あの子を一人にする事は無いと思う。飲食店として、あの店が営業されるかはともかくとして。

 思い返すと、MODの恐ろしさを実感する区画だったと思う。不倫街でもそうだったが、居る筈のない家族や、逆にいる筈なのに居ない誰かの存在を、違和感なく彼女達は受け入れている。…違和感を感じる事すらできず、か。

 

 

 …私は、本当にMODを使っていいのだろうか。亡者のままでいるよりはマシだと思っていたが、代わりに偽りの記憶と人生を押し付けてしまう。

 不萎教区であったあの子も言っていた。奇跡というのは、そう都合のいいものではない。プラスと同時に、マイナスを振りまいているのだと。

 

 

 

 暫し考えたが、私は途中でそれを辞めてしまった。もう、考えても仕方のない事だ。私がこの先に進むには、どうやったってこのMODに頼るしかないのだ。

 

 

 私はフロム脳ではない。エロゲ脳だ。故に、女を組み敷いて腰を振る以上に重要な事などありはしない。

 

 

 

 

 

 

 




城下不萎教区~城下淫乱有閑人妻層

教戒師オズワルド…綾里真宵(逆転裁判)
祭祀場へのリフト…不明
ソルロンドのペトルス…メルファ(クイーンズブレイド)
盗賊亡者…園崎茜(ひぐらしのなく頃に)
     日向秋(ケロロ軍曹)
      高良ゆかり(らき☆すた))
     アイリスフィール(Fate)
犬…伏姫マーヤ(神羅万象チョコ)
魔術師グリッグス…木之本桜(カードキャプターさくら)
松明で殴ってくる亡者達…ジャンヌ顔達。(Fate)
            ジャンヌ・ダルク
            ジャンヌ・ダルク・オルタ
            ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ
            新宿のジャンヌ 
山羊頭のデーモン…アレッタ(異世界食堂)
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