※この作品はR-18です。

私はフロム脳ではないッ! エロゲ脳だッッ!!   作:時守 暦

8 / 8
メッチャ長くなりました。
狩りゲー世界の方は、徐々にネタが溜まっています。
プロットを練るって難しいなぁ…その時の状況を予め想像して、前後と矛盾が無いかチェックして、それを調整して書き留める。
でも、行き当たりばったりだった今までとはちょっと違った楽しみがあります。

尚、1ステージ1話という縛りで書いていましたが、次のステージは書きたいネタも多く、時間もかかりそうな為、例外として前後に分けるつもりです。


それはそれとして、資格試験を再度受けようとしていたら、生年月日と受験日を間違えていて、欠席してしまった…。
どっちにしろ、受験日当日が台風直撃の日だったんで出席は不可能でしたが。

自分のミスがどうのという以前に、何か腹立って、受ける気がしなくなってきました…。


と言うか、なんか最近色々と憂鬱です。
首筋に力を入れる癖が鬱陶しくて、検索してみたらチック症候群なる病名を知り、心当たりあるなぁ…と不安になっています。
ガチで辞めようかな、今の職場…。

もうすぐ無双オロチ3の発売ですが、買うべきか否か…。
今後のネタの為にも、討鬼伝2極出してくれ…出してくれメンス…。



センの古城

 火の消えた祭祀場からご機嫌よう、不死です。

 不死淫から抜け出し、こうして戻って参りました。

 

 不死淫から逃げてきた訳ではない。ちゃんと、皆に見送られて出てきた。

 と言っても、別に愛想を尽かされた訳ではない。不死淫から出て行かなければならない理由が、皆に出来たからだ。

 

 以前であれば、幾らでもヤッてヤられて腹上死腹下死してを繰り返していられたが、今はそうもいかなくなった。何故なら、私とヤったら子供が出来るようになったからだ。

 MODの効果により、北の不死院と呼ばれていた建物は、悦びの絶えぬ不死淫となり、豪華ホテルのような場所に変わった。だが、あそこはホテルであって病院ではない。

 今は良くても、胎が膨らんできた時どうするか。いざ出産と言う時、充分な対応ができるか。そして産まれてきた赤子に、ちゃんとした生活をさせてやれるか。

 

 以上の事を考えると、不死淫に籠っていられないという結論に辿り着いた。

 この為、今は私一人が火の消えた祭祀場に先行しているが、文が一人ずつこちらに連れてきて、病付村々病院付近に移住を始める予定である。

 

 

 

 そうそう、不死淫に居た数名の事を書いておかねばならないだろう。

 デーモンのような危険生物が自分達の足元に居たと言うのは、かなり衝撃的な事だった。MOD適応前のあの図体で、どうやってあそこに入り込んだのかという疑問は消えなかったが、同様にまだMODが適応されてない敵キャラが居るのではないかと、一通り捜索を行った。

 結果は黒。銀の鎧で武装した騎士が、2人見つかった。

 というか、一人は最初に私が居た牢屋に居たんだけど…何をしていたんだろうか? 逃げた私の捜索か?

 

 二人とも私を見るなり襲い掛かってきたので、Wなのはちゃんのバインドで拘束。そのままMOD,MOD,MOD。

 …MODの効果はあったが、人型になった途端にバインドと呼ぶ光の輪を膂力で振り払ったのは驚いた。MOD適応後の方が、絶対に戦闘力は上がっている。

 

 

「こんな拘束、戦艦にゃ効かないぜ! フフフ…怖いか!?」

 

「何をしたいのかしら? 私のカラダ、うずうずしてる」

 

 

 …この二人、確か鹿島と同じ艦コレの…。うん、殴り合ったら死ぬな。騎乗位された時に圧し潰されないか心配だ。まぁ、鹿島の時は問題なかったから、大丈夫だと思うけど。

 とりあえず、二人は何故か私を『提督』と呼び、慕ってくれた。最初は触ると切り落とされそうになったけど、可愛い方の眼帯を総受けにする事で合意を得た。

 

 ボーイッシュに見えて、出るトコ出ている世界最高水準ボディ(本人談)を弄り回すのは楽しかったなぁ。しかも性的な事に耐性が無いらしく、真っ赤になってプルプル震えながら快楽を堪えていた。

 そこへ、双子が甘ったるく蕩けるような声を手付きで絡んでいくのだから、もう堪らない。

 姉妹レズプレイ、実に最高でした。タチとネコの配役が似合う事似合う事…。勿論、タチ役だったほうもドサクサに紛れてヤらせていただきました。

 

 

 

 

 そうそう、デーモンだったなのは(大)の事も語っておかなければ。

 何と言うか……吸い尽された。搾り取られる、というのはまたちょっと違うと思う。なのはちゃん(小)に話したように、なのは(大)は『肉食系ドMに見えてSっ毛を隠し持っている喪女』。

 拘束されて押し倒されても、『エロ同人みたいに!』と罵るフリして悦んでいた。というか、何をやっても悦んでいた。

 前から後ろからガンガン突くのは当たり前、口に突っ込んで乱暴に前後しても悦び、スパンキングもキャンキャン鳴いて、処女を失うと同時に尻穴を抉られても悦び、淫猥さを罵る声もスパイスにすると言う、天然ドM。

 だが、その本性は恐ろしいものだった。

 

 デーモンという種族の特色なのだろうか? 彼女はドMっぽく見える以前に、とにかく貪欲だった。何度注いでも、何度イかせても満足しない。凄まじい体力と精力の持ち主だったのだ。

 なのはちゃん(小)が拘束をかけているおかげで、なのは(大)からの反撃は無い。されるがまま、サンドバッグ…いや完全にオナホかラブドールだった。

 

 だと言うのに、この魔性の女は私を腹上死させてしまった。ハッキリ言えば、私の自爆だ。或いは彼女の誘惑に乗り、限界を顧みずに腰を振り続けた私の自滅。限界すら見失わせる誘い受け。

 意地でもこの女を満足させ、「もう許してぇ」と懇願させてやろうと、意地になってしまった。

 

 実際、そう言われた時には一層猛り狂って、また腰を振るだけだったんだが。

 

 

 私が腹上死した時も、彼女の性欲は精々半分くらいしか満足できていなかったろう。「あ、れ……? 終わっちゃったの…?」という不思議そうな声で、かなり心が傷ついた。

 篝火から即復活して突貫し、拘束を解こうとしているなのは(大)にまた襲い掛かった。

 

 その繰り返しを、4回くらい続けただろうか。最初は腹上死した私を見て慌て、拘束を解きかけていたなのはちゃん(小)も、全く動じなくなっていた。…持っている杖を内股で挟んでモジモジしていたが、それは置いといて。

 ようやく私はなのは(大)を失神・失禁まで追い込むことに成功した。

 

 恐ろしいポテンシャルだった…。誘い受けも脅威だったが、何よりも恐るべきはこのタフネス。妊婦でもこうまで腹は膨らまないという程に注ぎ込まれ、ようやく彼女は満足したのだ。

 これで自分からのアクション…手コキとかフェラとか騎乗位とかがあったらと思うと、腰の辺りに悪寒と期待がゾクゾクと走る。

 今回の彼女は、完全に無抵抗状態だった。抵抗しようにも縛られて何もできない状態だった。

 私が自滅したのは、そう…例えていうなら、攻撃したらダメージがちょっとだけ自分にも返ってくる武器を使って戦っていたら、全く攻撃を受けてないにも関わらず先にこっちのHPが尽きてしまった、という事に他ならない。

 

 彼女のタフネスが異常なのか、私のテクと精力が足りてないのか、それとも単純に時期尚早だったのか…。

 何れにせよ、私にはまだまだレベルアップが必要なようだ。

 

 

 

 

 

 さて、空中で文のお尻に散々射精して、祭祀場に到着した。

 セックスの余韻でフラフラになりつつも、他の女達を運ぶために不死淫に戻っていく文はともかくとして…。

 

 ふむ、相変わらず篝火は消えたままか。KOS-MOS殿の姿も無い。青い騎士殿も、どこかへ行ってしまったようだ。

 

 

 代わりに、見慣れない顔が一つ。……そう言えば、青い騎士殿が何やら言っていたな。乳首の場所を主張するような服を着た巨乳が居る、と。

 …バッタリ会った(決して巨乳に釣られて探していたのではない)時、確かにこりゃ痴女だなと思った。色んなエロい恰好をした女達と会ったり抱き合ったりしたが痴女臭い恰好で言えば多分この人がトップだ。

 

 

 褐色の肌、エルフ耳、強気そうな目、湾曲した片手剣。これだけでもメチャシコなんだが……恰好が似合っているのか台無しにしているのか…。

 露出が多いのは嬉しいけど、限度ってものがある。腰なんか、蛇っぽいフンドシを一つ付けているだけじゃないか

 

 

 …いや違う、アレ本当に蛇だ。蛇が腰に巻き付いている。なんか意味深。

 

 

「なんだい、アンタ。ジロジロ見て。アタシの体に興味でもあるのかい?」

 

 

 大いにあります。というか、お姉さんは何者ですかぃ?

 

 

「アタシは、世界蛇……じゃなかった、傭兵だよ。今はフリーなんだけど、ちょっとした約束事があってね。人を探しに来たんだけど……ふぅん?」

 

 

 なんです、人の股間をジロジロとみて。ここには本物の蛇は居ませんよ?

 

 

「ソッチの蛇も嫌いじゃないけど、今は無しだね。ザコだし」

 

 

 ザコ…。いや確かに、つい先日(精)力不足が身に染みたばっかりですが。

 

 

「ん~……まぁいいか。ちょいと不安だけど、約束に変わりはない。駄目だったとしても、私には関係ないしね。アンタ、不死の二つの試練を突破したね。なら、次の試練を教えてやるよ。『ランド』に行きな」

 

 

 ら、ランド? 土地?

 ていうか、それ何処のどんな場所?

 

 

「…そのまま受け取るんじゃないよ。符丁と言うか、通称みたいなもんさ。あそこは三つ目の試練。『あの場所』へ至る為の振るい落としの場さ。覚悟があるなら行ってみな。尤も、あそこの住人に捕らえられたら、そのまま出てこれないかもしれないけどね。あそこには、何人もの不死が挑んで、帰って来たヤツは居なかった。何人が『あの場所』へ辿り着いたのかは分からない。ひょっとしたら、今でもあそこに捕らわれている不死が居るかもね」

 

 

 ぶ、物騒な…。拉致監禁と申したか。これまでのパターンからして、確実にエロい話になるとは思うが。

 と言うか、ランド。『ランド』ね。

 

 ……危険な連想をしている。私の頭の中にはいつぞや出会ったネズミの女王様の姿が、シルエットで浮かんでいた。

 こら、せめて明かりを当てなさい。シルエットだとヤバさが倍増だ。……む、よし、イメージの中だからか、割と素直に従ってくれるな。後でご褒美をあげよう。現実の方に。

 

 して、その『ランド』とやらは一体どこに? 知らないまま彷徨って世紀末式GOD LANDの有様だよ、になるのは避けたいのだが。だってあの漫画、エロいキャラ居ないし。

 

 

「モロ出しした人はいるけど?」

 

 

 エロとエロスは別物っすわ…。当時の穢れを知らないショタならともかく、剥かれた人のモロ出しでヌけるかっつーと…。

 その辺の議論はともかくとして、とにかく場所プリーズ。教えないと言うなら、代わりにヌいてください。

 

 

「雑魚から卒業したらね。不萎教区の教会の傍から行けるよ。……ん? アンタ、アイツに会って無いのかい? 『ランド』と不萎教区の間に居る奴」

 

 

 あいつ? 生憎と、それらしい人は……ああ、そう言えば分かれ道があって、どっかに続いていたような。

 あれが『ランド』とやらに続く路なんだろうか。

 

 

「心当たりはあるみたいだね? それじゃ、後は勝手に気張るんだね。あたしはこの辺をぶらぶらしてるよ」

 

 

 アイサー。…後ろ姿のケツがエロいなぁ。

 しかし、残念ながら本当に今の私だと相手にされないようだ。実際、それくらいの実力差があるのが分かる。具体的に言うと、全力で斬りつけようと、全力で注ぎ込もうと、ライフの1割も削れまい。

 挑みかかって絞り殺されるのも一興と言うか本懐だが、負けが確定しているのに戦う趣味は無い。また機会を見て、存分にお相手願おう。

 

 

 

 

 

 さて、そんな訳で、不倫街を抜け、久方ぶりにワイバーンアイドルの彼女の歌にノックアウトされ、不萎教区の騎士のケツを嬲り、竹刀の少女を孕ませ、かつては散々搾り取られて篝火行にされた試練担当の少女達と楽しんで。

 ふと気づけば、祭祀場からエレベータを使えばよかったなと気付いたものの、稼働させる為の『穴』と言うか……まぁその、壁尻がどこかへ行ってしまっていた為、結局使えなかったんだけど。

 あの壁尻は、一体誰だったんだろうか…。あの締め付け具合には覚えがあるんだけど、イマイチ思い出せない。

 

 さて、不萎教区から一直線に続く、長い通路。林の中を抜け、半ば崩れかけた建物の前に立つ。…これも、教会かな?

 少なくとも『ランド』ではないようだ。崩れた建物の中、下に階段が続いている。

 耳を澄ませば、カン、カンと小気味よい金属音。

 

 

 ……NPC…かな? だとしたら、一体どのようなキャラだろう。

 定期的な金属音とくれば、やはり鍛冶師の類か。

 

 先んじて、MODを使うべきか? MODを使えば美女、美少女になるのは確定だろうが、その前の姿を見てしまうと、そうなった後にも支障が出るかもしれない。

 具体的には、皺くちゃでマッチョで髭ボーボーのおっちゃんだったとしたら、MODで変化しても平然と受け入れられるだろうか。

 元がデーモンだったり、黒髪露出熟女のようにあまりにも常識場慣れした体であれば、一周回って開き直れそうなのだけど。

 

 

 ……いいか、使っちゃえ! てい、MOD!

