まだ覚えていてくださる方がいれば幸いです
こちらはお待たせしまして約2年振りの更新となります。
本作は勝手ながら作者の判断で非公開としておりましたが、どんな形であれ一度始めた物語は完結させる必要があるかと考え、また勝手ながら公開し更新させていただきます。
今後、修正や個人的な都合なので限定公開とさせていただくことがあるかもしれませんがその時は活動報告にてご報告させていただきます
私の都合で振り回してしまい申し訳ありませんが、今話含めて残り2話をお付き合いいただければと思います
最後にアンケートをご用意しておりますので、そちらもよろしければ回答いただけると助かります
長くなりましたが最後まで読んでいただけると嬉しいです
「あっ、あっ、あっ、あっ」
若い女の声が家中に響く。
古風な日本家屋の広い屋敷。十畳はある和室の真ん中に置かれた布団の上で、詩乃は高齢の男に組伏せられていた。
相手は裏社会で力のある組織の会長。詩乃は自身を強姦し調教した者達により、彼に取り入るための贈り物として差し出されたのだ。
「あんっ! あっ……いやっ、そこはっ……ああっ!」
着ていた服は布団の側に綺麗に畳んで、眼鏡だけ残した一糸纏わぬ姿で屈強な男と交わる。
足をはしたなく開かされイヤらしい音を立てながら剛直が彼女の秘壺を貫いていく。
未だ発展途上のそこは倍以上の時を生き、数多の女の汁を吸った肉刀を相手に抵抗できるはずもなく、情けなく弱点を攻められ女として開発されていく。
普段はどんなに気丈に強くなろうと振る舞っていても、こうして裸にされ雄に組伏せられてしまえば所詮は弱い雌なのだと分からされてしまう。
「ぐっ……何て締め付けだ。お嬢ちゃんその歳でこれはかなりの好き者だな」
「いやっ……違っ、違うのぉ……」
「恥ずかしがることなんかない。これはお嬢ちゃんの持つ立派な才能なんだから。もっと活かすことを考えねぇと」
「はぁ、はぁ、はぁっ……はいぃぃぃっ……ああっ!」
「いい娘だ。ほら、舌出してキスしな」
男が差し出してきた唇に舌を這わせ重ねた。互いに唾をくちゅくちゅと飲みあって身体をより密着させる。若い女の甘い汗を存分に漂わせた媚体は雄の鼻腔を擽り、興奮を煽ってしまう。
腕が伸びてきて詩乃の乳房や引き締まったお腹を撫で回していく。既に前戯で存分に弄ばれた身体は敏感に反応し、乳首やクリトリスを摘ままれると愛液が隙間から漏れ飛び出した。
快感の波に浮かされて荒い吐息を漏らししがみつく。
自分の祖父とそう変わらない高齢でありながら衰え知らずの若さ溢れる肉体。ただ背中を初め各所にある入れ墨や銃痕、傷が彼がカタギではないことを表していた。
身体を四つん這いにされ後ろから突かれる。
尻たぶを開かれ肛門を指で掻き回される度にぞくぞくとした刺激が脳天まで突き抜けて力が抜ける。
「ふぁっ……あはぁぁぁ……あっ、ああんっ」
「ケツの開発もかなりの物だ。お嬢ちゃんAV女優になりたいなら紹介してやってもいいぞ。うん、きっと大物になれる」
「やっ、そんなの嫌ですぅ……ううっ、は、恥ずかしいからぁ……ひぁっ!」
「ま、そうだよなぁ。でも考えておくといい。お嬢ちゃんほどスケベなら天職だろうからな」
指をアナルから引き抜き代わりにバイブを挿入する。本来は騎乗位用の設置型で、この体勢だと一度挿れてしまえば自分では抜けない。
「ひぅぅぅぅぅっっっ! うぁっ!? あっぁぁぁぁぁ!」
「おぉ、更にキツくなったな。これが今のJ○とは恐ろしい世の中になったもんだ」
振動するバイブに攻めたてられ痙攣して悶える詩乃。意識せずともジタバタと暴れる身体を抑えられ、思うように快楽を逃せずに絶頂へと急速に登りつめていく。端から涎が滝のように溢し、涙で可愛らしい顔を汚して早すぎる悦びに美貌を歪めてしまう。
乳首を押し潰すと詩乃は背を反らしてよがり、尻肉を固くして膣を締め付けた。
