※この作品はR-18です。

Day Walker   作:美砂

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Day Walker 66

専業主夫の俺は結構、綺麗好き。だと、思う。ソファー数台ダメにしたけど。

 

 蓮の作業部屋。本当は、華の部屋使えばって言ったけど、帰ってきたら寝る場所が無いから、と相変わらず、狭いサービスルームで仕事してる。

 

 滅多に入らないけど、掃除機位、かけようと部屋に入った。

 ゴツっと何かに当たった。ダンボール箱。珍しい。買い物したら、直ぐに出してダンボールなんて捨てるのに。

 (中身、何だろ?アダルト系だろな。)

 開けたら予想通り、アダルト。洋物DVDが、沢山入ってた。・・・ただ内容が気になる。全て普通の男女のアダルトDVDなんだけど、女性が小柄でブロンドヘア。

 (蓮は、本当はやっぱり女性が良いのかな。)

 ちょっと、心がズキッと痛んだ。

 

 

 今日、凛は美容院に行ってる。千円カットに行ってたが、やめれ、と言って市街地にある人気店に行くようになった。

 (うん?あれ、箱動いてる。)

 どうやら、凛が見つけたらしい。うーむ。また変な勘繰りしなきゃ良いけど。

 携帯のLINE通知が鳴る。

 「ん?何だ?」

 『美容院、今終わった。帰ります。』

 [気をつけて。]

 

 暫くするとまた、LINE。

 『なんか、スカウトマン?2人が執念く、声かけてくるよ。どうしたら良い?』

 [うーん、とりあえず、離れて。人混みに紛れて逃げろ。]

 『了解。』

 なんだか、嫌な予感がする。

 

 LINE通知が止まらない。

 『怖いよ、追いかけてくる。今、デパートに入ったけど後付いてくる。』

 [分かった。俺、迎えに行くから、デパートから出るな。]

 『うん、分かった。早く来て。』

 慌ててタクシーを呼び、街に向かう。その間もLINEが来る。

 『捕まっちゃった。今、デパートの中の喫茶店。なんかビデオに出て欲しいって言ってる。』

 [はぁ?多分、アダルトだ。拒否つづけろ。]

 『今、トイレに立った。逃げるよ。GPSで、追いかけて?』

 「もしもし?話せる?」

 〔うん、今、トイレ。今大丈夫。〕

 「取り敢えず、人混みに居ろ。隙を見せるなよ。」

 〔うん、何か怖い。助けて。〕

 「どんな奴ら?」

 〔1人は痩せてて、リーマン風。もう1人がガタイ良くて、大きくて、目付きも怖い。〕

 「いざと、なったら暴れろ。いいね。物壊しても良いから。」

 〔うん、分かった。〕

 「今、タクシーで◯◯だから、あと10分で着く。逃げろ。」

 〔うん・・・、痛っ!〕

 「どうした?」

 〔何か、注射みたいの・・・打たれた・・〕

 「おい!おい!大丈夫か?助け求めろ!声出せっ!」

 〔れ、蓮、助けて・・・〕

 通話が切れた。

 クソッ、場所は?GPSで、探す。まだデパートか。でも、時差がある。何の目的で、薬まで仕込んで凛を襲うんだ。

 いつも酷い目に遭ってるじゃないか!でも、ちゃんと助けてって、言った。

 助ける。だから、もう少し、頑張れ凛。

 

 結局、凛を見失った。地下か、高層マンションか?電波が途切れて右往左往した。車は見つけて、乗って帰った。

 (どうする?警察?何も情報が無い。LINEも後半は通話だったし録音してない。)

 パソコンで、凛の携帯の痕跡を探す。

 

 携帯が鳴った。凛の携帯だ!

