他作品とは時系列繋がってないイメージで作成してます。
「ねぇ……貴方、久しぶりにその……しない?」
雷が鳴り、雨が強く窓を叩くその夜、私は寝ようとしている夫を揺った。目的は十数年ぶりの夫婦の営み。これまで密に結衣の同級生であるヒッキーくんと肉体関係を持つという不倫行為をしてきた私だったけど、彼に関係解消を言い渡され、今一度元の関係に戻ることにした。
――やっぱり、旦那と娘がいる人とこんな関係続けらんないですよ
ヒッキーくんの言葉が今も胸に突っかかっている。これまで十分不貞行為を行ってきた自覚はある。最初こそ性欲を発散させるのが目的だったけど、いつの間にか彼に惹かれていた自分がいた。夫と、高校生にもなる娘がいるというのに、その関係に、その背徳感を私は愉しんでいた。でも彼の言葉を聞いて、考えを改めようとしていた。この性交渉もその一環。夫とのSEXで満足できたなら、また元の関係に戻れる……ような気がしていたから。
「う……ん……もうそんな歳じゃないだろ」
「でも……」
「明日早いんだ。勘弁してくれ……」
夫は眠そうな声で返事をした。確かに夫は明日、朝から仕事だ。無理強いはしたくない。だけど……
「だ、大丈夫。私が勝手にスるから……貴方はそのままでいいわ」
私はベッドの中へと潜り込み、夫の下半身を触った。股間を撫でまわすように、ゆっくりと、やさしく。すると陰茎が、ムクムクと硬さを帯びだした。
「うぅ……ん……」
夫の感じている呻きがシーツの外から聞こえてくる。陰茎も完全に勃ちきり、下着が窮屈そう。パジャマごと下着をゆっくりと脱がす。夫も催促するように少し腰を持ち上げてくれたので、容易く抜き取れた。
暗闇でもわかるほど、勃起した夫の陰茎が目の前に現れた。私がそれを咥えようとすると、シーツが持ち上がり、外の光が中に差し込んできた。そちらを見ると、眠そうな夫がこちらを見ている。
「ごめん、動く気力ないから舞衣が跨って動いてくれ……」
「え、あ、それでいいなら……」
一言夫はそう言うとまたシーツを下ろして、私とのコミュニケーションを遮断してしまった。
仕方なく、私は夫の肉棒に跨る。手で掴み、位置を調整し、腰を落とすと、にゅるんと私の膣に入った。
「んんっ……はぁっ……」
(久しぶりの……夫のペニス……♡)
入ってきた夫のペニス。しかし、私は物足りなさを感じてしまう。太さも、長さもこんなだったかしら? でも気持ちいいことは間違いない。確かに快感は得ている。
「じゃあ、動くわね……」
「……ぅん……」
甘い声を出してみたけど、夫は無反応。眠そうに返事を返すだけ。私は溜息を付きながら、ゆっくりと腰を動かしだす。
「ふっ……んんっ……はっ、んんぅっ……んっ……ぁ……♡」
ゆっくりと、じわじわと快楽の波が広がっていく。身体が熱くなって、じわりと汗が滲んでくる。久々の夫婦の営みだからか、少し感度が高い……ような気がした。
ぬちゅ……くちゅ……ぬちゅぅ……
「んぁ……ふぅ、ん……んぅぁ……はぁ、ん……♡」
小さい水音が聞こえてくる。快感が高まってきて、私は腰の動きを徐々に速めていく――とその時、夫のペニスが膣中でビクビクと痙攣しだした。それははっきりとわかる射精の予兆。次の瞬間には、温かい感覚が下腹部の奥で広がっていった。まだ性感を得始めた私は思わず呆気に取られてしまう。
「――え……!?」
(嘘……もう……?)