 

 

 

 ……あれ、金属音が止んだ。代わりに、小さく風を切るような音が聞こえる。これは……多分、武器を振るう音だな。

 鍛冶屋が何故、武器を振るう側になったんだろうか。…今更ながらに、元の姿が気になって来た。やっぱり、一目くらいは確認しておくべきだったか…。

 

 ちょっぴり後悔しながら、MODに影響されて変化した建物に入っていく。朽ちた教会のようだった建物は、大きな木に変わっていた。

 木をくり抜いて作られたと思われる生活スペース。明かに人が暮らしている。

 …これ、不法侵入になるのかな。今からでも出て行った方がいいか? しかし、『ランド』とやらへの手掛かりは他にないし…。

 

 そう迷っていると、

 

 

「上の者! とっくに気付いているぞ。賊ではないようだが、降りてこい!」

 

 

 下から気迫の籠った声が叩きつけられた。いかん、ご立腹だ。見なくても気配で分かるような達人が相手では、敵対しても勝ち目はない。

 …これが、格好つけて自分に浸って言ったセリフならよかったのに。

 

 観念して、両手を上げて降りていくと、そこには美女が槍を持って立っていた。槍は私の方に正確に向けられている。どうやら、完全に位置を把握されていたようだ。さっきの風を切る音は、この槍を振るう音だったか。

 …これまた、キリッとした美女が現れたものだ。

 

 蛇の傭兵の彼女とは真逆の白い肌。同じくらいに露出の高い服装を、赤いマントで隠している。チラチラ見える中身は……緑のブラに、緑のロンググローブ、緑のハイソックス、申し訳程度の白いスカート。……気のせいか? 一番大事な所を隠す下着が、葉っぱになってるような気がするんだが…。

 スタイルは控え目に称しても極上。明かに戦闘用に鍛え上げられているのに、筋肉質な印象は全くない。しなやかかつ機能美に溢れ、更に母性の塊まで搭載している黄金比だ。

 耳の形からして、蛇の傭兵の彼女と同じエルフだろうか? しかし彼女が所謂ダークエルフなら、こちらは正統派エルフ…服装が正当かは置いておく。性格も真逆に見える。並べてみたいなぁ。

 

 

「…何者だ。寸鉄も帯びてないと言う事は、やはり賊ではないな」

 

 

 ええまぁ、単なる不死の旅人です。『ランド』なる場所に行こうとして、ここを通りがかったんですが。

 

 

「『ランド』…あそこか。フン、下種めが」

 

 

 いきなり罵られるとは思わなかったんですが!? 蛇の傭兵の人に行けと言われただけなのに!

 

 

「蛇の傭兵…? …奴に会ったのか。奴が行けと………まさか……貴様、二つの試練を突破したのか?」

 

 

 何とか。アレを試練と呼んでいいのかは疑問が残りますが。

 

 

「成程…下種と言った事は訂正しよう。事情も知らずにすまなかった。『ランド』は、ここを出て真っ直ぐ進めばすぐに着く。勧めはせんがな…。そのまま行く気か?」

 

 

 ええ。どんな場所なのかも教わってないもんで、何が必要かも分からないんですよ。

 何か準備していく物とかありますかね?

 

 

「知らん。私はあそこに行った事が無い。近付きたくもないくらいだ。………とは言え、このまま放置すれば貴様も『ランド』で亡者と成り果てるだろう。それも好ましくはないな。ここまで至れる不死自体、非常に少ないと言うのに…………………仕方ない。よし、貴様、暫くここで暮らしていけ」

 

 

 ……はい? まぁ、不死なので時間は山ほどありますし、別に問題はありませんが……何で?

 

 

「放置すれば貴様は『ランド』で亡者となる、と言っただろう。それを防ぐために…」

 

 

 槍を置き、ツカツカとハイヒールを慣らして近付いて来る。思わず身構えそうになり、それ以前に揺れる母性に手が伸びそうになったが、何とか堪えた。

 こちらは既に不法侵入している身だ。この上セクハラは不味いだろう。

 

 が。

 

 

 

 ギュムッと。

 

 

 ズボンの上から握られました。

 

 

「それを防ぐ為に、私がコレを鍛えてやろう。何、私はこれでも戦闘教官だ。体を作るのは基本中の基本。任せておくがいい」

 

 

 き、鍛える!? これを!?

 それはアレか、某塾長みたいに、コレで体重を支えられるくらいのボッキ力を身に付けろと!?

 

 

「妙な事を考えているようなら、この場で潰すぞ。死んだら元に戻るが。貴様が赴こうとする場所は、それ程に危険なのだ。今の貴様では、絶対に突破できまい。四の五の言わずに、鍛えていかんか!」

 

 

 

 

 

 

 …こうして、私は暫し彼女の世話になる事となった。

 実際、最近何かと力尽きてばかりだったので、レベルアップは望むところだった。ソウルによる私のレベルアップはエロ方面ばかりだったが、ソウルで無理なら真っ当に体を鍛えろ、という有難いお言葉をいただく事になった。

 不死に筋トレとかジョギングとかが意味があるのかは疑問の余地が残るが、体の動かし方は分かって来たように思う。

 元々、人の体と言うのは錆びついた機械と大差ない、と聞いた事がある。油を刺し、摩耗した部品を取り換え、噛み合わせを調整し、慣らし運転をして、そこまでやってようやく本来の力を発揮しだす…とは教官の彼女の言葉である。

 

 そう考えると、私の体はボロボロのまま、騙し騙し運用してきたのと同じであるかもしれない。何せ、どれくらいかも分からないくらいに不死淫の一室に幽閉されていた後は、死なないのをいい事にロクに栄養も接種せず、ただ只管死ぬまで吐き出し続けるばかり。

 むしろ、ここまで延々とセックスできていたのが不思議である。これが篝火パワーだろうか。

 

 とにかく、彼女に世話になっている間、三食昼寝付、ただしそれ以外は限界ギリギリまで運動させられる、強制的に健康な生活を送らされたのだった。

 たった数日で、みるみる体が変わっていくのが分かる。不死の試練を突破した事により、人間性を失わなくなった影響もあるのかもしれない。

 

 美味い飯、適度(よりちょっと厳しい)運動、簡素ながらも暖かく柔らかい寝床、頑張ればその効果を実感できる体、どのようにすればよいのか分かりやすく伝え、実践して見せてくれる美人教官。

 これでやる気が出なければ、割と本気で無気力症を疑わねばなるまい。

 

 

 そして、体力も気力もモチベーションも、かつてない程充実したある日。新品のパンツを履いたばかりの正月元旦の朝のような気持で旅立とうとした私は。

 

 

 

「らめぇ、らめぇ♪ もっともっと鍛えるのぉぉ~! 私の処女を奪ったこのチンポ、イッちゃらめぇ! 鍛えて、もっとスゴくするのぉ! イクッ、またイカされるぅ~! し、死んで、死んでしまうぅぅ~~!」

 

 

 速攻でパンツをドロッドロにしてしまったのである。決して夢精した訳ではない。

 そんな精力が残っていたら、教官殿に即搾り取られてしまうわ。

 

 え、別に教官殿を襲った訳じゃないよ。ここに留まるようになって、2日後くらいには自然とこうなった。2日と言っても、夜が来ないこの場所では、眠って起きたら1日というカウントでしかないけど。

 ちなみに、「コレを鍛えてやる」なんて言っておきながら、本人が言っているように処女だった。自己申告によれば、1,000年以上処女だったそうだが……それにしては、初めての時には既にアヘ顔Wピースうまで持っていけたな。

 うむ、やはりエルフは快楽に弱い。お約束が分かっているじゃないか、MOD。

 

 ともかくアレだ、「まずは現状の把握が必要だ」と称して私を脱がせ、体全体を触って肉の付き方を確かめた。少なくとも、この時は真剣に診察していたように思う。

 続いて、まずはとにかく体を動かせ、とランニング。森の中を走り抜けた。危うく迷子になりそうになったのを助けてくれた時も、ちゃんと教官していた。

 その後の筋トレの時は……この辺から、ちょっと様子が変わって来たか? 汗だくだったんで服を脱ぎ捨て、そのまま運動していた。隣で正しいフォームを解説しながら、一緒に運動してくれた。……んだけど、顔が赤くなっていたし、思い返すと視線をチラチラ向けられていたような気がする。

 

 

 そして、風呂に入ってリラックス。…扉の向こうでゴソゴソする音がして、「洗濯の為に持っていく」と声をかけられた。世話になっている身だし、それくらい自分でやると答えたのだが、何だか慌てた様子で「細かい事は私がやるから、今は少しでも体を休めろ」と反論してきた。

 申し訳ないとは思ったが、家主かつ教官の言う事に逆らう訳にもいかない。……が、次の運動から、「風の動きを感じやすくする為に、パンツのみで訓練しろ」と言われたのですが。

 

 教官からの視線を感じつつ、何とか訓練をこなす。煩悩が湧く余裕もない厳しさでした。

 疲れ切って、水浴びして一眠りして……不意に目を覚ますと、教官が私の上でオナッていました。…夢かと思ったし、夢にしたって意味不明すぎて頭が凍りましたよ、ええ。

 

 教官は教官で、弁明するどころか「寝込みを襲われているのに気付かないとは、10点だ! そして、ここがどれ程使い物になるのか、試してやる!」と称して覆いかぶさってきて…。

 

 

 

 5分後には、指先だけでグショ濡れ、蕩けた声で破瓜を強請るメスイヌとなっていました。

 勿論、その場で隅々までしゃぶり尽くさせていただきましたとも。一度快楽に触れてしまえば、何処までも何処までも堕ちていく、根っからの被凌辱用エルフだったようだ。

 

 しかも御誂え向きな事に、腹上死・腹下死したとしても、復活の拠点となる篝火は彼女の住処の中にある。階段を一つ二つ昇れば、すぐに復活した教官の彼女にブチ込めるのだ。

 ……巨木の家の中に火を燻らせているってどうかと思うけど、何故か燃え広がらないのでよしとしよう。

 

 

 そんなセックス的な意味では弱々な彼女だが、何もそれに溺れてばかりだったのではない。

 …いや、下着をつけさせずに教官役をさせたり、講義の時にもセクハラしたりしたら、もう発情して溺れそうになってしまうが、私を鍛えると言うのは宣言通りだった。

 ただ、経験が無かった故に、セックスについては知識としてしか語れなかったようだが…まぁ、それは私が実体験として体に叩き込み、感じさせてあげればいいだけの話だ。

 

 とりあえず、旅立つまでの数日の間に、彼女の教導のおかげで健康的な体になる事ができた。師を超える事こそが弟子の最大の恩返しと言うし、教官の教導の成果をミッチリとねっちょりとイチャイチャと、その体に刻み込んであげるとしよう。

 ちなみに今日のご飯は…と言うより、今日もご飯はガッツリスタミナメニューである。

 教官殿は「『ランド』に行くなら、しっかりとソレも貯めこんでおけ」と言っていたが……やれやれ、出発できるのは何時になるやら。今日もまた、カラッポになっても、胎がはち切れても、淫靡な訓練は続くのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 教官…アレインが妊娠していそうなので、教導を一度辞めて、病院に向かわせた。MODのおかげで危険は無いし、彼女なら一人でも病付村々病院へ辿り着けるだろう。

 付き添いを申し出たのだが、彼女は『ランド』に進むよう厳しく命じてきた。確かに、私がついていけば、妊娠しているのにもお構いなしに腹下死するまでヤッてしまったり、通り道の愛人達と愛し合い初めて、進む話も進まなくなるだろう。

 

 止むを得ず、『ランド』とやらに向かったのだが……これが、『ランド』か。と言っても、MOD適応前の姿だが。

 森に囲まれた、堅牢な作りの古城…ここを突破しろと言うのか。正直、MODが無ければ迂回する道を探したり、裏口が無いかと道を逸れて遭難しそうである。

 そして、困った事に古城は門が閉じられている。周囲を見回してみたが、一本道で、隠し通路なども無さそうだ。

 

 一体どうしろと…。とりあえずMODだな。 ダークソウル本来の姿の世界だと、何処に何が潜んでいるのか分かったものではない。

 アレインとの暮らしのおかげで、スタミナとか体の動きとかは段違いに良くなったものの、やはり付け焼刃。その上、実際の戦闘に関しては全く経験の無いナマクラでもある。ちょっと気を緩めたら、サクッと逝ってしまうのが目に見えている。

 

 なるべく安全かつ平和、そして淫靡な変化が起こるように願いながら…そいやっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 唐突だが。

 

 

 この世界において、ダークリングとは呪いでもあり、祝福でもある。即ち、いくら腹上死しても、腹下死しても、何度でも性の悦楽と、命まで捧げるエクスタシーに浸る事を可能にする、淫売の極みの証。

 いずれはそのエクスタシーにすら飽きて、或いは本来の不死同様に死に過ぎて亡者となってしまうのかもしれない。しかし、少なくとも今は、この世界の女達は腹下死する程イかされ続けるのが何よりも好きだった。

 

 蘇る事が出来るとは言え、死は本来恐ろしい物、本能的に遠ざけるもの。それを悦びの一環としてしまう程の、異常な精神。

 それを持つ者を指して、何と称するか?

 また、その者達が集まる場所を、どう呼ぶか?

