21時劇場「けものお水」 23話
何か最近何もしていない気がするナニはしているが。
今日もヒグマちゃんの家にはマーゲイがいた。
「やっほー何してんの?」
「急に話しかけないでくださいよ!アワワワ」
PCをいじっていたマーゲイが慌てる?
「何見てたの?」
「ウィキペギア…」
「OK了解。ゲームの事を調べていたの?」
「そ、そうなんです!攻略とか見てました!」
そう言うことにしておこう。きっと彼女はPOに疎い。後で履歴でも見て遊ぶか。それはそうと
「格闘ゲームってマーゲイできる?」
「あまややりませんね。あなたは?」
「年単位でやってないなあ。じゃあレベルは同じか。
ちょっと遊んでみないか?」
PC4でゲームを探す。今の時代、ネット経由で据え置きゲ―が買えることにちょっと驚いた。
「鉄拳ならやってことあるな。これ買おう」
「よーし対戦しますか!負けませんからね!」
最新の鉄拳は何か知らないキャラが多すぎて別のゲームみたいだった。
「キャラ何にしようかなぁ?」
「私はこの女の子にします!」
「鉄拳って硬派なゲームだと思っていたのに、最近はそんなマニアックな少女まで居るのか」
「誰だってゲームは可愛い女の子を選ぶものです」
「俺は違うな。吉光にしよう」
「センス悪!」
「吉光カッコイイだろ!畜生絶対勝ってやるからな」
それから対戦がはじまった。お互い初心者なので、
コンボも糞も無いボタン連打で戦う。
「その蹴りの連打卑怯だ!その技性能良すぎない?」
「勝てばいいのです勝てば」
割と俺はあっさり負けた。
「納得できねえ。もう一回だ」
「あなたはセンスが無いんですセンスが。ゲーマーの私を舐めてもらっては困りますね!」
本当に舐めてやろうかと思った。
「ちょっと待って技表見せて技表」
「あーこれで見れますねえ」
「多すぎだろ!全部把握しているのかゲーマーは」
「多分これ全部覚えてからのスタートなんじゃない」
最近の格闘ゲームの進化具合に驚くしかなかった。
そう言ってもお互い初心者なので割と楽しい。
「このカポエラの人強いな」
「この綺麗な女のキャラも強いです!」
割とマーゲイには嫌われていると思ったが、ゲームを通して俺たちは友達だった。白熱していると、マーゲイがコントローラーを落とす。拾ってやろうと
手を伸ばすと、マーゲイと手が触れ合った。
「ヒィ」
マーゲイが青ざめて俺から逃げる。
「男の人…怖い…」
涙を流し異常に震える彼女は痛々しいほどだった。
「ごめんマーゲイ。俺何かしたかな?」
「これ以上近づかないで!怖いよぉ」 続く