「おおぅ……、そろそろ限界だ。出すぜお嬢ちゃん、しっかり受け止めろ」
「はぁ、はぁ、はぁ、は、はぃぃぃ……」
対面座位になり下から突き上げられる。部屋全体を揺れているかと思うほど揺さぶられ、視界が定まらない。目の端にチカチカとした光だけがはっきりとして意識が薄れていく。
「あっ! あっ! あっ! ああぁぁぁぁぁ! もっ、もうダメっ……!」
曇った眼鏡を外され溢れた涙をぬぐわれた。目が相憐れむような視線に心が締め付けられる。それも束の間。バイブを最大に上げ、力強く腰を打ち付けてきて頭が真っ白に染め上げられた。
「ああっ! ああぁん! イクッ、イクイクイク、もうイッちゃぅぅぅ!」
「いいぞ、スケベにアクメキメろや! このメスガキィ!!」
「いやぁぁぁ!! あんっ! あはぁぁぁん……!」
口調荒く詩乃を捲し立てる。
口を開いたままの舌をでろりと垂らした顔を晒し、目線を上向かせもう何をしているのかも分かっていない彼女は膣と肛門を激しく締め付けて何度も空気の音を鳴らす。
男が詩乃を抱き上げて勢いよく下に降ろす。布団に尻をぶつけ、亀頭が子宮口を潰す衝撃に意識が完全に吹き飛んだ。
「イッ、アアァァァァァ!!!」
獣の雄叫びを上げ、詩乃は背を反らして白目を向き絶頂の味を噛み締めた。
「くっ、出るっ……!」
糸の切れた人形みたいに放心した肉体を力強く抱き締めて男も精を解き放った。
自分の孫ほどの少女に醜く煮えたぎった欲望を注ぎ込む背徳感に射精が止まることを知らない。ここまで上質な女は彼の人生でも五本の指に入り、それがまだ育つ余地を残している事実に空恐ろしくなる。
「はっ……、あっ……」
全身を汁で汚し気を失った詩乃を横にする。深いオーガズムに達したのか痙攣が続き汗がどんどん浮いてきていた。
未だ締め付けてくる女壺から引き抜くと大量の精液が零れて布団の上に溜まった。バイブも引き抜いてやると野獣めいた声を上げるギャップに思わず苦笑した。
我ながらここまで出したものかと感心していると、彼女の身体がぶるぶると震え出す。明らかに痙攣とは違う反応に慌てて動くも間に合わず淫裂から尿が迸り畳に染み込んでいく。
「こりゃ換えだな……」
噴出が終わると詩乃の意識が同時に戻り、瞼をぱちぱちとさせる。全身が濡れて寒いのか震えながら重い身体を何とか起こすと尻の下に敷いた冷たさと周囲に描かれた色づいた地図を目にして顔を覆った。
「気にするなお嬢ちゃん、こんだけ出るのは元気な証拠だ。若さを今のうちに誇っておけ」
会長は恥じる詩乃の頭を優しく撫で、肩にバスタオルを掛ける。もう一つ手にしたタオルで目立つ汚れを拭っていると落ち着きを取り戻したのか彼女のしなやかな指が萎えたペニスに触れた。
「おっ……?」
「ここは、舐めて綺麗にしますね」
四つん這いになり長い舌で先端を舐める。自分の出した液体で濡れ光る黒いイチモツに可憐な唇を口づけた。
自分が乳首を吸われて良い感覚を思いだしながら咥えて吸い上げ、絶頂をくれたモノに対する感謝を込めて奉仕する。
会長はそんな詩乃を見下ろして頭を撫でながらも、どこか憐れむような目を送った。経歴も既に知り、過去の過ちの渦に引き摺られてここにやってきた彼女。あったかも知れない明るい未来に生きる彼女を想像し、同情を深めるもそこは裏社会の男。男に犯され裏社会に身を落とし、与えられる快楽に溺れた女にそれは叶わぬ夢である。
イチモツがまた固くなってきたのを感じて、口から引き抜いた。
「ありがとなお嬢ちゃん、もう十分だ」
口から肉棒が離れていくのをどこか名残惜しそうに見つめながらも詩乃はその場に正座する。
頭を床に付けて、
「会長、今日は私を指名してくださりありがとうございます。またご指名していただければ━━
「そんなのは挨拶はいい」