 

 

 私はその『ランド』の姿を見て、無言で察した。頭痛すら感じた。

 

 

 そう、その者達は、言い方は色々あるが…所謂『ビッチ』。

 そしてそれが集まる場所は。

 

 

 『ランド』を囲む柵の隙間から、中が垣間見える。

 古ぼけ、破棄された古城そのものだった城が、テーマ―パークに変わっている。ただ、明かに普通のテーマパークではない。

 そこを行き交う人々の姿や、そそり立つ建物の形を見れば、誰でも察する事ができるだろう。

 

 

 

 

 『ランド』のシンボルとばかりに、中心にそそり立つ、ちょっと曲がった先端が膨らんだ塔。似たような形のデコレーションが、あちこちに飾り付けられている。

 道行く人々の、ボディラインがまる分かり、衣服ではなくアピールの為のコスチュームは、服ではなくボディペイントと言われてもおかしくない。実際、多分何人かそうしている。

 避妊具の形のバルーンが、あちこちから飛び立っていく。

 私の正面にある、『恋人と入って、セフレと出てきた』と書かれたゲート。

 

 

 

 

 そうかー。そっちだったかー。

 『ランド』は『ランド』、ある意味では夢の国ではあったけど、淫夢の国だったか…。

 ネズミ―じゃなくて、水〇敬ランドだよ、ここ…。

 

 

 

 それならまぁ、ギリギリセーフ…なのかな? ネズミーなランドよりも、こっちの方が安全そうではある。色んな意味で。

 

 しかし、そっちの『ランド』と言う事は…ひょっとしたら、ここには私以外の男がいるんだろうか? 痴女しか居ないんじゃ、『ランド』も片手落ちだろう。

 ビッチはそれだけでエロいが、男が居ないんじゃ色漁りもできまい。いやレズプレイも好きだけど。

 

 

 …頭痛を感じるのは置いておこう。色漁りに関して、私だって人の事は言えない。一度関係を持った女が、他の男に触れられるのはどうにも気分が悪いが、ここはそういう場所なのだ。割り切るしかない。

 ………偶には、同性と話してみたいとも思うしね。

 

 

 しかし、どうしたものか。中がアレなランドと言う事は分かったが、相変わらず門は閉じたままだ。何処かにスイッチがわる訳でもない。

 蛇の傭兵の彼女は、確か二つの試練を突破すれば、この(元)古城の道が開けると言っていた。……閉じたまま、だよなぁ? どこかに、開閉装置の見落としでもあるんだろうか?

 

 うーん……開閉装置…つまりスイッチ…。

 

 

 

 

 …ん? よくよく思い出すと……不死の二つの試練って、ベッドだったけど…あれはMODで変化してたからだよな。二つ目の試練は、確か元は鐘だった筈。

 一つ目の試練も、元は鐘だったとすると……それを鳴らす事が、門を開くスイッチを押す事…?

 

 …だとすると、どうしよう。試練を突破したけども、鐘は別に鳴らしてない…ベッドの上でキンタマが悲鳴を上げるくらいにヤりまくっただけだ。

 鐘の音じゃなくて、ベッドのギシアン音じゃ代わりにできんかな…。代用できるなら、もう開いてるか…。

 

 

 

「…ん? お客さん?」

 

 

 え、誰? ……ってか、どこ?

 

 

「こっちこっち。上を見てよ」

 

 

 上……。言われた通り見上げると、一人の少女が塀の上から私を覗き込んでいる。…けど、何か違和感が?

 でもとりあえず可愛い。

 茶色い髪をツインテールにした、どこか幼い印象を受ける少女。その童顔に反して、たわわな果実をお持ちである。胸元が開いて、谷間がよーく見えるが…別に痴女っぽい印象は無い。…まぁ、先にもっと痴女っぽい恰好をしている2人に会っている上、塀の中が中だからな…。

 

 

「えっ、ボク可愛い? 本当?」

 

 

 え? あ、あぁ、口に出てたか、失礼失礼。うん、素直に可愛い。

 唐突に褒められて、面食らったような表情の彼女。コロコロ変わる表情は幼い印象を強めたが、決してその魅力を損なわせるものではない。むしろ、純朴で素直な心根を表しており、保護欲をソソってくれた。

 

 

「ん~……ちょっと待ってね! そっちに行くから!」

 

 

 満面の笑みで宣言すると、彼女は塀の上から身を乗り出して…って、危なっ……ん? え? あ?

 さっきから何かおかしいと思ってたけど……何か、縮尺が…?

 

 小さな川を飛び越えるようなノリで、彼女は宙に身を躍らせた。『巨体』が空を切り、影が私と周囲を覆い尽くす。数秒もせず、彼女は『地響き』と共に地に降り立った。

 …で、デカい…。身長も大きい。恐らくは10メートル近くあるが、遠近法が狂ってよく分からない。

 が、それ以上にこの巨体の谷間はどうだ!

 

 オレンジのレオタードでボディラインがくっきり見えるのに加え、持ち前のサイズ比によって、どこまでもどこまでも谷間が深くなっている。巨人だからこそのこの谷間…。これは、拝むしかあるまい…!

 柏手を打って頭を下げる私に首を傾げ、そのまま宝物を手に取るような優しい動きで、彼女は私を持ち上げた。

 

 

「…君、お客さん?」

 

 

 客と言いますか、このランドから行ける場所に行け、と言われておりまして。ここ、どうすれば入れますか?

 

 

「うーん、個人的にはあんまり入ってほしくないんだけど…。でも、これもお仕事だし……私もできると割り切れば…」

 

 

 何やら思案する巨美少女。やっぱ可愛い。というか、やはり彼女がこの城の門番だったのだろうか?

 倒さなければ城に入れないパターンだろうか。殴り合いはゴメンなので、エッチい戦いで勘弁してくれ。

 

 

「戦いって言うか、入場料なんだけど。どっちかと言うと、入っても大丈夫かっていうテストかなぁ…。まぁ、男の人が訪れたのは、私が知る限り初めてだけど。えーっと、男の人の入場料は…」

 

 

 なんや姉ちゃん、なんぼや? というか、水〇敬ランドで竿役が居ないってどういう事よ。

 そんな私の疑問を他所に、巨美少女は塀をあっさりと乗り越え、何やら大きな板を持って戻ってくる。カンペ…いや、料金表?

 

 

「入場料は、女の人はこっちが用意したバイブで4回イケると証明する事。顔も名前も知らない人と乱交してアヘ顔になるのでもオッケー。男の人の場合、10回以上射精しても平然としている事か、指定した容器を精液で満たす事…ってなってる」

 

 

 何て言うか…実にあのランドだな。まだ大人しい方か? …まぁ、入場料だしなぁ。

 と言うか、それで経営って成り立つんだろうか。そんな冷静な考察、何の意味も無いとは分かっているんだけど。

 

 

「割と経営難だって聞いた事あるよ。男の人が園内に居ないから、クレームも来るんだって。精液の詰まった袋とかを商品景品にして、矛先を逸らしてるんだって。ま、それは置いといて…本当に行くの?」

 

 

 ああ。10回くらいなら、今の私なら何とかなるし。それが最低レベルって事を考えると、中に踏み込んでからが怖いけど…。ちなみに、男はどうやって射精すれば? 指定した容器ってどれ?

 尋ねると、巨美少女は口元に手をやって考え込んだ。……ひょっとして、容器の置いてある場所とか忘れたんだろうか。

 

 

「…うん、これがいいか。ねぇ、ボクに何かしてほしい事ってある?」

 

 

 してほしい事? …そりゃやっぱ、『挟んで』ほしいですな。

 …あ。エッチぃ言葉も平然と使っていたから、つい欲望が…。

 

 

「挟む…いいよ、こういう事だね。それじゃ、10回イクか、ボクの谷間が真っ白になるまで…スタート!」

 

 

 お? おおおお? 

 巨美少女は、掌の上の私を胸元に持っていく。そのまま、私を谷間に……押し込む!?

 

 

 こっ、これはっ何という感触…! ハリのあるおっぱいに、全てが包まれる。顔を埋めれば完全に埋没し、しかし強く押し返してくる独特の感触。

 ふわふわで温かく、全身でしがみ付いても滑り落ちてしまいそうになる程にスベスベで。

 男の欲望を煽る、母性の塊に完全に包まれてしまった。

 

 

「こうやって~、左右にスリスリ、上下にも動かして、圧迫して~。どうかな、ボクのおっぱい。普通の人の大きさじゃ、こんな事できないでしょ」

 

 

 じ、実に素晴らしい…! 文字通り『挟んで』もらえる日がくるとは、夢にも思わなかった!

 左右からグイグイと圧力をかけられ、その中で私が悶えると、それに合わせて巨大な谷間が形を変える。全身をおっぱいでマッサージされる。

 ついつい、この状況に興奮し、ズボンの中でドビュッと発射してしまった。

 

 だが、それで満足する筈もない。ネバついた下半身が鬱陶しいが、それ以上にこれは素肌で味わうべきだ。おっぱいに包まれたままモゾモゾと動き…くすぐったいのか、それを抑えつけるように左右から圧力をかけられた。幸せ…何とか服を放り出す。投げ捨てた服が、風に吹かれて下の森に飛ばされていったが、気にしない。

 私の体を肉棒に見立て、巨美少女は卑猥な動きを繰り返す。縦横無尽に、胸の圧力にモミクチャにされる。

 

 更に。

 

 

「ちょっと時間かかっちゃうかな? これならどう?」

 

 

 体相応に長い舌を突き出し、俺に向ける。そこには、ドロドロとした唾液がついていて……お、おぉう、顔面舐められるとは思わなかった。これってある意味パイズリフェラ?

 …うん、パイズリフェラだね。私の体を伝って、ヌルヌルの液体が胸と私の体に絡みつく。こ、これはタマラン…!

 

 

 

 

 

 ヌチャヌチャどぴゅどぴゅと卑猥な音を延々と響かせ続けた。10回なんてもう遥か昔、彼女の胸が私の体液でドロドロに、更にレオタードが腹まで、股下まで染みが出来る程に繰り返された。

 

 そのまま永遠に溺れていたい思いもあったが、巨美少女は不死とはいえ私を絞り殺す事に抵抗を感じていたようだ。

 ヘロヘロになった私を胸の谷間から取り出して、最期にアイスをしゃぶるように口に含む。このまま食われてもいいかな、と思っていたが、どうやらお掃除フェラ代わりだったようだ。私達の体液でドロドロだった私の体を、舌を使って拭い取ってくれた。

 

 

「ふぅ…ご馳走様。入場料、確かに貰ったよ。…ボクが君と同じくらいの大きさに慣れるようになったら、ボクの一番大事なトコロ、もらってね?」

 

 

 私が巨大化する方法でもいいよね!

 

 

 

 

 

 ともあれ、巨美少女はランドの扉を開けてくれた。中は……むぅ、まだMODが適応されてないか。

 巨美少女に見送られながら、私はランドこと古城に足を踏み入れた。

 

 

 

 

 

 篝火送りになった。

 

 

 

 

 …いや、幾ら何でも殺意高すぎでしょ…。一歩目からトラップってアンタ…。辛うじて、矢なのか刃物なのか分からないが、正面から何かが飛んできたのが見えた。見えただけで、全く避けられなかったが。

 篝火はアレインの家にあったので、もしも復活するところを見られていたら、再訓練の名目でまた飯・訓練・パコパコの日々が待っていた事だろう。

 

 ともあれ、再度ランドへ入場。ちなみに入場料はもう一回払うハメになった。気持ちよかったからいいけど。…今度は、太腿で挟んでもらおうかなぁ。いっそ、一番大事な所に潜り込んでいくと言うのも…。

 

 それはともかく、今度はトラップを踏まないように、慎重に…足を進める前にMODを使い、中を覗き込む。

 ……ランド、だな。あちこちにR-18なオブジェクトがある事を除けば、ヤバい方のランドと言われても違和感はない。

 

 正面に、ちんこの形をした噴水があり……多分、これがトラップが変形した物体なんだろう。頭痛い……そこにはご丁寧な事に地図が書かれている。

 これまた、頭がおかしい名前のイベントや催しものが幾つも書かれている。

 

 され、このランドを突破するにはどうするべきだろうか。体力にはともかく、性欲には自信がある。時間も、不死にとっては無限に等しい。

 だが精力は無限ではない。ここは、セックスバトルは最小限に抑えて、堅実に突破するべきだ。

 

 

 

 

 だって、入り口を通ってすぐにトラップ、その上地図を読んでる最中に背後から3人に襲い掛かられて、これでもかってくらい搾り取られたんやで?

 無茶苦茶上手で、タフで、そして底無しだった…。私が追い詰めるのではなく、自分から腹下死したくらいに貪欲だった。

 

 襲って来たのは、完全に痴女としか見えない女二人と、何故か斧を持っていたケモミミ女一人。美女ではあったのだろう。だが、その顔面に浮かんでいたのは、品性も理性も全く感じられない、性欲性欲性欲性欲。どんな美人でも、ああまで浅ましい欲望に駆られては台無しである。ビッチという表現以外、どうしたってできやしない。

 …私のテクで、女をあんな風に変えるのは好きなんだけどなぁ。やっぱり、あの女達の『誰でもいいから』って言動が受け付けられないんだろうか?

 

 だが、そんな風になってしまうのも、分からないではない。巨美少女も言っていたではないか。

 『男の人が訪れたのは、私が知る限り初めて』と。ここに居るビッチ達は、オトコとセックスを求めてやってきた、真性のド淫乱、色情狂達。

 だと言うのに、見れば居るのは痴女ばかり。時々男っぽいのも居たが、それはボーイッシュな少女がペニバン付けてたたけだった。本物の男根に触れる事もできず、飢え切っているのだ。

 

 …そこへノコノコとやってきた私。ちなみに、巨美少女に最初にパイズリされた時に服が無くなってしまった為、完全に全裸である。

 …このランドの中なら違和感はないだろうと思っていたが、なさすぎて逆に狼の狩場に、越えた羊を放り込むのも同じである。

 ここは危険地帯だ。下手をすると、あの蛇の傭兵が言っていたように、貴重な男として何処かに幽閉され、種馬とされてしまう危険もある。

 突破に必要なルートを見極め、少なくとも痴女に囲まれないように進まなければ…。

 

 

 

「…困っているようじゃな?」

 

 

 何奴!? って、さっきの痴女! おのれ、まだ腹下死したなかったか!

