※この作品はR-18です。

けものお水   作:満足あき

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けものお水8話

21時劇場  「けものお水」 8話

 ヒグマちゃんの家に光回線はすぐに来た。マーゲイも来た。設定を終えPS4に繋がったのを確認。

「これで私もオンライン対戦できます!」

「早速やってみたら?」

「ふっふっふ、私の腕を見せてあげるわ!」

なんか鉄砲を撃つゲームを始めた。やる気満々で

鼻息を荒くしていたマーゲイだったが

「つ、強すぎます!なんであんなに簡単にスナイプ

 できるんですか!何なのですか!」

やたら射殺されるマーゲイにちょっと笑ってしまう。

最終戦果は

「キルデス比0.1だった…心折れそう」

「つまり9回殺されて1回くらいがやっとか」

「これは本気ではありません!次、次こそ。今度は

 チーム戦で行きます。ヒグマさんも手伝ってください!」

「ええ?私も?」

「ヒグマちゃんもゲームするの?」

「私ととヒグマちゃんでこのゲームを10周したよ」

なんかモンスターがパッケージのゲームを指さされた。最近の若い子はこうやって遊んでいるのか

今度はチーム戦で鉄砲を撃ちあっている。割と本気

で指令を出すマーゲイと、付き合うヒグマちゃん。

俺はゲームに興味は無いが、なんか楽しそうで素敵

だった。ただ俺は無視されているようなものだった。

邪魔するのも悪い

「ちょっと自宅からPC持ってきてもいいかな?」

「空いている部屋あるからいいよ私にも使わせてね」

あっさりOKが出たので自宅に向かう。

モニターやPCをクラウンのトランクに積んでいた

ら、ぽつりぽつりと雨の気配がする。俺のクラウン

は黒だから汚れが目立つんだよな。早く行こう。

 ヒグマちゃんの家に向かっていると、小雨はゲリ

ラ豪雨へと変わった。勘弁してくれ。いやな気持で

運転していると、傘もささずにずぶ濡れになった

女の子が歩いている。可哀そうだ

「おーいこの雨だけど大丈夫か?」

窓をあけて声をかける。無視してその子は立ち去る。

「無視しなくても良いじゃん。この傘を上げるから使いなよ」

車から降りてビニール傘を手渡す。ぽかんとした彼

女は素直に傘を受け取った

「じゃあな、風邪ひくなよ」

今日はいいことをした。安物の傘で人助けができる

とはこっちも気分がいい。綺麗に去ろうとすると

「待って家まで遠いので乗せて行ってほしいのです」

「いいよ。後ろ開いているから乗りなよ」

人助けのつもりが、女の子を拾うことになるとは。

「ちょっとコンビニに寄ろうか。タオルとか買ってあげるよ」

「ありがとうなのです。着替えてくるのです」

女の子はトイレに消えていった。あれあの子着替え

持ってなかったぞ?トイレから出てきた彼女を見て

驚いた。奇妙な髪型に特徴的な服

「お前フレンズだったのか」

「そうなのです。ワシミミズクなのです」続く

 

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