いやぁ、終わった終わった! 終わりましたよ! ついに! 100話ぐらいで終わらせる予定だったんですけどね……なんや171話って……。
長引けば長引くほど終わらせ辛くなるというのを理解してたんですけどねー。
という訳でお疲れさまでした、ウル・カラーの物語はこれでおしまいです。
途中でいったんお休みしたり、零式に逃げたり、絶に行ったり、世界に夜の闇を取り戻しに行ったりしましたけども。まぁ、割と実のところでは予定通りの終わり方になったかなぁ、って感じです。元々ランス10とか原作まで含めると相当時間とリソース削れるのでそこまでやる予定ないです。
なので良い感じの落としどころ欲しいなぁ、って考えてたどり着いた形ですね。
という訳でルド転話、始まります。
元々は「はぁ、俺が納得できるTSもんってものを書きてぇなあ! ランス10クッソ面白いわ!! はぁ……でもランスで二次って無謀だよなぁ。解るマン」ってなっていた時期がありまして。その時に目撃してしまったのがエレボス氏のTOKIOでしたね。いやぁ、やばいのなんの。面白いし、良く練られているし、熱意もヤバイわでこりゃすげぇってなりましたわ。ランス二次オリ主系統の原作改変捏造系統で一番面白いんじゃないかなぁ、アレ。そんな感じで眺めてたら自分の中でもふつふつと「あ、ランス二次やりたいやりたいやりたい」って気持ちがあふれ出てきて。
そういう事で始まったのがこれ、ルド転です。
そこからちょいリサーチを入れて、ある程度他のランス二次を見て通して需要や開始、キャラ付けや種族が被らない物を探したりして、独自性を加えて面白そうなのはな~に~か~な~……と、探った所で考えたのがドラゴン・カラーでの最古の時代スタートですね。
ウル、Ulのモデルはグラブルからアルティメットバハムートから来てたり。とりあえず見た目からしてドラゴン! ってのをピックして、そこからイメージや姿かたちを膨らませてキャラ付けを始めましたねー。
やっぱりランス世界、メインプレイヤーじゃないと神々に踊らされる愚か者を演出することが難しいので、魔王には勝てないレベルで強く、それでいて適度に愚か、哀れ、だけどTSっぽい性格とキャラ付けを押し出して……我ながら割とキャラ付け濃いなぁ、と思いつつ出来上がったのがウル様ってキャラですね。
ベースとなった性格は勿論男性の物です。ですがTSものなので、男から見れば未知の体験、経験、そういうものを一つ一つ経験させながら徐々にフェミニンな気配を増やしていけなかったのがちょっと辛かったですね。ぶっちゃけ、最初から最後までずっと男っぽい口調やキャラを維持しているとソレを完全なるTSと言えるかどうかは怪しいなぁ、と思う部分はあったので。
個人的なTSの解釈は精神的な変化を含めてのもので、変化しての経験とか経緯とか、そういうものも全部やっていかないとTSとしては認めんぞ???? というめんどくさいTSオタクな部分との戦いでもあった……。
えーと……話を戻しますと、そうそう。主人公は不快感を与えないレベルでの愚かさを発揮しなきゃいけないんですよ。つまり物語のピエロとしての役割ですね。読まれていて応援できるけど、何かがから回っている感覚。これがランス世界の主役には必要なスキルだと思うんですよ。適度な不幸とかも。ランス君? アレは別格。法則とかそういうの考えるほうが馬鹿々々しいし……。
そういう訳でウル・カラーの冒険は始まります。基本的なイベントと歴史を抑えながら。だけど着地点は絶対に正史、つまりゲーム本編と乖離させることを予定していました。何故なら二次である以上、それが原作のトレース、或いはその軌跡をなぞるだけである場合、個人的にはもうそりゃあ原作遊んだほうが面白いんじゃないかなぁ……ってなってしまうからです。二次である以上、恐れずにガンガン変えちゃおう! そういう気持ちで取り組んでいます。