 

 

「誰が痴女じゃい!」

 

 

 痴女じゃん。

 

 

「…まぁ、そう言われても仕方ない醜態を晒したのは認める。すまんかったの。丁度、発情期じゃったものじゃから、こやつらに当てられてしもうた」

 

 

 発情期って…確かにケモミミですが。

 大きな斧を担ぎ、青を基調とした服と鎧、ごっつい戦斧。金色の目、髪の毛は銀、アホ毛も銀、シッポ(!)も銀。ケモミミは……猫、ではなく…ライオンか?

 

 

「無様を晒した事じゃし、こちらから名乗ろう。ワシはレオンミシェリ。姫と呼ばれるのは好かん、閣下と……いや、構わぬか。レオと呼べ」

 

 

 これはこれはご丁寧に。私はただの不死なので、名前らしい名前は持っていません。

 …私とネンゴロになる前に名乗ったと言う事は、ヤミ殿達と同じような特別なNPCなんだろうか? ダクソ世界の住人としては、明かに美麗でファンシーだから、ランドの中に居るところをMODで巻き込んでしまったのだと思うが。

 

 ところで、そのレオ殿が何故ここに?

 

 

「む? うむ…番いになる者を探して、諸国漫遊中じゃった。ここには強いオスが来ると聞いて尋ねてきたのじゃが……」

 

 

 明らかに意味が違いますな。オスっつーか、色狂いばっかりだし。

 

 

「そうじゃな。…ふむ、お主のお陰で発情期も落ち着いたし、迷惑をかけてしまった詫びもしたい。ここを突破したいのであれば、手を貸すぞ?」

 

 

 む、それはありがたい。女性であれば、痴女達に狙われる可能性も低くなるだろう。

 ところで、何処をどう進めば突破できるかは…。

 

 

「心当たりはあるが、確証はないぞ。それに、そこが正解だったとして、安全なルートには心当たりがない。つまり、それだけ人の多い場所や、襲われそうな場所を通過せねばならんという事だが」

 

 

 当てもなく彷徨って、力尽きて監禁されよりはマシかと。

 では、案内をお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 レオ殿の説明によると、このランドは幾つかの区画に分かれているらしい。

 まず、現在私達が居る入り口近辺。ここからランドの中央にそそり立つ塔(ていうかちんこ)の根元まで一直線のルートを進み、ジェットコースターに乗る。

 …何故ジェットコースターなのかは分からないが、とにかくアレだ、テーマパーク内を移動する為の乗り物だ。

 

 指定の場所で降りて少し歩き、鏡の迷路(例によって卑猥な名前がついている)を抜け、その先にある電車(仮)を使って降り場まで移動。

 この降り場のすぐ近くに、真ん中の塔(ちんこ)に上る為の入り口があるので、そこに入る。中はアトラクションと展示場となっているのでこれを進み、頂上(ちんこの先端)へ。

 

 その頂上の広場に、ランドの向こう側へ至る道だか電車だかがあるらしい。伝聞だから自信はないが、と前置きして語ってくれたが……何と言うか、ツッコミどころが色々と。いやセックス的な意味で突っ込むんじゃないから。

 えらい不便な構造をしておりますな。迷路を抜けたり、ジェットコースターに乗らなきゃ進めなかったり…。大体、電車に乗らなきゃ移動できないって、このランドはどれだけ広いのか。

 

 

「ワシに言われてものう。ワシだって聞いただけじゃし。ただ、迷い込んだオトコを逃すまいとしているのではないか、という話を聞いた事がある。出入口、通行路を限定しておけば、そこを張っておけば確かに捕縛は簡単じゃからの」

 

 

 あー…男と言うか、元々はやってきた不死を、か。不死の試練の場らしいしな。…どんだけ試練が好きなんだか。卑劣な仕打ちも外道な罠も、試練と言っておけば許されるRPG文化を現実に持ち出されてもなぁ。

 ともあれ、彼女の誘導に従って進む。

 

 まず最初に、塔(ちんこ)に向かう一直線のルート。……なんだが………MODがまだ適応されてないんだけど、えらい光景だ。

 非常に長い細道に、ブワンブワンと揺れる…なんかこう、処刑刃っぽい振り子。その先に配置されている、蛇を擬人化したようなモンスター。

 

 だが、それらはレオ殿には見えていないらしい。

 

 

「どうした? いつまでもここに居ると、あやつが仲間を呼ぶやもしれん。案ずるな、ワシが先に行こう」

 

 

 すたすたと進むレオ殿。…このまま進むと、あの振り子に当たるな。その場合どうなるのか興味がないではないが、アレに当たって落下されても困るので、先にMOD!

 …うむ、一発で充分だったか。

 MODの効果により、非常に狭い一本橋は少し太くなって手すりが付き、振り子は屋根にぶら下がって揺れる小さな玉になった。

 

 …とりあえず、一安心か。前方に見える人影が気になるが、そちらはレオ殿が向かって

 

 

 

「捕まえたぁ!」

 

「ぬ!? 後ろか!」

 

 

 

 って、あ、ちょ、ちょっ、突然背後から抱き着かれて、手摺を超えて! あ~ぁぁ………

 

 

 レオ殿が咄嗟に伸ばした手も届かず、私は私を捕らえた何者かと一緒に手すりの外に落下した。幸い、下はそう深くなく、むしろ柔らかくて暖かくてぬるぬるにゅるにゅるしててスベスベの手が沢山…………沢山?

 

 

「一族の夫ゲットーーー!!!!」

 

「「「運べ運べーーー!!!!」」」

 

「ぬぁぁぁぁよりにもよって蛇どもかー! 気をしっかり持て! 干からびるなら篝火に戻るだけじゃが、亡者になるでないぞー!」

 

 

 猛烈な勢いで運ばれる。ステージダイブを受け止められたみたいだ。

 というか、蛇…?

 ガックンガックン揺られて運ばれながら下を見れば、確かに大型の蛇の体が見える。翻って、私を抱え上げている女性たちの下半身の姿はない。

 つまりこれは…ラミアという奴か?

 

 

「そうよー、旦那様。私達はラミアの一族。殺して食べるような事はしないから、安心してね」

 

 

 先頭を走る、なんとなく子持ちの人妻臭を放つ一際豊満なおっぱいのラミアが、のほほんとした微笑みを見せてくる。

 しかし、このランドに居る時点でビッチ、或いはそれに近い奔放過ぎる性格なのはほぼ確定だ。

 

 殺さず性的に食べたり、搾りまくったりはするんですね分かります。

 

 

「話が早くて助かるわ。いやー、前の一族の夫がぽっくり亡者になっちゃってねー。ここなら強いオスが居ると思って、一族単位で網を張ってたんだけど、だーれも来ないのなんのって。男日照りで干からびちゃうかと思ったわ」

 

 

 相当欲求不満ですな。走りながら、抱えられている私のちんこを触ったり尻に触ろうとしてくる方々が沢山いる。

 ところで、一族の夫とは?

 

 

「ラミアは族には、女しかいなくてね。だから子供を遺すには、人間の男が必要なの。強いオスを選んで、それを一族の夫として共有するのよ」

 

 

 ハーレムと言えば聞こえはいいが、種馬扱いですな。まーこのランドに居るビッチとヤリチンにとっては、些末事以外の何物でもないと思いますが。

 というか、よく存続できたなぁ…。そういう設定と言ってしまえばそれまでだけど。

 

 

「ふふ、理解がある夫で助かるわ。それじゃ、早速始めましょうか。みーんな、男日照りが続いて滾ってるから…ついうっかり、死んじゃわないようにしないとね」

 

 

 蛇が獲物を見る目そのものだった。

 

 

 

 うむ…ラミア一族。エロエロじゃのう、たまらんのぅ。

 夫を共有する性質がある為なのか、複数での行為が異様に上手く、それ以上に活かさず殺さず搾り取る手管が異様に長けていた。

 集団で私を負担をかけずに抑えつけ、空いた人員で体中を撫で回し、時に女同士での絡み合いを見せ付け、敏感な弱点である尻尾などを自ら私に差し出しと、ありとあらゆる手で私のモノを勃起させて搾り取りに来る。

 束縛を解かれ、私が責め立てる立場になっても、数の差がありすぎる。何をしていても、何をされていても、体のどこかに…いや、いたる所にラミア達の体が絡みつく。

 

 心地よい虚脱感と性感と、生命を徐々に搾り取られていく恍惚に浸りながら、私の全てが溶けていく。

 

 

 

 

 

 …もう少しで、腹上死して篝火に戻りそうなのに、ギリギリで死なない。嬲られ、癒され、愛されながら、この感覚だけが私の全てになっていく。

 思うに、私が完全に亡者と化すとしたら、それは死に過ぎた結果ではなく、こうして悦楽に全てを捧げる状況が続いた場合ではないだろうか。

 某ゲーム的に言えば、『埋まる』という表現が近いか。

 

 …きっと、それは幸せな終わり方…でなくても、とても気持ちいい終わり方なんだろうな。

 私が私に課した使命、この世界をもっと賑やかにするという使命を残して逝く事や、私の子供を身籠った彼女達と、孕みたいと思っている彼女達を残して終わる事が、どれほど無念なのかは分からないが。

 

 尤も、私がこうして思い出している事からも分かるように、幸いにして私は彼女達の手元から脱出できた。惜しいなんて思ってない。いつかリベンジするけど。

 あれは、一族の長である…そう、私を連れ去る時に先頭を走っていた子持ち人妻ラミア(人妻と言っても、一族の夫の上、故人らしいが)と、その娘である今時の甘えん坊女の子風なラミアの親子丼を楽しんでいた時であった。

 

 突如響き渡る獣の咆哮。色に狂っていた私すら正気に戻らせ、肝を竦ませる威嚇の声。

 ラミア達も同様に体を竦ませ…きゅーっと締まった…、体を硬直させる。そこを逃さず叩き込まれる、爆撃のような戦斧。本能的に体を庇うそれぞれ。

 そこを、有象無象など無視して駆け抜け、辛うじて反応した一族の長親子の咄嗟の妨害をものともせず、私の襟首を掴んで飛び上がる。

 

 そこへ丁度、走り込んできたジェットコースターに掴まって、私達は一気に蛇の住処を離脱した。

 

 

 

「…ふぅ、危ない危ない…。蛇どもは良くも悪くも執念深く、情け深いからの。貴様を攫っただけでなく、誰かを傷つけたとなると、奴らは地獄の果てまで追ってこよう」

 

 

 れ、レオ殿…助けに来てくれるとは、なんとかたじけない…。

 

 

「おぬしは随分楽しんでいたようじゃがの。見た所、放っておくと亡者になってもおかしくないくらいに絞られていたようじゃし、どっちにしろ放っておく訳にもいかんが。色に狂ったのは、お互い様じゃ。…で、お主はどうする? ワシとしては、ここに長居すると蛇どもが追ってきそうじゃから、やる事済ませて別の場所に行きたい」

 

 

 いや本当に申し訳ない。万が一、今度とっ捕まったら、レオ殿に手出しはしないよう、一族の夫として言い聞かせておくから。

 …別に自分から掴まりに行くつもりはないって。本当に。疑いの視線が痛い。

 

 とりあえず、このランドを突破するのは確定事項ですな。ここはどのあたりなので?

 

 

「どうもこうも、先の説明でジェットコースターについて話したじゃろ。ここから鏡の迷路を抜け、電車に乗り、塔の内部を進んでゴールじゃ。多分」

 

 

 むぅ、先は長いな。初っ端から一族単位の痴女とは、今後一体何が出るのやら…。

 戦々恐々しながらちんこを臨戦態勢にして進む私に、「この際服を無くしたのは何も言わんから、立たせて歩くな…。そして蛇どもとの情事の跡を拭え」と呆れるレオ殿。

 

 そして、鏡の迷路とやらに足を踏み入れた私は。

 

 

 

 

 インディージョーンズばりの岩だか鉄球だかに押しつぶされて篝火行になった。

 

 

 

 

 あぁ、べっくらこいた…。とりあえず戻って来た。途中、ラミア族数人に見つかって連れ去られそうになったが、他のラミア族には秘密にして自分だけセックス条件で見逃してもらった。今、ランドのあちこちでは、物陰で幸せそうに白濁に塗れて眠るラミア族達がちょくちょく見受けられるだろう。

 しかしあの迷宮はMODが効いているんだろうか、いないんだろうか。

 中身は確かに鏡の迷路っぽかったが、そこへあの鉄球は不釣り合いもいいところだろう。

 ……鉄球が放たれる場所が、MODの効果範囲の外? だから、鏡の迷宮に鉄球が文字通り叩き込まれてきたとか?

 

 ウゥム、どうしたものだろうか。アレを防げる気は全くしない。

 

 

「おお、戻って来たか。流石に今のは驚いたの。…アトラクションの事故か何かか? 居るのが不死ばかりだからと言って、手入れを怠るとは感心せん」

 

 

 そーいう問題ではないと思うのですが、レオ殿。まぁ、被害らしい被害は私だけでしたので、事を荒立てても仕方ありませんが。

 …ところで、これは一体どういうアトラクションの場だったので?

