いろいろ狂った少年が欲望を満たすために世界を創り、物語を作ります 作:黒椿
前回同様、二話に分けています
日曜日。昨日、皆藤さんとのデートを存分に楽しんだ僕は上機嫌で今日という日を迎えた。
あの後は結局六時近くまで歌い明かして、そのまま解散した。入ったのが一時くらいだったから、五時間近く歌ってたことになる。その間に彼女が何度トイレに行ったかはお察しだ。
おかげで、僕も彼女も思う存分堪能できたから素晴らしい日だったとは思うけど。
そして、今日は奏の家にお邪魔する予定だ。いわゆるお家デートという奴だ。もっとも、家が隣接しているので昨日に比べれば全然出歩いていないんだけどね。
午前十一時。僕は奏の家のインターフォンを鳴らした。中からパタパタという足音が聞こえてきたかと思うと、玄関の扉が開き奏が姿を見せる。
「来たか」
「うん。ここに来るのも随分久しぶりな気がするよ」
気がするなんて誤魔化したけど、実際は初めてなんだけどね。だって、現実世界じゃ、ここ全く知らない人の家だし。都会とはいえ、近隣住民の顔も知らないなんて本当地域社会のつながりの薄さって奴をつくづく思い知らされるよ。
だが、そんなことを知りようのない奏は僕の言葉をそのままの意味で受け取る。
「そうだね。いつぶりだっけ。お前がここに来るの。ちっとも来てくれないんだもんなぁ。父さんも母さんも寂しがってたよ」
「あはは。それは申し訳ないことしちゃったかな」
「本当だよ。二人とも今日創が狂って楽しみにしてたのに急に仕事入っちゃって、すごいがっかりしてたんだから」
「ごめんごめん。また会ったときにでも謝っとくよ」
「全くだよ」
奏は頬を膨らませながら言う。本人に全くその意図はないだろうけど、その姿はなかなかに癒やされるものだ。
そして、今日は日曜日にもかかわらず彼女のご両親は仕事で家にいない。というより、そういう設定にした。邪魔者は消しておくに越したことがないからね。
とにかく、今日は久しぶりに家に来るということで奏は相当張り切っているようだ。
今日は基本的に外出する予定はないというのに、膝丈ほどの白いサマーワンピースにクリーム色のカーディガンを羽織っている。これは奏がおしゃれをするときに着る服の一つだ。言い換えれば、今日はかなり気合いが入っているということになる。
となれば、こちらも相応の態度で臨まなきゃ男が廃る。僕は内心の昂ぶりを表情に出さないように努めながら、奏の家に上がった。
奏の家はそこそこ大きい。そこそこの数がある部屋の中でも、一階においてもっとも南側に位置するのが居間だ。そして、その上に奏の部屋がある。
だが、ひとまず案内されたのは居間だ。別に奏の部屋に入ったことがないわけではない。しかし、部屋の中がアレなだけに前回来てから随分経っている状態でいきなり連れていくには不向きなのだと判断したのだろう。だから、まずは
そんなことを考えながら机の側にある座布団に座り込むと、奏が話しかけてくる。
「今、お茶を持ってくるね」
「あ、うん。ありがとう」
奏は台所の方へと向かっていく。しばらくすると、冷たい麦茶を持ってきてくれる。今は七月だからちょうどいい。
「ふぅ~。生き返る」
「今日、暑いからね」
「そだね~。こんなときに水道まで止まらなくてよかったよ」
「そのかわり、しばらくの間トイレは使えないけどね」
今はこの辺り一帯のトイレを使うことができない。トイレを流す水が止まっているからだ。
名目上は断水ということになっているが、それに理由はない。というより、トイレの水だけを止める理由が思いつかなかったので無理矢理断水で押し通させてもらった。どうせ、この辺に住んでる人間で人形じゃないのは僕と奏くらいだし何も問題ない。
そして、止めたのがトイレだけで風呂や水道の水を止めていない理由は一つ。奏にトイレ以外での放尿をさせたいからだ。
昨日散々皆藤さんのトイレを見たせいで、さすがに少し食傷気味になったからね。今日はこういう指針で行きたいと思っている。
もちろん、トイレの断水自体は一時的なもので今日の夕方までには復旧させるけどね。でも、昼の間はちょっと違う楽しみをしてみたい。
もちろん、風呂や水道の水を使ってトイレを流すという逃げ道も存在してはいるけど、それは向こうでの話だ。この世界でそれは許さない。だから、心置きなく楽しめるはずだ。
「しかし、トイレが使えないってことは練習にはちょうどいいんじゃない? 前回は勝てたとはいえ、やっぱり、慣れてないときついでしょ」
