※この作品はR-18です。

Day Walker   作:美砂

63 / 105
Day Walker 63

「いや、マジ、偶然っすね!」

 いや、事故だろ。折角の良い雰囲気が台無し。

 「誰と来てんだ?」

 蓮、不機嫌な声で聞く。

 「家族とです。コテージに泊まってます。」

 「彼氏はどうした?」

 「あ~、大学の時の奴は、結局、相性悪くて別れました。今はフリーです。絶賛大募集中。」

 「残念だな。ここには空きはないぞ。早くコテージに帰れ。」

 うわー蓮、怖っ。

 「酷いなぁ、冷たいっすよ!見ず知らずの仲じゃないのに。」

 うわぁ、頼むから早く帰ってくれ。

 「やっぱ、1番相性が良かったのは、凛さんかな?次は蓮さん。」

 トップ1、2が、俺達って言う辺り、もう倫理観とか無いよね。俺が言える立場じゃ無いけど。

 「ん?何だ、数年経ってんのに忘れられないのか?」

 「忘れられないですよ。あんなSEX。」

 言った。言っちゃった。頼むから忘れてくれ。

 「ふん。今日は、凛とゆったりと過ごすんだ。どうしても俺達と絡みたいなら明日朝来い。」

 「え?良いんですか?俺、期待しちゃいますよ?」

 「別に何かするとか考えてない。期待に応えるとも考えて無いし。」

 「ちぇ~、まぁ明日起きれたら来ますよ。じゃ、おやすみなさい。」

 

 な、何するのかな?朝、来たらどうするの?

 「何、凛、ビビってんの?」

 「あ、明日朝、アイツ来たらどうすんの?」

 「何も考えて無い。明日の気分次第。」

 何?気分良かったら何するのぉ?怖くて聞けない。身から出た錆とは、まさにこの事。俺に発言権はありません。

 

 「はぁ、でもビックリしたなぁ。」

 また、2人っきりのゆったりした時間。

 「まぁ俺もビックリしたわ。もっと男臭くなってるかと思ったら、凛の系列だったからな。」

 「なんだよ、俺の系列って。」

 「ん?童顔?んー違うな。綺麗系な顔だな。アイツも。」

 確かに、分かりやすく言えば女顔のジャニーズ系?ジャニーズ知らないけど。

 

 「んー、もう11時か。早いな。寝るか。」

 「うん。寝る。」

 バン買って良かった。シートを全部倒してマット引けば、大の大人2人余裕で寝れる。

 「天井開けてみる?」

 「うん。開けた事ないね。開けて。」

 そこからは、満天の星空。

 「綺麗。ウチからはこんなに見えない。」

 「キャンプの醍醐味だな。本当に綺麗だ。」

 眺めてるうちに先に寝てしまった。蓮も寄り添って静かに夜が更けた。

 

 「ん?甘い香り。何?」

 良い匂いで目が覚めた。

 「ホットケーキ。これなら俺も食える。」

 コーヒーの香りもする。フルーツとホットケーキ。生クリームまで。

 「いただきます。・・・うん、安定の美味しさ。」

 笑顔になる。美味しい。

 「その笑顔が1番のお返しだな。ありがとう。」

 流石に蓮は生クリーム無しで、食べてる。俺はメイプルシロップもかけたい位だけど、それは黙っとく。

 「今日は、何する?すぐ帰るのは、勿体ないな。」

 「ん、予定は決めた。アイツ次第。」

 ん?アイツ次第?何で?何か一緒にするのかな?

 

 「おはようございまーす。」

 来た。来たよ。はぇーよ。まだ7時前だよ。

 「朝飯は?」

 「食べてきました。朝来たら何かするんですよね?何するんですか?」

 「待て、準備する。」

 俺と裕太は、何をするのか分からない。スポーツバッグに何か入れて準備してる。

 「行くか。お前、何時まで時間あるんだ?」

 「えーと、3時には出るって言ってました。」

 「そうか、じゃぁ、時間あるな。」

 「蓮、何すんの?」

 「シークレットハイキング。」

 何だそれ?出していたコンロや簡易テントを片付けて

 「さぁ、行くぞ。」

 行き先が分からない。蓮の後をついて行く。

 「蓮、ハイキングコース、あっち。」

 「普通のハイキングじゃない。そっちには行かない。」

 「何だろ?何か聞いてます?」

 「いや、何も知らない。」

 