 

 

「うむ…そこな説明によると、中は全て鏡となっておってな。その中を裸、或いはそれに近い衣服で歩き回り、出会った者に襲い掛かるのじゃ。と言っても、鏡だらけなもので、どれが本物か分からぬ。目の前で誰かと誰かが交尾しておったとしても、それは何処で行われているのか分かったものではない。己が前に立つ者も、実際は背後にいるのかもしれんし、曲がり角を10個進んだ先におるのかもしれん。いつ何処で、どう襲っても襲われても、文句の無い者だけが参加できるアトラクションじゃ」

 

 

 ……………。

 

 

「……………言うておくが、ワシに何か言っても無駄じゃぞ。そこに書いてある説明を読んだだけじゃからな」

 

 

 …何と言うか……ここに居ると、私って序の口なんだな、とつくづく感じます。

 

 

「比較対象が阿呆すぎるわ。貴様も充分色狂いじゃ。ふぅ…。ま、何でもええわい。とにかく進んで、早う抜けるぞ。何、ワシにかかれば鏡の迷宮なぞ朝飯前よ。匂いと空気の流れで、進む道も敵がどこに居るかもマルっとお見通しじゃ」

 

 

 

 と、ずんずん進むレオ殿でしたが。

 迷宮の中で空気の流れって言われてもなー。匂いって、あっちこっちでレズ乱交しまくってるから、性臭で鼻が利かなくなるでしょ。 

 

 しかも、普通に並んで入っただけだから、お互いどこにいるのか分からなくなってしまった。せめて手でも繋いでおくべきだったか…。

 

 

「むぅ、不覚…。まぁええわ。触って来たヤツを張り倒せばいいだけじゃ」

 

 

 間違って私を殴らないでくださいね。

 

 

「……そういう貴様は早速襲われておるのぅ。愉しんでおるようで何よりじゃが」

 

 

 まぁ、そういう『ランド』ですし、もー開き直ってしまった方が早いかな、と。何だかんだで、シたら大人しくなりますから。

 

 

「完全にケダモノじゃの…」

 

 

 ケダモノっつーか、多分この子達普通にケモノっすわ。ほら、この子動物の恰好してますし。ケモミミですよケモミミ。

 いやレオ殿もケモミミなのは分かってますけど、文字通り発情期の動物ですわ多分。

 

 単なる『ランド』だと思ってたけど、サファリな感じのも混ざってるっぽいです。

 

 

「みゃあみゃあ」

 

 

 そら、見てくださいよ私に跨ってみゃあみゃあ言ってるこの子。

 最初に飛び掛かられた時は、「食べないでくださーい!」って叫びました。

 

 

「その声はワシも聞こえておったが、すぐに自分から食われに行ったであろう貴様。鏡で見られているのを承知の上で睦みはじめるの見ておったぞ…」

 

 

 仕方ない。だってこの子、さっき突っ込んできた鉄球がMODで変わったフレンズだもの。MOD適応前で言ったら、鉄球に押しつぶされて篝火行になっちゃったんだもの。

 どうでもいいけど、額のMの模様はソッチの趣味という主張ととらえていいんだろうか?

 

 

 とりあえず、鏡の迷路と獣のセックスフレンズを堪能さていただきました。迷路を抜けるまで、何人に襲われたか数える気にもなりゃしない。

 レオ殿は、流石にウンザリしてきているようだ。付き合わせちゃってごめんね。

 

 

 

 

 さて、今度は電車に乗って移動するとあったが………ああ、アレか。ちょうどやって来た。電車と言っても、所謂チンチン電車みたいだが……言っておくが、普通の意味での路面電車の方だ。

 MODで変化する前は一体何だったんだろうか? MODが入ってないダークソウルで、世界観を崩しそうにない乗り物……大烏こと文みたいな生物は除けば、精々が原始的なエレベーターくらいだ。実際、祭祀場では壁尻式のエレベーターがあったからな。

 

 外見は……マトモだし、ここから見える乗客は普通に見えるなぁ。…あ、『見学者専用』って看板がかかってる。

 

 

「外見と乗客の見てくれがマトモだとして、お主はそれを信じるのか? このランドを見学しに来るような奴らじゃぞ。確実に痴女、或いはその予備軍に決まっておるではないか」

 

 

 そりゃそうなんだけど、でも他に道が無い訳ですし。

 

 

「む………いや、ワシが聞いたのは確かにそのルートだけじゃったが、それしかないとは言われてないぞ。……じゃが、確かにどの道を通っても、痴女に襲われる危険しかないな」

 

 

 男にとっては天国のようで地獄ですな。真面目な話、どうします?

 私としては、どちらへ行っても襲われるなら、確実に移動できる電車を使うのがいいと思うのですが。

 

 

「一理あるが、やはりワシは別のルートを探してみよう。電車の中では、荒事になった時の抵抗手段が限られるしのう。何かあったら、何でもいいから助けを呼べ。最悪、あの電車の窓でも割っておけば、見つけた時に助けに行ってやる」

 

 

 んじゃ、私もレオ殿に何かあったら何とかしてみましょ。この場合、私のちんこを囮にしている間に、レオ殿に自力脱出していただく事になりますが。

 

 

「デコイとしては最上の効果を出しそうなのが、また腹が立つ…。まぁよい。一度別行動じゃな。あまり色に溺れるでないぞ。本気でここから出られなくなるからのぅ」

 

 

 さいですな。では、私は襲われるの覚悟でチンチン電車に乗っていきます。

 

 

 

 

 …という訳で、レオ殿と別れて電車に乗ったのだが…………何と言うか……普通? だ。『ランド』基準で、ではない。

 本当に、普通の電車だ。窓から見える光景では、痴女と痴女が動物のようにレズプレイに興じていたりするが、電車の中だけは普通に見える。

 MODで出来上がる姿が女性のみだからか、女性専用車両に見えるが、普通だ。

 

 品のいい緑のロングスカートの制服に身を包み、深窓のお嬢様のような女学生らしき人物達が小声で話し込んでいる。チラリとこちらに目を向けられたが、すぐに目を反らす。

 携帯電話……えーと、スムーズフォン? だっけか、とにかく現代人御用達の暇潰しアイテムを弄る者もおらず、小説の文庫本に目を通していたり、何やら手芸っぽいナニカをしていたり。

 

 ………何て言うか、平和だ…。最悪、すし詰め状態の電車の中で、集団痴漢ならぬ集団痴女されると思っていたのだけど。

 とりあえず、私も適当な席に着く。一応、周囲に誰も居ない席へ。

 

 

 周囲を見回すが、相変わらず穏やか(窓の外除く)な空気。ゆっくり進んでいく電車。これなら、最悪でも飛び降りてしまえば逃げ出せるか。

 …はて、どうしたものか。レオ殿同様、私も何か罠があると思っていたのだが。いや期待していたのでは……あんまりない。

 

 

 3つ、駅を通り過ぎた。駆け込んでくるのは、外の痴女…かと思いきや、ごく普通の恰好をしたお嬢様や奥様(結婚指輪してたから、多分)。

 ………考えてみれば、穏やかなのはいいが…私は、一体どこで降りればいいんだろうか? 電車を降りたら、真ん中のちんこの塔を昇ると言う事だったから、あそこの近くなのは確かだが…。

 

 

 5つ、駅を過ぎた。車内で路線図を見つけたので調べてみたが、私は終点の一駅前で降りればいいようだ。路線図を見る限り、この電車はランド内をぐるりと大きく回る電車で……………

 

 

 

 ん? あれ? おかしくね? だって、この電車が走ってるのは、ランド内だけだぞ。見学者専用って書いてあるけど、だったらどうして客が駆け込んでくる? 本当に見学者専用なら、ランド内の駅には止まらず、ぐるっと回って外に出ていくくらいでもいい筈。

 いや、それ以前に。

 

 

 

 

 感覚が完全にマヒって忘れていたが、私は現在進行形で素っ裸のままである。

 これで本当に見学者扱いされてるなら、そっちの方がおかしいわ。

 

 

 

 これは、罠だ。

 

 

 

 …いや待て落ち着け、例え罠だとしてもいきなり行動を起こすのは悪手だ。ここは次の駅に着いた時、さりげなく電車を降りるのだ。幸い、この席は出口に近い。駆け抜ければ……いや、罠であれば、降ろしてくれと言ったところで素直に扉を開ける筈がない。

 ここは窓から飛び降りて………飛び…。

 

 

 

 

 窓の下は、地面まで軽く100メートル以上あった。どうやらこの電車のレール、高い所を走るようになっていたらしい。見学者専用だから、高い所から見せてあげようってか?

 

 

 その時、ちりんちりんと鐘の音が響く。見れば、車掌が警笛を鳴らしている。…本来のチンチン電車であれば、目前を横切る人がいる時にクラクションとして鳴らした筈だが……こんな所のレール上に、人なんている筈がない。近くに停留所の類も無い。

 という事は。

 

 

 

 車内の雰囲気が一変する。いや、隠していたものを曝け出しただけか?

 清楚に座っていたお嬢様達が立ち上がり、一斉に私を見る。その目はケモノ…いや、ケダモノ以下の何かだった。

 熱心に読んでいた本が放り出され、背表紙が外れたのが見える。外字で書かれた古典文学か何かだと思っていたが、エグい描写のエロ本だった。

 

 清楚な制服が次々と脱ぎ捨てられ、外の色狂いと同じ…いや、それ以上に露出度の高い…いや、もう衣類ではなく異性を呼び込む為だけの飾りとなった下着。先端とか秘部とか、完全に丸見えである。

 服を脱ぎ捨てたケダモノ達は、清楚な姿とは打って変わって、不思議とイキイキしているように見えた。イク事しか頭にないのは確かだな。

 ギラギラした目と、何もしなくてもドロドロのマンコを晒し、犬のように舌を出して下品な笑い声をあげながら迫ってくる。

 

 

「聖リリアン学園の、ヤリマン子でーす♪ 久しぶりに男の人に会えたんで、バッチリ咥え込みまーす」 

 

「同じく、3年のチン子よ。学校ではペニバン使ってタチばっかりだから、ガンガン生中出しされたいわ」

 

「MC学園1年、性奴会のオメ子でーす。NG無しだから、何でもしていってね♪」

 

「MC学園2年生の、コーシューベン女です。流石に本名じゃないからね? 名が体を表してるし、不死は本名が嫌いだから、これが事実上の名前だけど」

 

 

 

 何故か口々に自己紹介しながら私を囲む雌達。他にも居たけど、名前もノリも似たようなもんである。

 

 

「車掌のオナ子でっす。本当ならこのアトラクション、逃げようとするチンポ…もといオトコを捕まえる罠だったり、知ってて入って来たオトコとセックスして、私がそれを鏡で見ながらオナってるんですけどー、あんまりにも久しぶりだし、私も直接ヤッっていいですよね」

 

 

 おい車掌。お前はちょっと待て。こんなトコで電車が停まったら、本気で脱出できないんですけど! …いや、停まってない。車掌室には誰も居ない…つまり自動運転? しかしそんな機能があるようには見えない。

 ………余所見運転ならぬ、セックス放置運転か。不祥事どころの話じゃないわ。

 

 

 にしても……電車の中で痴女とセックスって言ったらこう、すし詰め状態で身動き取れない所に、こっそり手が伸びてきて…というのを期待しゲフンゲフン、予想していたんだけどなぁ。このランドの事だから、乗客全部が痴女で、身動き取れない私に一斉に痴女行為を働いて来るとか。

 いや痴女行為は痴女行為だし、もうこいつらに捕まって身動き取れなくなってるんだけど……なんか違うなぁ、と投げやりに思いました。

 

 

 

 

 

 車掌さんが言っていたように、この電車は本来、逃げようとする男を捕まえる為の、出口に見せかけたネズミトリらしい。そう言えば蛇の傭兵も、「あそこに向かって行って、まだ捕らわれたままの不死がいるかもしれない」と言っていた。

 あのままであれば、きっと私もそうなり、永遠に、死なな程度に種馬とされていたのだろう。ランドで男が全く見かけないという状況を考えると、死んで篝火行という脱出手段もまず取らせてもらえないだろう。…飢えに飢えたケダモノ達が、勢い余って私を絞り殺してくれる事を期待するしかなかった。

 

 事実、私を捕縛したあのケダモノ達は、私を死なせないようにギリギリのボーダーラインを見極めて搾りとってきた。私も反撃して、何人か腹下死させたが、多勢に無勢。

 しかも、腹下死する程のセックスを見たケダモノ達は、恐れるどころか我先にと飛び掛かって来た。

 うーむ、この世界のダークリングは本当に業が深いな。快楽の為に何度でも命を捨てられるビッチを量産しておる。私もその一人だが。

 

 

 そんな所から私が脱出できたのは、幸運の賜物……なんだろうか? むしろ必然って気がする。

 レオ殿から、「助けが欲しければ、電車の窓の一つでも割れ」と言われていたが、そんなレベルではなかった。

 

 

 

 

 

 電車がね、盛大に脱線してフライハイして激突して大惨事ですよ。

 

 

 何でそんな事になったかと言うと……。

 

①電車は地上30メートルくらいの高さ走っていた。

②上り坂があれば下り坂がある。そして、下り坂では上り坂よりもスピードが出る。…人生的な意味でも。

③そして下り坂でブレーキをかける車掌は、車内乱交で潰れたカエルみたいにひっくり返っています。横入りしたので、制裁を受けました。

 

 

 …つまりはそういう事だ。

 突然電車がガコンと揺れて、猛烈な勢いで下り始めた時は何事かと思った。ケダモノ達はジェットコースターセックスだ、と悦んでいたけど。

 そしてジェットコースターセックスは、間もなくフライングセックスになって。物凄い激突音がして、大惨事…壁に突っ込んだと分かったのは、電車から放り出されてからだ。

 私が無事だったのは……その、私を拘束していたケダモノ達が、結果的にクッションになりまして。うう、人体がへしゃげる感触が…。

 

 …まぁ、そのクッションになったケダモノ達が、「死ぬなら交尾で死にたい」なんて言い出したから、重傷にも構わず犯してトドメを刺していったのだが。

 

 

 

「…慈悲深いのか、無慈悲なのか。判断に困る」

 

 

 何者!? 殺人現場、或いは強姦現場を見られた?