「そりゃそうさ。あともう少し粘られてたら危なかったしね。前向きに考えれば悪くはないね。あんたも強制的に我慢させられることになるけど」
「大丈夫だよ。僕はそういうのはあんまり関係ないから」
「何それ」
奏は首をかしげているが本当のことだ。僕はこの世界で尿意を催すことがない。そもそも、そういう設定にしていないからな。
必死に尿意と戦いながら、おしっこを我慢してる女の子を見るってのもなかなかそそられそうではあるけど、今の段階でやる気にはなれないし。
だから、どれほど時間が経とうがおしっこすることはない。まともに考えれば健康被害が心配されそうだが、この世界ではそんなもの関係ないしね。まぁ、三リットルも平気で尿を溜められる時点でその程度のことは容易に想像つくだろうけど。
とりあえず、今日の目的はただ一つ。トイレ以外での放尿を見る。それだけだ。
今日は暑いせいかガンガンに冷房をかけている。それに加えて大量に飲み物を飲んでいれば、多少細工するだけで容易に我慢の限界まで追い込めるだろう。
そう判断した僕は麦茶をあおりながら、適当に過ごすことにした。
「そういえば、昨日昼からずっといなかったみたいだけど、何してたんだい?」
「ん~? ああ。昨日なら皆藤さんとカラオケに行ってたよ」
「カラオケか~。いいなぁ」
「結構楽しかったよ。皆藤さん、歌、滅茶苦茶上手かったし」
「だろうね。あ~。何で、私も誘ってくれなかったのさ。せっかく可愛い女の子とカラオケを楽しめるチャンスだったのに」
「ぶれないねぇ。奏は」
奏は可愛い女の子が大好きな女の子だ。一応本人はノーマルではあるのだが、ちょくちょく可愛い女の子をナンパしたりしているので、どちらもいけるクチなのではないかと疑ってしまう。
なので、実は一昨日突然始まった放尿バトル。彼女は意外と楽しんでいたりする。
自分のはしたない姿を見られるのはさすがに恥ずかしいようだが、他の可愛い女の子たちの可愛い放尿姿を見る分には本人にとっては目の保養になるのだろう。だから、明日の放尿バトル。自分は関係ないので結構楽しみにしているはずだ。
「当たり前だよ。可愛い女の子は世界の宝だよ。自分の欲望を満たすことしか頭にない
僕もそのゴミにはなるのだが、苦笑して誤魔化しておく。彼女は家族を除けば僕以外の男には決して心を開かない。こういう辛辣な言葉を平気で吐く程度には男を嫌っている。
まぁ、どうせこの世界では僕以外の男が登場することがないから、今のところは死に設定だけどね。
さて、そろそろ仕掛けを発動させようかな。
「それにしても、今日は喉が渇くな。冷房かけてるんだけど」
「水分はよく取っといた方がいいよ。熱中症になっちゃうから」
「分かってるよ」
奏はポットから麦茶をコップに入れると、それをグビッと飲み干す。いい飲みっぷりだ。
「さて、じゃあそろそろ私の部屋に来るかい?」
「いいね。久しぶりに奏のお宝を見せてもらおうかな」
「腰抜かすなよ。前来たときとはまるで違うからね」
奏はポットを持って階段を上がっていく。僕もその後に続く。ちなみにスカートの中は見れなかった。
「さぁ、どうだ!」
部屋の中は僕が記憶として頭に叩き込んだ情報とまるで変わっていなかった。黒を基調とした家具に木目のベッド。年頃の女の子の部屋とは思えない至ってシンプルな部屋だ。
だけど、この部屋の至るところに彼女のお宝が隠されている。奏は机の引き出しを開ける。そこには文房具類が置かれているだけだった。奏は一度文房具を取り出し底を抑えた状態で引き出しをひっくり返す。すると、押さえていた手がゆっくりと降りていき、二重底の下に仕込まれていたエロ本が二冊出てくる。
「毎度思うけど隠すためとはいえ、ここまでやるかね」
「当たり前だよ。寛容になってきたとはいえ、やっぱりそういうのを厳しい目で見る人間は多いからね」
「確かにね」
否定できなかった。縁もゆかりもない話なので全く何も知らないのだが、それでもあまりいい目で見られないのは確かだろうとは思う。この世界でならともかく、向こうではそれなりに気を遣う必要もあるだろう。
そういう意味ではこういうところはある意味リアルなのかもなと思う。もっとも、そのためにここまでやる奴がどれほどいるのかは知らないけど。
「さ。せっかく、親いないんだからたっぷり楽しもうぜ。最初はここでエロ本を一緒に見て、そこそこ楽しんだら下でAV鑑賞だ」
「いいね、それ」
