エロもオチもない、作品ですのでその点はご了承ください。
「うわぁ……改めて見ると酷いわね……」
浴室の鏡に映った自分の身体は、性交の生々しい跡があちこちに付いていた。所有印のように付いた、いくつものキスマークや噛み跡。背中側を見て見ると、こちらもなかなかのモノ。お尻には赤い手形が両方の尻肉に赤々と咲いている。誰がどう見ても、性交の跡だと一目でわかる印が身体についた自分の姿を、私はうっとりと眺めていた。
ヒッキーくんと関係を持って大分経つ。初々しかった彼も、今やすっかり様変わりした。SEXの腕はメキメキと上達して激しさを増し、テクニックは完全に夫を遥かに凌駕している。初心な反応も今は鳴りを潜め、私に対して時折高圧的な態度を取ってくれる……それが堪らない。だって私はドMの淫乱女だから……。
これって逆開発……してるってことなのかな? ヒッキーくんがすっかり私好みの雄になってくれて、SEXの愉しさも桁違いに上がり、今は彼とのSEXが愉しみで待ち遠しいくらい。
「んっ……」
ヒッキーくんのコトを考えていたら、いつの間にか乳首が勃起していた。ヒッキーくんの頭よりも大きい乳房が、呼吸の度に上下に動く。身体が発情しているのがわかるけど、ここは我慢。今は夫と結衣が家にいるし、なによりここで自慰をする分はやっぱりとっておきたい。
明日は仲の良い主婦友達との女子会……ならぬ主婦会がある。久しぶりに会うのだから、今日は早い時間から寝ておきたい。ムラムラが止まらず、遅刻しちゃった、なんて笑い話にしかならないし。私は入浴もそこそこに、夫と娘よりも一足先に就寝した。
――翌日
「――おまたせ♪」
「舞衣ちゃん前回ぶり♪」
予約していたお店で席に案内されると、そこには主婦会の面々が全員揃っていた。席に座り、飲み物を頼む。テーブルの上にあるお菓子に手を伸ばそうとしたところで、私は皆の視線がこちらに集中していることに気が付いた。
「舞衣ちゃん、聞いたわよ? 高校生の男の子、誑し込んだって話♪」
「あら? もう話が広まってるの?」
「私たちの間で、だけよ♪ 安心して?」
ここにいる友達全員、私がヒッキーくんと肉体関係を持っていることを知っていた。まぁ、彼女たちには隠す気は元からなかったんだけど……。
「ふふ、舞衣さんも隅にはおけませんね」
そう言って微笑むのは、『東條しほ』さん。彼女はかつて2人の娘がいたバツ1。東條というのも旧姓。以前は武芸の師範……家元と呼ばれていたんだとか。長い黒髪にクールそうな雰囲気を纏っている彼女は、その実とんでもない淫売だ。彼女が所属していた連盟の理事長や他役員たちと肉体関係を持っており、2人の娘も当然夫ではなく、父親が一切わからない。
武芸の家元の裏の顔が週刊誌にリークされて関係が露見。夫には泣かれ、娘たちには非難された末に離婚。娘2人は元夫に引き取られて今は独り身。今はかつての人脈を使い、日々乱痴気騒ぎに興じている。経験人数は余裕の3桁。自他に認める筋金入りのヤリマンビッチが彼女だ。
「毎日が充実しているんじゃない? 舞衣ちゃん、生き生きしてるもの」
お淑やかで優しそうな雰囲気を漂わせているのは、『白鷺月』さん。かつては3人の子持ちであった、×1。もう四十路だけど、それを感じさせない美貌とプロポーションはちょっと羨ましい。性欲旺盛な彼女は、同じく性欲旺盛な男性と結婚したんだけど、それでも足りなくて……。常日頃からご近所の男性を喰い散らかしていたって話。それも老若問わず。
大学生の長女が連れてきた同年代の彼氏にムラついてしまい、手を出そうとしたところを目撃されてすべてがバレてしまったという話で、夫に嘆かれ、子供たちに散々罵詈雑言を浴びせられて離婚。そりゃそうよね。長男だけが自分の子で長女と次女は自分の子ではなく、父親不明とくればどこもこうなっちゃうわ。
「ふふ、そうね。毎日のメリハリが出てきたって感じがするもの♪ で、これがヒッキーくんね♪」
