※この作品はR-18です。

そっくりなアイツ   作:もっち~!

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SS:マッキーの事件簿 Part2

 

---マッキー---

 

公安ゼロ課からの依頼…安室の待つ部屋へ向かった。前回もそうだけど、香さんを通して仕事を出してくれる律儀な安室。公安がスィーパーに正式に仕事を依頼して大丈夫なのかと、俺だけが心配している、

 

「悪いな。今回もVRMMORPG絡みなんだよ…」

 

俺、実戦向きなんですが…戸籍が有った頃は、牧場を手伝っていたから、ゲームなんかする時間もなかったんですよ~!と、俺の心が叫ぶ。

 

また、資料の束を渡された。うん?今回のゲームはガンマン系なのか?

 

「GGOってゲームで、死銃事件って言うのが起きてな」

 

ゲーム内で撃たれた筈なのに、実際に死んで仕舞ったって…おいおい、マジかよ。

 

「プロとして、どう思う?」

 

公安が殺し屋に訊くなよ…

 

「有り得ない。トリックが有るんだろうな」

 

死体検案書に目を通す。死因は心臓麻痺?死体の状態は腐乱状態かぁ…

 

「筋肉弛緩系の薬剤の投与。腐食促進剤の塗布だな。腐乱状態だと、針の痕は見付からないから」

 

「なるほど…ウチと同じ見解だな」

 

「問題はどうやって、ゲームプレイヤーの住所を割り出したか?ゲーム内で撃たれた時刻に死亡した点を考えると、犯人は複数犯だな。一人はゲーム内、後は実行犯が数名だ」

 

「そうなるよな」

 

コイツ、俺の推理に期待はしていないようだ。そうなると…おいおい、囮か…

 

「なぁ、俺って囮?」

 

「ナポリタンの無料券を付けよう。どうかな?」

 

「若い子…」

 

「うん?売春の斡旋は、難しいなぁ。一応、警察組織だから…」

 

えぇぇぇぇ~!

 

「まぁ、ゲーム内で仲良くなって、どうこうっていうのは、警察は関与はしない。条例違反なんて、ことは言わないよ♪」

 

う~ん…同じ女性ばかりとプレイだとマンネリ化して…

 

「じゃ、プレイ場所も提供しよう。公安の囮売春宿だけど…」

 

そんな物があるのか…そそる…そして、俺は囮になることになった。

 

--------

 

まず、ゲームの基礎を習うことに…ゲームなんて、オセロ、トランプ、花札程度しかやらないし。将棋、囲碁、チェスなど長時間な物はしない。途中中断した場合、戦場では、次回に相手が生きている保障が無いからだ。

 

「まず、ギアにゲームをインストールして…」

 

公安の用意してくれた個室で、前回助けた明日奈が教師を、務めてくれた。

 

「このヘッドセットを頭に装着してください」

 

装着した。ゲーム中の俺の身体の変調を調べる為、身体に色々な電極が付いている。なんか、人体実験の素材になった気分である。

 

「じゃぁ、起動しますよ」

 

起動してくれた。目の前が光に包まれていく。そして、名前の入力?しばらく悩んでいると中断された。

 

「どうしましたか?」

 

明日奈に訊かれた。

 

「名前の入力って何?」

 

安室が頭を抱えている。どうした?

 

「ゲーム内のキャラの名前ですよ。本名で、仮名でも大丈夫です」

 

そうなのか。

 

再度起動してくれた。名前はアスナにしたら、ダメだった。じゃ、ジョン…ダメなのか。どうする。テッサ…ダメだ。後は…ナギ。本名にしたら通った。う~ん…複雑だ気分である。

 

そして、目の前に女性の教官が現れて、ゲームの説明をしてくれ、練習をさせられた。意外に難しい。実戦とは違い、ターゲットへガイドが出るのがウザい。あぁ、引き金に指を触れなければ出ないのか。

 

そして、ゲーム内へ…安室へどうやって連絡を取ればいいんだ?そもそも、ゲームの止め方を習っていない。どうすれば、抜け出せるんだ?

 

アスナ先生…心で叫ぶ。当然、返事は無い…

 

どうする?