まだ始まって数分と経っていない。にも拘わらず、夫は果ててしまった。私はシーツから這い出ると、夫は呼吸荒く、言いづらそうに言った。
「ごめん、もう出ちゃった……」
「き、気持ちよかった?」
「うん……ありがとう……もう、寝るね。おやすみ」
夫は衣服を整え、跨っている私を退かすと、向こうに寝返りを打って寝てしまった。相当眠たかったのか、早くも寝息が聞こえてくる。こうなると、夫は朝まで起きない。
「はぁ……」
私は膣の奥から出てきた精液をティッシュで拭き、寝息を立てる夫を恨めしそうに見た。相変わらず、事後のケアはしてくれない。いつもそうだったから、今更求めるのは酷だけど……仕事で疲れていたんだろうと割り切って、私も寝間着を着てベッドに横になった。
「ん……」
目を閉じ、心を落ち着かせる。しかし、眠気は一向にやってこない。ただただ下腹部が欲求不満を訴えるように熱く、疼いている。こんな状態ではとても眠るなんてできない。残留する満たされない性欲が身体を火照らせ続けている。
「はっ……ん……♡」
悶々とした性欲は、ヒッキーくんとの情事を思い出させた。
「ふっ……ぅ……♡」
気が付くと、私の手は下着の中に伸びていた。先ほどまで夫のペニスを咥えていた膣は、もうビチョビチョに濡れている。私は寝ている夫を背に、火照った陰部を慰め始めた。
「んんっ……ふぅんっ……あぁっ……ぁっ……ふぅ、んっ……♡」
指に愛液と夫の精液が絡みつき、漂う微かな臭気が鼻に突く。その匂いを嗅ぎながら、思い出すのは夫のペニスではなく、ヒッキーくんのペニス。彼とのSEXを思い出しながら、私はゆっくりと手を動かしていく。
「……あぁっ、ううぅ……はぁ、んんっ……はぁ……はぁ……♡」
くちゅくちゅと小さい鳴くような音が、強い雨音に紛れて聞こえてくる。静かに目を閉じ、雨音と快楽を味わおうと試みた。
「ふぅ、ん……気持ちいい……はぁ……ん……♡」
隣に夫がいるのに、嬌声が漏れるのを止められない。唇を噛みしめて抑えようとしても、どうしても漏れてしまう。
「はぁぁっ……んんっ……ぁぁっ、そ、こっぉっ……ぁぁあぁっんっ!」
高まる官能にどんどん一人の世界に意識が埋没していき、自慰をしている手が自分の手ではないような錯覚に陥ってくる。夫の存在を忘れ、自慰の手が激しさを増していく。
「はぁぁぁんっ! はぁ……ぁ、あぁぁ……ふぅぅんっ、んんぁっ……!」
吐息に熱が籠り、シーツに染みるほど汗が噴き出す。指を膣穴に入れながら、内部を掻き廻す。蕩けそうな気持ちよさに身を委ね、浸ってしまう。
「はぁ……あぁぁ……はぁ……んんっ……ふぅ……ぁぁぁっ……!」
目を瞑って自慰をしている私の頭の中で、自分の手がその姿を変えていく。その手は夫の手ではなく……ヒッキーくんの手だった。
「ふぅぅんっ……はぁうぅぅっ……ああぁぁっ……ひ、ヒッキーくんぅ……」
身体の感度が一段階上がったような気がする。妄想の中で私の手はヒッキーくんの手へと変わり、より膣奥へと指を入れていく。愛液が一層溢れ出し、それを掻き出す音が大きくなる。
「はぁぁぁっ……あぁぁっ、んんっ、ぅううぅんっ……気持ちいいぃ……っ」
背を反らせ、指をより膣奥へと突き入れる。高まる快楽に、甲高い嬌声が漏れだした。
「はぁんっ、あぁぁっ……くぅんっ……あぁぁぁっ、んれろれろれろぉ、んちゅぅ、れろぉぉ」
舌を出し、まるでその場にヒッキーくんがいて、キスをするように舌を動かす。けど、彼の舌はそこにはなく、ただ空しく宙を舌が舐めるだけのエアーキス。
