---マッキー---
決勝戦…初期配置はランダムのようだ。10分ごとにGPS付きの電子マップ装置に、現在位置が表示されるらしい。
キリトはどこだ?
黒ずくめを発見…キリトか?襲い掛かる。
が、女性だった。呆気なく首筋から血柱が上がる女性。しまった。女性なら、愉しんでからでも良かったなぁ…後悔後を…
今度は海坊主のような大男を発見。首筋ががら空きだ♪血柱を上げて、倒れる大男。
始めのスキャンまでに15名ほど消した。キリトはどうした?1回目のスキャン開始。うん?いない…やられたのか?
失格者と生き残りの人数を足すと、30名に足り無い。スキャンって、回避出来るのか?キリトは女としけ込んだのか?どこに?
うん?風がおかしい。一瞬風向きが変わった気がする。次の瞬間、銃弾が飛んできた。誰もいない方角から。ナイフで弾く。まさか、アスフィのような透明マント持ちがいるのか?それは厄介だな。
待てよ…被害者はどうやって住所がバレたんだ?犯人は運営会社か?エントリーの時に住所を入力させて…もう1つの可能性…透明マントのアスフィが背後にいて、見ていたとか。見えない襲撃者からの銃弾を弾きながら、考える俺。
あのマントは透明になるだけかな?防弾能力付きだと厄介だ。相手の銃弾をナイフで弾きながら、襲撃者を撃った。
「うっ!」
うめき声だ。ヒットしたか?
血柱のエフェクトは有ったが、傷口からの血の滴下は再現されないようだ。厄介だな。2分で再生しちゃうんだよな。何かでマーキングしないと…うん?足音は消せないようだ。付いていこうかな♪
追跡途中で海坊主のようなデカい女を発見。アイツは餌食にされるのか?足音は去って行く。女は俺に取って置いてくれたのか?このゲームの女体って、どうなんだろうか?下着姿はキリトの逢い引き現場で目撃した。下着の下はどうなっているんだ?
俺は本来の目的以外のことに興味を持ってしまった。
デカい女を襲う。殺さないように、ジワジワと…そう、敵の女捕虜をいたぶるように♪
「貴様!何をするんだ!」
胸の柔らかさは再現されている。あそこは、どうなんだ?って、後から銃弾の気配。避けるとデカい女の額が撃ち抜かれた。
あくまで俺に狙いなのだな♪
女を俺から奪うとは…後悔させてやる。
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執拗に見えない敵を追う。途中遭遇した奴は女以外、消して行く。3回目のスキャン…相変わらずキリトと後1名が表示されない。どこにしけ込んだんだ?2時間コースか?
で、俺の追っている奴の名前は、『Sterben』という名前らしい。ドイツ語か?ドイツの傭兵なのか?傭兵対決かぁ。いいなぁ~♪
って、残り4名だったな。俺とアイツ、キリト。そうなると、このシノンっていうのが、キリトの女か?いや、こいつしか女はいないのか?う~ん…
って、善からぬ事を考えて居ると、つい、うっかり…何時ものように、相手を殺してしまった…P38は射程がライフル並に無いので、怪しい武器屋に大金を渡し、違法改造して貰った。ライフルモードってやつを組み込んでもらった。飛距離はライフル並になっている。仕組みは秘密だそうだ。なので、俺は知らない。
ドイツの傭兵の透明マントは奪えるのか?試しに奪って見た。俺のストレージに入れると、何故か俺の物になった。チートアイテムだと、奪えるのかな?俺は、この透明マントを装着して、キリトをボコって、女を奪おうと思った。
4回目…俺しかスキャンされない。どうしろって言うんだ?後2名はどこ?
5回目…まだいない…
6回目…表示された。二人とも寄り添っているようだ。
---アスナ---
う~ん…これは、どういうことなの?ねぇ、キリト君。
大画面でイベントの状況が映し出されているのだが、キリト君は洞窟で女性と添い寝をしていた。で、ナギさんは突然姿が消えた。
ハラスメントコードって言うのがあって、相手の同意が無いと、ハラスメント行為は出来ない仕組みである。これって、相手の女性の同意があったのだろう。当事者達は、見られているとも知らないで、結構大胆なことをしている。
仮想現実だから、できるのか?現実では奥手な彼なのに…
---マッキー---
洞窟に着いた。おぉ~、やっていいのか?先ず、キリトの首筋から血柱を上げて貰い、キリトの女に…あれ?出来ない…キリトは出来たのに何で?
相手の女性は、丸い玉を持って、何かのスイッチを押した。なんと10カウント後に俺は死んだ。あれってパイナップルのようだった。
死に戻って、イベント会場へ戻ると、優勝者は俺とシノンになっていた。見えない俺と心中したってことか。それは賢い選択である。
会場の隅ではキリトが、違う女性にどやされていた。あれって、アスナ先生に似ているけど…
「先生?」
「えっ?あぁ、ナギさん、優勝おめでとうございます」
キリトの前で俺に抱きついて来たアスナ。胸の感触が良いです。実際と同じが是非、検証はしてみたい。
「どうして、消えたんですか?」
「あぁ、殺した相手の持っていた消えるマントっていうチートアイテムを強奪したからだ」
「死体から強奪出来るんですか?」
「通常アイテムは出来ないよ」
それは検証済みである。
「で、俺のカモは、なんで吊し上げられているんだ?」
「カモ?まさか、ナギさんのカモって、キリト君なの?ねぇ、キリト君、どうなの!」
力無く頷くキリト。心が折れたようだ。
「先生に質問!なんで、キリトは出来て、俺は出来ないんだ?」
「ハラスメントコード…相手の同意が無いと出来無いのよ。ねぇ、キリト君♪」
あぁ、それで吊し上げられていたんだな。ここは気配を消して、トンズラだな。痴話ゲンカに巻き込まれたくは無い。
「おい!お前!今度はチーム戦で勝負しろ!」
って、最初に屠った女に言われた。名前は『ピトフーイ』と表示されている。
「時間があればな!」
デカ女も見つけた。仲間達だろうか?柄の悪そうな女達に囲まれている。名前は『エヴァ』かぁ。女海坊主にすれば良いのに…俺はログアウトした。
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俺を殺しに来たバカがいたらしい。入力した住所はリョウ所有のマンションだ。殺し屋の巣窟に、がち込むってバカだろ?武器は、予想通り、筋肉弛緩薬と、腐敗促進剤だったらしい。無事に警察に逮捕されたそうだ。
これで、一件落着か?
しかし、安室に安否確認を頼まれた。朝田 詩乃って女だそうだ。詩乃?まさか、シノンか?狙われているのか?渡された住所へ急ぐ俺。現着すると、電気メータを確認…いるようだ。鍵を確認すると、開いている。中に入ると、無抵抗な女の服を脱がす男。無抵抗って語弊があるな。たぶん、筋肉弛緩剤を投与されて、動けないのだろう。ぐったりとしている。男の意識を狩り取り、安室に渡された解毒作用のある薬剤を、全裸の女に入れた。ついでに?俺も入った。入れたまま、全身をマッサージして上げる。
ぱっこん!
後頭部を叩かれた。
「お前、何をしているんだ?」
冷たい視線を送って来たテッサ。
「いや、全身をマッサージしているんだが」
「入れる必要は有るのか?」
「有るよ、内臓もマッサージしないとダメだ」
「そういう物なのか?」
いや、入れる必要は無いが、前線には出たことの無いテッサは、知らないのか、納得している。彼女の心臓の鼓動が正常に近づいて来た。俺は彼女から離れ、服を着、犯人を連れ去る。テッサの監視下で…