※この作品はR-18です。

Day Walker   作:美砂

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Day Walker 〜Reality〜お仕事ナウ。

服に穴開けて帰ってきた。

「あ、あ、う、撃たれちゃったの?大丈夫?」

「うん、大丈夫。もう塞がったし。」

裕貴、慌てて風呂の仕度。

「そんなに、慌てなくて良いよ。」

「だめだよ、お風呂入って休まなきゃ。」

ん〜、もう平気なんだけどね。

「あー、もうお気に入りだったんだけどなぁ。」

「また買えば良いよ。良く似合ってる。」

「うん、そう?似合ってた?ん、買いに行こ。」

「桃也は、何でも似合うよ。俺なんかサイズすら無いよ。」

そうだな。190cmもありゃ、サイズが優先。服、正直ダサい。でも、イケメンなんだよね。目立つから髪をボサボサにして猫背の生活。ツラミ〜。

 

「そういや、今日、パツキンの綺麗な男に会ったよ。声聞かなきゃ、男ってわからなかった。」

「な、何?ほ、惚れちゃったの?」

「まさか。その男にはちゃんと男が居ましたよ〜。」

ん?ちゃんとっておかしいな。ま、いいか。

「俺も、外で裕貴とイチャイチャしたいなぁ。」

「うん、したいけど・・・。」

 

そ、俺の何でも屋の家業の所為で、外では他人のふり。

住処がバレてもアレだし、裕貴がパートナーってバレても危険。

「でも、桃也は歳取らないね。ずっと可愛い♡」

うん、そう。俺は歳取らない。

「裕貴は、老いるなぁ。まぁ年取ったら俺が介護したる。」

「う、う、嬉しいなぁ。ありがと。」

そんな約束したらダメなのにな。

ずっと一緒に居たいんだけどね。

 

よっと。

「何処に逃げるの〜?どっこまでも〜おいかっける〜♪」

今日のお掃除、ちょっと手こずってる。逃げ足が速い。

トーントーンと、壁を蹴って、追いかける。

(人間じゃない?動きが早すぎる。)

あれ?見失った。俺とした事が。ん〜、仕留めないと金入らない。どうしよっかな。

 

身体にドンッと衝撃が走った。

あ、左腕、落ちてる。

むー。振り向くと、刀を持って息が上がってるターゲット。

「俺の〜、腕〜、よくも切り落としたなぁ。」

「お、お前、人間じゃないのか?!」

「人間だよ!いてぇ〜んだわ。お前、逃げ切れると思うなよ!」

 

パンッ。

俺の身体に血飛沫。

「あー、もう!誰だよ!汚れちゃっただろ!腕千切れるわ、血だらけになるわ、今日最悪!」

「ご、ごめんね、ち、近くだったから、様子見に来て・・・。」

はぁ、裕貴か。

「裕貴は、こんな事しちゃダメ。約束!」

「う、うん、ごめん。桃也、腕・・。」

「腕は良いよ、再生するしぃ。もう、血塗れだろ?洗濯しても血液落ちにくいんだから!」

「ごめんなさい。」

 

隠す様に帰宅して、休む。流石に身体が再生中は、弱味が丸出し。ちゃんと生えてくるまで、療養します。

 

「んー、アイツ、人間じゃなかったのかなぁ。」

「何?」

「裕貴が、殺したヤツだよ。」

「あー、あ、アレ?人間じゃないの?」

「うん、動きがねぇ速かったんだよ。ついていけなかった。」

 

一日中、家にいても暇なんで、散歩。

 

お?あのパツキンのゲイカップル。

「だから、教育に悪いってば!」

「もう、高3だぞ?ほっとけよ。」

「だって、ラブホなんてダメだよ!」

イチャイチャだけじゃなく痴話喧嘩まで外かよ。周りみろよ、注目の的だぞ。

 

ラブホねぇ。面白そうだな。回復したら、行ってみるかな。

 

血生臭い仕事が多いから、血の臭いって、すぐ分かる。申し訳ないけれど、女性の女の子の日も、分かります。匂うから。

 

(血の臭い?腐った臭いに近い?)