「はぁっ、んんぁっ、はぁぁんっ……くっ、ひぅんっ……はぁぁぁっ、れろれろちゅっちゅっ、ちゅうれろぉ」
膣穴を弄るヒッキーくんとキスをする妄想をしながら、私はこれでもかと自慰に没頭する。次第に脳が溶け出すように思考が色欲一色に染まり、絶頂感が膨らみだす。
「あぁぁっ……だめっ、イキそう……ヒッキーくん、イっちゃうぅ……イカせて、イカせてぇっ……♡」
そこにいない彼に絶頂を懇願しながら、私は寝間着の前を開け、胸を荒々しく揉みだした。胸を揉む手がヒッキーくんの手だと妄想すると、絶頂感の膨張が加速する。身体の芯から熱くなり、いつしかあられもなく脚を開いていた。激しく胸を揉み、膣穴を弄り、一心不乱に快楽を貪っていく。
「ぅくぅぁっ……あぁあぁぁぁっ……イクぅっっ……♡」
ビクンっ♡
身体が強張り、大きく身体が跳ねた。その後に小さく身体を跳ねさせ、極上の心地よさが全身を走り抜ける。私は夫が隣にいるのに、夫以外の男を妄想して自慰にふけ、一人絶頂を迎えてしまった。少し大きめな声を出しちゃったけど、夫は相変わらず寝息を立てて寝ている。
(――無理っ……足りないっ……)
大量の汗を流しながら、全身で息をする。もう眠気は吹き飛んでいた。
「はぁ……はっ、ぁ……」
私は夢遊病者のようにベッドから降りると、着ているモノをするりと脱ぎ落す。パジャマだけでなく、下着さえも。そのままフラフラと歩き、寝室のドアノブに手を掛けたところで、夫を振り返る。こちらのことなど知らず、夫は寝息を立てていた。そんな夫を一瞥し、私は寝室を出て階下へと降りていく。
「ん……はぁ、はぁ……」
身体が熱くてどうにかなってしまいそう。視界がぼやける中、私が向かったのは玄関。ドアを開けると、外はすごい雷と豪雨。数メートル先も見えないほどの視界不良。
「はぁ……はぁ、はぁ……」
私は靴も履かずに外に出る。目の前は暗い夜の闇と凄まじい雨と轟音を響かせる雷。
(もうっ……我慢できないっ……!)
「――っ、ヒッキーくんっ……!」
そんな状況の中私は、走り出した。この悪天候の中、一糸まとわぬ全裸で。強い風による殴るような雨が全身に刺さる。それでも脚は止まらない。
「ヒッキーくんっ……はぁっ、はぁっ……ヒッキーくんっっ……!」
裸足で、裸のまま、私は豪雷雨の中、走る。この悪天候の中を女が全裸で走っている――こんな姿を誰かに見られたら……なんて考えはなかった。頭の中にあるのは、彼のコト。それだけが私を突き動かす。向かうは彼が一人暮らししているアパート。
「もうだめぇっ! ダメなのぉっ! あの人じゃ駄目ぇっ! ヒッキーくんっ! ヒッキーくんじゃないとダメなのぉっ!」
走りながら、大粒涙を流して私は叫ぶ。関係を戻そうと努力した。ヒッキーくんのことを考えないようにして、家族のことを大事にしようとした。けど無理だった。もうこの身体は、夫のものではなく、ヒッキーくんのもの。そう身体が認識してしまってる。
彼に関係解消を言われてから、私も今一度考えを改めようとした。けど、ダメだった。私がこの関係を止めるのは、もう遅すぎた。ヒッキーくんとのSEXで感じた幸福感も絶頂感も、夫では得られない。我慢していた欲求不満が一気に身体の外へと溢れ出る。そうなってはもう止まらない。欲求不満を拗らせた子宮が貪欲なまでに精液を欲している。それも夫の、ではなくヒッキーくん……夫以外の精液を。
「はぁっ……はぁっ、はぁぁっ……げっほっ……はぁ……っ」