と、教えられた台詞を並べていると男が横に座りメモ用紙を一つ差し出してきた。見るとそこには電話番号とメールアドレスが幾つか記されていてそれが次の連絡手段なのだと悟る。
が━━
「お嬢ちゃん、聞かせてもらったよ。今まで色々大変だったみたいだな」
「…………ッ!?」
「俺からはあまり口出せねぇ複雑な話だが何か困ったことがそこに電話してくれ。上の二つは俺だが下の奴は信用できる男の連絡先が書いてある。
ソイツも黒いことはやってるが社会に居場所のない子を保護したりと根はお優しい慈善家様だから足を洗いたいなら頼め」
「ありがとうございます……。でも私は━━
「アイツの親を殺したから何だってんだ? この世界じゃ殺し殺されは当たり前みたいなもんだ。
アイツの親父は自分で仕掛けて、お嬢ちゃんにやられた。それだけだ」
「…………」
「それにお嬢ちゃんは自分のことしか見てねぇ。もっと視野を広げるんだな」
「えっ……、それってどういう……」
「自分で考えろ。
俺はそこまで手取り足取り教えるほど優しくない。セックスなら別だが。
まあ、とりあえず今日はシャワー浴びて帰ることだ」
そういって話を切り上げ、立ち上がり部屋を後にする。
引き戸を開けると、そこには詩乃を会長に捧げた男が待ち構えていた。
「会長、今回の女はいかがでしたか」
「かなり上玉だな。アイツの拾った娘がいなけりゃ過去最高で文句無しだった」
「流石にあのお嬢様と比較されても困りますよ。確かにカラダは服越しでもそそりますけど」
「カラダだけか。あの長い亜麻色の髪も最高だ。髪の綺麗な女はそれだけ自分の手入れをやってる、美しさの価値を分かってことだからな━━」
廊下から遠退いていく声を聞きながら詩乃はシーツを握った。
(自分のことしか見えてない……、ね。何が言いたいのよ……)
裏社会の人間に抱かれるのはこれが最初ではない。連絡先を渡されたのは初めてだが、先程みたいな似たようなことを何度も言われるが理解に苦しむ。
やがて、こんな社会で生きる人間を分かるはずもないのだと何度めかの諦めた息を吐いた。
※
「会長、今夜はお時間をいただきありがとうございます」
「また連絡してこい。玄関までは送ろう」
会長の自室を詩乃は男と共に訪れ別れの挨拶をしていた。
先程まで交わっていた和造りの屋敷と廊下で繋がった洋館。まだ出来て新しいのか木の良い香りが鼻を擽った。
「お嬢ちゃんならいつでも歓迎するぞ。何なら愛人の一人になってくれても構わんがな」
「会長、冗談キツいです」
「お前を育てたのは俺だぞ。つまり、お前の女は俺の物だ」
「いや、意味分からないっすよ」
歩きつつ楽しそうに話す二人を尻目に詩乃は身体の芯に残った快感に耐えていた。
あれから残された詩乃の元に数人の女が現れ、浴室へと連れていかれ身体を清められたのだ。女は二十代から五十代と年齢層は幅広く皆詩乃が思わず見惚れてしまうほど美しく自信に溢れて見えた。そんな彼女達に裸にされ、身体の穴という穴を洗い流された。
白のブラウスに淡い緑のカーディガン、デニムのミニスカートと身支度を整えた頃には男が廊下にいて、それから連れられて会長に挨拶をして今に至った。
気がつけば玄関にたどり着き、靴を履いている所だ。
「お前、顔色悪いぞ。少し休みを取ったらどうだ?」
「いえ……、大丈夫です」
「ほら、安物だが酒でも呑め。呑んで酔って寝て疲れを癒せ。そうすれば楽になれるぞ」
「あ、ありがとうございます……!」
そういって会長は男にビールが十缶ほど入ったビニールを手渡した。色とりどりの中身が透けていて、未成年ゆえお酒に詳しくない詩乃でも分かるくらい有名な物ばかりで、言葉ほど安物ばかりでないことは分かった。
「お嬢ちゃんにはお酒は早いからな……。ほら、これで綺麗な服や化粧品でも買いなさい」
「あ、ありがとうございます……」
