※この作品はR-18です。

そっくりなアイツ   作:もっち~!

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背後に蠢くもの*

 

---クラリス・ド・カリオストロ---

 

闇…明けない闇は無いって、彼は言った。

 

心…おじさまに盗まれたままだ。

 

私は抜け殻…闇に漂う抜け殻である。心はおじさまと旅をしている。そんな抜け殻にすぎなかった私を、彼は守ってくれた。自らの身体を張って…

 

「なんで、私なんかの為に…」

 

「君を護るとアイツと約束をした。すまない、気づいた時には弾丸が…僕は君の最後の盾になれただろうか?」

 

彼はそう言い残し、戦場を離脱していった。私の代わりに胸に弾丸を受けて…私の盾なんかになるから…心が無いはずの私は泣いた。

 

 

 

「クラリス…」

 

誰かの呼ぶ声…遠い昔に出逢った声…

 

「クラリス…」

 

誰かの手が私の手を優しく包み込んでくれている。抜け殻な私なのに…

 

「クラリス…」

 

ゆっくりと、瞼を開けていく。そこは明るい世界だった。白い部屋…病室のようだ。私は救い出されたのか?あの明けない地獄のような闇の世界から…

 

「クラリス…」

 

私の顔を心配そうに覗き込む、おじさま…

 

「おじさま…」

 

「そうか、俺がわかるのか」

 

優しげな眼差しで私を見てくれている。もう、玩具と化した私なんかを。

 

「身体は徐々に癒えるそうだ。心は…」

 

「おじさまと共にあります」

 

「うん?俺と共にか…では、君に返そう」

 

私の頭を優しく撫でるおじさま…何で返しちゃうの?

 

「どうしてですか?私がお嫌いになられたのですか?」

 

「違う…君にとって、もっと相応しいヤツに、盗まれてもらいなさい」

 

私に相応しい?

 

「おい!ジョン…声を掛けてやってくれ」

 

おじさまが下がり、違う人物が目の前に現れた。彼だ…私の身体を護ってくれた彼。生きているんだ…胸元には、あの時の傷痕が生々しく残っていた。

 

「俺は泥棒では無い。だから、盗まないよ」

 

「また、助けてくれたんですね…」

 

「まだだ。君が普通に生活が送れないと、助けたってことにならない」

 

普通の生活…戻れないと思う。私の身体は、普通では無くなっているから。ふと、下腹部に触れた私…無い…人間では無い証が無い…包帯に上からであるが、あのギザギザ感はなくなっていた。

 

「これは…」

 

「まだ形成中だ。見た目は普通に戻れるはずだ。子供はもう無理だけど…」

 

子供?要らない。あの呪われた一族の子供に産まれても、幸せになれない。私だって、3人の親族の男性に、無理強いをされ、虐待を受けたのだから。

 

「クラリス…君にこの先の道を選ばしてあげる。国に戻り、王女として復帰するか?後盾の国に、あの国を譲り、後盾の国へ亡命するか?何もかも捨てて、ジョンと生きるかだ。どれを選ぶ?」

 

おじさまの優しげな声…

 

「ちょっと、待て!おい、ルパン、最後の選択肢はなんだ?俺と生きたって、いいことなんか無いぞ!」

 

「そうか?クラリスが一緒なら、お前は破滅の道を選ばないだろ?」

 

破滅…そうだ、彼は死に場所を探していた。仕事は仕事で、死に場所探しは、プライベートな事だって、言っていたっけ…

 

「おじさま…最後の選択にしたいです。彼と生きたい…私を2度も救ってくれた彼と…全てを捨てても構いません」

 

「おい!クラリス…ルパンに騙されるな!俺といたって良いことなんか無いぞ!」

 

うん…そうかもしれない。でも、誰といたって無い可もしれない。それならば、あなたと一緒にいたいです。私のナイト様…ジョン・スミス様…

 

 

 

---野上冴子---

 

リョウの口から信じられない言葉が飛び出した。

 

「凪の姉の南美は生きている」

 

生きている?攫われて、自殺したんじゃないのか?

 

「どこに生きているんだ?」

 

「外国だ。この国では、凪と同様に、死亡により戸籍は無くなっているよ」

 

なんで、早く言わないんだ?もっこりをさせないからか?

 

「あれ?槇村も知っていたはずだぞ」

 

はぁ?死人に口無しだろ?どうやって、知れと言うんだ?