呼吸が苦しい。足裏が痛い。全速力で駆け抜け、私はヒッキーくんのアパートまでやってきた。こんなに走ったのはいつぶりだろうか。電気がついているのが見えるからまだ起きているのだろう。まるで縋るようにドアに身体を寄せると、チャイムを鳴らした。
「はぁ……あぁ……ふっぅ……ごほっ……ふぅ、ふぅ……」
雨で身体が冷たい。髪の毛がぺったりと顔に張り付く。疲労でふらふらとしながら、彼がドアを開けてくれるのを待つ。足音と共にガチャリと開錠する音がし、私の目の前のドアが開く。
「ま、舞衣さん!? どうしてここに……っ、ってかその恰好……っ」
「あぁ……ヒッキーくん……♡」
現れたのは寝間着姿のヒッキーくん。こんな状況で家にやってくるなんて想像してすらいなかっただろう。ずぶ濡れの全裸姿の私は傍から見れば全裸の幽鬼に見えるかもしれない。
「身体冷たっ! と、とりあえず中に――」
酷く驚いている彼は近寄って、身体を冷やした私のことを心配してくれている。それだけで心が温かくなる。愛しさがこみ上げる。それが最後の一押しだった。
「ヒッキーくん……っ、ごめん、なさいっ……!」
「――へ……? ま、いさ――んむっ!?」
「んちゅっ、ちゅっ、ちゅううぅっ♡ ちゅちゅっ、れろちゅっ、ちゅうぅううぅぅっ♡」
ヒッキーくんの身体を押して部屋の中に入った直後、私は彼を壁に押し付けて、ぐりぐりと身体を擦りつけながら彼の唇を奪った。ヒッキーくんの身体を弄りながら、唇が重なると共に舌をねじ込み、彼の感触を確かめる。
「ちゅちゅぢゅっ、れろろぉっ♡ちゅちゅるるぅ、ちゅぶぶぷっ、れろちゅばぁっ、んんちゅうぅぅっ♡」
荒々しい接吻をしながら、彼のズボンを下着ごと下ろす。否応なしに勃起した、ヒッキーくんのちんぽ。掌から感じる熱さがとても心地よい。
「ちょっ、舞衣さんっ、おちっ、落ち着いてっ、落ち着いてくださ――うぉぉっ!?」
ヒッキーくんが体勢を崩し、廊下に仰向けに倒れた。そんな彼に、私は覆いかぶさる。私の手には、彼のちんぽ。
「はぁっ、はぁっ、もうだめっ、我慢できないのっ……私っ、もうヒッキーくんなしじゃ生きていけないっ……♡」
逸る気持ちを抑えきれない……! 私はちんぽの先端をオマンコに宛がうと、一気に腰を落とした。
ぐちゅぅんっ!♡
「んはあああぁああぁあぁあぁぁぁっっ、イクぅうううううううううぃううううぅぅううぅっっ♡♡」
――瞬間、私は背が折れるんじゃないかっていうくらいに反らせ、イった。一撃。子宮口を抉ったその衝撃は、燻られ続けた淫欲の炎を燃え上がらせるには十分過ぎた。絶頂で身体が寒さを感じさせないほどに熱くなり、全身の毛穴から汗が噴き出す。
「はっ、はっ……くっ、あっ……ま、舞衣さんっ……!?」
私を心配するヒッキーくんの声がどこか遠くに聞こえる。その声が私の身体を再び動かしだした。
「はぁぁぁっ♡ ヒッキーくんんぅぅちゅうぅううぅっ♡」
私はぐるんと身体を前に倒すと、ヒッキーくんに覆いかぶさって顔を両手で挟み込んで彼の唇を奪う。
「んちゅっ、ちゅちゅっぢゅっ、じゅるるるうぅぅううぅぅっ♡」
ぱちゅんっ♡ ばちゅんっ♡ ばちゅんっ♡
「んふぅううぅぅううぅっ♡ ふぅうううぅうううぅっ、んんんぅうううぅぅぅっ♡」
腰が止まらない。あの人で得られなかった快楽が、一気に身体中に流れていく。それはヒッキーくんも同じようで戸惑いながらも私のお尻に手を添え、ちんぽを硬くしている。これこそが本当のSEX。あの人とのSEXでは知りえなかった、真の生殖行為……!