ちょっと自慢したくなって、携帯を操作して彼との写真を皆に見せる。見せる画像は勿論、行為の最中のモノ♪
「これは……一見普通の子ですね♡」
「でもペニスの大きさはこの歳の子にしては中々じゃないかしら? 将来有望な子を見つけちゃってまぁ……♡」
「ふふふ……♡」
見せたヒッキーくんの評判は悪くない。まぁ、まだ高校生だし……伸びしろは十分だものね。
「ねぇ、今度私ともヤらせてもらえませんか?♡」
「そうね。私も興味湧いてきちゃった♡」
みんなヒッキーくんに興味津々という感じで魅入っている。そりゃそうよね。だって現役男子高校生と開発できる機会はそうそうない。それもなかなかのデカチンとくればなおさら。
「それよりも、舞衣ちゃんはどうする気なの? 旦那さん公認だったりする?」
「夫には内緒。将来的には……ちょっとわからない、かな」
月さんに聞かれ、私はぽつりとそう漏らした。正直、ヒッキーくんへの想いは夫を上回っている。かといって夫を愛していないと言えばウソになる。勿論、それは結衣も同じ。でも……ヒッキーくんの子を産んであげたいという想いが少しづつ大きくなっているのも事実。でも今の不倫関係を続けたいという想いも合って、想いの行先が定まらない。
「じゃあ、そこは一旦置いておきましょう」
「で、舞衣ちゃん……ヒッキーくんとはヤらせてくれるの?」
「勿論OK♪ でも、あげないわよ?」
エッチは別に構わない。だけど、ヒッキーくんをあげるのだけは嫌だ。自分以外の誰のモノにもなってほしくない。彼が誰かと仲睦まじくしているのを見てるのだって心が乱されてしまう。例えそれが娘の結衣だったとしても。
「では決まりですね。ふふ……今から愉しみです♡」
「私も。舞衣ちゃんがどれだけ開発してるのか見てみたい♡」
かつては拙かったヒッキーくんの性技も今では私をイカせられるくらいになっているのだから、2人も充分満足できるはず。性欲も強いし、3人を同時に相手することもできると思う。もしかしたらそれ以上の人数も可能かも……?
「それはそうと月さんのとこの柳ちゃんはどうなの? やっぱり毎日男漁りしてるのかしら?」
月さんの子で唯一ついてきたのが次女の柳ちゃん。柳ちゃんが反対する周囲を説得させ、これ以上悪さしないようにという監視目的に月さんに引き取られたんだけど、それには裏がある。実は柳ちゃんは月さんの遺伝子を色濃く受け継いでいた子で、母親に負けず劣らずの男好きの淫乱ビッチ。地元から離れたことをいいことに、日々男たちを喰い散らかしているんだと前に聞いたことがある。
「ええ。もう毎日♪ 学校の男子や男の先生はみんな食べちゃったし、最近は近所の男を手あたり次第ってところ♡」
「流石月さんの娘さんね」
流石月さんの血を濃く受け継いでいる柳ちゃん。母親に負けないビッチぶり♪ まぁ、そのビッチぶりは月さんや志穂さんも負けてない。月さんやしほさん、柳ちゃんは所謂尻軽淫乱。不特定多数の男性と性交することに躊躇いなく行えるタイプ。
反対に私は特定の人にだけ淫乱になる特定淫乱。今のところそれはヒッキーくんだけ。……正確には夫にも曝け出そうとしたけど、その前にあっちがダウンしてしまって結局私の本性を知るのはヒッキーくんただ一人。
「それでは……後日日にちを改めて、ということで」
「当日は精力剤とかたんまり用意しちゃう♡」
「もう、張り切りすぎ」
ヒッキーくんとの4P……ヒッキーくんとの初乱交……乱交自体初だけどそれを思い浮かべると、興奮と期待が高まってしょうがない。
(ヒッキーくんも喜んでくれるといいな……)
じんわりと下着が濡れる感触を知覚しながら、私は彼との乱交を思い描き、身体を火照らせた。この火照りは、ヒッキーくんとSEXしないと冷めそうにない……。この後、私はヒッキーくんに連絡し、急遽お家SEXデートを決め込むのだった。