 「もしもし?」

 〔あぁ、貴方、蓮さん?彼の携帯履歴が殆ど貴方だから、彼の関係者かなと思ってね。掛けたんだよ。〕

 「凛は?凛を出せ。」

 〔彼は今、喋れないねぇ。薬も良く効いてるし。〕

 「目的は、何だ?金か?」

 〔察しが良いねぇ。貴方の事調べたよ。結構高額な資産家じゃないの?そんな貴方が、ここに居る彼とどういう関係な訳ぇ?〕

 「お前にいう必要は無い。」

 〔あ、そう。うちさぁ、ゲイビやってんだけど彼、かなり上玉じゃない?見かけた時、彼だっ!て思ってねぇ、声掛けたんだよねぇ。〕

 「だから、何だ?凛を拉致って、録画するのか?」

 〔あら、また正解。彼、かなり開発されてるねぇ。商品には、手を出さない主義だから玩具で遊んであげたら、メスイキ連続だよ。ビックリしたねぇ。貴方が仕込んだの?凄いねぇ。〕

 クソッ。

 〔それでさぁ、メスイキは構わないんだけどさ、撮影用のベッドが、潮吹かれてビショビショな訳。使えなくなったから、弁償してもらわないとねぇ。〕

 「凛の映像も寄こすなら、弁償する。」

 〔え?話が早いねぇ。まぁ、焦らずにさ。君のパソコンのアドレスに動画送るから、値段決めようかねぇ。〕

 

 数分後、パソコンに動画が来た。

 

 

【挿絵表示】

 

 ・・・・絶句。

 凛の呻き声が聞こえる。

 「どういう事だ!なんてマネしやがる!」

 〔そんな口、きいて良いのかなぁ。彼はうちらの手元に居るんだよ?それに、貴方の立場で、恋人が男ってマズくない?〕

 「余計なお世話だ!商品には、手を出さないんだろ!」

 〔いやぁね、それが、ウチのスタッフがさぁ、彼を抱きたがってる訳。・・・お値段次第じゃ、まぁ味見させて貰うよぉ?〕

 「・・・・幾らだ?」

 「そうだねぇ、1本かなぁ。」

 「1本?100万か?」

 「はぁ?馬鹿じゃないの?1000万だよぉ。丸一個たりなかったねぇ!」

 笑ってやがる。憎悪と殺意が沸く。

 「分かった。そんな端た金なら、明日朝一で持っていく。・・・凛に手を出したら殺す。どこに逃げても殺す。ターゲットにした相手を間違えた事を後悔させてやる。」

 〔あらあら、怖いねぇ。分かったよぉ。明日朝10時までに持って来てね?彼と映像と交換ね?その代わり明日の朝まで彼は映像のまんまだよ?皆んな、彼を見て抜いてるよ!」

 下品な笑い声が響く。

 

 電話を切り、華に電話する。

 「凛が拉致監禁された。酷い目にあってる。GPSで追いかけたけど、電波が悪くて特定出来ないんだ。」

 〔分かった。健太も居るから、今からそっちに飛ぶわ。〕

 

 暫くしたら、2人が現れた。

 「ごめん。俺が一緒に居れば良かったんだけど。」

 「仕方ないわ。仕事もあるし、姫も大人だもの。1人でウロウロするわよ。」

 事の顛末を話す。

 「絶対、ぶっ殺す。」

 「待って。相手は人間でしょ?殺すのはマズイわ。」

 華がネックレスに触れ、目を閉じる。

 

 ガブリエル。ガブリエルを呼んだのか。

 「ガブリエルには、パパ見えてるでしょ?蓮は、パパの所に行ったら相手を殺すかも知れない。どうしたら良い?」

 「そうだな。今、凛はとても朦朧としてるが苦しんでる。慰み者になってる。・・・落ち着け、蓮。まだ、誰も凛に触れてない。」

 立ち上がった俺を健太が抑える。

 「しかし、襲われるのも、時間の問題だろうな。明日朝までは、恐らく無理だろう。」

 やっぱり。絶対、輪姦する。その前に助けたい。

 「人間を殺したら、俺は始末されるのか?」

 「・・・彼等を殺すつもりか?」

 「当たり前だ。凛は今回、何も落ち度は無い。薬で犯されたんだ。許せない。」

 