 

「槇村は、凪の命を心配して、海外に密出国させたんだよ。アイツは色々知り過ぎたから」

 

彼は色々知っているのか…既に…

 

「どうして、放置しているのよ!」

 

「放置するしか無いだろ?相手はこの国の権力その物だ。俺程度のスィーパーではどうにもならない」

 

この国の権力が敵なのか…

 

「冴子、この件から手を引け。さもないと、親父さんが危ないぞ」

 

警視総監である父ですら、消されるのか…

 

「国相手…いや、国を牛耳る勢力相手だと、アイツが適している。なんせ、この前も国を1つ潰したしなぁ」

 

1国の軍隊を、たった一人で殲滅させた男…ジョン・スミス。

 

「いや2つだ。今、出張している先でも、国を1つ潰したそうだ」

 

この星で一番強い戦力なのか…彼は…

 

「だが、復讐では何も変わらないだろ?」

 

「勘違いするな。警察だって、取り締まれない奴らだぞ。証拠が無いと、何も出来無い組織は、指をくわえて見て居れば良い」

 

そうだ…証拠が無い…裁判所を納得させるだけの証拠が無いと、強制捜査に出られない。

 

「この件に関しては。お前も俺も無力に近い」

 

いや、待てよ。

 

「凪の姉の件は実証できるな」

 

「出来ない。国家ぐるみの人身売買だから」

 

「人身売買?」

 

「そうだ。オイルマネーで潤っていた国の王子が、彼女に見ほれて、彼女をくれないと、石油の供給をストップすると言い始めてね。国は彼女を差しだし、石油の安定確保を約束させたんだ」

 

国に攫われたのか…

 

「国の機密文書の中に証拠はあるが、一般公開はしない扱いだ。万が一公開なんかすれば、この国は根本から崩れる。民主国家ではなく、独裁国家ってバレるからね」

 

凪の事件を解決することは、この国に死をもたらす可能性があるのか…闇が深すぎる…私でもダメか…

 

--------

 

事件は動いた…細田親子の遺体が、権田腹の自宅の庭に埋められていた。頭部だけ割りときれいであったが、首から下は何かに食われた痕が多数あった。鑑識の結果、痕には生体反応が有り、生きたまま何かに食われたらしい。

 

「死因は出血死のようです。食われた跡から出血をしたものと考えられます」

 

生き地獄だったろう。生きたまま、何かのエサにされていた。ジワジワと食われていく恐怖、痛み、苦しみ、そして、死への恐怖…拷問である。

 

「権田腹氏は、関わりが無いと言っています」

 

見付かったきっかけは、権田腹の飼っている犬達が、ボールのような物で遊んでいたのを、彼をガードしていたSPが発見して、確かめると生首だったことが判明したそうで、邸内を捜索した結果、庭に二人の死体が埋められていたのを発見したそうだ。

 

何故か、SPに護られていた権田腹。要人では無いのにだ。安室に確認すると、理由は上からの指示だそうだ。上って誰だ?

 

------

 

「首だけ出して、土中に埋められたのかもしれませんね」

 

って、安室。死体検案書に目を通している。

 

体内からは、ミミズとかモグラの噛み痕とかが見付かっていた。

 

「拷問だな」

 

「そう…拷問です。彼は?しばらく見て居ないですけど」

 

「ヨーロッパへ出張中だそうだ。アリバイもある」

 

彼の復讐では無いのか?私も安室も、疑っているのだが…

 

「出国前に埋めたと考えられますが…」

 

「頭部は埋まっていなかった。発見日の前日に置かれたのであろう」

 

彼では無いと誰が?

 

 

 

---マッキー---

 

久しぶりに帰国…やることが多い。まず、クラリスを養生させる場所を探した。俺の住処では無理っぽいから。でも、彼女は一緒に住みたいと言う。香さんの許可も出た。部屋はかなめの隣ってことになってしまった。

 

次に、クラリスの形成手術を、頼める医療機関を探した。まだ、完全に修復できていないのだ。これはこれで大変な作業である。クラリスの戸籍は米国籍になった。FBIを通じて、米国への亡命ってことにして貰ったから。その為、保険の適用外であり、10割負担なのだ。金も稼がないと…

 

ルパンや不二子から金銭的な援助はあるが、アイツら、換金性の低い物ばかりを盗むから、少額な援助になってしまう。

 

そして、約1ヶ月振りに喫茶ポアロへ…

 

「だいぶ、疲れているようだな」

 

って、安室。

 

「あぁ、ナポリタン…ギブミー…」

 

「今、作るよ」

 

そうだ、蘭へメール…

 

『ナポリタン』

 

って送信した。

 

5分くらいして、蘭がやって来た。

 

「ケーキセットを1つ、お願いします♪」

 

「はい」

 

で、俺の前に座る。

 

「大変だったそうですね…」

 

「まぁ、それなりに…」

 

「私のことを覚えていてくれて嬉しいです」

 

蘭の言葉をスルーした。どう話せば良いのだろうか。会話がつらい。

 

「隣に座っていいですか?」

 

頷く俺。隣に席を移動してきた蘭。俺の手を握り、自分の腿の上に置いた。

 

俺は心ここに無し状態だったのか、蘭の胸に腕が抱かれて、蘭が泣いていることに気づいた。

 

「どうした?」

 

「心が疲弊しているみたいだから…私、何も出来無いのが悔しくて…」

 

「横にいてくれるだけでいいんだよ、蘭」

 

「うん♪」

 

--------

 

心身共にボロボロな俺…

 

「疲れているところ、悪いけど、仕事してくれるかな?」

 

あぁ、そうだ。金を稼がなきゃ…

 

「どんな仕事?」

 

「う~ん…親子のガード…」

 

多くを語らない香さんが、資料の束を渡してきた。目を通す俺…無理…これはダメでしょ?