「ぷはぁっ、ああぁぁぁっ、またイクっ♡ っっっああぁああぁぁぁっっ♡♡」
玄関が開けっ放しでも構わず私は絶頂を叫ぶ。この雨だもの。聞いてる人なんていやしない。例え聞かれていたとしても聞かせればいい。
「はっ、あぁぁっ、あぁぁっ♡ んはぁっ、ああぁぁっ♡ ヒッキーくんのちんぽっ、ちんぽいいぃぃっ♡ これっ、これが欲しかったのぉぉっ♡」
「ぐっ……舞衣さんっ……」
「ごめんなさいっ♡ もうヒッキーくんのこと忘れるなんて無理ぃっ♡ もう無理っ、無理だからぁあぁっっ♡」
もう私にはできない。ヒッキーくんとの関係を終わらせることなんて。この甘い快楽を味わってしまった今はもう。だから、もう私から離れるの……諦めて、ね?
「んぎぃいぅっ♡ んはあぁああぁぁぁっ♡ またイクっ、イグっ♡ イグイグイグぅうううぅううぅぅっっ♡」
「ま、舞衣さ――出っ、はぁぁっ……!」
ぶびゅるるるるぅううぅぅっ! どびゅびゅっ! びゅうううぅううぅぅううぅっ!
「あへええぇぇえぇぇぇっ♡♡ 中出しどぴゅどぴゅアクメイクぅうううぅううぅううぅっ♡♡」
下品な顔面崩壊アクメを決めながら私はヒッキーくんの中出しでイク。熱い精液が中にどくっどくっと注がれているのがはっきりと知覚できる。その量は、濃さは、力強さは夫のソレとは次元が違う。彼こそが私の欲していた雄であり、私が本来番となる相手……♡
「ほっ、ほぉおぉぉっ♡ あへっ、えへえぇええぇえぇっ♡ こひっ、こひっ、とまんにゃひぃ♡」
もう呂律の回らない口調で、私は快感に浸る。腰なんてもう勝手に動いてとまんない。
「はっ、はぁっ……んむっ!?」
「ぶっちゅぅ、ちゅっ♡ ぢゅるるるぅ、ぢゅぢゅっ♡ ぢゅっれろちゅぅぅうぅっ♡ ちゅぶぷっ、ちゅぶぷっ♡」
ばちぃんっ! ばちゅんっ! ばちゅんっ!
唇を押し付けて鼻先が触れ合うほどの熱烈濃厚ディープキスをしながら、ダイナミック尻プレスで逆レイプ。引きで1回、叩きつけで1回甘イキ。イクのも腰も止まらない。これ、絶対失神するまで止まんないヤツ……♡
「んふぅうううぅううぅっ、ふちゅっ♡ ちゅちゅっ♡ ふぃうううううううううぅぅっ、ふぅうううぅぅっ♡」
ドウブツみたいに鼻息荒く上の下も貪る。もうこれ以上舌を入れられないというところまで舌を入れ、これ以上ちんぽが入らないというところまでちんぽを咥え込む。そして、
どびゅびゅっゆうううううぅうぅううぅっ! ぶびゅるるるるぅううぅっ! どびゅびゅっ! びゅうううぅううぅっ!
「んふぅううううううううぅぅぅうううぅぅっ♡♡」
また中イキ……♡ 頭がおかしくなるほどの絶頂感に、私はもうすっかり虜。強烈なイキっぷりに身体の動きが止まり、ガクガクと大きく痙攣する。
「ふぅうううぅうぅっ、ふぅううううぅぅっ……♡」
でも……
ぱつんっ! ばちゅんっ! ぶちゅんっ!
また動いちゃう。ごめんなさい、ヒッキーくん。ちょっと私の性欲が満足するまでSEXさせてね……♡ でも、ヒッキーくんも悪いのよ? 私との関係を終わらせようなんて言って放っておくんだもの……♡ そんなの、無理。もう何が何でも絶対に顔を縦に振らないから。
私の前から姿を消しても絶対何が何でも見つけ出して犯してあげるから。絶対に……絶対に、ヒッキーくんの一番は誰にも譲らないっ……! ゆきのんちゃんにも、結衣にだって……!