 暫くガブリエルは、物想いにふけって居る。時間が惜しい。

 「ガブリエル、何、考えてる。時間がない。・・・健太、悪いが、サーチしてくれ。後、華は来るな。凛も華に見られたく無いだろう。」

 華は、悔しそうに頷き、健太のサーチを待つ。

 

 「彼等は、同じ事を繰り返している。もう、かなりの若者が被害に遭っている。日本全国を股に掛けて、獲物を探してる犯罪者集団だ。」

 ガブリエルは、奴等の事を読んでいたのか。

 ・・・尚更、許せない。被害者は凛で最後だ。

 「蓮、君の思う様にしたら良い。神は蓮の手を通して、罰を与える。」

 

 「分かりました。意識がハッキリして苦しがってる。」

 健太が見つけた。

 「姫、怪我は?身体は?」

 「・・・いたぶられては、居るけど怪我はしてない。泣いてる。声出せないから。」

 「もう、いい。華、飛ばしてくれ。」

 「うん。姫、頼むわ。」

 バスローブを持たされ、凛の所へ飛ぶ。

 「事が済んだら呼んで。迎えに行く。」

 

 フッと飛んだ次の瞬間、凛の真上に飛ばされた。凛を跨いで立っている。

 「凛、待たせたね。今、助ける。」

 「お、お前、な、何者なんだ!」

 痩せたリーマン風の男が叫ぶ。

 「あぁ?俺か?蓮だよ。さっき、存分に電話で話しただろう?」

 「く、空中から現れるとかっ!有り得ない!」

 「だから、言っただろう?ターゲット、間違えた事、後悔させると。」

 健太も現れた。凛を自由にしてる。

 俺は、許さない。絶対に。

 武器を出し、スタジオらしき、広い部屋を暴れ回り、絶叫の中1人残らず殺した。

 

 「凛、辛かったな。すぐ来れなくてごめん。」

 「ヴヴッ、俺っ、俺・・・」

 バスローブで身体を包み、しがみ付いて泣く凛を抱きしめる。

 健太は、奴等のパソコンから凛の動画を消している。

 「他の子のは、消しません。警察が来た時、コイツらが何をして来たか、証拠に残します。」

 済まないな。健太。

 凛が落ち着くまで、暫く現場にいる。

 「あっち、見るな。俺が始末したんだ。」

 「蓮の手まで汚しちゃった。俺、何してんだろ。」

 ホロホロと声を出さず、涙が溢れてる。

 「凛の所為じゃない。大丈夫。誰も汚れてない。」

 「だって、だって俺ずっと玩具で・・・」

 「済んだ事だよ。誰にも触れられる前で良かった。」

 「蓮だって、人、殺しちゃったんだよ?俺の所為で。」

 「いや、違う。ちゃんとガブリエルの指示通りに動いたまでだ。」

 後ろで、健太も優しく頷く。

 「凛さんも、蓮さんも汚れてなんかいませんよ。大丈夫。華を呼びます。帰りましょう。」

 

 帰宅したら、もう凛はグッタリとしていて、すぐに休ませた。

 「華、ありがとな。いつも利用ばっかして。礼の1つもしてない。」

 「ううん。家族だもの。気にしないで。姫のサポートお願い。頼むわ。」

 そう言って2人は帰った。

 

 凛は深い眠りについてる。目が覚めたら、どうサポートしたらいいんだろうか?能力も出してないのに襲われてしまった。多分、ダメージは、深い。

 

 「今はゆっくり眠れ、凛。これからはもっと近くに居てやる。」

 

 

 目が覚めたら、自宅の寝室だった。横には蓮が寝てる。まだ早朝だ。起こさない様に、ベッドから出る。

 薬も抜け、身体はスッキリしてる。だけど心は、晴れない。レイプはされなかったけど、散々弄ばれた。録画までされた。蓮のパソコンが立ち上がったまんまだ。URLを押したら、俺の動画が流れた。薄気味悪い笑い声が耳から離れない。最後まで見るわけもなく、ゴミ箱へ入れた。

 俺はどれだけ、男達の慰み者になれば済むんだろうか。もう、考えたくもない。こんな外見要らない。火傷でもすれば、醜くなるだろうか?恐らく回復して無意味だ。

 ソファーで身体を丸め、静かに涙が出てきた。

 