詩乃には缶ジュース一本と財布から一万円札を十枚ほど手渡した。包みが無くて申し訳ないと言っていたが、貰ったこちらが申し訳ないくらいだった。
「本当に、俺の女になる気はないか?」
手が離れる寸前、小さく会長は詩乃にそう聞いた。さっきの親身な様子はない、鋭い攻撃的な目だった。
「ありがとうございます。お気持ちはありがたいですが、私はあの人に救われたところもありますので……」
「そうか、それは残念だな……」
真にそう思うように会長は詩乃から離れていく。
ぞくりと背筋に嫌な汗が伝うが、男が声を上げ遮った。
「あっ、女にばかり甘いっすよ」
「うるせぇな、お嬢ちゃんは可愛いから仕方ねぇだろ。お前にはビールやったからそれで我慢しろよ」
「それは……そうっすけど」
「次来た時はサービスしてやるから」
「本当ですか、楽しみにしてます」
そう男の肩を掴んで、思いの籠った言葉を送る。
しかし会長の力が強かったのか顔をしかめつつも男は頭を何度も下げ続けた。
それから会長とその愛人達に送り出され、二人は黒塗りのワンボックスカーに乗って後にした。
いつも売春の現場に向かう際に使っている車。運転席と助手席以外は改造されてあり、後部座席は車中泊のためマットレスを備え、周りには衣装や小道具が積んでいた。
「なぁ、あのおっさんから何言われた?」
不意に運転中の男が声を掛けてきた。
眠いのかしきりにコーヒーを飲み、車内に芳ばしい香りが充満していた。
「別に、愛人にならないかって。ただそれだけ、いつものことよ」
「人気だな詩乃。男として鼻が高いぜ」
「レイプ魔の大嘘つきがよく言うわ……!」
真夜中のラジオと二人の冷たい会話だけが続いていく。以前、自分が妊娠していると騙されていたことを知ってから男への態度は表向き以外冷淡そのものと化していた。
会長の屋敷は街から離れた山奥にあり、病院や商店街と言った生活の拠点はあるものの、最寄りのホテルまでは一時間ほど掛かる。おまけに今日はあいにくの大雨で前もロクに見えないため進みが遅い。元々通りが少なく対向車すら往復して一度も出会っていないがここまで酷いと大変だ。
泊まっていくか誘われていたが、男に急用が出来てしまったために夜に出発することになってしまった。
「そのレイプ魔にバカみたく夢見た結果犯された女が偉くなったものだな。あの時の顔、今でも忘れられねぇぜ」
「…………ッ!」
「……そうだ。この雨……、あの日を思い出すなぁ……」
「…………」
「傑作だったぜ、お前が処女を俺に捧げた日はよぉ……」
「このっ……!? 最低ッ……! 」
ケラケラと嗤う男にスカートを握りしめる。あの日の自分を何度殴ってでも止めてやりたいか考えたことは最早数えられない。
「いやぁ、何度も夢で思い出すな。クラスの奴に苛められて、善人のフリしてた俺に泣きついてきてよー『とりあえずドライブでもしようか』って誘ったらホイホイ騙されてー
「それで、山奥に連れ込んで『お前に殺された男の息子だー!』って告白したら簡単に犯されてくれるなら気持ち良かったぜ。
なぁ、詩乃。覚えてるか? お前が初めて失った場所を」
「忘れるわけないでしょ……」
「だよな。汚い廃工場で失ったとか一生モンだからなぁ、ハハハ」
大笑いする男を涙目で詩乃は睨み付ける。
恨みと共に忘れることはないだろう。車から何とか逃れて裸で森の中を走り回った恐怖と砂利と埃まみれの床で純潔を奪われたあの痛みだけは。
「でも俺に襲われたお陰で今があるからな。売れっ子ビッチになれたのは俺のお陰だから、感謝しろよな」
肩を叩いてくる男に何度めかの睨みを効かせる。いつにましてテンションの高い彼は珍しかった。
おもむろに車を路肩に寄せ詩乃のシートベルトを外す。特別に改造された車は助手席がスイッチ一つで倒れるようになっていて、身体が横にされていく。
「━━さて、弄るのはここまでとして、お前の願いに応えるとするか」
