※この作品はR-18です。

Day Walker   作:美砂

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Day Walker 68

平和な時間を楽しんでる。あ、新しい趣味?性癖もね、ちゃんと認めました。たまに、着るのは楽しい。エッチしなくても、綺麗な物を身に付けると面白い。

 

 もう秋だ。10月。

 人間としての命が奪われ、ディウォーカーになって。

 そして、灰になり蘇った日。

 蓮と暮らし始めて、誕生日とクリスマスに正月は楽しむが、この時期は複雑な心境になる。

 「記念日が、無いのは何か寂しいな。」

 おや?珍しい。蓮から切り出して来た。

 「な、写真。写真撮りにいかない?」

 「写真?なんの?」

 「結婚写真。ないだろ?」

 「え~、俺、ドレスなんか着ないぞ。」

 「別に着なきゃいい。モデルやってたスタッフに声をかけてみて良い?」

 「うん、それなら良いよ。」

 何を思ったか分からないけど写真か。

 

 数年ぶりに、モデル時代の関係者に連絡。たいそう喜んでくれた。モデル復帰はしないけどね。段取りを組んで、写真を撮ってくれるらしい。うん、有り難い。ほら、普通の写真屋じゃやっぱり恥ずかしいしね。

 

 数日後、隣県の都心部。久々にスタジオに入る。蓮が着る礼服と俺が着る女性的な衣装。俺も礼服で良かったんだけど。

 「これ、天女の羽衣って言って世界で一番薄くて高価な布なんですよ。似合うと思って準備しました。」

 へぇ、確かに薄くて綺麗。下は、白のスパッツ。まぁそんなに女性的な衣装でも無いな。

 ヘアメイクをしてもらい、髪に花を插す。個人的な撮影なのに全力を出してくれてありがとうございます。

 

【挿絵表示】

 うん、凄い。やっぱプロは違うな。

 「台紙も付けて、仕上げたら送りますね。」

 「ありがとうございます。」

 

 「ね、蓮。何か臭わない?」

 「あぁ、微かだけど、臭うね。何かで誤魔化してるけど、居るな。」

 「この中に?ナイトウォーカーなら昼間は動けない筈。また違う輩かな。」

 「獣臭はしないな。室内だから、ナイトウォーカーでも動けるだろ。」

 ヂヂっとライトが、点滅して、電灯が落ちた。窓がないスタジオは、真っ暗だ。俺達2人は何とか見えるけど。

 「近いぞ、凛。気をつけろ!」

 言うが早いか、グイッと抱えられ

 「こんな美しい花嫁がヴァンパイアにいるとはね。悪いが頂く。」

 何、馬鹿げた事を。俺は蓮しか受け入れない。

 ネックレスに触れ、後ろ手で武器を出す。闇の住人の身体を貫通する。

 「俺は蓮の花嫁になったんだ。お前など相手にも、ならない。」

 呻きながら、傾く身体。手に力を入れて、引き裂く。

 バチバチッと通電する音がして、灯りが付いた。

 「どうかしましたか?大丈夫?」

 スタッフが心配してくれた。足元には灰の塊。

 「何だコレ。おい、片付けろ。」

 

 「凛、強くなったね。」

 「多少はね。だけどまだまだだよ。また標的になっちゃったし。相手が多かったら、どうなってたか。」

 「そうかもな。1人で良かった。スタッフに紛れて、獲物を探してたんだろう。」

 単独という事は流れ者じゃない。元々、この辺りに居たんだろう。

 でも、俺達の事、ヴァンパイアと言ったな。じゃアイツは何者だったんだろうか?少し気になる。

 

 撮影を終え、街に出た。久々の都会。ショッピングでも楽しもう。蓮の腕に手を回して、デートだ。

 「何かみたいのある?」

 「うーん、服は最近買ったし。何見ようかな。」

 「俺、行きたい所あるんだけど。」

 「ん。じゃ、そこに行こ。」

 

 ・・・ランジェリーショップじゃねーかよ。しかもコスプレとかも売ってるアダルトショップみたいな店。

 「やっぱ、裕太とだけ行くなんてずっこいぞ。俺も見たい。」

 「もう、2着もあるから、要らないよ。」

 「いんや、まだまだ。ほら、ベージュと紫だけじゃん。黒やら赤やら、デザインもベビードール以外も良いじゃん。」

 「・・・ノリノリだな。」

 昼間だからまだ客は俺達だけ。外見に感謝。遠目なら、デカイ女に見えるし。

 

 「ほら、コレ。赤。似合うよ。」

 「う、うん、あぁ赤ね。良いんじゃない?」買い物カゴ持って、目に付いたヤツ次々に入れてる。ちょっと一緒にいるの辛い。

 離れてウロウロしてたら、男性用の下着があった。ん?普通のローライズから、レースにTバック。面白プリントもある。  ちょっと欲しいかも。スキニーやタイトなズボン履いた時、下着が気になってた。