 

 慌てて振り返れば、そこに居たのは一人の少女。起伏の少な…もとい、スレンダーな体、ショートカットの髪、メガネ。気弱な印象を受けそうになるが、それを一掃する程の無表情。

 服装は、至って常識的な制服。さっきのケダモノ達の偽装とは違い、特別清楚な印象を受けるのでもない、割とありふれた制服だ。強いて言うなら、胸元のリボンがアクセントか。…普通の恰好だが、ここではそれを信じてはならない。

 それらを包む黒い外套と、先端に☆がついている小ぶりな杖。

 

 しかし何より目を引くのは、やはり頭の上にチョコンと乗っている、えらく大きい帽子だろう。

 

 

「心配ない。私はここの住民達と違って、性行為を求めていない」

 

 

 …本当…だろうか? 確かにレオ殿のように、一度落ち着いてからは常識を取り戻した例もあるが。と言うより、何となくこの人はムッツリさんな気がする。

 非常に失礼な私の疑いを他所に、彼女はこつんと眼鏡を押し上げた。

 

 

「どういう経緯でこんな事になったのかは知らないが、おかげで助かった。長くここに囚われていた」

 

 

 ここ、というのは………横を見ると、拘束具のような物が幾つも並んでいる。その一つが、瓦礫か何かで破損したようだった。…危うく、本人にも直撃するところだったのではなかろうか。

 恐らく本来であれば、この拘束具に捕らわれた人を、道行く人が好きに犯す、という催しなのだろう。…このランドの性質からして、男女の配置がどうなってもおかしくないし、むしろ同性同士であってもおかしくないし、囚われている側が積極的に欲しそうなのが恐ろしいところである。

 

 

「…一応言っておくが、私は使用されていない。ここは倉庫のような場所で、必要になったら引っ張り出される」

 

 

 さいですか。ところで、貴方は? ここに捕らわれていたと言う事は、やはりここに挑んだ不死なので?」

 

 

「そう。ビッグハットの有希、と呼ばれている。このランドを抜けた先に向かおうとしていたが、途中で見かけた書店に入った。気づいたらここに居た」

 

 

 …ここで売ってるのって、エロ本かセックスのハウツー本くらいだと思いますが…。

 それはいいとして、これからどうするつもりで? この先に進みますか?

 

 

「いいや、一度撤退する。私の用事も急ぎではない。無理に進んでも、門番に阻まれる」

 

 

 門番…? いやそれよりも、ランドから脱出するルートはあるので? ここからだと、それなり以上に距離がありますが…。

 

 

「厳しいが、どうにかする。これでもそれなりに腕に自信はある。本屋に入らなければ問題ない」

 

「ならば、ワシも共に行くとしよう。エスト瓶の残りも、心許なくなってきた」

 

 

 おお、レオ殿。ご無事でしたか。

 

 

「それはこっちのセリフじゃ。電車で何かあったら窓を割れと言っておいたが、まさかこんな大事になろうとは…。音を聞きつけて飛んできたぞ」

 

 

 心配をかけたようで申し訳ない。しかし、やはり別の道があったので?

 

 

「うむ。舗装されてない道じゃから、ちと歩きづらいし、草木を掻き分けていかねばならぬがの。ここでは大っぴらに交尾をしても問題にならん為か、茂みに隠れて…というのは流行らんようじゃの」

 

 

 そうかなぁ? むしろ、隠れて引き摺り込んでレイプごっことかありそう…いやこの場合は逆レか。まぁ、レオ殿ならそうそう遅れは取らないか。

 

 

「…護衛がつくのはありがたい。二人とも、何れ恩は返す」

 

「構わぬよ。いい加減ワシも、このトチ狂った場所から離れたいと思っていたところじゃ。探求と、強いオスを探す事が我が一族のサガとは言え、ここは流石に酷すぎる。お主はどうする?」

 

 

 私はもうちょっと進んでみます。そろそろ、ランドの連中も異変に気付いてもおかしくありません。男がいると知れたら、飢えた痴女達が殺到してくるでしょう。

 別行動して、囮に徹するのが上策かと。

 

 

「…私は、何れまたこの先に行かなければならない。もしもその時、あなたが囚われているような事があれば、何とか助けよう。だから亡者にならず耐えてほしい」

 

 

 捕まるの前提で話されても…いや実際何度も囚われているので、反論はできませんが。

 

 

「最後に2つ。このランドには現在、我々を除いて少なくとも3人の侵入者が居る。ここの住人のように色に耽らず、何らかの目的をもって行動しているようだ。上手く会えれば、力になってくれるかもしれない。そして、このランドを抜けるには、門番を倒さなければいけない」

 

 

 3人の侵入者に、門番…その特徴は?

 

 

「一人は異様に頑丈な剣士。ただし精神的にはあまり強くない模様。一人は大剣を使う剣士…のようだが、本人は引退したと言い張っていた。最後の一人は、重甲冑を着込んだ槍使い」

 

 

 なんか…戦士というか物理方面に偏ったラインナップだね。別に文句はないけど…。

 門番に関しては?

 

 

「簡潔に言えば巨人。高度な技術を使った装備で武装しているが、性格は基本的に温和。ただ、門番としての責務には忠実なので、通り抜けるには一度は打倒する必要がある」

 

 

 打倒か…。この場合はバトルファックになるけど、巨人相手にどうやってやれば…。ランドの入り口の巨人だって、サイズ差のおかげで一方的に搾り取られて終わったもんな…。

 まぁ、本人を見てから考えるか。情報提供ありがとう。

 レオ殿、有希殿をよろしくお願いします。

 

 

「うむ、任された。では、またどこかでの」

 

「武運を祈る。…子宝を祈った方がいい? では失礼する」

 

 

 

 

 …さて、ここからどう進んだものか。近くにちんこの塔が見えるので、まずはあそこの麓まで行かなければいけない。上から見た所、そこに通じる道は近くにあるようだが……さて、何処で何に襲われる事やら。

 そう言えば、レオ殿はちゃんとした道でない方が、意外と襲われずに済むと言っていたな。やってみようか。

 

 

 

 

 

 

 …迷った。むぅ、なんと言う落とし穴か…。いや別に本当に落とし穴があったのではない。単に、路から完全に外れてしまったと言うだけだ。

 目印の大きな塔があるので、そこを目指して進めばいいだけだが、意外と真っ直ぐ進めない、遮蔽物が結構ある。

 ちなみに何度かラミア一族に襲われた。ピット器官で私を探し当てたらしい。まぁ、一人ずつ襲ってくるから、返り討ち(腹下死)するのはそんなに難しくなかったが。むしろ、さっき延々と搾り取られた礼をさせてもらっている。心を込めて、孕みますようにと。

 

 そして辿り着きましたるは、これまた大きな塔…なんだけど、ちんこの塔じゃなくてその横にある塔だ。途中まで登って外を見上げたら、ちんこの塔が隣に聳え立っていたので気が付いた。

 まぁ、この塔も決して悪い所ではない。どういう訳だかケダモノ達が居らず、非常に静かな空間になっている。察するに、ここはアトラクションではなくて倉庫の類ではないだろうか? まぁ、仮にそうだったとしても、つい先程電車に擬態したアトラクションがあったので、あまり安心できないが。

 

 

「…誰?」

 

 

 ほら人が居たよぉ! ……って、あれ、ケダモノ達じゃない…。

 奥から出てきたのは、メガネをかけたおしとやかそうな女性だった。…おしとやか『そう』であって、実際にはどうだか分からないが。

 だってほら、体付きが超おしとやかではない。どう見てもメートル超えしているバスト、ケツドラム、むちむちフトモモ。ふとましい…と言うと侮辱に聞こえるかもしれないが、よい肉付きで、飛び込んだらクッションのように体を受け止めてくれそうだ。

 

 それより何より目を引くのは、肩に担いだ巨大な剣。威圧感からして、偽物ではなさそうだ。

 どうやら、私を警戒しているらしい。…その時点で、外の色欲一直線のケダモノ達とは違うのが分かる。

 

 私はコレコレこーいう者なのですが、あなたは?

 

 

「…そう、このランドの先に行きたいの…。……私は……武器屋よ」

 

 

 …武器屋? え、その剣売り物?

 

 

「いえ、これは私の武器よ。もう引退していたんだけどね。…ちょっと事情があって」

 

 

 …つまり、そのドでかい剣をブンブカ振り回せるだけの腕力は今でもある訳ですな。

 …時に、その事情とやらを伺っても? 好んでこのランドに来た訳ではないようですし、

 

 

「…私も、このランドの先に行こうとしていたの。何故そうしようと思っていたかは、忘れてしまったけれど…。知ってる? このランドもね、昔からこうだった訳じゃないの。昔は、もっとこう………物騒だったのよ。物理的に」

 

 

 昔は……つまりはMODが適応される前だろうか? 不死の試練だか振るい落としの場なのだから、そりゃ物騒なのもよく分かる。

 

 

「当時、このランドを超えようとしていたのは私だけじゃなくて、何人かの仲間がいた…と思うわ、確か。その中に、とてもとても大事な人も居た筈なの。だけど、不死であった私達は、ここに挑み続ける間に一人減って、二人減って…。気が付いたら、私はここに居たわ。他のみんながどうなったのか、今となっては分からない。ひょっとしたら、誰かがこの先に進んだのかもしれない。私が最後の一人なのかもしれない。確かめる勇気もなく、私はここに居る…」

 

 

 心が折れた…んだろうか。キツい事を聞いてしまった…。

 

 

「いいのよ。こうして吐き出すだけでも、幾らか気が楽になったわ。……そう………」

 

 

 

 

 

 

 

「大事な息子が、色に目覚めてこのランドで遊びまくってても! 私にはもうどうでもいいわ!」

 

 

 …え゛!?

 

 

「ええもう遠慮なんてするものですか! 私だって、楽しんじゃうんですからね!」

 

 

 

 え、ちょっ、いきなりランドに適応しやがった!? これはアレか、不死が死にまくって限界が来て、色欲亡者になったって事か!?

 お母さんは一日お休み、メスを開放する気ですか!? いやぁぁぁぁ!?

 

 

 

 

 

 別にイヤではなかったな。ムチムチした体を思いっきり楽しませていただきました。あのでっかい剣…巨人殺しというらしい…の柄を使って二本差しとか、その辺にあったロープで緊縛プレイとか、雌の欲望を存分に満たしてあげましたとも。

 …万一、遊び回っているらしいムスコさんと近親相姦にまで発展すると心が痛むので、俺に操を立てさせておいた。…ちゃんと満たしてあげておかないと、いつ欲望に屈するかわからないけどね。

 

 

 武器屋さんを満足させた後、妊娠の兆候があったら病付村々病院へ行くよう伝え、キスで見送られて私は道を進んだ。

 それにしても、このランドに『息子』が居るのか…。もしもあったら「お前の母ちゃん最高だったぜ」とでも言ってやるべきだろうか?

 …もし、本当にここに居るのなら…の話だが。亡者になって居なくなってしまったか、それとも最初から設定だけの存在なのか。…仮に見つけたとしても、武器屋の彼女には言わない方がいいかもしれないな…。

 

 背後の塔を振り返ると、窓から満面の笑みの武器屋の彼女が、投げキッスをしてくれるのが見えた。

 

 

 

 

 

 さて、隣の塔へ進む、移動時間にして3分もしない間に。

 

 

 

「カップルなんて嫌いじゃあぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

 襲われています。刃傷沙汰的な意味で。

 コメディチックなキレ方をしながら、二本の剣を振り回し、自分の傷を全く意に介さずに切りかかってくるその女。

 

 黙っていれば美少女…いや、可愛い系の少女なのは間違いないと思う。

 しかしその目はガンギマリ。血走ってるし、血涙出てるし、何より殺気が迸っている。

 

 青いショートカットは、随分暴れ回ったらしくグチャグチャに乱れていた。

 返り血と思しき汚れが入った白いマント。青と白を基調としたドレスのような服は、マントが無ければ胸元から上が全て曝け出されていた事だろう。

 

 というか一体どうなってんだ! カップルが嫌いだとして、何故私が襲われる!?

 襲い掛かる相手なら、あっちこっちに居るでしょうが!

 

 

「アレは違う! なんかこう、色んな意味で違うし怖い! 大体、ここに居るのってカップルじゃないじゃん! 居るのは痴女ばっかりじゃん! 想像してたのと違うんだけど!?」

 

 

 私に言うな! というか不死の試練の場が、そんなマトモな施設な筈ないじゃないか!

 

 

「うっさーい! とにかく、こっちは失恋してからカップル憎しの一心だけでここまで来たのよ! だっつーのにカップルは居ないし色ボケしたケダモノばっかりだし、どうしろっちゅうねん! そんな中、ようやく見つけたカップル! 誰が相手だか知らないけど、さっき投げキッスとかしてたでしょうが! 大人しく斬られろ!」

 

 

 それこそ無茶言うな!

 

 

「問答無用! 喰らえ、嫉妬とやるせなさと怒りと悲しみの! さやかちゃんスペシャル!」

 

 

 

 その時、私は確かに見た。人に可能だとはとても思えない程凄まじい剣戟の嵐と。

 彼女の背後に佇む、八面六臂の血の涙を流す「しっと」と書かれた白いマスクを被った、筋肉ムキムキの大男を。

 

 思わず圧倒され、目を取られ、避ける事も忘れて。その剣が私の体に叩き込まれて。

 

 

    バキッ

 

             ポキッ

 

 

 

 

「……………ほへ?」

 

 

 ……普通に折れた。…この武器、最後に手入れしたのいつ?