 

「ねぇ、これはダメだよ~」

 

「相手の指名なんだよ。指名料も貰っているし」

 

少しは仕事を選ぼうよ、香さん。

 

翌日、ワーゲンもどきで、待ち合わせ場所へ向かった。

 

待ち合わせ場所は、英里のマンションの前…そこには、既に旅支度をした親子が待っていた。

 

「遅くなりました」

 

「槇村君、2泊3日の旅のガードよろしくね♪」

 

嬉しそうな顔の英里。

 

「槇村さん…どうして…」

 

戸惑う顔の蘭。

 

「仕事ですから」

 

営業スマイルで応じる俺。二人の荷物をトランクスペースに載せ、二人を後部座席に座らせた。そして、1泊目の場所へ出発した。にこやかな英里、戸惑っている蘭。俺は、どう接すれば良いんだ?そもそも、英里はどう出るんだ?

 

1泊目は、あの露天風呂付きの旅館だった。

 

「槇村君も、ここで寝てね」

 

って、英里…

 

「お母さん…どういうつもり?」

 

少しイラ立っているような蘭。

 

「娘と、その彼氏と…親子付き合いよ♪」

 

俺に近い英里。

 

「ねぇ、お母さん…彼をどうするの?」

 

俺の耳元でゴニョゴニョと悪魔の囁きをする英里。マジか?まぁ、依頼主だし…言われた通り、蘭の意識を狩った。

 

「じゃ、その子を拘束して♪」

 

蘭の服を脱がせ、全裸で手足を拘束した。腕を背中側で拘束した亀甲縛りである。それを軒に吊り下げた。膝で折り曲げ、足首は足の付け根で拘束してある。ケリを封じ込める作戦のようだ。最後に視界だけを奪った。全て英里の指示通りである。

 

そして、英里と露天風呂へ…英里のリクエストを叶えていく俺。1ヶ月女断ちをしていたので、心身とは逆に、アレは元気過ぎる。

 

「もっと、突いて…そう…壊れてもいいから…いいっ…」

 

蘭に聞こえていると思うんだけど…

 

「蘭…彼、いいわねぇ。私が貰っていいかな?」

 

蘭の耳元で囁く悪魔と化した英里。

 

「どうして…お母さん…」

 

英里と向き合いながら、二人で蘭の乳首を舐めて行く。

 

「やめて…こんなのはいやぁぁぁぁ~!」

 

「何言っているの?こんなに濡れちゃって…こんないやらしい身体に育っていたの?ねぇ、蘭。」

 

言葉責めの英里。乳首が立っていく。二人で蘭の耳タブをグミのように食す。身を捩り、喘ぐ蘭。そそる…

 

「ねぇ、私と蘭どっちがおいしそう?」

 

蘭の前で訊くのか…

 

「蘭かな…」

 

「ふ~ん。じゃ、お預けね」

 

って、俺と唇を重ねる英里。俺と抱き合い、俺と立位で交わる。音が蘭を襲っていく。

 

「酷いよ~、お母さん…どうして…」

 

蘭の乳房は何かに興奮して大きくなっていて、縄がグイグイと食い込んでいく。

 

「じゃ、蘭にはコレを貸してあげるわ♪」

 

特大のローター…そんな物を持って来たのか…ローターに何かの液体を振りかけて、蘭の体内へ入れていき、スイッチをオンにした。

 

「いや…ダメ…槇村さん、見ないで…こんな姿見られたく無い…」

 

「いいえ、見てあげて。私の娘のいやらしい身体をねぇ」

 

5分程すると、蘭はローターの刺激を受け入れ始め、愉しみ始めた。俺は、英里を後から責めている。

 

ローターで2,3度達した蘭。

 

「どうしたの?槇村君としたいのかな?」

 

頷く蘭。軒から下ろし、自分の股間を蘭に舐めさせている英里。

 

「ふ~ん、いいわよ、蘭。そうやって尽くしてね。私と槇村君に…」

 

足の拘束を解かれた蘭と英里が抱き合い、俺は蘭の後から後の穴と交わる。蘭は腰を動かし、前後の穴に刺激を与えている。二人の体液で英里の股間がずぶ濡れである。

 

蘭は体力、精力ともに目減りしたいるのか、荒い呼吸で横たわっている。そんな蘭を後から入れて抱き締めた俺。英里の悪魔的な指示である。前の穴には特大ローター、後の穴には俺、口は英里が襲い、乳首と乳房は俺と英里のバイブ四つの餌食になっていた。

 

蘭は自力で立てないようで、俺が支えている。

 

-------

 

翌朝…全身体液塗れの蘭を洗っていく。彼女の意識は無いようだ。生きている等身大人形のようである。洗いながした、蘭を交わる。特大ローターのせいか、何時もよりもガバガバな蘭…

 

「槇村さん…」

 

俺の耳元で蘭が囁いた。

 

そして、黒のワンピースを羽織らせただけの蘭を後部座席に置いた。中身はノーパン、ノーブラである。

 

「2泊目は、湖の畔の貸別荘よ♪」

 

蘭と対象的に、元気の良い英里。マジに、恋敵である娘を潰すつもりなのか?

 

 

 

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