腕も再生して、またお掃除してます。

前回、油断したから今回は真面目です。

 

ん?あれ?パツキンの2人、それに数人いるな。まぁ、目立つ武器振り回してなんかしてる。

あ、俺のターゲットもいる。どうやら、パツキンの輩も同業者ぽいな。

 

悪いけど、金がかかってるから、獲物は頂く。

ピンちゃんとタマちゃんで、獲物にタマタマ撃ち込む。

 

あれ?死なない。

 

「おい、ピンク頭!危ないからお前、逃げろっ!」

いや、逃げるわけにはいかない。生活かかってるんで。

「逃げないよ〜?だってぇ、俺の獲物だもん。」

「獲物?馬鹿か?人間じゃないんだぞ!」

「人間専門じゃ、別にないんで。」

頂いた日本刀を出す。

「ピンちゃんとタマちゃんがぁ、効かないなら、切っちゃえっ!」

ダッと走り込み、獲物の下に滑り込む。

「バイチャ!バケモノさん♪」

サックリ、真っ二つ。はい、終了。

「お前、何者だ?」

パツキン(短髪)が聞いてきた。

「さぁ?何者なんだろね?俺もわかんないや。」

「人間じゃないね?」

パツキン(ロン毛)が、言う。

「そんな事ぉ、どうでもいいじゃん〜。コレ、俺が倒した事にするからねぇ。おっ、灰になる前に写真っ!」

「どうして、写真撮るの?」

これまたパツキン(癖毛)が聞いてくる。若いな。この子が高3でラブホの子?

「ん〜、お兄さん、お掃除がお仕事だから、写真撮って、お金もらうの。」

「ホェ〜、お仕事なんだぁ。」

ん?ロン毛とよく似た顔立ちだな。親子?

まぁ、関係ないからさっさと帰る。

「おい。待てよ。名前は?」

「ひみちゅ。まったね〜♪」

 

一々、聞かれた事に応えてたらキリがない。

んー、今日は金も入ったし、飲みに行くか。

 

常連になってるバーで、仕事終わりの酒。

「んー。上手いねぇ。やっぱり、仕事うまく行った後の酒は、最高。」

「最近、頑張るな。依頼増えてるよ。」

マスターが、依頼の窓口。

「流石に全部はこなせないよ。身体1つしかないし。」

「人外が増えてるな。」

「あ、今日は同業者に会ったよ。いやぁ、目立つ目立つ。基本がなってないね。」

「同業者?この辺りには、お前しかいないぞ。」

「あれ?そう?パツキン軍団。今日のターゲット、被ってたわ。」

グイッと強い酒を飲む。カーッと身体が熱くなるのが良い。

「あんまり飲むな。お前またケツ狙われるぞ。てか、ついて行くだろ?裕貴が可哀想だ。」

「マスターがまともな事いってるー。おっかしいー!」

「・・・裕貴呼ぶわ。」

 

「あ、居た。」

探してた血の臭いがする人間。人間なのか?分からない。

「おい、ピンク頭。話がある。」

「ん〜、あら、パツキンの兄ちゃん。話?俺には無いよ〜♡」

「うわっ!」

抱きついてきた。感じが、凛似てる。

「すいません、ソイツ酔うと見境なくて。適当に払って下さい。」

マスターが言う。う、か、可愛い。腰付きエロい。ケツもプリッケツだ。

「何してんの?ピンクちゃんのケツ摩って。」

「あ、凛、こ、これは事故、事故だから。」

「あ〜、ロン毛の兄ちゃんも来た〜、このパツキン、エロいねぇ、俺のケツ揉んで来たの〜。」

「ふーん、揉んでたんだ。」

「いや、いや、揉んで無い。抱きつかれて、たまたま、ホント、偶然手が。」

「俺先、帰るからピンクちゃんと仲良くしてれば?」

「あ、ちょっと待ってください。」

「お、裕貴、ナイスタイミング。修羅場になりそうだったよ。」

「すいません。僕の連れが。」

「あ、君、ピンクちゃんの連れなんだ。」

「はい、酔うと見境なく盛っちゃうんで迎えに来ました。」

「ほ、ほら、事故じゃん!凛!怒るなよ〜。」

「う、うん、まぁ、事故だね。酔っ払ってるし、話は無理だろ?」

「そうだな。帰るか。」

「桃は、金にならない客も連れてきて騒ぐからな。連れて帰ってくれ、裕貴。」

「いつもすいません。」

 

んー、まだ飲みたかったのあなぁ。

「桃也、飲みに行く時は、僕も行くって言ったでしょ?」

「仕事帰りじゃん〜。1人で飲みたい時もあるわけ〜。」

「1人でって、いつも誰かと飲んでるじゃん。付いてっちゃうし。」

「裕貴、怒っちゃ、やーだ。これ、マスターから貰ったから、行こ♡」

「レジャーホテル優待券。今から?酔っ払って無い時がいいなぁ。」

「ん?よし、じゃ、シラフの時行こ♡」

 

夜、人目がなくなって、やっと裕貴とイチャイチャ出来る。

「お家までデート♡」

「そうだね。うん、楽しいね。」

 

明日からも頑張りますか〜♪

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