 

 

「えっと…………………だ、大分前…」

 

 

 

 数秒沈黙。

 お互いに笑顔になる。ただし、笑顔の意味は全く逆だが。

 

 

「お、お後がよろしいようで…」

 

 

 よろしい訳があるかー! 死ぬかと思った、死ぬかと思ったんだからなぁぁぁあ!!!!

 

 

「あ、ちょっ、やめっ、私そういうの経験なくて、ちょっ、きゃああぁぁぁぁぁぁぁ!!!?!?!

 

 

 そんな清い体でこのランドに来るのが悪い! 

 怒りと復讐と肉欲と背徳の! 突き! 突き! 突きぃぃぃぃ~~~ッ!

 

 抵抗しようとする小娘を、強引に組み伏せました。男に初めて襲い掛かられて慌てる彼女。MODの効果なのか生来の気質なのか、非常に快楽に弱かったです。

 意に沿わない感覚を強引に引き出され、屈辱と痛みと羞恥で歪む顔を見て、存分に愉悦しました。うーん、こういう完全レイプっぽいのは初めてな気がする。

 

 精神的には意外と弱かったらしく(レイプされれば誰だってこうなるが)、一発ブチ込んで絶頂させてからの彼女は大人しくなった。トラウマになったかな?

 とりあえず襲い掛かって来たお返しはした訳だが、このまま放置してはおけない。流石にヤリ捨てはどうかと思うし(彼女にしてみればいい迷惑だろうが)、このまま拗らせてまた襲われてしまっては堪らない。さっきは武器が折れるという間抜けな結果に終わったが、アレがちゃんとした剣で振るわれたらと思うと寒気がする。ちんちん切り落とされそうだ。

 

 うむ…故人曰く、「手を出すのなら情けを残すな、情けを残すのなら手を出すな」と言う。お情けを強引に注ぎ込んだこの子の場合、どうするべきだろうか?

 本気で泣いてレイプ目になっている彼女を見るに……うむ。

 

 

 米俵のように担ぎ上げて、やってきた道を戻る。武器屋の彼女が居る塔に入った。

 ここは一つ、この塔で暫くセックス漬けの生活を送らせ、下半身で説得して今後妙な事をしないよう躾けるしかあるまい!

 

 拉致監禁に強姦調教? せやな。だがここでそれを取り締まる者は居ないのだ。

 

 

 

 さやかと名乗った彼女を武器屋の彼女に見せ、状況と経緯を説明すると、若干呆れられながらも、戻って来た事に喜ばれた。彼女の居場所に居座らせてもらう以上、勿論武器屋の彼女にだって成大に礼をするつもりである。

 というか、この行為に何も言わない辺り、やっぱり彼女もランドの住人である。

 

 

 

 

 

 さて、そんな訳で、彼女を拉致監禁して、寝る暇も惜しんでヤりまくった訳であるが……うむ、実にジューシィな子になったものよのぅw

 今、私の前では武器屋の彼女…カトレアと並んで、裸エプロンで料理をしているさやかが居る。カトレアのムチムチフトモモとケツドラムと並ぶと、さやかちゃんのスラッとした未成熟な体が際立つのぅw

 しかも、見られているだけで段々秘部が潤っていくのがよーくわかる。それを自覚して恥ずかしがっているのに、逆らおうともしない。むしろ、イタズラしてほしそうにソワソワしたり、お尻を振りながら私をチラ見してくる。

 その中に、強姦魔に対する怒りや恨みは一切ない。むしろ恋人に甘えたがるスィーツ(笑)な雰囲気すら漂っている。

 

 

 何故にこうまで変わったのか? そりゃアレだ、『強姦から始まる恋』という奴だ。…そんなの恋じゃない、と言われればそれまでだが。

 私は塔にさやかを連れ込んで、とにかく延々と犯し続けた。彼女の意に沿わない悦楽を強制的に引き出しながら、耳元では「綺麗だ」「可愛い」「すごく色っぽい」等々、失恋によって自棄になった彼女を慰めるように、好意を刷り込むように囁き続けた。

 一方で、時にはグロッキー状態になったさやかの目の前でカトレアを抱き、獣欲を満たす雌の姿を見せ付けて、嫉妬と好奇心を煽った。

 

 体を休めて動けるようになったら、カトレアと二人係で反抗を抑え込んで犯し、行動とは裏腹に耳元で好意を囁き続ける。

 最初こそ抵抗していたものの、徐々に体が正直になり、肉棒を引き抜こうとすれば強烈に締め上げて引き留めるようになり、抜いたら抜いたで物欲しげ、寂し気に媚肉をヒクつかせるようになり…不意打ちでいきなり奥まで潜り込んでやると、それだけでイクようになり。

 中出しされた衝撃でイクのは真っ先に教え込んだ。バックから犯せば自分から尻を突き上げるように躾け、正常位ならだいしゅきホールド、騎乗位ならオネダリ…。

 

 欲望のままに彼女の体を弄びながら、自分からも行動するように仕向ける。

 肉棒と絶頂の味を散々教え込んだ後、入れずに入り口付近にこすりつける。スベスベの足の感触が溜まらない。我慢できなくなってきたら、カトレアに突っ込む。

 …期待していた快楽が得られなかった事への失望と、自分は望んでいないという意地と、目の前で喘ぐカトレアへの嫉妬が入り混じった表情がとても良い。…多分、さやかが失恋したのは、フラれたと言うよりは誰かに奪われたのではないだろうか? その表現が現実的に正しいかは別の話だが、ちょっとトラウマを刺激してしまったっぽい。

 まぁ、そのトラウマのおかげで、積極的に行動するようになったから、結果オーライだ。奪われたくないと言う感情が、最期の一線だったんだろう。

 

 積極的になったさやかに、カトレアが人妻のネットリした技術を教え込み、「先生面するな!」と言わんばかりに対抗意識丸出しのさやかを優しく見守っている。

 …何だか、妙に見守り方が堂に入ってるな? ひょっとしたら、ランドで遊び回って戻ってこないという息子さんが、かつてあの立場だったのかもしれない。

 

 ま、何にせよ、失恋を拗らせて襲い掛かって来たさやかちゃんはもう居ない。セックスの味を覚えて、私に逆らえなくなった都合のいい女・さやかちゃんの爆誕であった。

 

 

 

 

 ところで、武器屋の彼女ことカトレアを名前で呼び始めた事からも分かるように、どうやら彼女は妊娠したようだった。

 さやかちゃんはまだなのだが、妊婦を放っておく訳にもいかないと言う事で、カトレアと一緒に病付村々病院へ行ってもらった。…あそこの受け入れ人数、上限は何人だろうか…。もう結構な妊婦が入ってるんだよな。

 不満タラタラなさやかちゃんは、今度会ったら出会い頭に押し倒して孕ませると約束した事で何とか機嫌を直した。そこはせめてデートの方がよかったんじゃないか、乙女的に。…そんな風にしたのは私? せやな。

 

 

 

 

 さて、さやかちゃんを手懐けるのに数日かけた訳だが、とうとう私はちんこの塔にまでやって来た。長く険しく気持ちいい道程だった。篝火行にならなかったのは、このランドの住人が搾り殺さないよう手加減していたからに他ならない。だって、絞り殺したら篝火行になって逃げちゃうからね。

 死人とセックスはできないのだよ。いや死体姦なんて言葉もあるし、腹下死させたのにも気付かず2~3発出すまで腰振ってた事はあるが。

 

 ともかく、この頂上まで登り切れば、ようやくこのランドを突破できるのだ。それだけに熾烈な妨害と、強力な門番が予想されるが……よし、腰の調子もキンタマの重さも充分! 気合と性欲入れていくぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 このちんこの塔、内部構造までちんこを再現してやがる。割と本気で戦慄した。

 尿道と思しき縦穴の螺旋階段を進む事10分以上。エレベーター用意しといてくれよ。…いやあるにはあったんだけど、頂上に行っていて、下からは動かせなかったんだよ…。

 

 ヒーコラ言いつつ昇っていくと、意外にも妨害らしい妨害は無かった。…これはアレか? 吐き出される為に上ってくる精子(つまり今は私だ)を邪魔してはいけないとか、そういう事か? このランドなら在り得るから困る。いやでもそれだと門番の存在が理屈に合わないな。

 代わりに、このランドを脱出しようとしている人に出会った。

 

 黒い重甲冑に身を包んだ戦士……ユキ殿が言っていた、最後の一人か。非常に警戒されていたのだが…その理由も当然だった。

 

 

「服を着ろ」

 

 

 …そう言えば、ランドの入り口で服を失ってからずっと裸のままだったね! 風邪引いちゃうよ! 

 戦士殿は、メルシア・アルマードと名乗った。どのような方かと言えば……凄く、マッシヴです…。いや本当に。

 見せ筋などではない。明らかに戦う為、使う為の筋肉だ。

 

 というか、あなたはあなたで何故脱いでいるのですか。

 

 

「ここにはケダモノどもが居ないようだからな…。下手な所で甲冑を脱ぐと、襲い掛かってくるんだ」

 

 

 ああ…何でもイケそうですものね、このランドの連中。

 それはそれとして、この先にランド突破の為の道があって、そこに門番が居ると聞いたのですが。

 

 

「ああ、もうすぐそこだ。…スタンプカードは持っているのか?」

 

 

 …は? スタンプ?

 

 

「このランドのアトラクションを使用すると、スタンプが一つ貰える。この先に進むには、そのスタンプをコンプリートしなければならないそうだ。私は一つも持ってないし、集めに行く気にもならなかったんで、少しここで休んでいたんだ」

 

 

 少しってどれくらいですかね…。しかし、そんなスタンプなんか知らないぞ。

 ……門番の目を盗んで進むのは…。

 

 

「難しいな。私ではできなかったが、賄賂でも送った方が余程効果的だろう。……この場合の賄賂と言うのは……まぁ、言わぬが花か」

 

 

 栗の香りの花ですね分かります。門番も所詮はランドの住人と言う事か。そう言えば、入り口の門番も同じ方法で突破できたな。

 

 

「ふむ…及ばずながら、私も協力しよう。このランドを突破しなければならないのは、私も同じだ。何とかして門番を無力化して、先に進みたい。睦み事の経験など殆どないから大した力にはなれそうにないが、注意を惹いたりいざと言う時に連れて逃げるくらいの事はできるだろう」

 

 

 それは真面目にお願いします。ここまで篝火無かったからなぁ…。もしも腹上死したら、ランドの入り口からもう一回…ショートカットの類も見つからなかったし。

 では、行ってみましょう!

 

 

 

 そして最後の階段を上った先。頂上…ちんこで言えば鈴口部分と思われる広場。高所の為か、良い風が吹いていた。

 広場の真ん中には………また巨人かよ。

 

 

「ん? お客さん? スタンプカード持ってる?」

 

 

 そこに居たのは、入り口の巨人を軽く凌駕するサイズの巨人。凄まじいナイスバディを、ラインがくっきり見える紫のボディスーツで包み込み、膝まで長く伸ばしたツインテールを揺らしている。青い髪と緑の目。よく見れば、額にバンダナらしきものを巻いている。

 そしてそれ以上に目を引くのは、背中と足に取り付けられたゴッツイ機械。

 

 …見た感じ、空飛ぶ機械だな…こう、ジェット的な。手元には銃らしき物まである。戦うとなったら危険そうだな…巨体をものともせずに空を飛んで、一方的に銃撃。着地の時も物凄い衝撃が発生しそうだ。

 なるべく穏便に行きたい…賄賂を受け取ってくれ、というのは彼女の逆鱗に触れるだろうか?

 

 

「スタンプは…無いのか。うーん、それだとここの施設を使わせる訳にはいかないなぁ。私も恋できるかと思ったんだけど。ここは最後の楽しみとして、アトラクションを周ってきてくれ」

 

 

 そこを何とかできませんかね。ソウルも銭もない私達だけど、出来る事は可能な限りするんで。

 

 

「だったらスタンプ集めて来て…というのは、流石に無情か。実際、今までスタンプを集めきれたのは一人も居ないし、別に強引に使われたって罰則やペナルティがある訳でもないし」

 

 

 そうだよ(便乗)。というか、スタンプ集めを強要した方が問題になるんじゃないの? ここって、ランドからの出口な訳だし、それを『全部アトラクションを巡らないと使わせません』って、ある意味監禁では。

 

 

「流石にその理屈には無理があると思うぞ。入って来たところから出るなら、全然止めはしないんだから。とは言え、折角ここまで来てくれたお客さんを、一切譲歩せずにハイさようなら…はちょっとな。うーん…」

 

 

 真面目そうだが、意外と親身になって話をしてくれる彼女。落ち着いた印象とは裏腹に、意外と人情派なようだった。

 暫く彼女は私と、そしてメルシア殿に視線を投げる。

 若干警戒するメルシア殿。流石にいきなり攻撃してくるような事はないと思うが、こういう場合のパターンは「私を倒していけ!」でもあるからなぁ…。

 

 

「…よし! これならランドのルールにも抵触しないな、多分。気絶した私の横を通っていけばいいんだ」

 

「気絶…? 戦おう、という事か? 言ってはなんだが、その巨体を上手く気絶させるのは、無抵抗だったとしても至難の業だぞ」

 

「いや、そうじゃない。私が勝手に気絶するから、その手伝いをしてほしいんだ」

 

 

 ニヤリと笑うその表情。真面目そうで人情派という評価を一変に吹き飛ばすくらい、卑猥な感情が滲み出る。

 やはりこのランドの住人であったか。

 

 で、その方法とは具体的には?