そういう訳でウル様の冒険は徐々に恐れながらも、原作から乖離し始めます。一番変化が大きかったのはドラゴン関係、魔人関係ですかねー。ラ・バスワルドちゃんはその中でもお気に入りですわ。こっちでは多分公開してないけど無知シチュでラ・バスワルドxウルえっちみたいなものも書いてたりする程度にはお気に入りの子でしたねぇ! ラ・バスワルドちゃんもっと出番増やさない? 可愛いよ? このぽんこつ女神もっと使いたいけど物語はこれで終わりなんですよね……はい……もう二度と出てくる事はないんですよ……好きなのになぁ。
皆もぽんこつ女神もっと書いて。
あ、ちなみに公開予定はないです。残念。
そんなわけで最終的にウルちゃまの行動は未来を変える事へと変わり、その結果生まれるのがルーシェちゃんです。Lucheから来てルーシェですね。そんな事でルーシェちゃんを産む事で明確に未来を変えます。子を孕み、産み、そして育てる。それは男にはできない事であり、完全に女に変貌したからこそ行える事です。ここら辺がTSとしてのゴールなのかなぁ、って個人的には思っていた部分ですね。なのでここまでやるのは頭の中で大体確定していた事ですね。後は後からこれをゴールとして、バトンタッチすれば結構綺麗に話がまとまるだろうなぁ……って思ってた部分もあります。
だからTSものとしてのゴールが子供を作る事であり、ランス的に見れば子供が出来れば二部へのチケットが生まれる事なので、ランス的にも丁度良いゴールの作り方かなぁ、という考えでした。
あんまり、頭の中がここら辺固まってないんで言葉がやや取っ散らかってますがソーリー。ルド転は関わりや進行で色々と思う所があってうまく言葉が纏められない部分があります。今ここに書いている言葉も割とダイレクトに脳みそに浮かんだものをそのままという形に近いですね……。
一時期の休載はアレ、本当に申し訳ない部分ありますね。
モチベの低下と更新ちょい怖くなったなぁ、ってのがありましたね。アマゾン経由でばんばん支援されたり。支援絵の大量投下とか。GIFアニメ貰う経験ちょっと初めてでしたよマジで。そういうのがあったのと、ちょっと仲良くさせて貰っていた先と楽しくコラボしてたら評価コメントの方で辛辣な言葉貰って、それで萎えていた部分もありますね……。
そういう時は無理して筆を執っても悪化するもんだから完全放置で冷却してました。おかげで1年近く休んじゃいましたけども。
でもこうやって暖かい感想やコメントが来ているのを見ると皆、待っていてくれたんだなぁ……と。
その上で付き合いのあった他の作者さんや絵師さんには本当に感謝です。ちょっと気後れした部分はあるものの、大変うれしく、楽しくやらせていただきました。
特にエレボス氏とその周りの皆さんには凄いお世話になりました。また何か交流出来たらいいなぁ……あ、TOKIOの完結おめでとうございます、そしてお疲れさまでした。次回作楽しみにしています。
じゃ、まぁ、ここからは軽く感想で拾った疑問とかの回答を。
聖刀日光さんはM.M.ルーンが魔人となった後で人類に回収されました。勇者とはまた別、剣聖の家系がありまして。ウルが対ジルの時に育て上げた剣士の家系の子孫ですね。そこが回収し、代々管理、維持することになってます。なので日光さんは割とこの後の扱いは良い。ただしこれ以降、新しい剣聖と毎回セックスする宿命にあるから剣聖の家の童貞食い係になってしまう。ひでぇなこいつ。
ルーシェが出立した後はまず古・リーザスへと到着しますね。そこで出待ちしていたアルシエルと合流しつつ、社畜脱走悪魔も道中でパーティー・イン、聖魔教団の残党に時折襲われながら西へ、クリスタルの森を目指します。ラスボスはクローン闘神。それを乗り越えて最初の冒険は魔王城へと到着し、魔王となる前のホーネットと再会した所で終わります。この後、ルーシェは帰宅、そして家に帰ってきて母親が失踪したことにショックを受けて、しばらく引きこもって寝込みます。
まぁ、たったの数十年ですけど。終わると再び、母を求めて世界を回る。この母を求めての旅の積み重ねがルーシェの旅の本質になります。
探し求め、そしてその旅に心が、情緒が、考えが豊かになります。もっと知る事は自分を知る事でもあります。その旅を積み重ねる事でルーシェが何時か、自分の正体がルドラサウムである事に気づく事がウルの目的であり、計画です。