ばてぃんっ! ばちぃんっ! ばちゅぅんっ!
「ふぐっ、ふっぁっ、あぁぁっ、ああぁぁあぁあぁイクっ!♡ イグっ!♡ イグぅううううぅううぅぅっ!♡」
夫と高校生の娘がいる身なのに娘と同年代の男子高校生にガチ恋して娘に嫉妬する、嫉妬深くて独占欲の塊な私はどう見てもイカレ淫乱ドマゾ変態地雷女……♡ そんな私は私を放置したヒッキーくんへの不満を徹底的にぶつけるように私は彼を求め続けた。
「おおぉおぉぉおぉっ♡ んおおおぉおぉおおぉおぉぉっ♡」
「ったくっ……ホントにどうしようもない人だなっ……!」
その後、ヒッキーくんも吹っ切れたのか、自分から動いて私とSEXをし出した。今の私とヒッキーくんはアパートの外……手すりをがっちりと掴んで立ちバックでのSEXに興じている。どんなに下品な喘ぎ声を出しても強い雨音がそれを覆い隠す。……まぁ、別に聞かれてもいいんだけど♡ というより、むしろ聞かせるように私は声高々に喘ぐ。
「はっ、ああぁっ!♡ ヒッキーくんのちんぽいいっ!♡ やっぱりこのちんぽじゃなきゃだめぇぇぇっ!♡ んんぅううぅぅっ!♡」
お尻をがっちりと掴み、ヒッキーくんが後ろからお尻が壊れちゃうんじゃないかっていうくらいのすごい勢いでちんぽを子宮に叩きつけてくる……。子宮がひしゃげるほど強いちんぽ突き……こんなのを体験したらもう抜け出せない。彼とSEXするまで経験しなかった本イキと中イキ……その甘美な快楽に私は溺れる。
「はぁっ、はっ、もっと突いてっ!♡ ヒッキーくんのちんぽで私のすべてを壊してぇっ!♡ 破壊してぇえぇえぇぇっ!♡」
「くっ……くそっ……もうヤケだっ……! どうにでもなれっ……!」
「ひぁあああぁあぁああぁぁぁぁっっ!!♡♡」
この動き……ヒッキーくんの射精が近くなった動き……。手に取るようにわかる。それを察した私はヒッキーくんの動きに合わせるように、自らお尻を突き出して快感を増幅させながら絶頂へと向かっていく。
「はっ、はぁっ、はぁぁっ……出してっ!♡ ヒッキーくんっ、私っ、私の子宮の中に出してぇぇっ!♡」
「くっ……あぁぁ出るっ……! 中にっ、出すっ! 出しますっ……!」
ぶびゅるるるるぅぅっ! どびゅびゅっ! びゅうううぅううぅううぅぅっ!
「んはあぁあああぁあぁぁぁっ!♡ イクっ、イグっ、イグイグイグイグぅううぁあああぁぁぁあぁぁっ!♡」
薄暗い夜の豪雨の中へと絶頂を叫ぶ。身体を突き抜けるような強烈な絶頂感と子宮の中に感じる熱い感覚が、全身を蕩けさせる。夜風が熱を持った肉体を撫で、なんとも心地がいい。
「はっ……はぁっ、ん……んぅ……♡」
「くぅ……舞衣、舞衣さん……っ」
ちんぽの先をグリグリと子宮に押し付けてくる。その動作がいじらしく、それでいて牝を孕ませる雄としての本性を剥き出しにするヒッキーくんに私はひたすらに魅了されてしまう。
「はぁっ……んっ……♡ ヒッキーくんっ……もっとっ……して?♡」
私はまだ行為を欲しておまんこを締める。中でまだ全然硬いヒッキーくんのちんぽがビクっと跳ねた。まだまだ楽しめそう……
「ヒッキーくん、その……今日はごめんなさい」
あの後、ひとしきり性欲を発散し切った私はヒッキーくんに送られて自宅へ向かっていた。まだ朝日が昇る前の、朝早い時間でまだ周囲は薄暗い。あれほど強かった豪雨はすっかりと収まり、しっとりとした小雨がふるだけ。その中をヒッキーくんと相合傘しながら、彼と腕を組んで、そのひと時の幸福感に浸る。