 「何みてんの?」

 「ほら、コレ。股ん所からクマ出てる。」

 「か、買うの?」

 「うん、コレとコレ。ローライズ履くから、コレも。」

 紐じゃんか。とか何とか言いながら、レジに。勿論、俺はレジに近づかない。うん。男ってバレたくないし。

 「えらいデカイ袋だな。どんだけ買ったんだよ。」

 「そうだな。凛用が15着位?あと凛が買いたいって言ったヤツ。全部で五万くらいかな。」

 ・・・買いすぎだろ。

 「楽しみが増えたなぁ。」

 しみじみと言うな。まだ着るなんて言ってない。・・・多分、選択権は無いんだろうけど。

 買い物終えて、マッタリ、コーヒーショップ。

 「でもさ、何でいきなり結婚写真?」

 「色々有り過ぎたし、それを乗り越えたご褒美的な?」

 「ふーん。ご褒美ねぇ。」

 「それに過ぎちゃったけど、10周年記念。ブランクは、無いものとしてね。」

 ん、離れていた数年も結局、互いの事を想い続けてた。テーブルの上に置かれた蓮の手に手を絡める。指を絡めて、確認するみたいに。

 「本当に綺麗だ。今も、撮影の時も。」

 「綺麗、綺麗って言われてもなんも出ないよ?」

 笑みがこぼれる。蓮は、想いをストレートに伝える。

 「・・・さっき、ホテル見つけた。行きたい。」

 「・・・・。うん、わかった。」

 

 同性じゃ入れない筈なんだけど、華麗にスルー。

 「休憩だよ?泊まらないからね?」

 「了解です。あ、さっき買ったヤツ着てね♡」

 やっぱり。家まで我慢出来なかったのか。

 

 「どれにしようか。うーん。」

 「早く決めないと、時間経っちゃうよ?」

 「よし。コレ。赤。」

 さっさと着替える。髪が邪魔でお団子にした。

 「やっぱ、似合うなぁ。肌が白いから、強い色にも負けないな。」

 余計なお喋りは要らない。唇で口を塞ぐ。俺もランジェリー着ると気分が高まる。蓮の膝の上に座り、キスを味わう。蓮の手は下着の傍から手を入れて後ろを解してる。

 「フッ、ンッ。ハァ、蓮の味がする。コーヒー味。」

 「凛は、甘いクリームの味だな。」

 舌を絡めて、口が一体化する。蓮の首に腕を回し、後ろから来る快感を受け止める。

 「久しぶりに69やる?」

 蓮が、下になり俺が蓮の顔を跨る格好。中々恥ずかしい。

 蓮の元気な息子を下着の前を開いて引っ張り出して口で咥える。蓮も、下着の傍から俺のモノを出して咥えてる。快感で動きが止まりそうになるけど、必死に頭を上下したり、竿を舐めたり愛撫する。

 蓮はモノを咥えたまま、後孔に指を挿入して開かせてる。後ろ触られたら、俺、動けない。口を蓮から離して、喘ぐ。

 「ンンッ、あぁ、あっ、ンッ、蓮っ!」

 何とか手で蓮を扱く。

 

 「今日は、いつもより解れるのが早いな。もう、平気そう?」

 「・・う、うん。平気。大丈夫。」

 パンティも脱がず、傍から勃起してる俺のモノ。スゲ~エロい。

 体位を変えて正常位。脚を高々と上げて下着をズラして、挿入して来た。

 「ンアッ、ハァッ、あ、熱いっ!」

 「凛の中も熱いよ。喜んで吸い付いて来る。」

 大きなスパンで突いてきた。あぁ、堪らない。

 「ランジェリーが乱れて、凄く煽情的だよ。セクシーだ。」

 「ハァ、ンンッ!蓮もっ、蓮もセクシーだよ!」

 前を扱かれながら、突かれるから理性なんて吹っ飛ぶ。

 「アァンッ、ウウッ、ん、アッ、アウッ!」

 「今日は、波に乗るのが早いね。声で煽られるよ。」

 「あ、あぁ、ハァッ!ンッ、イ、イイッ!」

 ローション使ってないから、多少引き攣るけど、それすら快感にすり替わる。ただ突き上げるだけじゃなく、速さや角度を変えて俺を乱す。

 「ンアッ!ハァッ!アァンッ、ヒィ!」

 「イイ?気持ち良い?」

 「んっ、ハッ、ンンッ、う、うんっ、イイッ!」

 「俺も気持ち良いよ、凛っ!」

 俺のモノから溢れた先走りで、下着を濡らし後孔まで伝う。ヌチャッヌチャッといやらしい音が喘ぎの合間に聞こえる。

 グリッと乳首を摘まれ、ビクンッと身体が跳ねる。

 「うっ、絞まるっ!凛、感じやすいねっ!」

 「アァンッ、ダメェッ!ソコダメッ!」

 もっと、もっと蓮を感じていたいのに、イってしまう。絞まって狭くなった内壁を抉りながら突き上げる。

 「ウワァッ!ンアッ、ハァッ!く、来るっ!」

 脚がブルブルと震えだす。まだイキたくないのに!