 道じゃない森の奥に向かってる。キャンプ場の外れだ。人は来ない場所。

 「まぁこの辺で、いいか。」

 少し開けた場所。レジャーシートを広げた。

 「凛、脱いで?お前も脱げ。」

 「は?はい?何で脱がなきゃいけないの?」

 「コイツ、時々、マンションに来てた。凛知ってたか?」

 「え?本当?知らなかった。」

 「あ、バレてました?まぁ時々ですけどね。俺、諦めきれなくて。」

 「目的は?あったから来てたんだろ?」

 「・・・まぁ、隙あれば、凛さんとまたシタイなぁと。」

 あ、あぁマジですか。それ、ストーカーって言うんじゃないっけ。

 「これが、本当に最期だ。いいか?今日以降また家に来たら警察呼ぶからな。」

 話しながら俺から服を奪う。

 「ちょっ、ちょっと、俺の意見は聞かないの?」

 どうやら、今から3人で致すらしいぞ。

 「自分が蒔いた種が芽を出したんだ。自分で始末つけれるのか?」

 「だ、だからって、エッチする必要は無くない?警察行きゃいいんじゃ?」

 「酷い、いきなり警察ですか?俺、一目、凛さん見れたら帰ってたのに。」

 「う、う~ん。被害が何か出てる訳じゃないから、多分警察も相手しないだろうけど、やっちゃ駄目だよね。ストーカー。」

 「凛さん!これが最期で良いです!もうマンションにも行きません。だから、だから蓮さんの提案に乗りましょう?」

 必死に最後の1枚のパンツを取られまいと格闘してたら、裕太、自分で後孔を解してる。2対1かよ。俺、勃たないぞ。裕太は下だけ脱いでる。何故か俺だけ全裸に剥かれてる。

 「どうすんだよ!俺、勃たないよ?」

 小声で訴える。

 「俺が勃たせる。」

 そう言うと、俺の萎えて元気の無い息子を扱く。それを見ながら、裕太は盛り上がって来たらしい。

 「凛さん、綺麗でヤラシイ。」

 はぁ、そうですか。やっぱしなきゃ駄目っすか?裕太は俺をみながらアナニーに夢中。まだ朝だぞ?2人とも性欲ありすぎだろ。

 俺の反応が良くない(当たり前だ。まだ8時にもなってない)から、胸まで弄り出した。

 「んっ、ハァ、蓮、胸、ダメッ!」

 「ダメ?何で?乳首も下も勃ってきたよ?」

 身体は素直だ。慣れた相手だと反応してしまう。昨日もしたのに、蓮に触れられて、直ぐにガン勃ち。

 「凛さんのコレ、凄く綺麗。色も薄くてピンク色。」

 顔を近づけて、舌先でチロチロと先端を舐めた。

 「あっ、ダ、ダメ!ハァッ、んんっ!」

 今は裕太が扱きながら舐めてる。俺もしがない男の端くれ。1回勃ってしまえば、性欲に飲まれる。

 蓮は、ローション持参で俺の後孔を解してる。また同時?また真ん中だよね、俺。

 「凛さんっ、もう、もう来てっ!」

 裕太が自ら脚を開いて、後孔を開く。紅くて濡れていやらしい。自分の昂りをそっと当てがう。熱い。吸い付いてくる。ゆっくり挿入してたら、蓮も俺に挿れ始めた。

 「ンアッ、アアッ!」

 「誰も来ないから、声出していいよ、凛。」

 グイッと一気に根元まで、挿れて来た。その弾みで、俺も裕太に深々と突き立てた。

 「アアッ!ンンッ、り、凛さんっ!イイッ!」

 裕太が、グッと仰け反る。

 (あぁ、俺もこんな感じなのかな?)

