※この作品はR-18です。

けものお水   作:満足あき

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けものお水22話

21時劇場「けものお水」 22話

「としあきさんゴメンなさいなのです…彼氏がいたのですよ…」

知ってはいたが告白されたのは初めてだった。

「ごめんなさい…浮気だったのです」

「ゴメンね。彼氏に怒鳴ったりして。もう会うの止めようか。彼氏の事が好きなんでしょ。今ならまだ間に合うから、仲直りしてきたら?」

「それは本気で言っているのですか?」

「ワシミミズクちゃんはどう思っているの?」

率直に聞くしかなかった。

「もうアイツは彼氏じゃないのです…としあきさんのほうが優しいのです…。さっきも私を守ってくれたのです。」

「だってアイツ君の事を悪く言うからつい怒ってね」

「私には怒らないのですか?浮気だったのですよ?」

「もう終わった事だからいいよ。ねえ、ワシミミズクちゃん。好きだよ。付き合わない?」

「私は浮気をしたフレンズなのです。そんな私なんて好きになっちゃダメなのです」

「いや俺は君が好きだ。君が絶対浮気しないように

 世界一愛するから。絶対一人にしないよ」

「愛してくれるのですか?こんな私でも?」

彼女に抱き着く

「君の事を絶対に幸せにするから。もう寂しい思いなんてさせないから」

「信じていいのですか?」

「俺は嘘をつかないから。約束だよ」

「としあきさんなら信じるのです…」

それから抱き合ってキスをした。

「じゃあ俺たちもうカップルか」

「そうなのです…つがい…なのですよ」

「ありがとう、ワシミミズクちゃん」

適当に愛の言葉を並べる。慣れたものだった。

その後、愛を確かめ合うかのように抱きあって

いると携帯が鳴った。

「あ、急用みたい。もう帰るね」

「もう帰るのですか?また来てくれるよね?

ずっとあなたを待っているのです」

「さっき約束したじゃん。君を一人にはしない」

そう言って俺は帰る。振り返りもしなかった。

電話の相手はヒグマちゃんだった。

「としあき、どこにいるの今日は来てくれないの?」

「ちょっと急用があってね。今すぐ行くから」

そう言ってクラウンを飛ばす。ヒグマちゃんは玄関で待っていた。

「会いたかったよ!どこ行ってたの?」

「ごめん、ちょっと外せない用事があって」

「としあき最近、私に冷たいよ…」

「俺だってヒグマちゃんに会いたいよ。君の事

愛しているから俺だって寂しいんだ。」

「たまに変な時間に出かけるよね?」

「疑わせるような思いをさせてゴメン。もう君の事

 一人にしないから。ゴメン。でも愛している」

「謝らなくていいよ、ちょっと寂しかっただけだよ」

「俺も寂しかったよ。だから絶対君を裏切らない

 俺は嘘をつかないから。約束だよ」

 

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