 

『抜ける時は、メニューを開いて、ログアウトを選択だよ』

 

って、いきなり目の前に文字が出た。メニュー?これかな、目の前に表示されている『メニュー』を指で押した。おぉぉぉぉ~♪有った。『ログアウト』みっけ。これで安心だな。一旦抜け出て、GGOのレクチャーを受けた。

 

-------

 

翌日、先生は学校で昼間はいないそうだ。少しがっかりだ。あの笑顔が見られないなんて。で、起動をしてGGOの世界へ…

 

まず、武器を購入しないとダメらしい。武器ショップへ向かう。手持ちの金が少ない。気に入った武器が買えない。どうすれば、いいんだ?

 

怪しいお店を見つけた。中に入ると…怪しい武器がいっぱい。だけど、通常の物よりも高額である。困った。武器が無いと稼げない。

 

店主と相談して、持ち金で買える武器を出してもらった。おっ!レーザーナイフ…取り敢えず、2振り購入。1振りはローンだ。ナイフは人気が無いので、ローンでも良いらしい。ラッキーなのか?

 

早速、稼ぎに行く…対人戦…難しい。空気の鳴動を感じ無い。これはマズいかな?ゲーム内の3日目でローンを返済はしたが…う~ん…

 

黒ずくめの剣士に出逢った。強い…速いし、的確だし…でも、銃使いでは無いので、犯人では無いのだろうな。懐に入り首筋を斬り裂いて、殺した。実際には死なないので、罪悪感は無い。辻斬りをして、小銭を稼ぐ。

 

アスナ先生に、魔物を倒すと一攫千金だと、教えられた。なるほど、そんなのも、いるのか…早速、大金を目指して…ドロップ品って何だ?まぁ、貰える物は貰っておく。貰った物は、無限マガジン付きのワルサーP38…ルパンの愛銃である。無限マガジンがいいよね♪

 

-------

 

「次のイベントに出てくれ」

 

って、安室。次のイベント?安室が言うには、対人戦のバトルロイヤルらしい。生き残った長さ順に順位が決まるそうだ。

 

「生き残れば、優勝かな?」

 

「そうなる」

 

このゲームは、ゲーム内通貨を現実の通貨に返ることが出来る。お小遣いを稼がないと…

 

「私のボーイフレンドも出場するそうですよ」

 

って、アスナ先生…ボーイフレンドがいるのか…奪い取るか…

 

「名前は?」

 

「キリトくんだよ。黒ずくめの恰好だから、目立つと思うよ」

 

まさか、カモにしている剣士か?だったら、もっと痛そうな殺し方にするか。

 

「おい!悪い顔になっているぞ」

 

って、安室。

 

「えっ!アスナ先生の彼氏をボコろうなんて、思っていませんよ」

 

「はぁ?キリト君を?無理無理♪彼は最強なんだから」

 

カモにしていますが…小銭を稼がせて貰っています♪生き返るエリアの前で待ち伏せしてね…

 

-------

 

エントリーをしに行く。うん?住所を入力?あぁ、優勝賞金が贈られてくるのか。住処の住所を入力して、エントリー完了。

 

おっ!キリトを発見…アスナ以外の女性と個室へ入っていく。これは…鍵穴から除くと、キリトの目の前で服を脱ぐ女性。カメラ機能で撮影♪アスナ先生に見せようっと。

 

うん?イベント要旨を読んで見ると、予選はバトルロイヤルでは無いようだ。PVP…タイマンバトルなのか…決勝に残った30名でバトルロイヤルかぁ…

 

予選…勝ち進む。ゲーム内にも風は存在した。空気の鳴動は感じ無いが、風は感じられる。狙撃してきた弾をはじき、相手の首筋を斬り刻む。

 

で、決勝へ…決勝参加者の待合エリアに行くと、キリトがいた。

 

「おい!お前…アスナに何を見せたんだ!」

 

キリトが激怒している。あぁ、あの撮影した画像か?スルーする。

 

「おい!なんか言えよ!」

 

「二股はダメだよ♪」

 

それだけ、言っておく。人のことは言えないが…

 

 

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