「願いって何のことかしら」
座席を跨ぎ覆い被さってくる男。詩乃に問うこともなくブラウスのボタンを外して白いブラジャーを露にした。
「惚けるなよ。お前だけなら屋敷に残れたのにどうして着いてきたんだ?」
「……っ!?」
「スカート、捲ってパンティ見せてみろよ」
恥ずかしそうにスカートの裾を持ち上げる詩乃。するすると持ち上がって長い足や綺麗な太腿が晒されていき、逆三角の白布地。甘い雌の香りを放つショーツが露にした。
クロッチの部分がシミを浮かべ、余韻の甘い疼きで震え見せた。
「くくく、もう待ちきれないって感じだなぁ詩乃。そんなにココが恋しいのか?」
「あっ……そ、そんなわけ、ないっ……」
「そうか、ならこんなに濡れてるのは汗かさっきの残りなのかぁ」
「そ、そうに決まってるじゃない……」
「さっき洗ったばかりなのにもう汚すなんて汚い女だ」
「……ッ、最低……!」
女に対して最悪の煽りをする男に怒りをぶつけるが、言葉とは裏腹に身体の奥が熱く滾っていくのを感じて胸が傷んだ。
「おら、ラストチャンスだ。好きに選べ」
ズボンのファスナーからペニスを引っ張り出し、詩乃の目の前に突きつけた。
雨音を破って喉がごくりと、無意識に、音を鳴らした。
「ほら、選べよ。早く」
「くっ……!」
悔しそうに歯噛みしつつも漂う雄の香りに下腹部が疼くのには堪えられなくて。
ショーツを下に降ろしつつ、
「私に……、挿れて、ください……」
「んっ……? 私に、なんだって?」
「……くっ! お、おちんちんを……、ください……!」
「もう一度。どこに挿れればいいんだよ。ほら、いつものことだろ」
「くっ……! 言えばいいんでしょ……、ください……、私のおまんこにください! ちんぽ挿れて、ください……」
車体が一度、揺れるほど大きな声で良い放って、M字に開いた股の間の割れ目を詩乃は自分で開いた。
※
雨が弾ける音と詩乃の喘ぎが車内に響く。
「あっ、ふぁっ……、あっ、あんっ、あっ、ああっ……」
後部座席のマットレスで裸にされた彼女は男の上に跨がり腰を降っていた。服はその捨て、おふざけで水泳キャップさながらにパンティを被せられている。
「くくく、いい眺めだぜ。どうだ、愛しのレイプ魔様チンポの感想は?」
「くっ……、あっ、あんっ、さ、最悪……よ。あんっ!」
「そうか、なら涎溢してのは何でなのかなぁ」
「……ッ!? そ、それは……アンッ!」
男に突き上げられて詩乃は哀しい喘ぎを溢す。絶頂間近でよく感じる、脳まで犯されるようなあの感覚がずっと続く。気持ちよすぎて何も考えられなくて今も漏らしたみたいに愛液を滴らせ、小刻みに達しながらも腰を振り続けている。
認めたくはない。でも、認めるしかない。
この憎き最低な男こそ。自分のカラダが求める最高のオスなのだと。
「あっ、あっ、あっ、ああっ……!」
「おらおら、乳首もこんなに勃たせて……この欲しがりめ!」
「あぁああんっ!」
乳首を摘ままれて背中から倒れる。
柔らかいマットさえ今は危うい刺激で膣が締まって肉棒をより深く感じて
「へへへ、いい眺めだな」
「やっ、いやぁ……、見ないでぇ……」
立場を逆転させまんぐり返しにした詩乃を見下ろす男。絶世の美少女の性器をつまみにビールをグビグビと飲み干していく。もう盛り始めれば明日の予定には間に合わないと諦め、酒を飲み始めていたのだ。
既に周りには缶が幾つも散乱していて、また一つ加わる。普段はこんなに酒を飲まないのだが今日はやけに進む。やはり成り上がりのためとはいえ、自分の女を抱かれることに苛立っていたのか何時にも増して旨く感じてストレスが吹き飛んでいく。
「綺麗なマンコしてやがる。もう何人も男を知ってるくせに清楚ぶりやがって……!」
「イヤッ! あっ、アッアッア~~~!」
グリグリと膣壁を刺激してやれば途端に漏らして潮を吹き散らす。少し前に吹いたことを聞いていたがまだまだ出ることは驚きだった。