冷静になった今では自分のシたことを思い出すと、思い切り恥ずかしくなってくる。深夜とは言え、裸でヒッキーくんのアパートまで走るなんて……。
「いや、まぁ……俺は気にしてないんで。ってか寒くないですか?」
「ちょっと肌寒いけど、これくらいなら大丈夫よ」
裸でヒッキーくんのところにいった私の着替えなんて当然あるはずもなく、今の私はヒッキーくんのサイズの合わないジャージを着ている。勿論、その下は裸で下着は一切身に着けていない。
「その……私、もうヒッキーくん無しじゃ、ダメ、みたいなの……」
ぽつりと本音を零す。彼とのSEXを体験したこの肉体は、もう夫では満たされなくなってしまっていた。それはまるで麻薬のようで、シなければまるで禁断症状のように彼を欲してしまう。
「だからお願いっ……私との関係を解消しないで……っ」
私は必死に縋りつくかのようにヒッキーくんの腕を抱きしめている腕の力を強める。
「ヒッキーくんが望むなら私っ……、っ……今の生活を捨てるっ……! あの人も結衣も捨てるからっ……!」
「っ……」
ヒッキーくんが歩きながら、私を凝視する。彼の瞳は、明らかに動揺で揺れていた。
「……着きましたよ」
「……うん」
脚が止まる。ヒッキーくんが言ったとおり、目の前には私の家。由比ヶ浜と書かれた表札が、ここが私の家だという事実を私に突き付ける。
「あの、さっきの話は、聞かなかったことにするんで……」
「……」
きっとさっきの言葉は勢いで衝動的に言ってしまったのだと、彼はそう思ったのだろう。目を逸らしながらそう漏らした。あぁ……すごく後ろ髪を引かれる。ここでお別れしたくない、けど、それが許される関係じゃない。それがわからない私じゃない。でも、それを止められない。
「ヒッキーくん……最後にキス、して……」
「……わかりました」
「んちゅっ……ぶちゅぅっ、れろっ、ちゅばっ、ちゅちゅっ、ちゅぶぶっ……れろちゅっ、ちゅちゅっ、んんっ……んはぁ……♡」
ヒッキーくんにしがみ付くように、私は彼の唇にむしゃぶりついた。積極的に舌をねじ込み、絡ませあう。品性の欠片もない、欲望塗れのディープキス。熱が収まった肉体が再び火照り出す。けど……これ以上はいけない。今ここでSEXしたいという、全身から溢れ出そうな性衝動を必死に抑えながら、私はゆっくりと彼から離れた。
「んはぁ……♡ これ以上続けたら、止まらなくなっちゃうわ……♡」
唇同士の間を幾つもの唾液の糸が繋ぐ。離れたくないという想いを押し殺して彼と向き直る。
「えっと、それじゃ……失礼します」
「……ええ。またね、ヒッキーくん」
小さく手を振り、徐々に小さくなっていく彼を見送る。ヒッキーくんの姿が見えなくなると、私は家の中に入り、痕跡を消し始めた。夫や結衣が起きないように寝間着を回収し、普段着に着替え、朝食を作りに取り掛かる。何もなかったように。そうして準備を終わらせて少しして、夫と結衣が起きてきた。
「ふぁぁ~……おはよう、ママ」
「ん~……ママ、おはよ~……」
「二人とも、おはよう。朝食出来てるわよ」
欠伸をしながらリビングに降りてきた2人を、笑顔で迎える。けど、その笑顔の裏で、私の心に悪魔が囁いていた。
――あの2人がいなければ、ヒッキーくんと結ばれることができるのではないか
どうにか夫と別れ、結衣も捨て、愛しい男と結ばれたい……そんな不貞の極みのようなことを考えている私がいる。ドス黒い負の感情をひた隠しにしながら、私は家族に微笑むのだった。