 「我慢しないでっ、ほら、イって?」

 「ハァッ、ま、まだイキたくない!」

 「我儘な子だな!イかせるから!」

 脚を限界まで開き、最奥を穿つ。

 「アウッ!アアッ!ヒィ、イ、イク、イク!」

 全身を強い痙攣が走る。脚が空でバタバタと震える。

 「頑張って!俺がイクまでっ!」

 「アヴッ!ハァッ、ヴヴッ、ヒィ!」

 オーガズムの間も休み無く腰を打ち付ける。

 「あー、ああっ!ま、またイクッ!」

 蓮が達するまで、何度もイキ続ける。限界まで仰け反り、メスイキする身体を震わす。

 「あぁ、絞まるなっ、ハァッ!んっ!」

 ボンヤリして来た頭に蓮の喘ぎが届く。蓮も気持ち良いんだ。身体を震わせながら、幸福感も湧く。

 「ハァッ、ああ、イ、イク、イってる!あぁっ!」

 プシュ、プシュと潮を噴きながら、ガクガク揺れる。

 「あぁ、ダメだ、俺も出るっ!イク、イくよ!」

 腹の中に熱い迸りが打ち付けられた。

 

 「抜くよ?」

 ズルッと体外に蓮のモノが出て行く。

 「ハァ、んっ、んん。」

 「糸引いて、パックリ開いてヤラシイな。」

 指で、開いた秘孔を弄る。

 「あぁん、ダメだよっ!ま、またイっちゃう!」

 指で激しくピストンされ、またメスイキしてしまった。

 

 「・・・もぅ、蓮、エロいよ。後戯でイかせるなんて。」

 「だって、凛の身体がエロいから。」

 俺かよ。もー。

 今から新幹線乗って帰るんだぞ。力尽きるまで、ヤってどうすんだよ。

 「うーん、ランジェリー濡れちゃったね。どうする?」

 「軽く洗って持って帰るよ。捨てるなんて勿体無い。」

 あぁ、そう。じゃ洗ってね。俺、ギリギリまで休みたい。

 ウトウトしてたら、あっという間に休憩終わり。

 ゔー、歩けるかな。バス乗って、駅までが遠い。

 

 膝の力が抜けそうなのを堪えて、何とか新幹線ホーム。や、休ませて。

 「少し時間あるから、何か食べる?そこ弁当屋ある。」

 「ん~、じゃなんか適当にお握り一個お願い。」

 「了解。休んでて。」

 ・・・元気だよな、蓮。パワーあり過ぎだよ。

 お握り、食べつつ時間を待つ。

 「多分、新幹線乗ったら寝ちゃうから起こして?」

 「うん。てか、そんなに怠い?」

 当たり前だろ。蓮は一回イッただけだけど、俺はイキっぱなしだったんだ。疲れるわ!寝れてないし。

 「・・・頼むから、出先でヤるの止めない?日帰りは辛い。」

 「あ、それじゃ俺が無理強いしたみたいな言い方じゃん。凛もノリノリだったろ?」

 ・・・そうですね。多分キッカケは俺だ。

 「・・・。ごめん。」

 別に謝んなくて良いけど、と蓮は気にしてないみたい。良かった。

 

 隣県だから、新幹線もあっと言う間に地元へ到着。結局、寝れず蓮とイチャイチャしてた。

 

 「うーん、もう寝ていい?ご飯要らない。」

 「わかった。先に寝てて。俺、弁当食って寝るわ。」

 おやすみ~と言って一足先にベッドイン。

 本当は、一緒に寝たかったけど睡魔に負けた。

 満ち足りた気分と幸福感。

 蓮、ちょっとエロいけど、俺のパートナーには勿体無いくらいだ。でも、誰にも渡す気は無いけど。

 

 寝室に行くと、美貌が眩しい眠り姫が、寝息を立てて眠っている。

 こんな美しい生き物が、俺の腕の中に居る。勿体無いくらいだけど、誰かに譲るつもりは毛頭ない。誰にも触れさせない。もう、充分に酷い目にあって来た。いい加減、幸せにしてやらないと、バチが当たりそうだ。

 布団に潜ると、モゾモゾと腕の中に入ってくる。必ずね。習慣なんだろうけど愛らしいじゃないか。堪らない。

 

 いつまでも、この平和が続きますように。

 そう祈りながら、眠りに就いた。

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