 

 

「ああ、そこで二人でセックスしてくれ。私はそれをオカズにオナニーして、絶頂して気絶する。こんなランドで二人連れで歩いてるんだから、とっくに関係はあるんだろ?」

 

「へ、変態かー!?」

 

「変態が怖くてこのランドに居られるか!」

 

 

 …うん、反論の余地もない凄い説得力だ。

 というか、オナニーで気絶まで出来るんですか?

 

 

「このランドでは同性でするのも珍しくないが、これだけ体が大きいと、ここでも相手が居なくってな…。性欲解消しようと思うと、自分でするしかなかったんだ…」

 

 

 お、おう。しかし、これはどうしたものか。

 私としては、メルシア殿とヤれるなら万々歳なくらいなのだが……オカズにされるの前提で見られながらとは…。

 メルシア殿は…。

 

 

「…私を抱きたいとは、物好きなヤツだな。まぁ、これでも多少の経験はある。一度性交する程度で、どうこう思う程初心ではないが、流石に見られながらというのはな…」

 

「…駄目か? これでもこっちは譲歩してるんだ。他にいい方法があるっていうなら、それでもいいんだけど」

 

 

 むぅ、無理を聞いてくれてるのに、こっちの都合でアレも嫌、コレも嫌ではな。

 幸いにして、メルシアさんにも同意は得られたし……雰囲気が出ないのは仕方ないけども。

 

 

 

「よし、話は決まりだな! それなら早速…」

 

 

 いそいそと武装を外し、座り込んで大きく股を広げる。大胆にも、ボディスーツの股をビリビリと破き、大事な部分を露出させる。

 …色々見てきたが、こんなに大きいおまんこは初めてだなぁ…。

 

 いかん、あっちも気になるが、まずはメルシア殿だ。お相手をしっかり見ないと失礼だしな。

 ガシャガシャと如何にも重そうな金属音を立てながら、メルシア殿は鎧を脱ぎ捨てる。見事な筋肉が露わになった。これまたボディースーツ…何だか今日はボディスーツが多い気がする。

 

 うむ…最初に会った時にも思ったが、筋骨隆々でも色気と言うのは醸し出されるものだな。

 特に腹筋が素晴らしいシックスパックに割れている為、体の筋とかがよーくわかる。

 

 

「本当に物好きなヤツだな…。私のような女を相手に、そこまでいきり立たせるとは。ま、あながち悪い気分でもないが」

 

 

 いやいや、肉体美って言葉を体現してますな。正直、見る目が変わりました…脱いだらスゴイっすね。これは是非ともこの手で撫で回さないと…。

 

 

「…好きにしろ。(そのまま続けながら聞け)」

 

 

 お、おう? …おおっ、おっぱいのハリも凄い…。そうか、筋肉に支えられているからこそか。(何でしょ?)

 

 

「(お前とするのはこの際構わんが、見られる趣味は無いし、何より唯々諾々とされているのが気に入らん。仕掛けるから協力しろ)……くぅ……な、中々上手じゃないか…」

 

 

 まぁ、伊達にこのランドを突破してませんから。(ちょっとちょっと、先に譲歩してくれたのはあっちですよ? 恩を仇で返す事になりますって)

 

 

「(心配するな。あの女にとっても、悪いようにはならん筈だ)か、体が…変な感覚が……あ、あまり腹を撫で回すな…! 胸までおかしくなってくる!」

 

 

 体の何処が弱点か、分かりやすいから触ってて楽しいです。どんどんおかしくなっちゃいましょうねぇ。

 真面目でストイックな剣士が色欲に溺れる情景は、溜まらぬ愉悦よのぅ。(……ちなみに、それに乗った場合、この続きは…)

 

 

「ほ、本当に好き勝手しおって、覚えていろよ…(……好きにしろ。一段落してから仕掛ける)」

 

 

 

 覚え込むのはメルシア殿の方ですな。ほーれ、これが悦楽ですぞ。(ならば良し。仇にはならないという言葉、信じますぞ)

 突然激しい事をして、足腰が砕けても困り者。まずは慣れていきましょう、(とりあえず、動けなくはならないけど、本気で感じさせるくらいでイかせていただきます)

 

 

 少しばかり歯噛みしたメルシア殿だったが、迂闊に抵抗する訳にもいかず、事実加減をされている事は気づいているのだろう。

 それでも身を焼く快楽をどうにか堪えようと、一撫でする事に吐息を吐き、または身を捩らせている。

 何とも色っぽい姿である。私の方が我慢できなくなってしまいそうだ。

 

 というか、我慢できません。メルシア殿の体の準備が整った事を確認し、潤った穴に潜り込む。

 自分より遥かに強い女戦士を捻じ伏せる愉悦と、それ以上に凄まじい締め付けを堪能しながら、敢えてメルシア殿の反応を伺わずに、色を覚えた猿のようにピストンする。

 我慢すらせず、メルシア殿の中で、雄叫びを上げながら暴発させた。

 

 

 一戦を終えた後の、虚脱感が私を包む。メルシア殿は絶頂したらしく、荒い息を吐きながら横たわっていた。

 チラリと目をやれば、私達を見ていた巨人の女も、中出しに合わせて絶頂したようだった。むぅ、自慰回数数えきれず、失神すらできるというのは伊達ではないのかもしれない。他人がイクのに合わせて、自分のタイミングを調節できるのだから。

 

 だが、息が荒くなってはいるし、秘部を無茶苦茶に弄り回した痕跡はあるが、まだ気絶していない。

 …これは、まだ続けろという事だろうか?

 

 

 

 そう問いかける前に、私に組み敷かれていたメルシア殿が、疾風のように動いた。

 重戦士の印象を覆すような、見事なフォームで巨人の女に飛び掛かり、その額に何かを仕掛けた。

 

 

「え……あ、ちょっ、あっあーーー!?」

 

 

 ひどく慌てた様子で巨人の女はメルシア殿を振り払う。しかし、これを予測していたのかメルシア殿は軽々と避けて私の隣に戻って来た。

 …あの、メルシア殿? これは一体?

 

 

「ここの番人については、色々と情報があったのでな。かつて所属していた、ここを通ろうとした騎士団…今では私しか残っていないが、彼女達が齎した情報だ」

 

 

 …あの、ひょっとしてその騎士団って、カトレアが居た騎士団では…。

 

 

「さて、不死は名前で呼び合う事が少ないから、名前を出されても分からないな。ここを通ろうとした集団は幾つもあったようだし、他の集団かもしれん。まぁ、それはいい。重要なのは、アレだ」

 

 

 メルシア殿の指さす先で、巨人の女が身悶えている。苦しんでいる…と言うよりは…何かに抵抗しようとしている?

 彼女が一際大きな叫び声をあげると、劇的な変化が起こった。

 みるみる内に、見上げる程だった見事な肢体が縮んでいく。

 

 これは一体…いや本当に大丈夫なのかメルシア殿!?

 

 

「ああ。ここの門番の巨人は、二つの姿を持っている。一つは、先程までの巨体。もう一つは、私達と同じサイズの体だ。額にある装置で、その切り替えを制御しているらしい」

 

 

 制御…って事は、自由に元に戻れるって事じゃないか。

 だったら、私達をオカズにして自分でするなんて面倒な事をしなくてもよかったろうに。性欲解消だって、小さくなれば問題なく相手を探せるだろう。

 

 

「そこは知らんよ。こいつの趣味じゃないか? まぁとにかくだ、同じサイズになったのであれば、面倒な事をせずとも………?」

 

 

 平然としていたメルシア殿が固まった。何か予想外の事が……あった、ようだな。

 

 

「何するんだー! 折角上手く気絶できそう…もとい、通してあげようと思ってたのに! 恩知らずー!」

 

 

 そこに居たのは、先程の巨人の女の面影を持った少女。服装や顔付はほぼ同じだが、先程に比べて丸くパッチリした目が幼さを引き立てる。

 何よりも違うのは、やはりスタイルだろう。先程までの生唾ゴックンシコリティ最高なワガママボディと違い、ツルペタな、確実に二次性徴に届いてない体。

 

 えーっと…さっきの人、でいいんですよね?

 

 

「そうだぞ。全く、誰から聞いたんだ…一度小さくなったら、暫く大きくなれないっていうのに」

 

「む、むぅ……。私達の情事を見るくらいなら、同じサイズになって巻き込んでしまえと思っていたんだが…」

 

「それが出来れば、あんなに欲求不満にはなってない。…皆、そうなんだ。最初は大きい体を見て近付いてきて、いざ小さくなったらすっごいガッカリして…」

 

 

 あー……何と言うか、爆乳を目当てにお近づきになってみたら、実はパッドだった…みたいな目で見られるのか…。

 元が超ナイスバディな分、反動もデカかろうな…最初に説明したとしても。

 

 あっ、ひょっとしてその制御装置で、入り口の門番だった子も小さくなれる!?

 

 

「いや、あいつはまた別の種族の巨人だから無理」

 

 

 …そうか。

 でも、ここの連中ならそんなのお構いなしだと…………いや、そうでもない…か?

 何だかんだで、ここで会った女…と言うか痴女達は、おっぱいが大きかったりお尻がまロかったり、元からセックスアピールが強い体をしていた。

 彼女のこの体だと、手を出してはいけない相手…或いは手を出せる程成長してない子供と見えるのかもしれない。…猶更好きなヤツが居そうだけど。

 

 

「うう、他の巨人はこんな事ないのに、どうして私だけ…。どうせお前もそのクチだろ。畜生、私だって大きい体ならもっと恋でき……………」

 

「………………」

 

 ………………。

 

「………………」

 

「………………」

 

「………………いきり立ってるように見えるんだけど」

 

「………………さっきの私の時よりガチガチに見えるな」

 

 

 そりゃ、さっきは手加減してましたし、加減しながらと思うとやっぱり興奮に身を任せる訳にはいかず、ナニも全開とはいきませんもの。

 

 

「………………今は興奮に身を任せようとしていると」

 

 

「………………誰を…いや、どっちを相手に?」

 

 

 

「………………」

 

 

 

「………………」

 

 

 

「………………」

 

 

 

「………………」

 

 

 

 どっちもです!

 さぁ、そのつもりに積もった性欲、解消してくれる! メルシア殿も、さっきの中途半端な行為では不完全燃焼だろう!

 ロリとマッシヴの丼だぁ!

 

 

 

 

 

「「へ、変態だーーーー!!!!」」

 

 

 この界隈、ロリコンペド程度ならまだマシな方だわ!

 

 アブノーマルが怖くてエロゲ脳が出来るか!

 

 

 この後、気絶どころか腹下死させた。




エッチな一家の住処~淫売のランド

銀騎士1…天龍(艦隊これくしょん)
 可愛い眼帯。別に怖くはない。

銀騎士2…龍田(艦隊これくしょん)
 ねっとりボイス。腹の内を想像すると割と怖い。

はぐれデーモン…なのはさんじゅういっさい(リリカルなのは)
 萎えてきたら絶対零度の目で「勃起して」と命令してくる。

王の探索者フラムト…歴戦の傭兵エキドナ(クイーンズブレイド)
 股間の蛇がフラムトかもしれない。

鍛冶屋アンドレイ…戦闘教官アレイン(クイーンズブレイド)
 鍛えるのは武器ではなくナニだったが、鍛えた武器でヤられてしまった。

センの古城…水龍敬ランド(おいでよ! 水龍敬ランド)
 城の仕掛けがテーマパークのアトラクションに見えてきた為。

古城の門を開く巨人…ディアンヌ(7つの大罪)
 本来試練の鐘を合図に門を開いていたが、試練がバトルファックになった為、門を開かなかった。

古城の蛇人達①…水龍敬ランドの一般客(おいでよ! 水龍敬ランド)
 男(と言うかちんこ)が居ない為、利用客が減っているらしい。

カタリナのジークマイヤー…レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ(DOG DAYS)
 性格が何となく似てる気がした。

古城の蛇人達②…ラミア一族(モンスター娘のいる日常)
 一族単位で拉致監禁の常習犯らしい。

楔のデーモン…ミーアやその母親。(モンスター娘のいる日常)
 水場に合計4体のデーモンと言うのは凶悪過ぎたと思う。

転がってくる大玉…サーバルちゃんを初め、フレンズ多数(けものフレンズ)
 鏡の迷路の中に突っ込んできた大玉。鏡の為に目測を誤ったらしい。

最後まで乗っていると串刺しになるエレベーター…チンチン電車。
 最後まで乗っていると、逃げ場のない状態で痴女達に襲われる。

古城の蛇人達③…小笠原 祥子を初め、リリアン女学園生徒(マリア様が見てる)
 水龍敬バージョン。チンチン電車に逃げようとする男を誘い込むエサ。
        MC学園の生徒達(水龍敬さんの作品)
 チンチン電車に逃げようとする男を誘い込むエサ。車掌のベルでMCが発動する。

ビッグハットのローガン…長門有希(涼宮ハルヒの憂鬱)
 大きな帽子と、魔法のような能力で配役。なおムッツリ。

心折れたバーニス騎士…カトレア(クイーンズブレイド)
 息子のラナが色気付いてランドに夢中になってしまった。寂しさから無気力に。

不死の王子リカール…ミキ・サヤカ(魔法少女まどかマギカ)
 振られてカップル憎しでここまで来たら想像と全然違った。

黒鉄のタルカス…メルシア・アルマード(やる夫スレ)
 アイアンゴーレム戦は、半分くらいこの人一人で勝ってた気がする。何あの火力。

アイアンゴーレム…クラン・クラン(マクロスF)
 ロボットっぽい印象があったので、巨人+機械装備で考えて配役。2つのサイズを利用したかった。

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