神・ルドラサウムは幼く、そして幼稚です。ルドラサウムが作った世界内ではほぼ無敵に近いですが、異世界の神殺しや上位神と比べればまだ強い方とは言えません。それ故に世界を守る為に、そして生まれてきたルーシェという子を守る為の計画がこれです。
即ち、ルドラサウムの成長計画。
成長しない筈である神のルドラサウムを、旅と経験を積み重ねる事で心身ともに成長させることでこれまでよりも強い神にするという計画です。これによってルドラサウム世界は更に永遠を約束されることになる……との予測です。
ですがこの計画には大きな恐れがありました。
つまりはアリスソフトとその社員、それに観測世界の事です。
つまり読者、プレイヤー、PCの存在です。その存在がルドラサウム世界に特権を持って介入しているのは、作中の通り何度か確認されています。ルドラサウムはそれらを認知せずとも、それらが三超神の最大の恐怖でした。つまりゲームの電源を何時切られるか解らない。ルドラサウムが空想の産物であれば、超越する存在によって消されるかもしれないのが、何時か解らない。だからそれに備えばならない。
だがどうやって?
それを利用したのがウル・カラーでした。
ご存じの通り、ウルは初期においてはフォーマットが正しくなく、神々からも正しく鑑賞が出来ず、神としても生物としても失敗作でした。これが正しくフォーマットされたのはルドラサウムの創造物である、ジルの魂と混ざった時からです。つまり、それまでは純粋なウルの魂のみであり、その状態では干渉出来ない存在でした。
つまり、ウル・カラーの魂は同位階にあるという憶測が立てられます。
三超神がウルに持ちかけた契約はこれでした。ウル自身を神として、それもこの世界の維持・運営の最高神として昇華させます。それによって彼女の存在そのものを揺りかごとしてルドラサウムを守護し、この世界の維持と運営に充てるという契約でした。そしてウルはルーシェの為である、と納得して了承しました。
それによって生み出されたのが最終話に登場した聖母の女神になります。アレはルシアとして扮して常に一緒に居た女神、ALICEとも混ざって生み出されたものです。まぁ、ウル単体だと純粋に出力や格が足りないのとえっちだからてんぞーが勝手に詰め込んだ趣味です。融合とかえっちじゃん。
この聖母状態はもう、別の存在です。ウルでもなければALICEでもない、別の守護神です。そしてルドラサウムの力の多くも運営の為に継いでいます。実質的に次代の神でもあります。それも本来の神であるルドラサウムが帰還するまで、という制約で、ですが。ですがこの新たな女神は昇華して生まれているが故に、記録としてALICEやらウルの旅路を知っていますが、経験したものではないので当然別人です。
カラーの運命として、転化した後は記憶を失うというルールは絶対であり、ここもそれは適応されています。
ですが、それでも尚、ウルは賭けました。
すべての旅路が終わってルーシェが己を自覚した時に。彼女は自分がルドラサウムであると自覚しながらも、ルーシェ・カラーのままとして、成長したその力で完全無欠のハッピーエンドをどうにかしてもたらしてくれると。
ある意味では完全にぶん投げているとも言えるそれは、心の底から娘を信じ切っている親としての愛情でもありました。それを育み、そして信じられる様になったのがウル・カラー、最大の成長にして女性としての変化なんじゃないのかなぁ、と思ってます。
……後なんか言う事あったっけ。
まぁ、最近はコロナの影響もあって仕事が大変だったり疲れやすくなったりしていますが。それでも創作活動を辞めるつもりは一切ありません。ルド転はゴールまで結構時間がかかってしまいましたものの、楽しくやらせていただきました。
改めて関わってくださった皆様に感謝を。そして読んでいる皆が楽しく創作できる事を祈りつつ、今回はここまで。また近日中に別作品を更新予定という事で、
お付き合い、ありがとうございました。