 「・・・凛、起きたのか。居ないから、少し驚いたよ。」

 「・・・・・うん。ごめん。目が覚めたら早いから、リビングに来た。」

 「もう、大丈夫だから、泣くな。凛は汚れちゃいないから。」

 凛の肩に触れると、ビクッと身体が跳ねた。

 「・・・俺も怖いか?」

 「・・分からない。もう、男相手するの疲れちゃった。」

 涙声で、応える。そうだよな。もう、疲れたよな。

 「落ち着くまで、離れた方が良いか?」

 「え?蓮が離れるの?ヤダよ。独りぼっちは、怖い。」

 「そうか。じゃ、寝る場所変えよう。俺、華の部屋で寝るから。それなら平気だろう?」

 「うん。ありがとう。気を使わせてごめん。」

 「気にすんな。早いからもう一眠りするよ。」

 蓮はそう言って華の部屋に消えた。

 

 数日経っても、微妙な距離を空けてる。助けてくれたのに。蓮の事は好きだし、愛してる。だけど、身体が怯えきってて、近寄れない。

 「ね、蓮。あのさ、蓮、本当は女の子の方が好きなんじゃない?」

 「何だよ、イキナリだな。」

 「うーん。だって、AV見ちゃったし、過去を鑑みても、蓮は女性好きだと思う。モテるし。」

 「俺は凛が、1番。確かに女好きは認めるけど、もう恋愛対象じゃないね。」

 「・・・ハッキリ言うね。じゃ何で、AV皆んな女の子なの?」

 「凛、毎日エッチ辛いじゃん?だから、代わりにって買うんだけど萌えないんだよね。まず、勃たない。」

 「変なの。」

 クスッと笑いが溢れた。

 「お、ほら。その笑顔より嬉しい物はないよ。どんなに美女に囲まれても、凛が前、通ったら凛に付いてく。」

ここ数日、触れ合ってない俺の左手を取り、指輪にキスをした。

 「凛が、癒えるまで俺はいつも此処にいる。だから大丈夫。」

 蓮、蓮の気持ちがネックレスに触れなくても通じる。蓮は俺を愛してる。だから、癒えるまで待つと言ってる。

 

 「蓮。今、俺を抱ける?」

 「・・・あぁ、抱けるよ。だけど自分を試す為なら抱かない。」

 「・・・・多分、今抱かれないと、もう蓮とSEX出来ないと思う。」

 言わば、荒療治だ。自分で言っておきながら、身体の芯は震えてる。

 「・・・わかった。寝室に行こう。」

 

 こんな始まり方は初めての時以来かな。身体は緊張して凝り固まっている。エッチな雰囲気でもなんでもない。

 「そんなに緊張してるのに、するの?」

 「うん。怖いよ。だけど蓮と別れたくない!」

 「SEX出来ないからって別れたりしないのに。」

 「駄目。身体の交わりは大切だから。わかってる。蓮は我慢できるよ。だけど俺が辛いもの。」

 「分かったよ。じゃぁ、目閉じて?チューする時は、お目目閉じるんでしょ?」

 「うん。よく覚えてるね。フフッ」

 「俺、意外と頭良いの。知ってた?」

 

 とても、とても優しいキス。性行為じゃない。穏やかで、リラックスして確かめ合うキス。身体から、強張りが取れていく。 ゆっくり、蓮の首に腕を回す。

 うん。怖くない。大丈夫。蓮の唇を舌でなぞり、口を開かせる。蓮も応えてくれて、互いの味を確認する。

 「凛、愛してる。これからは、どこにでも付いていくから。俺が守る。絶対、手放さない。」

 「うん、うん。お願い。いつも、一緒に居て?1人は嫌だ。」

 1枚ずつ、ゆっくり脱いで、裸になる。蓮のモノは、まだ大人しくて本当に俺が受け入れられるまで、待てるんだ。凄いよ、 蓮。こんなに愛されてるのに、何度離れてしまったか。この数日だってそうだ。横切るのさえ、避けてた。