奏がニヤリと笑いながらそんなことを言ってくるので、僕もニヤリと笑う。傍から見れば、何か悪巧みでもしている場面に見えるだろう。実際そうだけど。
「じゃあ、こっちに来なよ。まずはこいつから楽しもう」
奏はベッドの上に寝っ転がり妖艶な笑みを浮かべて誘ってくる。何も知らない男が見れば、性行為を誘っているようにしか見えないが、実際はエロ本鑑賞を誘ってるだけだ。どっちにしても卑猥な場面であることには変わらないか。
僕は奏の言われた通りベッドに上がり、一緒にエロ本を見ることにする。彼女が見せてきたのはいわゆる制服物だ。
けど、裸や大事なところが映っているわけではない。これは際どいポーズこそ取っているが、基本的には下着中心のものだ。胸をはだけさせてブラを撮ったり、足を開かせたりスカートを捲らせたりすることでパンツを写したりしている。
人によって
だけど、特に彼女が興味を抱いているのは美女美少女の下着だ。彼女の部屋にあるエロ本の全てが下着メインのものであることからもそれが窺える。
そして、本を選ぶセンスもいい。放尿を好む僕から見ても彼女のエロ本はかなり興奮させられる。もう少し慣れてきたら、下着を中心とした物語でも作ってみようかと考えさせられる。
こんな素晴らしいエロ本を見せてくれる奏は時折、お茶をがぶ飲みしながらも僕と共にエロ本を見る。
そして、彼女についに僕の仕掛けが牙をむきはじめる。
「んっ。あれ?」
奏は急に足をもじもじさせる。僕は内心笑いながらも、彼女に視線を向ける。
「もしかして、トイレに行きたくなってきた?」
「うん、そうみたいだ。お茶飲みすぎたかな?」
「でも、トイレは今日の五時まで使えないんでしょ? どうするの?」
「心配はいらないよ。今日のためにこんなものを用意しておいたんだ」
奏は部屋の引き出しの奥から何かをごそごそと取り出す。それは携帯トイレと二リットルサイズのペットボトルだった。
「これにすれば大丈夫。後始末が面倒だけど背に腹は代えられないからね」
「へぇ」
携帯トイレはペットボトルに装着するタイプの奴だった。奏はそれをペットボトルの口に装着すると、ワンピースの裾をめくろうとする。
そこで一度動きを止める。奏は恥ずかしそうにもじもじしながらこちらを見てくる。
「あ、その……。できれば、向こうに向いていてくれるとありがたいんだけど」
「何で?」
「何でって、その……」
奏は顔を赤くして俯く。さすがにおしっこしてるところを見られるのは恥ずかしいんだろう。
それなら、別の部屋に行けよと思うかもしれないけど、その選択肢は最初から僕が潰している。つまり、彼女はこの部屋でやるより他にない。
須臾の間、奏を見ていると彼女は大きく体を震わせた。慌てて前押さえをする。一昨日よりマシとは言っても、そこまでもちそうにはないようだ。
「うぅっ。も、もうダメだ!」
奏は勢いよくスカートを捲ると、可愛らしいピンクのパンツを下ろし、ペットボトルの口を彼女の下の口に押しつける。
「はぁ~」
シャアァァァァァァァァァ
大きなため息とともに彼女の秘部から勢いよく聖水が飛び出る。奏は気持ちよさそうな顔でペットボトルの中を黄色い水で満たしていく。
急激に膨れ上がった尿意は結構なものだったらしい。かなりの勢いで放出される尿はペットボトルの三分の一を満たしても未だに止まる気配を見せない。
結局ペットボトルの三分の二を黄色い水で満たしたところでようやく奏のおしっこは止まった。奏は一息をつくと、下半身を丸出しにしたままトイレットペーパーを押し入れから取り出し秘部を拭く。
そして、下着を上げてペットボトルにふたをすると、部屋を出てどこかに捨てに行った。
部屋に戻ってきたとき、奏からは恨めしげな目を向けられた。
「創のエッチ。いくら君でも恥ずかしいものは恥ずかしいんだよ?」
「ごめんってば。でも、お前も知ってるだろ? お前が女の子の下着に興味があるのと同様、僕は女の子のおしっこに興味があるんだよ」
「う~」
顔を真っ赤にしながら奏は唸る。その姿は控えめに言って可愛い。
「もういい。下行ってAV見よ。言っとくけど、次見たら容赦しないよ」
「分かってるよ」
クスクスと笑いながら僕は立ち上がる。そんな僕を奏は未だに膨れっ面で睨みつけていた。こいつはこいつで本当に可愛いな。
さて、それじゃお家デート第二ラウンドと行こうか。お前にとっては不本意かもだけど。
あまりの展開の遅さに我ながら呆れています
この様子だと、性行為まであと何話かかるか分かりませんが、どうかお付き合いください