「オラオラ! 全部吐き出せこのスケベマンコ!」
「イヤァァァァ~! や、もうやめてぇぇぇー!」
止まることを知らない男の攻めに涙を浮かべて訴える。いつしか肛門にも指を挿し入れられて、前後のドリルに詩乃はジタバタともがいた。
「あぁっ……、あっ」
「ふぅ、凄い匂いだな」
車の中はいつの間にか詩乃と男の臭いで大変なことになっており、自分のせいでもあるが鼻を摘まみたくなるほどだった。
「しょうがねぇ……、おい詩乃。外に出るぞ」
「えっ……ちょっ……ちょっと待っ……」
その辺に投げておいたパーカーつきレインコートを詩乃に被せ、男は車の外に降りた。
腕を掴まれて反抗も出来ぬままに詩乃も外へ引き摺りだされてしまう。
「ちょ、ちょっと……、もし誰か来たら……」
「こんな夜に、しかも酷い雨の時にくるわけないだろ。ほら行くぞ」
まるで聞く耳を持たない男に連れられて森の中へ。土地勘がないため奥に行くつもりもなかったが、運良く寄りかかれそうな木を見つけて詩乃をそこに押し付ける。
「うむぅ!? むうっ……」
貪るようなキスをしてコートを脱がせ、乳房を揉みしだく。男も早々とコートを脱ぎ捨てると自らの剛直を擦り付けた。
全身から体温が奪われていく中、少しでも暖を取ろうと男のモノを手で扱き熱を昂らせていく。
「あっ、あぁ……」
男の指が三本、膣に入ってくる。詩乃のナカを掻き回していくと潮とは違う熱水が流れ落ちてきた。
「詩乃……」
「言わないで……」
心細く身を震わせる彼女をそのまま男は抱き締める。やがて震えが収まると顔を見つめて
なおす。
「終わったか?」
「礼は言わないわよ」
男はそのまま詩乃を抱き抱えると尻たぶをがばっと鷲掴みにして開き挿入した。肛門が丸見えになるほどのそこは男のピストンの度に皺がヒクヒクと蠢く。
「うっ、あっ、ああっ、あっ、あっあっあっ、はぁっ……!」
駅弁で抱かれ男のモノが身体を犯していく。
(大嫌い……、殺してやりたいほど憎いのに……)
「アッ! ハァッ……、あっ、あっあっ、き、気持ちいいッ……ふわあぁぁぁぁ!」
気持ちよくて堪らない。どんな絶倫だろうと床上手だろうとこの男以外からの刺激とは比べられない。それほどまでにこの身体は憎い男によって開発され、この男のペニスでだけ一番の悦楽を感じられるように改造されてしまっていることを重い知らされる。
まるで裸の身体を見えない鎖でがんじがらめにされ、人形のように操られるが如くこの男の言葉に逆らえない。どんな恐ろしい命令でもその後の褒美を前には従うしかないとさえ思う。
「詩乃、詩乃っ、詩乃っ!」
「あっ、あっあっ、う、うるさい……うるさい、うるさい、うるさい! 名前を呼ぶなぁぁぁ!」
名前を呼ばれる度に膣がキュンと締まって軽く達していく。流石に軽い絶頂程度でダウンするほどウブではなくなっているが、それでも相性抜群の相手から与えられる物は気絶してしまいそうな程に甘く切なく身体を蝕んだ。
「詩乃、詩乃ぉぉぉ! 出すぞ、受け止めろぉぉぉ!」
「あっ、ああっ! はぁぁぁぁっ! きてっ、きてぇぇぇぇ!」
いつしか森から出ていた二人は道路の真ん中で立っていた。裸で身に付けているものは靴だけという変態な姿で、どしゃ降りの雨の中子供を育む交わりを重ね、甘い声を上げているのだ。
「あはぁぁぁぁーー! あうっ、イクッ、イクッ、イクゥゥゥゥ~~!」
アスファルトの上で種付けプレスの体勢にさせられる。硬い凹凸のある地面でガシガシと腰を打ち付けられ痛みが走る。が、それよりも早く至高の快感が全身に電流のように駆け回って痛みを快楽に変換していく。
壊れてしまいそうな悦びの濁流に頭が真っ白になっていく。
重ねられる男の唇を愛しそうに受け止め、足を背中でクロスさせる。
「いっ、い、い、い、……いき、いくっ、イッ……」