 「ンアッ、あ、ああっ、良いっ!蓮、良いっ!」

 喘ぎながら、腰を動かし裕太を突き上げる。

 「アァンッ、り、凛さんっ!もっと、もっと欲しいっ!」

 俺の身体はもうめちゃくちゃだ。蓮に突き上げられながら、裕太も突き上げる。後ろの快感を感じながら、前も熱い内壁に締め上げられる。

 「れ、蓮、俺、もう、動けないっ!」

 蓮の突き上げに身体は震え、オーガズムが来そうだ。

 「じゃ、裕太に乗っかれ。俺が2人とも突き上げてやる。」

 裕太に身体の体重をかけ、深く繋がる。裕太はもう快感で涙を流してる。俺も涙が溢れてくるのが分かる。

 「ほらっ!どうだっ!イイか?2人共!」

 激しく突き上げられる。

 「ああっ!凄いっ!蓮さん!凄い!」

 「ウンンッ、アァンッ、ハァッ、 ハァッ!」

 俺は言葉に出来ない。ダイレクトに蓮の衝撃を受けてる。裕太は、ワンクッション置いてるから、イイ塩梅らしい。

 「り、凛さんのが、当たってるっ、ヴヴッ、ヒィッ!」

 「ハァッ、アァッ!れ、蓮、来る、あぁ、来るぅっ!」

 「裕太は?裕太はイケそうか?」

 休まず、激しく腰を振る。

 「あぁんっ、うん、俺も来そうっ!ああっ!」

 「2人で仲良くドライにイケッ!」

 裕太の腰にまで手を伸ばし、俺と裕太をまるで1つの身体みたいに密着させる。そして容赦ない突き上げ。2人とも、蓮に揺さぶられ、後孔の快感に理性を飛ばす。

 「2人とも顔が蕩けてるぞ。そんなに良いか!」

 グイッと角度を変えて貫く。

 「ああっ!あ、うぁっ!ヒィッ!」

 「ヤァッ!ンアッ、アァッ!」

 同時に2人して喜びの悲鳴をあげる。

 「どう!イケそう?」

 「れ、蓮っ、も、もう、イク、イクよっ!」

 「アァッ、お、俺もく、来るっ!来ちゃうっ!」

 ガクガクッと痙攣が伝染する。2人同時にオーガズムを迎えた。

 「ほら、まだ凛、前イってない!俺もまだだ!頑張って腰動かせっ!」

 ブルブルと震える太腿に力が入らない。だけどイカなきゃ終われない。

 「ううっ、んんっ、ハァ、ハァ!」

 「アァッ、り、凛さんっ!俺、イってる、イってるから、突かないでっ!」

 「まだ、前、出てないっ!俺がイくまで、ナカイキしてろっ!」

 「良い子だ、凛。突いてやる!」

 「あっ、ヒィッ!ううんっ!あぁんっ!」

 「裕太!腹に力入れろっ、凛が喜ぶ!」

 「ファッ、アァッんんぅ!り、凛さんっ!締めるよっ!」

 ガクガク震えながら、腹に力を入れた。締め付けが凄い。熱くて溶けそうだ。夢中で残りの力で裕太を貫く。

 「ヒィッ!ヒッ!うぁっ!アアッ!」

 「ウウッ!アアッ!ウァンッ!」

 ナカイキしながら裕太の腹の中に熱い体液をぶちまけた。裕太は悲鳴を上げながら、連続ナカイキに恍惚となって、意識を手放した。

 「アアッ!蓮っ!お、俺もう、前イったからぁ!あぁん!もう、も、許してっ!」

 「あと少しっ!ほらっ!」

 「ヒィッ!ヴヴッ!ヒィッ、ハァッ!」

 「あぁ、良い、凛、最高だっ!」

 最期とばかりに深く穿ち、腹の中が熱い精液で満たされた。

 

 蓮が、ズルッと引き抜きゾクッとする。蕾から、トロリとローションが流れる。俺も意識が吹っ飛んだ裕太から引き抜く。糸を引いて、俺の出した精液が溢れる。パックリと口が開き、紅く捲れてる。エロいな。蓮もコレ見てんだ。何か不思議な感覚。

 

 「・・・もう、何がシークレットハイキングだよ。SEXしたかっただけじゃねーの?」

 服を着ながら、文句を言う。

 「・・・あれ?俺何かいった?」

 惚けやがって。

 裕太はまだ寝てる、てか気を失ってる。蓮が身体を拭いてやってる。

 「あ、ごめん、俺がやんなきゃ。」

 「いいよ。ほら、飲み物。」

 声が少し枯れてる。しかし、準備いいな。

 「いくら新しい身体でも2日連続でしかも3Pは、怠いわ。運転してよ?」

 「ほい。ソフトクリームもだろ?」

 「あ、そうだ。温泉もね。」

 

 「・・・あ、俺、寝てました?」

 「少し気を失っただけ。大丈夫か?」

 「スゲ~怠いっす。ナカイキ、気持ちいいけど、キツイっすね。」

 「俺の所為じゃないからな。」

 蓮を睨む。

 「うん?俺の所為?違うだろ。文句なら自分らの身体に言え。男でドライオーガズムなんて滅多にイかないんだぞ。素質のある身体に文句垂れろ。」

 「・・・・・。」

 「歩ける?戻ろ。」

 2時間弱。朝から濃厚な内容でした。

 

 「いいか、これが最期だぞ。分かったな。」

 裕太に納得させる。だけど返って未練が強くなってる。当たり前だ。数年、遠くから眺めてるだけだったのに、エッチしてしまった。

 

 裕太をコテージまで送って、帰り道。

 「多分、また来るよ、裕太。」

 「今、言い聞かせたぞ?」

 「バカだな。片想いずっとしてて、また身体の繋がりもって、最高に感じてた。忘れられると思う?」

 「そうかなぁ。諦めてくれないかな?」

 「もう、俺の範疇じゃないぞ。蓮。」

 うーむ、と考え込む蓮。本当、エロには凄い敏感なのにね。

 

 「あー、やっぱ風呂上がりのソフトクリームは堪りませんなぁ。」

 「よく食うな。それ3つ目だろ?」

 「味が全部違うの。美味いよ?食べる?」

 「いや、いい。」

 

 

 ドタバタ、エロキャンプ。終了。

 まだまだ、色々起きそうな予感がしてならない。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。