 「身体にキスして良い?」

 うん、と頷く。本当に触れるか触れないか分からないくらいに、そっとキスの雨が降る。唇を感じる度、ピクッと身体が反応してしまう。蓮がまだ勃ってないのに、俺が先に勃ってしまった。

 恥ずかしくて、蓮に背中を向ける。

 「恥ずかしい事じゃないよ、凛。大丈夫。」

 後ろから優しく触れてくる。荒療治と思ってた自分が一番恥ずかしい。こんなに優しいSEXは知らない。

 

 蓮がローションで濡れた指を双丘に這わせる。拉致られた時の記憶は薬の所為で曖昧だけど、身体に触られた悪寒は覚えてる。

 今は悪寒なんて感じない。2人の間には距離なんて無かった。愛情で満たされてた。

 「ふっ、んっ、あぁっ。」

 ゆっくりとした動きで解されていく。身体はもう、怖がってない。指が増えても辛くない。

 「うぅん。蓮、今日、凄くソフトで気持ちいい。」

 「うん、良い表情してるよ。力が、抜けてリラックスしてる。」

 激しいナカイキやオーガズムに達しなくても、気持ちいいんだ。もう平気。

 「もう、他の男から狙われても話なんて聞かない。蓮しか要らない。」

 「そうだな。凛、優しすぎるから話聞いちゃうんだよね。」

 蓮も、気が付いたらちゃんと勃ってた。手を伸ばして扱く。

 「こら、俺の触らないで。」

 「何で?駄目?」

 「俺ね、結構、我慢してんの。だから、あまり触らせないでしょ?」

 そうか。もしかして、早漏気味なのかな?

 「蓮、もう来ても良いよ。」

 「今日は無理しなくて良いよ。触れ合えただけで、大進歩だ。」

 「・・・返って、生殺しなんだけど。それ。」

 「分かった。じゃ、お邪魔します。」

 「プッ、な、何それ。」

 エッチな雰囲気なんだから、笑っちゃいけないんだけど、ウケる。

 「笑うなよ。そのうち泣くからな。」

 グッと入ってきた蓮の昂りは、とても熱くて、俺を快感の中に導く。ゆったりとしたスライドから、リズム良く突き上げる頃には、蓮が言った通り、涙が流れていた。でも、嫌だからじゃない。喜びと快感の涙だ。

 「アァンッ!アァッ、ハァ、アアッ!」

 「凛しか駄目なんだっ!凛、凛!」

 蓮が、俺を呼んでいる。

 「アアッ!お、俺も蓮、蓮だけっ!」

 手を繋ぎ、指を絡めてキスをしながら繋がっている。こんな幸せなSEXを今までしてたのか。男相手に疲れちゃった?馬鹿な。蓮だけ、蓮だけ見てれば良いんだ。

 「うんっ、ごめん、凛、もうイキそっ!」

 「ハァッ、アァンッ、うん、イって!蓮っ!」

 熱い迸りを体内で感じながら、蓮を受け止めた。

 

 「凛、イケてないでしょ?平気?」

 「え?イけたよ?気がつかなかった?」

 そう、挿入されただけで、前から出てる。あのトコロテンってヤツだ。

 「ナカイキしてない。」

 「別に、ナカイキは必須条件じゃないです。」

 クスクス笑いが止まらない。

 「なんだよ~、今日、笑ってばっかじゃん。心配してたのにぃ。」

 「お邪魔します、とかチューとか言うから。」

 今日からまた一緒にデカイベッドで寝る。当たり前だろ?夫婦?だぞ。

 

 俺の指定席に久々に帰ってきた。蓮の腕の中は落ち着く。見つめ合ってお休みのキス。

 災い転じて福となす?よく分からないけど、それかな?

 

 明日からはまた日常が帰ってくる。

 

 

 「あー、裕太と2人っきりの抜き合い禁止な。もう駄目。普通の友達出来ないなら駄目だよ。」

 

 自分らだって、抜き合いしてたって、言ってたのに。

 

 アレはアレ、コレはコレと言いくるめられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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