痙攣した舌を必死に差し出して絡ませようとする。が、男のほうが先に限界に達してしまい届くことはなかった。
「もうっ、限界だ……詩乃、出すぞっ! 詩乃ぉぉぉ!」
「うんっ、いいよっ、きてっ、いっぱいナカに出してよぉぉぉぉーー!」
「くっ……出るっ!」
腰を強く押し付けて男が果てる。
冷たい雨の寒さを打ち消す熱く滾った男のマグマが詩乃のナカを満たしていく。
「はっ、あっ、あぁ……………………アァァァァ~~!」
雨音を夜の闇ごと切り裂く雄叫びが木霊する。
足をV字に開き、ピクピクと小刻みに震わせて詩乃は何度も極上の絶頂を味わい続けた。
「ハァ、ハァッ……、ハァ……あっ」
男のイチモツが萎んで抜けていく。雨が掻いた汗やその他の体液を洗い流していくが余韻だけは奪えない。それが何より嬉しくてまた子宮が疼くのを感じた。
「し、詩乃……、やっぱり俺たち、相性いいな 」
「キモいこと、言わないで……」
鼻先がギリギリ触れあわないくらいの距離で男がそう言うと、詩乃はそっぽを向いた。
いくら身体では何度も思い知っても口では認めたくない。今はまだ、だか━━
「そうかい、ならまた分からせないとな」
男はフッと笑うと詩乃を抱えて車に寝かせた。レインコートは何処かに飛んで行ってしまったのか見当たらないがどうせ安物だと諦めた。
タオルで彼女の身体を軽く吹いてやると、飲みかけのビールを空にする。
「とりあえずお前も何か飲んでおけ。身体冷えてるからインスタントで何か淹れるがその前にジュースでも潤しておくんだな」
屋敷で貰ったジュースを詩乃に渡すと男は車から離れていく。
「ちょっ、ちょっと何処に行くのよ? こんな夜の車内に女一人にする気?」
「トイレだよトイレ。流石に飲み過ぎた」
「なら側でしなさいよ。怖いし最悪だけど耳塞いでるから」
「イヤだね。あっ、詩乃が飲んでくれるなら話は別だがな」
「バ、バカ言わないで……! 早く帰ってきなさいよ」
「分かったよ……」
そう言って男はまた森の奥へと消えていった。ふらふらとした足取りで何も身につけることなく出ていったが誰もこないだろうから気にすることではない。
「…………」
残された詩乃はジュースに口を付け喉を潤す。思っていたより渇いていたのかごくごくの喉を鳴らし、一気に飲み干してしまった。
「美味しい……」
銀の缶ジュースでラベルも貼っていないため中身が分からない。味はとにかく甘くて疲れが吹き飛んだ。次に訪れる機会があれば会長に聞いてみようと思った。
(あれ……凄く眠い)
急に、睡魔が襲ってきてふらふらと頭が回る。そのままマットに倒れた。身体が重い。やはり冷えたのが良くなかったのだろう。
(視界が回る……キツい……)
高熱でうなされる感覚に襲われて意識が遠退いていく。指先から力が抜けて動かなくなる。
がしゃぁぁぁん!
と、何処かで音がした。
遠いような、近いような、よく分からない。
車か何かが木にぶつかったような衝撃が届いて車体を震わせたが、その頃には詩乃の意識はもう、闇の中に落ちていた。
それから、死んだように動くことのない、というより高熱で死にかけていた裸の少女が発見されるのは数時間後。雨の弱まった道路の真ん中だった。
最後まで読んでいただきありがとうございます
よければ感想や意見、評価などいただけると嬉しいです
作者の活力となります
次は流石に2年も開けないとは思いますがなるべく早く更新のほうを進めていきたいと思います
次回で完結となりますがそれまでお付き合いいただけるとありがたいです
この物語の結末は?
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ハッピーエンド
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バットエンド